JP5062876B2 - シート穿孔装置 - Google Patents
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Description
フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、前記複数のパンチに対応したダイス孔とを備え、駆動機構の回転運動がカム機構により前記複数のパンチの穿孔方向の往復動に変換されて前記複数のパンチと前記ダイス孔との協働によりシート材に孔列が形成されるシート穿孔装置において、
前記フレームの長手方向に沿って往復動可能な第1スライドアームおよび第2スライドアームを有する複数のスライドアームと、
前記複数のパンチのうちの第1パンチ群と前記第1スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第1スライドアームの往復動を前記パンチの一群の穿孔方向の往復動に変換する第1リンク群と、
前記複数のパンチのうちの第2パンチ群と前記第2スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第2スライドアームの往復動を前記パンチの他群の穿孔方向の往復動に変換する第2リンク群とを備え、
前記駆動機構は、駆動源と、その駆動源の回転駆動力を伝達可能にギヤ結合された第1駆動ギヤおよび第2駆動ギヤを有し、
前記カム機構は、前記第1スライドアームに設けられて同第1スライドアームを往復動させる第1アーム動作部、および前記第1スライドアームの往復動を禁止する第1アーム動作禁止部を有する第1カムと、
前記第1駆動ギヤまたは同第1駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記第1カムに係合する第1カムフォロアと、
前記第2スライドアームに設けられて同第2スライドアームを往復動させる第2アーム動作部、および前記第2スライドアームの往復動を禁止する第2アーム動作禁止部を有する第2カムと、
前記第2駆動ギヤまたは同第2駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記第2カムに係合する第2カムフォロアとで構成されてなり、
前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作部に係合しているときは、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作禁止部に係合し、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作部に係合しているときは、前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作禁止部に係合するように設定されていることを特徴とする。
前記第1アーム動作禁止部および前記第2アーム動作禁止部は、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち、中心線の曲率半径が前記各係合ピンの軸心が描く円軌跡の回転半径と同一に設定された曲線溝部で構成され、前記第1アーム動作部および前記第2アーム動作部は、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうちの直線溝部で構成されていることも可能である。なお、第1カムおよび第2カムのカム溝の各直線溝部は、真っ直ぐな直線形状のものに限らず、各スライドアームの往復動に影響を与えない範囲で曲率を持たせるようにしたものも含まれる。このように、カム溝の各直線溝部に曲率を持たせるようにすれば、例えば、各スライドアームの動き出しの速さを緩やかに設定することができ、パンチの動き出しを滑らかにすることが可能である。
以下に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明によるシート穿孔装置を画像形成装置のフィニッシャーに適用したものの外観またはその構成部品を示していて、このシート穿孔装置においては、長尺状かつ略U字状に形成されて複数のダイス孔11a〜11eを有するダイフレーム11と、長尺状かつ略矩形筒状に形成されてパンチ21〜25、リンク31〜35、駆動機構40およびスライドアーム51,52を組み付けたフレーム12とが、ダイフレーム11の曲げ成形によってシート材を挿通可能な所定の間隔に対向配置された状態で固定されている。なお、この間隔は、間隙形成板材を介在させることによって得ることも可能である。
上記第1実施形態においては、カム溝51b,52bにおける直線溝部51b2,52b2の溝中心線K1,K2が係合ピン44a,63aの回転軌跡中心O1,O2に対して曲線溝部51b1,52b1とは反対側にオフセットされた位置に配置されるように実施した。これにより、係合ピン44a,63aの僅かな回転動作でスライドアーム51,52が往動しなくなって、パンチの早めの往動に起因した例えばシートとの引っ掛かり等を効果的に防止することができた。しかし、これに代えて、例えば図14にてスライドアーム51を代表して示すように、カム溝51bにおける直線溝部51b2を、その溝中心線K1が係合ピン44aの回転軌跡中心O1を通る位置に配置するように実施することも可能である。
上記第1実施形態等においては、スライドアーム51,52を、フレーム本体12b内にてパンチ21〜25を挟んで対向して配置するように実施したが、これに代えて、例えば図15〜図20に示すように、フレーム本体12b内の片側壁側に重ねて配置するように実施することも可能である。なお、この第2実施形態の他の構成については、上記第1実施形態等と同様であるので、上記第1実施形態等と同じ部材または同一の機能を果たす部材には同一の符号を含む100番台の符号で表示することとして、詳細な説明は省略する。
11a〜11e ダイス孔
12 フレーム
21〜25 パンチ(21,23,25(第1パンチ群)、22,24(第2パンチ群))
31〜35 リンク(31,33,35(第1リンク群)、32,34(第2リンク群)
31a〜35a 支持ピン
31b〜35b アーム部
31c〜35c パンチ支持ピン
40 駆動機構
41 電動モータ(駆動源)
43 駆動ギヤ(第2駆動ギヤ)
44 駆動ギヤ(第1駆動ギヤ)
44a 係合ピン(第1カムフォロア)
51 スライドアーム(第1スライドアーム)
51b カム溝
51b1 曲線溝部(第1アーム動作禁止部)
51b2 直線溝部(第1アーム動作部)
52 スライドアーム(第2スライドアーム)
52b カム溝
52b1 曲線溝部(第2アーム動作禁止部)
52b2 直線溝部(第2アーム動作部)
53,54 引っ張りばね(付勢部材)
63 センサフィラー(回転部材)
63a 係合ピン(第2カムフォロア)
Claims (5)
- フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、前記複数のパンチに対応したダイス孔とを備え、駆動機構の回転運動がカム機構により前記複数のパンチの穿孔方向の往復動に変換されて前記複数のパンチと前記ダイス孔との協働によりシート材に孔列が形成されるシート穿孔装置において、
前記フレームの長手方向に沿って往復動可能な第1スライドアームおよび第2スライドアームを有する複数のスライドアームと、
前記複数のパンチのうちの第1パンチ群と前記第1スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第1スライドアームの往復動を前記第1パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第1リンク群と、
前記複数のパンチのうちの第2パンチ群と前記第2スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第2スライドアームの往復動を前記第2パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第2リンク群とを備え、
前記駆動機構は、駆動源と、この駆動源の回転駆動力を伝達可能にギヤ結合された第1駆動ギヤおよび第2駆動ギヤを有し、
前記カム機構は、前記第1スライドアームに設けられて同第1スライドアームを往復動させる第1アーム動作部、および前記第1スライドアームの往復動を禁止する第1アーム動作禁止部を有する第1カムと、
前記第1駆動ギヤまたは同第1駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記第1カムに係合する第1カムフォロアと、
前記第2スライドアームに設けられて同第2スライドアームを往復動させる第2アーム動作部、および前記第2スライドアームの往復動を禁止する第2アーム動作禁止部を有する第2カムと、
前記第2駆動ギヤまたは同第2駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記第2カムに係合する第2カムフォロアとで構成されてなり、
前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作部に係合しているときは、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作禁止部に係合し、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作部に係合しているときは、前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作禁止部に係合するように設定されていることを特徴とするシート穿孔装置。 - 前記第1カムおよび前記第2カムは、略D字状またはD字を左右に反転した略逆D字状のカム溝を有する溝カムであり、前記第1カムフォロアは、前記第1駆動ギヤまたは同第1駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に突設されて前記第1カムのカム溝に係合可能な第1係合ピンであり、前記第2カムフォロアは、前記第2駆動ギヤまたは同第2駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に突設されて前記第2カムのカム溝に係合可能な第2係合ピンであり、
前記第1アーム動作禁止部および前記第2アーム動作禁止部は、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち、中心線の曲率半径が前記各係合ピンの軸心が描く円軌跡の回転半径と同一に設定された円弧状の曲線溝部で構成され、前記第1アーム動作部および前記第2アーム動作部は、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうちの直線溝部で構成されている請求項1に記載のシート穿孔装置。 - 前記第1駆動ギヤと前記第2駆動ギヤは、歯数が同じで互いに逆回転する駆動ギヤであり、前記第1カムと前記第2カムのカム溝は、同じ輪郭の略D字状または略逆D字状に形成されていて、前記第1駆動ギヤと前記第2駆動ギヤの回転に応じて前記第1カムフォロアと前記第2カムフォロアとが互いに反対方向に同じ角度だけ回るように設定されている請求項2に記載のシート穿孔装置。
- 前記第1スライドアームと前記第2スライドアームとは、前記フレーム内にて前記複数のパンチを挟んで対向配置され、または前記フレーム内の片側壁側に重ねて配置されていて、前記フレームとの間に介装された付勢部材により初期位置に戻る方向へ付勢されている請求項1ないし3のうちの何れか一つに記載のシート穿孔装置。
- 前記駆動源は、1つの電動モータで構成されている請求項1ないし4のうちの何れか一つに記載のシート穿孔装置。
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JP2006324301A JP5062876B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | シート穿孔装置 |
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JP2006324301A Active JP5062876B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | シート穿孔装置 |
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