JP5884644B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、クッション材と、クッション材を被覆の表皮材と、取付け部(クッション材の溝部に表皮材一部を吊込み状に取付けてなる部位)を備えた車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、シートクッションとシートバックを備えた車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。
シートクッションは、クッション材と、表皮材と、取付け部を有する。クッション材は、シート外形をなして乗員を弾性的に支持する部材であり、シート幅方向に延びる凹部(溝部)を有する。また表皮材は、クッション材を被覆する袋状部材である。
そして取付け部は、表皮材一部をクッション材に吊込み状に固定する部位であり、吊込ワイヤと、固定ワイヤと、リング部材(略C字状の部材)を有する。ここで吊込ワイヤは、直線状に延びる棒状部材であり、溝部に沿って配置可能である。また固定ワイヤは、全長にわたって上下に蛇行する波形の棒状部材であり、山部と谷部を備える。
公知技術では、吊込ワイヤを、表皮材一部に取付けるとともに、固定ワイヤを、クッション材の溝部(シート幅方向に延びる凹部)に配設する。
このとき固定ワイヤの山部を溝部内に露出させつつ、同ワイヤ材の谷部をクッション材に埋設する。そして表皮材一部を吊込ワイヤとともに溝部内に吊込みつつ、固定ワイヤにリング部材にて連結することにより、クッション材に吊込み状に固定する。そして乗員着座時の押圧により固定ワイヤ(波型)が撓むなどして、クッション材の着座性を比較的好適に維持できる。
実開平5−28300号公報
ところで典型的な車両用シートでは、シートクッション中央に乗員臀部が配置する(中央に最も押圧力がかかる)。しかし公知技術では、固定ワイヤ全体が波状に湾曲することから、全体的に同様の撓み度合いを有する。このため公知技術の構成では、乗員の着座状態(押圧力)に応じて、シート構成部材をメリハリ良く撓ませるにはやや不向きな構成であった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シート構成部材をメリハリ良く撓ませることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を有する。そしてシート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆可能な表皮材と、クッション材に表皮材の一部を吊込み状に取付けてなる取付け部とを備える。この種のシート構成では、シート構成部材をメリハリ良く撓ませられることが望ましい。
そこで本発明では、取付け部が、乗員着座時に押圧される第一部位と、第一部位よりも押圧がかかりにくい第二部位とを有するとともに、第一部位が、第二部位よりも押圧にて撓みやすい構成である。
本発明では、第一部位(着座時に比較的強く押圧される部位)が撓みやすいため、乗員着座時の押圧に応じて、シート構成部材をメリハリ良く撓ませることができる。
また発明の車両用シートは、上述の第二部位が、クッション材の溝部に設けられた固定ワイヤと、表皮材に設けられて固定ワイヤに対面配置可能な吊込ワイヤとを有する。そして第一部位の表皮材とクッション材の双方が、第二部位の表皮材とクッション材よりも押圧にて撓みやすい構成である。
本発明では、第二部位が、固定ワイヤと吊込ワイヤをリング部材で連結して構成されるため、クッション材に対して表皮材一部を比較的強固に取付けることができる。そして第一部位において、表皮材とクッション材の双方を比較的撓みやすくしたことにより、シート構成部材を更にメリハリ良く撓ませることができる。
発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートにおいて、取付け部がシート幅方向に線状に延びて形成されて、乗員の押圧を受けやすい部位に配置される(効率良く撓ませることができる)。
本発明に係る第1発明によれば、シート構成部材をメリハリ良く撓ませることができる。また第発明によれば、シート構成部材を更にメリハリ良く撓ませることができる。そして第発明によれば、乗員着座時の押圧力に応じてシート構成部材をメリハリ良く撓ませることができる。
車両用シートの斜視図である。 クッション材の斜視図である。 各ワイヤ材の配置位置を示すクッション材の概略正面図である。 シートバック一部の縦断面図であり、(a)は、図3のA−A線に相当する位置の図であり、(b)は、図3のB−B線に相当する位置の図である。 シートバック一部の横断面図であり、図3のC−C線に相当する位置の図である。 (a)〜(d)は、変形例にかかるワイヤ材の図である。 (a)は、本実施例にかかるワイヤ材の図であり、(b)及び(c)は、変形例にかかるワイヤ材の図である。 シートクッションとシートバックのクッション材の正面図である。 シートクッションとシートバックのクッション材の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図9を参照して説明する。なお各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを適宜付す。なお図では、適宜上、乗員に符号PAを付すこととする。
図1の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F,8F)と、シート外形をなすクッション材(6P,6P,8P)と、クッション材に被覆の表皮材(6S,6S,8S)を有する。
<実施例1>
シートバック6は、基本構成(6F,6S,6P)と、メイン部6aと、サイド部6bと、複数の取付け部24〜26を有する(図1を参照、各部の詳細は適宜後述する)。
ここでメイン部6aは、シートバック6中央の平坦部位であり、乗員の胴体部(背部や腰部等)に対面可能である。そしてメイン部6aでは、乗員の着座により中央部分に最も押圧力がかかり、サイド部6bに向かうにつれて次第に押圧力が弱まる。例えば本実施例では、成人男性のヒップポイントHPからトルソラインTLに沿って乗員が当接する範囲(トルソラインTLに沿ってバック下縁〜HP+500mmの範囲)においてクッション材6Pに乗員の押圧力がかかる(図9を参照)。このときメイン部6aの下部中央に乗員腰部が強く当接するなどして、同部の側部よりも強く押圧されることとなる。
またサイド部6bは、メイン部6aの側方に配置してシートバック6の着座側に突出する部位である。
本実施例では、クッション材6Pを、フレーム部材6F(アーチ状の枠体)上に配置する。そしてクッション材6Pを表皮材6Sで被覆しつつ、各取付け部24〜26において、クッション材6Pに表皮材一部(中表部16)を吊込み状に取付ける(図4を参照)。
そして着座状態の乗員を、クッション材6Pにて弾性的に支持するのであるが、この種のシート構成では、乗員着座時の押圧に応じて、シートバック6をメリハリ良く撓ませられることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成によって、シートバック6をメリハリ良く撓ませることとした。以下、各構成について詳述する。
[表皮材]
表皮材6Sは、複数の表皮ピース(第一ピース16a,第二ピース16b,第三ピース16c、一対の第四ピース16d)を袋状に縫合されてなる(図1、図4及び図5を参照)。
第一ピース16a〜第三ピース16cは、それぞれクッション材6P中央(メイン部6a)を覆う部材である。本実施例では、第一ピース16aが中央下部を被覆し、第二ピース16bが中央途中を被覆し、第三ピース16cが中央上部を被覆する。また一対の第四ピース16dは、それぞれクッション材6P側部(サイド部6b)を覆う部材である。
そして本実施例では、隣り合うピース端部をそれぞれ内折状に重ね合わせて、中表部16を形成する(図4を参照)。中表部16(表皮材一部)は、シート内方に突出して、シート幅方向又は前後方向に延びる線状となる。そして中表部16を、後述の各取付け部24〜26においてクッション材6Pに吊込み状に取付ける。
[クッション材]
クッション材6Pは、乗員を弾性的に支持する部材であり、複数の溝部21〜23と、貫通孔6Hを有する(図1〜図5を参照)。
ここでクッション材6Pの材質は特に限定しないが、弾性的に伸縮可能な樹脂を用いることが望ましい。この種の樹脂として、ポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)を用いることができる。なおクッション材6Pの着座面側に、面状のパッド材6PAを配置して、シートの着座性を向上させることができる。
また貫通孔6Hは、クッション材6Pを厚み方向に貫通する孔部であり、例えばエアバッグ(図示省略)の膨張方向を規制するための部位である。本実施例では、サイド部6bの途中に貫通孔6Hが形成されており、後述の側方溝部23に近接配置する。
そして複数の溝部(中央溝部21,22、側方溝部23)は、いずれも線状の凹部位であり、クッション材6Pの着座側に穿設できる(図2〜図5、図8及び図9を参照)。
中央溝部21,22は、シート幅方向に延びる凹部位であり、側方溝部23は、(起立状態のシートバック6を基準として)シート上下方向に延びる凹部位である。これら中央溝部21,22と側方溝部23は、複数の孔部H(一段深い部分)を有しており、各ワイヤ材(後述)を部分的に露出可能である(図2及び図4を参照)。
本実施例では、一対の側方溝部23を、それぞれメイン部6aとサイド部6bの間に形成する。つぎに一対の中央溝部(第一中央溝部21,第二中央溝部22)を、それぞれメイン部6aを横断して並列状に形成しつつ、同溝部両端をそれぞれ側方溝部23に連通する。
そして第二中央溝部22を、メイン部6aの上部に配置するとともに、第一中央溝部21を、メイン部6aの下部(第一中央溝部21よりも下方)に配置する。このとき第一中央溝部21を、例えば成人男性のヒップポイントHPからトルソラインTLに沿って±50mm〜500mm上方に形成することが望ましい(図9を参照)。そして乗員着座時において、第一中央溝部21の中央(メイン部6aの下部中央)に、乗員腰部(骨盤,仙骨,腰椎にて構成される箇所)等が当接するなどして比較的強く押圧されることとなる。
[取付け部]
複数の取付け部(一対の中央取付け部24,25、一対の側方取付け部26)は、クッション材6Pに表皮材一部(中表部16)を吊込み状に取付け可能な部位である(図1、図3〜図5を参照)。
本実施例の各取付け部24〜26は、対応する各溝部(中央溝部21,22,側方溝部23)に沿って形成できる。第一中央取付け部24は、第一中央溝部21に沿って形成されてシート幅方向に延びる。また第二中央取付け部25は、第二中央溝部22に沿って形成されて第一中央取付け部24の上方に並列配置する。そして一対の側方取付け部26は、それぞれ側方溝部23に沿って形成されており、(起立状態のシートバック6を基準として)シート上下方向に延びる。
そして本実施例の各取付け部24〜26は、クッション材側のワイヤ材Y1〜Y3と、表皮材側のワイヤ材Y4〜Y7と、リング部材RMを有する(図3〜図5を参照)。リング部材RMは略C字状の部材であり、工具などによって閉め状態(略O字状)となる。
ここで第一ワイヤ材Y1は、略長方形状(両中央溝部21,22を網羅可能な形状)の棒状部材であり、上部ワイヤYaと、下部ワイヤYbと、これらの端部を連結する一対の連結ワイヤYcを有する(図3及び図7(a)を参照)。そして本実施例の第一ワイヤ材Y1は、下部ワイヤYb側が二分割されて中央に分断部D1を有する。なお分断部D1の寸法は特に限定しないが、本実施例では一人乗り用のシートを想定して10mm程度に設定できる。
(第一中央取付け部,固定ワイヤ,吊込ワイヤ)
第一中央取付け部24は、第一部位24aと、一対の第二部位24bと、複数のワイヤ材(下部ワイヤYb,第四ワイヤ材Y4)と、リング部材RMを有する(図1、図3〜図5を参照)。
第一部位24aは、第一中央溝部21の中央(メイン部6aの下部中央)に形成される部位であり、一対の第二部位24bは、それぞれ第一中央溝部21の側部に形成される部位である。
そして下部ワイヤYbでは、分断部D1の両側に配置するワイヤ部分(固定ワイヤ)が、それぞれ第二部位24bに沿って配置可能な長さ寸法を有する。また第四ワイヤ材Y4は、下部ワイヤYbと同形同寸の棒状部材であり、中央に分断部D2を有する。
本実施例では、第一中央溝部21の側部(第二部位に相当する位置)に、下部ワイヤYbのワイヤ部分(固定ワイヤ)を埋設する(図4及び図5を参照)。また第一中央溝部21の中央(第一部位に相当する位置)に分断部D1を配置する。
また表皮材一部(中表部16)の側部に第四ワイヤ材Y4(吊込ワイヤ)を取付けるとともに、表皮材一部の中央に分断部D2を配置する。このとき第一ピース16aと第二ピース16bの端部(中表部16)に略長方形状の布材17を内折しつつ取付ける。そして布材17の内部に第四ワイヤ材Y4を挿入して、シート幅方向に延設(下部ワイヤYbに対面可能に配置)する。
こうすることで第一部位24aに、各ワイヤ材の分断部D1,D2が配置されて、比較的撓みやすい構成とされる。また一対の第二部位24bに、下部ワイヤYb(固定ワイヤ)と第四ワイヤ材Y4(吊込ワイヤ)がそれぞれ配設されて、比較的撓みにくい構成とされる。
(第二中央取付け部)
第二中央取付け部25は、複数のワイヤ材(上部ワイヤYa,第五ワイヤ材Y5)と、リング部材(図示省略)を有する(図1及び図3を参照)。
上部ワイヤYa(直線状)は、第二中央溝部22に沿って配置可能な長さ寸法を有する。また第五ワイヤ材Y5は、上部ワイヤYaと同形同寸の棒状部材である。
本実施例では、上部ワイヤYaを、第二中央溝部22に埋設するとともに、第五ワイヤ材Y5を表皮材一部(中表部)に取付ける。このとき第五ワイヤ材Y5を、第二ピース16bと第三ピース16cの端部(中表部)に取付けて、上部ワイヤYaに対面配置する。
(側方取付け部)
各側方取付け部26は、第二ワイヤ材Y2(第三ワイヤ材Y3)と、第六ワイヤ材Y6(第七ワイヤ材Y7)と、リング部材(図示省略)を有する(図1及び図3を参照)。
第二ワイヤ材Y2(第三ワイヤ材Y3)は略直線状の部材であり、側方溝部23に沿って配置可能な長さ寸法を有する。第三ワイヤ材Y3は、途中の屈曲部分にてクッション材6Pの貫通孔6Hを回避可能である。また第六ワイヤ材Y6(第七ワイヤ材Y7)は直線状の棒状部材であり、第二ワイヤ材Y2(第三ワイヤ材Y3)とほぼ同寸法を有する。
本実施例では、第二ワイヤ材Y2(第三ワイヤ材Y3)を、側方溝部23に埋設するとともに、第六ワイヤ材Y6(第七ワイヤ材Y7)を表皮材一部(中表部)に取付ける。このとき第六ワイヤ材Y6を、第四ピース16dと中央の表皮ピース16a〜16cの端部に取付けて、第二ワイヤ材Y2に対面配置する。また同様に第七ワイヤ材Y7を、各表皮ピースの端部に取付けて、第三ワイヤ材Y3に対面配置する。
[表皮材の被覆作業]
図1、図3〜図5を参照して、クッション材6Pを表皮材6Sで被覆しつつ、中表部16を、複数の溝部21〜23にそれぞれ吊込み状に取付ける(各取付け部24〜26を形成する)。
このとき本実施例では、各取付け部24〜26において、クッション材6P側のワイヤ材(例えばYb)と、表皮材6S側のワイヤ材(例えばY4)を、それぞれリング部材RMにて連結することで、中表部16を、複数の溝部21〜23に吊込み状に取付けることができる。
そして上述の構成では、乗員の着座状態(押圧力)に応じて、シート構成部材をメリハリ良く撓ませられることが好ましい。例えば本実施例では、メイン部6aの下部中央(第一中央取付け部24の中央)に乗員腰部が当接するなどして比較的強く押圧されることとなる。
そこで本実施例では、第一中央取付け部24に、第一部位24aと、一対の第二部位24bを設ける。そして第一部位24a(第一中央取付け部24の中央)に、各ワイヤ材の分断部D1,D2を配置する(図4(b)を参照)。こうすることで第一部位24aにおいて、クッション材6Pと表皮材6Sの双方が第二部位24bよりも押圧により撓みやすい構成とされる。
また第二部位24bにおいて、下部ワイヤYb(固定ワイヤ)と第四ワイヤ材Y4(吊込ワイヤ)をリング部材RMで連結する(図4(a)を参照)。こうすることで第二部位24bにおいて、クッション材6Pに対して中表部16を比較的強固に吊込み状に取付けることができる。
そして乗員が着座して第一部位24aが強く押圧されると、下部ワイヤYbと第四ワイヤ材Y4が、第一部位24aを中心として略横V字状に変位する。これにより第一中央取付け部24においてシートバック6が凹状に撓み変形するなどして、乗員着座時の押圧に応じてメリハリ良く撓ませることができる。
以上説明したとおり本実施例では、第一部位24aが、第二部位24bよりも押圧により撓みやすいため、乗員着座時の押圧に応じて、シートバック6をメリハリ良く撓ませることができる。
また本実施例では、第二部位24bが、固定ワイヤと吊込ワイヤをリング部材RMで連結して構成されるため、クッション材6Pに対して表皮材6S一部を比較的強固に取付けることができる。そして第一部位24aにおいて、表皮材6Sとクッション材6Pの双方を比較的撓みやすくしたことにより、シートバック6を更にメリハリ良く撓ませることができる。
そして本実施例では、第一中央取付け部24がシート幅方向に延びて形成される(乗員の押圧を受けやすい部位である)。
[変形例]
ここで各ワイヤ材は、上述の構成のほか、各種の構成をとることができる(図6及び図7を参照)。
例えば変形例1では、下部ワイヤYB1(固定ワイヤ)の中央を略U字状に屈曲させて変形部CM1を形成する(図6(a)を参照)。そして第一部位に変形部CM1を配置することで、比較的撓みやすくすることができる。
また変形例2では、下部ワイヤYBの中央にヒンジ構造を設けて(変形部CM2を形成して)、第一部位を比較的撓みやすくすることができる(図6(b)を参照)。
また変形例3では、下部ワイヤYBの中央に、弾性的に変形可能な略直線状の変形部CM3(ゴム又はエラストマ又は樹脂製)を設けて、第一部位を比較的撓みやすくすることができる(図6(c)を参照)。そして変形例4では、下部ワイヤYBの中央に、弾性的に変形可能な略U字状の変形部CM4を設けて、第一部位をさらに撓みやすくすることができる(図6(d)を参照)。
また本実施例では、第一ワイヤ材Y1を一つの部材で形成する例を説明したが、複数のワイヤ材にて形成することもできる。
例えば上部ワイヤと、下部ワイヤ(一対のワイヤ)をそれぞれ個別の部材とすることもできる(3本のワイヤ材にて第一ワイヤ材を形成することもできる)。
また変形例5では、第一ワイヤ材Y1aを、個別のワイヤ材で作成しつつ、上部ワイヤYaの中央に当たる部位をカシメるなどして(連結部JMを形成して)一体化することもできる(図7(b)を参照)。
また変形例6では、第一ワイヤ材Y1bを、一対のワイヤ材X1,X2(個別のワイヤ材)にて構成できる(図7(c)を参照)。各ワイヤ材X1,X2は、それぞれ略横U字状のワイヤ材であり、上部ワイヤの一部(Ya1)と、下部ワイヤの一部(Yb1)と、連結ワイヤYcを有する。そして一対のワイヤ材X1,X2を離間配置する(第一ワイヤ材Y1bを形成することで)、上部ワイヤに分断部D3が形成され、下部ワイヤに分断部D1が形成されることとなる。
<実施例2>
本実施例の車両用シートは、実施例1の車両用シート2とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例のシートクッション4は、メイン部4aと、サイド部4bと、複数の取付け部(第三中央取付け部27,一対の側方取付け部28)を有する(図1及び図8を参照)。
第三中央取付け部27は、メイン部4a前部の第一中央溝部21aに沿って形成されてシート幅方向に延びる。また一対の側方取付け部28は、それぞれ側方溝部23aに沿って形成されておりシート前後方向に延びる。
そして本実施例では、クッション材4Pの前縁から後縁の範囲においてクッション材6Pに乗員の押圧力がかかる(図9を参照)。このときメイン部4aの前部中央に乗員臀部や脚部が強く当接するなどして、同部の両側よりも強く押圧されることとなる。そこで第三中央取付け部27において、第一部位27aを中央に形成し、第二部位27bを両側に形成する。こうすることで第一部位27aにおいて凹状にシートクッション4が撓み変形するなどして、メイン部4aの前部中央を、乗員着座時の押圧に応じてメリハリ良く撓ませることができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、専ら第一中央取付け部24を例に説明したが、本実施例の構成は、複数の取付け部の少なくとも一つに形成することができる。例えば第二中央取付け部の中央(乗員背部に対面する位置)に第一部位を形成し、両側に第二部位を形成することができる。また本実施例では、シート構成部材に対して取付け部を複数又は単数設けることができる。
(2)また本実施形態では、第一部位24aにおいて、クッション材6Pと表皮材6Sの双方を撓みやすくする(双方に分断部を配置する)例を説明したが、同部位の構成を限定する趣旨ではない。例えばクッション材と表皮材の少なくとも一方を撓みやすくする(少なくとも一方に分断部や変形部を配置する)構成とすることができる。
(3)また本実施形態では、固定ワイヤ(Yb)と吊込ワイヤ(Y4)の構成を例示したが、これらワイヤの構成を限定する趣旨ではない。例えば固定ワイヤと吊込ワイヤに、それぞれ独立して、複数又は単数の分断部や変形部を形成できる。
また固定ワイヤの分断部等と吊込ワイヤの分断部等は、対面状に形成されていてもよく、互い違いに形成されていてもよい。固定ワイヤの分断部等と吊込ワイヤの分断部等を互い違いに形成する場合、いずれか一方のワイヤ部分が配置する部位が第一部位となり、両ワイヤ部分が揃って配置する部位が第二部位となる。
(4)また本実施形態では、各溝部の構成を例示したが、これら溝部の構成を限定する趣旨ではない。
(5)また本実施形態では、固定ワイヤと吊込みワイヤを、布材17を介して(間接的に)連結する例を説明したが、布材を介することなく(直接的に)連結することもできる。
(6)また本実施形態では、固定ワイヤと吊込みワイヤを用いた取付け部の構成例を説明したが、同部の構成を限定する趣旨ではない。例えば取付け部の構成例として、中表部の周縁に切欠き部を設けつつ、中表部の端部に樹脂部材(線状)を固定する構成(サスペンダー構造)を例示できる。そして切欠き部にリング部材を挿通しつつ、固定ワイヤに連結する。また上述の樹脂部材の先端にフック部(例えば断面視で略三角状の部位)を設けるとともに、固定ワイヤの代わりに、上述のフック部を嵌込み可能な樹脂部材(例えばフック部を嵌込み可能な略三角状の凹部を有する部材)を設けることもできる。
(7)また本実施形態では、第一部位と第二部位を、各取付け部に複数又は単数設けることができる。例えば実施例2において、メイン部の前部両側に乗員脚部が強く当接するなどして、同部の両側よりも強く押圧されることがある。このとき第三中央取付け部において、第一部位を両側に形成し、第二部位を中央に形成する。こうすることで第一部位において凹状にシートクッションが撓み変形するなどして、メイン部の前部両側を、乗員着座時の押圧に応じてメリハリ良く撓ませることができる。
(8)また本実施形態では、シートバック6とシートクッション4を例に説明したが、本実施例の構成は、ヘッドレスト等の各種シート構成部材に適用できる。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
6a メイン部
6b サイド部
6F フレーム部材
6P クッション材
6S 表皮材
16 中表部(表皮材一部)
16a〜16d 表皮ピース
21 第一中央溝部
22 第二中央溝部
23 側方溝部
24a 第一部位
24b 第二部位
24 第一中央取付け部
25 第二中央取付け部
26 側方取付け部
D1,D2 分断部
HP ヒップポイント
RM リング部材
Y1〜Y7 ワイヤ材
Ya 上部ワイヤ
Yb 下部ワイヤ
Yc 連結ワイヤ

Claims (2)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材を有するとともに、前記シート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、前記クッション材を被覆可能な表皮材と、前記クッション材に前記表皮材の一部を吊込み状に取付けてなる取付け部とを備える車両用シートにおいて、
    前記取付け部が、乗員着座時に押圧される第一部位と、前記第一部位よりも押圧がかかりにくい第二部位とを有するとともに、前記第一部位が、前記第二部位よりも押圧にて撓みやすい構成であり、
    前記第二部位が、前記クッション材の溝部に設けられた固定ワイヤと、前記表皮材に設けられて前記固定ワイヤに対面配置可能な吊込ワイヤとを有するとともに、
    前記第一部位の前記表皮材と前記クッション材の双方が、前記第二部位の前記表皮材と前記クッション材よりも押圧にて撓みやすい構成である車両用シート。
  2. 前記取付け部がシート幅方向に線状に延びて形成される請求項1に記載の車両用シート。
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