JP6223902B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シートフレーム上で乗員を弾性的に支持するシートパッド(天板部と土手部を有する部材)を備えた乗物用シートに関する。
典型的な乗物用シートでは、シート骨格をなすシートフレーム上に、乗員を弾性的に支持するシートパッドが配置する。そしてシートパッドには、略平坦な天板部と、天板部の側方で着座側に突出する土手部が設けられる。そして通常走行時においては、乗員が、天板部を適度に撓ませながら着座するとともに、コーナリング走行時などに土手部にて乗員の側部を支持する。そしてこの種のシート構成では、乗物衝突時に天板部を大きく撓ませる(シート内に沈み込ませる)などして、乗員に対する支持性能を向上させることが望ましい。
そこで特許文献1の技術では、シートバックのシートパッドが、天板部と土手部を有するとともに、これらの裏面(シートフレームを臨む側)が裏地で覆われる。そして裏地には、天板部と土手部の間に、シート上下方向に延びる切れ目が形成される。こうして公知技術では、シートパッドを裏地にて下支えすることにより、通常走行時においては、天板部を適度に撓ませることができる。また乗物衝突時においては、天板部が、切れ目の部分を境として土手部よりも大きく撓みながらシート内に沈み込むことができる。
特開2010−179748号公報
しかし公知技術では、天板部が、切れ目を境として土手部よりも大きく撓み変形する(これらの間に剪断力がかかる構成である)。このため公知技術の構成では、シートパッドが切れ目部分で裂けるおそれがあり、シートの耐久性などの観点から、すんなり採用できる構成ではなかった。もっとも裏地を省略して、シートパッドを全体的に撓みやすくすることもできるが、そうすると土手部における支持性能が悪化するおそれがある。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、土手部の支持性能を好適に維持しつつ、押圧された天板部を好適に撓ませることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備える。そしてシート構成部材が、シート骨格をなす枠状のシートフレームと、シート外形をなして乗員を弾性的に支持するシートパッドとを有する。本発明では、シートフレームが、シートパッドの裏面に面接触可能な着座側の支持部と、支持部に連結して着座側から離れる向きに延びる枠体部とを有し、支持部の着座側を臨む面は平坦とされている。またシートパッドが、乗員の着座可能な天板部と、天板部よりもシート外側に配置して着座側に突出する土手部とを有する。そしてシートパッドを、シートフレーム上に相対移動可能に配置するに際して、天板部を、支持部よりもシート内方に配置しつつ、土手部にて、支持部と枠体部を覆う構成とする。
そこで本発明では、土手部の裏面に、支持部に対面状に配置する当接部位と、枠体部の外側に対面状に配置する離間部位とを連続して設けるとともに、シートパッドの配設時を基準として、離間部位を、当接部位よりもシートフレームから離間配置させて、当接部位と支持部の間の距離よりも離間部位と枠体部との間の距離の方を大きくしておく。そしてシートパッドが、着座側からの天板部の押圧が強まるにつれて枠体部と離間部位の間の距離を次第に縮めながらシートフレーム内に沈み込む方向に撓み変形可能である。またシートパッドが、着座側からの土手部の押圧により当接部位が支持部に当接することでシートフレームに支持される構成とした。本発明では、シートパッド全体が、シートフレーム(枠体部)と離間部位の間の距離を縮めながらシート内に撓むことで、天板部をシート内に大きく撓ませる(沈み込ませる)ことができる。またシートパッドを、押圧された土手部とともにシートフレーム(支持部)にて好適に支持することができる。
第2発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートであって、離間部位が、支持部から着座側に突出することなく枠体部の外側に対面状に配置する。本発明では、離間部位が支持部から着座側にはみ出すことなく形成されるため、押圧された土手部を、シートフレーム側に極力沈み込ませることなく支持部にて好適に支持することができる。
本発明に係る第1発明によれば、土手部の支持性能を好適に維持しつつ、押圧された天板部を好適に撓ませることができる。また第2発明によれば、土手部の支持性能を更に好適に維持しつつ、押圧された天板部を好適に撓ませることができる。
乗物用シートの斜視図である。 シートパッドの正面図である。 天板部を押圧された状態を示すシートバック一部の断面図である。 土手部を押圧された状態を示すシートバック一部の断面図である。 変形例にかかるシートバック一部の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお各図には、乗物用シート前方に符号F、乗物用シート後方に符号B、乗物用シート上方に符号UP、乗物用シート下方に符号DWを適宜付す。図1の乗物用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすシートフレーム(4F,6F,8F)と、シート外形をなすシートパッド(4P,6P,8P)と、シートパッドに被覆されるシートカバー(4S,6S,8S)を有する。本実施例では、シートクッション4の後部にシートバック6が起倒可能に連結するとともに、シートバック6(起立状態)の上部にヘッドレスト8が配設される。
[シートバック]
そしてシートバック6は、略矩形の部材であり、上述の基本構成(6F,6P,6S)を備える(図1〜図4を参照、各部材の詳細は後述)。本実施例では、シートバック6の中央(後述の天板部6a)が略平坦とされて乗員の着座が可能である。またシートバック6の両側(後述の土手部6b)が中央に比して着座側に突出しており、例えばコーナリング走行時に乗員の側部を支持可能である。そして本実施例では、乗物衝突時などにおいて、シートバック6の中央(天板部6a)をシート内に大きく撓ませる(沈み込ませる)のであるが、このときシートバック6の両側(土手部6b)の支持性能を好適に維持できることが望ましい。そこで本実施例では、後述の構成にて、土手部6bの支持性能を好適に維持しつつ、押圧された天板部6aを好適に撓ませることとした。以下、各構成について詳述する。
(基本構成)
本実施例のシートバック6は、シートパッド6Pを、シートフレーム6F上に配置しつつシートカバー6Sで被覆することで形成される。シートカバー6Sは、シートパッド6Pを被覆可能な袋状の部材であり、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)にて形成できる(図1及び図3を参照)。
(シートフレーム・支持部・枠体部)
またシートフレーム6Fは、アーチ状の枠部材であり、剛性に優れる素材(金属や硬質樹脂等)にて形成できる(図1〜図3を参照)。本実施例のシートフレーム6Fは、上部骨格をなすアッパフレーム10(ハット断面形状をなす箱状の部材)と、側部骨格をなす一対のサイドフレーム12を有する。そして一対のサイドフレーム12は、それぞれ平板状の部材であり、シート側部において対面状に配置する。本実施例の各サイドフレーム12は、略L字状(断面視)をなしており、支持部12aと、枠体部12bを有する(図3を参照)。支持部12aは、サイドフレーム12の着座側をシート内方に向けて屈曲させてなる平板状の部位であり、着座側を臨む面が略平坦である(後述のシートパッド6Pの裏面に面接触可能である)。また枠体部12bは、支持部12aからシート後方(着座側から離れる向き)に延びる平板状の部位である。本実施例の枠体部12b(断面視)は、シート側部をなす部分が直線状であるとともに、シート後部側でシート内方に向けて次第に傾斜する。
(シートパッド・天板部・土手部)
またシートパッド6Pは、シート外形をなす略矩形(正面視)の部材であり、弾性的に伸縮可能な樹脂を素材として形成できる(図2及び図3を参照)。この種の樹脂として、ポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)等の発泡樹脂を例示できる。本実施例のシートパッド6Pは、略矩形状(正面視)をなしており、天板部6aと、土手部6bと、溝部20を有する。天板部6aは、シートパッド6Pの中央の部位(略平坦)であり、通常走行時等において乗員の着座が可能である。また土手部6bは、天板部6aよりも肉厚とされて着座側に突出する部位であり、後述の当接部位30と離間部位32を有する。本実施例の土手部6bは、略横L字状(断面視)をなしており、サイドフレーム12の着座側から外面にかけての部分(支持部12aと、枠体部12bの外面)を被覆可能である(図3を参照)。また溝部20は、天板部6aと土手部6bの間に形成された凹部であり、例えばシートカバー6Sの一部を引込み状に固定できる。
(当接部位・離間部位)
そして本実施例では、土手部6bの裏面側に、当接部位30と、離間部位32が連続して設けられる(図3を参照)。当接部位30は、土手部6b裏面のシート内側の部分(天板部寄りの部分)をなす部位であり、シートパッド6P配設時を基準として支持部12aに沿って(対面状に)配置可能である。なお当接部位30は、シートパッド6P配設時を基準として、サイドフレーム12(支持部12a)に当接した状態とされていてもよく、支持部12aとの間に若干の隙間をあけて配置した状態とされていてもよい。また離間部位32は、断面視で略矩形状にえぐれた部位(薄肉部位)であり、支持部12aに連続しつつそれよりもシート外方側に形成される。そして離間部位32は、シートパッド6P配設時を基準として、枠体部12b(直線状の部分)の外面に対面状に配置するとともに、当接部位30よりもサイドフレーム12(枠体部12b)から離間する。本実施例の離間部位32は、シートパッド6P配設時において、支持部12aから着座側に突出することなく枠体部12bの外面に対面状に配置可能である。
ここで当接部位30と離間部位32は、乗員の押圧を受けるシートパッド部分に形成されることが好ましく、シートパッド6Pの略全長又は一部に形成することができる。例えば本実施例では、当接部位30と離間部位32が、シートパッド6Pの下部から中央にかけての部分に形成されて、乗員腰部に対面可能なシートパッド部分(最も強く押圧される部分)に配置する(図2を参照)。そしてシートパッド6Pの上部側では、シートパッド6Pの裏面がサイドフレーム12(支持部12aと枠体部12b)に当接状態で配置することができる。
[シートパッドの配設作業]
図1及び図3を参照して、シートパッド6Pを、シートフレーム6F上に配置しつつシートカバー6Sで被覆する。本実施例では、シートパッド6Pを、支持部12aを跨いで配置しつつ、シートフレーム6F内に(支持部12aよりもシート内方に)天板部6aを配置する。そして土手部6bを、支持部12a上に載せ上げながら、支持部12aと、枠体部12bの外側を覆うように配置する。このとき当接部位30を支持部12aに対面状に配置するとともに、離間部位32を、枠体部12b(外面)に対面状に配置する。そして本実施例では、離間部位32が、当接部位30に比してサイドフレーム12(枠体部12b)から離間して配置する(離間部位と枠体部の間に略矩形の空間部が形成される)こととなる。
[シートパッドの挙動]
本実施例では、通常走行時などにおいて、天板部6aを適度に撓ませながら乗員が着座するとともに、土手部6bにて乗員の側部を支持する(図1及び図3を参照)。そして乗物衝突時に天板部6aをシート内に大きく撓ませて(沈み込ませて)、乗員に対する支持性能を向上させるのであるが、このとき土手部6bの支持性能を好適に維持しつつ、押圧された天板部6aを好適に撓ませるべきである。そこで本実施例では、土手部6bの裏面に、当接部位30と離間部位32を連続して設けるとともに、離間部位32を、当接部位30よりも枠体部12bから離間配置させる。そしてシートパッド6Pが、着座側からの天板部6aの押圧が強まるにつれて枠体部12bと離間部位32の間の距離を次第に縮めながらシートフレーム6F内に沈み込む方向に撓み変形可能な構成とした(図3の破線状態を参照)。さらにシートパッド6Pが、着座側からの土手部6bの押圧により当接部位30が支持部12aに当接することでシートフレーム6Fに支持される構成とした(図4を参照)。
そして乗物衝突時において天板部6aに乗員が強く押付けられる(通常走行時よりも図3の矢線D1の方向から強く押圧される)。このときシートパッド6Pが、上述のとおり枠体部12bの外側と離間部位32の間の距離を次第に縮めながら(これらの周長差の分だけ)、シートフレーム6F内に沈み込む方向に移動する(図3の破線状態を参照)。このシートパッド6P全体のシート内への撓み変形により、天板部6aを、大きくシート内に撓ませて沈み込ませることができる。こうして本実施例では、シートフレーム6Fに対してシートパッド6P全体を相対移動させて(剪断力のかからない構成として)、天板部6aを大きく沈み込ませて乗員を好適に支持することができる。
またコーナリング走行時において、土手部6bに乗員が押付けられる(図4の矢線D2の方向から土手部が押圧される)。このとき本実施例では、上述のとおりシートパッド6Pが、当接部位30が支持部12aに当接することで、押圧された土手部6bとともにシートフレーム6F(支持部12a)に好適に支持される。特に本実施例では、離間部位32が、支持部12aから着座側にはみ出すことなく(適切な位置に)形成される。このため本実施例によれば、押圧された土手部6bを、シートフレーム6F側に極力沈み込ませることなく支持部12aにて好適に支持できる。
以上説明したとおり本実施例によれば、シートパッド6P全体が、シートフレーム6F(枠体部12b)と離間部位32の間の距離を縮めながらシート内に撓む。これにより(枠体部12bと離間部位32の周長差を利用して)天板部6aを大きく沈み込ませることができる。またシートパッド6Pを、押圧された土手部6bとともにシートフレーム6F(支持部12a)にて好適に支持することができる。そして本実施例では、乗物衝突時などにおいて天板部6aを大きく撓ませることにより、乗員頭部を、比較的早期にヘッドレスト8に当接させる(支持させる)ことができる。このため本実施例の構成によれば、ヘッドレスト8にて乗員頭部を早期に支持することで、乗員頸部の過伸展損傷(いわゆるムチ打ち)の発生を低減することもできる。また本実施例では、離間部位32を適切な位置に形成することで、押圧された土手部6bを、シートフレーム6F側に極力沈み込ませることなく支持部12aにて好適に支持できる。このため本実施例によれば、土手部6bの支持性能を好適に維持しつつ、押圧された天板部6aを好適に撓ませることができる。
[変形例]
ここで離間部位の構成は、上述の構成のほか、各種の構成を取り得る。例えば本変形例では、離間部位32が、シート後方に延びる途中で、枠体部12b側に近づく方向に突出したのちそれから離間する向きに再び凹む(図5を参照)。こうすることで離間部位32の長さ寸法(表面積)を大きくして、サイドフレーム12との周長差を大きくとることができる(シートパッド6Pを更に大きく撓み変形可能にできる)。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、シートバック6を例に説明したが、本実施例の構成は、シートクッション4にも適用可能である。例えばシートクッションのシートフレームの前部側に本実施例の構成を適用して、シートクッションのシートパッドをシート内に大きく撓ませる(沈み込ませる)ことで、いわゆるサブマリン現象(乗員の前滑り等)を好適に阻止できる。
また本実施形態では、シートフレーム6Fの構成(形状,寸法など)を例示したが、同部の構成を限定する趣旨ではない。例えば支持部は、サイドフレームの着座側を断面視で略T字状とすることで形成できる。また支持部は、サイドフレームの端部をシート外方に屈曲させることで形成することもできる。また枠体部の形状は、平板状のほか、パイプ状などの各種の形状を取り得る。なお枠体部をパイプ状とする場合には、その着座側を平面状に潰すことで支持部を形成することができる。
また本実施形態では、シートパッド裏面(当接部位30と離間部位32)の構成(形状,寸法,形成位置,形成数等)を例示したが、これら各部位の構成を限定する趣旨ではない。例えば当接部位と支持部の当接を阻害しない限り、離間部位が、当接部位の外方において支持部よりも着座側にはみ出して(突出して)形成されていてもよい。
また本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用できる。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
6F シートフレーム
6P シートパッド
6S シートカバー
6a 天板部
6b 土手部
10 アッパフレーム
12 サイドフレーム
12a 支持部
12b 枠体部
30 当接部位
32 離間部位

Claims (2)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備えるとともに、前記シート構成部材が、シート骨格をなす枠状のシートフレームと、シート外形をなして乗員を弾性的に支持するシートパッドとを有し、
    前記シートフレームが、前記シートパッドの裏面に面接触可能な着座側の支持部と、前記支持部に連結して着座側から離れる向きに延びる枠体部とを有し、前記支持部の着座側を臨む面は平坦とされており、前記シートパッドが、乗員の着座可能な天板部と、前記天板部よりもシート外側に配置して着座側に突出する土手部とを有し、
    前記シートパッドを、前記シートフレーム上に相対移動可能に配置するに際して、前記天板部を、前記支持部よりもシート内方に配置しつつ、前記土手部にて、前記支持部と前記枠体部を覆う構成とした乗物用シートにおいて、
    前記土手部の裏面に、前記支持部に対面状に配置する当接部位と、前記枠体部の外側に対面状に配置する離間部位とを連続して設けるとともに、前記シートパッドの配設時を基準として、前記離間部位を、前記当接部位よりも前記シートフレームから離間配置させて、前記当接部位と前記支持部の間の距離よりも前記離間部位と前記枠体部との間の距離の方を大きくし、
    前記シートパッドが、着座側からの前記天板部の押圧が強まるにつれて前記枠体部の外側と前記離間部位の間の距離を次第に縮めながら前記シートフレーム内に沈み込む方向に撓み変形可能であるとともに、着座側からの前記土手部の押圧により前記当接部位が前記支持部に当接することで前記シートフレームに支持される構成とした乗物用シート。
  2. 前記離間部位が、前記支持部から着座側に突出することなく前記枠体部の外側に対面状に配置する請求項1に記載の乗物用シート。
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