JP5876763B2 - シリンジの取出し装置 - Google Patents

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Description

この発明は、樹脂シート製袋状容器内に収容されている多数のシリンジを円滑に取り出すことができるシリンジ取出し装置に関する。
注射器の本体となるシリンジに薬液を充填する前に、搬送用の容器内に多数収納された状態で運搬されてくる空のシリンジを取り出して、例えばコンベア等に移載する必要がある。
この移載作業を手作業で行なうと非効率的であり、且つ煩雑であるので、人手によらず箱から取り出す装置が提案されている。
例えば特許文献1には、多数のシリンジを容器内から一度に取り出して供給位置に供給することができる供給手段が開示されている。
しかし、この供給手段は、空のシリンジを、予め、板状のホルダに多数形成された貫通孔に挿入保持しておくものであり、運搬用の箱に収納する前にホルダの貫通孔に予め挿入しておくという前処理が必要となり、この前処理は、箱内に積み重ねられた空のシリンジを何等かの手段により取り出して1本ずつ板状のホルダの貫通孔に挿入させるという作業になる。
また、シリンジを負圧により吸着して取り出すことが考えられるが、容器そのものが吸着されてしまうというおそれがある。すなわち、シリンジに埃や塵が付着することを防止するために、容器は、ビニール等の樹脂シートを袋状にしたものを用いることが多いが、樹脂シートは剛性が小さく、シリンジとともに負圧により吸着されてしまい、円滑なシリンジの取出しが困難になる。
特開平10−297609号公報
この発明は、樹脂シートからなる袋状容器内に積み重ねて収容されているシリンジを人手によることなく円滑に順次取り出すことができるシリンジの取出し装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の実施例により解決することができる。
(1)有底、且つ、上方に開口された直方体箱形状であって、内側の空間を囲む4面の外周壁のうち、平行な2面の平行外周壁の少なくとも一方に、負圧印加可能な吸引ポートが形成され、前記内側の空間は、複数のシリンジを、その軸線が前記平行外周壁と直交する姿勢で積み重ねて直方体形状にまとめて収容している樹脂シート製袋状容器を上方から受け入れ可能とされた供給トレイと、前記2面の平行外周壁の内側面に形成された複数の吸着用吸引孔と、前記吸引ポートに印加される負圧を前記吸着用吸引孔に伝達する負圧伝達経路と、下端に、前記平行外周壁と平行な方向に細長く、複数のシリンジを負圧により吸着可能であって、前記供給トレイの内側の前記容器内で積み重ねられた前記シリンジを吸着する吸着位置と、吸着した複数のシリンジを前記供給トレイの上方に離間させる取出し位置との間で上下動可能な吸着ヘッドを備え、前記供給トレイの上方から前記吸着ヘッドを下降させて、前記容器内のシリンジを上方から複数本吸着し、上昇させて、前記シリンジを前記容器から取出す吸着ヘッド装置と、を有してなるシリンジの取出し装置。
(2)前記吸着ヘッドの下方を通って位置され、前記シリンジ入りの容器を内側に収容した前記供給トレイを、前記吸着ヘッドの細長方向に搬送可能なコンベアと、このコンベアの側方であって、前記供給トレイが前記吸着ヘッドの下側位置にあるとき、前記吸引ポートに負圧を印加可能な位置に設けられた負圧ポートと、を有してなる(1)に記載のシリンジの取出し装置。
(3)前記2面の平行外周壁は、各々前記吸引ポートが設けられた平行外側壁と、この外側壁の内側に設けられ、前記複数の吸着用吸引孔が貫通している平行内側壁と、からなり、前記負圧伝達経路は、前記平行外側壁と平行内側壁との厚さ方向の隙間、及び、前記平行内側壁の下側中央部に形成され、前記平行外側壁と平行内側壁との厚さ方向の隙間の下端に連通される切欠きから構成されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のシリンジの取出し装置。
(4)前記平行外周壁と直交する2面の直交外周壁は、前記平行外側壁に連続する直交外側壁と、この直交外側壁の内側に設けられた直交内側壁と、からなり、前記平行内側壁及び直交内側壁は、異なる厚さ及び大きさで複数種類備えられ、異なる寸法の前記容器に対応して、その周囲の隙間を埋める種類に選択可能とされたことを特徴とする(3)に記載のシリンジの取出し装置。
(5)前記直交内側壁は、前記2面の平行内側壁の間に突出して、これらが内側に移動することを抑制するストッパ部を有することを特徴とする(4)に記載のシリンジの取出し装置。
(6)4枚の板状体からなり、上下面が開放された四角筒形状であって、前記4枚の板状体が、前記容器の外周を囲むように前記容器に着脱可能な荷崩れ防止筒体を有してなり、この荷崩れ防止筒体の、前記平行外周壁と平行な板状体には、前記供給トレイ内に収容されたときに、前記吸着用吸引孔からの負圧が伝達される位置に、複数の内側吸引孔が形成されていることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載のシリンジの取出し装置。
この発明によれば、吸着ヘッドにより樹脂シート製袋状容器(以下容器)内のシリンジを上方から複数本ずつ吸着して取出す際に、容器を、供給トレイの内側面に負圧により吸引して、吸着ヘッドが容器の一部を吸着したりすることがなく、円滑にシリンジを取り出すことができる。
本発明のシリンジの取出し装置の概略を示す分解斜視図 同実施例の供給トレイを示す平面図 同実施例における、供給トレイ及びこれを搬送するコンベアを示す側面図 同実施例における、制御系を示すブロック図 他の実施例における荷崩れ防止筒体を示す斜視図
以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示されるように、この発明の実施例に係るシリンジの取出し装置10は、供給トレイ20と、吸着ヘッド装置54とを含んで構成されている。
供給トレイ20は、底壁27を有する有底、且つ、上方に開口された直方体箱形状であって、内側空間28を囲む4面からなる外周壁のうち、一対の平行な2面の平行外周壁23、24と、これと直交する一対の直交外周壁25、26とから構成されている。
又、外周壁によって囲まれる内側空間28のサイズは、図2に示されるように、シリンジ12を、その軸線12Aが平行外周壁23、24と直交する(直交外周壁25、26と平行な)姿勢で積み重ねて直方体形状にまとめて収容している容器60を、上方から受入可能とされている。
平行外周壁23は平行外側壁23Aと平行内側壁23Bとから構成され、平行外周壁24は平行外側壁24Aと平行内側壁24Bとから構成され、又、直交外周壁25は直交外側壁25Aと直交内側壁25Bとから構成され、直交外周壁26は、直交外側壁26Aと直交内側壁26Bとから構成されている。平行外側壁23A、24A及び直交外側壁25A、26Aは連続一体的に4面の外周壁を構成し、又、平行内側壁23B、24B及び25直交内側壁25B、26Bは各々別体となって、連続した平行外側壁23A、24A及び直交外側壁25A、26Aの内側に配置されている。
平行外側壁23Aを貫通して、その中心には吸引ポート30が形成されている。又、平行内側壁23B、24Bの外側面には、吸引ポート30と連通する格子状の連通溝23C、24Cが各々形成されている(図1、図2参照)。
格子状の連通溝23C及び24Cの交点及び上下端の位置には、平行内側壁23B、24Bを厚さ方向に貫通する吸着用吸引孔32(この実施例では各々16個)が形成されている。又、平行内側壁23B、24Bの下端中央部には、前記連通溝23C、24Cの図1において幅方向の範囲に形成され、且つ、連通溝23C、24Cの下端に連通する切欠き34、36が設けられている。
平行内側壁23Bの連通溝23C、切欠き34、底壁27の上面、切欠き36及び平行内側壁24Bの連通溝24Cは、吸引ポート30から平行内側壁24Bの吸着用吸引孔32に至る負圧伝達経路40を構成している。
なお、平行内側壁23B、24Bと直交内側壁25B、26Bとは、それぞれ、異なる厚さ及び大きさで複数種類備えられ、異なる寸法の容器60に対応して、その周囲の隙間を埋める厚さ及び大きさの種類を選択可能とされている。
又、直交内側壁25B、26Bは、図2に示されるように、平行内側壁23B、24Bの間に突出して、これらが内側に移動したり倒れたりすることを抑制するストッパ部25C、26Cを備えている。
供給トレイ20は、コンベア62によって搬送可能とされ、このコンベア62の側方には、図3に示されるように、吸引ポート30と重なって、該吸引ポート30に負圧を印加することができるようにされた負圧ポート64が設けられている。負圧ポート64には、負圧管路66を介して負圧源68(図4参照)から負圧が導入されるようになっている。
前記吸着ヘッド装置54の吸着ヘッド50は、供給トレイ20が、その吸引ポート30と負圧ポート64とが重なる位置となるとき、供給トレイ20の真上に位置するようにされている。
吸着ヘッド50は、負圧フード52の下端に着脱自在とされ、且つこの負圧フード52と共に、吸着ヘッド装置54を構成している。
吸着ヘッド50及び負圧フード52の下端は、平行外周壁23、24と平行な方向に細長く、容器60内に積み重ねて収容されたシリンジ12を吸着する吸着位置と、吸着した複数のシリンジ12を供給トレイ20の上方に離間させる取出し位置との間で上下動可能とされている。
吸着ヘッド50の下端面は図1に示されるように、吸着するシリンジ12の円周の円弧に相当する円弧状凹部を下向きに、且つ、水平方向に一定間隔で配列してなる吸着凹部50Aを備えている。
又、各吸着凹部50Aの上端には、負圧フード52内の負圧が印加されるようになっていて、吸着ヘッド50が、容器60内で積み重ねられているシリンジ12に上方から接近すると、最上部位置にあるシリンジ12が、負圧によって吸い上げられ、吸い上げられたとき、1つの円弧状凹部に1本のシリンジ12が吸着されるようになっている。
吸着ヘッド50は、吸着するシリンジの外径に対応して交換される。従って、外径の大きいシリンジを吸着する場合は、円弧状凹部の配列ピッチは大きくなる。
なお、負圧フード52及び吸着ヘッド50は、昇降装置56(図6参照)により一体で上下動されるようになっている。
容器60は、図2に示されるように、シリンジ12を、平行外周壁23、24と直交する方向に積み重ねた状態で収容し、供給トレイ20の内側空間とほぼ等しい大きさの直方体の外形をなすようにされた、例えばビニールシート等の樹脂(合成樹脂、天然樹脂)シート製袋状容器により構成されている。上端は外側に捲るようにして開口可能となっている。
供給トレイ20は、コンベア62によって搬送されてくる途中でその内側空間28内に、シリンジ12を収容した容器60が上方から入れられた状態となり、更にコンベア62によって、吸引ポート30が負圧ポート64と重なる位置まで搬送されて、ここで停止するようにされている。
次に、供給トレイ20内の容器60に収容されたシリンジ12を取り出す過程について説明する。
上記のように、コンベア62上の供給トレイ20の内側空間28に、シリンジ12を収容した容器60が入れられ、このとき又はその後で、容器60の上端が、図1に示されるように開口され、その捲り下げ部60Aは容器60の外側に捲り下げられ、この状態で供給トレイ20内に収容されている。
供給トレイ20が取出し位置、即ち、吸引ポート30が負圧ポート64と一致する位置にきたとき、図4に示される位置センサ72によりこれが検出され、制御装置70によって、コンベア62による供給トレイ20の搬送が停止される。
次に、位置センサ72からの信号に基づいて、制御装置70は、負圧管路66のバルブ66Aを開き、負圧ポート64から吸引ポート30に負圧が印加される。吸引ポート30に印加された負圧は、負圧伝達経路40を介して平行内側壁23B、24Bの各々の吸着用吸引孔32に伝達される。
これにより、容器60は平行内側壁23B、24Bに吸着された状態となる。
次に、制御装置70により、昇降装置56が駆動され、吸着ヘッド50が負圧フード52と共に下降して、吸着ヘッド50が容器60内に積み重ねられたシリンジ12に接近する。これがセンサ74により検出されると、制御装置70により負圧フード52に負圧が印加されて、吸着ヘッド50は吸着凹部50Aから空気を吸入し、接近した位置にあるシリンジ12を吸着する(図3参照)。
このとき、シリンジ12の円周と吸着凹部50Aにおける円弧状凹部の曲率がほぼ等しいので、1つの吸着凹部50Aに1本のシリンジ12が吸着されることになる。又、シリンジ12が平行内側壁23B、24Bと直交する方向に配置されているので、複数のシリンジ12が平行に吸着凹部50Aに同時に吸着されることになる。
この状態で昇降装置56により、負圧フード52と共に吸着ヘッド50を引き上げるが、このとき、容器60は平行内側壁23B、24Bに吸引されているので、容器60がビニールシート等によって構成されている場合でも、その捲り下げ部60Aも含めて、吸着ヘッド50に吸着されたりすることがない。また、容器60内のシリンジ12の残りが少なくなったとき、容器60の周壁が内側に倒れ込もうとするが、これは、平行内側壁23B、24Bにより抑制される。
吸着ヘッド50はシリンジ12を吸着した状態で、内側空間28及び容器60から上方に離れ、更に、側方に移動して、負圧フード52の負圧を遮断することによって、次の工程へシリンジ12を供給することになる。
上記実施例において、平行外周壁23、24及び直交外周壁25、26は、それぞれ、平行外側壁と平行内側壁及び直交外側壁及び直交内側壁から構成されているが、本発明はこれに限定されるものでなく、平行外周壁23、24及び直交外周壁25、26は1層構造としても良い。
この実施例において、容器60の大きさが変更された場合は、その外周と平行外側壁23A、24A及び直交外側壁25A、26Aとの隙間を埋める厚さの平行内側壁23B、24B及び直交内側壁25B、26Bを選択して入れ替える。
容器60の材料が、薄い樹脂フィルムなどの場合、内部にシリンジ12を積み重ねて収容しても、容器60の型崩れが生じやすいことがある。
この場合は、図6に示されるように、4枚の板状体からなり、上下面が開放された四角筒形状であって、4枚の板状体が、容器60の外周を囲むように容器60に着脱可能な荷崩れ防止筒体80を取り付けても良い。
この荷崩れ防止筒体80の平行外周壁23、24と、平行な板状体80A、80Bには、容器60と共に供給トレイ20内に収容されたときに、吸着用吸引孔32からの負圧が伝達される位置に、複数の内側吸引口82が形成されている。
シリンジに注射液などを吸入するラインにおいて、箱詰めされたシリンジを取り出す工程に用いることができる。
10…シリンジの取出し装置
12…シリンジ
12A…軸線
20…供給トレイ
23、24…平行外周壁
23A、24A…平行外側壁
23B、24B…平行内側壁
23C、24C…連通溝
25、26…直交外周壁
25A、26A…直交外側壁
25B、26B…直交内側壁
25C、26C…ストッパ部
27…底壁
28…内側空間
30…吸引ポート
32…吸着用吸引孔
34、36…切欠き
40…負圧伝達経路
50…吸着ヘッド
50A…吸着凹部
52…負圧フード
54…吸着ヘッド装置
56…昇降装置
60…容器
60A…捲り下げ部
62…コンベア
64…負圧ポート
66…負圧管路
68…負圧源
70…制御装置
72…位置センサ
74…センサ
80…荷崩れ防止筒体
80A、80B…板状体
82…内側吸引孔

Claims (6)

  1. 有底、且つ、上方に開口された直方体箱形状であって、内側の空間を囲む4面の外周壁のうち、平行な2面の平行外周壁の少なくとも一方に、負圧印加可能な吸引ポートが形成され、前記内側の空間は、複数のシリンジを、その軸線が前記平行外周壁と直交する姿勢で積み重ねて直方体形状にまとめて収容している樹脂シート製袋状容器を上方から受け入れ可能とされた供給トレイと、
    前記2面の平行外周壁の内側面に形成された複数の吸着用吸引孔と、
    前記吸引ポートに印加される負圧を前記吸着用吸引孔に伝達する負圧伝達経路と、
    下端に、前記平行外周壁と平行な方向に細長く、複数のシリンジを負圧により吸着可能であって、前記供給トレイの内側の前記容器内で積み重ねられた前記シリンジを吸着する吸着位置と、吸着した複数のシリンジを前記供給トレイの上方に離間させる取出し位置との間で上下動可能な吸着ヘッドを備え、前記供給トレイの上方から前記吸着ヘッドを下降させて、前記容器内のシリンジを上方から複数本吸着し、上昇させて、前記シリンジを前記容器から取出す吸着ヘッド装置と、を有してなるシリンジの取出し装置。
  2. 請求項1において、
    前記吸着ヘッドの下方を通って位置され、前記シリンジ入りの容器を内側に収容した前記供給トレイを、前記吸着ヘッドの細長方向に搬送可能なコンベアと、
    このコンベアの側方であって、前記供給トレイが前記吸着ヘッドの下側位置にあるとき、前記吸引ポートに負圧を印加可能な位置に設けられた負圧ポートと、を有してなるシリンジの取出し装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記2面の平行外周壁は、各々前記吸引ポートが設けられた平行外側壁と、この外側壁の内側に設けられ、前記複数の吸着用吸引孔が貫通している平行内側壁と、からなり、
    前記負圧伝達経路は、前記平行外側壁と平行内側壁との厚さ方向の隙間、及び、前記平行内側壁の下側中央部に形成され、前記平行外側壁と平行内側壁との厚さ方向の隙間の下端に連通される切欠きから構成されていることを特徴とするシリンジの取出し装置。
  4. 請求項3において、
    前記平行外周壁と直交する2面の直交外周壁は、前記平行外側壁に連続する直交外側壁と、この直交外側壁の内側に設けられた直交内側壁と、からなり、
    前記平行内側壁及び直交内側壁は、異なる厚さ及び大きさで複数種類備えられ、異なる寸法の前記容器に対応して、その周囲の隙間を埋める種類に選択可能とされたことを特徴とするシリンジの取出し装置。
  5. 請求項4において、
    前記直交内側壁は、前記2面の平行内側壁の間に突出して、これらが内側に移動することを抑制するストッパ部を有することを特徴とするシリンジの取出し装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    4枚の板状体からなり、上下面が開放された四角筒形状であって、前記4枚の板状体が、前記容器の外周を囲むように前記容器に着脱可能な荷崩れ防止筒体を有してなり、
    この荷崩れ防止筒体の、前記平行外周壁と平行な板状体には、前記供給トレイ内に収容されたときに、前記吸着用吸引孔からの負圧が伝達される位置に、複数の内側吸引孔が形成されていることを特徴とするシリンジの取出し装置。
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