JP2018090265A - カートニング装置、及び、カートニングシステム - Google Patents

カートニング装置、及び、カートニングシステム Download PDF

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十三夫 亀田
Tomio Kameda
十三夫 亀田
杉山 誠
Makoto Sugiyama
誠 杉山
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Abstract

【課題】品質の良いカートンを製箱することができるカートニングシステムを提供することを目的とする。【解決手段】カートニングシステムは、カートン供給装置5と、カートニング装置3とを含み構成されている。カートン供給装置5は、組み立て前のカートンを複数収納する収納部50を有している。また、カートニング装置3は、鉛直方向を中心に回転する回転軸30と、回転軸30に接続され、この回転軸30を中心に回転する板状のターレット32A、32Bと、ターレットの周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンCの既定の面を吸引して保持する吸引保持部34と、吸引保持部34により保持された組み立て後のカートンCを排出する排出部39とを有している。カートニングシステム1は、鉛直方向において、収納部50及び排出部39の位置より高い位置に吸引保持部34が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、カートニング装置、及び、カートニングシステムに関する。
例えば、特許文献1には、折り畳まれた状態のカートン(平カートン)を重ねて収容するカートンストッカー、及び、該カートンストッカーから前記平カートンを1 枚ずつ取り出す取出機構、を有する平カートン払出し階と、払い出された平カートンを下又は上に移送する移送部と、移送された平カートンを起こした後に逆折りする逆折り機構、及び、起きた状態のカートン(起カートン)にフラップ折や他の処置を施す機構を含む起函階と、を備えることを特徴とするカートニングマシーンが開示されている。
また、特許文献2には、偏平に折り畳まれたカートンを多数枚重ね合せて収容するカートンマガジンと、このカートンマガジンの開口側から一枚づつカートンを取出す取出し手段と、水平な軸を中心に回転する回転体に設けられ、上記取出し手段が取出したカートンを吸着して受取るカートン保持手段と、このカートン保持手段に吸着されているカートンの逆側の面を吸着する吸着手段と、この吸着手段をカートン保持手段に対して相対移動させる移動手段と、上記回転体に揺動可能に支持され、カートン保持手段に対して相対移動する起函手段と、上記回転体の外方に固定配置され、カートン保持手段に保持されて回転搬送されるカートンに干渉可能な干渉部材とを備え、カートン保持手段に吸着されているカートンの逆側の面を吸着手段によって吸着して相対移動させることにより仮起こしを行ない、さらに、揺動部材を相対移動させることによってカートンを押圧して起函し、起函されたカートンを干渉部材に押付けることにより逆反りを行なうことを特徴とするカートン起函装置が開示されている。
特開2004−238040号公報 特開平6−298223号公報
本発明は、品質の良いカートンを製箱することができるカートニング装置、及び、カートニングシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るカートニング装置は、鉛直方向を中心に回転する軸と、前記軸に接続され、該軸を中心に回転する板状の回転板と、前記回転板の周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンの既定の面を吸引して保持する吸引保持部とを有する。
好適には、前記回転板は、前記軸における、前記吸引保持部により保持されたカートンの底面が接触しない位置に配置されている。
また、本発明に係るカートニングシステムは、カートン供給装置と、カートニング装置とにより構成されたカートニングシステムであって、前記カートン供給装置は、組み立て前のカートンを複数収納する収納部を有し、前記カートニング装置は、鉛直方向を中心に回転する軸と、前記軸に接続され、該軸を中心に回転する板状の回転板と、前記回転板の周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンの既定の面を吸引して保持する吸引保持部とを有し、前記吸引保持部は、鉛直方向において、前記収納部の位置より高い位置に配置されている。
好適には、前記カートニング装置は、前記吸引保持部により保持された組み立て後のカートンを排出する排出部をさらに有し、前記吸引保持部は、鉛直方向において、前記排出部の位置より高い位置に配置されている。
好適には、前記吸引保持部は、組み立て後のカートンの一対の対向する各面を支える形状に形成されたガイド部と、前記ガイド部の間に伸縮自在に設けられ、前記収納部に収納された組み立て前のカートンを吸引して引出し保持する吸引部とを含み、前記収納部は、組み立て前のワンタッチ式のカートンを複数収納し、前記吸引部は、前記収納部から組み立て前のカートンを前記回転板の半径方向に引き出し、引き出し後に拡開した組み立て後のカートンを吸引して保持し、前記ガイド部は、前記吸引部により前記収納部から引き出された組み立て後のカートンを支えている。
好適には、前記カートニング装置は、前記軸に接続され、前記回転板と離間して配置された第2の回転板をさらに有し、前記回転板と前記第2の回転板とは、鉛直方向において、互いの前記吸引保持部が対向する位置に配置され、前記回転板と前記第2の回転板とに配置されたそれぞれの前記吸引保持部は、前記収納部及び前記排出部の位置より高い位置に配置されている。
本発明によれば、品質の良いカートンを製箱することができる。
カートニングシステム1の構成を例示する図である。 カートニング装置3におけるターレット32の構成を例示する図である。 カートン製造工程(S10)を説明するフローチャートである。 カートン製造工程(S10)を説明する模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、カートニングシステム1の構成を例示する図でありである。図1(A)は、カートニングシステム1におけるカートニング装置3とカートン供給装置5とを例示する図であり、図1(B)は、図1(A)のA矢視図である。
図1に例示するように、カートニングシステム1は、カートニング装置3とカートン供給装置5とを含み構成されている。カートニングシステム1は、カートン供給装置5に収納されたカートンCをカートニング装置3に供給し、カートニング装置3に供給されたカートンCに被包装品を包装するシステムである。
ここで、カートンCとは、合成樹脂製または紙製の箱体であり、被包装品の包装用箱や輸送用の包装箱である。カートンCは、例えば、リバースタックカートン、ストレートタックカートン、シールエンドカートン、4枚又は5枚フラップカートン、ワンタッチカートン、又は、アメリカンロック(地獄底)カートンであり、本実施例のカートンCは、ワンタッチカートンである。
また、被包装品とは、例えば医薬品である。医薬品は、PTPシート包装、ピロー包装、ビン包装、袋包装されたものである。なお、本実施例の被包装品は、ビン包装された医薬品である。
[カートニング装置3]
カートニング装置3は、カートン供給装置5から供給された組み立て前のカートンCを組み立て、組み立てたカートンCに被包装品を挿入しカートン包装する装置である。
カートニング装置3は、回転軸30、ターレット32、吸引保持部34、及び、排出部39を含み構成されている。
(回転軸30)
回転軸30は、鉛直方向を中心に回転する軸体であり、後述するターレット32と接続され一体的に構成されている。回転軸30は、例えばモーターまたはシリンダ等に接続されており、間欠的に動作する。言い換えると、鉛直方向を中心に断続的に回転する。
(ターレット32)
図2は、カートニング装置3におけるターレット32の構成を例示する図である。図2(A)は、ターレット32の斜視図であり、図2(B)は、図2(A)のA部の拡大図である。
図1及び図2に例示するように、ターレット32は、回転軸30に接続され、回転軸30を中心に回転する板状の回転板であり、ターレット32Aとターレット32Bとを含み構成されている。ターレット32A及びターレット32Bは、互いに離間した位置に配置されている。ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、例えば、カートンCの高さ方向のうち上側と下側とをそれぞれ保持できる距離であり、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、例えば、約20cm以下である。なお、本実施例のターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、例えば約7cm以上約20cm以下である。
言い換えると、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、例えば、カートンCの高さに対する40%以上80%以下の長さである。具体的には、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離が、例えば、カートンC(例えば約幅7cm、奥行約7cm、高さ約17cm)の高さの40%である場合、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、約7cmである。また、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離がカートンCの高さの80%の離間距離である場合、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、約14cmである。これにより、対向する位置にある吸引保持部34は、カートンCの高さの40%以上80%の位置に互いに離間して配置される。
なお、ターレット32A及びターレット32Bの離間距離は、カートンCの高さ寸法に合わせて適宜変更することができる。
また、ターレット32A及びターレット32Bの外形形状は、円形状、又は、多角形状の板材である。本実施例のターレット32A及びターレット32Bは、略同形状の十二角形状の板材であり、例えば直径が83cm以上85cm以下である。また、ターレット32A及びターレット32Bの回転角度は、十二角形状の板材であるため、30度ずつ回転する。このとき、ターレット32A及びターレット32Bの回転にかかる移動時間は、約1秒以下である。具体的には約0.3秒以上約0.8秒以下であり、本実施例では約0.6秒である。
また、ターレット32A及びターレット32Bの間欠回転時における各停止時間は、吸引保持部34によりカートン供給装置5からカートンCを引出して吸引保持する時間を含むものである。ターレット32A及びターレット32Bの間欠回転時における各停止時間は、例えば5秒以下であり具体的には0.5秒以上3.0秒以下である。例えば、カートニング装置3の箱製能力が30個/分である場合、ターレット32A及びターレット32Bの間欠回転時における各停止時間は、1.4秒である。また、カートニング装置3の箱製能力が20個/分である場合、ターレット32A及びターレット32Bの間欠回転時における各停止時間は、2.4秒である。なお、ターレット32の間欠回転時における各停止時間は、作業者により適宜変更することができる。
また、ターレット32A及びターレット32Bは、その周縁に凹部33を既定の間隔で複数配置され、複数配置された凹部33それぞれに吸引保持部34を設けられている。本実施例のターレット32A及びターレット32Bは、周縁に12個の凹部33を等間隔の位置に備え、各凹部33に吸引保持部34をそれぞれ設けている。ターレット32A及びターレット32Bに設けた各凹部33及び各吸引保持部34は、鉛直方向(回転軸30の軸方向)において、対向する位置となるよう配置されている。
なお、ターレット32Aは、本発明に係る回転板の一例であり、ターレット32Bは本発明に係る第2の回転板の一例である。
(吸引保持部34)
図2に例示するように、吸引保持部34は、凹溝ガイド部35と吸引部36とを含み構成されている。吸引保持部34は、ターレット32の周縁に既定の間隔で複数設けられカートンCの既定の面を吸引して保持する。吸引保持部34は、ターレット32のそれぞれの凹部33に配置されている。吸引保持部34は、少なくとも凹溝ガイド部35をターレット32の凹部33に着脱自在に配置されている。これにより吸引保持部34は、カートンCの大きさに合わせて凹溝ガイド部35のガイド幅を適宜変更することができる。
凹溝ガイド部35は、組み立て後のカートンCの一対の対向する各面を支える形状に形成されたガイドである。本実施例の凹溝ガイド部35は、組み立て後のカートンCの一対の対向する各面を支える形状として、例えば凹形状に形成されている。また、凹溝ガイド部35は、金属製、又は、合成樹脂製により構成されており、本実施例の凹溝ガイド部35は、合成樹脂製により構成されている。
また、凹溝ガイド部35は、凹形状に形成された部分に、吸引部36を配置されている。凹溝ガイド部35は、吸引部36により収納部50から引き出された組み立て後のカートンCを支える。
吸引部36は、合成樹脂で構成された吸盤である吸引パッド362と、吸引パッド362に接続され、ターレット32の半径方向に伸縮自在に設けられた管材であるアーム364とを含み構成されている。吸引パッド362は、吸引した空気をアーム364に流れるよう、アーム364の管端と接続する位置に貫通孔を備えている。また、アーム364は、既存の吸引装置(不図示)に接続されており、吸引部36は、吸引パッド362及びアーム364を介してカートンCの側面を吸引し保持することができる。
また、吸引部36における伸縮自在なアーム364の全長は、カートン供給装置5の収納部50に収納されたカートンCに吸引パッド362を接触させることのできる長さであり、本実施例のアーム364の全長は、25cm以上80cm以下である。
また、吸引部36は、収納部50から組み立て前のカートンCをターレット32の半径方向に引き出し、引き出し後に拡開した組み立て後のカートンCを吸引して保持する。このとき、吸引保持部34におけるカートンCを吸引する吸引力は、組み立て前後のカートンC、または、被包装品を含む組み立て後のカートンCを持ち上げる吸引力であり、例えば−70Pa以上−25Pa以下である。なお、本実施例の吸引保持部34の吸引力は、例えば−60Pa以上−40Pa以下である。吸引保持部34の吸引力が−25Pa以上である場合、吸引力が弱くなり組み立て後のカートンCを脱落させるおそれがある。一方、吸引保持部34の吸引力が−70Pa以下である場合、吸引力が強くなり組み立て後のカートンCの吸引する壁面を変形させ傷つけるおそれがある。よって、吸引保持部34の吸引力は、例えば−60Pa以上−40Pa以下であることが望ましい。
これにより、吸引保持部34は、ターレット32の外側にカートンCの脱落を防止するガイドバーを備えることなくカートンCを吸引して保持することができる。よって、ガイドバーを備える必要がないため、カートンCに擦り傷等をつけることなく製箱することができる。
(排出部39)
図1(B)に例示するように、排出部39は、吸引保持部34に保持された被包装品を含む組み立て後のカートンCを、吸引保持部34から取り外し排出する排出部分であり、良品排出部39Aと系外排出部39Bとを含み構成されている。良品排出部39Aは、鉛直方向において、吸引保持部34により低い位置に配置されている。本実施例の良品排出部39Aは、吸引保持されたカートンCの底面位置より低い位置に配置され、吸引保持部34に保持されたカートンCを90度回転させた状態で排出する。
また、系外排出部39Bは、鉛直方向において、吸引保持部34により低い位置に配置されている。本実施例の系外排出部39Bは、吸引保持部34の下方に位置し、吸引保持部34による吸引を停止したことにより落下したカートンCを受けつけ排出する。
このように、カートニング装置3は、回転軸30、ターレット32、吸引保持部34、及び、排出部39を含み構成されている。
[カートン供給装置5]
図1に例示するように、カートン供給装置5は、カートニング装置3に組み立て前のカートンCを供給する装置である。カートン供給装置5は、収納部50、及び、搬送部52を含み構成されている。
(収納部50)
収納部50は、組み立て前のカートンCを複数重ねた状態で収納する。収納部50は、鉛直方向において、吸引保持部34の位置より低い位置に配置されている。
(搬送部52)
搬送部52は、収納部50に収納された組み立て前のカートンCを搬送する。搬送部52は、収納部50に収納された組み立て前のカートンCをカートニング装置3の吸引保持部34の伸縮方向(ターレット32の半径方向)に搬送する。搬送部52は、断続的又は間欠的に吸引部36の伸縮方向に組み立て前のカートンCを搬送してもよいし、連続的に搬送してもよい。搬送部52は、断続的又は間欠的に搬送する場合、吸引保持部34により組み立て前のカートンCを保持された後に、吸引部36の伸縮方向に搬送する。このように、カートン供給装置5は、収納部50、及び、搬送部52を含み構成されている。
よって、カートニングシステム1は、カートニング装置3とカートン供給装置5とを含み構成されている。
次に、カートン製造方法を説明する。
図3は、カートン製造工程(S10)を説明するフローチャートである。
図4は、カートン製造工程(S10)を説明する模式図である。
図3に例示するように、ステップ100(S100)において、作業者は、カートン供給装置5の収納部50に組み立て前のワンタッチ式のカートンCを複数重ねた状態で配置する。また、作業者は、カートニング装置3の吸引保持部34における凹溝ガイド部35のガイド幅を収納部50に配置したカートンCの大きさに合わせて設置する。
ステップ105(S105)において、作業者は、カートニング装置3とカートン供給装置5とを始動させる。図4に例示するように、カートニング装置3は、回転軸30を間欠的に回転させターレット32を回転させる。カートニング装置3は、ターレット32に設けられた吸引保持部34のうち、カートン供給装置5の収納部50と対向する位置にある吸引保持部34の吸引部36をターレット32の半径方向に伸ばす。具体的には、カートニング装置3は、吸引部36のアーム364を収納部50に向かって伸ばす。カートニング装置3は、伸ばした状態の吸引部36における吸引パッド362を、収納部50に収納された組み立て前のカートンCの既定の壁面に接触させ吸引する。本実施例のカートニング装置3は、組み立て前後のカートンC、または、被包装品を含む組み立て後のカートンCを持ち上げる吸引力であり、−60Pa以上−40Pa以下である吸引力でカートンCの壁面を吸引する。カートニング装置3は、吸引部36により組み立て前のカートンCを吸引した状態でアーム364を縮ませる。このとき、カートニング装置3は、収納部50から組み立て前のカートンCを吸引し引き出すタイミングで拡開させ、組み立てた状態のカートンCとする。なお、カートンCを組み立てるタイミングは、吸引部36により収納部50から引き出されるときであってもよいし、吸引部36により収納部50から引き出される前に予めカートン供給装置5により組み立てられてもよい。
ステップ110(S110)において、カートニング装置3は、吸引保持部34により吸引保持された、組み立てた後のカートンCに被包装品を供給する。
図4に例示するように、カートニング装置3は、吸引保持部34により拡開した組み立てた後のカートンCを吸引し保持した状態で、回転軸30を間欠的に回転させターレット32を間欠回転させる。カートニング装置3は、ターレット32を回転させることにより、吸引保持された組み立てた後のカートンCを被包装品供給口(不図示)に移動させる。カートニング装置3は、被包装品供給口に移動した組み立てた後のカートンCに被包装品を供給する。
ステップ115(S115)において、カートニング装置3は、組み立てた後のカートンCのフラップを閉扉する。図4に例示するように、カートニング装置3は、吸引保持部34により被包装品を供給された組み立てた後のカートンCを吸引し保持した状態で、回転軸30を間欠的に回転させターレット32を間欠回転させる。カートニング装置3は、ターレット32を回転させることにより、被包装品を供給された組み立てた後のカートンCをホットメルトアプリケータ(不図示)の配置された位置に移動させ、ホットメルトアプリケータと共にカートンCのフラップを閉扉する。
ステップ120(S120)において、カートニング装置3は、フラップを閉扉したカートンCを排出する。
図4に例示するように、カートニング装置3は、吸引保持部34によりラップを閉扉した組み立てた後のカートンCを吸引し保持した状態で、回転軸30を間欠的に回転させターレット32を間欠回転させる。カートニング装置3は、ターレット32を回転させることにより、鉛直方向において、吸引保持部34の位置より低い位置に配置された排出部39の位置にカートンCを移動させる。カートニング装置3は、良品であるカートンCを良品排出部39Aに排出し、良品でないカートンCを系外排出部39Bに排出する。カートニング装置3は、良品であるカートンCである場合、吸引保持部34に保持されたカートンCを90度回転させた状態で、保持されたカートンCの底面位置より低い位置に配置にある良品排出部39Aに排出する。また、カートニング装置3は、良品でないカートンCである場合、吸引保持部34による吸引を停止しカートンCを落下させ系外排出部39Bに排出する。
ステップ125(S125)において、カートニング装置3は、回転軸30を間欠的に回転させてターレット32を間欠回転させ、排出部39に組み立て後のカートンCを排出した後の吸引保持部34を、カートン供給装置5の収納部50と対向する位置に移動させる。カートニング装置3は、カートン供給装置5の収納部50に収納された組み立て前のカートンCを全て組み立てたかを判断する。カートニング装置3は、収納部50に収納された組み立て前のカートンCを全て組み立てた場合に、カートン製造工程を終了する。また、カートニング装置3は、収納部50に収納された組み立て前のカートンCを全て組み立てていない場合に、S105の工程に移行する。
このように、カートニングシステム1は、カートン製造工程(S10)に基づいて動作する。
以上説明したように、本実施形態のカートニングシステム1は、カートン供給装置5と、カートニング装置3とを含み構成されている。カートン供給装置5は、組み立て前のカートンを複数収納する収納部50を有している。また、カートニング装置3は、鉛直方向を中心に回転する回転軸30と、回転軸30に接続され、この回転軸30を中心に回転する板状のターレット32と、ターレット32の周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンCの既定の面を吸引して保持する吸引保持部34と、吸引保持部34により保持された組み立て後のカートンCを排出する排出部39とを有している。カートニングシステム1は、鉛直方向において、収納部50及び排出部39の位置より高い位置に吸引保持部34配置されている。
このように、カートニングシステム1は、吸引保持部34により組み立てた後のカートンCの外壁面を吸引保持することにより、組み立てた後のカートンCを空中で保持することができる。また、カートニングシステム1は、組み立てた後のカートンCを空中で保持することにより、ターレット32の外側にカートンCの脱落を防止するガイドバーを備えることなくカートンCを吸引して保持することができる。よって、カートンCを保持したターレット32を回転させてもカートンCに擦り傷等をつけることなく製箱することができる。
また、カートニングシステム1は、カートニング装置5において、回転軸30に接続され、ターレット32Aと離間して配置されたターレット32Bを配置されている。カートニングシステム1は、鉛直方向において、ターレット32A、及び、ターレット32Bの互いの吸引保持部34が対向する位置に配置されている。
このように、カートニングシステム1は、組み立てた後のカートンCの吸引保持される面の上側と下側とで吸引保持することにより、より安定して組み立てた後のカートンCを吸引保持することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
1 カートニングシステム
3 カートニング装置
30 回転軸
32 ターレット
33 凹部
34 吸引保持部
35 凹溝ガイド部
36 吸引部
362 吸引パッド
364 アーム
39 排出部
5 カートン供給装置
50 収納部
52 搬送部

Claims (6)

  1. 鉛直方向を中心に回転する軸と、
    前記軸に接続され、該軸を中心に回転する板状の回転板と、
    前記回転板の周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンの既定の面を吸引して保持する吸引保持部と
    を有する
    カートニング装置。
  2. 前記回転板は、前記軸における、前記吸引保持部により保持されたカートンの底面が接触しない位置に配置されている
    請求項1に記載のカートニング装置。
  3. カートン供給装置と、カートニング装置とにより構成されたカートニングシステムであって、
    前記カートン供給装置は、
    組み立て前のカートンを複数収納する収納部
    を有し、
    前記カートニング装置は、
    鉛直方向を中心に回転する軸と、
    前記軸に接続され、該軸を中心に回転する板状の回転板と、
    前記回転板の周縁に既定の間隔で複数設けられ、カートンの既定の面を吸引して保持する吸引保持部と
    を有し、
    前記吸引保持部は、鉛直方向において、前記収納部の位置より高い位置に配置されている
    カートンニングシステム。
  4. 前記カートニング装置は、
    前記吸引保持部により保持された組み立て後のカートンを排出する排出部
    をさらに有し、
    前記吸引保持部は、鉛直方向において、前記排出部の位置より高い位置に配置されている
    請求項3に記載のカートンニングシステム。
  5. 前記吸引保持部は、
    組み立て後のカートンの一対の対向する各面を支える形状に形成されたガイド部と、
    前記ガイド部の間に伸縮自在に設けられ、前記収納部に収納された組み立て前のカートンを吸引して引出し保持する吸引部と
    を含み、
    前記収納部は、組み立て前のワンタッチ式のカートンを複数収納し、
    前記吸引部は、前記収納部から組み立て前のカートンを前記回転板の半径方向に引き出し、引き出し後に拡開した組み立て後のカートンを吸引して保持し、
    前記ガイド部は、前記吸引部により前記収納部から引き出された組み立て後のカートンを支えている
    請求項4に記載のカートンニングシステム。
  6. 前記カートニング装置は、
    前記軸に接続され、前記回転板と離間して配置された第2の回転板
    をさらに有し、
    前記回転板と前記第2の回転板とは、鉛直方向において、互いの前記吸引保持部が対向する位置に配置され、
    前記回転板と前記第2の回転板とに配置されたそれぞれの前記吸引保持部は、前記収納部及び前記排出部の位置より高い位置に配置されている
    請求項5に記載のカートンニングシステム。
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