JP5875025B2 - 車両天井構造及びこれに用いられるプレート - Google Patents

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Description

本発明は、車両天井構造及びこれに用いられるプレートに関し、さらに詳しくは、天井材からのプレートの剥がれを防止できるとともに、エアバッグの展開性能を損なうことなく内装部品の飛散を防止することができる車両天井構造及びこれに用いられるプレートに関する。
従来の車両天井構造として、車体パネルの車室内側に配された天井材と、天井材の側縁部に沿って延び天井材の側縁部の裏面側に配されるエアバッグと、天井材の側縁部に形成された開口を車室内側面から塞ぐようにエアバッグの上方側に近接配置された内装部品と、を備える構造が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、内装部品と車体パネルとをストラップで連結することで内装部品の飛散を防止する構造が開示されている。
特開2008−62839号公報
ここで、他の内装部品の飛散防止構造として、例えば、図9に示すように、天井材106の側縁部106aの裏面に、開口111を囲む形状をなすプレート123を接着し、このプレート123に内装部品103に係止可能な係止部128を設けてなる構造が提案されている。これにより、プレート123で天井材106の開口111の外周側の剛性が高められることに加えて、エアバッグ102の展開時に内装部品103とプレート123の係止部128とが係止することで内装部品103の飛散が防止される。
しかし、上記提案技術では、内装部品103がエアバッグ102の上方側に近接配置されているので、プレート123とエアバッグ102との間隔スペースを十分に確保できない場合がある。そこで、図9(a)に示すように、プレート123の下側部123’をカットしたり、図9(b)に示すように、エアバッグ102の収納位置をプレート123から離れる方向、即ち車室外側に移動させたりして対応することが考えられる。しかしながら、プレート123の下側部123’をカットする場合には、天井材106に対するプレート123の接着面積が減少して天井材106からプレート123が剥がれてしまう恐れがある。また、エアバッグ102の収納位置を車室外側に移動させる場合には、エアバッグ102の展開性能が低下してしまう恐れがある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、天井材からのプレートの剥がれを防止できるとともに、エアバッグの展開性能を損なうことなく内装部品の飛散を防止することができる車両天井構造及びこれに用いられるプレートを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車体パネルの車室内側に配された天井材と、該天井材の側縁部に沿って延び該天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグと、該天井材の側縁部に形成された開口を車室内側面から塞ぐように該エアバッグの上方側に近接配置された内装部品と、を備える車両天井構造であって、前記天井材の側縁部の裏面には、前記開口を囲む形状をなすプレートが取り付けられており、前記プレートは、前記内装部品に係止可能な係止部と、前記天井材の前記開口の上縁側に沿って延びる上側部と、前記天井材の前記開口の下縁側に沿って延び且つ前記エアバッグに隣接する下側部と、を有しており、前記下側部は、前記上側部に比べて、該下側部及び該上側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、前記下側部の下縁側には、前記天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて該天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記傾斜面部は、前記プレートの基部から立設し、該プレートの端末に向かって延びる複数のリブで構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載において、前記天井材の側縁部の裏面側には、前記エアバッグを前記車体パネルに対して固定するためのブラケットが配されており、該ブラケットは、前記車体パネルに取り付けられる取付面部と、該取付面部から車室内側に向かって延びる覆い部と、を有し、該覆い部と前記プレートの前記下側部とで前記エアバッグの上方が被覆されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項記載において、前記プレートは、前記天井材の前記開口の横縁側に沿って延びる前後の横側部を有しており、前記前後の横側部のうちで前記エアバッグにガスを供給するインフレータに近い側の一方の横側部は、他方の横側部に比べて、該前後の横側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の横断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されていることを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項5に記載の発明は、車体パネルの車室内側に配された天井材と、該天井材の側縁部に沿って延び該天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグと、該天井材の側縁部に形成された開口を車室内側面から塞ぐように該エアバッグの上方側に近接配置された内装部品と、を備える車両天井構造に用いられるプレートであって、前記開口を囲む形状をなし、前記天井材の側縁部の裏面に取り付けられ、前記内装部品に係止可能な係止部と、前記天井材の前記開口の上縁側に沿って延びる上側部と、前記天井材の前記開口の下縁側に沿って延び且つ前記エアバッグに隣接する下側部と、を有しており、前記下側部は、前記上側部に比べて、該下側部及び該上側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、前記下側部の下縁側には、前記天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて該天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されていることを要旨とする。
本発明の車両天井構造によると、天井材の側縁部の裏面には、開口を囲む形状をなすプレートが取り付けられており、プレートは、内装部品に係止可能な係止部と、天井材の開口の上縁側に沿って延びる上側部と、天井材の開口の下縁側に沿って延び且つエアバッグに隣接する下側部と、を有している。そして、下側部は、上側部に比べて、下側部及び上側部が取り付けられる天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、下側部の下縁側には、天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されている。これにより、プレートで天井材の開口の外周側の剛性が高められることに加えて、エアバッグの展開時に内装部品とプレートの係止部とが係止することで内装部品の飛散が防止される。このように、プレートの下側部が比較的幅広に形成されているので、天井材に対するプレートの十分な接着面積を確保できる。よって、天井材からのプレートの剥がれを防止することができる。さらに、プレートの下側部に傾斜面部が形成されているので、傾斜面部で形成される間隔スペースによりプレートとエアバッグとを十分に近接配置できる。よって、エアバッグの展開性能を損なうことなく内装部品の飛散を防止することができる。
また、前記傾斜面部が、前記プレートの基部から立設し、該プレートの端末に向かって延びる複数のリブで構成されている場合は、プレートの剛性を高めつつ軽量化を図ることができる。よって、天井材の開口の外周側の剛性がより高められる。
また、前記天井材の側縁部の裏面側に、前記エアバッグを前記車体パネルに対して固定するためのブラケットが配されており、該ブラケットが、前記車体パネルに取り付けられる取付面部と、該取付面部から車室内側に向かって延びる覆い部と、を有し、該覆い部と前記プレートの前記下側部とで前記エアバッグの上方が被覆されている場合は、ブラケット及びプレートによりエアバッグの上方への展開が防止される。
さらに、前記プレートが、前記天井材の側縁部の前記開口の横縁側に沿って延びる前後の横側部を有しており、前記前後の横側部のうちで前記エアバッグにガスを供給するインフレータに近い側の一方の横側部は、他方の横側部に比べて、該前後の横側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の横断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されている場合は、エアバッグ展開時に強い力のかかるインフレータ側の横側部が比較的幅広に形成される。よって、天井材の開口の外周側の剛性がより高められる。
本発明のプレートによると、開口を囲む形状をなし、天井材の側縁部の裏面に取り付けられ、内装部品に係止可能な係止部と、天井材の開口の上縁側に沿って延びる上側部と、天井材の開口の下縁側に沿って延び且つエアバッグに隣接する下側部と、を有している。そして、下側部は、上側部に比べて、該下側部及び該上側部が取り付けられる天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、下側部の下縁側には、天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されている。これにより、プレートで天井材の開口の外周側の剛性が高められることに加えて、エアバッグの展開時に内装部品とプレートの係止部とが係止することで内装部品の飛散が防止される。このように、プレートの下側部が比較的幅広に形成されているので、プレートと天井材との十分な接着面積を確保できる。よって、天井材からのプレートの剥がれを防止することができる。さらに、プレートの下側部に傾斜面部が形成されているので、傾斜面部で形成される間隔スペースによりプレートとエアバッグとを十分に近接配置できる。よって、エアバッグの展開性能の低下を防止することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係る車両天井構造を車室内側から見上げた状態の模式図である。 図1のII−II線断面拡大図である。 図1のIII−III線断面拡大図である。 上記車両天井構造の分解斜視図である。 実施例に係るプレートの表面から見た斜視図である。 上記プレートの裏面から見た斜視図である。 実施例に係るブラケットを説明するための説明図(天井材を取り外した状態の車両天井構造の斜視図)である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 提案技術の内装部品の飛散防止構造を説明するための説明図であり、(a)はプレートの下側部をカットした形態を示し、(b)はエアバッグの収納位置を車室外側に移動させた形態を示す。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.車両天井構造
本実施形態1.に係る車両天井構造は、車体パネル(8)の車室内側に配された天井材(6)と、天井材(6)の側縁部(6a)に沿って延び天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグ(2)と、天井材の側縁部に形成された開口(11)を車室内側面から塞ぐようにエアバッグの上方側に近接配置された内装部品(3)と、を備える車両天井構造(1)である(例えば、図1〜図3等参照)。そして、天井材(6)の側縁部(6a)の裏面には、開口(11)を囲む形状をなすプレート(23)が取り付けられており、プレートは、内装部品(3)に係止可能な係止部(28、29)と、天井材の開口の上縁側に沿って延びる上側部(24)と、天井材の開口の下縁側に沿って延び且つエアバッグ(2)に隣接する下側部(25)と、を有している(例えば、図4〜図6等参照)。さらに、下側部(25)は、上側部(24)に比べて、下側部及び上側部が取り付けられる天井材の側縁部(6a)の縦断面における延設方向に沿う取付幅(L1)が幅広に形成されているとともに、下側部の下縁側には、天井材(6)の側縁部(6a)の端末側に向かうにつれて天井材の裏面に近づくような傾斜面部(30)が形成されている(例えば、図2及び図6等参照)。
本実施形態1.に係る車両天井構造としては、例えば、上記傾斜面部(30)は、プレート(23)の基部(25a)から立設し、プレートの端末に向かって延びる複数のリブ(25b’)で構成されている形態(例えば、図6等参照)を挙げることができる。
本実施形態1.に係る車両天井構造としては、例えば、上記天井材の側縁部(6a)の裏面側には、エアバッグ(2)を車体パネル(8)に対して固定するためのブラケット(9)が配されており、ブラケットは、車体パネルに取り付けられる取付面部(9a)と、取付面部から車室内側に向かって延びる覆い部(9b)と、を有し、覆い部とプレート(23)の下側部(25)とでエアバッグ(2)の上方が被覆されている形態(例えば、図2、図7及び図8等参照)を挙げることができる。
本実施形態1.に係る車両天井構造としては、例えば、上記プレート(23)は、天井材(6)の側縁部(6a)の開口(11)の横縁側に沿って延びる前後の横側部(26、27)を有しており、前後の横側部のうちでエアバッグ(2)にガスを供給するインフレータ(7)に近い側の一方の横側部(26)は、他方の横側部(27)に比べて、前後の横側部が取り付けられる天井材の側縁部(6a)の横断面における延設方向に沿う取付幅(W1)が幅広に形成されている形態(例えば、図1及び図3等参照)を挙げることができる。
本実施形態1.に係る車両天井構造としては、例えば、上記係止部(28、29)は、前記内装部品(3)を車体パネル(8)に固定するための係止片(18)及び係止バネ(19)に係止可能である形態(例えば、図3等参照)を挙げることができる。これにより、内装部品の係止片及び係止バネを飛散防止のために利用でき、構造の簡素化を図ることができる。
2.プレート
本実施形態2.に係るプレートは、車体パネル(8)の車室内側に配された天井材(6)と、天井材(6)の側縁部(6a)に沿って延び天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグ(2)と、天井材の側縁部に形成された開口(11)を車室内側面から塞ぐようにエアバッグの上方側に近接配置された内装部品(3)と、を備える車両天井構造(1)に用いられるプレート(23)である(例えば、図1〜図3等参照)。本プレート(23)は、開口(11)を囲む形状をなし、天井材の側縁部(6a)の裏面に取り付けられ、内装部品(3)に係止可能な係止部(28、29)と、天井材の開口の上縁側に沿って延びる上側部(24)と、天井材の開口の下縁側に沿って延び且つエアバッグ(2)に隣接する下側部(25)と、を有している(例えば、図4〜図6等参照)。そして、下側部(25)は、上側部(24)に比べて、下側部及び上側部が取り付けられる天井材の側縁部(6a)の縦断面における延設方向に沿う取付幅(L1)が幅広に形成されているとともに、下側部の下縁側には、天井材(6)の側縁部(6a)の端末側に向かうにつれて天井材の裏面に近づくような傾斜面部(30)が形成されている(例えば、図2及び図6等参照)。
なお、本実施形態2.に係るプレートとしては、例えば、上記実施形態1.で説明したプレートの構成を適用したものを挙げることができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、本発明に係る「内装部品」として、空調装置の吹出口を構成するレジスタを例示する。
(1)車両天井構造の構成
本実施例に係る車両天井構造1は、図1に示すように、以下に述べる天井材6、エアバッグ2、レジスタ3及びプレート23を備えている。この天井材6は、車体パネル8(図2参照)の車室内側に配されている。また、エアバッグ2は、天井材6の側縁部6aに沿って車両前後方向Pに延びて側縁部6aの裏面側(すなわち、車室外側面側)に折り畳まれた状態で配設されている。また、天井材6の側縁部6aの裏面側には、エアバッグ2の長手方向の略中央に設けられた接続口(図示省略)にガスを供給するインフレータ7が配設されている。
上記レジスタ3は、図2〜図4に示すように、天井材6の側縁部6aに形成された略矩形状の開口11を車室内側面から塞ぐようにエアバッグ2の上方側に近接配置されている。このレジスタ3は、天井材6の側縁部6aの表面(すなわち、車室内側面)における開口11の外周側に当接する当接枠13aを有する筒状のベゼル13を備えている。このベゼル13の車室外側の端部には、金網14が装着されるとともに、車体パネル8に取り付けられた空調ダクト15の端部が接続されている。また、ベゼル13内には、吹出空気の方向や風量を調整するための複数のフィン16を備えたルーバ機構17が設けられている。なお、上記レジスタ3は、センターピラー12aとリヤピラー12bとの間の位置に配設され、後部座席に着座する乗員に対する吹出口を構成している(図1参照)。
上記ベゼル13には、図3に示すように、一方の外側面に係止片18が設けられ、他方の外側面に係止バネ19が設けられている。そして、車体パネル8に取り付けられたブラケット20の係止部20aに係止片18が係止するとともに、ブラケット20の係止部20bに係止バネ19が弾性的に係止することで、車体パネル8に対してレジスタ3が取り付けられる。また、上記ベゼルの一方の外側面には、係止片18の車室内側に係止片18’が設けられている。
(2)プレートの構成
本実施例に係るプレート23は、インフレータ7からのガス供給によりエアバッグ2が展開される時にレジスタ3の飛散を防止するものである。このプレート23は、図2〜図4に示すように、開口11を囲む形状をなし、天井材6の側縁部6aの裏面に取り付けられている。なお、本実施例では、上記プレート23として、天井材6の裏面に両面テープ(図示省略)で接着されるものを採用する。
上記プレート23は、図5及び図6に示すように、天井材6の開口11の上縁側に沿って延びる上側部24と、天井材6の開口11の下縁側に沿って延びる下側部25と、天井材6の開口11の横縁側に沿って延びる前後の横側部26、27と、を有して略矩形枠状に形成されている。これら上側部24及び下側部25のそれぞれの一端部は横側部26の上下端部に連結され、上側部24及び下側部25のそれぞれの他端部は横側部27の上下端部に連結されている。
上記上側部24、下側部25及び前後の横側部26、27のそれぞれは、天井材6の裏面側に接着される面状の基部24a、25a、26a、27aを備えている。これら各基部24a〜27aの表面には、複数のリブ24b、25b、25b’、26b、27bが立設されている。これら各複数のリブ24b、25b、26bは、交差状に配置されている。また、複数のリブ25b’のそれぞれは、下側部25の端末に向かって上下方向に延びている。
上記下側部25の縦方向の取付幅L1は、図2に示すように、上側部24の縦方向の取付幅L2に比べて幅広に形成されている。すなわち、下側部25は、上側部24に比べて、下側部25及び上側部26が取り付けられる天井材6の側縁部6aの縦断面における延設方向(すなわち、車両上下方向Q)に沿う取付幅L1が幅広に形成されている。よって、下側部25は、上側部24より大きな取付面積(すなわち、接着面積)を有している。さらに、図3に示すように、前後の横側部26、27のうちでインフレータ7に近い側の横側部26の横方向の取付幅W1は、横側部27の横方向の取付幅W2に比べて幅広に形成されている。すなわち、横側部26は、横側部27に比べて、前後の横側部26、27が取り付けられる天井材6の側縁部6aの横断面における延設方向(すなわち、車両前後方向P)に沿う取付幅W1が幅広に形成されている。よって、横側部26は、横側部27より大きな取付面積(すなわち、接着面積)を有している。
上記下側部25の下縁側には、図2及び図6に示すように、天井材6の側縁部6aの端末側に向かうにつれて天井材6の裏面に近づくような傾斜面部30が形成されている。この傾斜面部30は、上述の複数のリブ25b’で構成されている。
上記横側部26には、図3及び図6に示すように、レジスタ3が車室内側に移動するときに、ブラケット20から外れたレジスタ3の係止バネ19が係止する係止部28が設けられている。また、上記横側部27には、レジスタ3が車室内側に移動するときに、レジスタ3の係止片18’又はブラケット20から外れた係止片18と係止する係止部29が設けられている。
上記天井材6の側縁部6aの裏面側には、図7及び図8に示すように、エアバッグ2を車体パネル8に対して固定するための樹脂製のブラケット9が配設されている。このブラケット9は、ネジ、クリップ等の固定手段10により車体パネル8に取り付けられる取付面部9aと、この取付面部9aから車室内側に向かって延びる覆い部9bと、を備えている。この覆い部9bとプレート23の下側部25とでエアバッグ2の上方が被覆されている(図2参照)。なお、上記エアバッグ2は、ネジ、クリップ等の固定手段(図示省略)によりブラケット9に固定されている。
(3)車両天井構造の作用
次に、上記構成の車両天井構造1の作用について説明する。エアバッグ2は、自動車の衝突時(特に、側面衝突時)にインフレータ7が作動してガスが供給されると、天井材6を車室内側に押し開いて下方に展開膨張する(図2中に2点鎖線で示す。)。このとき、天井材6の開放動作に伴ってレジスタ3が開口11を抜けて車室内側に移動することがある。この場合、プレート23の各係止部28、29とレジスタ3の係止バネ19及び係止片18、18’とが係止することでレジスタ3の車室内側への移動が規制される。
(4)実施例の効果
本実施例の車両天井構造1によると、天井材6の側縁部6aの裏面には、開口11を囲む形状をなすプレート23が取り付けられており、プレート23は、レジスタ3に係止可能な係止部28、29と、天井材6の開口11の上縁側に沿って延びる上側部24と、天井材6の開口11の下縁側に沿って延び且つエアバッグ2に隣接する下側部25と、を有している。そして、下側部25は、上側部24に比べて、下側部25及び上側部24が取り付けられる天井材6の側縁部6aの縦断面における延設方向に沿う取付幅L1が幅広に形成されているとともに、下側部25の下縁側には、天井材6の側縁部6aの端末側に向かうにつれて天井材6の裏面に近づくような傾斜面部30が形成されている。これにより、プレート23で天井材6の開口11の外周側の剛性が高められることに加えて、エアバッグ2の展開時にレジスタ3とプレート23の係止部28、29とが係止することでレジスタ3の飛散が防止される。このように、プレート23の下側部25が比較的幅広に形成されているので、天井材6に対するプレート23の十分な接着面積を確保できる。よって、天井材6からのプレート23の剥がれを防止することができる。さらに、プレート23の下側部25に傾斜面部30が形成されているので、傾斜面部30で形成される間隔スペースによりプレート23とエアバッグ2とを十分に近接配置できる。よって、エアバッグ2の展開性能を損なうことなくレジスタ3の飛散を防止することができる。
また、本実施例では、傾斜面部30は、プレート23の基部25aから立設し、プレート23の端末に向かって延びる複数のリブ25b’で構成されているので、プレート23の剛性を高めつつ軽量化を図ることができる。よって、天井材6の開口11の外周側の剛性がより高められる。
また、本実施例では、天井材6の側縁部6aの裏面側には、エアバッグ2を車体パネル8に対して固定するためのブラケット9が配されており、ブラケット9は、車体パネル8に取り付けられる取付面部9aと、取付面部9aから車室内側に向かって延びる覆い部9bと、を有し、覆い部9bとプレート23の下側部25とでエアバッグ2の上方が被覆されているので、ブラケット9及びプレート23によりエアバッグ2の上方への展開が防止される。
また、本実施例では、プレート23は、天井材6の側縁部6aの開口11の横縁側に沿って延びる前後の横側部26、27を有しており、前後の横側部26、27のうちでエアバッグ2にガスを供給するインフレータ7に近い側の一方の横側部26は、他方の横側部27に比べて、前後の横側部26、27が取り付けられる天井材6の側縁部6aの横断面における延設方向に沿う取付幅W1が幅広に形成されているので、エアバッグ2の展開時に強い力のかかるインフレータ7側の横側部26が比較的幅広に形成される。よって、天井材6の開口11の外周側の剛性がより高められる。
さらに、本実施例では、係止部28、29は、レジスタ3を車体パネル8に固定するための係止片18及び係止バネ19に係止可能であるので、レジスタ3の係止片18及び係止バネ19を飛散防止のために利用でき、構造の簡素化を図ることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、略矩形状(略正方形を含む。)の開口11を例示したが、これに限定されず、例えば、円形、楕円形、三角形、五角以上の多角形、異形状等の開口としてもよい。この場合、通常、円形、楕円形、三角形、五角以上の多角形、異形状等の枠状のプレートが採用される。
また、上記実施例では、天井材6の裏面にプレート23を両面テープで接着するようにしたが、これに限定されず、例えば、天井材6の裏面にプレート23を接着剤で接着するようにしてもよい。また、天井材6の裏面にプレート23を熱溶着等で溶着するようにしてもよい。
また、上記実施例では、天井材6の裏面側に縦断面でみて車両上下方向Pに沿ってプレート23を取り付けるようにしたが、これに限定されず、例えば、天井材6の裏面側に縦断面でみて車両上下方向に傾斜してプレート23を取り付けるようにしてもよい。また、上記実施例では、天井材6の裏面側に横断面でみて車両前後方向Pに沿ってプレート23を取り付けるようにしたが、これに限定されず、例えば、天井材6の裏面側に横断面でみて車両前後方向Pに傾斜してプレート23を取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施例では、プレート23をレジスタ3の一部に対向して設け、エアバッグ2の展開時に両者23、3を係止させるようにしたが、これに限定されず、例えば、プレート23をレジスタ3に予め係止するように設けてもよい。
また、上記実施例では、プレート23の横側部26、27に設けた係止部28、29とレジスタ3とを係止させるようにしたが、これに限定されず、例えば、プレート23の上側部24や下側部25に設けた係止部とレジスタ3とを係止させるようにしてもよい。すなわち、プレート23の上側部24、下側部25、横側部26、27のうちの少なくとも1つの部位に設けた係止部とレジスタ3の一部とが係止すればよい。さらに、プレート23に側部24〜27とは別に係止部を設けてもよい。
また、上記実施例では、天井材6の側縁部6aにおいてセンターピラー12aとリヤピラー12bとの間に配設される車両天井構造1を例示したが、これに限定されず、例えば、天井材6の側縁部6aにおいてセンターピラー12aとフロントピラー12cとの間に配設される車両天井構造としてもよい。
さらに、上記実施例では、内装部品としてレジスタ3を例示したが、これに限定されず、例えば、内装部品としてコートフック、照明装置、スピーカ装置等を採用してもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
乗用車、バス、トラック等の他、列車、汽車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両などでエアバッグ展開時に内装部品の飛散を防止する技術として広く利用される。
1;車両天井構造、2;エアバッグ、3;レジスタ、6;天井材、6a;側縁部、7;インフレータ、8;車体パネル、9;ブラケット、9a;取付面部、9b;覆い部、11;開口、23;プレート、24;上側部、25;下側部、25a;基部、25b’;リブ、26,27;横側部、28,29;係止部、30;傾斜面部、L1,W1;取付幅。

Claims (5)

  1. 車体パネルの車室内側に配された天井材と、該天井材の側縁部に沿って延び該天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグと、該天井材の側縁部に形成された開口を車室内側面から塞ぐように該エアバッグの上方側に近接配置された内装部品と、を備える車両天井構造であって、
    前記天井材の側縁部の裏面には、前記開口を囲む形状をなすプレートが取り付けられており、
    前記プレートは、前記内装部品に係止可能な係止部と、前記天井材の前記開口の上縁側に沿って延びる上側部と、前記天井材の前記開口の下縁側に沿って延び且つ前記エアバッグに隣接する下側部と、を有しており、
    前記下側部は、前記上側部に比べて、該下側部及び該上側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、
    前記下側部の下縁側には、前記天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて該天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されていることを特徴とする車両天井構造。
  2. 前記傾斜面部は、前記プレートの基部から立設し、該プレートの端末に向かって延びる複数のリブで構成されている請求項1記載の車両天井構造。
  3. 前記天井材の側縁部の裏面側には、前記エアバッグを前記車体パネルに対して固定するためのブラケットが配されており、該ブラケットは、前記車体パネルに取り付けられる取付面部と、該取付面部から車室内側に向かって延びる覆い部と、を有し、該覆い部と前記プレートの前記下側部とで前記エアバッグの上方が被覆されている請求項1又は2に記載の車両天井構造。
  4. 前記プレートは、前記天井材の前記開口の横縁側に沿って延びる前後の横側部を有しており、前記前後の横側部のうちで前記エアバッグにガスを供給するインフレータに近い側の一方の横側部は、他方の横側部に比べて、該前後の横側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の横断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両天井構造。
  5. 車体パネルの車室内側に配された天井材と、該天井材の側縁部に沿って延び該天井材の側縁部の裏面側に配されたエアバッグと、該天井材の側縁部に形成された開口を車室内側面から塞ぐように該エアバッグの上方側に近接配置された内装部品と、を備える車両天井構造に用いられるプレートであって、
    前記開口を囲む形状をなし、前記天井材の側縁部の裏面に取り付けられ、
    前記内装部品に係止可能な係止部と、前記天井材の前記開口の上縁側に沿って延びる上側部と、前記天井材の前記開口の下縁側に沿って延び且つ前記エアバッグに隣接する下側部と、を有しており、
    前記下側部は、前記上側部に比べて、該下側部及び該上側部が取り付けられる前記天井材の側縁部の縦断面における延設方向に沿う取付幅が幅広に形成されているとともに、
    前記下側部の下縁側には、前記天井材の側縁部の端末側に向かうにつれて該天井材の裏面に近づくような傾斜面部が形成されていることを特徴とするプレート。
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