JP6925700B2 - インナールーフ構造 - Google Patents

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本発明は、インナールーフ構造に関し、特に、カーテンシールドエアバッグ及びエアコンディショナユニットが配置される自動車に関するものである。
従来のカーテンシールドエアバッグを配置される自動車におけるインナールーフ構造について、図5に示すピラーガーニッシュ取付構造を用いて説明する。センタピラーガーニッシュ36の上端部46Cの外側面に金属製のブラケット50を取り付け、エアバッグ20が膨張展開した際には、ブラケット50の両ウイング74の折り曲げ部74Bをピラーインナパネル38の台座部88に当接させて荷重を逃がし、更にエアバッグ20の膨張展開が進むと、ブラケット50が上端回りに車両幅方向外側へ回転して両ウイング74の下縁部74Cがピラーインナパネル38に当接することで荷重をピラーインナパネル38に逃がす構造とした。これにより、センタピラーガーニッシュ36の上端部46Cにかかる負担が軽くなり、その分、上端部46Cが破損する等のおそれがなくなる。ガーニッシュ上端側に設けられてエアバッグの展開方向を規制する展開方向規制手段が破損する可能性を効果的に低減する(以上、特許文献1参照)。
特開2008−62754号公報
前述のピラーガーニッシュ取付構造には、以下に示すような改善すべき点がある。前述のピラーガーニッシュ取付構造を用いることによって、乗員に対する安全を確保しながらカーテンシールドエアバッグを配置することができる。一方、一般的に、カーテンシールドエアバッグを装備する自動車には、天井にエアコンディショナユニットを配置することができない、という改善すべき点がある。天井にエアコンディショナユニットを配置する場合、エアコンディショナユニットとインナールーフとを固定する必要がある。一般的には、インナールーフとアウタールーフとを固定するクリップを用いることが考えられる。しかしながら、単にクリップを用いてインナールーフとアウタールーフとを固定すると、カーテンシールドエアバッグが展開する際の展開力により、クリップが外れ、クリップが車室内に飛び出し、乗員を傷つける可能性がある。このため、カーテンシールドエアバッグにおいて、天井にエアコンディショナユニットを配置することができない。
そこで、本発明は、天井にカーテンシールドエアバッグ及びエアコンディショナユニットが配置される自動車を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係るインナールーフ構造は、アウタールーフとインナールーフとの間にカーテンシールドエアバッグ、及び、エアコンディショナユニットが配置される自動車であって、頭部及び軸部を有し、前記頭部の軸部側の面である頭部軸側面が前記インナールーフの前記自動車の内側の面に接するように前記自動車の内側から外側に向かって配置される固定用クリップを用いて、前記エアコンディショナユニットに対して前記インナールーフが固定される自動車のインナールーフ構造において、前記インナールーフに形成される、前記自動車の前後方向に沿って分かれて配置された前記エアコンディショナユニットの吹出し口用開口及び吸気口用開口、前記インナールーフに形成されるとともに前記固定用クリップの前記頭部軸側面が接する平面を有する固定用クリップ配置座部を有し、前記固定用クリップ配置座部は、平面視において、前記吹出し口用開口又は前記吸気口用開口の自動車車幅方向外側の開口端部の位置から自動車前後方向に沿ってシフトした位置近傍に形成されている。
これにより、カーテンシールドエアバッグが展開したとしても、エアコンディショナユニット用開口の自動車外側の開口端部と固定用クリップ配置座部とを結ぶ線上でインナールーフが自動車内側に向かって折れ曲がり、また、固定用クリップが外れることがないようにできる。よって、天井にエアコンディショナユニットを配置するとともに、カーテンシールドエアバッグを配置する自動車を提供することができる。
本発明に係る自動車のインナールーフ構造の一実施例であるインナールーフ構造100を設置する自動車Cを示す図である。 図1のX−X断面を示す図である。 インナールーフ構造100を示す図である。 図1のY−Y断面を示す図である。 従来の自動車のインナールーフ構造を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明に係るインナールーフ構造の一実施形態であるインナールーフ構造100について図面を用いて説明する。なお、インナールーフ構造100は、天井にエアコンディショナユニットが配置され、かつ、カーテンシールドエアバッグが配置される自動車Cに用いられる。
1.自動車Cのルーフ構造
自動車Cのルーフ構造について、図1を用いて説明する。図1に、自動車Cの車内からインナールーフIRから見た状態を示す。自動車Cの天井には、アウタールーフOR(図2参照)、インナールーフIR、カーテンシールドエアバッグCSA、及び、エアコンディショナユニットACUが配置されている。アウタールーフORは、金属によって成形される。インナールーフIRは、樹脂により形成される。インナールーフIRには、エアコンディショナユニットACUの吹き出し口パネルWP、吸気口パネルIPが配置される。
インナールーフIRには、エアコンディショナユニットACUを固定するための固定用クリップ配置座部103が形成されている。固定用クリップ配置座部103において、固定用クリップCLを用いて、インナールーフIRとエアコンディショナユニットACUとが固定される。
図1のX−X断面を図2に示す。インナールーフIRは、エアコンディショナユニットACUを配置するためのエアコンディショナユニット配置凸状部IR1を有している。これにより、エアコンディショナユニットACUは、アウタールーフOR(図中2点鎖線)とインナールーフIRとの間にエアコンディショナユニット配置空間ACSが形成される。エアコンディショナユニットACUは、エアコンディショナユニット配置空間ACSに収まるように配置される。なお、エアコンディショナユニットACUは、アウタールーフORに対しては、所定の位置でボルト等を用いて固定される。一方、エアコンディショナユニットACUは、インナールーフIRに対しては、固定用クリップCL(後述)を用いて固定される。
インナールーフIRには、エアコンディショナユニットACUの吹き出し口パネルWP、吸気口パネルIPが配置される。エアコンディショナユニットACUの吸気口パネルIPは、エアコンディショナユニット配置凸状部IR1の自動車前方側の傾斜面に配置され、一方、吹き出し口パネルWPは、エアコンディショナユニット配置凸状部IR1の自動車後方側の傾斜面に配置される。
2.インナールーフ構造100
次に、インナールーフ構造100について、図3及び図4を用いて説明する。図3に、図1に示す自動車CのインナールーフIRから吹き出し口パネルWP、及び、吸気口パネルIPを取り外した状態を示す。図3に示すように、インナールーフ構造100は、吹き出し口用開口101、及び、固定用クリップ配置座部103を有している。吹き出し口用開口101は、インナールーフIRに形成される矩形状の開口である。具体的には、吹き出し口パネルWPが取り付けられる位置、つまり、エアコンディショナユニット配置凸状部IR1の自動車後方側の傾斜面に形成される。
固定用クリップ配置座部103は、吹き出し口用開口101の自動車外側の開口端部P101の位置において自動車前後方向に沿った直線L1上の、吸気口用開口105に近い位置に形成される。また、固定用クリップ配置座部103は、自動車の左右側にそれぞれに、合計2つ形成される。
固定用クリップ配置座部103について、図1のY−Y断面を示す図4を用いて説明する。固定用クリップ配置座部103において、固定用クリップCLを用いて、インナールーフIRとエアコンディショナユニットACUとが固定される。ここで、固定用クリップCLは、頭部CL1と軸部CL3を有している。また、頭部CL1は、軸部CL3側に所定の平面である頭部軸側面PCL1を有している。
固定用クリップ配置座部103は、インナールーフIRのエアコンディショナユニット配置凸状部IR1に形成される。固定用クリップ配置座部103は、自動車の内側から外側に向かって凹んだ形状を有している。また、固定用クリップ配置座部103は、固定用クリップCLの頭部軸側面PCL1が接する平面であるクリップ固定平面103aを有している。これにより、固定用クリップCLの頭部CL1を固定用クリップ配置座部103のクリップ固定平面103aに密着させることができるので、インナールーフIRをエアコンディショナユニットACUに確実に固定することができる。
発明者は、繰り返しの試行錯誤、及び、実験によって、このような固定用クリップ配置座部103と吹き出し口用開口101の自動車外側の開口端部P101との位置関係、及び、固定用クリップ配置座部103の形状によって、カーテンシールドエアバッグCSAが展開したとしても、吹き出し口用開口101の自動車外側の開口端部P101と固定用クリップ配置座部103とを結ぶ線上でインナールーフIRが自動車内側に向かって折れ曲がり、また、固定用クリップCLが外れることがないことを、見いだした。さらに、固定用クリップ配置座部がインナールーフの一般面に対して凹形状とすることによって、固定用クリップCLに、カーテンシールドエアバッグ展開時の衝撃圧力が集中することを防止できるため、固定用クリップCLが外れることを確実に防止できることを見いだした。これにより、天井にエアコンディショナユニットACUを配置するとともに、カーテンシールドエアバッグCSAを配置する自動車を提供することができるようになった。
[その他の実施形態]
(1)固定用クリップ配置座部103の形成位置:前述の実施例1においては、固定用クリップ配置座部103は、吹き出し口用開口101の自動車外側の開口端部P101の位置において自動車前後方向に沿った直線L1上の、吸気口用開口105に近い位置に形成されるとしたが、例示ものに限定されない。例えば、吸気口用開口105の自動車外側の開口端部の位置において自動車前後方向に沿った直線L1上の、吹き出し口用開口101に近い位置に形成するようにしてもよい。また、吹き出し口用開口101と吸気口用開口105との中間に形成するようにしてもよい。
また、前述の実施例1においては、固定用クリップ配置座部103は、吹き出し口用開口101の自動車外側の開口端部P101の位置において自動車前後方向に沿った直線L1上に形成されるとしたが、開口端部P101と固定用クリップ配置座部103との間で折れ曲がることができる直線L1近傍の位置であれば、例示のものに限定されない。
本発明に係るインナールーフ構造は、例えば、エアコンディショナユニットとカーテンシールドエアバッグとが装備される乗用車に用いることができる。
100 インナールーフ構造
101 吹き出し口用開口
P101 開口端部
103 固定用クリップ配置座部
103a クリップ固定平面
105 吸気口用開口
C 自動車
IR インナールーフ
IR1 エアコンディショナユニット配置凸状部
OR アウタールーフ
CSA カーテンシールドエアバッグ
ACU エアコンディショナユニット
ACS エアコンディショナユニット配置空間
WP 吹き出し口パネル
IP 吸気口パネル
CL 固定用クリップ
CL1 頭部
PCL1 頭部軸側面
CL3 軸部

Claims (1)

  1. アウタールーフとインナールーフとの間にカーテンシールドエアバッグ、及び、エアコンディショナユニットが配置される自動車であって、頭部及び軸部を有し、前記頭部の軸部側の面である頭部軸側面が前記インナールーフの前記自動車の内側の面に接するように前記自動車の内側から外側に向かって配置される固定用クリップを用いて、前記エアコンディショナユニットに対して前記インナールーフが固定される自動車のインナールーフ構造において、
    前記インナールーフに形成される、前記自動車の前後方向に沿って分かれて配置された前記エアコンディショナユニットの吹出し口用開口及び吸気口用開口、
    前記インナールーフに形成されるとともに前記固定用クリップの前記頭部軸側面が接する平面を有する固定用クリップ配置座部を有し、
    前記固定用クリップ配置座部は、平面視において、前記吹出し口用開口又は前記吸気口用開口の自動車車幅方向外側の開口端部の位置から自動車前後方向に沿ってシフトした位置近傍に形成されている、
    インナールーフ構造。
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