JP5873232B2 - ガス警報器 - Google Patents

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本発明は、ガス警報器に係り、特に、検出対象ガスのガス濃度を検出するガスセンサと、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値以上になったときに警報を発生する警報発生手段と、電源投入から前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が閾値を下回るまでの間、前記警報発生手段による警報を停止する警報停止手段と、を備えたガス警報器に関するものである。
上述したガス警報器としては、LPガス及び都市ガス(検出対象ガス)のガス濃度を検出して警報を発生するガス漏れ警報器や、不完全燃焼時に発生する一酸化炭素ガス(検出対象ガス)のガス濃度を検出して警報を発生する不完全燃焼警報器などが提案されている。上記ガス漏れ警報器は、LPガス又は都市ガスのガス濃度が警報値以上になったときに警報を開始し、その後、解除値以下になったときに警報を停止するように設けられている。なお、ガス漏れ警報器の警報値は、1/4LEL(爆発下限界)以下の値に設定されている。また、不完全燃焼警報器も同様に、一酸化炭素ガスのガス濃度が警報値以上になったときに警報を開始し、その後、警報値以下になったときに警報を停止するように設けられている。
上記ガス警報器は、電源が投入されていない状態で工場から家庭などに出荷されて設置される。このため、設置時のガス警報器は、電源投入が行われていない状態が長時間継続していてガスセンサが冷えきっている。このようにガスセンサが冷え切った状態で設置に応じてガス警報器に電源を投入すると、冷えたガスセンサが電源投入によって温まるまでの間、ガスセンサの出力が上がり警報値を超えてガスが発生していないにも係わらず警報が発生してしまう、という問題がある。
そこで、上記問題を解決するために、電源投入からガスセンサの出力が安定するまでの予め定めた鳴動阻止時間だけ、警報を停止させるガス警報器が提案されている(特許文献1)。しかしながら、電源投入からガスセンサの出力が安定するまでの時間は、ガス警報器の特性だけでなく、ガスセンサに印加される電源電圧によっても変動してしまう。よって、特許文献1に記載されているようにガス警報器毎に鳴動阻止時間を設定したとしても、電源電圧の変動に起因してガスセンサの出力が警報値に下回っているにも係わらず鳴動阻止時間が経過せずに警報器がスタンバイ状態に移行しなかったり、電源投入から鳴動阻止時間が経過してもガスセンサの出力が警報値を下回っておらず誤警報が発生する恐れがある。
そこで、例えば、電源投入後にガスセンサの出力を監視して、電源投入からガスセンサの出力が警報値を下回るまでの間、警報を停止させる警報停止期間をガス警報器に設けることが考えられる。ところで、ガス警報器を設置した後、ガス作業員は、設置したガス警報器に点検ガスを注入して警報が発生するか否かを確認するガス点検を行う。しかしながら、上述したガス警報器では、電源投入してからガスセンサの出力が警報値を下回らないうちに点検ガスを注入してしまうと、上記警報停止期間がさらに延長してしまうため、ガスセンサの出力が警報値を下回るまでガス点検を行うことができない、という問題が生じていた。
特開2004−102652号公報
そこで、本発明は、電源電圧が変動しても電源投入後の誤警報を確実に防止し、かつ、迅速に電源投入後の警報停止を解除することができると共に、電源投入後すぐにガス点検を行うことができるガス警報器を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、検出対象ガスのガス濃度を検出するガスセンサと、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値以上になったときに警報を発生する警報発生手段と、電源投入から所定時間経過後に前記ガスセンサにより検出されたガス濃度の監視を行い、監視開始後、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回るまでの間、前記警報発生手段による警報を停止するCPUと、を備えたガス警報器において、前記CPUが、電源投入から前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回らない状態が予め定めたタイムアウト時間以上継続した場合、警報の停止を解除して前記警報発生手段から警報を発生させ、電源電圧が高くなるに従って前記タイムアウト時間が長くなるように前記タイムアウト時間を設定する第1タイムアウト時間設定手段をさらに備えたことを特徴とするガス警報器に存する。
請求項2記載の発明は、検出対象ガスのガス濃度を検出するガスセンサと、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値以上になったときに警報を発生する警報発生手段と、電源投入から所定時間経過後に前記ガスセンサにより検出されたガス濃度の監視を行い、監視開始後、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回るまでの間、前記警報発生手段による警報を停止するCPUと、を備えたガス警報器において、前記CPUが、電源投入から前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回らない状態が予め定めたタイムアウト時間以上継続した場合、警報の停止を解除して前記警報発生手段から警報を発生させ、前記ガスセンサのエアベース出力が高くなるに従って前記タイムアウト時間が長くなるように前記タイムアウト時間を設定する第2タイムアウト時間設定手段をさらに備えたことを特徴とするガス警報器に存する。
以上説明したように請求項1、2記載の発明によれば、警報停止手段が、電源投入からガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値を下回るまでの間、警報発生手段による警報を停止するので、電源電圧が変動しても電源投入後の誤警報を防止し、かつ、迅速に電源投入後の警報停止を解除することができる。しかも、解除手段が、電源投入からガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値を下回らない状態が予め定めたタイムアウト時間以上継続した場合、警報停止手段による警報停止を解除して警報を発生させる。これにより、ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値を下回らないうちに点検ガスを注入したとしても電源投入からタイムアウト時間経過すれば警報が発生するので、電源投入してからガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値を下回るのを待たずに点検ガスを注入してガス点検を行うことができ、電源投入後すぐにガス点検を行うことができる。
請求項記載の発明によれば、第1タイムアウト時間設定手段が、電源電圧が高くなるに従ってタイムアウト時間が長くなるようにタイムアウト時間を設定するので、より一層、電源投入後の誤警報を防止しつつ迅速に電源投入後の警報停止を解除することができる。
請求項記載の発明によれば、第2タイムアウト時間設定手段が、ガスセンサのエアベース出力が高くなるに従ってタイムアウト時間が長くなるようにタイムアウト時間を設定するので、より一層、電源投入後の誤警報を防止しつつ迅速に電源投入後の警報停止を解除することができる。
第1実施形態における本発明のガス警報器を示す回路図である。 図1に示すガス警報器を構成するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 (A)は警報停止期間が過ぎてから点検ガスが注入された場合のガス濃度のタイムチャートであり、(B)は警報停止期間中に点検ガスが注入された場合のガス濃度のタイムチャートである。 第2実施形態における本発明のガス警報器を示す回路図である。 交流電圧とタイムアウト時間との関係を示すグラフである。 エアベースにおけるセンサ出力とタイムアウト時間との関係を示すグラフである。
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように、ガス警報器1は、ガスセンサ2と、商用交流電源3と、トランス4と、マイクロコンピュータ5と、警報ブザー6と、LED7と、を備えている。上記ガスセンサ2は、ブリッジ回路21と、差動増幅器22と、から構成されている。そして、上記ブリッジ回路21は、センサ素子Rs、レファ素子Rr、固定抵抗R1及びR2を有している。
上記センサ素子Rsは、触媒担体21Aと、白金ヒータ21Bと、から構成されている。触媒担体21Aは、検出対象ガスとの燃焼を促進する触媒(例えばパラジウム(Pd))を担持した担体(例えばアルミナ(Al23))から成る。白金ヒータ21Bは、温度に応じて抵抗値が変化する測温抵抗体であり、上記触媒担体21Aに覆われている。上記レファ素子Rrは、担体21Cと、白金ヒータ21Dと、から構成されている。担体21Cは、検出対象ガスに対して不感となる上記担体のみで構成されている。白金ヒータ21Dは、温度に応じて抵抗値が変化する測温抵抗体であり、上記担体21Cに覆われている。
上記レファ素子Rr及び固定抵抗R1の接続点と、センサ素子Rs及び固定抵抗R2の接続点と、の間には、トランス4によって降圧された商用交流電源3からの交流電圧Vd(電源電圧)が供給されている。また、レファ素子Rr及びセンサ素子Rsの接続点と、抵抗R1及び抵抗R2の接続点と、の間に発生するセンサ出力Vsは、差動増幅器22の入力に接続されている。
上記センサ素子Rsの白金ヒータ21Bと、レファ素子Rrの白金ヒータ21Dとは、上記交流電圧Vdが供給され、かつ、検出対象ガスのない空気中(エアベース)ではほぼ等しい抵抗値になるように設けられている。上記固定抵抗R1及びR2も互いにほぼ等しい抵抗値になるように設けられている。そして、上記センサ素子Rs及びレファ素子Rrは、固定抵抗R1及びR2と共にブリッジ接続されている。
以上の構成により上述したブリッジ回路21は、交流電圧Vdを供給するとエアベースにおいては完全に平衡状態となり、センサ出力Vsはほぼ0となる。これに対して、検出対象ガスを含む空気中では検出対象ガスとの燃焼熱によりセンサ素子Rsの温度が上昇し、これに伴ってセンサ素子Rsの白金ヒータ21Bの抵抗が増加する。一方、レファ素子Rrは検出対象ガスと燃焼しないため、レファ素子Rrの白金ヒータ21Dの抵抗は変化しない。このため、ブリッジ回路21の平衡が大きく崩れて、センサ出力Vsは、その振幅が大きくなる。即ち、センサ出力Vsの振幅は検出対象ガスの濃度に応じた値となる。
そして、上記センサ出力Vsは差動増幅器22の入力に供給され、この差動増幅器22によって増幅されたセンサ出力Vsは、後述するμCOM5に供給される。上記μCOM5は、ガス警報器1全体の制御を司るコンピュータであり、差動増幅器22からのセンサ出力Vsの振幅が警報値以上になったときに後述する警報ブザー6及びLED7を制御して警報を発生する。
上記μCOM5は、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニット(CPU)51、CPU51が行う処理のプログラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるROM52、及び、CPU51での各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM53などを備えている。上記警報ブザー6及びLED7は、μCOM5により制御されていて、警報を発生する。
次に、上述した構成のガス警報器1の動作について図2を参照して説明する。まず、ガス警報器1に電源を投入すると、ブリッジ回路21にトランス4で降圧された交流電圧Vdが供給され、これに応じて差動増幅器22からセンサ出力Vsが出力される。CPU51は、ガス警報器1の電源投入に応じて処理を開始する。CPU51は、電源投入から3秒間待った後(ステップS1でY)、差動増幅器22から出力されるセンサ出力Vsを取り込んでガス濃度を検出する(ステップS2)。
その後、CPU51は、取り込んだセンサ出力Vsが警報値を下回っていなければ(ステップS3でN)、次に、電源投入開始からガス濃度が警報値を下回っていない状態が9.95秒(タイムアウト時間To)継続したか否かを判断する(ステップS4)。電源投入開始からガス濃度が警報値を下回っていない状態が9.95秒以上継続していなければ(ステップS4でN)、CPU51は、警報停止手段として働き、ステップS2に戻り、後述するステップS3に示す警報発生処理に進まない。これにより、センサ出力Vsが警報値以上であっても警報が発生することはない。
これに対して、ステップS2で取り込んだセンサ出力Vsが警報値を下回るか(ステップS3でY)、センサ出力Vsが警報値を下回っていない状態が9.95秒継続すると(ステップS4でY)、CPU51は、後述するステップS5〜S10に示す警報発生処理に進む。
警報発生処理において、CPU51は、再びセンサ出力Vsを取り込んで(ステップS5)、取り込んだセンサ出力Vsが警報値以上であれば(ステップS6でY)、警報ブザー6及びLED7を制御して警報を発生させる(ステップS7)。その後、CPU51は、再びセンサ出力Vsを取り込んで(ステップS8)、取り込んだセンサ出力Vsが警報値より低く設定された解除値を下回ると(ステップS9でY)、警報ブザー6及びLED7を制御して警報を停止した後(ステップS10)、ステップS5に戻る。
上述したガス警報器1の動作を図3(A)及び(B)を参照してさらに詳しく説明する。まず、同図に示すように、電源投入直後はガスセンサ2を構成するセンサ素子Rs、レファ素子Rrが冷え切っているため、エアベースにおけるセンサ素子Rs、レファ素子Rrの抵抗値が変動し、結果、ブリッジ回路21のバランスが崩れてセンサ出力Vsが上昇してガス漏れが生じていないにも係わらず警報値を超えてしまう。上述したようにステップS1に示すように電源投入から3秒待つことにより、CPU51は、電源投入を投入してからセンサ出力Vsが上昇して警報値を超えた後にステップS2に進んでセンサ出力Vsの監視を行うことができる。
そして、図3(A)に示すように、電源投入によってセンサ素子Rs、レファ素子Rrが温まるとエアベースにおけるセンサ出力Vsが徐々に下がる。CPU51は、電源投入からセンサ出力Vsが警報値を下回るまでの間、警報を停止させていて、警報値を下回ると警報停止を解除して、ステップS5〜ステップS10の警報発生処理を繰り返す。
その後、ガス作業員によってガス警報器1に点検ガスが注入されると、センサ出力Vsが上昇する。上昇した結果、警報値を超えるとCPU51は、警報ブザー6及びLED7による警報を開始させる。注入された点検ガスはその後大気に分散してガス濃度が低下するため、センサ出力Vsが下がる。下がった結果、解除値を下回ると、CPU51は、警報ブザー6及びLED7による警報を解除する。
また、図3(B)に示すように、電源投入してからセンサ出力Vsが警報値を下回る前にガス作業員によってガス警報器1に点検ガスが注入されると、センサ出力Vsが上昇して警報値を下回るまでの時間が延長される。そして、電源投入から9.95秒経過してもセンサ出力Vsが警報値を下回らない場合、CPU51は、警報停止中に点検ガスが注入されたと判断して警報停止を解除して、ステップS5〜ステップS10の警報発生処理に移行して警報を発生する。注入された点検ガスはその後大気に分散してガス濃度が低下するため、センサ出力Vsが下がり、解除値を下回ると、CPU51は、警報ブザー6及びLED7による警報を解除する。
上述したガス警報器1によれば、CPU51が、電源投入からセンサ出力Vsが警報値を下回るまでの間、警報を停止する。これにより、交流電圧Vdが変動してセンサ出力Vsが変動しても確実に電源投入後の誤警報を防止することができる。しかも、電源投入から9.95秒経過してもガスセンサ2により検出されたセンサ出力Vsが警報値を下回らない場合、警報停止を解除して警報を発生させる。これにより、センサ出力Vsが警報値を下回らないうちに点検ガスを注入したとしても電源投入から9.95秒経過すれば警報が発生するので、電源投入してからセンサ出力Vsが警報値を下回るのを待たずにガス点検を注入してガス点検を行うこともでき、電源投入後すぐにガス点検を行うことができる。
なお、上述した第1実施形態では、電源投入からセンサ出力Vsを取り込むまでの待ち時間は3秒としていたが、これに限定されるものではない。また、上述した第1実施形態では、電源投入からセンサ出力Vsが警報値を下回らない状態が9.95秒継続したとき警報停止を解除していたが、この時間は9.95秒に限定されるものではない。
第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態におけるガス警報器1を示す回路図である。同図において、図1について上述した第1実施形態で説明したガス警報器1と同等の部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。第1実施形態と第2実施形態とで大きく異なる点は、第2実施形態においては、交流電圧Vdを増幅する増幅器8を追加して、増幅器8の出力をCPU51に供給している点である。これにより、CPU51は、交流電圧Vdを取り込むことができる。
ところで、背景技術でも説明したように、電源投入からセンサ出力Vsが警報値を下回るまでの時間はブリッジ回路21に印加される交流電圧Vdが高いほど長くなる。上述した第1実施形態では、図3(A)、(B)に示すように、センサ出力Vsが警報値を下回らない状態が継続したときに警報停止が解除されるまでのタイムアウト時間Toは、一律9.95秒に設定していたが、第2実施形態においてCPU51は、図4に示すように交流電圧Vdが高くなるに従ってタイムアウト時間Toが長くなるように設定する。これにより、より一層、電源投入後の誤警報を防止しつつ迅速に電源投入後の警報停止を解除することができる。
第3実施形態
また、電源投入からセンサ出力Vsが警報値を下回るまでの時間は、エアベースにおけるセンサ出力Vsが高くなるほど長くなる。そこで、第3実施形態においては、製造時にROM52などにエアベースにおけるセンサ出力Vsを記憶させておいて、CPU51は、図5に示すようにエアベースにおけるセンサ出力Vsが高くなるに従ってタイムアウト時間Toが長くなるように設定する。これにより、より一層、電源投入後の誤警報を防止しつつ迅速に電源投入後の警報停止を解除することができる。
なお、上述した第2実施形態では、交流電圧Vdに応じてタイムアウト時間Toを設定し、第3実施形態ではエアベースにおけるセンサ出力Vsによりタイムアウト時間Toを設定していたが、本発明はこれに限ったものではない。交流電圧Vd及びエアベースにおけるセンサ出力Vsの両方に応じたタイムアウト時間Toを設定するようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
51 CPU(警報発生手段、警報停止手段、解除手段、第1タイムアウト時間設定手段、第2タイムアウト時間設定手段)

Claims (2)

  1. 検出対象ガスのガス濃度を検出するガスセンサと、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値以上になったときに警報を発生する警報発生手段と、電源投入から所定時間経過後に前記ガスセンサにより検出されたガス濃度の監視を行い、監視開始後、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回るまでの間、前記警報発生手段による警報を停止するCPUと、を備えたガス警報器において、
    前記CPUが、電源投入から前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回らない状態が予め定めたタイムアウト時間以上継続した場合、警報の停止を解除して前記警報発生手段から警報を発生させ、
    電源電圧が高くなるに従って前記タイムアウト時間が長くなるように前記タイムアウト時間を設定する第1タイムアウト時間設定手段をさらに備えた
    ことを特徴とするガス警報器。
  2. 検出対象ガスのガス濃度を検出するガスセンサと、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が警報値以上になったときに警報を発生する警報発生手段と、電源投入から所定時間経過後に前記ガスセンサにより検出されたガス濃度の監視を行い、監視開始後、前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回るまでの間、前記警報発生手段による警報を停止するCPUと、を備えたガス警報器において、
    前記CPUが、電源投入から前記ガスセンサにより検出されたガス濃度が前記警報値を下回らない状態が予め定めたタイムアウト時間以上継続した場合、警報の停止を解除して前記警報発生手段から警報を発生させ、
    前記ガスセンサのエアベース出力が高くなるに従って前記タイムアウト時間が長くなるように前記タイムアウト時間を設定する第2タイムアウト時間設定手段をさらに備えた
    ことを特徴とするガス警報器
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