JP2009036462A - ガス燃焼器用監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センサ制御部の故障を確実に診断することができるガス燃焼器用監視装置を提供すること。
【解決手段】ガス燃焼器2から排出される排気中に含まれるCOをCOセンサ12で検出し、COセンサ12の検出出力に応じて濃度出力を出力するセンサ制御部13と、濃度出力に基づいてガス燃焼器2の監視制御を行う制御手段11と、ガス燃焼器2の点火直後から所定時間の間に検出されるCO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出する濃度出力差算出手段11aと、濃度出力差算出手段11aで算出された濃度出力差が、予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定する濃度出力差判定手段11aと、濃度出力差判定手段11aで濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、センサ制御部13の故障と判定する異常判定手段11aとをさらに備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ガス燃焼器2から排出される排気中に含まれるCOをCOセンサ12で検出し、COセンサ12の検出出力に応じて濃度出力を出力するセンサ制御部13と、濃度出力に基づいてガス燃焼器2の監視制御を行う制御手段11と、ガス燃焼器2の点火直後から所定時間の間に検出されるCO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出する濃度出力差算出手段11aと、濃度出力差算出手段11aで算出された濃度出力差が、予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定する濃度出力差判定手段11aと、濃度出力差判定手段11aで濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、センサ制御部13の故障と判定する異常判定手段11aとをさらに備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガス燃焼器の排気中の一酸化炭素(CO)をCOセンサで検出して燃焼状態を監視するガス燃焼器用監視装置に関し、特に、センサ制御部の故障を診断することができるガス燃焼器用監視装置に関するものである。
図1は、従来のガス燃焼器用監視装置の構成例を示すブロック図である。ガス燃焼器用監視装置1は、マイクロコンピュータ(以下、μCOMという)11、COセンサ12、センサ制御部13および警報出力部14を含んで構成される。ガス燃焼器用監視装置1は、監視されるべき給湯器2等のガス燃焼器に接続される。ガス燃焼器用監視装置1は、給湯器2の電源オンに応じて監視を開始し、監視中にガス燃焼器から排出される排気中のCO濃度異常を検出した際には、図示しない遮断弁を閉じて給湯器2へのガス供給を遮断する制御をμCOM11で行うようになっている。
COセンサ12は、CO濃度検出用のセンサ素子12aと温度補償用のレファ素子12bとからなる接触燃焼式センサである。センサ制御部13は、COセンサ12の動作を制御するものであり、電圧コンバータ131、ヒートアップ制御回路132、定電流ドライブ回路133、濃度情報増幅回路134、温度情報増幅回路135および増幅処理回路136を有する。
増幅処理回路136は、μCOM11に対して、CO濃度出力と参照電位の信号とを出力する。CO濃度出力は、検出されるCO濃度に応じた電圧が出力される。また、参照電位は、常に一定電圧となるように制御されている。
万一、センサ制御部13の回路上での故障等が発生した場合は、参照電位信号の電圧が変化し、異常であることをμCOM11側で認識することができる。また、COセンサ12自体の断線、ショート等が発生した場合にも、濃度出力が上限レベルまたは下限レベルまで変化し、その変化によりμCOM11側でCOセンサ12の故障検出ができる。
特開2000−161665号公報
しかしながら、図1に示すガス燃焼器用監視装置では、増幅処理回路136での部品故障が発生した場合、参照電位は正常の電圧が出力されているが、排気中のCO濃度が変化しても濃度出力が変化せずある電圧値を出力して一定のままになる(たとえば、基準であるCO濃度0ppmに相当する電圧を出力し続けて変化をしない状態になる)場合がある。このような場合は、参照電位が変化しないので、μCOM11は、センサ制御部13の故障を参照電位により認識することができず、また、実際のCO濃度が異常に高くなった場合でも、濃度出力が変化しないため正常な状態と認識することが永遠に続くことになる可能性があり、安全性に問題がある。
そこで本発明は、上述した課題に鑑み、センサ制御部の故障を確実に診断することができるガス燃焼器用監視装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、ガス燃焼器から排出される排気中に含まれるCOをCOセンサで検出し、前記COセンサの検出出力に応じて前記COの濃度に相当する濃度出力を出力するセンサ制御部と、前記センサ制御部から出力される濃度出力に基づいて前記ガス燃焼器の監視制御を行う制御手段とを備えたガス燃焼器用監視装置であって、前記ガス燃焼器の点火直後から所定時間の間に検出される前記CO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出する濃度出力差算出手段と、前記濃度出力差算出手段で算出された濃度出力差が、予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定する濃度出力差判定手段と、前記濃度出力差判定手段で前記濃度出力差が前記故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、前記センサ制御部の故障と判定する異常判定手段と、をさらに備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1記載のガス燃焼器用監視装置において、前記故障判定しきい値は、前記最大値に1より小さい所定係数Kを掛けた値に設定されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ガス燃焼器の点火直後から所定時間の間に検出されるCO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出し、濃度出力差が予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定し、濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、センサ制御部の故障と判定するので、故障診断用の専用回路を設けることなく、ガス燃焼器の点火直後のCO濃度の検出出力を監視するだけでセンサ制御部の故障を診断することができ、よりシンプルな設計でガス燃焼器用監視装置の異常を検出することができる。
請求項2記載の発明によれば、故障判定しきい値は、CO濃度の検出出力の最大値に1より小さい所定係数Kを掛けた値に設定されるので、故障判定しきい値を独立して設定、記憶する必要がなく、よりシンプルな設計でガス燃焼器用監視装置の異常を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係るガス燃焼器用監視装置の構成は、図1に示す従来例と同じ構成である。すなわち、本実施の形態のガス燃焼器用監視装置1は、μCOM11、COセンサ12、センサ制御部13および警報出力部14を含んで構成され、監視されるべき給湯器2等のガス燃焼器に接続されている。ガス燃焼器用監視装置1は、給湯器2の図示しない電源スイッチオンに応じて監視を開始し、監視中にガス燃焼器の排気中のCO濃度異常を検出した際には、図示しない遮断弁を閉じて給湯器2へのガス供給を遮断する制御を、μCOM11で行うようになっている。
μCOM11は、濃度出力差算出手段、濃度出力差判定手段および異常判定手段としてのCPU11aと、第1の記憶手段としてのROM11bと、第2の記憶手段としてのRAM11cを含む。CPU11aは、ROM11bに格納されている制御プログラムにしたがって本実施の形態に係る制御を含む各種の処理を実行する。ROM11bには、制御プログラムと、故障判定しきい値が格納されている。RAM11cには、CPU11aが各種の処理を実行する上で必要なデータ、プログラム等が適宜格納される。
COセンサ12は、CO濃度を検出するセンサ素子12aと、COに対して不感となっている温度補償用のレファ素子12bとからなる接触燃焼式COセンサであり、給湯器2の排気経路中に配置される。
センサ制御部13は、COセンサ12の動作を制御するものであり、電圧コンバータ131、ヒートアップ制御回路132、定電流ドライブ回路133、濃度情報増幅回路134、温度情報増幅回路135および増幅処理回路136を有する。
電圧コンバータ131は、15V電源の電圧を、たとえば5Vに変換してCOセンサ12や他の回路に供給する。ヒートアップ制御回路132は、CPU11aの制御により、定電流ドライブ回路133からCOセンサ12へ流れる一定電流を増加させてCOセンサ12をヒートアップさせる制御を行う。温度情報増幅回路134は、COセンサ13のセンサ素子12aのセンサ出力電圧を増幅する。このセンサ出力電圧は、検知されるCO濃度に応じた電圧値となり、濃度情報として増幅される。温度情報増幅回路135は、COセンサ12のレファ素子12bに両端に表れる電圧を温度情報として増幅する。増幅された温度情報出力は、濃度情報増幅回路134で増幅される濃度情報の温度変化を補償するために、濃度情報増幅回路134に供給される。
温度補償された濃度情報増幅回路134の濃度情報出力は、増幅処理回路136に供給される。増幅処理回路136は、供給された濃度情報出力に基づきCO濃度に相当する濃度出力信号を生成し、一定電圧である参照電位信号と共にμCOM11に入力する。濃度出力信号は、CO濃度0ppmの検出時にCO濃度検出の基準となる電圧を出力し、0ppmより高いCO濃度の検出時には、この基準となる電圧より高い電圧を出力するようになっている。
上述の構成により、ガス燃焼器用監視装置1は、センサ制御部13から入力された濃度出力の電圧が予めROM11bに格納されているCO濃度しきい値を超えたとCPU11aで判定された場合、COガス濃度の上昇が人体に危険を及ぼすのを防止するために、給湯器2へのガス供給を遮断すると共に、警報手段である警報出力部14を制御して警報音や警報表示によりCO濃度異常を報知する。
また、ガス燃焼器用監視装置1は、給湯器2の点火動作直後から予め設定された故障判定用の所定時間に渡って増幅処理回路136の濃度出力の変動状況を監視し、監視結果に基づいてセンサ制御部13の故障の有無を診断する。
図2および図3は、それぞれ、センサ制御部13の正常時および故障時における給湯器2の点火動作をした際の排気温度と、排気中のCO濃度出力と、参照電位の推移を示す。
図2に示す正常時には、給湯器2の点火により、濃度出力は、点火前のCO濃度0ppm相当の電圧からCO濃度100ppm相当以上の電圧上昇という急変が確認される。これは、点火時に発生するCO等未燃ガスや急激な温度変化によるものと考えられる。未燃ガスは、使用される燃料ガスの種類により異なり、CO以外にHC(炭化水素)系化合物が考えられ、LPガスの場合は、プロパン(C3H8)やブタン(C4H10)等が考えられる。また、急激な温度変化については、点火と同時に図示しない呼気ファンが動作するので、外気温との兼ね合いとなるが、一時的に排気温度が急激に下がる傾向となる。
濃度出力は、0ppm相当から一旦降下した直後に急上昇し、数秒のうちに100ppm相当以上のピークに達した後、徐々に下降し、約30秒ほどで元のレベルへ戻る波形を示している。
一方、図3は、増幅処理回路136の部品故障等が発生した故障時を示し、給湯器2の点火前後において、濃度出力はほとんど変化をせず、一定レベルを保ったままである。
したがって、点火動作直後から約10秒間程度(最大30秒間程度)を故障判定用の所定時間として設定し、この所定時間中における濃度出力の最大値と最小値の差を濃度出力差としてCPU11aにて確認することで、センサ制御部13が正常であるかの判定が可能である。
次に、図4は、ガス燃焼器用監視装置1においてCPU11aで実行される故障判定処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、給湯器2の電源スイッチがオンされると(ステップS1)、それに応じてガス燃焼器用監視装置1が作動状態となって初期動作が行われ、給湯器2の点火前の増幅処理回路136からの濃度出力および参照電位信号がCPU11aにて取り込まれ、これらの電圧値がRAM11cに記憶される。濃度出力は、RAM11cの濃度出力最大値(MAX)記憶エリアおよび濃度出力最小値(MIN)記憶エリアに記憶され、参照電位信号は、RAM11cの参照電位エリアに記憶される。次に、給湯器2の点火動作(ステップS3)および燃焼動作(ステップS4)が行われる。
次に、故障判定用の所定時間(たとえば、10秒間)をカウントするCPU11a内蔵のタイマのセットが行われ(ステップS5)、次いで、燃焼動作による排気中のCO濃度を検出する検出動作が開始され、所定の検出タイミング(たとえば、1秒間隔)で、COセンサ12で検出され増幅処理回路136から出力される濃度出力が、CPU11aで読み込まれる(ステップS6)。
次に、読み込まれた濃度出力が、ステップS2でRAM11cの濃度出力最大値(MAX)記憶エリアに記憶された濃度出力(MAX)記憶値より大きいか否かを判定する(ステップS7)。読み込まれた濃度出力が濃度出力(MAX)記憶値より大きければ(ステップS7のY)、次いで、濃度出力最大値(MAX)記憶エリアの濃度出力(MAX)記憶値を、読み込まれた濃度出力で書き換えて更新し(ステップS8)、次いでステップS9に進む。読み込まれた濃度出力が濃度出力(MAX)記憶値より大きくなければ(ステップS7のN)、次いで、ステップS9に進む。
ステップS9では、読み込まれた濃度出力が、ステップS2でRAM11cの濃度出力最小値(MIN)記憶エリアに記憶された濃度出力(MIN)記憶値より小さいか否かを判定する。読み込まれた濃度出力が濃度出力(MIN)記憶値より小さければ(ステップS9のY)、次いで、濃度出力最小値(MIN)記憶エリアの濃度出力(MIN)記憶値を読み込まれた濃度出力で書き換えて更新し(ステップS10)、次いでステップS11に進む。読み込まれた濃度出力が濃度出力(MIN)記憶値より小さくなければ(ステップS9のN)、次いで、ステップS11に進む。
ステップS11では、ステップS5でセットしたタイマのカウントが10秒経過したか否かを判定する。10秒経過していなければ(ステップS11のN)、次いでステップS6に戻り、ステップS6〜S10の処理を繰り返し、濃度出力最大値(MAX)記憶エリアおよび濃度出力最小値(MIN)記憶エリアの濃度出力(MAX)記憶値および濃度出力(MIN)記憶値の更新を行う。
一方、10秒経過していれば(ステップS11のY)、次いで、タイマをリセットする(ステップS12)。次に、10秒間において更新した濃度出力(MAX)記憶値と濃度出力(MIN)記憶値の差を濃度出力差として算出し(ステップ13)、次いで、算出した濃度出力差が、予め設定されROM11bに格納されている故障判定しきい値より大きいか否かを判定する(ステップS14)。この故障判定しきい値は、たとえば、CO濃度100ppm検出時の濃度出力と同等の値として設定され、ROM11bに予め格納される。
濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されなければ(ステップS14のN)、次いで、センサ制御部13の故障と判定する(ステップS15)。濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されれば(ステップS14のY)、次いで、センサ制御部13の正常と判定する(ステップS16)。
このように、ガス燃焼器2の点火直後から故障判定用の所定時間の間に検出されるCO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出し、濃度出力差が予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定し、濃度出力差が故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、センサ制御部13の故障と判定するので、ガス燃焼器2の点火直後のCO濃度の検出出力を監視するだけで、故障診断用の専用回路を設けることなく、センサ制御部13の故障を診断することができ、よりシンプルな設計でガス燃焼器用監視装置の異常を検出することができる。
なお、センサ制御部13の故障と判定した場合は、その旨を警報出力部14で報知するように制御しても良い。
以上の説明から明らかなように、図4のステップS13は、請求項における濃度出力差算出手段に対応し、ステップS14は、請求項における濃度出力差判定手段に対応し、ステップS15は、請求項における異常判定手段に対応している。
以上の通り、本発明の最良の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
たとえば、上述の実施形態では、故障判定しきい値は、CO濃度100ppm検出時の濃度出力と同等の値として設定され、ROM11bに予め格納されているが、CO濃度100ppm相当の濃度出力と同等の値に限らず、100ppm以下または以上の任意の値に設定することができる。
また、故障判定しきい値は、ROM11bに予め格納せずに、RAM11cの濃度出力最大値(MAX)記憶エリアに記憶される最大値を利用して、この最大値に1より小さい所定係数K(たとえば、1/2=0.5や1/3≒0.33等)を掛けた値に設定しても良い。この場合は、故障判定しきい値を独立して設定、記憶する必要がなく、よりシンプルな設計でガス燃焼器用監視装置1の異常を検出することができる。
また、他の実施例として、学習機能により、検出タイミング毎に前回検出時の濃度出力と今回検出時の濃度出力の差(すなわち、検出タイミング毎の濃度出力の変化幅)を算出して記憶し、点火時の変化幅が、記憶値に対して、1/2〜1/3よりも小さい場合は故障と判断しても良い。
また、給湯器2からの着火信号を検知回路側に入力すれば、検知回路側にて異常判定することも可能である。
1 ガス燃焼器用監視装置
2 給湯器(ガス燃焼器)
11 マイクロコンピュータ(制御手段)
11a CPU(濃度出力差算出手段、濃度出力差判定手段、異常判定手段)
12 COセンサ
13 センサ制御部
2 給湯器(ガス燃焼器)
11 マイクロコンピュータ(制御手段)
11a CPU(濃度出力差算出手段、濃度出力差判定手段、異常判定手段)
12 COセンサ
13 センサ制御部
Claims (2)
- ガス燃焼器から排出される排気中に含まれるCOをCOセンサで検出し、前記COセンサの検出出力に応じて前記COの濃度に相当する濃度出力を出力するセンサ制御部と、前記センサ制御部から出力される濃度出力に基づいて前記ガス燃焼器の監視制御を行う制御手段とを備えたガス燃焼器用監視装置であって、
前記ガス燃焼器の点火直後から所定時間の間に検出される前記CO濃度の検出出力の最大値および最小値の差を濃度出力差として算出する濃度出力差算出手段と、
前記濃度出力差算出手段で算出された濃度出力差が、予め設定された故障判定しきい値より大きいか否かを判定する濃度出力差判定手段と、
前記濃度出力差判定手段で前記濃度出力差が前記故障判定しきい値より大きいと判定されなかった場合に、前記センサ制御部の故障と判定する異常判定手段と、
をさらに備えていることを特徴とするガス燃焼器用監視装置。 - 請求項1記載のガス燃焼器用監視装置において、
前記故障判定しきい値は、前記最大値に1より小さい所定係数Kを掛けた値に設定されることを特徴とするガス燃焼器用監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007201638A JP2009036462A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | ガス燃焼器用監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007201638A JP2009036462A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | ガス燃焼器用監視装置 |
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JP2009036462A true JP2009036462A (ja) | 2009-02-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007201638A Abandoned JP2009036462A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | ガス燃焼器用監視装置 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010283943A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Panasonic Corp | コージェネレーション装置 |
JP2012072970A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Yazaki Corp | 給湯器システム |
-
2007
- 2007-08-02 JP JP2007201638A patent/JP2009036462A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
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JP2012072970A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Yazaki Corp | 給湯器システム |
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