JP7320389B2 - 警報装置および警報装置制御方法 - Google Patents

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本発明は、警報装置および警報装置制御方法に関するものである。
従来、ガス漏れ等の異常状態を検知して警報を発生する警報装置として、電源部の投入から起動期間が経過するまでの間に異常が発生した場合に、起動完了音の出力を停止するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された警報装置では、起動完了音の出力を停止することで省電力化を図りつつ、警報音を出力することで装置が異常を監視可能であることを利用者に伝えるようになっている。
特開2009-211302号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたように起動完了音および警報音を出力する構成では、利用者はこれらの音を区別することが困難であり、混同されてしまう可能性があった。例えば、停電からの復旧時等に、ガス警報器が意図せずに再起動して起動音が発生した場合、異常に対する警報音が発生していると利用者が誤解してしまうことがあった。そこで、再起動時に、異常状態が発生しているという誤解を防ぐことにより、利便性を向上させることが望まれていた。
本発明の目的は、再起動時における利便性を向上させることができる警報装置および警報装置制御方法を提供することにある。
本願発明の警報装置は、主電源部と、異常状態を検知するためのセンサ本体と、音を発生可能な音発生部と、運転履歴に関する履歴情報を記憶する記憶部と、前記主電源部がオン状態となった際に、前記履歴情報に基づいて前記音発生部に起動音を発生させるか否かを決定する制御部と、を備えることを特徴とする。
このような本願発明の警報装置によれば、運転履歴に関する履歴情報に基づいて起動音を発生させるか否かを決定することで、初回起動時には起動音を発生させ、意図しない再起動時には起動音を発生させないようにすることができる。即ち、初回起動時には起動音を発生させることにより、装置が正常に運転していることを伝えつつ、意図しない再起動時には起動音を発生させないことにより、異常状態が発生しているという誤解を防ぎ、利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る警報装置を模式的に示すブロック図である。 前記警報装置の制御部が実行する音発生処理の一例を示すフローチャートである。
[装置の概略構成]
本実施形態の警報装置1は、主電源部2と、センサ本体3と、音発生部4と、記憶部5と、点検操作部6と、制御部7と、を備える。
主電源部2は、例えば家庭用100V電源等の外部電源100に接続されて電力が供給されるとともに、警報装置1の各部に電力を供給するためのものである。主電源部2から警報装置1の各部に電力が供給されている状態をオン状態とし、電力が供給されていない状態をオフ状態とする。尚、主電源部2は、外部電源100に接続されることでオン状態となるように構成されていてもよいし、外部電源100に接続され且つ主電源スイッチが操作されることでオン状態となるように構成されていてもよい。主電源部2がオン状態となることにより、警報装置1が起動する。
センサ本体3は、異常状態を検知するためのものであって、例えば所定の対象ガスを検知するガスセンサである。ガスセンサの方式は、対象ガスの種類に対応したものであればよく、電気化学式ガスセンサや接触燃焼式、電気化学式、NDIR式等の適宜なものであればよい。また、対象ガスの種類は、例えば一酸化炭素や二酸化炭素、可燃性ガス(プロパンガス等)であればよい。即ち、センサ本体3がガスセンサである場合、ガス漏れや不完全燃焼等の感知を目的として構成されていればよい。また、センサ本体3は、熱や煙を検知することで火災を感知するように構成されていてもよい。このように、センサ本体3は、ガス漏れや不完全燃焼、火災等の異常状態を検知可能に構成されている。
音発生部4は、例えばスピーカであって、後述するように警報音と故障報知音と起動音(起動完了音)とを発生可能に構成されている。尚、警報音および故障報知音を発生するための音発生部と、起動音を発生するための音発生部と、が一体に設けられていてもよいし別体に設けられていてもよい。また、警報音と故障報知音と起動音とは異なる音声であることが好ましい。
記憶部5は、書き換え可能な補助記憶装置により構成され、警報装置1の運転履歴に関する履歴情報と、履歴情報に関する判定情報と、を記憶する。尚、記憶部5には、警報装置1の運転に必要な情報(点検動作に関する情報やガス濃度の閾値に関する情報等)も記憶されていてもよいし、運転に必要な情報が書き換え不能な他の記憶部に記憶されていてもよい。また、履歴情報は、記憶部5ではなく制御部7の後述するROMに記憶されていてもよい。
点検操作部6は、例えば点検操作スイッチにより構成される。設置作業者が警報装置1を家庭に設置する際、主電源部2をオンとした後、点検操作スイッチを操作することにより、制御部7によって警報装置1の初期の回路点検動作が実施される。尚、回路点検動作では、警報装置1内の電気回路の異常(各部に印加される電圧の異常や配線の断線等)を検出すればよい。また、回路点検動作を実施するタイミングは警報装置1の設置時に限定されず、設置後の適宜なタイミングで利用者が点検操作部6を操作することにより、回路点検動作が実施されてもよい。
制御部7は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備えたCPU(Central Processing Unit)により構成され、警報装置1の全体制御を司る。
制御部7は、点検動作として、上記の回路点検動作以外に、ガス点検動作を実施可能に構成されている。ガス点検動作は、設置作業者が警報装置1に対して点検用ガスを吹きかけることにより、センサ本体3が正常に動作するか否かを点検する動作であり、点検用ガスを検出可能なモードとなることをいう。尚、主電源部2がオン状態となることにより、制御部7が自動的にガス点検動作を実施してもよいし、設置作業者が操作部を操作することにより、制御部7がガス点検動作を実施してもよい。また、点検用ガスは、対象ガスと同種のガスであってもよいし、異なる種類のガス(例えば対象ガスが都市ガスである場合に点検ガスとして水素ガスを用いる)であってもよい。
[履歴情報]
記憶部5に記憶される履歴情報は、主電源部2の状態に関する主電源部履歴情報と、点検動作(上記の回路点検動作およびガス点検動作を含む)の履歴に関する点検履歴情報と、の両方を含む。尚、警報装置1が工場から出荷される段階において、記憶部5から履歴情報が消去されて初期化される。尚、後述するオン状態の継続時間は、工場出荷時からの累計のオン状態の継続時間であってもよく、この場合には継続時間に関する情報は消去しない。
主電源部履歴情報は、主電源部2がオン状態に切り換えられた累積の回数(切換回数)と、主電源部2のオン状態の継続時間と、主電源部2がオン状態となってからセンサ本体3の立ち上げが完了したか否かと、を含む。尚、オン状態が継続している期間が複数存在する場合には、その最長継続時間や最新継続時間、平均継続時間、最短継続時間等の適宜なものを継続時間として採用すればよい。記憶部5には、切換回数に対応する判定情報として切換回数閾値が記憶され、継続時間に対応する判定情報として継続時間閾値が記憶されている。
主電源部2がオン状態に切り換えられた回数が切換回数閾値以上である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足せず、切換回数閾値未満である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足する(第1判定)。例えば切換回数閾値を2回に設定した場合、主電源部2が初めてオン状態となった際(警報装置1の初回起動時)には切換回数が1回であり起動完了音が発生し、主電源部2が再びオン状態となった際(警報装置1の再起動時)には切換回数が2回以上であり起動完了音が発生しない。
主電源部2のオン状態の継続時間が継続時間閾値以上である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足せず、継続時間閾値未満である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足する(第2判定)。例えば継続時間閾値を7日に設定した場合、警報装置1が初めて設置されて主電源部2がオン状態となった際には継続時間が継続時間閾値よりも短いため起動完了音が発生し、警報装置1が設置されて主電源部2がオン状態となってから7日以上運転を継続した後に再起動した際には起動完了音が発生しない。
センサ本体3が例えば接触燃焼式のガスセンサである場合、対象ガスを検知するために所定温度まで昇温させる必要がある。即ち、主電源部2がオン状態となってから、センサ本体3が充分に昇温するまでの初期遅延時間が発生し、昇温することでセンサ本体3の立ち上げが完了する。尚、主電源部2が所定温度まで昇温したか否かは、例えば、主電源部2がオン状態となってから所定時間が経過したか否かに基づいて判断してもよいし、センサ本体3を含む電気回路の抵抗値測定に基づいて判断してもよいし、センサ本体3の温度を直接的に測定することで判断してもよく、判断方法は限定されない。
主電源部2がオン状態となってからセンサ本体3の立ち上げが完了した場合には、起動完了音の鳴動条件を満足せず、センサ本体3の立ち上げが完了しない場合には、起動完了音の鳴動条件を満足する(第3判定)。例えば、初期遅延時間を30秒に設定した場合、警報装置1が初めて設置されて主電源部2がオン状態となった際には、センサ本体3の立ち上げが完了していないため、起動完了音が発生する。また、主電源部2がオン状態となってから30秒が経過するまでに警報装置1が再起動した際には、センサ本体3の立ち上げが完了していないため、起動完了音が発生する。一方、主電源部2がオン状態となってから30秒が経過した後に警報装置1が再起動した際には、センサ本体3の立ち上げが完了したため起動完了音が発生しない。
点検履歴情報は、点検動作の回数(点検回数)と、主電源部2がオン状態となってから所定時間内に点検動作が実施されたか否か(正常点検履歴)と、を含む。記憶部5には、点検回数に対応する判定情報として点検回数閾値が記憶され、正常点検履歴に対応する判定情報として時間閾値が記憶されている。
点検動作の回数が点検回数閾値以上である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足せず、点検回数閾値未満である場合には、起動完了音の鳴動条件を満足する(第4判定)。例えば点検回数閾値を1回に設定した場合、主電源部2が初めてオン状態となった際には点検回数が0回であり起動完了音が発生し、主電源部2がオン状態となって点検動作が実施された後に、再起動により主電源部2が再びオン状態となった際には点検回数が1回以上であり起動完了音が発生しない。
主電源部2がオン状態となってから所定時間内に点検動作が実施された履歴が存在する場合には、起動完了音の鳴動条件を満足せず、所定時間内に点検動作が実施された履歴が存在する場合には、起動完了音の鳴動条件を満足する(第5判定)。例えば時間閾値を4分に設定した場合、主電源部2が初めてオン状態となった際には正常点検履歴が存在せず起動完了音が発生し、主電源部2が初めてオン状態となって4分以内に初回の点検動作が実施された後に、再起動により主電源部2が再びオン状態となった際には正常点検履歴が存在して起動完了音が発生しない。
[音発生処理]
制御部7が実行する音発生処理の一例について図2のフローチャートを参照しつつ説明する。制御部7は、主電源部2がオン状態となって電力が供給されることにより、音発生処理を開始し、まず、警報装置1を初期化する(ステップS1)。このとき、記憶部5に記憶された履歴情報については消去または更新せず維持する。
次に、制御部7は、センサ本体3を作動させ(ステップS2)、点検動作を実施して警報装置1の故障を検出しようとする(ステップS3)。さらに、制御部7は、音発生処理を開始してから所定の起動期間が経過したか否かを繰り返し判定し(ステップS4)、起動期間が経過した場合(ステップS4でY)、センサ本体3によって異常状態が検知されたか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5では、例えばセンサ本体3がガスセンサである場合には、測定されたガス濃度を所定の閾値と比較することで異常状態であるか否かを判定すればよい。センサ本体3によって異常状態が検知された場合(ステップS5でY)、後述するステップS9に進む。
センサ本体3によって異常状態が検知されない場合(ステップS5でN)、制御部7は、点検動作において故障が検知されたか否かを判定する(ステップS6)。点検動作において故障が検知された場合(ステップS6でY)、後述するステップS9に進む。
点検動作において故障が検知されない場合(ステップS6でN)、制御部7は、起動完了音の鳴動条件を満たすか否かを判定する(ステップS7)。尚、鳴動条件を満たすか否かは、上記の第1~第5判定によって判断すればよい。このとき、第1~第5判定のうち1つのみを採用してもよい。また、第1~第5判定のうち複数を採用するとともに、全ての鳴動条件を満たす場合にステップS7でYとしてもよい。また、第1~第5判定のうち複数を採用するとともに、所定の数の鳴動条件を満たす(例えば3つの判定を採用し、これらのうち少なくとも2つの鳴動条件を満たす)場合にステップS7でYとしてもよい。
起動完了音の鳴動条件を満たさない場合(ステップS7でN)、後述するステップS9に進む。起動完了音の鳴動条件を満たす場合(ステップS7でY)、制御部7は、音発生部4に起動完了音を発生させる(ステップS8)。次に、制御部7は、センサ本体3を作動させ(ステップS9)、センサ本体3によって異常状態が検知されたか否かを判定する(ステップS10)。センサ本体3によって異常状態が検知されない場合(ステップS10でN)、後述するステップS12に進む。
センサ本体3によって異常状態が検知された場合(ステップS10でY)、制御部7は、音発生部4に警報音を発生させる(ステップS11)。次に、制御部7は、点検動作を実施して警報装置1の故障を検出しようとし(ステップS12)、点検動作において故障が検知されたか否かを判定する(ステップS13)。点検動作において故障が検知されない場合(ステップS13でN)、ステップS9に戻る。点検動作において故障が検知された場合(ステップS13でY)、制御部7は、音発生部4に故障報知音を発生させ(ステップS14)、ステップS9に戻る。
警報装置1を工場出荷後に初めて設置し、異常状態および故障のいずれも発生していない場合(ケース1)、警報装置1を工場出荷後に初めて設置し、異常状態が発生している場合(ケース2)、警報装置1を工場出荷後に初めて設置し、故障が発生している場合(ケース3)、警報装置1を設置して正常に運転した後、停電等によって主電源部2がオフ状態となるとともに再びオン状態となり、異常状態および故障のいずれも発生していない場合(ケース4)、警報装置1を設置して正常に運転した後、停電等によって主電源部2がオフ状態となるとともに再びオン状態となり、異常状態が発生している場合(ケース5)、警報装置1を設置して正常に運転した後、停電等によって主電源部2がオフ状態となるとともに再びオン状態となり、故障が発生している場合(ケース6)のそれぞれについて、以上のような音発生処理を実行した際の具体的な出力について説明する。
ケース1においては、異常状態および故障のいずれも発生していないことから、ステップS7に辿り着くとともにステップS7でYとなり、ステップS8に進んで音発生部4が起動完了音を発生する。その後、ステップS9~S14が繰り返される。
ケース2においては、異常状態が発生していることから、ステップS5でYとなり、起動完了音は発生しない。その後、ステップS10においてもYとなり、ステップS11に進んで音発生部4が警報音を発生する。
ケース3においては、故障が発生していることから、ステップS6でYとなり、起動完了音は発生しない。その後、ステップS13においてもYとなり、ステップS14に進んで音発生部4が故障報知音を発生する。
ケース4においては、異常状態および故障のいずれも発生していないことから、ステップS7に辿り着くとともにステップS7でNとなり、起動完了音は発生しない。その後、ステップS9~S14が繰り返される。
ケース5においては、異常状態が発生していることから、ステップS5でYとなり、起動完了音は発生しない。その後、ステップS10においてもYとなり、ステップS11に進んで音発生部4が警報音を発生する。
ケース6においては、故障が発生していることから、ステップS6でYとなり、起動完了音は発生しない。その後、ステップS13においてもYとなり、ステップS14に進んで音発生部4が故障報知音を発生する。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、運転履歴に関する履歴情報に基づいて起動完了音を発生させるか否かを決定することで、初回起動時には起動完了音を発生させ、意図しない再起動時には起動完了音を発生させないようにすることができる。即ち、初回起動時には起動完了音を発生させることにより、装置が正常に運転していることを伝えつつ、意図しない再起動時には起動完了音を発生させないことにより、異常状態が発生しているという誤解を防ぎ、利便性を向上させることができる。
また、履歴情報が、主電源部2がオン状態に切り換えられた回数を含むことで、再起動であるか否かを容易に判定することができる。また、履歴情報が、主電源部2のオン状態の継続時間を含むことで、例えば初回起動時に起動完了音が発生する前に(ステップS8に辿り着く前に)再起動された場合であっても、起動完了音を発生させることができる。
また、履歴情報が、点検動作の回数を含むことで、再起動であるか否かを容易に判定することができる。また、履歴情報が、主電源部2がオン状態となってから所定時間内に点検動作が実施されたか否かの履歴を含むことで、主電源部2がオン状態となってから点検動作が正常に実施されず再起動した場合であっても、起動完了音を発生させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、履歴情報が、主電源部履歴情報として切換回数とオン状態の継続時間との両方を含むものとしたが、いずれか一方のみを含んでいてもよい。また、主電源部履歴情報は、主電源の状態に関する他の情報を含んでいてもよい。
また、前記実施形態では、履歴情報が、点検履歴情報として点検回数と正常点検履歴との両方を含むものとしたが、いずれか一方のみを含んでいてもよい。また、点検履歴情報は、点検動作の履歴に関する他の情報を含んでいてもよい。
また、前記実施形態では、履歴情報が主電源部履歴情報と点検履歴情報との両方を含むものとしたが、いずれか一方のみを含んでいてもよい。また、履歴情報は、運転履歴に関する他の情報を含んでいてもよい。例えば、履歴情報が、起動完了音を発生したか否かの履歴を含み、起動完了音を発生した履歴が存在する場合にはそれ以降に起動完了音を発生しないようにしてもよい。また、履歴情報が、警報音または故障報知音を発生したか否かの履歴を含み、警報音または故障報知音を発生した履歴が存在する場合にはそれ以降に起動完了音を発生しないようにしてもよい。
また、前記実施形態では、音発生処理において、異常状態および故障のいずれも検知されない場合にのみ、起動完了音の鳴動条件を満たすか否かを判定するものとしたが、異常状態および故障の検知に関わらず起動完了音の鳴動条件を満たすか否かを判定してもよい。また、異常状態または故障が検知された場合であっても、起動完了音の鳴動条件を満たす場合には、起動完了音を発生させてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 警報装置
2 主電源部
3 センサ本体
4 音発生部
5 記憶部
6 点検操作部
7 制御部

Claims (6)

  1. 主電源部と、
    異常状態を検知するためのセンサ本体と、
    音を発生可能な音発生部と、
    運転履歴に関する履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記主電源部がオン状態となった際に、前記履歴情報に基づいて前記音発生部に起動音を発生させるか否かを決定する制御部と、を備えることを特徴とする警報装置。
  2. 前記履歴情報は、前記主電源部の状態に関する主電源部履歴情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
  3. 前記主電源部履歴情報は、前記主電源部がオン状態に切り換えられた回数と、前記主電源部のオン状態の継続時間と、前記主電源部がオン状態となってから前記センサ本体の立ち上げが完了したか否かと、のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項2に記載の警報装置。
  4. 前記制御部は、装置全体の点検動作を実施可能に構成され、
    前記履歴情報は、前記点検動作の履歴に関する点検履歴情報を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の警報装置。
  5. 前記点検履歴情報は、前記点検動作の回数と、前記主電源部がオン状態となってから所定時間内に前記点検動作が実施されたか否かと、のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項4に記載の警報装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の警報装置を制御する警報装置制御方法であって、
    前記主電源部がオン状態となった際に、前記履歴情報が所定条件を満足する場合にのみ前記音発生部に起動音を発生させることを特徴とする警報装置制御方法。
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