JP3975884B2 - ガス漏れ警報器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス検知回路から出力されたガス検知信号が所定の警報レベルを超えたときにガス漏れを判別して、警報を出力させるガス漏れ警報器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特許文献1に示すようなガス漏れ警報器は広く使用されている。
【0003】
この種のガス漏れ警報器では、その動作確認テストを定期的にすることが義務付けられており、従来のテスト方法としては、図9に示すようなものがある。
【0004】
すなわち、図9(a)では、警報器100に、ライター型テストガスGによりブタンガスをガス検知回路110に吹きかけ、ガス検知回路110の検知素子にブタンガスGを付着させ、警報出力回路120を作動させている。
【0005】
また、図9(b)では、警報器110に、点検治具200を取り付けることでテストをしている。点検治具200は、支持棒Bに、メタンガス、水素ガス、COガスなどを詰め込んだガスボンベGと、ガスボンベGから排出されるガスを通すチューブTと、警報器110に接触させるアタッチメントAとを備えている。
【0006】
ガスボンベGから排出されたガスは、チューブTを通って警報器110のガス検知回路110に吹きかけられ、それが検知素子により検知され警報出力回路120を作動させている。なお、アタッチメントAがあるので、チューブTからのガスが外部に漏れることがない。
【0007】
更に、図9(c)では、火災検知機能付ガス漏れ警報器のテスト方法を示しており、熱検知回路111にドライヤーDの熱を吹きかけテストをしている。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−296278号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のガス漏れ警報器では、以下のような問題がある。
【0009】
すなわち、図9(a)に示すようなテスト方法をとった場合、ブタンガスが検知素子に付着するので、警報復旧のためには付着したガスを焼却して除去する必要があり、面倒であった。
【0010】
また、警報器110は、通常、誤報防止のための誤報防止時間(30秒〜3分)を設けており、その誤報防止時間の間に、検知素子に付着したガスを焼却してから検知素子によるガス検出を行っている。そのため、テストに要する時間がかかっており、迅速なテストが望まれていた。
【0011】
図9(b)に示すようなテスト方法をとった場合、ガスの分子量が小さいため、先述したようなガスの付着はないが、メタンガスや水素ガスは発火しやすく、COガスは殺傷能力が高いため、危険度が高く、管理も面倒であり、有資格者の作業者を雇うなどのコスト高の原因となっていた。
【0012】
図9(c)に示すようなテスト方法をとった場合、ドライヤーを持ち歩くことや、天井などに取り付けられた警報器110までドライヤーDを引き回すことは、作業者の大きな負担となっていた。
【0013】
本発明は、上記問題を解決するため提案され、コストがかからず、簡単、スピーディーに、動作テストを行うことのできるガス漏れ警報器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1では、電源のオン、オフを監視する電源監視回路と、この電源監視回路によって電源のオンが検知される毎に計数を行うカウントメモリー回路と、このカウントメモリー回路が予め設定した計数値を計時したときには、点検モードを開始して擬似試験信号を出力させる擬似試験信号発生回路と、ガス検知回路から出力されるガス検知信号が所定の警報レベルを超えた場合、あるいは擬似試験信号の出力を受けたときに、警報手段を作動する信号処理部と、カウントメモリー回路が計時を開始する電源のオン時点から所定の時間が経過した時点、あるいは、その所定の時間が経過するまでの間の点検モードが開始された時点で、カウントメモリー回路の計数値をクリアするリセット回路とを備えている。
【0015】
請求項2では、ガス検知回路と、熱、煙などを検知して検知信号を出力する火災検知回路と、これらの検知信号を判別するための信号処理部とを備えており、擬似試験信号発生回路から出力される擬似試験信号を、ガス検知回路、火災検知回路のそれぞれに対応した異なる擬似試験信号を出力させて、ガス漏れ、火災検知に対応した警報を出力させる構成としている。
【0016】
請求項3〜6は、請求項1に係る本発明の付加機能を提案している。請求項3では、最初の電源投入時点から予め通電初期誤報防止時間として設定された時間の間は、警報手段の作動を禁止する警報禁止機能を備えており、信号処理部は、擬似試験信号を受けたときには、警報禁止機能を無効にして警報手段を作動させる構成としている。
【0017】
請求項4では、擬似試験発生回路から出力される擬似試験信号を、住宅情報盤などの他の監視受信機器に送出するための移報手段を更に備えた構成としている。
【0018】
請求項5では、警報手段が出力する警報の出力時間を規定する警報タイマーを更に備えた構成としている。
【0019】
請求項6では、請求項1に係る本発明において、火災検知機能を付加した際に警報動作の識別を容易にする構成を提案しており、ガス漏れ検知時、火災検知時における警報動作を、報知ランプ、アラーム、音声報知などを用いて識別できる構成としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、本発明の内部構成の一例を示す図である。
【0021】
このものは、ガスを検知し、その濃度を含むガス検知信号を出力するガス検知回路10と、信号処理部を構成し、ガス検知回路10から出力されるガス検知信号が所定の警報レベルを超えた場合、あるいは擬似試験信号の出力を受けたときに、警報出力回路15を作動するマイコン11と、電源回路17のオン、オフを監視する電源監視回路12と、予め設定した計数値を保持し、電源監視回路12によって電源のオンが検知される毎に計数を行うカウントメモリー回路13と、カウントメモリー回路13が計数値を計時したときには、点検モードを開始して擬似試験信号を出力させる擬似試験信号発生回路14と、表示ランプやスピーカなどで構成される警報出力回路15と、電源16と、電源16をオン、オフさせる電源回路17と、電源のオン時点から所定の時間が経過した時点、あるいは、その所定の時間が経過するまでの間の点検モードが開始された時点で、カウントメモリー回路13の計数値をクリアするリセット回路18とを備えている。
【0022】
ガス検知回路10は、少なくとも、検知対象のガスを検知するガス素子10Aを少なくとも備えており、ガス素子10Aにガスが付着するほどその抵抗値が小さくなり、結果として、P地点における電圧が大きくなり、その分大きな電圧がガス検知信号としてマイコン11に入力される。
【0023】
すなわち、マイコン11には、ガス素子10Aにガスが付着するほど大きな電圧が入力されるので、大きな電圧が入力されるほど、ガス素子10Aの周囲ガス濃度は高いと判断される。
【0024】
警報出力回路15は、警報タイマを備えている。この警報タイマは、警報を出力する時間が設定されており、警報出力から一定時間経過すれば自動的に警報をやめる。設定内容としては、ガス検知警報のみの出力時間、ガス検知警報と火災検知警報とを行う場合は各々の出力時間が考えられる。
【0025】
このような構成の本発明によれば、図2に示す動作をすることができる。すなわち、電源が投入されてオンされれば(100)、電源回路17が作動して、警報器1の回路全体に電源が供給される。
【0026】
これを電源監視回路12が監視しており、マイコン11にこれを通知して、タイマ(ここではマイコン11に内蔵)を起動させて計時を始めさせる(101)。
【0027】
この計時時間をマイコン11が監視しており、それから、通電初期誤報防止時間として予め設定された一定時間の間、マイコン11は誤報防止処理を行い、電源投入時点から一定時間の間は、警報出力回路15の作動を禁止するが、擬似試験信号を受けたときは、警報出力回路15の作動を有効として作動させる(102)。
【0028】
すなわち、通電初期誤報防止時間の間は、後述する通常モード処理実行中にガス検知信号が出力されても警報をしないが、後述する点検モード処理実行中に擬似試験信号が出力されれば警報をするのである。
【0029】
また、電源投入されたときには、電源監視回路12のマイコン11に対する通知により、カウントメモリー回路13によりカウントをさせて、カウント値を1つインクリメントさせる(103)。そのときのカウント値(計数値ともいう)が、予め設定された値であれば、リセット回路18によってその計数値を0にリセットさせ(105)、点検モード処理を開始する(106)。
【0030】
このような点検モード処理が開始されると、擬似試験信号出力回路14からは、そのトランジスタのベースにはマイコン11からの電圧が印加されて、エミッタに印加された電源からの電圧が増幅されてコレクタから出力される。すなわち、トランジスタはスイッチング回路の機能を果たしている。
【0031】
この増幅された電圧が擬似試験信号としてマイコン11に入力されるが、このとき、マイコン11は、警報出力回路15を作動させて警報を出力させる。なお、警報出力態様は、表示ランプによる表示、スピーカによるアラームや音声メッセージの出力などがあり、限定されない。
【0032】
そのような点検モードでは、擬似試験信号を出力してから一定時間が経過したことをマイコン11が判断すれば、点検モードを終了して後述する通常モードに移行する。
【0033】
一方、ステップ104において、タイマの計時時間が所定の時間を計時していれば(107)、マイコン11は、リセット回路18によってその計数値を0にリセットさせ(108)、通常モード処理を開始する(109)。
【0034】
このような通常モード処理が開始されると、ガス検知回路10より入力されているガス検知信号によりその濃度レベルを判別し、それが所定の警報レベルを超えていれば、警報出力回路15を作動させて警報を出力させる。
【0035】
図3は、本発明の構成の他例を示す図である。この警報器1Aは、先述の警報器1の構成に、熱、煙などを検知して検知信号を出力する火災検知回路19を付加した構成としている。
【0036】
マイコン11は、通常モード処理においては、ガス検知回路10からのガス検知信号入力に基づく警報をするとともに、火災検知回路19からの火災検知信号入力に基づく警報も行う。このとき、どの警報かを明らかとするため、表示ランプの点灯あるいは点滅態様に区別をつけたり、アラームの出力態様に区別をつけたり、音声メッセージなどで警報種別を規定する。
なお、火災検知信号の信号フォーマットは、ガス検知信号のそれとは異なるフォーマットとしている。
【0037】
また、点検モード処理においては、擬似試験信号発生回路14より、ガス検知信号と同フォーマットの擬似試験信号と、火災感知信号と同フォーマットの擬似試験信号とを順次出力させ、それぞれの試験信号に応じた警報を順次、警報出力回路15よりさせる。なお、それぞれ警報態様は、通常モードと同様である。また、それぞれのフォーマットの作成は、マイコン11が擬似試験信号発生回路14への電圧印可間隔を変化させればよい。そうすると、異なるパルスが擬似試験信号として出力されるようになる。
【0038】
なお、リセット回路18は、ここでは独立して設けてあるが、マイコン11に内蔵させて構成してもよい。
【0039】
次に、本発明の参考となる構成について説明する。図4は、本発明の参考となる構成の内部構成の一例を示す図であり、図5は、この外観例を示す図である。この警報器1Bは、先述の警報器1の構成とは、点検スイッチSWを付加したことと、カウントメモリー回路13とリセット回路18とを備えていない点が相違する。
【0040】
このものは、図6に示す動作をなす。なお、それぞれのステップ処理の詳細については、図2と同様であるので説明を省略する。
電源がオンされると、マイコン11は内蔵するタイマを起動させ、一定時間、誤報防止処理を行ってから通常モード処理を行う(200〜203)。
【0041】
ところが、通常モード処理が開始されてから点検スイッチSWが操作されたときには、マイコン11は点検モード処理を行う(204,205)。
【0042】
なお、点検スイッチSWは、押釦スイッチ、残留型押釦スイッチ、スライド型スイッチなどで構成することができる。
【0043】
押釦スイッチで構成する場合、押圧保持されている間、それを知らせる信号をマイコン11に出力するようにし、マイコン11は、押釦スイッチからの信号を受けている間は、擬似試験信号発生回路14に電圧印可をして擬似試験信号を出力させつづける構成とする。
【0044】
残留型押釦スイッチで構成する場合、それを一度押圧操作すれば、その旨を知らせる信号をマイコン11に一度出力するようにし、マイコン11は、この信号を受けたときには、一定時間の間、擬似試験信号を出力させつづける構成とする。
【0045】
スライド型スイッチで構成する場合、点検モードと通常モードとを選択的にスライド操作して、それぞれに対応する信号をマイコン11に出力するような構成とし、マイコン11は、点検モードの信号が来たら、擬似試験信号を出力させる構成とする。
【0046】
図7は、本発明の参考となる構成の他例を示す図である。
【0047】
この警報器1Cは、先述の警報器1Bの構成に、熱、煙などを検知して検知信号を出力する火災検知回路19を付加した構成としている。なお、点検スイッチSWは、先述の押釦スイッチあるいはスライドスイッチで構成している。
【0048】
このものでは、点検スイッチSWが押圧保持される毎に、マイコン11は、擬似試験信号発生回路14より、ガス検知信号と同フォーマットの擬似試験信号、火災感知信号と同フォーマットの擬似試験信号とを順次出力させ、それぞれの試験信号に応じた警報を順次警報出力回路15よりさせる。
【0049】
なお、点検スイッチSWが操作される毎に、ガス検知警報、火災検知警報を順次出力する以外に、点検スイッチSWを一度押圧操作すると、自動的にガス、火災両方の警報機能の点検ができるようにしてもよい。
【0050】
そのためには、マイコン11が、点検スイッチSWが押圧保持されている間、擬似試験信号発生回路14より、ガス検知信号と同フォーマットの擬似試験信号、火災感知信号と同フォーマットの擬似試験信号とを順次出力させ、それぞれの試験信号に応じた警報を順次警報出力回路15よりさせる。
【0051】
このとき、どの警報かを明らかとするため、表示ランプの点灯あるいは点滅態様に区別をつけたり、アラームの出力態様に区別をつけたり、音声メッセージなどで警報種別を規定する。
【0052】
なお、本発明では、図8に示すように、移報回路20を設けて、擬似試験発生回路14からの擬似試験信号を、住宅情報盤などの監視受信機器に送出するようにしてもよい。こうすれば、住宅情報盤などでも警報されるため、利便であり、監視受信機器における警報動作テストも兼ねることができる。
【0053】
このような場合、監視受信機器より先に警報器1Dの電源を投入するのが望ましい。こうすれば、監視受信機器に警報器1Dの断線検知機能がある場合でも、警報器1Dには電源が投入されているため、監視受信機器にて警報器1Dの断線と判断されてしまうことがない。
【0054】
なお、ここでは、先述の警報器1に移報回路20を付加しているが、これには限られず、警報器1A〜1Cに移報回路20を付加してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1では、電源投入される度にカウントされ、所定時間内のカウント回数が、一定回数に達すれば自動的に点検モードとなり擬似試験信号により動作テストができるので、コストがかからず、簡単、スピーディーに、動作テストを行うことができる。
【0056】
また、電源投入から所定時間が経過したらカウント数をリセットするため、所定時間内に電源投入を繰り返さないとカウント値を一定値にすることができなくなり、停電やブレーカダウンなどで警報器への電源が遮断された後に復旧した場合に、その時点までに蓄積されたカウント値が一定数に達してしまって擬似試験信号が出力され警報がでることがない。そのため、復旧後に、復旧者や周囲の人が驚くことがない。
【0057】
更に、電源投入から所定時間経過せずとも、点検モードになればカウント値がリセットされるため、点検モードが終わり通常モードが再開された後、停電などの復旧のため電源投入した時点では警報出力されず、復旧者や周囲の人が驚くことがない。
【0058】
請求項2では、ガス検知回路と火災試験回路のそれぞれに対応する擬似試験信号により、ガス警報と火災警報の両者をするため、従来はそれぞれ別々にしかできなかったテストを、一度の作業ですることができ、利便である。
【0059】
請求項3では、最初の電源投入時点から予め通電初期誤報防止時間として設定された時間の間は、警報手段の作動を禁止する警報禁止機能を備えているので、ガス素子に付着したガスによる誤報が防止できる。
【0060】
また、擬似試験信号があるときには、警報禁止機能を無効にして警報手段を作動させるので、通電初期誤報防止時間内でも動作テストができ、更に動作テストの所要時間の短縮化が図れる。
【0061】
請求項4では、擬似試験発生回路から出力される擬似試験信号を、住宅情報盤などの他の監視受信機器に送出するための移報手段を更に備えた構成としているので、住宅情報盤など、警報器から離れた場所の機器からも警報が出力され、正常な動作をしていることが確認でき、利便である。
【0062】
請求項5では、警報手段が出力する警報の出力時間を規定する警報タイマーを更に備えた構成としているので、点検モード実施中に、警報が出力され続けることがなく、復旧操作をする手間が省け、作業者の手間を軽減できる。
【0063】
特に、点検モードにおける警報が出力されてから、警報タイマーで規定される警報出力時間が経過すれば、自動的に通常モードへの移行され、警報復旧とモード切替操作が不要となり、作業者の負担を軽減できる。
【0064】
請求項6では、ガス漏れ検知時、火災検知時における警報動作を、報知ランプ、アラーム、音声報知などを用いて識別できる構成としているので、どの警報動作をしているのかが容易に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の内部構成の一例を示す図
【図2】 本発明の動作について示すフローチャート
【図3】 本発明の内部構成の他例を示す図
【図4】 本発明の参考となる構成の一例を示す図
【図5】 本発明の参考となる構成の外観例を示す図
【図6】 本発明の参考となる構成の動作について示すフローチャート
【図7】 本発明の参考となる構成の他例を示す図
【図8】 本発明の更に他例を示す図
【図9】 従来の警報器動作テストについて示す図
【符号の説明】
1,1A〜1D・・・ガス漏れ警報器
10・・・ガス検知回路
11・・・マイコン
12・・・電源監視回路
13・・・カウントメモリー回路
14・・・擬似試験信号発生回路
15・・・警報出力回路
16・・・電源
18・・・リセット回路
19・・・火災検知回路
20・・・移報回路
SW・・・点検スイッチ

Claims (6)

  1. ガス検知回路から出力されるガス検知信号が所定の警報レベルを超えたときにガス漏れを判別して、警報を出力させるガス漏れ警報器において、
    電源のオン、オフを監視する電源監視回路と、
    この電源監視回路によって電源のオンが検知される毎に計数を行うカウントメモリー回路と、
    このカウントメモリー回路が予め設定した計数値を計時したときには、点検モードを開始して擬似試験信号を出力させる擬似試験信号発生回路と、
    上記ガス検知回路から出力されるガス検知信号が所定の警報レベルを超えた場合、あるいは擬似試験信号の出力を受けたときに、警報手段を作動する信号処理部と、
    上記カウントメモリー回路が計時を開始する電源のオン時点から所定の時間が経過した時点、あるいは、その所定の時間が経過するまでの間の上記点検モードが開始された時点で、上記カウントメモリー回路の計数値をクリアするリセット回路とを備えたガス漏れ警報器。
  2. 請求項1において、
    上記ガス検知回路と、熱、煙などを検知して検知信号を出力する火災検知回路と、これらの検知信号を判別するための信号処理部とを備えており、
    上記擬似試験信号発生回路から出力される擬似試験信号を、上記ガス検知回路、上記火災検知回路のそれぞれに対応した異なる擬似試験信号を出力させて、ガス漏れ、火災検知に対応した警報を出力させる構成としているガス漏れ警報器。
  3. 請求項1または2において、
    最初の電源投入時点から予め通電初期誤報防止時間として設定された時間の間は、上記警報手段の作動を禁止する警報禁止機能を備えており、
    上記信号処理部は、上記擬似試験信号を受けたときには、上記警報禁止機能を無効にして上記警報手段を作動させる構成としているガス漏れ警報器。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    上記擬似試験発生回路から出力される擬似試験信号を、住宅情報盤などの他の監視受信機器に送出するための移報手段を更に備えた構成としているガス漏れ警報器。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    上記警報手段が出力する警報の出力時間を規定する警報タイマーを更に備えた構成としているガス漏れ警報器。
  6. 請求項2において、
    ガス漏れ検知時、火災検知時における警報動作を、報知ランプ、アラーム、音声報知などを用いて識別できる構成としたガス漏れ警報器。
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