JP6361848B2 - 警報器 - Google Patents
警報器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6361848B2 JP6361848B2 JP2013136345A JP2013136345A JP6361848B2 JP 6361848 B2 JP6361848 B2 JP 6361848B2 JP 2013136345 A JP2013136345 A JP 2013136345A JP 2013136345 A JP2013136345 A JP 2013136345A JP 6361848 B2 JP6361848 B2 JP 6361848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- gas
- stage
- predetermined time
- set point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
従来の警報器は、一酸化炭素(CO)ガスやメタンガス濃度の警報について、低濃度及び高濃度の2段階の設定点を設け、ガス濃度が第1段階設定点以上となった際に低濃度警報(第1段階警報)を報知し、第2段階設定点以上となった際に高濃度警報(第2段階警報)を報知するなど多段階で音声警報を報知する構成を備えることが多い。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記ガス濃度が、一酸化炭素ガス濃度であることを特徴とする警報器とする。
図1により、全体構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック図である。この警報器はガスセンサを備えており、不完全燃焼により発生する一酸化炭素(CO)ガスと、メタンガス等の都市ガスを検知対象ガスとしている。
センサヒータ制御回路9は、マイコン制御回路6内のセンサ制御手段10からの制御信号を受けて、ガス検知回路11内に設けられた半導体ガスセンサ(図示せず)のヒータを2種類の電圧により高温側、低温側に加熱するための制御回路である。
〔第1の実施例のガス検出動作〕
図2により、センサヒータ制御回路9及びガス検知回路11の機能を説明する。図2は、本発明の第1の実施例におけるガス検知点の説明図である。
図3により、COガス警報の判定処理フローを説明する。図3は、本発明の第1の実施例を示すフローチャートであり、図1のマイコン制御回路6によって実行されるものである。
ステップS8として、出力制御手段7が、第1の所定時間よりも短い第2の所定時間(例えば2分)を経過しているか否かを判定する。第2の所定時間(2分)を経過していない場合には、CO第1段階及び第2段階警報をそれぞれ解除して待機する(ステップS5、6)。第2の所定時間(2分)を経過している場合には、ステップS9に進む。
〔第1の実施例のCOガス警報報知のタイミングチャート〕
図4及び図5により、図3のCOガス判定処理フローを実行した場合のCOガス警報報知のタイミングチャートの例を説明する。図4は、本発明の第1の実施例のタイミングチャート1であり、COガス第2段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第1段階音声警報を報知するケースである。図5は、本発明の第1の実施例を示すタイミングチャート2であり、COガス第1段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第2段階音声警報を報知するケースである。なお、図4及び図5では、第2段階の予備警報としてのCO第2段階ランプ警報表示については省略している。
図4のとおり、COガス濃度に対応するCOガス検出手段12の出力電圧値が、第1段階設定点を超えた際に判定タイマカウントを開始し、第1の所定時間及び第2の所定時間のカウントを同時に開始する。
次に、COガス第1段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第2段階音声警報を報知する図5のケースを説明する。
かくして本発明の第1の実施例によれば、COガス濃度が増加して第1段階設定点を超えた際に第1の所定時間を設け、第1段階設定点を超えた状態が一定時間継続しているか否かを判定し、第1の所定時間を経過するまではCOガス第1段階音声警報を報知しないとすることで誤報を防止することができる。
次に、図6及び図7により、本発明の第2の実施例を説明する。なお、以下の第2及び第3の実施例において、いずれも警報器の全体構成やガス検出動作は、第1の実施例の図1及び図2と同じであるので、省略する。
ステップS101として、先ず、出力制御手段7が、CO検出タイミングであるか否かを判定する。CO検出タイミングでない場合には、そのまま待機する。CO検出タイミングである場合には、出力制御手段7がCOガス検出手段12の出力電圧値を取得し(ステップS102)、ステップS103に進む。
ステップS109として、出力制御手段7が、第2の所定時間(例えば2分)を経過しているか否かを判定する。第2の所定時間(2分)を経過していない場合には、CO第1段階及び第2段階警報をそれぞれ解除して待機する(ステップS105〜107)。第2の所定時間(2分)を経過している場合には、ステップS110に進む。
ステップS113として、出力制御手段7が、第1の所定時間(例えば5分)を経過しているか否かを判定する。第1の所定時間(5分)を経過している場合には、ステップ114に進む。ステップS114では、出力制御手段7からの指令を受けた警報音出力回路14が、COガス第1段階音声警報をスピーカ15から報知する。一方、第1の所定時間(5分)を経過していない場合には、ステップ114を迂回して、ステップS115に直接進む。
〔第2の実施例のCOガス警報報知のタイミングチャート〕
図7により、図6のCOガス判定処理フローを実行した場合のCOガス警報報知のタイミングチャートの例を説明する。図7は、本発明の第2の実施例を示すタイミングチャートであり、COガス第2段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第1段階音声警報を報知するケースである。なお、図7とは逆に、COガス第1段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第2段階音声警報を報知するケースもあり得るが、ここでは省略する。また、図7では、第2段階の予備警報としてのCO第2段階ランプ警報表示についても省略している。
かくして本発明の第2の実施例によれば、COガス濃度が増加して第1段階設定点を超えた際に第1の所定時間を設け、第1段階設定点を超えた状態が一定時間継続しているか否かを判定し、第1の所定時間を経過するまではCOガス第1段階音声警報を報知しないとすることで誤報を防止することができる。さらに、第1段階設定点よりもガス濃度が低い予備判定点を設け、予備判定点を超えた時点から第2の所定時間のカウントを開始し、第1の所定時間よりも短い第2の所定時間の経過後であれば、第1の所定時間の経過前であっても第2段階設定点を超えた時点でCOガス第2段階音声警報を直ちに報知することができる。
次に、図8及び図9により、本発明の第3の実施例を説明する。
図8により、COガス警報の判定処理フローを説明する。図8は、本発明の第3の実施例を示すフローチャートであり、マイコン制御回路6によって実行されるものである。
ステップS210として、出力制御手段7が、第3の所定時間(例えば2分)を経過しているか否かを判定する。第3の所定時間(2分)を経過していない場合には、CO第1段階警報を解除し、第1段階判定タイマをクリアして(ステップS205、S206)、ステップS216に進む。第3の所定時間(2分)を経過している場合には、ステップS211に進む。
ステップS214として、出力制御手段7が、第1の所定時間(例えば5分)を経過しているか否かを判定する。第1の所定時間(5分)を経過している場合には、ステップ215に進む。ステップS215では、出力制御手段7からの指令を受けた警報音出力回路14が、COガス第1段階音声警報をスピーカ15から報知して、ステップS216に進む。一方、第1の所定時間(5分)を経過していない場合には、ステップ215を迂回して、ステップS216に直接進む。
ステップS218として、出力制御手段7が、第2の所定時間(例えば2分)を経過しているか否かを判定する。第2の所定時間(2分)を経過していない場合には、CO第2段階警報を解除して待機する(ステップS208)。第2の所定時間(2分)を経過している場合には、ステップS219に進む。
〔第3の実施例のCOガス警報報知のタイミングチャート〕
図9により、図8のCOガス判定処理フローを実行した場合のCOガス警報報知のタイミングチャートの例を説明する。図8は、本発明の第3の実施例を示すタイミングチャートであり、COガス第2段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第1段階音声警報を報知するケースである。なお、図8とは逆に、COガス第1段階音声警報を最初に報知し、その後にCOガス第2段階音声警報を報知するケースもあり得るが、ここでは省略する。また、図9では、第2段階の予備警報としてのCO第2段階ランプ表示も省略している。
かくして本発明の第3の実施例によれば、COガス濃度が増加して第1段階設定点を超えた際に第1の所定時間を設け、第1段階設定点を超えた状態が一定時間継続しているか否かを判定し、第1の所定時間を経過するまではCOガス第1段階音声警報を報知しないとすることで誤報を防止することができる。さらに、第1段階設定点よりもガス濃度が高く、かつ第2段階設定点よりもガス濃度が低い第2の予備判定点を設け、第2の予備判定点を超えた時点から第2の所定時間のカウントを開始しているため、第1の所定時間の経過前であっても第2の所定時間の経過後であれば、第2段階設定点を超えた時点でCOガス第2段階音声警報を直ちに報知することができる。
上記実施例では、COガス警報の判定処理フローとして、COガス濃度に基づいて音声警報を報知する場合について説明しているが、これに限定されるものではない。COガス濃度ではなく、メタンガス警報の判定処理フローとして、メタンガス濃度に基づいて音声警報を報知する場合であっても、上記の構成及び動作を備えることができる。
上記実施例では、ガスセンサのみを備えた警報器について説明しているが、これに限定されるものではない。ガスセンサに加え、熱検知回路などの火災検出手段等を備えた警報器であってもよい。
2 電源回路
3 電源ランプ
4 COガス警報ランプ
5 都市ガス警報ランプ
6 マイコン制御回路
7 出力制御手段
8 表示制御手段
9 センサヒータ制御回路
10 センサ制御手段
11 ガス検知回路
12 COガス検出手段
13 都市ガス検出手段
14 警報音出力回路
15 スピーカ
Claims (5)
- 検知対象ガスを検知するガスセンサと、検知されたガスの濃度に基づいて警報を行う警報部とを備えた警報器において、
前記ガス濃度が第1段階設定点以上となった時から第1の所定時間及び第2の所定時間の判定タイマカウントを同時に開始し、
前記ガス濃度が前記第1段階設定点以上となった状態で前記第1の所定時間を経過した際に第1段階警報を報知し、
前記ガス濃度が前記第2の所定時間を経過した際に、前記ガス濃度が第2段階設定点以上である場合に第2段階警報を報知する出力制御手段を備え、
前記第2段階設定点は、前記第1段階設定点よりもガス濃度が高く、
前記第2の所定時間は、前記第1の所定時間よりも短く、
前記出力制御手段は、前記第1段階警報及び前記第2段階警報をその発生順に報知することを特徴とする警報器。 - 請求項1に記載の警報器において、
前記出力制御手段が、前記ガス濃度が前記第1段階設定点以上となった時から前記第2の所定時間を経過した際に、予備警報を報知することを特徴とする警報器。 - 請求項1又は請求項2に記載の警報器において、
前記ガス濃度が、メタンガス濃度であることを特徴とする警報器。 - 請求項1又は請求項2に記載の警報器において、
前記ガス濃度が、一酸化炭素ガス濃度であることを特徴とする警報器。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の警報器において、
前記ガスセンサが、複数種類の検知対象ガスを検知することを特徴とする警報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013136345A JP6361848B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013136345A JP6361848B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 警報器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018037163A Division JP6528873B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 警報器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015011520A JP2015011520A (ja) | 2015-01-19 |
JP6361848B2 true JP6361848B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=52304633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013136345A Expired - Fee Related JP6361848B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 警報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6361848B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6534265B2 (ja) * | 2015-02-13 | 2019-06-26 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ガス警報器及びガス警報方法 |
CN105156902B (zh) * | 2015-08-13 | 2018-01-05 | 广州杰赛科技股份有限公司 | 一种球状检测装置及气体检测方法 |
CN105389955A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-03-09 | 马磊 | 住宅小区下水道沼气探测设备 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62231400A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-09 | ニツタン株式会社 | 多信号型感知器 |
JP2549767Y2 (ja) * | 1991-02-19 | 1997-09-30 | 矢崎総業株式会社 | ガス漏れ警報装置 |
JP3098137B2 (ja) * | 1993-05-29 | 2000-10-16 | 東京瓦斯株式会社 | ガス漏れ警報装置 |
JP3016689B2 (ja) * | 1994-05-16 | 2000-03-06 | フィガロ技研株式会社 | ガス検出装置 |
JP5629169B2 (ja) * | 2010-09-17 | 2014-11-19 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ガス警報器及びその制御方法 |
-
2013
- 2013-06-28 JP JP2013136345A patent/JP6361848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015011520A (ja) | 2015-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6361848B2 (ja) | 警報器 | |
JP4051626B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP2011076358A (ja) | 住宅用火災警報器 | |
JP6528873B2 (ja) | 警報器 | |
JP5104014B2 (ja) | ガス警報器 | |
JP2007257120A (ja) | 火災警報器 | |
JP2010225064A (ja) | 警報器 | |
JP2008123279A (ja) | 警報装置 | |
JP2005267466A (ja) | 火災警報器 | |
JP6400417B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP4756734B2 (ja) | 警報器の機能告知システム | |
JP2008210062A (ja) | 火災警報器 | |
JP2005044318A (ja) | 火災警報器 | |
JP4912823B2 (ja) | ガス警報システム及びガス警報器 | |
JP4820069B2 (ja) | 火災報知器 | |
JP2014059613A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
JPH102554A (ja) | ガス遮断装置 | |
JP5515999B2 (ja) | ガス漏れ警報器の警報遅延時間の自動切換設定装置及び方法 | |
JP2015092389A (ja) | 警報器 | |
JP2014067132A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
RU2018136810A (ru) | Способ и система мониторинга основного устройства посредством мобильного терминала | |
JP2010152920A (ja) | 警報器 | |
JP2014059614A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
JP2015212988A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
JP4934731B2 (ja) | 警報器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20151005 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20151005 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170613 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180302 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6361848 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |