JP2010225064A - 警報器 - Google Patents
警報器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010225064A JP2010225064A JP2009073991A JP2009073991A JP2010225064A JP 2010225064 A JP2010225064 A JP 2010225064A JP 2009073991 A JP2009073991 A JP 2009073991A JP 2009073991 A JP2009073991 A JP 2009073991A JP 2010225064 A JP2010225064 A JP 2010225064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- voltage drop
- time zone
- battery
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Abstract
【解決手段】動作電源を供給する電池1と、電池1の電圧低下を検出する電圧低下検出手段(電源監視回路2、マイコン10)と、音響鳴動する音響回路30と、表示灯回路20と、時計部12とを備え、電圧低下を検出したときに、時計手段が示す時刻が、予め設定された警報抑制時間帯外であれば、音響回路30及び表示灯回路20によって警報を行い、予め設定された警報抑制時間帯内であれば、音響回路30による音響鳴動を行わず、警報抑制時間帯外よりも視認性を低下させて表示灯回路20に警報表示させる。
【選択図】図1
Description
警報器には、火災警報器やガス漏れ警報器など、様々なものが存在する。また、火災警報器にも、発光素子及び受光素子によって煙を検出する火災警報器、感熱素子によって熱を検出する火災警報器、及び焦電素子により炎を検出する火災警報器等、様々な火災警報器が存在する。本実施の形態では、感熱素子であるサーミスタによって熱を検出する火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明する。
マイコン10は、各種フラグやデータを格納する記憶部11と、時計部12と、設定部13と、音声データメモリ14とを備え、図示しないCPUにより火災警報器100の動作を制御する。
また、警報抑制時間帯を設けないという設定も可能である。この場合は、開始時刻と終了時刻が同じになるよう設定部13に設定することができる。
また、設定スイッチとしては、例えば、「時」「分」をそれぞれ設定可能なDIPスイッチを、火災警報器100の筐体のユーザーが操作可能な位置に設けることができる。
例えばリチウム電池である電池1は、定電圧回路4を介してマイコン10等に常時電力を供給する電源である。電池1は、定電圧回路4を介することにより、マイコン10等に安定した電力を供給することができる。
火災検出部5は、サーミスタ6及び抵抗7からなる熱式の火災検出部である。サーミスタ6及び抵抗7は直列に接続され、これらの両端には定電圧回路4を介して電池1から定電圧が印加されている。また、サーミスタ6の先端部は、火災警報器100の筐体の表面近傍に設けられている。これにより、火災時の熱をサーミスタ6に伝達しやすくしている。
火災警報器100は、電池1の電圧低下監視を行う。具体的には、マイコン10がスイッチ3をONすると、電源監視回路2が駆動され、電源監視回路2が電池1の電圧値を検出する。電源監視回路2は、検出した電圧値をマイコン10に出力し、マイコン10は、検出された電圧値が所定の判別レベル以下であれば電池1の電圧が低下しているものとして、記憶部11の電圧低下フラグ11bをセットする。なお、本発明の電圧低下検出手段は電源監視回路2、スイッチ3、及びマイコン10に相当する。
図2は、表示灯回路20の回路構成を示す図である。
表示灯回路20は、発光ダイオードからなる表示灯21を有し、表示灯21に供給する電流値をコントロールすることで、表示灯21の照度を制御するようにしている。
以下、具体的に説明する。
表示灯21には抵抗値の異なる抵抗22a(抵抗値大)、22b(抵抗値小)が並列に接続されている。また、これらの抵抗22a、22bを選択するための切替スイッチ23が設けられ、切替スイッチ23の他端にはトランジスタ24が接続されている。マイコン10が切替スイッチ23に切替信号を出力すると、切替スイッチ23はその切替信号により抵抗22a、22bのいずれかを選択する。トランジスタ24は、表示灯制御線25を介してマイコン10と接続されており、マイコン10からHIGHレベル信号が入力されることによりオンして抵抗22aあるいは抵抗22bを介して表示灯21に電流を供給する。抵抗22aは抵抗22bよりも抵抗値が大きいので、表示灯21に供給する電流は抵抗22bよりも小さい。
図3は、本発明の音響部である音響回路30の回路構成を示す図である。
音響回路30は、マイコン10からの音声データを入力して増幅する増幅器33と、増幅された音声を出力するスピーカ34を有している。そして、増幅器33とマイコン10はデータ出力線36で接続されており、データ出力線36を介して音声データメモリ14の音声データが出力される。
図3を参照して具体的に説明する。
増幅器33の定電圧回路4側は、抵抗値の異なる抵抗31d(抵抗値大)、抵抗32d(抵抗値小)が並列に接続されている。また、抵抗31d、32dは、それぞれ、トランジスタ31a、32aの一端が直列に接続され、各トランジスタ31a、32aの他端は定電圧回路4に接続されている。また、トランジスタ31aは、抵抗31b、31cを介して音声出力制御線35aでマイコン10と接続され、トランジスタ32aは、抵抗32b、32cを介して音声出力制御線35bでマイコン10と接続されている。トランジスタ31a、31bは、マイコン10からLOWレベル信号が入力されることによりオンするものであり、警報鳴動を行わない間はHIGHレベル信号が入力されてオフ状態となっている。
なお、本実施の形態では、抵抗31dをオンさせて音声出力した場合には約74dB、抵抗32dをオンさせて音声出力した場合には約80dBの音声を出力できるものとする。
図1において、電圧低下確認スイッチ8は、電圧低下検出手段により電池1の電圧低下が検出された場合の警報(以下、電圧低下警報と称する)を出力させるための操作スイッチであり、火災警報器100の筐体のユーザーが操作可能な位置に設けられている。電圧低下確認スイッチ8としては、例えば押しボタン式のスイッチを用いることができる。
図4は、火災警報器100のメイン動作を示すフローチャート、図5〜図8は、図4に示す処理を示すフローチャートである。
なお、初期状態において、警報抑制時間帯11dは、何も設定がなされていない状態(警報抑制時間帯がない状態)であるものとする。
電池1が装填されて電源が投入されると(S1)、マイコン10は記憶部11内のすべてのフラグをクリアする(S2)。ここまでの処理が、電源投入時に行う初期処理であり、以降は、ステップS3〜ステップS7の一連の処理を繰り返し行うこととなる。
マイコン10は、サーミスタ6と抵抗7との間の電圧値に基づき、火災が発生したか否かを判断する(S41)。火災が発生していると判断した場合、マイコン10が備えた記憶部11の火災フラグ11aをセットし(S42)、処理を終了する。火災が発生していないと判断した場合、火災フラグ11aをクリアし(S43)、処理を終了する。
マイコン10は、スイッチ3をONして電源監視回路2を駆動させ、電源監視回路2が検出した電池1の電圧値を取得し、所定の判別レベル以下であるか否か判断する(S51)。電池1の電圧値が判別レベル以下であると判断した場合には、記憶部11の電圧低下フラグ11bをセットし(S52)、処理を終了する。電池1の電圧値が判別レベル以下ではないと判断した場合には、電圧低下フラグ11bをクリアして(S53)、処理を終了する。
マイコン10は、電圧低下確認スイッチ8のスイッチ入力があるか否かを判断し(S61)、スイッチ入力がなければスイッチフラグ11cをクリアして(S65)、処理を終了する。
電圧低下確認スイッチ8のスイッチ入力がある場合には(S61)、電圧低下フラグ11bがセットされているか否かを判断し(S62)、セットされていなければスイッチフラグ11cをクリアして(S65)、処理を終了する。
電圧低下フラグ11bがセットされている場合には(S62)、現在の時刻が警報抑制時間帯内であるか否かを判断し(S63)、警報抑制時間帯外であれば、スイッチフラグ11cをクリアして(S65)、処理を終了する。
また、現在の時刻が警報抑制時間帯内であれば(S63)、スイッチフラグ11cをセットして(S64)、処理を終了する。
マイコン10は、火災フラグ11aがセットされているか否かを判断し(S71)、セットされている場合には火災が発生していることを示す火災音声を出力する(S72)。このとき、マイコン10は、音声データメモリ14に格納された火災音声のデータをデータ出力線36から出力し、音声出力制御線35bをONする。このようにすることで、スピーカ34から火災発生を知らせる音声が通常音量(80dB)で出力される。
ここでは、電池1の電圧低下が検出されていて、警報抑制時間帯外であるので、通常音量での音声出力を行うとともに表示灯21を高照度で点滅させて、ユーザーにより明確に電池電圧の低下を知らせることができるようにしている。
ここでは、電圧低下が検出されていて、かつ、警報抑制時間帯内であり、さらに、ユーザーによる電圧低下確認スイッチ8の操作がないので、音声出力は行わず、視認性の低い状態での表示灯21による警報のみを行っている。
ここでは、電圧低下が検出されていて、かつ、警報抑制時間帯内であり、さらに、電圧低下確認スイッチ8への入力というユーザーからの警報出力の指示があったので、視認性の低い状態での表示灯21による警報に加えて小音量での音声出力も行っている。
なお、本実施の形態では、スイッチフラグ11cがセットされている場合において(S77)、小音量の電圧低下音声出力(S79)および視認性を低下させた表示灯21による表示出力(S80)は、これらステップを1回通過したときに、音声出力を数回行える所定期間(例えば、10秒間)の間、行われるようになっている。ここで、ステップS80において、表示灯21は100秒周期で点滅する仕様なので、電圧低下確認スイッチ8を1回オンしただけでは、表示灯21は1回点滅するのみであるが、電圧低下確認スイッチ8を長押しすれば、100秒周期で点滅することは可能となっている。
なお、電池1の電圧が低下していると判断するための判別レベルは、電圧低下警報の後も所定時間は火災検出が可能となるような値であるので、警報抑制時間帯の後に電圧低下を警報した場合でも、火災検出には影響がない。
また、本実施の形態では、警報抑制時間帯内に電池1の電圧低下を検出した場合には、音声警報はせずに視認性を低下させた表示灯による警報のみを行うようにしたが、表示灯による警報も行わないようにしてもよい。そして、この状態で、電圧低下確認スイッチ8の操作がなされると、小音量での音声警報、および視認性を低下させた表示灯による警報のいずれか、または両方を行うようにしてもよい。このように構成すると、例えば夜間から早朝にかけての警報抑制時間帯には電池電圧低下の警報は行わないが、電圧低下確認スイッチ8が操作されることにより、電圧低下したことをユーザーに迅速に知らせることができる。また、通常時よりも小音量および視認性を低下させた警報のいずれか、または両方を行うので、ユーザーへの煩わしさを低減させつつ、電池1の電圧低下をユーザーに知らせることができる。また、例えば隣室などにいる他のユーザーに迷惑をかけることがない。
Claims (3)
- 動作電源を供給する電池と、
前記電池の電圧低下を検出する電圧低下検出手段とを有し、
前記電圧低下を検出したときに、音響部と表示灯のいずれかまたは両方によって警報する警報器において、
時計手段と、
前記電圧低下を検出したときの警報を抑制する警報抑制手段とを備え、
前記警報抑制手段は、
前記電圧低下を検出したときに、
前記時計手段が示す時刻が予め設定された警報抑制時間帯外であれば、前記音響部及び表示灯によって警報を行い、
前記時計手段が示す時刻が予め設定された警報抑制時間帯内であれば、前記警報抑制時間帯外よりも音圧を低下させて前記音響部に音響鳴動させるか、または、前記音響部に音響鳴動させず、前記警報抑制時間帯外よりも視認性を低下させて前記表示灯に警報表示させる
ことを特徴とする警報器。 - 動作電源を供給する電池と、
前記電池の電圧低下を検出する電圧低下検出手段とを有し、
前記電圧低下を検出したときに、音響部と表示灯のいずれかまたは両方によって警報する警報器において、
時計手段と、
電圧低下確認スイッチと、
前記電圧低下を検出したときの警報を抑制する警報抑制手段とを備え、
前記警報抑制手段は、
前記電圧低下を検出したときに、前記時計手段が示す時刻が、予め設定された警報抑制時間帯外であれば、前記音響部及び表示灯によって警報を行い、
前記電圧低下確認スイッチが操作されたときに、前記電圧低下が検出されており、かつ、前記時計手段が示す時刻が、予め設定された警報抑制時間帯内であれば、前記警報抑制時間帯外よりも音圧を低下させて前記音響部に音響鳴動させるか、または、前記警報抑制時間帯外よりも視認性を低下させて前記表示灯に警報表示させる
ことを特徴とする警報器。 - 前記警報抑制時間帯を設定する設定部を備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の警報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073991A JP2010225064A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073991A JP2010225064A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 警報器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010225064A true JP2010225064A (ja) | 2010-10-07 |
Family
ID=43042156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009073991A Pending JP2010225064A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 警報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010225064A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013156737A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Panasonic Corp | 火災警報器 |
JP2014056420A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Panasonic Corp | 無線通信システム |
JP2016148984A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | ホーチキ株式会社 | 防災機器システム |
JP2017167618A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 電池式警報器 |
JP2020004075A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123877A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Canon Inc | 異常警報装置およびそれを備える太陽光発電システム |
JP2004054356A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Hochiki Corp | 電池式警報器 |
JP2006201904A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Yazaki Corp | 警報器 |
-
2009
- 2009-03-25 JP JP2009073991A patent/JP2010225064A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123877A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Canon Inc | 異常警報装置およびそれを備える太陽光発電システム |
JP2004054356A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Hochiki Corp | 電池式警報器 |
JP2006201904A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Yazaki Corp | 警報器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013156737A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Panasonic Corp | 火災警報器 |
JP2014056420A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Panasonic Corp | 無線通信システム |
JP2016148984A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | ホーチキ株式会社 | 防災機器システム |
JP2017167618A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 電池式警報器 |
JP2020004075A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010225064A (ja) | 警報器 | |
JP2007287671A (ja) | 放電灯点灯装置、照明制御システムおよび制御管理システム | |
JP4051626B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP4611759B2 (ja) | 警報器 | |
JP2009146232A (ja) | 警報器 | |
JP2011076358A (ja) | 住宅用火災警報器 | |
JP5084020B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP5209992B2 (ja) | 警報装置 | |
JP2009211300A (ja) | 警報装置 | |
JP5310500B2 (ja) | アラーム付き携帯端末およびアラーム付き携帯端末の動作方法 | |
JP2010224854A (ja) | 警報器 | |
JP4360677B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP2011248425A (ja) | 警報器 | |
JP2020086529A (ja) | 警報器 | |
JP5964878B2 (ja) | 警報器 | |
JP2005044318A (ja) | 火災警報器 | |
JP2010224844A (ja) | 警報器 | |
JP2009288865A (ja) | 警報装置 | |
JP6677463B2 (ja) | 警報器 | |
JP2020086528A (ja) | 警報器 | |
JP2014059613A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
JP6700464B1 (ja) | 警報器 | |
JP2014067132A (ja) | 警報器及びその制御方法 | |
JP2005208807A (ja) | 警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラム | |
JP2009104496A (ja) | 火災警報器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130813 |