JP5871845B2 - 基板搬送装置、基板処理装置、基板取出方法および記憶媒体 - Google Patents

基板搬送装置、基板処理装置、基板取出方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、基板搬送装置、基板処理装置、基板取出方法および記憶媒体に関する。
従来、基板に対して洗浄処理等の処理を行う基板処理装置が知られている。基板処理装置は、複数枚の基板が収容されたカセットから基板を順次取り出して処理部へ搬送し、処理部にて基板の処理を行う(たとえば、特許文献1参照)。
このような基板処理装置においては、カセットから基板を取り出す前に、カセット内の基板の有無や収容位置等を検出するマッピング処理が行われる場合がある。
従来の基板処理装置では、マッピング処理により検出される基板の位置と、予め決められた基準位置とのずれ量がカセット内の全ての基板について規定範囲内である場合に、カセットからの基板の取り出しを行っていた。そして、何れかの基板について上記のずれ量が規定範囲を超えている場合には、異常状態と判定して、カセットからの基板の取り出しを中止していた。
特開2012−222254号公報
しかしながら、従来の基板処理装置は、異常状態と判定した場合に、カセットからの基板の取り出しが中止されるため、スループットが低下するおそれがあった。今日では、スループットの向上が求められており、スループットを向上させることのできる基板処理装置をいかにして実現するかが課題となっている。
実施形態の一態様は、スループットを向上させることのできる基板搬送装置、基板処理装置、基板取出方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る基板搬送装置は、基板搬送部と、基板検出部と、制御装置とを備える。基板搬送部は、複数枚の基板を収容可能なカセットとの間で基板の受け渡しを行う。基板検出部は、カセットに収容された基板を検出する。制御装置は、基板搬送部を制御する。また、制御装置は、算出部と、検証部と、搬送制御部とを備える。算出部は、基板検出部によって検出される基板の位置と予め決められた基準位置とのずれ量を、基準位置から上方または下方にずれる場合を正として基板ごとに各々算出する。検証部は、算出部によって算出されたずれ量のうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか検証する検証処理を複数の検証処理単位に分割して行う。搬送制御部は、検証部によって最大値と最小値との差が閾値以下であることが検証された場合に、基板搬送部を制御して、カセットからの基板の取り出しを行わせる。
実施形態の一態様によれば、スループットを向上させることができる。
図1は、第1の実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す図である。 図2Aは、カセットおよび基板検出部の概略構成を示す図である。 図2Bは、カセットおよび基板検出部の概略構成を示す図である。 図3Aは、基板搬送装置が備える第1保持部の模式斜視図である。 図3Bは、基板搬送装置が備える第2保持部の模式斜視図である。 図4は、制御装置の構成を示すブロック図である。 図5Aは、マッピング処理の説明図である。 図5Bは、マッピング処理の説明図である。 図5Cは、マッピング処理の説明図である。 図6Aは、従来の検証処理の一例を示す図である。 図6Bは、第1の実施形態に係る検証処理の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る基板処理装置が実行する基板取出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8Aは、第1の実施形態に係る検証処理の一例を示す図である。 図8Bは、第2の実施形態に係る検証処理の一例を示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る基板処理装置が実行する基板取出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、マッピング情報に含まれる内容の説明図である。 図11は、第3の実施形態に係る検証部による検証処理の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板搬送装置、基板処理装置、基板取出方法および記憶媒体の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る基板処理装置の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す図である。
なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。また、以下では、X軸負方向側を基板処理装置の前方、X軸正方向側を基板処理装置の後方と規定する。
図1に示すように、基板処理装置100は、搬入出ステーション1と、搬送ステーション2と、処理ステーション3とを備える。これら搬入出ステーション1、搬送ステーション2および処理ステーション3は、基板処理装置100の前方から後方へ、搬入出ステーション1、搬送ステーション2および処理ステーション3の順で配置される。
搬入出ステーション1は、複数のカセットが載置される場所であり、たとえば4個のカセットC1〜C4が搬送ステーション2の前壁に密着させた状態で左右に並べて載置される。各カセットC1〜C4は、複数枚のウェハWを水平姿勢で多段に収容可能な収納容器である。
搬送ステーション2は、搬入出ステーション1の後方に配置され、内部に基板搬送部21と基板受渡台22とを備える。基板受渡台22には、複数枚のウェハWが一時的に収容されるバッファカセット(図示せず)が載置される。
基板搬送部21は、搬入出ステーション1に載置されたカセットC1〜C4と基板受渡台22に載置されたバッファカセットとの間でウェハWの受け渡しを行う。
基板搬送部21は、水平方向への移動、鉛直方向への昇降および鉛直方向を中心とする旋回が可能な搬送アーム部と、搬送アーム部の先端に設けられた基板保持部とを備える。かかる基板搬送部21は、基板保持部を用いてウェハWを保持し、保持したウェハWを搬送アーム部によって所望の場所まで搬送する。具体的には、基板搬送部21は、カセットC1〜C4からウェハWを取り出してバッファカセットへ収容する動作と、バッファカセットからウェハWを取り出してカセットC1〜C4へ収容する動作とを行う。
また、搬入出ステーション1には、カセットC1〜C4に収容されたウェハWを検出する基板検出部23がカセットC1〜C4に対応してそれぞれ設けられている。
ここで、カセットC1〜C4および基板検出部23の概略構成について図2Aおよび図2Bを参照して説明する。図2Aおよび図2Bは、カセットC1〜C4および基板検出部23の概略構成を示す図である。図2Aでは、一例としてカセットC1に対応して設けられる基板検出部23を示している。
図2Aに示すように、カセットC1は、搬送ステーション2と対向する側(X軸正方向側)に開口部を有する箱体である。カセットC1の左右の寸法はウェハWの寸法よりも僅かに長い。また、奥行きもウェハWの寸法よりも長くウェハWが開口部からはみ出ることがない程度の寸法となっている。
カセットC1の内部は、開口部と反対側に位置し、ウェハWの縁部を支持する支持部(図示せず)と、ウェハWの左右の縁部を支持する一対の支持部12,12が設けられている。これらの支持部12に支持されることにより、ウェハWは、水平姿勢でカセットC1に収容された状態となる。
なお、カセットC2〜C4もカセットC1と同様の構成である。ここでは、15枚のウェハWを収容するカセットC1〜C4を例示したが、カセットC1〜C4が収容可能なウェハWの枚数は、15枚に限定されない。
基板検出部23は、図2Aおよび図2Bに示すように、光を照射する投光器231と、投光器231によって照射された光を受光する受光器232と、投光器231および受光器232を鉛直方向に沿って移動させる図示しない移動部とを備える。投光器231および受光器232は、カセットC1の開口部の左右両側に互いに向き合うようにして水平に配置される。
基板検出部23は、投光器231から光を照射させた状態で、図示しない移動部を用いて投光器231および受光器232を鉛直方向に沿って移動させる。投光器231と受光器232との間にウェハWが存在しない場合、投光器231から照射された光は受光器232によって受光される。一方、投光器231と受光器232との間にウェハWが存在する場合、投光器231から照射された光は、ウェハWによって遮られるため受光器232には届かない。これにより、基板検出部23は、カセットC1に収容されたウェハWを検知することができる。
後述する制御装置6は、かかる基板検出部23から出力される検出信号Sに基づき、各ウェハWの位置、各ウェハWの厚み、ウェハW間のピッチ等を算出するマッピング処理を行うが、かかる点については後述する。
なお、ここでは、基板検出部23が透過型の光センサを有する場合の例を示したが、基板検出部23は、透過型の光センサに限らず、反射型の光センサを有していてもよい。
つづいて、基板搬送部21が備える基板保持部の構成について図3Aおよび図3Bを参照して説明する。図3Aは、基板搬送部21が備える第1基板保持部の模式斜視図であり、図3Bは、基板搬送部21が備える第2基板保持部の模式斜視図である。
図3Aおよび図3Bに示すように、基板搬送部21は、第1基板保持部211と第2基板保持部212の2つの基板保持部を備える。
図3Aに示すように、第1基板保持部211は、1個の保持部211aを備えており、かかる1個の保持部211aを用いて1枚のウェハWを水平姿勢で保持する。
一方、図3Bに示すように、第2基板保持部212は、複数(ここでは、4個)の保持部212a〜212dを備えており、これら複数の保持部212a〜212dを用いて複数(ここでは、4枚)のウェハWを水平姿勢で鉛直方向に多段に保持する。なお、第2基板保持部212は、第1基板保持部211の上方に配置される。また、第1基板保持部211および第2基板保持部212は、独立して動作可能である。
各保持部211a,212a〜212dは、ウェハWの積層方向に沿って所定のピッチで並べて配置される。具体的には、各保持部211a,212a〜212dの鉛直方向のピッチは、カセットC1〜C4の各一対の支持部12,12(図2A参照)の鉛直方向のピッチと同程度である。基板搬送部21は、第1基板保持部211および第2基板保持部212を用いて複数(ここでは、最大5枚)のウェハWをカセットC1〜C4とバッファカセットとの間で同時に受け渡すことができる。
図1に戻り、処理ステーション3の構成について説明する。処理ステーション3は、搬送ステーション2の後方に配置される。かかる処理ステーション3には、中央部に基板搬送部31が配置され、かかる基板搬送部31の左右両側にそれぞれ複数(ここでは、6個ずつ)の基板処理部5が前後方向に並べて配置される。かかる処理ステーション3では、基板搬送部31が、搬送ステーション2の基板受渡台22と各基板処理部5との間でウェハWを1枚ずつ搬送し、各基板処理部5が、ウェハWに対して1枚ずつ洗浄処理等の基板処理を行う。
このように構成された基板処理装置100では、まず、搬送ステーション2の基板搬送部21が、搬入出ステーション1に載置されたカセットC1〜C4からウェハWを取り出し、取り出したウェハWを基板受渡台22の図示しないバッファカセットに収容する。バッファカセットに収容されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送部31によって取り出され、いずれかの基板処理部5に搬入される。
基板処理部5に搬入されたウェハWは、かかる基板処理部5によって基板処理を施された後、基板搬送部31により基板処理部5から搬出され、基板受渡台22のバッファカセットに再び収容される。そして、バッファカセットに収容された処理済のウェハWは、基板搬送部21によってカセットC1〜C4に戻される。
また、基板処理装置100は、制御装置6を備える。制御装置6は、上述した基板処理装置100の動作を制御する装置である。かかる制御装置6は、たとえばコンピュータであり、制御部と記憶部とを備える。記憶部には、洗浄処理等の各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部は記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理装置100の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置6の記憶部にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
ここで、制御装置6の構成について図4を参照して説明する。図4は、制御装置6の構成を示すブロック図である。なお、図4には、制御装置6の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図4に示すように、制御装置6は、制御部61と記憶部62とを備える。制御部61は、記憶部62に記憶された情報に基づき、カセットC1〜C4からウェハWを取り出してバッファカセットへ収容する基板取出処理と、バッファカセットからウェハWを取り出してカセットC1〜C4へ収容する基板収容処理とを基板搬送部21に実行させる。
なお、本願の開示する基板搬送装置は、図4に示す制御装置6、基板搬送部21および基板検出部23を含んで構成される。
次に、基板処理装置100の具体的動作について説明する。基板処理装置100は、まず、基板検出部23を用いて、カセットC1〜C4に収容されたウェハWを検出する検出処理を行う。その後、基板処理装置100では、基板搬送部21が、制御装置6の制御に従ってカセットC1〜C4からウェハWを取り出して基板受渡台22のバッファカセットへ収容する基板取出処理を行う。
ここで、かかる基板取出処理の内容について具体的に説明する。図4に示すように、制御装置6の制御部61は、算出部611と、検証部612と、補正部613と、搬送制御部614とを備える。また、記憶部62は、マッピング情報621と目標取出位置情報622とを記憶する。
算出部611は、基板検出部23による検出結果を用いて各ウェハWの位置、各ウェハWの厚み、ウェハW間のピッチ等を算出するマッピング処理を行う。かかるマッピング処理の内容について図5A〜図5Cを参照して説明する。図5A〜図5Cは、マッピング処理の説明図である。
図5Aおよび図5Bに示すように、算出部611は、基板検出部23がウェハWを検出し続けた時間(図5Bのt1,t2参照)と基板検出部23が鉛直方向に移動する速度から、かかるウェハWの鉛直方向の厚みを算出する。また、算出部611は、この厚みの中心位置(図5Bのp1,p2参照)をウェハWの位置として算出し、算出した各ウェハWの位置からウェハW間のピッチを算出する。なお、ウェハWの位置として算出される位置は、ウェハWの厚みの中心位置に限られない。
さらに、算出部611は、算出したウェハWの位置と、予め決められた基準位置とのずれ量をウェハWごとに各々算出する。かかる処理の内容について図5Cを参照して説明する。
図5Cに示すP0は、カセットC1の各スロットごとに予め決められた基準位置であり、P1〜P3は、基板検出部23の検出結果に基づき算出部611によって算出された各ウェハWの位置である。
たとえば、P1〜P3が、各々の基準位置P0に対して、それぞれ上方に0.3mm、上方に0.2mm、下方に0.2mmずれているとする。かかる場合、算出部611は、P1〜P3と各基準位置P0とのずれ量ΔP1〜ΔP3を、ウェハWが基準位置P0から上方にずれる場合を正としてそれぞれΔP1=+0.3mm、ΔP2=+0.2mm、ΔP3=−0.2mmと算出する。
なお、ここでは、ウェハWが基準位置P0から上方にずれる場合を正とする場合の例を示したが、ウェハWが基準位置P0から下方にずれる場合を正としてもよい。また、各スロットに対応する基準位置P0の情報はたとえば記憶部62に予め記憶されているものとする。
算出部611は、算出結果、すなわち、各ウェハWの位置、各ウェハWの厚み、ウェハW間のピッチおよび各ウェハWの基準位置からのずれ量の情報を含むマッピング情報621を記憶部62に記憶する。
検証部612は、記憶部62に記憶されたマッピング情報621に基づく検証処理を行う。ここで、第1の実施形態に係る検証部612が実行する検証処理の内容について、従来の基板処理装置で行われている検証処理と比較して説明する。図6Aは、従来の検証処理の一例を示す図であり、図6Bは、第1の実施形態に係る検証処理の一例を示す図である。
なお、図6Aおよび図6Bは、各スロット位置に収容されるウェハWの基準位置からのずれ量ΔPを示している。図6Aおよび図6Bに示すグラフの横軸はスロット位置であり、縦軸はずれ量ΔPである。
図6Aに示すように、従来の基板処理装置では、ΔP=0を中心とする所定範囲(ここでは、±0.5mm)を設定し、全てのウェハWについてのずれ量ΔPがかかる範囲内に収まっていれば、基板搬送部によるカセットからのウェハの取出動作を許可していた。また、上記ずれ量ΔPが1つでも所定範囲を超えている場合には、異常状態と判定して、その後の基板取出処理を中止していた。
このように、従来の基板処理装置では、異常状態と判定した場合に、カセットからのウェハの取り出しが中止されるため、スループットが低下するおそれがあった。
これに対し、第1の実施形態に係る検証部612は、各ウェハWのずれ量ΔPのうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証する。
たとえば、図6Bに示す例において、ずれ量ΔPの最大値は、第2スロットのウェハWのずれ量「−0.5mm」であり、最小値は、第8スロットのウェハWのずれ量「−0.8mm」である。検証部612は、これら最大値と最小値との差「0.3mm」が閾値(ここでは、1.0mm)以下であるか否かを検証する。そして、最大値と最小値との差「0.3mm」が閾値(1.0mm)以下であるため、検証部612は、検証OKと判定する。この場合、基板取出処理は中止されず、スループットが低下するおそれはない。
一方、検証部612は、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値(1.0mm)を超えている場合には、後述する補正部613および搬送制御部614に対し、その後の処理を中止するように指示する。
このように、第1の実施形態に係る検証部612によれば、たとえばウェハWの位置が全体的に高めまたは低めに検出された場合であっても、その後の基板取出処理が中止されないため、従来の基板処理装置と比較してスループットを向上させることができる。
図4の説明に戻る。補正部613は、マッピング情報621に基づいて、目標取出位置情報622によって示される各ウェハWの目標取出位置を補正する。具体的には、補正部613は、マッピング情報621に含まれる各ウェハWのずれ量ΔPのうち、絶対値が最も大きいずれ量ΔPだけ各ウェハWの目標取出位置をずらす。
たとえば、図6Bに示す例において、各ウェハWのずれ量ΔPのうち絶対値が最も大きいものは第8スロットのずれ量「−0.8mm」である(絶対値は、0.8)。かかる場合、補正部613は、各ウェハWの目標取出位置を0.8mmだけ下方へずらす補正を行う。そして、補正部613は、補正後の目標取出位置を搬送制御部614へ渡す。
なお、補正部613は、検証部612から処理の中止を指示された場合には、上記の補正処理を行わない。
搬送制御部614は、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4と基板受渡台22のバッファカセットとの間でウェハWの受け渡しを行わせる。基板処理装置100が基板取出処理を実行中の場合には、搬送制御部614は、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からウェハWを取り出してバッファカセットへ収容する取出動作を行わせる。
このとき、搬送制御部614は、補正部613によって補正された目標取出位置に基づき、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせる。具体的には、搬送制御部614は、基板搬送部21が備える複数の保持部211a,212a〜212dの位置が補正後の目標取出位置と一致するように基板搬送部21の搬送アーム部を昇降させる。その後、搬送制御部614は、保持部211a,212a〜212dをカセットC1〜C4の内部へ侵入させて、保持部211a,212a〜212dにウェハWを保持させた後、保持部211a,212a〜212dを後退させる。これにより、複数(ここでは、5枚)のウェハWがカセットC1〜C4から一度に取り出される。
一方、搬送制御部614は、検証部612から処理の中止を指示された場合、すなわち、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値(1.00mm)を超えていることが検証部612によって検証された場合には、基板搬送部21によるウェハWの取出動作は行われない。
つづいて、基板処理装置100では、基板搬送部31が、バッファカセットに収容されたウェハWをバッファカセットから取り出して基板処理部5へ搬入する。そして、基板処理部5によるウェハWの処理が終了すると、基板搬送部31は、基板処理部5から処理済みのウェハWを取り出してバッファカセットへ収容する。
その後、基板処理装置100では、基板搬送部21が、制御部61の制御に従って、バッファカセットに収容された処理済みのウェハWをバッファカセットから取り出してカセットC1〜C4へ収容する基板収容処理を行う。
たとえば、制御部61は、基板取出処理の際に補正後の目標取出位置を記憶部62に記憶しておき(図4では、図示を省略する)、かかる補正後の目標取出位置に基づき、処理済みのウェハWを元のカセットC1〜C4の元の位置へ収容する。
具体的には、搬送制御部614は、保持部211a,212a〜212dにそれぞれ処理済みのウェハWを保持させた後、保持部211a,212a〜212dの位置が補正後の目標取出位置と一致するように基板搬送部21の搬送アーム部を昇降させる。その後、搬送制御部614は、保持部211a,212a〜212dをカセットC1〜C4の内部へ侵入させて、保持部211a,212a〜212dに保持された各ウェハWをカセットC1〜C4に収容した後、保持部211a,212a〜212dを後退させる。これにより、複数(ここでは、5枚)のウェハWがカセットC1〜C4に一度に収容される。
次に、上述した基板取出処理の具体的な処理手順について図7を参照して説明する。図7は、第1の実施形態に係る基板処理装置100が実行する基板取出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、基板処理装置100では、まず、基板検出部23が、カセットC1〜C4に収容されたウェハWを検出する(ステップS101)。つづいて、算出部611が、各ウェハWの位置と基準位置とのずれ量ΔPを算出する(ステップS102)。なお、算出部611は、上記ずれ量ΔPのほか、ウェハWの位置、ウェハWの厚み、ウェハW間のピッチ等も算出する。
つづいて、検証部612が、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証する(ステップS103)。そして、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値以下であることが検証された場合(ステップS103,Yes)、補正部613が予め決められた目標取出位置を補正する(ステップS104)。具体的には、補正部613は、各ウェハWのずれ量ΔPのうち絶対値が最も大きいずれ量ΔPだけ各ウェハWの目標取出位置をずらす。
つづいて、搬送制御部614が、補正部613によって補正された目標取出位置に基づき(ステップS105)、基板搬送部21を制御して、カセットC1からのウェハWの取り出しを行わせる。カセットC1から取り出されたウェハWは、基板搬送部21によってバッファカセットへ収容される。
つづいて、制御部61は、全てのウェハWの取り出しが完了したか否かを判定し(ステップS106)、取り出しが完了していない場合には(ステップS106,No)、取り出しが完了していないウェハWについてステップS105の処理を行う。そして、全てのウェハWの取り出しが完了したと判定した場合(ステップS106,Yes)、制御部61は、基板取出処理を終了する。
また、ステップS103において、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値を超えていることが検証された場合(ステップS103,No)、検証部612は、その後の処理を中止するように補正部613および搬送制御部614へ指示して(ステップS107)、基板取出処理を終了する。
上述してきたように、第1の実施形態に係る基板処理装置100は、基板搬送装置と、基板処理部5と、基板受渡台22(受渡部に相当)とを備える。基板搬送装置は、外部からウェハWを搬入する。基板処理部5は、基板搬送装置によって搬入されたウェハWを処理する。基板受渡台22は、基板搬送装置によって搬入されたウェハWを基板処理部5へ受け渡すための受渡部である。
また、第1の実施形態に係る基板処理装置100は、基板搬送部21と、基板検出部23と、制御装置6とを備える。基板搬送部21は、複数枚のウェハWを収容可能なカセットC1〜C4との間でウェハWの受け渡しを行う。基板検出部23は、カセットC1〜C4に収容されたウェハWを検出する。制御装置6は、基板搬送部21を制御する。また、制御装置6は、算出部611と、検証部612と、搬送制御部614とを備える。算出部611は、基板検出部23によって検出されるウェハWの位置と予め決められた基準位置とのずれ量ΔPを、基準位置から上方または下方にずれる場合を正としてウェハWごとに各々算出する。検証部612は、算出部611によって算出されたずれ量ΔPのうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証する検証処理を行う。搬送制御部614は、検証部612によって最大値と最小値との差が閾値以下であることが検証された場合に、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせる。
したがって、第1の実施形態に係る基板処理装置100によれば、従来の基板処理装置と比較し、異常状態と判定されてその後の処理が中止される状況が低減されるため、スループットを向上させることができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、検証部612による検証処理を1つのカセットC1〜C4に収容される全てのウェハWについて一括で行う場合の例について説明した。しかし、これに限ったものではなく、複数の検証処理単位に分割して検証処理を行うこととしてもよい。
以下では、検証処理を複数の検証処理単位に分割して行う場合の例について説明する。図8Aは、第1の実施形態に係る検証処理の一例を示す図であり、図8Bは、第2の実施形態に係る検証処理の一例を示す図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1の実施形態に係る検証処理は、1つのカセットC1に収容される全てのウェハW(ここでは、15枚のウェハW)について一括で行うこととした。すなわち、第1の実施形態において、検証部612は、15枚全てのウェハWのずれ量ΔPのうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証して、閾値を超えている場合には検証NGとしていた。
たとえば、図8Aに示す例では、第3スロットのウェハWのずれ量ΔP=−0.95mmが全ウェハW中の最小値であり、第8スロットおよび第9スロットのウェハWのずれ量ΔP=+0.1mmが全ウェハW中の最大値である。かかる場合、最大値と最小値との差「1.05mm」が閾値「1.0mm」を超えるため、検証部612は、検証NGとして、その後の基板取出処理を中止することとなる。
一方、基板処理装置100では、基板搬送部21が5つの保持部211a、212a〜212dを備えており、これら5つの保持部211a、212a〜212dを用いて、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを最大5枚単位で同時に行っている。
そこで、第2の実施形態では、基板搬送部21が備える保持部211a、212a〜212dの数に応じた数のウェハWごとに検証処理単位を分割して検証処理を行うこととした。
具体的には、検証部612は、保持部211a、212a〜212dが挿入される5つのスロットおよびそれらに隣接する上下2つのスロットを含む7スロット単位で検証処理を行う。ただし、最下段(第1スロット)または最上段(第15スロット)のスロットが含まれる場合には、保持部211a、212a〜212dが挿入される5つのスロットおよびそれらに隣接する上段または下段の1つのスロットを含む6スロット単位で検証処理を行う。最下段(第1スロット)または最上段(第15スロット)のスロットが含まれる場合において、残りのスロット数が5に満たない場合には、残りのスロット数の単位で検証処理を行ってもよい。
たとえば、図8Bに示すように、検証部612は、第1〜第6スロットに属する6枚のウェハWについて検証処理を行う。この検証処理単位において、ずれ量ΔPの最大値は第2スロットおよび第4スロットのウェハWのずれ量ΔP=0mmであり、最小値は第3スロットのウェハWのずれ量ΔP=−0.95mmである。これら最大値および最小値の差は0.95mmであり閾値(1.0mm)以下であるため、検証部612は、保持部211a、212a〜212dが挿入される第1〜第5スロットについて検証OKと判定する。
また、検証部612は、第5〜第11スロットに属する7枚のウェハWについて検証処理を行う。この検証処理単位において、ずれ量ΔPの最大値は第8スロットおよび第9スロットのウェハWのずれ量ΔP=0.1mmであり、最小値は第6スロットのウェハWのずれ量ΔP=−0.1mmである。これら最大値および最小値の差は0.2mmであり閾値(1.0mm)以下であるため、検証部612は、保持部211a、212a〜212dが挿入される第6〜第10スロットについて検証OKと判定する。
また、検証部612は、第10〜第15スロットに属する6枚のウェハWについて検証処理を行う。この検証処理単位において、ずれ量ΔPの最大値は第10スロットのウェハWのずれ量ΔP=0mmであり、最小値は第14スロットのウェハWのずれ量ΔP=−0.2mmである。これら最大値および最小値の差は0.2mmであり閾値(1.0mm)以下であるため、検証部612は、保持部211a、212a〜212dが挿入される第11〜第15スロットについて検証OKと判定する。
このように、基板搬送部21が備える保持部211a、212a〜212dの数に応じた数のウェハWごとに検証処理単位を分割して検証処理を行うことにより、第1の実施形態に係る検証処理では全枚数チェックすると検証NGとなってしまう状況でも検証NGとはならないため、スループットのさらなる向上を図ることができる。
また、検証部612は、実際にウェハWの取り出しが行われる5スロットの他、それらに隣接する1または2スロットを加えて検証処理を行うこととしている。具体的には、検証部612は、保持部211a、212a〜212dによる取り出しが行われるウェハ群およびこのウェハ群の1つ上および/または1つ下に収容されるウェハWごとに検証処理単位を分割して検証処理を行うこととしている。これにより、前後する検証処理単位は、保持部211a、212a〜212dによる取り出しが行われるウェハ群以外のウェハWの部分において互いに重複することとなる。
これは、各スロットからウェハWを取り出す際に、つまり、ウェハWの取り出しを行うスロットよりも下方に保持部211a、212a〜212dを侵入させた後、ウェハWの取り出しを行うスロットよりも上方に保持部211a、212a〜212dを移動させる際に、ウェハWの取り出しを行うスロットの上方または下方に隣接するスロットのウェハWと保持部211a、212a〜212dとが干渉するおそれがあるためである。
このように、隣接する1または2スロットを加えて検証処理を行うことにより、検証精度を高めることができる。
また、第2の実施形態では、補正部613が、上記の検証処理単位ごとに補正処理を行う。たとえば、図8Bに示す例において、第1〜第5スロットのウェハWについては、絶対値が最も大きいずれ量ΔP=−0.95mmを補正量として第1〜第5スロットのウェハWの目標取出位置を補正する。また、補正部613は、第6〜第10スロットのウェハWについては、絶対値が最も大きいずれ量ΔP=0.1mmを補正量として第6〜第10スロットのウェハWの目標取出位置を補正する。また、補正部613は、第11〜第15スロットのウェハWについては、絶対値が最も大きいずれ量ΔP=−0.2mmを補正量として第11〜第15スロットのウェハWの目標取出位置を補正する。
このように、基板搬送部21が備える保持部211a、212a〜212dの数に応じた数のウェハWごとに検証処理単位を区切って補正処理を行うことにより、目標取出位置をより適切に補正することができる。
次に、第2の実施形態に係る基板取出処理の処理手順について図9を参照して説明する。図9は、第2の実施形態に係る基板処理装置が実行する基板取出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、第2の実施形態に係る基板処理装置100では、まず、基板検出部23が、カセットC1〜C4に収容されたウェハWを検出する(ステップS201)。つづいて、算出部611が、各ウェハWの位置と基準位置とのずれ量ΔPを算出する(ステップS202)。
つづいて、検証部612は、1つの検証処理単位について、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証する(ステップS203)。そして、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値以下であることが検証された場合(ステップS203,Yes)、当該検証処理単位に含まれるウェハWについて検証OKである旨の情報を記憶部62に記憶する(ステップS204)。一方、ずれ量ΔPの最大値と最小値との差が閾値を超えていることが検証された場合(ステップS203,No)、当該検証処理単位に含まれるウェハWについて検証NGである旨の情報を記憶部62に記憶する(ステップS205)。
つづいて、検証部612は、全ての検証処理単位について検証済みであるか否かを判定し(ステップS206)、未検証の検証処理単位がある場合には(ステップS206,No)、未検証の検証処理単位についてステップS203〜S205の処理を行う。
ステップS206において、全ての検証処理単位について検証済みであると判定されると(ステップS206,Yes)、補正部613は、検証OKの1検証処理単位について、予め決められた目標取出位置を補正する(ステップ207)。具体的には、補正部613は、検証OKの1検証処理単位に含まれる各ウェハWの目標取出位置を、これらのウェハWのずれ量ΔPのうち絶対値が最も大きいずれ量ΔPだけずらす。
つづいて、搬送制御部614が、検証OKの1検証処理単位について、補正部613によって補正された目標取出位置に基づき、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせる(ステップS208)。カセットC1〜C4から取り出されたウェハWは、基板搬送部21によってバッファカセットへ収容される。
つづいて、制御部61は、検証OKの全ての検証処理単位についてウェハWの取り出しが完了したか否かを判定し(ステップS209)、取り出しが完了していない場合には(ステップS209,No)、取り出しが完了していない検証処理単位についてステップS207〜S208の処理を行う。そして、全ての検証処理単位についてウェハWの取り出しが完了したと判定した場合(ステップS209,Yes)、制御部61は、基板取出処理を終了する。
このように、第2の実施形態では、検証部612が、基板搬送部21が備える保持部211a、212a〜212dの数に応じた数のウェハWごとに検証処理単位を分割して検証処理を行うこととした。したがって、第1の実施形態と比較して、スループットのさらなる向上を図ることができる。
また、第2の実施形態では、検証部612によって検証NGとなることもある。この場合、検証NGとされた検証処理単位に含まれるウェハWについてはカセットC1〜C4からの取り出しを中止しつつ、検証部612によって検証OKとされた検証処理単位に含まれるウェハWについて、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせることとした。
これにより、検証NGとされた一部の検証処理単位を除いて、その他の検証処理単位に含まれるウェハWをカセットC1〜C4から安全に取り出すことができ、従来技術と比較して、スループットのさらなる向上を図ることができる。
なお、上述した例に限らず、一部の検証処理単位が検証NGとされた場合には、全てのウェハWの取り出しを中止してもよい。
第2の実施形態では、保持部211a、212a〜212dの数に応じた数のウェハWごとに検証処理単位を分割する場合の例を示したが、検証処理の分割数は、任意の数に適宜設定可能である。
(第3の実施形態)
上述した各実施形態では、検証部612が、各ウェハWのずれ量ΔPのうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか否かを検証する場合の例について説明した。第3の実施形態では、さらに、補正後の目標取出位置へ保持部211a、212a〜212dを侵入させた際に、各保持部211a、212a〜212dとウェハWとの間隔が、保持部211a、212a〜212dとウェハWとの干渉が起こらない程度に十分に確保できるか否かの検証をさらに行う。
かかる点について図10および図11を参照して説明する。図10は、マッピング情報621に含まれる内容の説明図である。また、図11は、第3の実施形態に係る検証部612による検証処理の説明図である。
図10に示すように、マッピング情報621には、各ウェハWの位置の他、ウェハW間のピッチd2、各ウェハWの厚みd3,d4、保持部211a、212a〜212dの上面とウェハWの下面との間隔d5、保持部211a、212a〜212dの下面とウェハWの上面との間隔d6が含まれる。なお、図10に示す保持部211a、212a〜212d間のピッチd0および保持部211a、212a〜212dの厚みd1は、既知の情報である。また、間隔d5は、ウェハWの反りを考慮して保持部211a、212a〜212dとウェハWとが当たらない程度の間隔に予め設定された既知の情報である。
ウェハW間のピッチd2は、各ウェハWの位置より算出される。また、保持部211a、212a〜212dとウェハWとの間隔d6は、ピッチd2、間隔d5、厚みd1,d3,d4から算出される。具体的には、ウェハW間のピッチd2は、d2=d3/2+d4/2+d1+d5+d6で表されるため、間隔d6は、d6=d2−d3/2−d4/2−d1−d5より求まる。
図11には、保持部211a、212a〜212dによってウェハW1〜W5を取り出す場合の例を示している。各ウェハW1〜W5間のピッチは、それぞれd2a〜d2dである。また、ウェハW5とウェハW5の下方に隣接するウェハW6との間のピッチはd2eである。また、各保持部211a,212a〜212dの下面とウェハW2〜W6の上面との間隔はそれぞれd6a〜d6eである。
検証部612は、各ウェハW1〜W6間のピッチd2a〜d2eが閾値以上であるか否かを検証する。そして、各ウェハW1〜W6間のピッチd2a〜d2eのいずれか1つでも閾値を下回っている場合、すなわち、ウェハW間の間隔が狭く、保持部211a,212a〜212dを挿入した際にウェハWとの干渉が生じ得る場合、検証部612は、検証NGとしてその後の基板取出処理を中止する。
また、検証部612は、各保持部211a,212a〜212dの下面とウェハW2〜W6の上面との間隔d6a〜d6eが閾値以上であるか否かを検証する。
そして、間隔d6a〜d6eのいずれか1つでも閾値を下回っている場合、検証部612は、検証NGとしてその後の基板取出処理を中止する。一方、検証部612によって保持部211a、212a〜212dの上面とウェハWの下面との間隔が第1の間隔以上であり、かつ、保持部211a、212a〜212dの下面とウェハWの上面との間隔が第2の間隔以上であることが検証された場合、搬送制御部614は、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせる。
ここで、保持部211a,212a〜212dの下面とウェハWの上面との間隔の閾値は、保持部211a,212a〜212dの上面とウェハWの下面との間隔d5よりも大きく設定される。これは、ウェハWが前方(カセットC1〜C4の開口部側)に傾斜した状態で収容されるケースが多いことや、保持部211a,212a〜212dの先端部が自重により下方に傾斜し易いこと等の理由により、保持部211a,212a〜212dとウェハWとの干渉が、保持部211a,212a〜212dの下面とウェハWの上面との間で生じやすいためである。
第2の間隔を第1の間隔よりも大きく設定することで、検証精度を高めることができ、保持部211a,212a〜212dとウェハWとの干渉をより確実に防止することができる。
このように、第3の実施形態では、検証部612が、算出部611によって算出されたウェハW間のピッチと、複数の保持部211a、212a〜212d間のピッチと、保持部211a、212a〜212dの厚みとに基づき、保持部211a、212a〜212dの上面とウェハWの下面との間隔が第1の間隔以上であるか否か、および、保持部211a、212a〜212dの下面とウェハWの上面との間隔が第2の間隔以上であるか否かを検証する。そして、搬送制御部614が、検証部612によって保持部211a、212a〜212dの上面とウェハWの下面との間隔が第1の間隔以上であり、かつ、保持部211a、212a〜212dの下面とウェハWの上面との間隔が第2の間隔以上であることが検証された場合に、基板搬送部21を制御して、カセットC1〜C4からのウェハWの取り出しを行わせることとした。したがって、保持部211a,212a〜212dとウェハWとの干渉をより確実に防止することができる。
なお、本願の開示する基板処理装置は、たとえば半導体基板、液晶基板、CD基板、ガラス基板など基板に対して洗浄、レジスト塗布、CVD(Chemical Vapor Deposition)といった基板処理を行う各種の基板処理装置に対して適用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
C1〜C4 カセット
W ウェハ
1 搬入出ステーション
2 搬送ステーション
3 処理ステーション
5 基板処理部
6 制御装置
21 基板搬送部
23 基板検出部
61 制御部
62 記憶部
100 基板処理装置
211a、212a〜212d 保持部
611 算出部
612 検証部
613 補正部
614 搬送制御部
621 マッピング情報
622 目標取出位置情報

Claims (13)

  1. 複数枚の基板を収容可能なカセットとの間で前記基板の受け渡しを行う基板搬送部と、
    前記カセットに収容された基板を検出する基板検出部と、
    前記基板搬送部を制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記基板検出部によって検出される前記基板の位置と予め決められた基準位置とのずれ量を、前記基準位置から上方または下方にずれる場合を正として前記基板ごとに各々算出する算出部と、
    前記算出部によって算出されたずれ量のうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか検証する検証処理を複数の検証処理単位に分割して行う検証部と、
    前記検証部によって前記最大値と前記最小値との差が閾値以下であることが検証された場合に、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせる搬送制御部と
    を備えることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記ずれ量のうち絶対値が最も大きいずれ量を用いて、予め決められた目標取出位置を補正する補正部
    を備え、
    前記搬送制御部は、
    前記補正部によって補正された目標取出位置に基づき、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせること
    を特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記基板搬送部は、
    前記基板を保持する複数の保持部
    を備え、
    前記検証部は、
    前記保持部の数に応じた数の前記基板ごとに前記検証処理単位を分割して前記検証処理を行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記検証部は、
    前記保持部による取り出しが行われる基板群および前記基板群の1つ上および/または1つ下に収容される前記基板ごとに前記検証処理単位を分割して前記検証処理を行うこと
    を特徴とする請求項に記載の基板搬送装置。
  5. 前後する前記検証処理単位が互いに重複すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板搬送装置。
  6. 前記搬送制御部は、
    前記検証部によって前記最大値と前記最小値との差が閾値を超えることが検証された検証処理単位に含まれる前記基板については前記カセットからの取り出しを中止しつつ、前記検証部によって前記最大値と前記最小値との差が閾値以内であることが検証された検証処理単位に含まれる前記基板について、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基板搬送装置。
  7. 前記複数の保持部は、
    前記基板の積層方向に沿って所定のピッチで並べて配置され、
    前記算出部は、
    前記基板間のピッチを各々算出し、
    前記検証部は、
    前記算出部によって算出された前記基板間のピッチと、前記複数の保持部間のピッチと、前記保持部の厚みとに基づき、前記保持部の下面と前記基板の上面との間隔が閾値以上であるか検証し、
    前記搬送制御部は、
    前記保持部の下面と前記基板の上面との間隔が閾値以上であることが検証された場合に、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせること
    を特徴とする請求項3または4に記載の基板搬送装置。
  8. 前記閾値は、前記保持部の上面と前記基板の下面との間隔よりも大きな値に設定されること
    を特徴とする請求項に記載の基板搬送装置。
  9. 外部から基板を搬入する基板搬送装置と、
    前記基板搬送装置によって搬入された前記基板を処理する基板処理部と、
    前記基板搬送装置によって搬入された前記基板を前記基板処理部へ受け渡すための受渡部と
    を備え、
    前記基板搬送装置は、
    複数枚の前記基板を収容可能なカセットとの間で前記基板の受け渡しを行う基板搬送部と、
    前記カセットに収容された基板を検出する基板検出部と、
    前記基板搬送部を制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記基板検出部によって検出される前記基板の位置と予め決められた基準位置とのずれ量を、前記基準位置から上方または下方にずれる場合を正として前記基板ごとに各々算出する算出部と、
    前記算出部によって算出されたずれ量のうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか検証する検証処理を複数の検証処理単位に分割して行う検証部と、
    前記検証部によって前記最大値と前記最小値との差が閾値以下であることが検証された場合に、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせる搬送制御部と
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  10. 前記制御装置は、
    前記ずれ量のうち絶対値が最も大きいずれ量を用いて、予め決められた目標取出位置を補正する補正部
    を備え、
    前記搬送制御部は、
    前記補正部によって補正された目標取出位置に基づき、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせること
    を特徴とする請求項に記載の基板処理装置。
  11. 複数枚の基板を収容可能なカセットに収容された基板を検出する基板検出部によって、前記カセットに収容された基板を検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出した前記基板の位置と予め決められた基準位置とのずれ量を、前記基準位置から上方または下方にずれる場合を正として前記基板ごとに各々算出する算出工程と、
    前記算出工程において算出したずれ量のうちの最大値と最小値との差が閾値以下であるか検証する検証処理を複数の検証処理単位に分割して行う検証工程と、
    前記検証工程において前記最大値と前記最小値との差が閾値以下であることが検証された場合に、前記カセットとの間で前記基板の受け渡しを行う基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせる搬送制御工程と
    を含むことを特徴とする基板取出方法。
  12. 前記ずれ量のうち絶対値が最も大きいずれ量を用いて、予め決められた目標取出位置を補正する補正工程
    を含み、
    前記搬送制御工程は、
    前記補正工程において補正した目標取出位置に基づき、前記基板搬送部を制御して、前記カセットからの前記基板の取り出しを行わせること
    を特徴とする請求項11に記載の基板取出方法。
  13. コンピュータ上で動作し、基板処理装置を制御するプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記プログラムは、実行時に、請求項11または12に記載の基板取出方法が行われるように、コンピュータに前記基板処理装置を制御させること
    を特徴とする記憶媒体。
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