JP5870281B2 - マルチタップ - Google Patents

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本発明は、マルチタップに関するものである。
従来より、プラグが接続されるプラグ接続口を複数備え、プラグ接続口毎に設けられた操作ハンドルのオン/オフ操作に応じて、各プラグ接続口からの給電をオン/オフするテーブルタップが提供されている(例えば特許文献1参照)。
図7は特許文献1のテーブルタップに用いられるスイッチブロック100の分解斜視図であり、このスイッチブロック100は、一対の刃受ばね101,101を複数組(図7では3組)備えるとともに、外部電線(図示せず)が接続され、当該外部電線から供給される電力を各組の刃受ばね101,101に供給する一対のリード板102,102と、可動接点103aと固定接点103bとで構成され、操作ハンドル104のオン/オフ操作に応じて一方の刃受ばね101と一方のリード板102との間を電気的に接続し、又は開離させる接点部103とを備える。各組の他方の刃受ばね101は何れも他方のリード板102と一体に設けられており、一方のリード板102には複数(図7では3個)の固定接点103bが一体に設けられている。
このテーブルタップによれば、操作ハンドル104がオフ側にあるときは可動接点103aと固定接点103bとが接触していないため、一方の刃受ばね101と一方のリード板102とが開離した状態にあり、電力は供給されない。この状態から操作ハンドル104をオン側に切り替えると、可動接点103aと固定接点103bとが接触することで一方の刃受ばね101と一方のリード板102とが電気的に接続され、電力が供給される。
特開2004−221035号公報(段落[0010]−段落[0023]、及び、第1図)
上述の特許文献1に示したテーブルタップでは、一方のリード板102にはプラグ接続口の口数に合わせた固定接点103bが一体に設けられ、他方のリード板102にはプラグ接続口の口数に合わせた刃受ばね101が一体に設けられているため、プラグ接続口の口数を変更する場合にはその口数に合わせたリード板102を製作する必要があり、そのためプラグ接続口の口数に応じて複数の金型を用意しなければならず、金型費用が高くなるものであった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、金型費用を低減させたマルチタップを提供することにある。
本発明のマルチタップは、プラグが着脱される複数のプラグ接続モジュールと、それぞれ長尺状に形成され互いに並行するように配置され、複数のプラグ接続モジュールが長手方向に並べて連結され、複数のプラグ接続モジュールに電力を供給する複数のリード板とを備え、複数のプラグ接続モジュールの各々は、プラグの栓刃がそれぞれ接続される複数の刃受部材と、複数のリード板にそれぞれ連結される複数の端子板と、操作部の操作に応じて少なくとも1つの刃受部材と対応する端子板との間を電気的に接続し、又は開離させる接点部と、矩形箱状に形成されて、少なくとも複数の刃受部材、複数の端子板及び接点部が収納され、対向する2つの側面の並ぶ方向が複数のリード板の長手方向となるように配置されるケースとを具備し、複数の端子板の各々は、ケースの2つの側面から長手方向に沿って互いに離れる向きにそれぞれ突出して複数のリード板のうちの対応するリード板に取り付けられる一対の取付片を有し、複数のプラグ接続モジュールを複数のリード板に連結させた状態において、隣接する2つのプラグ接続モジュールのケース間に位置する取付片の長手方向における先端部同士を接触させていることを特徴とする。
このマルチタップにおいて、各端子板と対応するリード板との接合部が同一面に設けられているのが好ましい。
また、このマルチタップにおいて、接合部がかしめ手段で構成されているのも好ましい。
さらに、このマルチタップにおいて、接点部は、固定接点と、操作部の操作に応じて固定接点に接離自在に接触する可動接点とで構成され、少なくとも1つの刃受部材に固定接点が設けられているのも好ましい。
また、このマルチタップにおいて、プラグ接続モジュールを位置決めするための位置決め手段が各リード板にそれぞれ設けられているのも好ましい。
金型費用を低減させたマルチタップを提供することができるという効果がある。
本実施形態のテーブルタップの分解斜視図である。 同上の外観斜視図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 同上に用いられるプラグ接続ブロックの分解斜視図である。 同上に用いられるプラグ接続ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。 同上に用いられるプラグ接続モジュールを示し、(a)は分解斜視図、(b)は外観斜視図である。 従来のテーブルタップに用いられるスイッチブロックの分解斜視図である。
以下に、本願をテーブルタップに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下ではテーブルタップを例に説明するが、吊り下げて使用されるペンダント型のマルチタップや、電源コードの代わりに電源用刃が設けられた差込式マルチタップに本願を適用しても良いことは言うまでもない。また、以下の説明では特に断りがない限り、図2中の矢印a−b方向を前後方向、矢印c−d方向を上下方向、矢印e−f方向を左右方向と規定して説明を行う。したがって、図3(a)中の下面側が前面側となる。
図1は本実施形態のテーブルタップの分解斜視図であり、このテーブルタップは、左右方向に長い矩形箱状に形成されたケース1と、プラグ(図示せず)の栓刃がそれぞれ差し込まれる複数組(図1では3組)のプラグ差込口22,22を外部に露出させた状態でケース1に組み込まれるプラグ差込部2と、後述の刃受ばね48,48をそれぞれプラグ差込口22,22に臨ませた状態でケース1内に収納されるプラグ接続ブロック3とを備える。
ケース1は、上面が開口する矩形箱状に形成されたボディ12と、ボディ12の上面開口を閉塞するようにしてボディ12に結合される矩形箱状のカバー11とで構成され、カバー11に設けられた複数の嵌合爪11dを、ボディ12に設けられた対応する嵌合溝12dにそれぞれ嵌合させることでボディ12とカバー11が仮固定される。
ボディ12は、後述のプラグ接続モジュール4を収納するための複数(図1では3つ)の収納凹部12aが左右方向に並べて設けられるとともに、ボディ12の前面側の側壁には、各収納凹部12aに対応する形で溝12eがそれぞれ設けられている。また、ボディ12の底面には、カバー11を組み付ける際に用いられる取付ねじ8,8が挿通されるねじ挿通孔が形成されたボス部12b,12bが設けられている。さらに、ボディ12の左側の側壁には、電源コード7をケース1内に導入するためのケーブル導入孔を形成する溝12cが設けられ、また溝12cの内側には、電源コード7を保護するためのブッシング6の鍔部6aを収納するための収納凹部12fが設けられている。
カバー11の上面には、ボディ12の各収納凹部12aにそれぞれ対応する形で矩形状の開口窓11aが設けられており、またカバー11の前面側の側壁には、ボディ12の各溝12eにそれぞれ対応する形で溝11bが設けられている。さらに、カバー11の左側の側壁には、ボディ12の溝12cに対応する形で溝11cが設けられている。ここに、ケース1を組み立てた状態では、カバー11の溝11bとボディ12の溝12eとで後述のプラグ差込部2の突台部21を前面側に露出させるための露出孔が形成され、カバー11の溝11cとボディ12の溝12cとで上記ケーブル導入孔が形成される。
プラグ接続部2は、後面側が開口する左右方向に長い矩形箱状の接続部本体20を有し、接続部本体20の前面側には複数(図1では3つ)の突台部21が上記露出孔にそれぞれ対応する形で左右方向に並べて設けられている。また、各突台部21の前面には、プラグ(図示せず)の栓刃がそれぞれ差し込まれる一対のプラグ差込口22,22がそれぞれ設けられている。そして、プラグ接続部2がケース1に組み込まれた状態では、各突台部21がそれぞれ対応する上記露出孔から前方に露出した状態になる(図2及び図3(b)参照)。
プラグ接続ブロック3は、複数(図1では3つ)のプラグ接続モジュール4と、複数(図1では2つ)のリード板5とで構成される。
各プラグ接続モジュール4は、図6(a)に示すように、ケース40と、ケース40内に収納されて上記プラグ差込口22,22に差し込まれたプラグの栓刃をそれぞれ受ける複数(図6(a)では2つ)の刃受ばね(刃受部材)48,48と、ケース40内に収納されて電源コード7の各芯線7a,7aと電気的に接続される複数(図6(a)では2つ)の端子板49,49とを備える。また、各プラグ接続モジュール4は、押釦ハンドル(操作部)50と、ケース40に揺動可能に保持される反転ハンドル43と、押釦ハンドル50の押操作毎に反転ハンドル43を前方又は後方に交互に揺動させる反転機構部(図示せず)とを備える。さらに、各プラグ接続モジュール4は、下端部を支点として回動自在にケース40内に収納されるとともに、後述の固定接点47に接離する可動接点46bが設けられた開閉子46と、反転ハンドル43と開閉子46の間に配置され、反転ハンドル43の揺動に伴って開閉子46を反転回動させる反転ばね44とを備える。
ケース40は、上面が開口する矩形箱状のボディ42と、ボディ42の上面開口を閉塞するようにしてボディ42に結合されるカバー41とで構成され、カバー41の左右両側の側壁から延設された組立片41b(図6(a)では片側のみ図示)の組立孔41dに、ボディ42の左右両側の側壁に設けられた組立突起42b(図6(a)では片側のみ図示)を係合させることでボディ42とカバー41が結合され、ケース40が組み立てられる。
ボディ42は、各端子板49,49がそれぞれ収納される収納溝部42a,42aが前後方向に並べて設けられるとともに、両収納溝部42a,42aの間には開閉子46が収納される収納凹部42dが設けられている。また、ボディ42の前面側には、各刃受ばね48,48がそれぞれ収納される収納凹部42c,42cが左右方向に並べて設けられている。
カバー41は、押釦ハンドル50が収納される矩形状の収納凹部41aを上面側に有し、収納凹部41aの底面には、反転ハンドル43の上端部を露出させるための貫通孔41cが設けられている。なお、貫通孔41cの左右両端縁には、反転ハンドル43に設けられた軸突起43b(図6(a)では片側のみ図示)が軸支される軸受部(図示せず)が設けられている。また、カバー41の収納凹部41aの左右両側の側壁には、上下方向に沿ってガイド溝41e(図6(a)では片側のみ図示)が設けられている。さらに、カバー41の前面側には、プラグ接続部2の接続部本体20の後面側に設けられた位置決め孔(図示せず)に差し込まれる位置決め突起41f(図1及び図5参照)が設けられている。
反転ハンドル43は、下側が開口する筒状部43aを有し、筒状部43aの左右両側面には一対の軸突起43b(図6(a)では片側のみ図示)が設けられている。また、筒状部43aの上部には、上方に突出してスライドカム(図示せず)に係合する一対の係合突起43c,43cが設けられている。
開閉子46は、略矩形板状の主片46aを有し、主片46aの上端縁には、可動接点46bと突片46cとが左右方向に並べて設けられている。この開閉子46は、ボディ42に設けられた収納凹部42d内に前後方向に回動自在に収納される。ここに、反転ばね44の下端部には開閉子46の突片46cが挿入され、反転ばね44の上端部は反転ハンドル43の筒状部43a内に収納される。
各端子板49は、左右方向に延設された矩形板状の主片49aを有し、主片49aの左右両端部には、リード板5に取り付けるための取付片49b,49bがそれぞれ設けられており、各取付片49bには、かしめ鋲9(図4参照)が挿通される挿通孔49cが設けられている。また、後側に配置される端子板49の主片49aの中央部には、開閉子46の下端部と電気的に接続される接続片49dが一体に設けられている。
各刃受ばね48は、一枚の栓刃を挟み込んで電気的に接触する2つの接触片48a,48aからなり、一方の刃受ばね48は一方の端子板49と一体に設けられ、他方の刃受ばね48には上記の可動接点46bが接離自在に接触する固定接点47が一体に設けられている。そして、これらの刃受ばね48,48は、ボディ42に設けられた収納凹部42c,42cにそれぞれ収納される。ここに、他方の刃受ばね48に設けられた固定接点47と、開閉子46に設けられた可動接点46bとで接点部45が構成されている。
押釦ハンドル50は、カバー41の収納凹部41aよりもわずかに小さい寸法の矩形箱状に形成され、上面の前方寄りの位置には表示部50aが設けられている。この表示部50aは、対応する刃受ばね48,48への給電状態を表示するものであり、例えば刃受ばね48,48への給電がオフのときは白色になり、刃受ばね48,48への給電がオンのときは赤色になる。また、押釦ハンドル50の左右両側の側壁には、カバー41の収納凹部41aのガイド溝41eに上下方向に移動自在に配置されるガイド爪50b(図6(a)では片側のみ図示)が設けられている。なお、このガイド爪50bが対応するガイド溝41eの上端部に当接した状態が押釦ハンドル50の上端位置となる。
各リード板5は、図4及び図5に示すように、左右方向に延設された矩形板状の主片5aを有し、主片5aの左側の端部には電源コード7の芯線7aがかしめられるかしめ片5cが一体に設けられている。また、各リード板5の主片5aには、かしめ鋲9,9が挿通される一対の挿通孔5d,5dが横並びに複数組(図4では3組)設けられている。さらに、各組の挿通孔5d,5dの間には、プラグ接続モジュール4を位置決めするための位置決め突起(位置決め手段)5bがそれぞれ設けられている。一方、各プラグ接続モジュール4のケース40の下面には位置決め凹部42eが設けられており、各位置決め突起5bをそれぞれ対応する位置決め凹部42eに合わせることで、リード板5に対するプラグ接続モジュール4の位置決めがなされる。ここに、リード板5,5は、各プラグ接続モジュール4に電源を供給するための給電路を構成している。
次に、各プラグ接続モジュール4の組立手順について説明する。まず、ボディ42の前側の収納溝部42aに刃受ばね48が一体に設けられた端子板49を収納するとともに、残りの端子板49を後側の収納溝部42aに収納する。このとき、左側の収納凹部42cに上記の刃受ばね48が収納され、また後側の端子板49の接続片49dは収納凹部42cに配置される。次に、可動接点46b及び突片cが上側となるようにして開閉子46を収納凹部42dに収納するとともに、残りの刃受ばね48を右側の収納凹部42cに収納すると、ボディ42側の組み付けが完了する。このとき、後側の端子板49の接続片49dと開閉子46とが電気的に接続される。
続けて、カバー41の収納凹部41a内に、上記の反転機構部が組み込まれた押釦ハンドル50を収納する。このとき、押釦ハンドル50の各ガイド爪50bがそれぞれ収納凹部41aの対応するガイド溝41e内に配置され、さらに反転機構部からの付勢力によって押釦ハンドル50が上側に押圧されて上記の上端位置に配置された状態になる。次に、反転ばね44を反転ハンドル43の筒状部43a内に挿通固定し、さらに下側からカバー41の貫通孔41cを通して反転ハンドル43の上端部を上方に露出させるとともに、各軸突起43bを対応する軸受部(図示せず)にそれぞれ軸支させると、カバー41側の組み付けが完了する。
そして最後に、反転ばね44の下端部に開閉子46の突片46cを挿入させるとともに、ボディ42の各組立突起42bをカバー41の対応する組立片41bの組立孔41dにそれぞれ係合させると、プラグ接続モジュール4の組み立てが完了する(図6(b)参照)。
次に、プラグ接続ブロック3の組立手順について、図4及び図5を参照しながら説明する。まず、各挿通孔5dにそれぞれかしめ鋲9を挿通させた両リード板5,5を前後方向に所定の間隔を空けて配置する。次に、各プラグ接続モジュール4の位置決め凹部42e,42eをそれぞれ各リード板5の対応する位置決め突起5bに合わせて、各プラグ接続モジュール4を位置決めする。このとき、各プラグ接続モジュール4の両端子板49,49の各挿通孔49cにはそれぞれ対応するかしめ鋲9が挿通される。そして最後に、各かしめ鋲9をかしめることでプラグ接続ブロック3の組み立てが完了する(図5(a)〜図5(c)参照)。
続けて、テーブルタップの組立手順について、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、電源コード7の各芯線7a,7aがそれぞれ対応するリード板5のかしめ片5cに予めかしめ固定されているものとして説明する。まず、ボディ12に設けた各溝12eにそれぞれ対応する突台部21が配置されるようにしてプラグ接続部2をボディ12内に収納する。次に、各プラグ接続モジュール4の各刃受ばね48がそれぞれ対応するプラグ挿入口22を臨むようにしてプラグ接続部2内に挿入しながら、ボディ12内の各収納凹部12aにそれぞれ対応するプラグ接続モジュール4が配置されるようにプラグ接続ブロック3をボディ12内に収納する。なおこのとき、各プラグ接続モジュール4のカバー41に設けられた位置決め突起41fが、プラグ接続部2の接続部本体20に設けられた位置決め孔にそれぞれ差し込まれ、各プラグ接続モジュール4がプラグ接続部2に対して位置決めされる。その後、電源コード7を挿通させた合成樹脂製のブッシング6の鍔部6aをボディ12の溝12cの内側の収納凹部12fに収納すると、ボディ12への組み付けが完了する。そして最後に、カバー11の各嵌合爪11dをそれぞれボディ12の対応する嵌合溝12dに嵌合させた後、取付ねじ8,8を用いてねじ固定すると、テーブルタップの組み立てが完了する(図2及び図3参照)。なおこのとき、各プラグ接続モジュール4の押釦ハンドル50は、それぞれカバー11の対応する開口窓11aから上方に露出した状態に配置される。
而して、本実施形態によれば、各プラグ接続モジュール4に刃受部材48,48及び端子板49,49を設けているため、プラグ接続モジュール4の個数を増減させる場合にはプラグ接続モジュール4の個数に合わせてリード板5,5の長さ寸法を調整するだけでよく、したがって従来例のようにプラグ接続口の口数に合わせて複数の金型を用意しなくてもいいことから、金型費用を低減することができる。また、本実施形態のように各端子板49,49と対応するリード板5,5の接合部を同一面に設けた場合には、一度の作業で各端子板49,49と対応するリード板5,5とを接合することができる。さらに、各端子板49,49と対応するリード板5,5とをかしめ固定することで、端子板49とリード板5の接合強度を高めることができる。
また、本実施形態のように1つの刃受ばね48に1つの固定接点47を設ける構造では、従来例のように1つのリード板に複数の固定接点を設ける構造に比べて、順送金型費用を低減することができる。さらに、各リード板5に位置決め突起55bを設けることによって、プラグ接続モジュール4を容易に位置決めできるとともに、各プラグ接続モジュール4のピッチ寸法を安定させることができる。
なお、本実施形態では、プラグ接続モジュール4が3個の場合を例に説明したが、プラグ接続モジュール4の個数は本実施形態に限定されるものではなく、2個でもいいし、4個以上であってもよい。この場合、使用するプラグ接続モジュール4の個数に合わせてリード板5,5の長さ寸法を設定すればよい。また、本実施形態では、片方の刃受ばね48が端子板49と一体に設けられた片切りタイプを例に説明したが、両切りタイプとしてもよい。この場合、各刃受ばね48と対応する端子板49の間にそれぞれ接点部45を配置し、押釦ハンドル50の押操作に応じて各刃受ばね48と対応する端子板49の間を電気的に接続し、又は開離させることになる。
4 プラグ接続モジュール
5 リード板
45 接点部
48 刃受ばね(刃受部材)
49 端子板
50 押釦ハンドル(操作部)

Claims (5)

  1. プラグが着脱される複数のプラグ接続モジュールと、
    それぞれ長尺状に形成され互いに並行するように配置され、前記複数のプラグ接続モジュールが長手方向に並べて連結され、前記複数のプラグ接続モジュールに電力を供給する複数のリード板とを備え、
    前記複数のプラグ接続モジュールの各々は、プラグの栓刃がそれぞれ接続される複数の刃受部材と、前記複数のリード板にそれぞれ連結される複数の端子板と、操作部の操作に応じて少なくとも1つの前記刃受部材と対応する前記端子板との間を電気的に接続し、又は開離させる接点部と、矩形箱状に形成されて、少なくとも前記複数の刃受部材、前記複数の端子板及び前記接点部が収納され、対向する2つの側面の並ぶ方向が前記複数のリード板の長手方向となるように配置されるケースとを具備し、
    前記複数の端子板の各々は、前記ケースの前記2つの側面から前記長手方向に沿って互いに離れる向きにそれぞれ突出して前記複数のリード板のうちの対応するリード板に取り付けられる一対の取付片を有し、
    前記複数のプラグ接続モジュールを前記複数のリード板に連結させた状態において、隣接する2つの前記プラグ接続モジュールの前記ケース間に位置する前記取付片の前記長手方向における先端部同士を接触させていることを特徴とするマルチタップ。
  2. 前記各端子板と対応する前記リード板との接合部が同一面に設けられていることを特徴とする請求項1記載のマルチタップ。
  3. 前記接合部がかしめ手段で構成されていることを特徴とする請求項2記載のマルチタップ。
  4. 前記接点部は、固定接点と、前記操作部の操作に応じて前記固定接点に接離自在に接触する可動接点とで構成され、少なくとも1つの前記刃受部材に前記固定接点が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  5. 前記プラグ接続モジュールを位置決めするための位置決め手段が前記各リード板にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のマルチタップ。
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