JP5328388B2 - コネクタ、コネクタの組み付け方法、及び、端子挿入支援治具 - Google Patents

コネクタ、コネクタの組み付け方法、及び、端子挿入支援治具 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタハウジングのキャビティに端子を配置するコネクタ、及び、コネクタの組み付け方法、及び、コネクタの組み付けに使用する端子挿入支援治具に関する。
この種の従来のコネクタとしては、特許文献1に開示されたものがある。このコネクタ100は、図14に示すように、コネクタハウジング101を有する。このコネクタハウジング101には、端子110が配置された複数のキャビティ102が設けられている。各キャビティ102は、その一端に端子取付用口102aを、他端に相手端子挿入口102bを有する。各キャビティ102には、コネクタハウジング101にランス103がそれぞれ突出されている。各ランス103は、コネクタハウジング101に一体に形成されている。このランス103が弾性復帰力によって端子110に係止され、これによって端子110が正規の位置に固定されている。又、各キャビティ102の相手端子挿入口102b側にはランス解除用治具挿入孔104がそれぞれ設けられている。
尚、図14にあって、上段の端子110は、正規位置まで挿入された状態を、下段の端子110は、途中位置まで挿入された状態を示している。
実開平7−34569号公報(図6参照)
しかしながら、前記従来例のコネクタ100では、コネクタ100の分離解体作業が面倒である。つまり、ランス解除用治具挿入孔104より治具(図示せず)をキャビティ102に挿入し、ランス103を強制的に端子解除位置とする。このランス103の解除位置を維持した状態でキャビティ102内の端子110を端子取付用口102aから取り出す必要があるため、コネクタ100の分離解体作業が面倒であるという問題がある。
また、コネクタハウジング101には、キャビティ102毎にランス103を一体に設ける必要があるため、コネクタハウジング101の軽量化が図れないと共にコネクタハウジング101の金型の構造が複雑であるという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、キャビティ内の端子を正規の位置で固定できると共に、コネクタハウジングから端子を分離する分離解体作業が容易であり、しかも、コネクタハウジングの軽量化及び金型の簡素化になるコネクタ、及び、このようなコネクタの組み付け方法、及び、このようなコネクタの組み付け方法に使用する端子挿入支援治具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、前記キャビティには前記端子取付用口より前記キャビティの正規位置まで挿入され、且つ、端子係止位置に位置する前記端子係止ホルダによって係止された端子が配置され、前記端子接続部の一面には仮係止凹部が設けられ、前記仮係止凹部が設けられた反対面側には本係止凹部が設けられていることを特徴とするコネクタである。
請求項2の発明は、一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置に位置するように前記コネクタハウジングにセットすると共に仮係止部材が前記治具進入孔より前記キャビティに進入するように前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングに装着するホルダセット・治具装着工程を行い、次に、前記端子取付用口より前記端子を前記仮係止部材で仮係止されるまで挿入する端子挿入工程を行い、次に、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置から端子係止位置に変移させる端子係止工程を行い、次に、前記端子挿入支援治具によって前記仮係止部材による前記端子の仮係止を解除し、前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングより取り外す治具取り外し工程を行い、前記コネクタハウジングの複数の前記キャビティ内に前記端子係止ホルダによって係止された前記端子を配置したことを特徴とするコネクタの組み付け方法である。
請求項3の発明は、コネクタハウジングに着脱可能であり、且つ、前記コネクタハウジングの装着状態で前記コネクタハウジングの治具進入孔に進入する仮係止部材を有する支援用コネクタハウジングと、前記仮係止部材の仮係止状態を解除できる解除スライダと、前記支援用コネクタハウジングに支持され、前記解除スライダを移動できる解除レバーとを備えたことを特徴とする端子挿入支援治具である。
請求項4の発明は、一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、前記コネクタハウジングに着脱可能であり、且つ、前記コネクタハウジングの装着状態で前記コネクタハウジングの治具進入孔に進入する仮係止部材を有する支援用コネクタハウジングと、前記仮係止部材の仮係止状態を解除できる解除スライダと、前記支援用コネクタハウジングに支持され、前記解除スライダを操作する解除レバーとを備えたことを特徴とする端子挿入支援治具とを備え、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置に位置するように前記コネクタハウジングにセットすると共に仮係止部材が前記治具進入孔より前記キャビティに進入するように前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングに装着するホルダセット・治具装着工程を行い、次に、前記端子取付用口より前記端子を前記仮係止部材で仮係止されるまで挿入する端子挿入工程を行い、次に、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置から端子係止位置に変移する端子係止工程を行い、次に、前記端子挿入支援治具の前記解除レバーを操作して前記解除スライダによって前記仮係止部材による前記端子の仮係止を解除し、前記仮係止部材を前記治具進入孔より退出させて前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングより取り外す治具取り外し工程を行い、前記コネクタハウジングの複数の前記キャビティ内に前記端子係止ホルダによって係止された前記端子を配置したことを特徴とするコネクタの組み付け方法である。
請求項5の発明は、請求項3記載の端子挿入支援治具であって、前記仮係止部材は、導電性部材で、且つ、前記コネクタハウジングに進入する側とは反対側が端子部として形成され、前記支援用コネクタハウジングには検査用コネクタが装着され、前記検査用コネクタの検査用端子と前記端子部が導通されていることを特徴とする端子挿入支援治具である。
請求項6の発明は、請求項5記載のコネクタの組み付け方法であって、前記仮係止部材は、導電性部材で、且つ、前記コネクタハウジングに進入する側とは反対側が端子部として形成され、前記支援用コネクタハウジングには検査用コネクタが装着され、前記検査用コネクタの検査用端子と前記端子部が導通され、端子挿入工程後から治具取り外し工程前に、前記検査用コネクタを用いて前記コネクタハウジングに配置した前記端子の導通状態をチェックする回路検査工程を行うことを特徴とするコネクタの組み付け方法である。
請求項1及び請求項2の発明によれば、キャビティ内の端子に設けられる本係止凹部が端子係止ホルダに係止されることによって正規位置で固定されており、コネクタハウジングより端子を取り出すには、端子係止ホルダを端子係止位置から端子進入許容位置に変移し、キャビティ内の端子を端子取付用口から取り出すことができる。従って、キャビティ内の端子を正規位置で固定できると共に、コネクタハウジングから端子を分離する分離解体作業が容易である。又、コネクタハウジングには、キャビティ毎にランスを一体に設ける必要がなく、その代わりに端子係止ホルダを変移自在に収容するホルダ収容室を形成すれば良いため、コネクタハウジングの軽量化、及び、コネクタハウジング用の金型の簡素化になる。
請求項3発明によれば、ランスではなく端子係止ホルダで端子を係止するコネクタの組み付けに好適な端子挿入支援治具を提供できる。
請求項4発明によれば、ランスではなく端子係止ホルダで端子を係止するコネクタの組み付けを容易に行うことができる。
請求項5及び請求項6の発明によれば、コネクタの組み付け過程で回路検査を行うことができるため、組み付け作業性が向上する。
本発明の一実施形態を示し、コネクタと端子挿入支援治具と検査用コネクタの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はコネクタの端子取付用口側を見た斜視図、(b)はコネクタの相手端子挿入口側を見た斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図2(a)のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、端子係止ホルダが端子許容位置に位置するコネクタの正面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は図4のB−B線断面図、(b)は図4のC−C線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は端子の斜視図、(b)は端子の(a)の反対側を見た斜視図、(c)は端子の側面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は端子挿入支援治具の正面図、(b)は端子挿入支援治具の側面図である。 本発明の一実施形態を示し、図7(a)のD−D線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)、(b)はそれぞれ仮係止部材の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、解除スライダの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタに端子挿入支援治具を装着した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタに端子挿入支援治具を装着した状態の正面図である。 本発明の一実施形態を示し、図12のE−E線断面図である。 従来例のコネクタの断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はコネクタ1と端子挿入支援治具20と検査用コネクタ40の分解斜視図である。図1において、コネクタ1は、コネクタハウジング2内の端子10の取り付けを端子挿入支援治具20を用いて行う。端子挿入支援治具20には、取り付けた端子10の導通状態等、つまり、回路検査用の検査用コネクタ40が着脱自在に設けられている。以下、コネクタ1、端子挿入支援治具20及び検査用コネクタ40の各構成と、コネクタ1の組み付け作業を順次説明する。
(コネクタ)
図2(a)はコネクタ1の端子取付用口3a側を見た斜視図、図2(b)はコネクタ1の相手端子挿入口3b側を見た斜視図、図3は図2(a)のA−A線断面図、図4は端子係止ホルダ15が端子許容位置に位置するコネクタ1の正面図、図5(a)は図4のB−B線断面図、図5(b)は図4のC−C線断面図、図6(a)は端子10の斜視図、図6(b)は端子10の図6(a)の反対側を見た斜視図、図6(c)は端子10の側面図である。
図2(a)、(b)及び図3に示すように、コネクタ1は、合成樹脂製のコネクタハウジング2を有する。コネクタハウジング2は、上下2段に配列された複数のキャビティ3が設けられている。各キャビティ3は、その一端に端子取付用口3aを有すると共に他端に相手端子挿入口3bを有する。端子取付用口3aよりキャビティ3内に端子10が挿入される。相手端子挿入口3bより相手コネクタ(図示せず)の端子(図示せず)が挿入され、双方の端子10,(図示せず)が導通状態とされる。コネクタハウジング2には、仮係止部材29が進入する治具進入孔4が設けられている。各治具進入孔4は、その一端が相手端子挿入口3b側のハウジング壁面に、他端側がキャビティ3の上方に開口している。
コネクタハウジング2の上面側には、ハウジング用ロック部5が設けられている。このハウジング用ロック部5は、相手コネクタ(図示せず)のロックに使用されるが、コネクタ1の組み付け作業では、下記するように端子挿入支援治具20の支援用コネクタハウジング21のロックにも使用される。
図3〜図5(a)、(b)に示すように、コネクタハウジング2には、上下2段の全てのキャビティ3を貫通するホルダ収容室6が設けられている。このホルダ収容室6は、コネクタハウジング2の下面に開口している。ホルダ収容室6には、この下面の開口より端子係止ホルダ15が挿入されている。
端子係止ホルダ15は、図5(a)、(b)にて実線で示す端子進入許容位置と、図5(a)、(b)にて仮想線及び図3にて実線で示す端子係止位置との間で変移できる。端子進入許容位置では、キャビティ3内に突出せずにキャビティ3内への端子10の挿入を許容し、端子係止位置では、キャビティ3内に突出し、キャビティ3の正規位置に位置する端子10に係止する。端子係止ホルダ15は、端子進入許容位置と端子係止位置の各位置で、端子係止ホルダ15の2箇所のホルダ側係止爪16とコネクタハウジング2の2箇所のハウジング側係止爪17によってそれぞれロックされる。
図6(a)、(b)、(c)に示すように、端子10は導電性金属材を所定形状に打ち抜き、且つ、これを折り曲げ加工することにより形成されている。端子10は、雌端子であり、方形状に囲まれ、相手の雄端子(図示せず)が挿入されて電気的に接触する端子接続部11と、電線の導電線部を加締めることによって接続する電線接続部12と、端子接続部11と電線接続部12を連結する連結部13が一体に設けられている。端子10は、その端子接続部11を先頭として端子取付用口3aよりキャビティ3内に挿入されている。
端子接続部11の一面には仮係止凹部14aが設けられている。又、仮係止凹部14aが設けられた反対面側は、端子接続部11より連結部13が一段低く設定され、これによって本係止凹部14bが設けられている。この本係止凹部14bに、端子係止位置に位置する端子係止ホルダ15が係止されている。
(端子挿入支援治具)
図7(a)は端子挿入支援治具20の正面図、図7(b)は端子挿入支援治具20の側面図、図8は図7(a)のD−D線断面図、図9(a)、(b)はそれぞれ仮係止部材29の斜視図、図10は解除スライダ30の斜視図である。
図7(a)、(b)及び図8に示すように、端子挿入支援治具20は、コネクタ1のコネクタハウジング2に着脱可能である支援用コネクタハウジング21と、この支援用コネクタハウジング21に揺動自在に支持された解除スライダ30と、この解除スライダ30を操作によって移動できる解除レバー35とを備えている。
支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aより前方には、前方面が開放されたコネクタ嵌合室22が設けられている。支援用コネクタハウジング21には、コネクタ嵌合室22の上面に臨むようにハウジング用ロック部23が設けられている。コネクタ嵌合室22に挿入されたコネクタハウジング2は、双方のハウジング用ロック部5,23同士が係止することによってロックされる。
支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aより後方には、スライダ収容室24と、このスライダ収容室24に連通し、且つ、後方面が開放されたコネクタ嵌合室25が設けられている。支援用コネクタハウジング21には、コネクタ嵌合室25の下面に臨むようにハウジング用ロック部26が設けられている。コネクタ嵌合室25に挿入された検査用コネクタハウジング41は、双方のハウジング用ロック部26,43同士が係止することによってロックされる。
支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aより前方部の両側面には、回転支持ピン27(図1に示す)が突設されている。支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aより後方部の両側壁には、水平方向に延びるガイド長溝28が設けられている。
支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aには、インサート成形や圧入によって複数の仮係止部材29が固定されている。各仮係止部材29は、コネクタ1のコネクタハウジング2の各キャビティ3に対応する位置に設けられ、前方側と後方側の双方のコネクタ嵌合室22,25にそれぞれ突出されている。支援用コネクタハウジング21の仕切壁21aには、スライダ本体31の各仮係止解除部材32が貫通するためのスライダ用孔21b(図13に示す)が設けられている。
各仮係止部材29は、図9(a)、(b)に詳しく示すように、導電性部材で形成され、前方側の先端には仮係止用突起29aと解除用突起29bが設けられている。又、各仮係止部材29の後方側(前方のコネクタハウジング2に進入する側とは反対側)は、端子部である雄端子部29cとして形成されている。
解除スライダ30は、図10に詳しく示すように、合成樹脂製であり、スライダ本体31と、このスライダ本体31の前面より前方に向かって突出された複数の仮係止解除部材32と、スライダ本体31の両側部に設けられたカムピン33とを備えている。
スライダ本体31には、仮係止部材29の雄端子部29c側が貫通する端子貫通孔31aが設けられている。この端子貫通孔31aを貫通して仮係止部材29の雄端子部29cが後方のコネクタ嵌合室25に突出している。仮係止解除部材32は、コネクタ1のコネクタハウジング2の各キャビティ3に対応する位置に設けられ、仕切壁21aのスライダ用孔21b(図13に示す)より前方のコネクタ嵌合室22に突出されている。仮係止解除部材32の先端部には、仮係止部材29の解除用突起29bにのみ干渉し、仮係止用突起29aに干渉しないように切欠部32aが設けられている。両側のカムピン33は、支援用コネクタハウジング21のガイド長溝28に挿入されている。
解除レバー35は、一対のアーム部36とこれらを連結する連結部37とを有する。一対のアーム部36にはピン挿入支持部38がそれぞれ設けられていると共にカム溝39がそれぞれ設けられている。支援用コネクタハウジング21のガイド長溝28に挿入されたカムピン33は、解除レバー35のカム溝39にも挿入されている。これによって、解除レバー35は、支援用コネクタハウジング21に揺動自在に支持され、この揺動によって解除スライダ30を移動させることができる。解除スライダ30は、仮係止解除部材32が仮係止部材29の仮係止位置を維持する待機位置(図11及び図13の実線位置)と仮係止解除部材32が仮係止部材29の仮係止を解除する解除位置(図11及び図13の仮想線位置)との間で変移される。
(検査用コネクタ)
図1、図11〜図13に示すように、検査用コネクタ40は、前記したコネクタ1と同様の構成であり、ハウジング用ロック部43を有する検査用コネクタハウジング41と、検査用コネクタハウジング41の各キャビティ42に配置された複数の検査用端子50と、複数の検査用端子50をキャビティ42内の正規位置で固定する端子係止ホルダ55とを備えている。支援用コネクタハウジング21に検査用コネクタハウジング41が装着された状態では、各端子10が検査用コネクタ40の各検査用端子50と導通状態となる。
検査用コネクタハウジング41と検査用端子50と端子係止ホルダ55の構成は、前記したコネクタ1のものと同様であるためその説明を省略する。つまり、検査用コネクタ40は、本発明に係るコネクタ1と同一のものが使用されている。
(コネクタの組み付け手順)
図11はコネクタ1に端子挿入支援治具20を装着した状態の斜視図、図12はコネクタ1に端子挿入支援治具20を装着した状態の正面図、図13は図12のE−E線断面図である。
次に、コネクタ1の組み付け手順を説明する。支援用コネクタハウジング21には検査用コネクタ40が予め装着されているものとする。
先ず、図4及び図5(a)、(b)に示すように、端子係止ホルダ15を端子進入許容位置に位置するようにコネクタハウジング2のホルダ収容室6にセットする。又、図11〜図13に示すように、端子挿入支援治具20の支援用コネクタハウジング21にコネクタハウジング2に挿入し、双方のハウジング用ロック部5,23をロック状態として双方のコネクタハウジング2,21同士を嵌合する。これにより、複数の仮係止部材29及び仮係止解除部材32を各治具進入孔4より全てのキャビティ3内に進入させる(ホルダセット・治具装着工程)。
次に、各端子取付用口3aより各キャビティ3内に端子10を挿入し、端子10が仮係止部材29で仮係止されるまで挿入する(端子挿入工程)。
具体的には、端子10を挿入すると、端子10の先端が仮係止部材29の仮係止用突起29aに干渉するが、仮係止部材29が弾性たわみ変形することによって端子10の挿入が許容される。そして、端子10がキャビティ3内の正規位置まで挿入されると、端子10の仮係止凹部14aの位置が仮係止部材29の仮係止用突起29aの位置に一致し、仮係止部材29が弾性復帰変形して仮係止用突起29aが端子10の仮係止凹部14aに係止される。このようにして、所望数の端子10を所望のキャビティ3内の正規位置に仮係止する。
次に、端子係止ホルダ15を端子進入許容位置から端子係止位置に変移させる(端子係止工程)。これにより、キャビティ3内に配置された全ての端子10の本係止凹部14bに端子係止ホルダ15が係止し、全ての端子10が同時に係止される。図11〜図13は端子係止工程後の状態を示す。
次に、検査用コネクタ40を用いてコネクタハウジング2に配置した端子10の導通状態等、つまり、回路チェックを行う(回路検査工程)。回路検査工程は、端子挿入工程後から次の治具取り外し工程前のいずれかの段階で行えば良いが、本係止状態の端子10に基づく回路状態をチェックできるため、端子係止工程後に行うのが好ましい。
次に、端子挿入支援治具20の解除レバー35を図13のb方向に操作する。すると、解除スライダ30が図13のc矢印方向に移動する。この移動によって仮係止解除部材32が仮係止部材29を弾性撓み変形させ、これによって端子10の仮係止が解除される。次に、端子挿入支援治具20の支援用コネクタハウジング21とコネクタハウジング2間のハウジング用ロック部5.23を解除し、支援用コネクタハウジング21をコネクタハウジング2より引き離す。これにより、仮係止部材29及び仮係止解除部材32がコネクタハウジング2の治具進入孔4より退出する(治具取り外し工程)。
これで、組み付け作業が完了する。コネクタハウジング2の複数のキャビティ3内には端子係止ホルダ15によって係止された複数の端子10が配置される。
以上説明したように、コネクタ1は、複数のキャビティ3と治具進入孔4とホルダ収容室6とを有するコネクタハウジング2と、複数のキャビティ3内に配置された端子10と、ホルダ収容室6に収容された端子係止ホルダ15とを備え、キャビティ3には端子取付用口3aよりキャビティ3の正規位置まで挿入され、且つ、端子係止ホルダ15によって係止された端子10が配置されている。従って、キャビティ3内の端子10は端子係止ホルダ15に係止されることによって正規位置で固定されており、コネクタハウジング2より端子10を取り出すには、端子係止ホルダ15を端子係止位置から端子進入許容位置に変移し、キャビティ3内の端子10を端子取付用口3aから取り出すことができる。従って、キャビティ3内の端子10を正規位置で固定できると共に、コネクタハウジング2から端子10を分離する分離解体作業が容易である。又、コネクタハウジング2には、キャビティ3毎にランスを一体に設ける必要がなく、その代わりに端子係止ホルダ15を変移自在に収容するホルダ収容室6を形成すれば良いため、コネクタハウジング2の軽量化及び金型の構成の簡素化となる。
また、コネクタ1は、端子係止ホルダ15をコネクタハウジング2にセットし、端子挿入支援治具20をコネクタハウジング2に装着するホルダセット・治具装着工程を行い、端子10を仮係止部材29で仮係止されるまで挿入する端子挿入工程を行い、端子係止ホルダ15を端子進入許容位置から端子係止位置に変移させる端子係止工程を行い、端子挿入支援治具20によって端子10の仮係止を解除し、端子挿入支援治具20をコネクタハウジング2より取り外す治具取り外し工程を行うことによって組み付けた。従って、端子挿入支援治具20を用いて端子10をキャビティ3内の正規位置に仮係止でき、その後、端子係止ホルダ15によって端子10を係止し、その後、端子挿入支援治具20をコネクタハウジング2より取り外すことによってコネクタ1を組み付けできる。
端子挿入支援治具20は、コネクタハウジング2に着脱可能であり、且つ、コネクタハウジング2の装着状態でコネクタハウジング2の治具進入孔4に進入する仮係止部材29を有する支援用コネクタハウジング21と、仮係止部材29の仮係止状態を解除できる解除スライダ30と、解除スライダ30を操作する解除レバー35とを備えている。従って、コネクタ1の組み付け方法に使用するに好適な端子挿入支援治具20を提供できる。
この実施形態では、仮係止部材29は、導電性部材で、且つ、コネクタハウジング2に進入する側とは反対側が雄端子部29cとして形成され、支援用コネクタハウジング21には検査用コネクタハウジング41が装着され、検査用コネクタ40の各検査用端子50と各端子10が導通されている。従って、コネクタ1の組み付け過程でキャビティ3内に取り付けた端子10に基づく回路検査を行うことができるため、組み付け作業性が向上する。
この実施形態では、端子挿入支援治具20に検査用コネクタ40が着脱自在に設けられているので、コネクタ1の回路内容に応じて検査用コネクタ40を変更できるという利点がある。
(その他)
尚、前記実施形態によれば、コネクタハウジング2の各治具進入孔4は、仮係止部材29と仮係止解除部材32の双方が進入するよう構成されているが、仮係止部材29の仮係止解除をコネクタハウジング2の外部よりできる構造であれば、仮係止部材29のみ進入できる構成とすれば良い。尚、各治具進入孔4は、各相手端子挿入口3bと兼用するよう構成しても良い。
尚、前記実施形態によれば、コネクタハウジング2のキャビティ3は上下2段に設けられているが、1段に設けても、3段以上に設けても良い。
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
3 キャビティ
3a 端子取付口
3b 相手端子挿入口
4 治具挿入孔
6 ホルダ収容室
10 端子
15 端子係止ホルダ
20 端子挿入支援治具
21 支援用コネクタハウジング
29 仮係止部材
29c 雄端子部(端子部)
30 解除スライダ
35 操作レバー
40 検査用コネクタ
50 検査用端子

Claims (6)

  1. 一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、
    複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、
    前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、
    前記キャビティには前記端子取付用口より前記キャビティの正規位置まで挿入され、且つ、端子係止位置に位置する前記端子係止ホルダによって係止された端子が配置され、前記端子接続部の一面には仮係止凹部が設けられ、前記仮係止凹部が設けられた反対面側には本係止凹部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、
    複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、
    前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、
    前記端子係止ホルダを端子進入許容位置に位置するように前記コネクタハウジングにセットすると共に仮係止部材が前記治具進入孔より前記キャビティに進入するように前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングに装着するホルダセット・治具装着工程を行い、
    次に、前記端子取付用口より前記端子を前記仮係止部材で仮係止されるまで挿入する端子挿入工程を行い、
    次に、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置から端子係止位置に変移させる端子係止工程を行い、
    次に、前記端子挿入支援治具によって前記仮係止部材による前記端子の仮係止を解除し、前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングより取り外す治具取り外し工程を行い、
    前記コネクタハウジングの複数の前記キャビティ内に前記端子係止ホルダによって係止された前記端子を配置したことを特徴とするコネクタの組み付け方法。
  3. コネクタハウジングに着脱可能であり、且つ、前記コネクタハウジングの装着状態で前記コネクタハウジングの治具進入孔に進入する仮係止部材を有する支援用コネクタハウジングと、前記仮係止部材の仮係止状態を解除できる解除スライダと、前記支援用コネクタハウジングに支持され、前記解除スライダを移動できる解除レバーとを備えたことを特徴とする端子挿入支援治具。
  4. 一端に端子取付用口を有すると共に他端に相手端子挿入口を有する複数のキャビティと、端子挿入支援治具の仮係止部材を前記キャビティ内まで進入させる治具進入孔と、複数の前記キャビティを貫通するよう設けられたホルダ収容室とを有するコネクタハウジングと、
    複数の前記キャビティ内に前記各端子取付用口より挿入された端子と、
    前記ホルダ収容室に収容され、前記端子取付用口より前記端子の進入を許容する端子進入許容位置と前記キャビティ内の正規位置まで挿入された前記端子を係止する端子係止位置との間で変移可能な端子係止ホルダとを備え、
    コネクタハウジングに着脱可能であり、且つ、前記コネクタハウジングの装着状態で前記コネクタハウジングの治具進入孔に進入する仮係止部材を有する支援用コネクタハウジングと、前記仮係止部材の仮係止状態を解除できる解除スライダと、前記支援用コネクタハウジングに支持され、前記解除スライダを操作する解除レバーとを有する端子挿入支援治具を備え、
    前記端子係止ホルダを端子進入許容位置に位置するように前記コネクタハウジングにセットすると共に仮係止部材が前記治具進入孔より前記キャビティに進入するように前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングに装着するホルダセット・治具装着工程を行い、
    次に、前記端子取付用口より前記端子を前記仮係止部材で仮係止されるまで挿入する端子挿入工程を行い、
    次に、前記端子係止ホルダを端子進入許容位置から端子係止位置に変移する端子係止工程を行い、
    次に、前記端子挿入支援治具の前記解除レバーを操作して前記解除スライダによって前記仮係止部材による前記端子の仮係止を解除し、前記仮係止部材を前記治具進入孔より退出させて前記端子挿入支援治具を前記コネクタハウジングより取り外す治具取り外し工程を行い、
    前記コネクタハウジングの複数の前記キャビティ内に前記端子係止ホルダによって係止された前記端子を配置したことを特徴とするコネクタの組み付け方法。
  5. 請求項3記載の端子挿入支援治具であって、
    前記各仮係止部材は、導電性部材で、且つ、前記コネクタハウジングに進入する側とは反対側が端子部としてそれぞれ形成されていると共に、
    前記支援用コネクタハウジングには検査用コネクタが装着され、前記検査用コネクタの各端子と前記各端子部が導通されていることを特徴とする端子挿入支援治具。
  6. 請求項4記載のコネクタの組み付け方法であって、
    前記各仮係止部材は、導電性部材で、且つ、前記コネクタハウジングに進入する側とは反対側が端子部として形成され、
    前記支援用コネクタハウジングには検査用コネクタが装着され、前記検査用コネクタの各端子と前記各端子部が導通され、
    端子挿入工程後から治具取り外し工程前に、前記検査用コネクタを用いて前記コネクタハウジングに配置した前記端子の導通状態をチェックする回路検査工程を行うことを特徴とするコネクタの組み付け方法。
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