JP2003249313A - 分割コネクタ - Google Patents

分割コネクタ

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JP2003249313A
JP2003249313A JP2002049597A JP2002049597A JP2003249313A JP 2003249313 A JP2003249313 A JP 2003249313A JP 2002049597 A JP2002049597 A JP 2002049597A JP 2002049597 A JP2002049597 A JP 2002049597A JP 2003249313 A JP2003249313 A JP 2003249313A
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Tetsuya Shinozaki
哲也 篠崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブコネクタの抜け止めを確実に図り、か
つ、構造を簡略化できる分割コネクタを提供することに
ある。 【解決手段】 サブコネクタ10は、分割コネクタ1の
側方から、すなわち相手側コネクタ40との嵌合方向と
交差する方向を組み付け方向として組み付けられる。そ
して、サブコネクタ10が半挿入の状態で相手側コネク
タ40との嵌合を行おうとした場合には、サブコネクタ
10におけるホルダ20からの突出部分16がフード部
42と干渉するようにされている。これにより、サブコ
ネクタ10が半挿入の状態で両コネクタ1、40が誤っ
て嵌合されることを回避できる。このため、サブコネク
タ10が正しく正規位置に挿入されているかどうかを確
認するための半挿入検知機構等を設ける必要がなく、コ
ネクタの構造を簡略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車において配線を行う場合、個別の
経路に沿って配索した複数のワイヤーハーネスの端末部
を一カ所に纏め、その纏めた端末部を電源側の電線の端
末部に接続する手段として、分割コネクタが用いられ
る。この分割コネクタは、前後両面に開口する複数個の
組付部が形成された枠状のホルダを備えており、この組
付部に、各ワイヤーハーネスの端末のサブコネクタが後
方から挿入される。なお、分割コネクタとしては、特開
平10−241801号に開示されているもの等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
分割コネクタでは、サブコネクタが正規の位置まで挿入
されず、半挿入の状態に留め置かれている場合や、サブ
コネクタの後方へ延出される電線が引っ張られるなど後
方への過度の力が加えられた場合に、サブコネクタが後
方へ抜けてしまいやすいという問題があった。このよう
な事態を回避するために、サブコネクタが正しく正規位
置に挿入され、抜け止めが確実になされているかどうか
を検知するための半挿入検知機構等を設ける必要があ
り、コネクタの構造が複雑化していた。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、サブコネクタの抜け止めを確
実に図り、かつ、構造を簡略化できる分割コネクタを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る分割コネクタは、端子金具を
収容可能なキャビティが設けられたサブコネクタと、前
記サブコネクタを組み付け可能な組付部が設けられると
ともに相手側コネクタに備えられたフード部の内部に嵌
入可能とされたホルダとを備えた分割コネクタであっ
て、前記サブコネクタは、前記分割コネクタにおいて前
記相手側コネクタとの嵌合方向と平行な面側または前記
相手側コネクタと嵌合される面側から、嵌合方向と交差
する方向または嵌合方向とは逆向きの方向を組み付け方
向として前記組付部に組み付けられることを特徴とす
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の分割
コネクタであって、前記サブコネクタのうち嵌合方向と
平行な面側から組み付けられるサブコネクタは、正規の
組み付け位置にあるときには前記フード部と非干渉とな
ることで前記ホルダの前記フード部内への嵌入を許容す
る一方、前記サブコネクタが正規の組み付け位置から離
脱方向へ後退した位置にあるときには嵌合方向と交差す
る方向に突出して前記フード部の開口縁と干渉すること
で前記ホルダの前記フード部内への嵌入を規制するよう
にされていることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の分割コネクタであって、前記ホルダには板状
の本体部が備えられ、この本体部の一面側に前記組付部
が形成されるとともに、前記サブコネクタにおいて前記
ホルダと対向する面には前記組付部に係合可能な被組付
部が設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の分割コネクタであって、前記ホルダに
は、板状に形成されて前記相手側コネクタとのカム作用
によって前記分割コネクタと前記相手側コネクタとの嵌
合を助勢するレバーが備えられるとともに、前記レバー
はその板面が前記ホルダの板面に沿うようにして取り付
けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、サブコネクタは、分割コネクタにおいて相手側コ
ネクタとの嵌合方向と平行な面側または相手側コネクタ
と嵌合される面側から、嵌合方向と交差する方向または
嵌合方向とは逆向きの方向を組み付け方向として組み付
けられる。ここで、従来のようにサブコネクタを後方か
ら、すなわち相手側コネクタと嵌合される面とは逆側か
ら組み付ける場合には、コネクタの使用時にはサブコネ
クタの後方への離脱を規制し、サブコネクタを取り外し
たいときには規制を解除することのできる複雑な構造の
ロック機構を設置しなければならなかった。
【0010】しかし、本発明の分割コネクタにおいて、
サブコネクタが嵌合方向と平行な面側から組み付けられ
る構成によれば、相手側コネクタと嵌合されている状態
では、相手側コネクタにおけるフード部の内壁によって
サブコネクタの離脱が規制される。このため、複雑なロ
ック機構を設ける必要がなく、コネクタの構造を簡略化
できる。さらに、サブコネクタは相手側コネクタとの嵌
合方向と平行な面側からのみ離脱できるようにされてい
ればよく、嵌合される面とは逆の面側からは離脱不能な
ように設計しておけばよい。このため、電線が引っ張ら
れるなど後方への過度の力が加えられた場合に、サブコ
ネクタが抜けてしまうことを確実に防止できる。
【0011】また、サブコネクタが相手側コネクタと嵌
合される面側から組み付けられる構成によれば、サブコ
ネクタは、半挿入の状態に留め置かれている場合には、
正規の組み付け位置から相手側コネクタとの嵌合方向へ
ずれて取りつけられることとなる。したがって、サブコ
ネクタが半挿入の状態で相手側コネクタとの嵌合を行っ
たとしても、嵌合動作に伴い、サブコネクタは相手側コ
ネクタの嵌合面に押圧されて正規の組み付け位置に移動
する。このため、サブコネクタが正しく正規位置に挿入
されているかどうかを確認するための半挿入検知機構等
を設ける必要がなく、コネクタの構造を簡略化できる。
【0012】請求項2の発明によれば、嵌合方向と平行
な面側から組み付けられるサブコネクタは、正規の組み
付け位置にあるときにはフード部と非干渉となることで
ホルダのフード部内への嵌入を許容する一方、半挿入の
状態にあるときにはフード部の開口縁と干渉することで
ホルダのフード部内への嵌入を規制する。このような構
成によれば、サブコネクタが半挿入の状態で誤って両コ
ネクタが嵌合されてしまうことを回避できる。このた
め、サブコネクタが正しく正規位置に挿入されているか
どうかを確認するための半挿入検知機構等を別途設ける
必要がなく、コネクタの構造を簡略化できる。
【0013】請求項3の発明によれば、分割コネクタの
ホルダは板状に形成され、このホルダの一面側に組付部
が形成されている。ここで、ホルダが従来のような枠状
に形成されている場合には、サブコネクタを電線が延出
される側以外の面から組み付けようとすれば、サブコネ
クタから引き出された電線が組付部の周囲に存在する枠
部に引っ掛かってしまう。
【0014】そこで、ホルダを板状とし、このホルダの
一面側に組付部を設けるとともに、分割コネクタ側には
この組付部に係合可能な被組付部を設けて、サブコネク
タとホルダとを面で組み付ける構成とした。このような
構成によれば、電線がホルダの枠部に引っ掛かることが
ないため、どのような方向からであってもサブコネクタ
のホルダへの組み付けを容易に行うことができる。した
がって、サブコネクタのホルダに対する組み付け方向
を、電線の延出方向と関わりなく自由に設計することが
できる。
【0015】請求項4の発明によれば、ホルダには、板
状のレバーがホルダの板面に沿って回動可能に取り付け
られている。ここで、通常のレバー式コネクタにおける
レバーは、カム溝の形成された一対のカム板部とこれら
を繋ぐ操作部とを有する門形状に形成されて、ホルダを
跨ぐように取り付けられるのが一般的である。しかし、
このような構成では、ホルダを跨ぐレバーとサブコネク
タとが干渉するために、サブコネクタの組み付け方向や
電線の引き回し方向に制約を受けることとなる。
【0016】また、門形状のレバーを採用する場合に
は、ホルダにおいて一対のカム板部をそれぞれ支持する
ための支持軸を設ける支持面が一対必要である。ところ
が、請求項2のようにホルダが枠状でなく板状である場
合には、このような支持面を一対確保することができ
ず、レバーをホルダに取り付けることができない。
【0017】そこで、レバーを板状とし、このレバー
を、その板面がホルダの板面に沿うようにして取り付け
る構成とした。このような構成によれば、サブコネクタ
のホルダへの組付け時に、レバーとサブコネクタとが干
渉するおそれがない。したがって、分割コネクタにおい
て、サブコネクタの組付け方向等の設計の自由度を確保
しつつ、レバーを取り付けて相手側コネクタとの嵌合操
作力の低減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
分割コネクタを具体化した第1実施形態について、図1
〜図7を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明
において、各コネクタ1、40が互いに相手方と嵌合す
る面側をそれぞれ前側とし、これとは逆の面側を後側と
して説明する。
【0019】本実施形態の分割コネクタ1は、雌側のコ
ネクタであって、3つのサブコネクタ10と、このサブ
コネクタ10を組み付け可能なホルダ20とを備えてい
る。
【0020】サブコネクタ10は、合成樹脂によって略
直方体状に形成されており、その内部には、複数個のキ
ャビティ11が複数段に分かれて整列して形成されてい
る。このキャビティ11は、サブコネクタ10の前後方
向に貫通して設けられており、その内部には雌型端子金
具(図示せず)が挿入されている。キャビティ11の後
方の開口からは、この雌型端子金具に接続された電線
(図示せず)が外部へ導出されている。また、キャビテ
ィ11の前方の開口からは、相手側コネクタ40に備え
られた雄型端子金具44のタブ部45を挿入可能となっ
ている。
【0021】各サブコネクタ10の上面において、前後
両端からやや内側よりの位置には、一対のガイドリブ1
2(本発明の被組付部に該当する)がそれぞれ幅方向に
渡って突設されている。各ガイドリブ12には、その上
端縁がそれぞれ外側に向かって突出されることで、係合
突部13が設けられている。また、3つのサブコネクタ
10のうち、ホルダ20の左側および右側に組み付けら
れるサブコネクタ10A、10Cには、その上面におい
て左端部および右端部に、それぞれ前後方向に延びる側
壁14が形成されている。
【0022】このサブコネクタ10が取り付けられるホ
ルダ20は、合成樹脂により横長方形の略板状に形成さ
れた本体部21を備えている。この本体部21の下面側
には、サブコネクタ10を組み付けるための3つの組付
部22が、左右方向に並列して形成されている。各組付
部22において、前後両端からやや内側よりの位置に
は、サブコネクタ10のガイドリブ12を受入可能な一
対のガイド溝23が、それぞれ幅方向に渡って凹設され
ている。なお、3つの組付部22のうち真中に位置する
組付部22Bのガイド溝23は、左右の組付部22のう
ち一方の組付部22C(図1中右側)におけるガイド溝
23と連通されている。また、ガイド溝23には、その
上端縁がそれぞれ外側に向かって拡幅されることで係合
凹部24が形成されており、この係合凹部24にサブコ
ネクタ10のガイド溝23における係合突部13が丁度
入り込むことで、サブコネクタ10とホルダ20とが係
合されるようになっている(図3、図5参照)。
【0023】また、本体部21の左右の端面における下
端縁は、前後方向に渡って段付き状に凹んで形成されて
おり、この段付部29には、サブコネクタ10の側壁1
4を収容可能となっている。
【0024】また、本体部21における組付部22より
も上方の領域には、この本体部21の後端面に開口し、
本体部21の板面21Aと平行な横長スリット状をなす
レバー収容空間25が形成されている。このレバー収容
空間25の形成領域は、左右方向においてホルダ20の
ほぼ中央から右端に至る範囲とされている。この収容空
間25内には、下面壁から上向きに突出する支持軸26
が形成され、また、上面壁には、相手側コネクタ40の
カムピン43をレバー収容空間25に進入させるための
逃がし溝27が形成されている。
【0025】このレバー収容空間25内には、レバー3
0が収容されている。このレバー30は、合成樹脂によ
り全体として水平な板状に形成され、やや細長い平板状
をなすカム板部31と、その一端側に設けられた操作部
32とを備えている。レバー30のカム板部31には、
ホルダ20の収容空間25内に設けられた支持軸を嵌合
可能な円形の軸受孔33が設けられている。レバー30
は、その操作部32をホルダ20の後方へ突出させた状
態で収容空間25内に収容され、支持軸26が軸受孔3
3に嵌め付けられることで、その板面30Aが本体部2
1の板面21Aに沿うようにして支持されている。これ
により、レバー30は初期位置と嵌合完了位置との間
で、支持軸26を中心として回動可能とされている。
【0026】レバー30のカム板部31には、後述する
相手側コネクタ40のカムピン43を係合可能な弧状の
カム溝34が設けられている。このカム溝34の始端側
に設けられた開口は、レバー30が回動始端位置にある
ときに、逃がし溝27の開口に整合して、カムピン43
を受け入れ可能となるようにされている。
【0027】レバー30の操作部32は、カム板部31
よりもやや肉厚に形成され、その上面側には、弾性係止
片35が設けられている。弾性係止片35は、レバー3
0が回動終端位置にあるときに操作部32の後端側とな
る位置から前方に向けて延出され、レバー30の厚み方
向に撓み可能な片持ち状に形成されている。そして、こ
の弾性係止片35の上面には、係止突起36が上方へ向
かって突設されている。そして、レバー30が回動終端
位置まで回動されたときには、弾性係止片35がホルダ
20の収容空間25内に進入し、収容空間25の上面壁
から突出された係止爪(図示せず)に係止突起36が係
合することによってロックされる。
【0028】また、弾性係止片35の前端部には、分割
コネクタ1を相手側コネクタ40から離脱させるとき
に、弾性係止片35を下方に撓ませて係止突起36と係
止爪との係合を解除するための押圧部37が設けられて
いる。さらに、操作部32の前端部には、レバー30に
指を掛けて回動操作を行うための指掛け部38が、弾性
係止片35を跨ぐ橋状に形成されている。
【0029】次に、分割コネクタ1と嵌合される相手側
コネクタ40について説明する。
【0030】相手側コネクタ40は、合成樹脂材料から
なるハウジング41と、複数の雄型端子金具44とを備
えて構成されている(図6参照)。ハウジング41は、
前方に開口する方形のフード部42を有しており、この
フード部42内に、サブコネクタ10を組付けた状態の
ホルダ20が丁度嵌入されるようになっている。フード
部42内には、その奥端面42Aから突出する雄型端子
金具44が、それぞれ雌型端子金具と整合する位置に設
けられている。雄型端子金具44の先端部は、雌型端子
金具に接合可能なタブ部45とされている。また、フー
ド部42の上面板42Bには、分割コネクタ1のカム溝
34に係合可能なカムピン43が下方に向かって、即ち
フード部42の内部空間に向けて突出して形成されてい
る。
【0031】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。
【0032】分割コネクタ1の組み付けに際しては、ホ
ルダ20の各組付部22にサブコネクタ10を組み付け
る(図1、図2参照)。具体的には、係合突部13を係
合凹部24に整合させるようにしつつ、ホルダ20の側
方からガイドリブ12をガイド溝23に進入させる。
【0033】ここで、真中の組付部22Bのガイド溝2
3と右側の組付部22Cのガイド溝23とは連通されて
いるので、真中の組付部22Bに組付けられるサブコネ
クタ10Bを組み付ける際には、ホルダ20の右方から
ガイドリブ12をガイド溝23に進入させる。そして、
サブコネクタ10Bを左方へ滑らせていき、右側の組付
部22Cを通過させて真中の組付部22Bに到達するま
で移動させる。その後、右側の組付部22Cに組み付け
られるサブコネクタ10Cについて、同様にしてホルダ
20の右方からガイドリブ12をガイド溝23進入さ
せ、左側へ滑らせることで組み付けを行う。また、左側
の組付部22Aに組み付けられるサブコネクタ10Aに
ついては、ホルダ20の左方からガイドリブ12をガイ
ド溝23に進入させ、右側へ滑らせることで組み付けを
行う。
【0034】そして、左右のサブコネクタ10A、10
Cを、側壁14がホルダ20の段付部29に当接される
まで移動させて、正規嵌合位置に至らしめる。このよう
にサブコネクタ10が正規位置に組み付けられた状態で
は、左右のサブコネクタ10A、10Cの側端面15
が、ホルダ20の側端面28と面一となる(図4参
照)。このようにして、分割コネクタ1の組み付けが完
了する。
【0035】このとき、ホルダ20の本体部21は板状
に形成されており、その下面側に組付部22が設けられ
ている。一方、サブコネクタ10の上面側、すなわちホ
ルダ20の組付部22と対向する面にはガイドリブ12
が設けられ、サブコネクタ10とホルダ20とが面で組
み付けられるようになっている。さらに、レバー30も
板状に形成されて、その板面がホルダ20における本体
部21の板面21Aに沿うように取り付けられている。
したがって、サブコネクタ10のホルダ20への取り付
け時に、このサブコネクタ10や電線がホルダ20およ
びレバー30と干渉することがなく、取り付けを容易に
行うことができる。
【0036】次に、この分割コネクタ1を相手側コネク
タ40に嵌合させる。まず、相手側コネクタ40のカム
ピン43を分割コネクタ1のカム溝34に進入させるよ
うにして、両コネクタ1、40を浅く嵌合させる。次い
で、分割コネクタ1のレバー30を、所定の位置まで回
動させる。すると、カム作用により両コネクタ1、40
が引き寄せられる。このとき、サブコネクタ10が正規
位置に挿入されていれば、サブコネクタ10はフード部
42の開口縁42Cと干渉せず、ホルダ20はフード部
42内に収容される。また、これに伴って、雄型端子金
具44と雌型端子金具が接合される。このようにして、
両コネクタ1、40の嵌合が完了する。
【0037】次に、サブコネクタ10の組み付けが不完
全である場合について説明する。
【0038】サブコネクタ10の組み付けが浅くて不完
全である場合には、サブコネクタ10が、ホルダ20の
側端面28よりも側方に突出された状態となっている
(図6参照)。この状態で、上記と同様にして分割コネ
クタ1と相手側コネクタ40との嵌合を行おうとする
と、サブコネクタ10におけるホルダ20からの突出部
分16が、フード部42の開口縁42Cと干渉する。こ
のため、ホルダ20をフード部42内に進入させること
ができず、両コネクタ1、40の嵌合が規制される(図
7参照)。
【0039】以上のように本実施形態によれば、サブコ
ネクタ10は、分割コネクタ1の側方から、すなわち相
手側コネクタ40との嵌合方向と交差する方向を組み付
け方向として組み付けられる。そして、サブコネクタ1
0が半挿入の状態で相手側コネクタ40との嵌合を行お
うとした場合には、サブコネクタ10における突出部分
16がフード部42の開口縁42Cと干渉することによ
り、ホルダ20のフード部42内への嵌入が規制され
る。これにより、サブコネクタ10が半挿入の状態で両
コネクタ1、40が誤って嵌合されることが防止され
る。このため、サブコネクタ10が正しく正規位置に挿
入されているかどうかを確認するための半挿入検知機構
等を設ける必要がなく、コネクタの構造を簡略化でき
る。
【0040】<第2実施形態>以下、本発明の分割コネ
クタを具体化した第2実施形態について、図8〜図13
を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、各コネクタ2、40が互いに相手方と嵌合する面側
をそれぞれ前側とし、これとは逆の面側を後側として説
明する。また、第1実施形態と同様の構成については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0041】本実施形態の分割コネクタ2の第1実施形
態との主たる相違点は、サブコネクタ50が、ホルダ6
0に対して下方から組み付けられる構成とされた点であ
る。
【0042】サブコネクタ50は、第1実施形態と同様
に、合成樹脂によって略直方体状に形成されており、そ
の内部には、雌型端子金具を収容可能な複数個のキャビ
ティ51が、複数段に分かれて整列して形成されている
(図8参照)。また、サブコネクタ50の両側面におけ
る後端位置には、一対のガイドリブ52が、それぞれ上
下方向に渡って設けられている。
【0043】このサブコネクタ50が取り付けられるホ
ルダ60は、合成樹脂により横長方形の略板状に形成さ
れた本体部61を備えている(図8参照)。この本体部
61の下面側には、4枚の仕切り壁62が、それぞれ前
後方向に渡って形成されている。4枚の仕切り壁62の
うち2枚は、ホルダ60の左右両端に設けられ、残りの
2枚はホルダ60の幅方向中央位置よりもやや端部より
の位置にそれぞれ形成されており、これらの仕切り壁6
2によって、ホルダ60の下面側の空間は幅方向にほぼ
三等分されている。そして、この仕切り壁62で仕切ら
れた3つの空間は、サブコネクタ50を組み付けるため
の3つの組付部63とされている。各組付部63におい
て、仕切り壁62の後端位置には、それぞれ上下方向に
渡ってガイド溝64が凹設されており、このガイド溝6
4にサブコネクタ50のガイドリブ52が嵌まり込むこ
とによって、サブコネクタ50のホルダ60への挿入が
案内されるようになっている(図9参照)。
【0044】各組付部63の後端には、後壁65が形成
されている。後壁65は、サブコネクタ50が組み付け
られた時に、サブコネクタ50の後端面のうち上側3分
の1程度を覆うように形成されていて、これによりサブ
コネクタ50の後方への抜けを規制している。そして、
それよりも下側のキャビティ51が開口している部分は
後方へ開放されていて、電線を後方へ導出可能なように
なっている。また、後壁65において左右方向の中央位
置には、一対の切り欠きが並列して設けられることで、
前後方向へ撓み可能な片持ち状のロック片66が形成さ
れている。ロック片66の自由端には、前方へ突出する
鉤部66Aが形成されており、サブコネクタ50を組み
付けた時に、この鉤部66Aがサブコネクタ50の後面
に形成された係止孔(図示せず)に嵌まり込むことによ
って、サブコネクタ50が正規の組み付け位置に保持さ
れるようになっている。
【0045】また、本体部61における組付部63より
も上方の領域には、第1実施形態と同様の形状のレバー
収容空間67が形成されており、このレバー収容空間6
7内には、レバー30が収容されている。
【0046】相手側コネクタ40の構成については、第
1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0047】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。
【0048】分割コネクタ2の組み付けに際しては、ホ
ルダ60の各組付部63にサブコネクタ50を組み付け
る。具体的には、ガイドリブ52をガイド溝64に整合
させるようにして、サブコネクタ50を組付部63に下
方から進入させる(図8参照)。そして、サブコネクタ
50を、その上面が組付部63の天井面に突き当たるま
で移動させて、正規嵌合位置に至らしめる。すると、ロ
ック片66の鉤部66Aがサブコネクタ50の係止孔に
嵌まり込むことによって、サブコネクタ50が正規の組
み付け位置に係止される。このようにサブコネクタ50
が正規位置に組み付けられた状態では、サブコネクタ5
0の下端面53が、ホルダ60における仕切り壁62の
下端面62Aと面一となる(図10、図11参照)。こ
のようにして、分割コネクタ2の組み付けが完了する。
【0049】このとき、レバー30は板状に形成され
て、その板面がホルダ60における本体部61の板面6
1Aに沿うように取り付けられている。したがって、サ
ブコネクタ50や電線がレバー30と干渉することを回
避でき、取り付けを容易に行うことができる。
【0050】次に、この分割コネクタ2を、第1実施形
態と同様にして相手側コネクタ40に嵌合させる。この
とき、サブコネクタ50が正規位置に挿入されていれ
ば、サブコネクタ50はフード部42の開口縁42Cと
干渉せず、ホルダ60は相手側コネクタ40のフード部
42内に収容される。これに伴って、雄型端子金具44
と雌型端子金具が接合される。
【0051】しかし、サブコネクタ50の組み付けが浅
くて不完全である場合には、ホルダ60における組付部
63の下端側からサブコネクタ50の下端部が下方に突
出された状態となっている(図12参照)。この状態
で、上記と同様にして分割コネクタ2と相手側コネクタ
40との嵌合を行おうとすると、サブコネクタ50にお
けるホルダ60からの突出部分54がフード部42の開
口縁42Cと干渉する。このため、分割コネクタ2をフ
ード部42内に進入させることができず、両コネクタ
2、40の嵌合が規制される(図13参照)。
【0052】以上のように本実施形態においても、サブ
コネクタ50が半挿入の状態では、ホルダ60のフード
42部へ嵌入が規制され、両コネクタ2、40が誤って
嵌合されることが防止される。このため、サブコネクタ
50が正しく正規位置に挿入されているかどうかを確認
するための半挿入検知機構等を設ける必要がなく、コネ
クタの構造を簡略化できる。
【0053】<第3実施形態>以下、本発明の分割コネ
クタを具体化した第2実施形態について、図14〜図1
9を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明にお
いて、各コネクタ3、40が互いに相手方と嵌合する面
側をそれぞれ前側とし、これとは逆の面側を後側として
説明する。また、第1実施形態と同様の構成については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施形態の分割コネクタ3の第1実施形
態との主たる相違点は、一部のサブコネクタ70が、ホ
ルダ80に対して前方から組み付けられる構成とされた
点である。
【0055】サブコネクタ70は、第1実施形態と同様
に、合成樹脂によって略直方体状に形成されており、そ
の内部には、雌型端子金具を収容可能な複数個のキャビ
ティ77が、複数段に分かれて整列して形成されている
(図14参照)。
【0056】3つのサブコネクタ70のうち、ホルダ8
0の左右両端に組み付けられるサブコネクタ70A、7
0Cには、第1実施形態と同様の形状のガイドリブ71
A、71C、係合突部72A、72Cおよび側壁73
A、73Cが形成されている。一方、ホルダ80の真中
に組み付けられるサブコネクタ70Bにおいては、ガイ
ドリブ71B、および係合突部72Bは、左右方向では
なく前後方向に渡って設けられている。そして、その前
端部には、前後方向に延びる前壁73Bが形成されてい
る。
【0057】このサブコネクタ70が取り付けられるホ
ルダ80は、合成樹脂により横長方形の略板状に形成さ
れた本体部81を備えている(図14参照)。この本体
部81の下面側には、サブコネクタ70を組み付けるた
めの3つの組付部82が、左右方向に並列して形成され
ている。3つの組付部82のうち左右の組付部82A、
82Cにおいては、第1実施形態と同様に、一対のガイ
ド溝83A、83C、係合凹部84A、84Cが幅方向
に渡って設けられるとともに、左右の端部には段付部8
5A、85Cが凹設されている。一方、真中に位置する
組付部82Bにおいては、ガイド溝83Bおよび係合凹
部84Bは、左右両端からやや内側よりの位置に、それ
ぞれ前後方向に渡って凹設されている。そして、段付部
85Bは、組付部82Bの前端部に、左右方向に渡って
設けられている。
【0058】また、本体部81における組付部82より
も上方の領域には、第1実施形態と同様の形状のレバー
収容空間86が形成されており、このレバー収容空間8
6内には、レバー30が収容されている。
【0059】相手側コネクタ40の構成については、第
1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0060】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。
【0061】分割コネクタ3の組み付けに際しては、ホ
ルダ80の各組付部82にサブコネクタ70を組み付け
る(図14参照)。具体的には、各サブコネクタ70の
係合突部72を、各組付部82の係合凹部84に整合さ
せるようにして、ガイドリブ71をホルダ80のガイド
溝83に進入させる。
【0062】ここで、左右の組付部82A、82Cに組
み付けられるサブコネクタ70A、70Cについては、
それぞれホルダ80の左方、右方からガイドリブ71を
ガイド溝83に進入させ、真中へ向かって滑らせてい
く。また、真中の組付部82Bに組付けられるサブコネ
クタ70Bについては、ホルダ80の前方からガイドリ
ブ12をガイド溝23に進入させ、後方へ滑らせてい
く。
【0063】そして、各サブコネクタ70を、側壁73
A、73Cまたは前壁73Bがホルダ80の段付部85
に当接されるまで移動させて、正規嵌合位置に至らしめ
る。このようにサブコネクタ70が正規位置に組み付け
られた状態では、左右のサブコネクタ70A、70Cの
側端面74A、74Cがホルダ80の側端面87と、ま
た真中のサブコネクタ70Bの前端面75がホルダ80
の前端面88と面一となる。このようにして、分割コネ
クタ3の組み付けが完了する。
【0064】このとき、ホルダ80の本体部81は板状
に形成されており、その下面側に組付部82が設けられ
ている。一方、サブコネクタ70の上面側にはガイドリ
ブ71が設けられ、サブコネクタ70とホルダ80とが
面で組み付けられるようになっている。さらに、レバー
30も板状に形成されて、その板面がホルダ80におけ
る本体部81の板面81Aに沿うように取り付けられて
いる。したがって、第1実施形態と同様に、サブコネク
タ70や電線がホルダ80およびレバー30と干渉する
ことがなく、取り付けを容易に行うことができる。
【0065】次に、この分割コネクタ3を、第1実施形
態と同様にして相手側コネクタ40に嵌合させる。この
とき、サブコネクタ70が正規位置に挿入されていれ
ば、サブコネクタ70はフード部42の開口縁42Cと
干渉せず、ホルダ60は相手側コネクタ40のフード部
42内に収容される。
【0066】しかし、左右のサブコネクタ70A、70
Cの組み付けが浅くて不完全である場合には、サブコネ
クタ70A、70Cが、ホルダ80における組付部82
の側端面87よりも側方に突出された状態となっている
(図15参照)。この状態で、上記と同様にして分割コ
ネクタ3と相手側コネクタ40との嵌合を行おうとする
と、サブコネクタ70A、70Cにおけるホルダ80か
らの突出部分76がフード部42の開口縁42Cと干渉
する。このため、ホルダ80をフード部42内に進入さ
せることができず、両コネクタ3、40の嵌合が規制さ
れる(図16参照)。
【0067】また、中央のサブコネクタ70Bの組み付
けが浅くて不完全である場合には、ホルダ80の前端面
88からサブコネクタ70Bが前方に突出された状態と
なっている(図17参照)。この状態で、上記と同様に
して分割コネクタ3と相手側コネクタ40との嵌合を行
うと、レバー30の回動に伴ってホルダ80が相手側コ
ネクタ40のフード部42内に進入していく。そして、
サブコネクタ70Bの前端面75がフード部42の奥端
面42Aに当接し、ホルダ80はそれよりもやや後方に
位置した状態となる(図18参照)。
【0068】この状態で、さらにレバー30を回動させ
ていくと、ホルダ80はさらにフード部42の奥端面4
2Aに向かって進入する。これに伴って、サブコネクタ
70Bはフード部42の奥端面42Aに押圧され、ホル
ダ80に対して後方へ移動していく。そして、レバー3
0が嵌合完了位置まで回動されると、ホルダ80はフー
ド部42内の奥端面42Aと当接する位置まで挿入され
る。この状態では、サブコネクタ70Bはその前端面7
5がホルダ80の前端面88と面一となる位置、すなわ
ちホルダ80に対して正規の組み付け位置まで挿入され
た状態となる(19参照)。
【0069】このように、分割コネクタ3の相手側コネ
クタ40への嵌合完了と同時に、サブコネクタ70Bの
ホルダ80への正規位置への組み付けが完了する。
【0070】以上のように本実施形態においては、左右
のサブコネクタ70A、70Cが半挿入の状態では、両
コネクタ3、40が誤って嵌合されることが防止され
る。また、中央のサブコネクタ70Bが半挿入の状態で
相手側コネクタ40との嵌合を行ったとしても、嵌合動
作に伴い、サブコネクタ70Bは相手側コネクタ40の
奥端面42Aに押圧されて正規の組み付け位置に移動す
る。このため、サブコネクタ70が正しく正規位置に挿
入されているかどうかを確認するための半挿入検知機構
等を設ける必要がなく、コネクタの構造を簡略化でき
る。
【0071】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。 (1)上記各実施形態においては、3つのサブコネクタ
がホルダに対して組み付けられているが、本発明によれ
ば、サブコネクタの数は必ずしも本実施形態の限りでは
なく、2つ以下、あるいは4つ以上であってもよいこと
は勿論である。 (2)上記各実施形態においては、雌型コネクタが分割
コネクタであるが、本発明によれば、分割コネクタの種
類は必ずしも本実施形態の限りではなく、例えば雄型コ
ネクタが分割コネクタであってもよい。また、雌型、雄
型双方のコネクタが分割コネクタであってもよい。 (3)複数個のサブコネクタのホルダに対する組み付け
方向の組み合せは、上記実施形態に限るものではなく、
例えば一部のサブコネクタが側方から、他のサブコネク
タが下方から組み付けられていてもよく、あるいは一部
のサブコネクタが下方から、他のサブコネクタが前方か
ら組み付けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の分割コネクタにおけるサブコネ
クタおよびホルダの上面図
【図2】第1実施形態の分割コネクタにおけるサブコネ
クタおよびホルダの正面図
【図3】第1実施形態の分割コネクタにおけるホルダの
側面図
【図4】第1実施形態の分割コネクタを組み付けた正面
【図5】第1実施形態の分割コネクタを組み付けた側断
面図
【図6】第1実施形態の分割コネクタにおいて組み付け
が浅い場合の相手側コネクタとの嵌合前の様子を示す図
【図7】第1実施形態の分割コネクタにおいて組み付け
が浅い場合の相手側コネクタとの嵌合中の様子を示す図
【図8】第2実施形態の分割コネクタにおけるサブコネ
クタおよびホルダの正面図
【図9】第2実施形態の分割コネクタにおけるホルダの
底面図
【図10】第2実施形態の分割コネクタを組み付けた正
面図
【図11】第2実施形態の分割コネクタを組み付けた底
面図
【図12】第2実施形態の分割コネクタにおいて組み付
けが浅い場合の相手側コネクタとの嵌合前の様子を示す
【図13】第2実施形態の分割コネクタにおいて組み付
けが浅い場合の相手側コネクタとの嵌合中の様子を示す
【図14】第3実施形態の分割コネクタにおけるサブコ
ネクタおよびホルダの正面図
【図15】第3実施形態の分割コネクタにおいて左右の
サブコネクタの組み付けが浅い場合の相手側コネクタと
の嵌合前の様子を示す図
【図16】第3実施形態の分割コネクタにおいて左右の
サブコネクタの組み付けが浅い場合の相手側コネクタと
の嵌合中の様子を示す図
【図17】第3実施形態の分割コネクタにおいて真中の
サブコネクタの組み付けが浅い場合の相手側コネクタと
の嵌合前の様子を示す図
【図18】第3実施形態の分割コネクタにおいて真中の
サブコネクタの組み付けが浅い場合の相手側コネクタと
の嵌合中の様子を示す図
【図19】第3実施形態の分割コネクタにおいて真中の
サブコネクタの組み付けが浅い場合の相手側コネクタと
の嵌合後の様子を示す図
【符号の説明】
1、2、3…分割コネクタ 10、50、70…サブコネクタ 11、51、77…キャビティ 12、71…ガイドリブ(被組付部) 20、60、80…ホルダ 21、61、81…本体部 21A、61A、81A…板面 22、63、82…組付部 30…レバー 30A…板面 40…相手側コネクタ 42…フード部 42A…開口縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA11 FA14 FA16 FA20 FC31 FC36 HA07 HB02 HC06 HC31 KA05 5E087 EE02 EE11 EE14 GG32 HH01 HH04 JJ03 JJ08 MM08 QQ04 RR25 RR26 RR36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具を収容可能なキャビティが設け
    られたサブコネクタと、 前記サブコネクタを組み付け可能な組付部が設けられる
    とともに相手側コネクタに備えられたフード部の内部に
    嵌入可能とされたホルダとを備えた分割コネクタであっ
    て、 前記サブコネクタは、前記分割コネクタにおいて前記相
    手側コネクタとの嵌合方向と平行な面側または前記相手
    側コネクタと嵌合される面側から、嵌合方向と交差する
    方向または嵌合方向とは逆向きの方向を組み付け方向と
    して前記組付部に組み付けられることを特徴とする分割
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記サブコネクタのうち嵌合方向と平行
    な面側から組み付けられるサブコネクタは、正規の組み
    付け位置にあるときには前記フード部と非干渉となるこ
    とで前記ホルダの前記フード部内への嵌入を許容する一
    方、前記サブコネクタが正規の組み付け位置から離脱方
    向へ後退した位置にあるときには嵌合方向と交差する方
    向に突出して前記フード部の開口縁と干渉することで前
    記ホルダの前記フード部内への嵌入を規制するようにさ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の分割コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダには板状の本体部が備えら
    れ、この本体部の一面側に前記組付部が形成されるとと
    もに、前記サブコネクタにおいて前記ホルダと対向する
    面には前記組付部に係合可能な被組付部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分
    割コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダには、板状に形成されて前記
    相手側コネクタとのカム作用によって前記分割コネクタ
    と前記相手側コネクタとの嵌合を助勢するレバーが備え
    られるとともに、前記レバーはその板面が前記ホルダの
    板面に沿うようにして取り付けられていることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の分割コネク
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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