JP5867280B2 - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5867280B2 JP5867280B2 JP2012106767A JP2012106767A JP5867280B2 JP 5867280 B2 JP5867280 B2 JP 5867280B2 JP 2012106767 A JP2012106767 A JP 2012106767A JP 2012106767 A JP2012106767 A JP 2012106767A JP 5867280 B2 JP5867280 B2 JP 5867280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- heater
- output value
- carbon monoxide
- concentration sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
また請求項13に係る発明は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、燃料電池からの未使用の燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、通電されることにより第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、通電されることにより第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、第1ヒータまたは第2ヒータを通電させているときに一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、第1ヒータまたは第2ヒータを通電させる前に一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた第1ヒータまたは第2ヒータを非通電させた後に一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、第1燃焼部、第2燃焼部、一酸化炭素濃度センサ、および、燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、を備え、制御装置は、第2出力値が第1所定値を超えた場合には、第1ヒータを通電させることで第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部を昇温した後に第1ヒータを非通電させることで第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部が昇温されている間においては第2出力値または第3出力値と第1出力値との差が第2所定値より大きく、かつ、第1燃焼部降温部により第1燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、第1燃焼部が異常であり、一方、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部が昇温されている間においては差が第2所定値以下であり、かつ、第1燃焼部降温部により第1燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、第2燃焼部、一酸化炭素濃度センサ、および周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第4判定部と、を備えている。
さらに制御装置においては、第2燃焼部昇温部が、第2出力値が第1所定値を超えた場合には、第2ヒータを通電させることで第2燃焼部の温度を上昇させ、第2燃焼部降温部が、第2燃焼部昇温部により第2燃焼部を昇温した後に第2ヒータを非通電させることで第2燃焼部の温度を下降させ、第2判定部が、第2燃焼部昇温部により第2燃焼部が昇温されている間においては第1出力値が第1所定値より小さく、かつ、第2燃焼部降温部により第2燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、第2燃焼部昇温部により第2燃焼部が昇温されている間においては第1出力値が第1所定値以上であり、かつ、第2燃焼部降温部により第2燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、一酸化炭素濃度センサまたは/および周囲環境が異常であると判定する。これにより、一酸化炭素濃度センサの出力値が第1所定値より高い場合に、その原因が、第1燃焼部または/および第2燃焼部にあるか、または、一酸化炭素濃度センサまたは/および周囲環境にあるか、を確実に特定(判別)することができる。
上記のように構成した請求項13に係る発明においては、制御装置は、第2出力値が第1所定値を超えた場合には、第1ヒータを通電させることで第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部を昇温した後に第1ヒータを非通電させることで第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部が昇温されている間においては第2出力値または第3出力値と第1出力値との差が第2所定値より大きく、かつ、第1燃焼部降温部により第1燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、第1燃焼部が異常であり、一方、第1燃焼部昇温部により第1燃焼部が昇温されている間においては差が第2所定値以下であり、かつ、第1燃焼部降温部により第1燃焼部が降温されている間においては第3出力値が第1所定値以上である場合には、第2燃焼部、一酸化炭素濃度センサ、および周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第4判定部と、を備えている。これにより、一酸化炭素濃度センサの出力値が第1所定値より高い場合に、第2出力値または第3出力値と第1出力値との差が第2所定値より大きいか否かに基づいて、その原因が、第1燃焼部にあるか、または、第2燃焼部、一酸化炭素濃度センサ、および周囲環境の少なくともいずれかにあるか、を確実に特定(判別)することができる。
(化1)
H2+O2−→H2O+2e−
(化2)
CO+O2−→CO2+2e−
(化3)
1/2O2+2e−→O2−
第2燃焼部28の燃焼触媒劣化とCO濃度との関係について図4を参照して説明する。図4においては、横軸に第2燃焼部温度T2、縦軸にCO濃度が規定値CO1であるガスを流入させた際における第2燃焼部28の下流のCO濃度(第2燃焼部出口CO濃度)を示している。第2燃焼部温度T2が第2燃焼部28の燃焼触媒の触媒活性温度範囲内にある場合には、第2燃焼部温度T2と第2燃焼部出口CO濃度とは、第2燃焼部温度T2が大きくなるに従って第2燃焼部出口CO濃度が小さくなるという関係にある。
制御装置60は、CO濃度センサ46aが異常であると判定した場合(ステップ134にて「NO」と判定)には、CO濃度センサ46aが故障である状態(第3エラー状態)を確定(特定)しその旨をユーザに発報する(ステップ136)。また、ユーザは、表示されたエラー状態から故障部分を交換することが可能となる。一方、制御装置60は、CO濃度センサ46aが正常であると判定した場合(ステップ134にて「YES」と判定)には、燃料電池システムの再起動を実行する(ステップ138)。
このように、燃料電池システムの再起動後に、第1警告状態が再発したことを確認することで、第1燃焼部26または/および第2燃焼部28が異常であることを確実に判定することができる。
上述した第1実施形態においては、燃焼触媒ヒータ28aを一時的に通電し、通電・非通電における第2燃焼部28からの排気ガス中の各CO濃度から異常状態を判別したが、燃焼触媒ヒータ28aの通電・非通電に代えて着火ヒータ26a1,26a2を通電・非通電するようにしてもよい。この場合について、図6を参照して説明する。第1実施形態と同一の制御については同一符号を付してその説明を省略する。
上述した第1実施形態においては、燃焼触媒ヒータ28aの通電中におけるCO濃度センサ46aの出力値(第1出力値)と燃焼触媒ヒータ28aを通電した後に非通電した後におけるCO濃度センサ46aの出力値(第3出力値)とにより異常状態を判定しているが、燃焼触媒ヒータ28aの通電中におけるCO濃度センサ46aの出力値(第1出力値)と燃焼触媒ヒータ28aを通電する前におけるCO濃度センサ46aの出力値(第2出力値)とにより異常状態を判定するようにしてもよい。この場合について、図7を参照して説明する。第1実施形態と同一の制御については同一符号を付してその説明を省略する。
上述した第1実施形態においては、燃焼触媒ヒータ28aを一時的に通電し、通電・非通電における第2燃焼部28からの排気ガス中の各CO濃度から異常状態を判別したが、燃焼触媒ヒータ28aの通電・非通電に加えて着火ヒータ26a1,26a2を通電・非通電するようにしてもよい。この場合について、図8,9を参照して説明する。第1および第2実施形態と同一の制御については同一符号を付してその説明を省略する。
上述した第2実施形態においては、着火ヒータ26a1,26a2を一時的に通電し、通電・非通電における第2燃焼部28からの排気ガス中の各CO濃度から異常状態を判別したが、着火ヒータ26a1,26a2の通電・非通電に加えて燃焼触媒ヒータ28aを通電・非通電するようにしてもよい。この場合について、図10,11を参照して説明する。第1および第2実施形態と同一の制御については同一符号を付してその説明を省略する。
さらに、第3および第4実施形態を組み合わせた例について説明する。本第7実施形態は、図8に示す第5実施形態において、ステップ114から120までの処理を省略し、ステップ112の処理後にステップ122の処理を実行する。他の処理は、第5実施形態と同様である。
なお、上述した第1〜第8実施形態は、定常運転中において適用される。
第2燃焼部128の下流の排気管46には、上述したCO濃度センサ46aと同様なCO濃度センサ146aが配設されている。
Claims (15)
- 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部を昇温した後に前記第2ヒータを非通電させることで前記第2燃焼部の温度を下降させる第2燃焼部降温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第2判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部を昇温した後に前記第1ヒータを非通電させることで前記第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および前記周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第4判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第1判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および前記周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第3判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部を昇温した後に前記第2ヒータを非通電させることで前記第2燃焼部の温度を下降させる第2燃焼部降温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第2判定部と、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部を昇温した後に前記第1ヒータを非通電させることで前記第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第2燃焼部が異常であると判定する第4判定部と、
前記第4判定部による判定後において、前記一酸化炭素濃度センサを校正した後に、その校正した一酸化炭素濃度センサが正常であるか否かを判定する一酸化炭素濃度センサ判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部を昇温した後に前記第1ヒータを非通電させることで前記第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、または前記周囲環境が異常であると判定する第4判定部と、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部を昇温した後に前記第2ヒータを非通電させることで前記第2燃焼部の温度を下降させる第2燃焼部降温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値より小さく、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第2燃焼部が異常であり、一方、前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第1出力値が前記第1所定値以上であり、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第2判定部と、
前記第2判定部による判定後において、前記一酸化炭素濃度センサを校正した後に、その校正した一酸化炭素濃度センサが正常であるか否かを判定する一酸化炭素濃度センサ判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第1判定部と、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記第2燃焼部が異常であると判定する第3判定部と、
前記第3判定部による判定後において、前記一酸化炭素濃度センサを校正した後に、その校正した一酸化炭素濃度センサが正常であるか否かを判定する一酸化炭素濃度センサ判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、または前記周囲環境が異常であると判定する第3判定部と、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間において、前記第1出力値が前記第1所定値より小さくなる場合には、前記第2燃焼部が異常であり、一方、前記第1出力値が前記第1所定値以上のままである場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第1判定部と、
前記第1判定部による判定後において、前記一酸化炭素濃度センサを校正した後に、その校正した一酸化炭素濃度センサが正常であるか否かを判定する一酸化炭素濃度センサ判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、前記制御装置は、
前記判定部による判定後において、前記一酸化炭素濃度センサを校正した後に、その校正した一酸化炭素濃度センサが正常であるか否かを判定する一酸化炭素濃度センサ判定部を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間において、前記第2出力値または前記第3出力値と前記第1出力値との差が第2所定値より大きくなる場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記差が前記第2所定値以下である場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第1判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第2ヒータを通電させることで前記第2燃焼部の温度を上昇させる第2燃焼部昇温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部を昇温した後に前記第2ヒータを非通電させることで前記第2燃焼部の温度を下降させる第2燃焼部降温部と、
前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記第2出力値または前記第3出力値と前記第1出力値との差が第2所定値より大きく、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部または/および第2燃焼部が異常であり、一方、前記第2燃焼部昇温部により前記第2燃焼部が昇温されている間においては前記差が前記第2所定値以下であり、かつ、前記第2燃焼部降温部により前記第2燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記一酸化炭素濃度センサまたは/および前記周囲環境が異常であると判定する第2判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間において、前記第2出力値または前記第3出力値と前記第1出力値との差が第2所定値より大きくなる場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記差が前記第2所定値以下である場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および前記周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第3判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池からの未使用の前記燃料を含む可燃性ガスを導入し酸化剤ガスで燃焼して燃焼ガスを導出する第1燃焼部と、
前記第1燃焼部から排気される未使用の可燃性ガスを導入し燃焼して導出する第2燃焼部と、
前記第2燃焼部から外部に排出される排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素濃度センサと、
通電されることにより前記第1燃焼部を加熱するヒータである第1ヒータと、
通電されることにより前記第2燃焼部を加熱するヒータである第2ヒータと、
前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させているときに前記一酸化炭素濃度センサから取得した第1出力値、および、前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを通電させる前に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第2出力値、または、通電されていた前記第1ヒータまたは前記第2ヒータを非通電させた後に前記一酸化炭素濃度センサから取得した第3出力値から、前記第1燃焼部、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および、前記燃料電池システムの周囲環境のいずれかに異常があるか否かを判定する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2出力値が第1所定値を超えた場合には、前記第1ヒータを通電させることで前記第1燃焼部の温度を上昇させる第1燃焼部昇温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部を昇温した後に前記第1ヒータを非通電させることで前記第1燃焼部の温度を下降させる第1燃焼部降温部と、
前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記第2出力値または前記第3出力値と前記第1出力値との差が第2所定値より大きく、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第1燃焼部が異常であり、一方、前記第1燃焼部昇温部により前記第1燃焼部が昇温されている間においては前記差が前記第2所定値以下であり、かつ、前記第1燃焼部降温部により前記第1燃焼部が降温されている間においては前記第3出力値が前記第1所定値以上である場合には、前記第2燃焼部、前記一酸化炭素濃度センサ、および前記周囲環境の少なくともいずれかが異常であると判定する第4判定部と、
を備えている燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項において、前記第1燃焼部または/および前記第2燃焼部が燃焼触媒による触媒燃焼方式である燃料電池システム。
- 請求項1乃至請求項13のいずれか一項において、前記第1燃焼部の温度または/および前記第2燃焼部の温度を温度センサで検出している燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012106767A JP5867280B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012106767A JP5867280B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | 燃料電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013235697A JP2013235697A (ja) | 2013-11-21 |
JP5867280B2 true JP5867280B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=49761670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012106767A Expired - Fee Related JP5867280B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5867280B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6264121B2 (ja) | 2014-03-20 | 2018-01-24 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
JP6361422B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2018-07-25 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
US9966620B2 (en) * | 2014-11-25 | 2018-05-08 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Hydrogen generator and fuel cell system |
JP2017033631A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-09 | アイシン精機株式会社 | 固体酸化物形燃料電池スタック、固体酸化物形燃料電池モジュールおよび固体酸化物形燃料電池システム |
JP2017033627A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-09 | アイシン精機株式会社 | 固体酸化物形燃料電池スタック、固体酸化物形燃料電池モジュールおよび固体酸化物形燃料電池システム |
CN110993995B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-02-12 | 江苏大学 | 一种燃料电池燃烧式尾气处理装置及其控制方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600087Y2 (ja) * | 1993-09-06 | 1999-09-27 | 株式会社ガスター | 燃焼装置 |
JP3436177B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2003-08-11 | 株式会社ノーリツ | 複合燃焼機器の燃焼改善方法及び燃焼改善装置 |
JP5057673B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2012-10-24 | 京セラ株式会社 | 固体酸化物形燃料電池における排熱回収システム |
WO2007142278A1 (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Panasonic Corporation | 燃料電池システム |
JP5253134B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-07-31 | 京セラ株式会社 | 燃料電池装置 |
JP5589641B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2014-09-17 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
JP5611709B2 (ja) * | 2010-08-05 | 2014-10-22 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
JP2011146397A (ja) * | 2011-03-14 | 2011-07-28 | Kyocera Corp | 発電装置 |
-
2012
- 2012-05-08 JP JP2012106767A patent/JP5867280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013235697A (ja) | 2013-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5786521B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5867280B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5789783B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5847617B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2010086917A (ja) | 燃料電池システム | |
WO2012081220A1 (ja) | 発電システム及びその運転方法 | |
JP5988701B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2013187118A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2015122251A (ja) | 燃料電池システム | |
US9178231B2 (en) | Fuel cell system and fuel cell system diagnosis method | |
JP6446949B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JPWO2012132181A1 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
EP3070774B1 (en) | Fuel cell system | |
JP6350036B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2019091658A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2017152303A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5850769B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6790655B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2010014302A (ja) | 着失火検出装置および着失火検出方法 | |
JP2016012528A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2022073460A (ja) | 発電システム | |
JP2019029246A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5834419B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2019067684A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2015138698A (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141111 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20141111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151221 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5867280 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |