JP5861534B2 - テープピックアップ装置及び方法 - Google Patents

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本願の開示する技術は、テープピックアップ装置及び方法に関する。
従来、接着層を有する長尺のテープをフィードし、このフィードされたテープを切断することでテープ片を得る装置が知られている。
特許第2769913号公報 特開平11−301916号公報
しかしながら、この種の装置では、得られたテープ片をハンド部により吸引して対象物に貼り付けた際に、テープ片に例えば皺や気泡等の不具合が生じる虞がある。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、得られたテープ片をハンド部により吸引して対象物に貼り付けた際に、テープ片に例えば皺や気泡等の不具合が生じることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、フィード部、ガイド部、ハンド部、及び、カッタ部を備えたテープピックアップ装置が提供される。フィード部は、テープをフィードする。ガイド部は、フィード部からフィードされたテープの先端が貼り付けられた状態で、テープが引っ張られる方向に移動される。ハンド部は、テープの先端にエアを噴射してテープの先端をガイド部に貼り付ける噴射機能と、ガイド部の移動に伴い引っ張られた状態にあるテープの先端側部分をエアを吸引して吸着する吸引機能とを有している。カッタ部は、テープのうちハンド部により吸着された先端側部分よりも後部を切断して先端側部分をテープ片とする。
本願の開示する技術によれば、得られたテープ片をハンド部により吸引して対象物に貼り付けた際に、テープ片に例えば皺や気泡等の不具合が生じることを抑制することができる。
第一実施形態に係るテープピックアップ装置を示す図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ装置のブロック図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第一実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第二実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第二実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第二実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第二実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第三実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第三実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第三実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第三実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第四実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。 第五実施形態に係るテープピックアップ方法を説明する図である。
[第一実施形態]
はじめに、本願の開示する技術の第一実施形態を説明する。
図1に示されるように、第一実施形態に係るテープピックアップ装置10は、テープ片生成部12と、ハンド部14とを備えている。
テープ片生成部12は、テープ16からテープ片18を生成するためのものであり、ロール部20と、フィード部22と、ガイド部24と、カッタ部26とを備えている。
ロール部20は、回転軸28により回転可能に支持されており、ロール状に巻かれた長尺のテープ16を保持している。テープ16は、例えばプリント基板等の対象物30に貼り付けられるラベル等とされている。このテープ16の裏面には、接着層32が設けられている。
フィード部22は、複数のローラ34〜36を有している。一対のローラ34,35は、互いに外周面が接している。この一対のローラ34,35の間には、ロール部20から導出されたテープ16が挿入されている。ローラ36は、一対のローラ34,35よりもテープ16の搬送方向の下流側に配置されており、一対のローラ34,35から送り出されたテープ16をガイドする。また、このフィード部22には、テープ16をフィードするためのテープ出口38が設けられている。このテープ出口38は、複数のローラ34〜36を収容する筐体40に形成されており、水平方向に開口されている。
ガイド部24は、図10に示されるように、板状に形成されており、テープ出口38に対して斜め下方に移動可能とされている。このガイド部24は、後述する如くテープ片18とされるテープ16の先端側部分16Aと対応する長さ(先端側部分16Aと同等の長さ)を有している。このガイド部24は、テープ16の先端16A1が貼り付けられる先端貼付部24A1を有している。このガイド部24における先端貼付部24A1よりも後側部分24A2には、非粘着処理が施されることにより非粘着層25が形成されている。この非粘着層25としては、例えば、フッ素樹脂等が用いられる。
図1に示されるカッタ部26は、筐体40に収容されており、ローラ36とテープ出口38との間に配置されている。このカッタ部26は、テープ16の搬送方向と交差する方向に移動可能とされており、移動に伴いテープ16を切断する。
ハンド部14は、テープ片生成部12により生成されたテープ片18を対象物30に搬送するためのものであり、後述するハンド駆動部54に設けられたアーム76に固定されている。このハンド部14は、後述するテープ片18と略同じ大きさの吸着面14Aを有している。この吸着面14Aには、エアを噴射及び吸引するための複数のエア噴射吸引口42が形成されている。つまり、このハンド部14は、エアを噴射する噴射機能と、エアを吸引する吸引機能とを有している。
また、このテープピックアップ装置10は、図2に示されるように、駆動部50と、検出部60と、制御部70とを備えている。
駆動部50は、フィード駆動部51、カッタ駆動部52、ガイド駆動部53、ハンド駆動部54、及び、エア噴射吸引部55を備えている。
フィード駆動部51は、図示しないモータを有しており、上述の一対のローラ34,35のうちいずれかを回転するよう駆動する。カッタ駆動部52は、例えば、直動アクチュエータ等とされており、上述のカッタ部26を移動させるよう駆動する。
ガイド駆動部53は、図10に示されるように、ラック71、ピニオンギア72、ギア73,74、及び、モータ75を有している。ラック71は、板状のガイド部24の裏面に設けられており、ピニオンギア72は、ラック71と噛合されている。ギア73は、ピニオンギア72及びギア74と噛合されており、ギア74は、モータ75の回転軸に固定されている。そして、このガイド駆動部53では、モータ75が駆動されると、このモータ75の回転力がギア73,74及びピニオンギア72を介してラック71に伝達され、ラック71と共にガイド部24が移動される。
図1,図2に示されるハンド駆動部54は、例えば、アーム76を有するロボット等とされており、ハンド部14の位置及び向きが変更されるようアーム76を駆動させる。
図2に示されるエア噴射吸引部55は、図示しない圧縮機や切替弁等を有し、エアを噴射及び吸引するよう駆動する。このエア噴射吸引部55のエア出入口は、図示しない配管等を介して上述のハンド部14の複数のエア噴射吸引口42と連通されている。
検出部60は、フィードセンサ61、カッタセンサ62、ガイドセンサ63、及び、ハンドセンサ64を備えている。
フィードセンサ61は、テープ16のフィード長さを検出するためのものである。このフィードセンサ61は、例えばロータリエンコーダ等とされており、上述の一対のローラ34,35や、フィード駆動部51のモータの回転角度に応じた信号を出力する。カッタセンサ62は、カッタ部26の位置を検出するためのものであり、カッタ部26の位置に応じた信号を出力する。
ガイドセンサ63は、ガイド部24の位置を検出するためのものであり、ガイド部24の位置に応じた信号を出力する。ハンドセンサ64は、ハンド部14の位置や向きを検出するためのものであり、ハンド部14の位置や向きに応じた信号を出力する。
制御部70は、例えば、演算素子や記憶装置等を有する電子回路とされている。この制御部70は、上述の各センサから出力された信号に基づき、以下の如く各駆動部を制御する。
次に、第一実施形態に係るテープピックアップ方法について説明する。
図示しない操作部から開始信号が出力され、この開始信号が制御部70に入力されると、制御部70によりフィード駆動部51が駆動される。そして、図3,図10に示されるように、後述するテープ片18(図1参照)の生成に必要な一定長さのテープ16がテープ出口38から水平方向にフィードされる。このとき、テープ出口38からフィードされたテープ16の先端側部分16Aは、ロール状に巻かれていたため、巻き癖等によりガイド部24上でカールする。また、この先端側部分16Aは、カールした状態で自重により下方に垂れ下がる。
続いて、制御部70によりハンド駆動部54が駆動される。そして、図4,図11に示されるように、ハンド部14がガイド部24の先端貼付部24A1と対向する位置へ移動される。このとき、図11のように、複数のエア噴射吸引口42のうちテープ出口38側に位置するエア噴射吸引口42がガイド部24の先端貼付部24A1と非粘着処理が施された後側部分24A2との境界に対応する位置に位置されるように、ハンド部14が移動される。
また、制御部70によりエア噴射吸引部55がエア噴射機能に切り替えられて駆動され、このエア噴射吸引部55からエアが噴射される。このエア噴射吸引部55から噴射されたエアは、図示しない配管等を介してハンド部14の複数のエア噴射吸引口42に供給される。
そして、この複数のエア噴射吸引口42からテープ16の先端16A1にエアが噴射されることにより、図12に示されるように、テープ16の先端16A1がガイド部24の先端貼付部24A1に貼り付けられる(仮止めされる)。このとき、より具体的には、テープ16の先端16A1のうちハンド部14に近い方から順にエアで押されることにより、テープ16の先端16A1が先端貼付部24A1に貼り付けられる。
次いで、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの噴射が停止される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、図5に示されるように、ハンド部14がガイド部24から遠ざけられる。また、このとき、図13に示されるように、ハンド部14は、吸着面14Aが下向きとされると共にこの吸着面14Aがテープ出口38とほぼ並ぶ位置に配置されるよう移動される。
そして、制御部70によりガイド駆動部53が駆動され、図5の下図に示されるように、ガイド部24がテープ出口38に対して斜め下方に移動される。これにより、テープ16の先端16A1が引っ張られ、テープ16のカールが解消される(図14も参照)。このテープ出口38に対する斜め下方への移動方向は、テープが引っ張られる方向の一例である。
続いて、制御部70によりエア噴射吸引部55がエア吸引機能に切り替えられて駆動され、複数のエア噴射吸引口42からエアが吸引される。また、この複数のエア噴射吸引口42からエアが吸引された状態で、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、図6に示される如く、ハンド部14が回動される。
このとき、ハンド部14は、図6の下図に示されるように、テープ出口38又はその周辺部を支点として吸着面14Aにおける回動端14A1がテープ16の先端側部分16Aに接近するように回動される。これにより、図7に示されるように、テープ出口38側からテープ16の先端側部分16Aがハンド部14の吸着面14Aに順次吸着される。また、ハンド部14の吸着面14Aがガイド部24と平行になるまでハンド部14が回動されると、テープ16の先端側部分16Aの全体が吸着面14Aに吸着された状態となる。
そして、制御部70によりカッタ駆動部52が駆動され、図8の上図に示されるように、カッタ部26が移動される。これにより、テープ16のうちハンド部14により吸着された先端側部分16Aよりも後部がカッタ部26により切断され、テープ16の先端側部分16Aによりテープ片18が生成される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、図8の下図に示されるように、テープ片18を吸引しているハンド部14がガイド部24から離される。
また、制御部70によりガイド駆動部53が逆方向に駆動され、図9に示されるように、ガイド部24が元の位置に移動される。
一方、テープ片18を吸引しているハンド部14は、図1の想像線(二点鎖線)で示されるように、対象物30上に移動される。また、このハンド部14が対象物30上に押し付けられることにより、テープ片18が対象物30上に貼り付けられる。テープ片18が対象物30上に貼り付けられると、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの吸引が停止される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、ハンド部14も元の位置に移動される。
そして、以上の動作が繰り返されることにより、複数のテープ片18が順次生成され、この複数のテープ片18が各対象物30に順に貼り付けられる。
次に、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、上述の第一実施形態によれば、フィード部22からテープ16の先端側部分16Aがフィードされた状態において、ハンド部14からテープ16の先端16A1にエアが噴射されてテープ16の先端16A1がガイド部24に貼り付けられる。そして、テープ16の先端16A1が貼り付けられたガイド部24が移動されることによりテープ16が引っ張られ、テープ16のカールが解消される。従って、ハンド部14に吸着されたテープ片18に皺が生じることを抑制することができる。これにより、このようにして得られたテープ片18をハンド部14により吸引して対象物30に貼り付けた際に、テープ片18に例えば皺や気泡等の不具合が生じることを抑制することができる。
また、テープ16のカール量は、ロール時に外周側に位置されていたテープ部分では小さく、ロール時に内周側に位置されていたテープ部分では大きくなる。ところが、上述の第一実施形態によれば、上述の如く、テープ16の先端16A1が貼り付けられたガイド部24を移動させることによりテープ16のカールを解消するので、カールの大きさのばらつきに対応することができる。
また、カールの大きさのばらつきに対応するために、カールを検出するための検出器等を用いる必要が無いので、制御部70による制御を容易にすることができる。
また、フィード部22に設けられたテープ出口38からテープ16を水平方向にフィードし、垂れ下がった状態にあるテープ16の先端側部分16Aをガイド部24がテープ出口38に対して斜め下方に移動されることにより引き伸ばす。このため、テープ16のカールをより円滑に解消することができる。
また、ハンド部14は、図6の下図に示されるように、テープ出口38又はその周辺部を支点として吸着面14Aにおける回動端14A1がテープ16の先端側部分16Aに接近するように回動される。これにより、図7に示されるように、テープ出口38側からテープ16の先端側部分16Aがハンド部14の吸着面14Aに順次吸着される。この結果、ハンド部14に吸着されたテープ片18に皺が生じることをより一層効果的に抑制することができる。
また、ガイド部24には、テープ16の先端16A1が貼り付けられる先端貼付部24A1よりも後側部分24A2に非粘着処理が施されている。従って、テープ16の後側部分16A2がガイド部24の後側部分24A2に接着されることを抑制することができる。これにより、ガイド部24からテープ16の先端側部分16Aが容易に剥離されるので、ハンド部14により先端側部分16Aを容易に吸着することができる。
なお、上述の第一実施形態において、ガイド部24は、テープ出口38に対して斜め下方に移動されていたが、鉛直方向に沿って下方に移動されても良い。
[第二実施形態]
次に、本願の開示する技術の第二実施形態を説明する。
第二実施形態では、上述の第一実施形態に対し、テープピックアップ装置10の構成が次の如く変更されている。
すなわち、図15に示されるように、ガイド部24は、テープ16の先端16A1と対応する長さ(先端16A1のみと接着される長さ)で形成されている。また、ガイド駆動部53は、ベルトコンベア81と、モータ82を有している。ガイド部24は、ベルトコンベア81の搬送面81Aに固定されている。ベルトコンベア81は、回転に伴い搬送面81Aが水平方向に沿って移動されるように配置されている。そして、このガイド駆動部53では、モータ82が駆動されると、ベルトコンベア81が回転し、ガイド部24が水平方向に移動される。
次に、第二実施形態に係るテープピックアップ方法について説明する。
図示しない操作部から開始信号が出力され、この開始信号が制御部70に入力されると、制御部70によりフィード駆動部51が駆動される。そして、図15の上図に示されるように、テープ16の先端16A1がテープ出口38からフィードされてガイド部24上に配置される。
続いて、制御部70によりハンド駆動部54が駆動される。そして、図15の下図に示されるように、ハンド部14がガイド部24と対向する位置へ移動される。また、制御部70によりエア噴射吸引部55がエア噴射機能に切り替えられて駆動され、複数のエア噴射吸引口42からテープ16の先端16A1にエアが噴射される。これにより、テープ16の先端16A1がガイド部24の先端貼付部24A1に貼り付けられる(仮止めされる)。そして、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの噴射が停止される。
次いで、制御部70によりフィード駆動部51が駆動され、図16に示されるように、テープ16がテープ出口38からフィードされる。このとき、後述するテープ片18の生成に必要な一定長さのテープ16がテープ出口38から水平方向にフィードされる。また、このとき、制御部70によりフィード駆動部51の駆動と共にガイド駆動部53が駆動され、ベルトコンベア81が回転する。そして、テープ出口38からテープ16がフィードされることに伴って、ガイド部24がテープ出口38から遠ざかるように水平方向に沿って移動される。これにより、図16の下図に示されるように、テープ16の先端16A1が引っ張られ、テープ16のカールが抑制される。このガイド部24の移動方向である水平方向は、テープが引っ張られる方向の一例である。
続いて、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、図17の上図に示されるように、ハンド部14がガイド部24に接近される。そして、制御部70によりエア噴射吸引部55がエア吸引機能に切り替えられて駆動され、複数のエア噴射吸引口42からエアが吸引される。これにより、テープ16の先端側部分16Aの全体が吸着面14Aに吸着された状態となる。
そして、制御部70によりカッタ駆動部52が駆動され、図17の下図に示されるように、カッタ部26が移動される。これにより、テープ16のうちハンド部14により吸着された先端側部分16Aよりも後部がカッタ部26により切断され、テープ16の先端側部分16Aによりテープ片18が生成される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、図18の上図に示されるように、テープ片18を吸引しているハンド部14がガイド部24から離される。
また、制御部70によりガイド駆動部53が駆動され、図18の下図に示されるように、ガイド部24が元の位置に移動される。
一方、テープ片18を吸引しているハンド部14は、図1の想像線(二点鎖線)で示されるように、対象物30上に移動され、これにより、テープ片18が対象物30上に貼り付けられる。テープ片18が対象物30上に貼り付けられると、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの吸引が停止される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、ハンドも元の位置に移動される。
そして、以上の動作が繰り返されることにより、複数のテープ片18が順次生成され、この複数のテープ片18が各対象物30に順に貼り付けられる。
次に、第二実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、上述の第二実施形態によれば、テープ出口38からテープ16がフィードされることに伴って、ガイド部24がテープ出口38から遠ざかるように水平方向に沿って移動される。そして、これにより、テープ16の先端16A1が引っ張られ、テープ16のカールが抑制される。従って、ハンド部14に吸着されたテープ片18に皺が生じることを抑制することができる。これにより、このようにして得られたテープ片18をハンド部14により吸引して対象物30に貼り付けた際に、テープ片18に例えば皺や気泡等の不具合が生じることを抑制することができる。
また、テープ16のカール量は、ロール時に外周側に位置されていたテープ部分では小さく、ロール時に内周側に位置されていたテープ部分では大きくなる。ところが、上述の第二実施形態によれば、上述の如く、テープ16の先端16A1が貼り付けられたガイド部24を移動させることによりテープ16のカールを抑制するので、カールの大きさのばらつきの影響を排除することができる。
また、カールの大きさのばらつきに対応するために、カールを検出するための検出器等を用いる必要が無いので、制御部70による制御を容易にすることができる。
また、フィード部22に設けられたテープ出口38からテープ16をフィードし、このテープ出口38からのテープ16のフィード方向に沿ってガイド部24が移動される。このため、フィード時におけるテープ16の屈曲が抑制されるので、テープ16のカールをより効果的に抑制することができる。
また、ガイド部24は、テープ16の先端16A1と対応する長さで形成されている。従って、図16の下図に示されるように、テープ16の先端16A1よりも後側部分16A2が接着されることを回避することができる。これにより、ガイド部24からテープ16の先端側部分16Aが容易に剥離されるので、ハンド部14により先端側部分16Aを容易に吸着することができる。
なお、上述の第二実施形態において、フィード部22は、テープ16を水平方向にフィードしていたが、その他の方向にフィードしても良い。また、ガイド部24も、テープ出口38からのテープ16のフィード方向であれば、水平方向以外の方向に移動されても良い。
[第三実施形態]
次に、本願の開示する技術の第三実施形態を説明する。
第三実施形態では、上述の第二実施形態に対し、テープピックアップ装置10の構成が次の如く変更されている。
すなわち、図19に示されるように、ガイド部24は、複数のガイド部材91〜96を有している。この複数のガイド部材91〜96は、可撓性を有する連結部材98により連結されている。複数のガイド部材91〜96のうち先頭のガイド部材91は、テープの先端が貼り付けられる先端貼付部の一例である。また、先頭のガイド部材91よりも後側のガイド部材92〜95は、先端貼付部よりも後側部分の一例である。この後続のガイド部材92〜95の表面には、非粘着処理が施されている。この非粘着処理としては、例えば、フッ素樹脂等が用いられる。
また、ガイド駆動部53は、複数のローラ101〜103及びモータ104を有している。複数のローラ101〜103は、水平方向に並んで配置されており、モータ104は、複数のローラ101〜103を回転させる。そして、このガイド駆動部53では、モータ104が駆動されると、複数のローラ101〜103が回転し、複数のガイド部材91〜95が順にテープ出口38から遠ざかるように水平方向に沿って移動される。
次に、第三実施形態に係るテープピックアップ方法について説明する。
図示しない操作部から開始信号が出力され、この開始信号が制御部70に入力されると、制御部70によりフィード駆動部51が駆動される。そして、図19の上図に示されるように、テープ16の先端16A1がテープ出口38からフィードされて先頭のガイド部材91上に配置される。
続いて、図19の下図に示されるように、ハンド部14が先頭のガイド部材91と対向する位置へ移動される。このとき、後続のガイド部材92〜96は、テープ出口38の下方に垂れ下がった状態とされる。また、複数のエア噴射吸引口42のうちテープ出口38側に位置するエア噴射吸引口42は、先頭のガイド部材91と後続のガイド部材92との境界に対応する位置(境界の上方位置)に位置される。
続いて、複数のエア噴射吸引口42からテープ16の先端16A1にエアが噴射される。これにより、テープ16の先端16A1が先頭のガイド部材91に貼り付けられる(仮止めされる)。そして、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの噴射が停止される。
次いで、図20に示されるように、テープ16がテープ出口38からフィードされる。このとき、後述するテープ片18の生成に必要な一定長さのテープ16がテープ出口38から水平方向にフィードされる。また、このとき、モータ104が駆動されることにより、テープ16の先端16A1が貼付られた先頭のガイド部材91がテープ出口38から遠ざかるように水平方向に沿って移動される。これにより、図20の下図に示されるように、テープ16の先端16A1が引っ張られ、テープ16のカールが抑制される。また、このとき、後続のガイド部材92〜95も、テープ出口38よりも下方に退避された状態から順にテープ出口38から遠ざかるように水平方向に沿って移動される。
続いて、図21の上図に示されるように、ハンド部14がガイド部24に接近され、複数のエア噴射吸引口42からエアが吸引される。これにより、テープ16の先端側部分16Aの全体が吸着面14Aに吸着された状態となる。
そして、図21の下図に示されるように、テープ16のうちハンド部14により吸着された先端側部分16Aよりも後部がカッタ部26により切断され、テープ16の先端側部分16Aによりテープ片18が生成される。また、図22の上図に示されるように、テープ片18を吸引しているハンド部14がガイド部24から離される。また、図22の下図に示されるように、ガイド部24が元の位置に移動される。
さらに、テープ片18を吸引しているハンド部14は、図1の想像線(二点鎖線)で示されるように、対象物30上に移動され、これにより、テープ片18が対象物30上に貼り付けられる。テープ片18が対象物30上に貼り付けられると、制御部70によりエア噴射吸引部55が停止され、複数のエア噴射吸引口42からのエアの吸引が停止される。また、制御部70によりハンド駆動部54が駆動され、ハンドも元の位置に移動される。
そして、以上の動作が繰り返されることにより、複数のテープ片18が順次生成され、この複数のテープ片18が各対象物30に順に貼り付けられる。
このように、この第三実施形態によれば、ガイド駆動部53が駆動されると、テープ16の先端16A1が貼り付けられる先頭のガイド部材91に続いて、後続のガイド部材92〜95が水平方向に移動される。従って、図21に示されるように、この後続のガイド部材92〜95によって、テープ16の先端16A1よりも後側部分16A2を支持することができる。これにより、テープ16の先端側部分16Aに皺が生じることを抑制することができる。
また、後続のガイド部材92〜95の表面には、非粘着処理が施されている。従って、テープ16の先端16A1よりも後側部分16A2が後続のガイド部材92〜95に接着されることを抑制することができる。これにより、ガイド部材91〜95からテープ16の先端側部分16Aが容易に剥離されるので、ハンド部14により先端側部分16Aを容易に吸着することができる。
[第四実施形態]
次に、本願の開示する技術の第四実施形態を説明する。
第四実施形態では、上述の第一実施形態に対し、テープピックアップ装置10の構成が次の如く変更されている。
すなわち、第四実施形態では、図23に示されるように、複数のガイド部材111〜114が用いられている。この複数のガイド部材111〜114は、いずれも板状に形成されており、互いに板厚方向に重ね合わされている。最も後側のガイド部材114は、筐体40に固定されている。なお、先端のガイド部材111は、ガイド部の一例である。
ガイド駆動部53は、複数のラック121〜123、複数のピニオンギア124〜126、複数のギア127〜130、回転軸131〜133、及び、モータ134を有している。複数のラック121〜123は、複数のピニオンギア124〜126とそれぞれ噛合されている。また、複数のピニオンギア124,125は、複数のギア129,130のそれぞれと噛合されている。また、ピニオンギア124とギア128は、回転軸131に固定されており、ピニオンギア125とギア129は、回転軸132に固定されている。同様に、ピニオンギア126とギア130は、回転軸133に固定されている。また、ギア127は、モータ134の回転軸に固定されている。
そして、このガイド駆動部53では、モータ134が駆動されると、このモータ134の回転力がギア127〜130及びピニオンギア124〜126を介してラック121〜123に伝達される。また、これにより、ラック121〜123と共に複数のガイド部材111〜113が移動される。つまり、複数のガイド部材111〜113は、伸縮可能な伸縮機構を形成しており、この複数のガイド部材111〜113が伸長されると、先端のガイド部材111がテープ出口38に対して斜め下方に移動される。そして、これにより、テープ16の先端16A1が引っ張られ、テープ16のカールが解消される。
なお、このガイド駆動部53では、一例として、複数のガイド部材111〜113の移動の割合をA,B,Cとすると、A:B:C=3:2:1となるように、複数のガイド部材111〜113の移動比率が設定されている。
この第四実施形態によれば、複数のガイド部材111〜113が収縮された状態で、テープ16の先端16A1にエアが噴射されると、テープ16の先端16A1が先端のガイド部材111に貼り付けられる。また、このテープ16の先端16A1よりも後側部分16A2が複数のガイド部材112〜114の角部112A〜114Aにそれぞれ接着される。従って、テープ16の先端側部分16Aの接着部を増やすことができるので、テープ16の先端16A1の剥がれを抑制しつつ、テープ16の先端16A1を引っ張ることができる。これにより、テープ16のカールをより一層効果的に解消することができる。
なお、上述の第四実施形態において、複数のガイド部材111〜113は、テープ出口38に対して斜め下方に移動されていたが、鉛直方向に沿って下方に移動されても良い。
[第五実施形態]
次に、本願の開示する技術の第五実施形態を説明する。
第五実施形態では、上述の第一実施形態に対し、テープピックアップ装置10の構成が次の如く変更されている。
すなわち、第五実施形態では、図24に示されるように、ベルトコンベア140が用いられている。このベルトコンベア140の搬送面140Aは、ガイド部の一例である。このベルトコンベア140は、回転に伴い搬送面140Aが斜め下方に移動されるように配置されている。また、搬送面140Aは、テープ片18とされるテープ16の先端側部分16Aと対応する長さを有している。この搬送面140Aには、テープ16の先端16A1が貼り付けられる先端貼付部140A1を有している。この搬送面140Aにおける先端貼付部140A1よりも後側部分140A2には、非粘着処理が施されることにより非粘着層145が形成されている。この非粘着層145としては、例えば、フッ素樹脂等が用いられる。
ガイド駆動部53は、複数のギア151〜153と、モータ154を有している。そして、このガイド駆動部53では、モータ154が駆動されると、ベルトコンベア140が回転し、搬送面140Aがテープ出口38に対し斜め下方に移動される。
このように、この第五実施形態によれば、ベルトコンベア140が用いられているので、簡単な構成により、テープ16の先端16A1を引っ張ることができる。
なお、上述の第五実施形態において、このベルトコンベア140は、回転に伴い搬送面140Aが斜め下方に移動されるように配置されていたが、搬送面140Aが鉛直方向に沿って下方に移動されるように配置されても良い。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
接着層を有するテープをフィードするフィード部と、
前記フィード部からフィードされた前記テープの先端が貼り付けられた状態で、前記テープが引っ張られる方向に移動されるガイド部と、
前記テープの先端にエアを噴射して前記テープの先端を前記ガイド部に貼り付ける噴射機能と、前記ガイド部の移動に伴い引っ張られた状態にある前記テープの先端側部分をエアを吸引して吸着する吸引機能とを有するハンド部と、
前記テープのうち前記ハンド部により吸着された前記先端側部分よりも後部を切断して前記先端側部分をテープ片とするカッタ部と、
を備えたテープピックアップ装置。
(付記2)
前記ハンド部は、前記フィード部から前記先端側部分がフィードされた状態において、前記テープの先端にエアを噴射する、
付記1に記載のテープピックアップ装置。
(付記3)
前記フィード部には、水平方向に開口し前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
前記ガイド部は、前記テープ出口に対して下方に移動される、
付記2に記載のテープピックアップ装置。
(付記4)
前記フィード部には、前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
前記ハンド部は、前記先端側部分を吸着する吸着面を有すると共に、前記テープ出口又はその周辺部を支点として前記吸着面における回動端が前記先端側部分に接近するようにエアを吸引しながら回動される、
付記2又は付記3に記載のテープピックアップ装置。
(付記5)
それぞれ板状に形成されると共に、互いに板厚方向に重ね合わされ、伸縮可能とされた複数のガイド部材を備え、
前記複数のガイド部材のうち先端のガイド部材は、前記ガイド部とされている、
付記2〜付記4のいずれか一つに記載のテープピックアップ装置。
(付記6)
前記ガイド部は、前記フィード部から前記テープがフィードされることに伴って前記テープが引っ張られる方向に移動される、
付記1に記載のテープピックアップ装置。
(付記7)
前記フィード部には、前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
前記ガイド部は、前記テープ出口からの前記テープのフィード方向に沿って移動される、
付記6に記載のテープピックアップ装置。
(付記8)
前記ガイド部は、前記テープの先端と対応する長さで形成されている、
付記6又は付記7に記載のテープピックアップ装置。
(付記9)
前記ガイド部には、前記テープの先端が貼り付けられる先端貼付部よりも後側部分に非粘着処理が施されている、
付記1〜付記8のいずれか一つに記載のテープピックアップ装置。
(付記10)
前記フィード部には、前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
前記ハンド部は、エアを噴射及び吸引する複数のエア噴射吸引口を有し、前記テープの先端にエアを噴射する際に、前記複数のエア噴射吸引口のうち前記テープ出口側に位置するエア噴射吸引口が前記ガイド部の先端貼付部と非粘着処理が施された後側部分との境界に対応する位置に位置されるように移動される、
付記9に記載のテープピックアップ装置。
(付記11)
フィード部からフィードされた接着層を有するテープの先端にエアを噴射して前記テープの先端をガイド部に貼り付け、
前記テープの先端が貼り付けられた前記ガイド部を前記テープが引っ張られる方向に移動させ、
前記ガイド部の移動に伴い引っ張られた状態にある前記テープの先端側部分をハンド部で吸着し、
前記テープのうち前記ハンド部により吸着された前記先端側部分よりも後部をカッタ部により切断して前記先端側部分からテープ片を得る、
テープピックアップ方法。
(付記12)
前記フィード部から前記先端側部分がフィードされた状態において、前記ハンド部から前記テープの先端にエアを噴射する、
付記11に記載のテープピックアップ方法。
(付記13)
前記フィード部に水平方向に開口して設けられたテープ出口から前記テープをフィードし、
前記ガイド部を前記テープ出口に対して下方に移動させる、
付記12に記載のテープピックアップ方法。
(付記14)
前記フィード部に設けられたテープ出口から前記テープをフィードし、
前記ハンド部として、前記先端側部分を吸着する吸着面を有するものを用い、前記テープ出口又はその周辺部を支点として前記吸着面における回動端が前記先端側部分に接近するように前記ハンド部をエアを吸引させながら回動させる、
付記12又は付記13に記載のテープピックアップ方法。
(付記15)
それぞれ板状に形成されると共に、互いに板厚方向に重ね合わされ、伸縮可能とされた複数のガイド部材を用いると共に、前記複数のガイド部材のうち先端のガイド部材を、前記ガイド部として用いる、
付記12〜付記14のいずれか一つに記載のテープピックアップ方法。
(付記16)
前記フィード部から前記テープがフィードされることに伴って前記ガイド部を前記テープが引っ張られる方向に移動させる、
付記11に記載のテープピックアップ方法。
(付記17)
前記フィード部に設けられたテープ出口から前記テープをフィードし、
前記テープ出口からの前記テープのフィード方向に沿って前記ガイド部を移動させる、
付記16に記載のテープピックアップ方法。
(付記18)
前記ガイド部として、前記テープの先端と対応する長さで形成されたものを用いる、
付記16又は付記17に記載のテープピックアップ方法。
(付記19)
前記ガイド部として、前記テープの先端が貼り付けられる先端貼付部よりも後側部分に非粘着処理が施されたものを用いる、
付記11〜付記18のいずれか一つに記載のテープピックアップ方法。
(付記20)
前記フィード部として、前記テープをフィードするテープ出口が設けられたものを用い、
前記テープの先端に前記ハンド部からエアを噴射する際に、前記ハンド部に設けられた複数のエア噴射吸引口のうちテープ出口側に位置するエア噴射吸引口が前記ガイド部の先端貼付部と非粘着処理が施された後側部分との境界に対応する位置に位置されるように、前記ハンド部を移動させる、
付記19に記載のテープピックアップ方法。
10 テープピックアップ装置
14 ハンド部
14A 吸着面
14A1 吸着面における回動端
16 テープ
16A 先端側部分
16A1 先端
16A2 後側部分
18 テープ片
22 フィード部
24 ガイド部
24A1 先端貼付部
24A2 後側部分
26 カッタ部
30 対象物
32 接着層
38 テープ出口
42 エア噴射吸引口
91 ガイド部材(先端貼付部の一例)
92〜96 ガイド部材(先端貼付部よりも後側部分の一例)
111 ガイド部材(ガイド部の一例)
140 ベルトコンベア
140A 搬送面(ガイド部の一例)
140A1 先端貼付部
140A2 後側部分

Claims (9)

  1. 接着層を有するテープをフィードするフィード部と、
    前記フィード部からフィードされた前記テープの先端が貼り付けられた状態で、前記テープが引っ張られる方向に移動されるガイド部と、
    前記テープの先端にエアを噴射して前記テープの先端を前記ガイド部に貼り付ける噴射機能と、前記ガイド部の移動に伴い引っ張られた状態にある前記テープの先端側部分をエアを吸引して吸着する吸引機能とを有するハンド部と、
    前記テープのうち前記ハンド部により吸着された前記先端側部分よりも後部を切断して前記先端側部分をテープ片とするカッタ部と、
    を備えたテープピックアップ装置。
  2. 前記ハンド部は、前記フィード部から前記先端側部分がフィードされた状態において、前記テープの先端にエアを噴射する、
    請求項1に記載のテープピックアップ装置。
  3. 前記フィード部には、水平方向に開口し前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
    前記ガイド部は、前記テープ出口に対して下方に移動される、
    請求項2に記載のテープピックアップ装置。
  4. 前記フィード部には、前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
    前記ハンド部は、前記先端側部分を吸着する吸着面を有すると共に、前記テープ出口又はその周辺部を支点として前記吸着面における回動端が前記先端側部分に接近するようにエアを吸引しながら回動される、
    請求項2又は請求項3に記載のテープピックアップ装置。
  5. 前記ガイド部は、前記フィード部から前記テープがフィードされることに伴って前記テープが引っ張られる方向に移動される、
    請求項1に記載のテープピックアップ装置。
  6. 前記フィード部には、前記テープをフィードするテープ出口が設けられ、
    前記ガイド部は、前記テープ出口からの前記テープのフィード方向に沿って移動される、
    請求項5に記載のテープピックアップ装置。
  7. 前記ガイド部は、前記テープの先端と対応する長さで形成されている、
    請求項5又は請求項6に記載のテープピックアップ装置。
  8. 前記ガイド部には、前記テープの先端が貼り付けられる先端貼付部よりも後側部分に非粘着処理が施されている、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のテープピックアップ装置。
  9. フィード部からフィードされた接着層を有するテープの先端にエアを噴射して前記テープの先端をガイド部に貼り付け、
    前記テープの先端が貼り付けられた前記ガイド部を前記テープが引っ張られる方向に移動させ、
    前記ガイド部の移動に伴い引っ張られた状態にある前記テープの先端側部分をハンド部で吸着し、
    前記テープのうち前記ハンド部により吸着された前記先端側部分よりも後部をカッタ部により切断して前記先端側部分からテープ片を得る、
    テープピックアップ方法。
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