JP5855544B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵物を収納する収納ケースを有し、収納ケース上にスライド可能の小物ケースを配した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示される。この冷蔵庫は上段より冷凍庫、冷蔵庫、野菜室が順に配置され、引き出し式の収納ケースが野菜室の内部に設けられている。収納ケース内に野菜などが収納される。収納ケースの内部には収納ケースの後方上部に配された小物ケースが備えられている。小物ケースは収納ケースの前後方向の長さよりも短く、小物ケースを後方へスライドさせて収納ケース内の上面を開いた状態から貯蔵物を取得する構成としている。
特開平11−94456号公報(第2頁−第3頁、第2図)
近年、野菜の乾燥を防止するために収納ケース内の隙間を可能な限り閉塞させることが望まれる。しかしながら上記特許文献では小物ケースを前方へ移動させて小物ケースと収納ケース内との隙間を無くした状態でも、収納ケースの急な開動作により、小物ケースが後方へスライド移動することがある。そして、収納ケースに対する小物ケースの位置が維持されないで扉が閉じられる状態となる。これにより、必要以上の隙間を介して収納ケース内に冷気が進入して野菜等が乾燥する問題があった。
本発明は、収納ケース内の貯蔵物の乾燥を抑えることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、前面に開口部を有する貯蔵室と、貯蔵物を収納するとともに前後にスライド可能に支持される収納ケースと、前記収納ケースの上面を前後にスライドして開閉する小物ケースと、前記収納ケースに設けられる第1係合部と前記小物ケースに設けられる第2係合部とを有して前記小物ケースによって前記収納ケースの上面を閉じた状態で第1、第2係合部の係合により前記小物ケースの位置を固定する固定部と、前記固定部の係合を解除する操作レバーと、を備えたことを特徴とする。
この構成によると、上記構成の冷蔵庫において、貯蔵物を収納した収納ケースは前後にスライドに移動し、小物ケースは収納ケースの上面を前後にスライドして開閉する。収納ケースには第1係合部が設けられ、小物ケースには第2係合部が設けられている。ユーザによって固定部は小物ケースによって収納ケースの上面を閉じた状態で第1、第2係合部の係合により前記小物ケースの位置を固定する。固定部の係合を解除するには操作レバーによる所定の操作を行う。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記操作レバーが前記小物ケースに軸支されるとともに、第2係合部と一体に形成され、前記操作レバーの回動によって第1係合部に対して第2係合部が係脱することを特徴とする。
この構成によると、ユーザが操作レバーを所定の方向へ回動すれば第1係合部に対して第2係合部が係脱する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記操作レバーの回動を規制する規制部を設け、前記小物ケースにより前記収納ケースの上面を閉じた際に前記規制部による規制が解除されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記小物ケースの前面と該収納ケースの前面との隙間を閉塞する可撓性のパッキンを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記小物ケースの前壁の上端から前方に突出して前記収納ケースを閉じた際に前記収納ケースの前壁上に配される突出部と、前記収納ケースの前壁の左右方向の略中央部の上端部から後方に突出するとともに、上面が後方に行くに従って下方に傾斜する傾斜面を有するガイド部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によると、小物ケースによって収納ケースの上面を閉じる際に、収納ケースの前壁上に配される突出部がガイド部の傾斜面に摺動する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記小物ケースの側壁の上端から側方に突出して前記収納ケースの側壁上を摺動するレール部と、前記収納ケースの側壁上に突出するリブと、を備え、前記レール部が前記リブ上に乗り上げた後、前記突出部が前記ガイド部に摺動することを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記リブを前記収納ケースの前壁近傍に設けたことを特徴とする。
本発明によると、収納ケース内の貯蔵物の乾燥を抑えることができる冷蔵庫を提供することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースを示す斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースの前部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の規制部示す上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の規制部示す側面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースの前部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースの前部を示す側面断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の操作ボックスを示す側面断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の操作レバーを示す斜視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の操作ボックスを示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の収納ケースを示す斜視図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のガイド部近傍を示す斜視図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のガイド部近傍を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のリブ近傍を示す斜視図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。冷蔵庫1は本体部を形成する断熱箱体2を備え、断熱箱体2には上方から順に冷蔵室3、冷凍室4、野菜室5が設けられる。冷蔵室3と冷凍室4とは断熱壁6によって仕切られ、冷凍室4と野菜室5とは断熱壁7によって仕切られる。
冷蔵室3は貯蔵物を冷蔵保存し、前面の開口部3aは回動式の扉3bにより開閉される。冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存し、前面の開口部4aは収納ケース8と一体に形成された引き出し式の扉4bにより開閉される。冷凍室4の側壁及び収納ケース8の側壁の外面には前後に延びて互いに摺動する案内部(不図示)が設けられる。案内部によって収納ケース8が扉4bとともに前後に円滑に出し入れされる。
野菜室5は貯蔵物を冷蔵室3よりも高温の冷蔵温度で冷蔵保存し、野菜や果物などを収納する。野菜室5の前面の開口部5aは収納ケース10と一体に形成された引き出し式の扉5bにより開閉される。野菜室5の側壁及び収納ケース10の側壁の外側には前後に延びて互いに摺動する案内部(不図示)が設けられる。案内部によって収納ケース10が扉5bとともに前後に円滑に出し入れされる。収納ケース10の上面には小物ケース11が前後にスライド可能に配され、収納ケース10の上面が小物ケース11により開閉される。
図2は野菜室5の小物ケース11及び収納ケース10を示す斜視図である。小物ケース11は突出部11b及びレール部11d、11eを有する。突出部11bは前壁11cの上端から前方に突出し、レール部11d、11eは側壁の上端からそれぞれの側方に突出している。突出部11bは収納ケース10を閉じた際に収納ケース10の前壁10d上に配される(図13参照)。レール部11d、11eは収納ケース10の側壁上を摺動する(図14参照)。また、小物ケース11には果物等が収納される。
収納ケース10の前部の右側には仕切板10sで区画された容器収納部10uが設けられ、小物ケース11は容器収納部10uを避けて設けられる。容器収納部10uには例えば、容量が2Lのペットボトル等の背の高い貯蔵物が収納される。小物ケース11により収納ケース10の上面を閉じた状態では小物ケース11の前壁11cは収納ケース10の前壁10d及び仕切板10sに近接して対向する。
収納ケース10の前面には前方に突出する突出部10bが設けられる。小物ケース11にはユーザが操作する操作レバー31が設けられる。小物ケース11を前端に配した際に操作レバー31を収納する操作ボックス30(図3参照)が突出部10bに入り込むようになっている。
図3は収納ケース10の前部を示す側面断面図である。操作ボックス30は小物ケース11の前壁11cから前方に突出した断面コ字状の外壁30dを有し、上面に開口部30pが形成される。また、外壁30dの下面には操作レバー31の下部を前後方向に案内する案内溝(不図示)が設けられる。
操作レバー31は上下方向に延びて開口部30pから突出するアングル31aを有している。アングル31aの上端は前後方向にU字状に分岐して把持部31b、31cが形成される。アングル31aには後方に突出する後方突出部31gが形成され、アングル31aの両側面には前方に突出する前方突出部31dが形成される。
前方突出部31dには軸部31fが側方に突出して設けられ、軸部31fによって操作レバー31が操作ボックス30の両側壁に軸支される。これにより、操作レバー31が開口部30pの前端と後端との間を回動可能になっている。
また、収納ケース10の突出部10bの両側壁には内側に向かって突出する係合ピン10c(第1係合部)が設けられる。前方突出部31dの上面には係合ピン10cに係合する係合溝31e(第2係合部)が設けられる。詳細を後述するように、係合ピン10c及び係合溝31eは係合によって小物ケース11を前端で収納ケースに固定する固定部を構成する。尚、操作ボックス30の両側壁には係合ピン10cとの干渉を回避する溝部30eが設けられる。
後方突出部31gは操作ボックス30の下面に設けた案内溝を介して下方に突出する。操作ボックス30の下方には後方突出部31gに当接して操作レバー31の回動を規制する規制部32が配される。
図4、図5は規制部32の上面図及び側面図を示している。規制部32は操作ボックス30の下面に前後方向にスライド可能に取り付けられ、付勢部33によって前方に付勢される。規制部32の後部には後方突出部31gに向かって側方に突出する側方突出部32aが設けられる。側方突出部32aには前方を開放した溝部32bが形成される。溝部32bには後方突出部31gに突設した係合ピン31jが嵌合する。
規制部32の溝部32bに係合ピン31jが嵌合した状態で、操作レバー31の上端の把持部31b、31cは後端位置に配される。この時、操作レバー31の回動中心となる軸部31fは係合ピン31jよりも前方に配される。このため、操作レバー31の把持部31b、31cを前方に移動させようとしても係合ピン31jが溝部32bの上壁に当接し、操作レバー31の回動が規制される。
図6に示すように、小物ケース11を前方に移動して操作ボックス30が突出部10b内に進入すると、収納ケース10の前壁10dが規制部32の前面32c(図5参照)に当接する。これにより、規制部32は付勢部33(図5参照)の付勢力に抗して後方に移動し、係合ピン31jが溝部32aの前面から抜け出る。これにより、操作レバー31は規制部32による回動の規制を解除され、前後方向に回動させることができる。
上記構成の冷蔵庫1において、野菜室5の収納ケース10上の小物ケース11は規制部32により操作レバー31の回動が規制された状態で把持部31b、31cを把持して前方にスライドする。小物ケース11を前端位置に配して収納ケース10の上面が閉じられると、規制部32による操作レバー31の回動規制が解除される。
そして、把持部31b、31cが前方に移動する方向に操作レバー31を回動させるとアングル31aが垂直に配される。この時、図7に示すように、係合ピン10cと係合溝31eとが係合して小物ケース11の位置が固定される。これにより、収納ケース10の上面が確実に閉じられ、野菜室5の扉5bを閉じた際に収納ケース10内への冷気の侵入を防止することができる。
野菜室5の扉5bを開いた際には、把持部31b、31cが後方に移動する方向に操作レバー31を回動させると係合ピン10cと係合溝31eとの係合が解除される。これにより、小物ケース11を後方にスライド移動して収納ケース10の上面を開き、収納ケース10内の貯蔵物を取り出すことができる。
本実施形態によると、互いに係合する係合ピン10c(第1係合部)と係合溝31e(第2係合部)により構成される固定部によって収納ケース10の上面を閉じた小物ケース11の位置が固定され、操作レバー31の操作によって固定部の係合が解除される。これにより、収納ケース10の上面を確実に閉じ、野菜室5の扉5bを閉じた際に収納ケース10内への冷気の侵入を防止して貯蔵物の乾燥を防止することができる。
また、小物ケース11に軸支される操作レバー31の回動によって係合ピン10cと係合溝31eとが係脱する。これにより、収納ケース10の上面を閉じた小物ケース11を固定して操作レバー31によって係合が解除される固定部を容易に実現することができる。
また、操作レバー31の回動を規制する規制部32を備え、小物ケース11により収納ケース10の上面を閉じた際に規制部32による規制が解除される。これにより、収納ケース10の上面を開いた状態では回動規制された操作レバー31を把持して小物ケース11を容易にスライドさせることができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
なお、小物ケース11に凹又は凸形状を備え、収納ケース10はこれに対向して凸又は凹形状の形状を備えて小物ケース11を係合して固定する場合に比べ、本発明では操作レバー31の回動を用いてそれぞれのケースが確実に固定されている。このため、収納ケース10の上面を小物ケース11によって閉じる際の収納ケース10および小物ケース11が接する部分のガタツキや、両ケースの前端の撓みを防止して、収納ケース内10の隙間をより閉塞することができる。
(第2実施形態)
次に図8は第2実施形態の冷蔵庫1の操作ボックス30を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
操作ボックス30は小物ケース11の前壁11cから前方へ傾斜した傾斜面とそれに連続した垂直面とからなる外壁30dを有し、上面に開口部30pが形成される。操作レバー31は上下方向に延びて開口部30pから突出するアングル31aを有している。アングル31aの上端は前後方向に略T字状に分岐して把持部31bが形成される。
アングル31aの下部には軸部31fが両側方に突出して設けられ(図9参照)、軸部31fによって操作レバー31が操作ボックス30の両側壁に軸支される。これにより、操作レバー31が開口部30pの前端と後端との間を回動可能になっている。
図9に示すように操作レバー31にはアングル31aの略中央部から両側方へ突出して前方へ屈曲した端面部31gが設けられる。そして端面部31gから外側の両側方へ突出した係合ピン31hが設けられる。係合ピン31hは操作レバー31の回動によって収納ケース10に設けた係合溝(不図示)に係合する。
操作ボックス30の右端部には規制部34が配される。規制部34は軸部34aによって操作ボックス30に軸支され、稔りバネなどの付勢部(不図示)によって図8において反時計回りに付勢される。規制部34の下部には操作ボックス30の外壁30dに設けたスリット(不図示)を介して前方に突出する突出部34cが設けられる。
操作ボックス30の前面上部には前方に突出する前端部30fが設けられる。前端部30fには収納ケース10内に伸びる可撓性のパッキン40が取り付けられる。パッキン40は軟質部と硬質部から形成され、軟質部はシリコンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレインゴムのいずれか一つまたは複数の併用によって形成することができる。また、硬質部はポリプロピレン製から形成することができる。
上記構成の冷蔵庫1において、図8に示すように小物ケース11の前端が収納ケース10の前端から離れた状態で当接部34bが操作レバー31に当接する。これにより、操作レバー31の回動が規制され、把持部31bを把持して小物ケース11を前後にスライドさせることができる。
小物ケース11を前端位置に配して収納ケース10の上面が閉じられると、図10に示すようにパッキン40が収納ケース10の前壁10dに当接する。これにより、小物ケース11の前面と収納ケース10の前面との隙間が閉塞される。
また、規制部34の突出部34cが収納ケース10の前面に当接して規制部34が回動する。これにより、操作レバー31の回動規制が解除される。そして、把持部31bが前方に移動する方向に操作レバー31を回動させるとアングル31aが前方に傾倒する。この時、収納ケース10に設けた係合溝(第1係合部)と操作レバー31に設けた係合ピン31h(第2係合部)とが係合して小物ケース11の位置が固定される。これにより、収納ケース10の上面が確実に閉じられ、野菜室5の扉5bを閉じた際に収納ケース10内への冷気の侵入を防止することができる。
野菜室5の扉5bを開いた際には、把持部31bが後方に移動する方向に操作レバー31を回動させると収納ケース10の係合溝と係合ピン31hとの係合が解除される。これにより、小物ケース11を後方にスライド移動して収納ケース10の上面を開き、収納ケース10内の貯蔵物を取り出すことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、互いに係合する係合ピン31h(第2係合部)と収納ケース10に設けた係合溝(第1係合部)により構成される固定部によって収納ケース10の上面を閉じた小物ケース11の位置が固定され、操作レバー31の操作によって固定部の係合が解除される。これにより、収納ケース10の上面を確実に閉じ、野菜室5の扉5bを閉じた際に収納ケース10内への冷気の侵入を防止して貯蔵物の乾燥を防止することができる。
また、小物ケース11の前面と収納ケース10の前面との隙間を閉塞する可撓性のパッキン40を備えたので、収納ケース10内への冷気の侵入を確実に防止することができる。尚、第1実施形態の冷蔵庫1に同様のパッキン40を設けてもよい。
(第3実施形態)
次に図11は第3実施形態の冷蔵庫1の収納ケース10を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
第1実施形態と異なり、本実施形態において収納ケース10はガイド部12、リブ13及びリブ14を有している。ガイド部12は収納ケース10の前壁10dの上端の中央部に設けられる。リブ13、14は収納ケース10の側壁10f、10gの上端に設けられる。
図12、図13はガイド部12近傍の斜視図、側面断面図を示している。ガイド部12は収納ケース10の前壁10dの左右方向の略中央部に設けられる。ガイド部12の前部は前壁10dの上面から突出して前後方向に延びて形成される。ガイド部12の後方は前壁10dの背面から突出して上下方向に延びて形成される。
ガイド部12の後部の上面は前壁10dの上端部10aから後方に下がる傾斜面12bに形成される。傾斜面12bの前端は前壁10dよりも上方に配され、後端は前壁10dの上端よりも下方に配される。
リブ13は側壁10fの上端に設けられる。図14はリブ13を示す斜視図である。リブ13は側壁10fから上方に突出して台形状に形成される。また、リブ13は収納ケース10の前壁10d近傍に設けられる。
リブ14(図11参照)は側壁10gの上端から上方に突出して台形状に形成される。また、リブ14は容器収納部10u(図2参照)の後方の近傍に設けられる。
上記構成の冷蔵庫1において、小物ケース11を前方にスライドさせて収納ケース10の上面を閉じていくと、レール部11dにリブ13が当接し、レール部11eにリブ14が当接する。さらに、小物ケース11を前方にスライドさせるとレール部11d、11eがリブ13、14に乗り上げる。これにより、小物ケース11がリブ13、14によってすくい上げられる。
この状態を保持してさらに小物ケース11を前方にスライドさせると、小物ケース11の突出部11bがガイド部12に当接する。この時、突出部11bの下端11aは傾斜面12bに当接するため、突出部11bはガイド部12の傾斜面12bに沿って円滑に摺動できる。
また、ガイド部12の上面12aの前端は前壁10dの上端まで延びて形成されため、小物ケース11と収納ケース10との接触面積を少なくして、円滑に小物ケース11を前方へスライドすることができる。
これにより、小物ケース11に貯蔵物が載置されて小物ケース11が撓んでいても、円滑に小物ケース11を前方に移動し、操作ボックス30を突出部10b内へ進入させることができる。
本実施形態によると、小物ケース11の前壁11cの上端から前方に突出して収納ケース10を閉じた際に収納ケース10の前壁10d上に配される突出部11bと、収納ケース10の前壁10dの左右方向の略中央部の上端部10aから後方に突出するとともに、上面12aが後方に行くに従って下方に傾斜する傾斜面12bを有するガイド部12と、を備えているために、小物ケース11が貯蔵物の重さによって撓んでいても、容易に操作ボックス30を突出部10b内へ進入できる。
また、一旦レール部11d、11eがリブ13、14上に乗り上げた後に突出部10bがガイド部12に摺動するため、小物ケース11が貯蔵物の重さによって撓んでいても、突出部11bが容易にガイド部12に乗り上げることができる。
また、リブ13を収納ケース10の前壁10d近傍に設けたため、突出部11bがより容易にガイド部12に乗り上げることができる。
本発明によると、スライド移動する収納ケースを備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
3 冷蔵室
4 冷凍室
5 野菜室
8 収納ケース
10 収納ケース
10a 上端部
10b 突出部
10c 係合ピン(第1係合部)
10d 前壁
10f 側壁
10g 側壁
11 小物ケース
11a 下端
11b 突出部
11c 前壁
11d レール部
11e レール部
12 ガイド部
12a 上面
12b 傾斜面
13 リブ
14 リブ
30 操作ボックス
30f 前端部
31 操作レバー
31e 係合溝(第2係合部)
32、34 規制部
40 パッキン

Claims (5)

  1. 前面に開口部を有する貯蔵室と、
    貯蔵物を収納するとともに、スライドして前記貯蔵室に出し入れされる収納ケースと、
    前記収納ケースの上面をスライドする小物ケースとを備え、
    前記収納ケースは、前記小物ケースによって上面が覆われる第1部分、及び前記小物ケースによって上面が覆われない第2部分を有し、
    前記小物ケースによって前記収納ケースの第1部分の上面全体を覆った状態で、前記小物ケースの位置を維持する係合部と、
    前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除する操作レバーと、
    を備え
    前記操作レバーは、前記小物ケースに取り付けられており、
    前記操作レバーの回動によって、前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前面に開口部を有する貯蔵室と、
    貯蔵物を収納するとともに、スライドして前記貯蔵室に出し入れされる収納ケースと、
    前記収納ケースの上面を前後にスライドする小物ケースと、
    前記小物ケースが前記収納ケースの上面を後方から前方へ向かって所定の位置まで移動した状態で、前記小物ケースの位置を維持する係合部と、
    前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除する操作レバーと、
    を備え
    前記操作レバーは、前記小物ケースに取り付けられており、
    前記操作レバーの回動によって、前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前面に開口部を有する貯蔵室と、
    貯蔵物を収納するとともに、スライドして前記貯蔵室に出し入れされる収納ケースと、
    前記収納ケースの上面をスライドする小物ケースとを備え、
    前記収納ケースは、前記小物ケースによって上面が覆われる第1部分、及び前記小物ケースによって上面が覆われない第2部分を有し、
    前記小物ケースによって前記収納ケースの第1部分の上面全体を覆った状態で、前記小物ケースの位置を維持する係合部と、
    前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除する操作レバーと、
    を備え、
    前記操作レバーは、上端に把持部を有し、
    前記把持部は、後方に移動する方向に前記操作レバーを回動させて、前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  4. 前面に開口部を有する貯蔵室と、
    貯蔵物を収納するとともに、スライドして前記貯蔵室に出し入れされる収納ケースと、
    前記収納ケースの上面を前後にスライドする小物ケースと、
    前記小物ケースが前記収納ケースの上面を後方から前方へ向かって所定の位置まで移動した状態で、前記小物ケースの位置を維持する係合部と、
    前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除する操作レバーと、
    を備え、
    前記操作レバーは、上端に把持部を有し、
    前記把持部は、後方に移動する方向に前記操作レバーを回動させて、前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 前記操作レバーは、上端に把持部を有し、
    前記把持部は、後方に移動する方向に前記操作レバーを回動させて、前記係合部による前記小物ケースの位置の維持を解除することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫
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