JP5855530B2 - X線検査装置 - Google Patents

X線検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5855530B2
JP5855530B2 JP2012124726A JP2012124726A JP5855530B2 JP 5855530 B2 JP5855530 B2 JP 5855530B2 JP 2012124726 A JP2012124726 A JP 2012124726A JP 2012124726 A JP2012124726 A JP 2012124726A JP 5855530 B2 JP5855530 B2 JP 5855530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
ray tube
ray
voltage
inspection apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012124726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013251121A (ja
Inventor
聡 三谷
聡 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Infivis Co Ltd
Original Assignee
Anritsu Infivis Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Infivis Co Ltd filed Critical Anritsu Infivis Co Ltd
Priority to JP2012124726A priority Critical patent/JP5855530B2/ja
Publication of JP2013251121A publication Critical patent/JP2013251121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5855530B2 publication Critical patent/JP5855530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

本発明は、肉、魚、加工食品、医薬品等の被検査物(被検査物)中に混入した異物を検出するX線検査装置に関し、特に、X線発生器から照射されて被検査物を透過したX線をX線検出器により検出して異物を検出するX線検査装置に関するものである。
例えば食品などの被検査物への異物の混入の有無を検出するために、従来からX線検査装置が用いられている。この種の従来のX線検査装置では、搬送される被検査物にX線を照射し、この照射したX線の透過量から被検査物中に異物が混入しているか否かを検出して異物の有無を検査している。
また、この種のX線検査装置においては、X線管内部のフィラメントは、X線照射にともないフィラメントを構成する金属が蒸発により細くなり、最終的には断線してX線が照射できなくなってしまう。
従来、この種のX線検査装置では、フィラメントに印加されるフィラメント電圧とフィラメントに流れるフィラメント電流に基づいてフィラメントの断線を予測し、フィラメントの断線予告をユーザに告知することにより、フィラメントが突然断線して使用不可能になることを回避するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された技術では、フィラメントが突然断線して使用不可能になることは回避することができるが、フィラメント断線予告後に直ちにフィラメントを交換することができない等の理由により継続してX線管を使用してフィラメントが断線した場合は、装置の使用を一旦中断してX線管を交換しなければならない。
そこで、この問題に対処するものとして、1つのX線管に2つのフィラメントを備えるとともに、フィラメントトランスの1次側に流れるフィラメント電流が規定値以下になったことに基づいてフィラメントの断線を検出し、残りのフィラメントに切り替えて使用するようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−64388号公報 特開2004−296242号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたX線検査装置では、フィラメントトランスの1次側でフィラメント電流を検出しているため、フィラメントトランスの2次側の状態を詳細に判断することができないため断線検出精度が劣るという問題があった。
そこで、本発明は、前述のような従来の問題を解決するためになされたもので、高精度にフィラメントの断線を検出することができるX線検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線検査装置は、複数のフィラメントを陰極に有するX線管と、前記X線管の陰極から陽極に流れる電流をX線管電流として検出するX線管電流検出手段と、前記X線管の陰極から陽極に印加される電圧をX線管電圧として検出するX線管電圧検出手段と、前記X線管の陰極から陽極に電圧が印加されたときの前記X線管電流検出手段が検出したX線管電流と、前記X線管電圧検出手段が検出したX線管電圧と、に基づいて前記複数のフィラメントの何れかが断線したと判断する断線判断手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、複数の電力を供給するフィラメントトランスの2次側でX線管電流検出手段およびX線管電圧検出手段により検出されたX線管電流およびX線管電圧と、に基づいて、フィラメントの断線を判断しているため、高精度にフィラメントの断線を検出することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記断線判断手段により前記フィラメントの断線が判断されたことを報知する断線報知手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、フィラメントが断線したことが断線報知手段により報知されるため、フィラメントの断線への対応を利用者が速やかに行うことができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記複数のフィラメントのうち電力を供給するフィラメントを何れか1つのフィラメントに切り替えるフィラメント切り替え手段を備え、断線判断手段が、電力を供給するフィラメントを前記フィラメント切り替え手段により順次切り替えて断線の判断を行うことを特徴とする。
この構成により、フィラメントの断線および何れのフィラメントが断線したかを断線判断手段が判断して断線報知手段に報知させることが可能となり、フィラメントの断線への対応を利用者が速やかに行うことができる。
本発明は、高精度にフィラメントの断線を検出することができるX線検査装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るX線検査装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置の側面および内部構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置のX線発生器のX線管電流およびX線管電圧の検出部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置のX線発生器のフィラメント切り替え部の構成を示すブロック図である。 (a)は、フィラメントが断線していないときのX線管電圧とX線管電流の関係を示し、(b)は、フィラメントが断線しているときのX線管電圧とX線管電流の関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず構成について説明する。
図1に示すように、X線検査装置1は、搬送部2と検出部3とを筐体4の内部に備え、表示部5を筐体4の前面上部に備えている。
搬送部2は、被検査物である被検査物Wを所定間隔をおいて順次搬送するものである。この搬送部2は、例えば筐体4の内部で水平に配置されたベルトコンベアにより構成されている。搬送部2は、図1に示す駆動モータ6の駆動により予め設定された搬送速度で搬入口7から搬入された被検査物Wを搬出口8側(図中X方向)に向けて搬送面としてのベルト面2a上を搬送させるようになっている。筐体4の内部においてベルト面2a上を搬入口7から搬出口8まで貫通する空間は搬送路21を形成している。
検出部3は、順次搬送される被検査物Wに対し、搬送路21の途中の検査空間22においてX線を照射するとともに被検査物Wを透過するX線を検出するものであり、搬送路21の途中の検査空間22の上方に所定高さ離隔して配置されたX線発生器9と、搬送部2内にX線発生器9と対向して配置されたX線検出器10を備えている。
X線発生源としてのX線発生器9は、金属製の箱体11の内部に設けられた円筒状のX線管12を図示しない絶縁油に浸漬した構成を有しており、X線管12の陰極からの電子ビームを陽極のターゲットに照射させてX線を生成している。X線管12は、その長手方向が被検査物Wの搬送方向(X方向)となるよう配置されている。X線管12により生成されたX線は、下方のX線検出器10に向けて、図示しないスリットにより略三角形状のスクリーン状となって搬送方向(X方向)を横切るように照射されるようになっている。X線管12は、後述するように複数(本実施の形態では2つ)のフィラメントを陰極に備えている。
X線検出器10は、搬送される被検査物Wの搬送方向(X方向)の平面上で搬送方向と直交するY方向に複数の検出素子が一直線上に配置されたものである。具体的には、X線検出器10は、ライン状に整列して配設された複数の検出素子としてのフォトダイオード(不図示)と、フォトダイオード上に設けられたシンチレータ(不図示)とからなるラインセンサ(不図示)とを含んで構成される。また、X線検出器10は、図2に示すように、A/D変換部41を備えており、このA/D変換部41によりフォトダイオードからの輝度値データをデジタルデータに変換し、濃度データであるX線画像として出力するようになっている。X線検出器10は、被検査物Wの搬送方向(X方向)の平面上で直交する方向(Y方向)に直線状に延在するラインセンサによって被検査物Wを透過するX線を検出し、検出したX線の量に応じた濃淡画像を出力するようになっている。
図2に示すように、搬送路21内の天井部21aには、搬送方向(X方向)に沿って複数個所にX線遮蔽用の遮蔽カーテン16が吊り下げ配置されている。遮蔽カーテン16は、X線を遮蔽する鉛粉を混入したゴムシートをのれん状(上部が繋がっており下部が帯状に分割された状態)に加工したものから構成されており、検査空間22から搬送路21を介してX線が筐体4の外部に漏えいすることを防止するものである。遮蔽カーテン16は、本実施の形態では、搬入口7と検査空間22との間、および検査空間22と搬出口8との間にそれぞれ2枚ずつ設けられており、1つの遮蔽カーテン16が被検査物Wと接触して弾性変形して隙間が生じた場合でも、他の遮蔽カーテン16がX線を遮蔽するので漏えい基準量を超えることなくX線の漏えいを防止できるようになっている。搬送路21における遮蔽カーテン16により囲まれた内側の空間が検査空間22を構成している。
X線検査装置1は、X線検出器10からのX線画像が入力されるとともに被検査物W中の異物の有無を検査する制御回路40と、制御回路40による検査結果等を表示出力する表示部5と、制御回路40への各種パラメータ等の設定入力を行う設定操作部45とを備えている。
表示部5は、平面ディスプレイ等から構成されており、ユーザに対する表示出力を行うようになっている。この表示部5は、被検査物Wの良否判定結果を「OK」や「NG」等の文字または記号で表示するとともに、総検査数、良品数、NG総数などの検査結果を、既定設定として、または、設定操作部45からの所定のキー操作による要求に基づいて表示するようになっている。
設定操作部45は、ユーザが操作する複数のキーやスイッチ等で構成され、制御回路40への各種パラメータ等の設定入力や動作モードの選択等を行うものである。なお、表示部5と設定操作部45とを、タッチパネル式表示器として一体構成してもよい。
制御回路40は、X線検出器10から受け取ったX線画像を記憶するX線画像記憶部42と、X線画像記憶部42から読み出したデータに対してフィルタや特徴抽出するための画像処理を施す画像処理部43と、画像処理されたデータに対して被検査物Wと異物との判別を行って異物の混入の有無を判定する判定部44と、を備えている。
また、制御回路40は、CPUおよび制御プログラムの記憶領域または作業領域としてのメモリなどを備えて構成された制御部46を備えている。制御部46は、動作モードがフィラメント検査モードのときに、X線管12のフィラメントの断線を判断するようになっている。
制御回路40が実行する動作モードとしては、通常の動作モードである運用モードの他に、フィラメント検査モードがある。運用モードとは、検出データのX線画像に対して画像処理を施して異物の有無を検査する動作モードである。フィラメント検査モードとは、フィラメントの断線を検査する動作モードである。
図3に示すように、X線発生器9のX線管12は、陰極としての第1フィラメント71と第2フィラメント72の2つフィラメントと、陽極としての1つのターゲット73とを有しており、使用するフィラメントを第1フィラメント71と第2フィラメント72の一方から他方に切り替えることで、一方のフィラメントが断線した場合に他方のフィラメントを使用し、X線管12を交換することなく継続してX線検査装置1を運用できるようになっている。
第1フィラメント71と第2フィラメント72は、互いに等しい焦点サイズを有しており、第1フィラメント71と第2フィラメント72の間で切り替えを行った場合に焦点サイズが変化しないようになっている。第1フィラメント71と第2フィラメント72との間での切り替えは、後述するフィラメント切り替え部により行われる。
また、X線発生器9は、全波整流・インバータ回路74と、高圧トランス75と、X線管電流検出器76と、X線管電圧検出器77とを備えている。
全波整流・インバータ回路74は、交流電源78からの交流出力を全波整流および平滑化するとともに、スイッチング処理によって交流出力に変換するようになっている。
高圧トランス75は、全波整流・インバータ回路74からの出力を1次側から2次側に出力し、内蔵する図示しない高圧整流器により整流して直流出力に変換するようになっている。この直流出力が不図示の高圧ケーブルを介してX線管12へ印加されることにより、X線管12において陰極の加熱されたフィラメント(第1フィラメント71または第2フィラメント72)から放出された熱電子が加速され、これが陽極のターゲット73に衝突して、X線管12はX線を発生するようになっている。
X線管電流検出器76は、X線管12の陰極(第1フィラメント71、第2フィラメント72)から陽極(ターゲット73)に流れる電子の量、すなわちX線管電流を検出するようになっており、高圧トランス75とフィラメント(第1フィラメント71、第2フィラメント72)の間に直列に接続されている。X線管電流検出器76からの検出信号は、制御回路40の制御部46に入力される。
X線管電圧検出器77は、X線管12の陰極(第1フィラメント71、第2フィラメント72)と陽極(ターゲット73)の間に印加されるX線管電圧を検出するようになっており、X線管12の両極に並列に接続されている。X線管電圧検出器77からの検出信号は、制御回路40の制御部46に入力される。
なお、X線管12に流れるX線管電流の値は目標管電流値となるように制御されるようになっている。X線管電流の制御は、例えば、図示しない誤差アンプによりX線管電流の値と目標管電流値との差分を求め、この差分に基づいて図示しないフィラメント加熱回路がフィラメント電流を目標管電流値となるように制御することにより行われる。
図4に示すように、X線管電流検出器76は、第1フィラメント71と第2フィラメント72との間で使用するフィラメントの切り替えを行うフィラメント切り替え部79を備えている。
図4において、第1フィラメント71には、第1フィラメントトランス81の2次側から高圧電力が供給されるとともに、第2フィラメント72には、第2フィラメントトランス82の2次側から高圧電力が供給されるようになっている。
フィラメント切り替え部79は、第1フィラメントトランス81の1次側または第2フィラメントトランス82の1次側との間で、電源供給装置80からの電力供給を切り替えることにより、使用するフィラメントを第1フィラメント71と第2フィラメント72との間で切り替えるようになっている。フィラメント切り替え部79は、制御回路40の制御部46からの切り替え信号に応じてフィラメントの切り替えを行う。なお、図4の電源供給装置80は、図3の全波整流・インバータ回路74に相当する。
ここで、フィラメント(例えば、第1フィラメント71)が断線していない場合には、図5(a)に示すように、X線管電圧が出力されると、このX線管電圧に応じてX線管電流が増加するものとなる。一方、フィラメントが断線している場合には、図5(b)に示すように、X線管電圧が出力されても、X線管電流が変化しない。
そこで、制御回路40の制御部46は、X線管電圧が出力されているときのX線管電流検出器76からの検出信号に基づいて、フィラメントの断線を検出するようになっている。具体的には、制御部46は、動作モードがフィラメント検査モードであるとき、X線管電流が図5(b)の状態のときにはフィラメントが断線していると判断し、X線管電流が図5(a)の状態のときにはフィラメントが断線していないと判断する。
制御部46は、電力を供給するフィラメントをフィラメント切り替え部79により第1フィラメント71と第2フィラメント72との間で切り替えて断線の判断を行うようになっている。
なお、制御部46は、X線管電流検出器76からの検出信号のみでなく、X線管電圧検出器77からの検出信号も同時に監視して、X線管電圧の変化に対するX線管電流の変化からフィラメントの断線を判断するようにしてもよい。
制御部46は、フィラメントの断線を検出した場合には、表示部5によって、フィラメントが断線したことを報知するようになっている。表示部5には、第1フィラメント71と第2フィラメント72の何れ側が断線したが報知される。
なお、制御部46は、第1フィラメント71と第2フィラメント72の一方のフィラメントの断線を検出した場合に、フィラメント切り替え部79に切り替え信号を出力して、断線していない他方のフィラメントに電力を供給するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態に係るX線検査装置1は、複数のフィラメントである第1フィラメント71、第2フィラメント72を陰極に有するX線管12と、X線管12の陰極から陽極に流れる電流をX線管電流として検出するX線管電流検出器76と、X線管12の陰極から陽極に電圧が印加されたときのX線管電流検出器76が検出したX線管電流に基づいて第1フィラメント71または第2フィラメント72の何れかが断線したと判断する制御部46と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、第1フィラメントトランス81および第2フィラメントトランス82の2次側でX線管電流検出器76により検出されたX線管電流に基づいて、制御部46がフィラメントの断線を判断しているため、高精度にフィラメントの断線を検出することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、X線管12の陰極から陽極に印加される電圧をX線管電圧として検出するX線管電圧検出器77を備え、制御部46が、X線管12の陰極から陽極に電圧が印加されたときのX線管電圧検出器77が検出したX線管電圧に基づいて複数のフィラメントの何れかが断線したと判断することを特徴とする。
この構成により、第1フィラメントトランス81および第2フィラメントトランス82の2次側でX線管電流検出器76およびX線管電圧検出器77により検出されたX線管電流およびX線管電圧に基づいて、フィラメントの断線を判断しているため、高精度にフィラメントの断線を検出することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、制御部46によりフィラメントの断線が判断されたことを報知する表示部5を備えたことを特徴とする。
この構成により、フィラメントが断線したことが制御部46の制御により表示部5に表示されるため、フィラメントの断線への対応を利用者が速やかに行うことができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、複数のフィラメントのうち電力を供給するフィラメントを何れか1つのフィラメントに切り替えるフィラメント切り替え部79を備え、制御部46が、電力を供給するフィラメントをフィラメント切り替え部79により順次切り替えて断線の判断を行うことを特徴とする。
この構成により、フィラメントの断線および何れのフィラメントが断線したかが、制御部46の制御により表示部5に表示されるため、フィラメントの断線への対応を利用者が速やかに行うことができる。
以上のように、本発明に係るX線検査装置は、高精度にフィラメントの断線を検出することができるという効果を有し、X線発生器から照射されて被検査物を透過したX線をX線検出器により検出して被検査物を検査するX線検査装置として有用である。
1 X線検査装置
2 搬送部
2a ベルト面
3 検出部
4 筐体
5 表示部(断線報知手段)
7 搬入口
8 搬出口
9 X線発生器
10 X線検出器
11 箱体
12 X線管
16 遮蔽カーテン
21 搬送路
21a 天井部
22 検査空間
40 制御回路
41 A/D変換部
42 X線画像記憶部
43 画像処理部
44 判定部
45 設定操作部
46 制御部(断線判断手段)
71 第1フィラメント
72 第2フィラメント
73 ターゲット(陽極)
74 全波整流・インバータ回路
75 高圧トランス
76 X線管電流検出器(X線管電流検出手段)
77 X線管電圧検出器(X線管電圧検出手段)
78 交流電源
79 フィラメント切り替え部(フィラメント切り替え手段)
80 電源供給装置
81 第1フィラメントトランス
82 第2フィラメントトランス
W 被検査物

Claims (3)

  1. 複数のフィラメント(71、72)を陰極に有するX線管(12)と、
    前記X線管の陰極から陽極に流れる電流をX線管電流として検出するX線管電流検出手段(76)と、
    前記X線管の陰極から陽極に印加される電圧をX線管電圧として検出するX線管電圧検出手段(77)と、
    前記X線管の陰極から陽極に電圧が印加されたときの前記X線管電流検出手段が検出したX線管電流と、前記X線管電圧検出手段が検出したX線管電圧と、に基づいて前記複数のフィラメントの何れかが断線したと判断する断線判断手段(46)と、を備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記断線判断手段により前記フィラメントの断線が判断されたことを報知する断線報知手段(5)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記複数のフィラメントのうち電力を供給するフィラメントを何れか1つのフィラメントに切り替えるフィラメント切り替え手段(79)を備え、
    前記断線判断手段が、電力を供給するフィラメントを前記フィラメント切り替え手段により順次切り替えて断線の判断を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線検査装置。
JP2012124726A 2012-05-31 2012-05-31 X線検査装置 Active JP5855530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124726A JP5855530B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 X線検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124726A JP5855530B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 X線検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013251121A JP2013251121A (ja) 2013-12-12
JP5855530B2 true JP5855530B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=49849612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012124726A Active JP5855530B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 X線検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5855530B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102194700B1 (ko) 2019-03-19 2020-12-23 김상수 엑스레이 제어 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6944693B2 (ja) * 2017-03-16 2021-10-06 株式会社イシダ X線検査装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571500U (ja) * 1980-06-02 1982-01-06
JPS63148599A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Hitachi Medical Corp X線装置
JPS63252396A (ja) * 1987-04-09 1988-10-19 Hitachi Medical Corp X線制御装置
JP2682029B2 (ja) * 1988-07-29 1997-11-26 株式会社島津製作所 X線管フィラメント加熱装置
JPH0466097U (ja) * 1990-10-16 1992-06-10
JPH0878185A (ja) * 1994-09-02 1996-03-22 Rigaku Ind Co X線管の交換時期検知方法およびこれに用いる装置
JP2004296242A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Shimadzu Corp X線高電圧装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102194700B1 (ko) 2019-03-19 2020-12-23 김상수 엑스레이 제어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013251121A (ja) 2013-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6419042B2 (ja) X線発生装置及びx線検査装置
JP2012137387A (ja) X線検査装置
EP3502673B1 (en) X-ray inspection device
JP5855530B2 (ja) X線検査装置
JP6546208B2 (ja) X線検査装置
JP6574797B2 (ja) X線検査装置
JP6483427B2 (ja) X線検査装置
JP5860347B2 (ja) X線検査装置
JP2009085627A (ja) X線ラインセンサモジュール及びx線異物検査装置
JP6480171B2 (ja) X線検査装置
JP6388826B2 (ja) X線検査装置
JP5831988B2 (ja) X線検査装置
JP6274939B2 (ja) X線検査装置
JP5860710B2 (ja) X線検査装置
JP4742223B2 (ja) 監視装置付き電子線照射装置
JP6457854B2 (ja) X線検査装置
JP5917977B2 (ja) X線検査装置
JP6388827B2 (ja) X線検査装置
JP2014002023A (ja) X線検査装置
JP6301207B2 (ja) X線検査装置
JP6578309B2 (ja) X線検査装置
JP6397213B2 (ja) X線検査装置
JP5887073B2 (ja) X線検査装置
JP6944693B2 (ja) X線検査装置
JP6979673B2 (ja) 光検査装置及び光検査システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5855530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250