JP5831988B2 - X線検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、肉、魚、加工食品、医薬品等の被検査物(被検査物)中に混入した異物を検出するX線検査装置に関し、特に、X線発生器から照射されて被検査物を透過したX線をX線検出器により検出して異物を検出するX線検査装置に関するものである。
例えば食品などの被検査物への異物の混入の有無を検出するために、従来からX線検査装置が用いられている。この種の従来のX線検査装置では、搬送される被検査物にX線を照射し、この照射したX線の透過量から被検査物中に異物が混入しているか否かを検出して異物の有無を検査している。
従来、この種のX線検査装置では、被検査物WにX線を照射するX線発生器と、X線透過量を検出するX線検出器と、X線発生器またはX線検出器の少なくともいずれか一方のX線機器に一体に設けられX線の照射状態を示すX線照射情報が記憶されるX線照射情報記憶手段と、このX線照射情報記憶手段と接続可能とされX線照射情報を作成し接続されたX線機器のX線照射情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を具備することにより、X線機器とX線照射情報記憶手段とが一体に設けられているため、X線機器の交換作業とともにX線照射情報記憶手段も交換し、その内部のX線照射情報も取得することができるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された技術によれば、X線照射情報としてX線管への通電時間が計時されてX線発生器のX線照射情報記憶手段に記憶されるため、X線管への通電時間を利用者が紙に記録する等して管理することが不要となり、管理上の人為的ミスの防止や管理の簡便化および信頼性の向上を図ることができる。
一方、従来のX線検査装置では、1つのX線管に焦点サイズの異なる小焦点フィラメントと大焦点フィラメントの2つのフィラメントを備えたものが知られており(例えば、特許文献2参照)、この特許文献2のように1つのX線管に2つのフィラメントを備えた構成においても、特許文献1の技術を適用して、各フィラメントへの通電時間を計時して記憶するようにすれば、各フィラメントへの通電時間を利用者が紙に記録する等して管理することが不要となり、管理上の人為的ミスの防止や管理の簡便化および信頼性の向上を図ることができる。
特開2004−144572号公報 特開2004−296242号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたX線検査装置では、小焦点フィラメントが画像表示用の透視像を取得するために用いられ、大焦点フィラメントが写真撮影用の透視像を取得するために用いられており、小焦点フィラメントと大焦点フィラメントとの間で頻繁にフィラメントの切り替えを行うことが想定されるため、一方のフィラメントのみを使用している間に、他方のフィラメントの表面にガスが吸着して電子の放出量が不十分になってしまうことがないが、1つのX線管に焦点サイズの等しい複数のフィラメントを備える場合は、X線照射にともないフィラメントを構成する金属が蒸発により細くなったことにより1つのフィラメントが断線してから他のフィラメントに切り替えてしまうと、切り替え後のフィラメントが、長時間不使用だったことによるガスの吸着により電子の放出量が不十分になってしまう場合がある。これに対しては、ガスが吸着したフィラメントを用いる前に吸着ガスを除去するためのフラッシングを行うことで対応できるが、フラッシングが終わるまでX線の照射ができなくなってしまうという問題がある。
また、ガスが吸着したフィラメントを用いてX線を発生するときには、ガスが吸着していないときとX線の状態が等しくなるように自動制御が行われるため、フィラメントに流れる電流が大きくなり、フィラメントが断線しやすくなってしまう場合がある。
そこで、本発明は、前述のような従来の問題を解決するためになされたもので、焦点サイズの等しいフィラメントを複数有するX線管を備えた構成において、フィラメントの吸着ガスを除去するためのフラッシングを不要とするとともに、フィラメントに必要以上の電流が流れてフィラメントが断線することを防止することができるX線検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線検査装置は、焦点サイズが互いに等しい複数のフィラメントを陰極に有するX線管を備え、前記X線管から照射されたX線を被検査物に透過させて該被検査物を検査するX線検査装置であって、前記複数のフィラメントのうち1つのフィラメントに電力を供給するよう回路を切り替えるフィラメント切り替え手段と、前記複数のフィラメント毎に使用時間を含む使用状況を記憶する使用状況記憶手段と、前記使用状況記憶手段に記憶された複数のフィラメント毎の使用時間に偏りが生じないよう前記複数のフィラメントから1つのフィラメントを選択し、選択されたフィラメントに電力を供給するよう所定のタイミングで前記フィラメント切り替え手段を制御するフィラメント選択手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、フィラメント選択手段により、使用状況記憶手段に記憶された複数のフィラメント毎の使用時間に偏りが生じないよう複数のフィラメントから1つのフィラメントが選択され、選択されたフィラメントに電力を供給するよう所定のタイミングでフィラメント切り替え手段が制御されるので、複数のフィラメントの使用時間に偏りが生じることが防止され、長時間使用されないフィラメントが発生することがなくなる。
このため、長時間使用されなかったフィラメントから吸着ガスを除去するためのフラッシングが不要となり、ガスの吸着によるフィラメントへの大電流の通電が防止される。
したがって、焦点サイズの等しいフィラメントを複数有するX線管を備えた構成において、フィラメントの吸着ガスを除去するためのフラッシングを不要とするとともに、フィラメントに必要以上の電流が流れてフィラメントが断線することを防止することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記X線管によるX線の照射の開始および停止を制御する照射制御手段を備え、前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段の制御により前記X線管によるX線の照射が開始されるタイミングで、前記フィラメント切り替え手段の制御を行うことを特徴とする。
この構成により、X線管によるX線の照射が開始されるタイミングでフィラメントの切り替えが行われるので、X線管によるX線の照射中に意図せずフィラメントが切り替わることを防止することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段により前記X線管によるX線の照射が停止されてから所定の日時の経過後であって、前記照射制御手段の制御により前記X線管によるX線の照射が開始されるタイミングで、前記フィラメント切り替え手段の制御を行うことを特徴とする。
この構成により、フィラメントの切り替え間隔を長くすることが可能となるため、同一ロットの被検査物の検査中にフィラメントが切り替わることにより不都合が生じ得ることを抑制することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段により前記X線管によるX線の照射が停止されてから開始されるまでの間に、前記使用状況記憶手段に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする。
この構成により、照射制御手段によりX線管によるX線の照射が開始される前に、フィラメント選択手段により使用時間が最も短いフィラメントが選択されるため、フィラメントの選択に時間がかかってX線の照射に遅延が生じることを防止することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記複数のフィラメントの各々の断線を判別する断線判別手段を備え、
前記フィラメント選択手段が、前記断線判別手段により断線が判別されたフィラメントを除いて、前記使用状況記憶手段に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする。
この構成により、断線していないフィラメントの中から使用時間が最も短いフィラメントが選択されるため、フィラメント選択手段により断線したフィラメントが選択されてX線の照射が不可能になってしまうことを防止することができる。
また、本発明に係るX線検査装置は、前記フィラメント選択手段により選択されたフィラメントを特定する情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、表示手段にフィラメントを特定する情報が表示されることにより、フィラメント選択手段により選択されたフィラメントをX線の照射開始時または照射前に利用者が認識することができる。
本発明は、焦点サイズの等しいフィラメントを複数有するX線管を備えた構成において、フィラメントの吸着ガスを除去するためのフラッシングを不要とするとともに、フィラメントに必要以上の電流が流れてフィラメントが断線することを防止することができるX線検査装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るX線検査装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置の側面および内部構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置の2つのフィラメントを備える場合のフィラメント選択の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置の3つのフィラメントを備える場合のフィラメント選択の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置のフィラメント選択の動作を示すフロー図である。 図5のアワーメーター値比較処理のフロー図である。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置のフィラメント選択の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係るX線検査装置のフィラメント選択の他の例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず構成について説明する。
図1に示すように、X線検査装置1は、搬送部2と検出部3とを筐体4の内部に備え、表示部5を筐体4の前面上部に備えている。
搬送部2は、被検査物である被検査物Wを所定間隔をおいて順次搬送するものである。この搬送部2は、例えば筐体4の内部で水平に配置されたベルトコンベアにより構成されている。搬送部2は、図1に示す駆動モータ6の駆動により予め設定された搬送速度で搬入口7から搬入された被検査物Wを搬出口8側(図中X方向)に向けて搬送面としてのベルト面2a上を搬送させるようになっている。筐体4の内部においてベルト面2a上を搬入口7から搬出口8まで貫通する空間は搬送路21を形成している。
検出部3は、順次搬送される被検査物Wに対し、搬送路21の途中の検査空間22においてX線を照射するとともに被検査物Wを透過するX線を検出するものであり、搬送路21の途中の検査空間22の上方に所定高さ離隔して配置されたX線発生器9と、搬送部2内にX線発生器9と対向して配置されたX線検出器10を備えている。
X線発生源としてのX線発生器9は、金属製の箱体11の内部に設けられた円筒状のX線管12を図示しない絶縁油に浸漬した構成を有しており、X線管12の陰極からの電子ビームを陽極のターゲットに照射させてX線を生成している。X線管12は、その長手方向が被検査物Wの搬送方向(X方向)となるよう配置されている。X線管12により生成されたX線は、下方のX線検出器10に向けて、図示しないスリットにより略三角形状のスクリーン状となって搬送方向(X方向)を横切るように照射されるようになっている。X線管12は、後述するように焦点サイズが互いに等しい複数のフィラメントを陰極に備えている。
X線検出器10は、搬送される被検査物Wの搬送方向(X方向)の平面上で搬送方向と直交するY方向に複数の検出素子が一直線上に配置されたものである。具体的には、X線検出器10は、ライン状に整列して配設された複数の検出素子としてのフォトダイオード(不図示)と、フォトダイオード上に設けられたシンチレータ(不図示)とからなるラインセンサ(不図示)とを含んで構成される。また、X線検出器10は、図2に示すように、A/D変換部41を備えており、このA/D変換部41によりフォトダイオードからの輝度値データをデジタルデータに変換し、濃度データであるX線画像として出力するようになっている。X線検出器10は、被検査物Wの搬送方向(X方向)の平面上で直交する方向(Y方向)に直線状に延在するラインセンサによって被検査物Wを透過するX線を検出し、検出したX線の量に応じた濃淡画像を出力するようになっている。
図2に示すように、搬送路21内の天井部21aには、搬送方向(X方向)に沿って複数個所にX線遮蔽用の遮蔽カーテン16が吊り下げ配置されている。遮蔽カーテン16は、X線を遮蔽する鉛粉を混入したゴムシートをのれん状(上部が繋がっており下部が帯状に分割された状態)に加工したものから構成されており、検査空間22から搬送路21を介してX線が筐体4の外部に漏えいすることを防止するものである。遮蔽カーテン16は、本実施の形態では、搬入口7と検査空間22との間、および検査空間22と搬出口8との間にそれぞれ2枚ずつ設けられており、1つの遮蔽カーテン16が被検査物Wと接触して弾性変形して隙間が生じた場合でも、他の遮蔽カーテン16がX線を遮蔽するので漏えい基準量を超えることなくX線の漏えいを防止できるようになっている。搬送路21における遮蔽カーテン16により囲まれた内側の空間が検査空間22を構成している。
X線検査装置1は、X線検出器10からのX線画像が入力されるとともに被検査物W中の異物の有無を検査する制御回路40と、制御回路40による検査結果等を表示出力する表示部5と、制御回路40への各種パラメータ等の設定入力を行う設定操作部45とを備えている。
表示部5は、平面ディスプレイ等から構成されており、ユーザに対する表示出力を行うようになっている。この表示部5は、被検査物Wの良否判定結果を「OK」や「NG」等の文字または記号で表示するとともに、総検査数、良品数、NG総数などの検査結果を、既定設定として、または、設定操作部45からの所定のキー操作による要求に基づいて表示するようになっている。
設定操作部45は、ユーザが操作する複数のキーやスイッチ等で構成され、制御回路40への各種パラメータ等の設定入力や動作モードの選択等を行うものである。なお、表示部5と設定操作部45とを、タッチパネル式表示器として一体構成してもよい。
制御回路40は、X線検出器10から受け取ったX線画像を記憶するX線画像記憶部42と、X線画像記憶部42から読み出したデータに対してフィルタや特徴抽出するための画像処理を施す画像処理部43と、画像処理されたデータに対して被検査物Wと異物との判別を行って異物の混入の有無を判定する判定部44と、を備えている。
また、制御回路40は、CPUおよび制御プログラムの記憶領域または作業領域としてのメモリなどを備えて構成された制御部46を備えている。制御部46は、X線検出器10によるX線の照射の開始および停止等の動作、およびX線検査装置1の全体の動作を制御するようになっている。
本実施の形態では、制御回路40は、X線管12が備える複数のフィラメント毎に使用時間をカウントおよび記憶するアワーメーター47と、複数のフィラメントから使用するフィラメントを選択するフィラメント選択部48と、を備えている。
フィラメントの切り替えは、X線発生器9に設けられたフィラメント切り替え部75により所定のタイミングで行われるようになっている。また、制御回路40は、複数のフィラメントの各々の断線を判別する断線判別部77を備えている。
ここで、フィラメントの使用時間とは、X線照射のためにフィラメントに通電を行った時間のことであり、フィラメント毎の使用開始からの積算値である。また、フィラメント使用時間は、連続するX線の照射だけでなく、瞬間的なX線の照射のためにフィラメントに通電を行った時間も含むものである。
例えば、X線を被検査物に瞬間的に照射することによる「X線撮影」では、X線の照射を1回、2回等の回数で数える場合があるが、このような場合でも、アワーメーター47は、極めて短いX線の照射のためのフィラメント使用時間をカウントするようになっている。
以下、図3、図4を参照して、複数のフィラメントの間で切り替えを行うための具体的構成について説明する。ここで、図3は、2つのフィラメントの間で切り替えを行う構成を示し、図4は、3つのフィラメントの間で切り替えを行う場合を示している。
図3に示すように、X線発生器9のX線管12は、陰極に複数のフィラメントを備えている。図3では、X線管12は、2つのフィラメント、すなわち第1フィラメントF1、第2フィラメントF2を備えている。
これら第1フィラメントF1、第2フィラメントF2は、互いに等しい焦点サイズを有している。また、X線管12は、陽極にターゲット74を備えている。第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、ターゲット74は、タングステン等の金属から構成されている。
X線発生器9は、第1フィラメントF1、第2フィラメントF2に電力を供給するドライブ回路76と、ドライブ回路76から電力を供給するフィラメントを第1フィラメントF1、第2フィラメントF2の間で切り替えるフィラメント切り替え部75とを備えている。
また、制御回路40のフィラメント選択部48は、アワーメーター47に記憶されたフィラメント毎の使用時間を参照して最も使用時間が短いフィラメントを選択するようになっている。フィラメント選択部48は、選択したフィラメントのフィラメントIDをフィラメント切り替え部75に出力することにより、フィラメント切り替え部75を制御するようになっている。
また、フィラメント選択部48には、断線判別部77から何れのフィラメントが断線しているかを示す信号が入力されるようになっている。断線判別部77は、例えば、フィラメント選択部48により選択されてフィラメント切り替え部75の切り替えによりドライブ回路76からの電力の供給が行われたフィラメントに対して、通電の有無を判別することにより断線を判別している。
アワーメーター47は、第1フィラメントF1の使用時間として第1アワーメーター値H1と、第2フィラメントF2の使用時間として第2アワーメーター値H2と、をカウントおよび記憶するようになっている。
また、複数のフィラメントの間で切り替えを行うための具体的構成として、図4に示すように、X線管12が、陰極に3つのフィラメント、すなわち第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、第3フィラメントF3を備えていてもよい。
この場合、フィラメント切り替え部75は、ドライブ回路76から電力を供給するフィラメントを第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、第3フィラメントの間で切り替えを行い、また、アワーメーター47は、第1フィラメントF1の使用時間として第1アワーメーター値H1と、第2フィラメントF2の使用時間として第2アワーメーター値H2と、第3フィラメントF3の使用時間として第3アワーメーター値H3と、をカウントおよび記憶する。
次に、X線管12が陰極に3つのフィラメントを備える場合を例にして、X線検査装置1におけるフィラメントの切り替え動作のフローチャートを説明する。
図5に示すように、まず、制御部46からフィラメント選択部48に照射指令が出力されると(ステップS1)、フィラメント選択部48は、アワーメーター値比較処理として、アワーメーター47に記憶されている各アワーメーター値の大小を比較し、アワーメーター値の最も小さいフィラメント(使用時間の最も短いフィラメント)を選択する(ステップS2)。このステップS2のアワーメーター値比較処理については、図6を参照して詳細を後述する。
ついで、フィラメント選択部48は、ステップS2で選択したアワーメーター値の最も小さいフィラメントにドライブ回路76から電力が供給されるようフィラメント切り替え部75を制御し、X線の照射を開始する(ステップS3)。
ついで、アワーメーター47は、ステップS3によるX線の照射の開始と同時に、フィラメント選択部48で選択されたフィラメントの使用時間のカウントを開始する(ステップS4)。このステップS4では、例えば、フィラメント選択部48で選択されたフィラメントが第1フィラメントF1であった場合は、第1アワーメーター値H1をカウントアップする。
ついで、アワーメーター47は、制御部46からの指令によりX線管12によるX線の照射が停止すると、ステップS4で開始したフィラメントの使用時間(第1アワーメーター値H1)のカウントアップを停止する(ステップS5)。
図5のステップS2のアワーメーター値比較処理の詳細について図6を参照して説明する。図6に示すように、アワーメーター値比較処理では、まず、フィラメント選択部48は、アワーメーターIDとして1をセットして第1アワーメーター値H1を指定する(ステップS21)。
フィラメント選択部48は、変数kに2をセットする(ステップS22)。この変数kはアワーメーターを識別するための値である。
フィラメント選択部48は、第2アワーメーター値H2と第1アワーメーター値H1を比較し、第1アワーメーター値H1が第2アワーメーター値H2より大きいか否かを判別する(ステップS23)。
このステップS23の判別が"NO"すなわち、第1アワーメーター値H1が第2アワーメーター値H2より大きくないときは、ステップS25に移行し、このステップS23の判別が"YES"すなわち、第1アワーメーター値H1が第2アワーメーター値H2より大きいときは、フィラメント選択部48は、アワーメーターIDがkであるアワーメーターの方がアワーメーター値が小さいと判断する。
フィラメント選択部48は、変数kの値が最後の値であるか否かを判別し(ステップS25)、このステップS25の判別結果が"YES"であれば、このアワーメーター値比較処理を終了し、ステップS3に移行する。ステップS25の判別結果が"NO"のときは、変数kに1を加算して(ステップS26)、ステップS23に戻る。
ステップS23〜ステップS26を変数kが最後の値になるまで繰り返し実行することにより、全てのアワーメーター値が比較され、値が最も小さいアワーメーター値が選択される。選択されたアワーメーターIDはステップS3で用いられる。
このように、アワーメーター値比較処理では、フィラメント選択部48は、X線の照射が開始されるタイミングで、最も使用時間の短いフィラメントの選択、および選択したフィラメントへの切り替えを行うようになっている。
なお、フィラメント選択部48は、制御部46によりX線管12によるX線の照射が停止されてから開始されるまでの間に、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択するようにしてもよい。
すなわち、図6において、X線管12によるX線の照射が停止されてから開始されるまでの間にステップS2を最初に実行して使用時間の最も短いフィラメントを予め選択しておき、ついで、ステップS1の照射指令を受け取ってから、ステップS3でフィラメント切り替え部75を制御してフィラメントを切り替えてX線の照射を開始するようにしてもよい。
また、フィラメント選択部48は、制御部46によりX線管12によるX線の照射が停止されてから所定の日時の経過後であって、制御部46の制御によりX線管12によるX線の照射が開始されるタイミングで、フィラメント切り替え部75を制御してフィラメントの切り替えを行うようにしてもよい。
すなわち、X線の照射開始毎にフィラメントの切り替えを行うのではなく、X線の照射が停止されてから所定の日時の経過後のX線の照射開始時にフィラメントの切り替えが行われるようにしてもよい。
また、フィラメント選択部48は、断線判別部77により断線が判別されたフィラメントを除いて、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択するようにしてもよい。この場合、断線していないフィラメントの中から使用時間が最も短いフィラメントが選択されるため、フィラメント選択部48により断線したフィラメントが選択されてX線の照射が不可能になってしまうことが防止される。
また、フィラメント選択部48により選択されたフィラメントが、表示部5に表示されるようにすると好適である。この場合、フィラメント選択部48により選択されたフィラメントを特定する情報としてのフィラメントIDを表示部5に表示する。
次に、X線管12が陰極に3つのフィラメントを備える場合を例にして、X線検査装置1におけるフィラメントの切り替え動作のタイミングチャートを説明する。図7のタイミングチャートは、フィラメント選択部48により、使用時間の最も短いフィラメントが第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、第3フィラメントF3、第2フィラメントF2の順に選択された場合を示している。
図7に示すように、制御部46からの照射指令がOFFからONになると、フィラメント選択部48によるアワーメーター値比較処理によって第1フィラメントF1が使用時間の最も短いフィラメントとして選択されてフィラメント切り替えIDとしての"1"がフィラメント切り替え部75に出力され、第1フィラメントF1を用いたX線の照射が行われる。また、第1フィラメントF1を用いたX線の照射開始と同時に、アワーメーター47により第1アワーメーター値H1のカウントアップが行われる。制御部46からの照射指令がONからOFFになって第1フィラメントF1を用いたX線の照射が停止されると、第1アワーメーター値H1のカウントアップも停止する。
再び、制御部46からの照射指令がOFFからONになると、フィラメント選択部48によるアワーメーター値比較処理によって第2フィラメントF2が使用時間の最も短いフィラメントとして選択されてフィラメント切り替えIDとしての"2"がフィラメント切り替え部75に出力され、第2フィラメントF2を用いたX線の照射が行われる。また、第2フィラメントF2を用いたX線の照射開始と同時に、アワーメーター47により第2アワーメーター値H2のカウントアップが行われる。制御部46からの照射指令がONからOFFになって第2フィラメントF2を用いたX線の照射が停止されると、第2アワーメーター値H2のカウントアップも停止する。
再び、制御部46からの照射指令がOFFからONになると、フィラメント選択部48によるアワーメーター値比較処理によって第3フィラメントF3が使用時間の最も短いフィラメントとして選択されてフィラメント切り替えIDとしての"3"がフィラメント切り替え部75に出力され、第3フィラメントF3を用いたX線の照射が行われる。また、第3フィラメントF3を用いたX線の照射開始と同時に、アワーメーター47により第3アワーメーター値H3のカウントアップが行われる。制御部46からの照射指令がONからOFFになって第3フィラメントF3を用いたX線の照射が停止されると、第3アワーメーター値H3のカウントアップも停止する。
再び、制御部46からの照射指令がOFFからONになると、フィラメント選択部48によるアワーメーター値比較処理によって第2フィラメントF2が使用時間の最も短いフィラメントとして選択されてフィラメント切り替えIDとしての"2"がフィラメント切り替え部75に出力され、第2フィラメントF2を用いたX線の照射が行われる。また、第2フィラメントF2を用いたX線の照射開始と同時に、アワーメーター47により第2アワーメーター値H2のカウントアップが行われる。制御部46からの照射指令がONからOFFになって第2フィラメントF2を用いたX線の照射が停止されると、第2アワーメーター値H2のカウントアップも停止する。
以上のように、本実施の形態に係るX線検査装置1は、焦点サイズが互いに等しい第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、第3フィラメントF3のうち1つのフィラメントに電力を供給するよう回路を切り替えるフィラメント切り替え部75と、第1フィラメントF1、第2フィラメントF2、第3フィラメントF3毎に使用時間を含む使用状況を第1アワーメーター値H1、第2アワーメーター値H2、第3アワーメーター値H3としてそれぞれ記憶するアワーメーター47と、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択し、選択されたフィラメントに電力を供給するよう所定のタイミングでフィラメント切り替え部75を制御するフィラメント選択部48と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、フィラメント選択部48により、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントが選択され、選択されたフィラメントに電力を供給するよう所定のタイミングでフィラメント切り替え部75が制御されるので、フィラメント毎の使用時間が平準化されることにより、複数のフィラメントの使用時間に偏りが生じることが防止され、長時間使用されないフィラメントが発生することがなくなる。
このため、長時間使用されなかったフィラメントから吸着ガスを除去するためのフラッシングが不要となり、ガスの吸着によるフィラメントへの大電流の通電が防止される。
したがって、焦点サイズの等しいフィラメントを複数有するX線管12を備えた構成において、フィラメントの吸着ガスを除去するためのフラッシングを不要とするとともに、フィラメントに必要以上の電流が流れてフィラメントが断線することを防止することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、X線管12によるX線の照射の開始および停止を制御する制御部46を備え、フィラメント選択部48が、制御部46の制御によりX線管12によるX線の照射が開始されるタイミングで、フィラメント切り替え部75の制御を行うことを特徴とする。
この構成により、X線管12によるX線の照射が開始されるタイミングでフィラメントの切り替えが行われるので、X線管12によるX線の照射中に意図せずフィラメントが切り替わることを防止することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、フィラメント選択部48が、制御部46によりX線管12によるX線の照射が停止されてから所定の日時の経過後であって、制御部46の制御によりX線管12によるX線の照射が開始されるタイミングで、フィラメント切り替え部75の制御を行うことを特徴とする。
この構成により、フィラメントの切り替え間隔を長くすることが可能となるため、同一ロットの被検査物Wの検査中にフィラメントが切り替わることにより不都合が生じ得ることを抑制することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、フィラメント選択部48が、制御部46によりX線管12によるX線の照射が停止されてから開始されるまでの間に、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする。
この構成により、制御部46によりX線管12によるX線の照射が開始される前に、フィラメント選択部48により使用時間が最も短いフィラメントが選択されるため、フィラメントの選択に時間がかかってX線の照射に遅延が生じることを防止することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、複数のフィラメントの各々の断線を判別する断線判別部77を備え、フィラメント選択部48が、断線判別部77により断線が判別されたフィラメントを除いて、アワーメーター47に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする。
この構成により、断線していないフィラメントの中から使用時間が最も短いフィラメントが選択されるため、フィラメント選択部48により断線したフィラメントが選択されてX線の照射が不可能になってしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、フィラメント選択部48により選択されたフィラメントを特定する情報としてのフィラメントIDを表示する表示部5を備えたことを特徴とする。
この構成により、表示部5にフィラメントを特定する情報としてのフィラメントIDが表示されることにより、フィラメント選択部48により選択されたフィラメントをX線の照射開始時または照射前に利用者が認識することができる。
なお、制御回路40のフィラメント選択部48は、アワーメーター47に記憶されたフィラメント毎の使用時間を参照して最も使用時間が短いフィラメントを選択する代わりに、予め定められたフィラメントの使用順序に従うとともに使用時間が最大ではないフィラメントを選択するようにしてもよい。フィラメントの使用順序は、例えば、「第1フィラメントF1→第2フィラメントF2→第3フィラメントF3」を繰り返す順序に定められている。
具体例としては、フィラメント選択部48は、図8のタイミングチャートに示すように、第3フィラメントF3を用いたX線の照射が停止されてから、再び、制御部46からの照射指令がOFFからONになったとき、使用時間が最大ではないフィラメントである第1フィラメントF1および第2フィラメントF2を使用フィラメントの候補として選択し、更に、予め定められたフィラメントの使用順序である「第1フィラメントF1→第2フィラメントF2→第3フィラメントF3」に従い、最終的に第1フィラメントF1を選択する。そして、フィラメント選択部48は、フィラメント切り替えIDとしての"1"をフィラメント切り替え部75に出力する。
このように、予め定められたフィラメントの使用順序に従うとともに使用時間が最大ではないフィラメントをフィラメント選択部48が選択することにより、突出して使用時間の長いフィラメントが生じることがなくなるため、前述の実施の形態と同様に、複数のフィラメントの使用時間に偏りが生じることが防止され、長時間使用されないフィラメントが発生することがなくなるので、長時間使用されなかったフィラメントから吸着ガスを除去するためのフラッシングが不要となり、ガスの吸着によるフィラメントへの大電流の通電が防止される、という効果を奏することができる。
以上のように、本発明に係るX線検査装置は、焦点サイズの等しいフィラメントを複数有するX線管を備えた構成において、フィラメントの吸着ガスを除去するためのフラッシングを不要とするとともに、フィラメントに必要以上の電流が流れてフィラメントが断線することを防止することができるという効果を有し、X線発生器から照射されて被検査物を透過したX線をX線検出器により検出して被検査物を検査するX線検査装置として有用である。
1 X線検査装置
5 表示部(表示手段)
9 X線発生器
10 X線検出器
11 箱体
12 X線管
40 制御回路
41 A/D変換部
42 X線画像記憶部
43 画像処理部
44 判定部
45 設定操作部
46 制御部(照射制御手段)
47 アワーメーター(使用状況記憶手段)
48 フィラメント選択部(フィラメント選択手段)
74 ターゲット
75 フィラメント切り替え部(フィラメント切り替え手段)
76 ドライブ回路
77 断線判別部(断線判別手段)
F1 第1フィラメント
F2 第2フィラメント
F3 第3フィラメント
H1 第1アワーメーター値
H2 第2アワーメーター値
H3 第3アワーメーター値
W 被検査物

Claims (6)

  1. 焦点サイズが互いに等しい複数のフィラメント(F1、F2、F3)を陰極に有するX線管(12)を備え、前記X線管から照射されたX線を被検査物(W)に透過させて該被検査物を検査するX線検査装置(1)であって、
    前記複数のフィラメントのうち1つのフィラメントに電力を供給するよう回路を切り替えるフィラメント切り替え手段(75)と、
    前記複数のフィラメント毎に使用時間を含む使用状況を記憶する使用状況記憶手段(47)と、
    前記使用状況記憶手段に記憶された複数のフィラメント毎の使用時間に偏りが生じないよう前記複数のフィラメントから1つのフィラメントを選択し、選択されたフィラメントに電力を供給するよう所定のタイミングで前記フィラメント切り替え手段を制御するフィラメント選択手段(48)と、を備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記X線管によるX線の照射の開始および停止を制御する照射制御手段(46)を備え、
    前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段の制御により前記X線管によるX線の照射が開始されるタイミングで、前記フィラメント切り替え手段の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段により前記X線管によるX線の照射が停止されてから所定の日時の経過後であって、前記照射制御手段の制御により前記X線管によるX線の照射が開始されるタイミングで、前記フィラメント切り替え手段の制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のX線検査装置。
  4. 前記フィラメント選択手段が、前記照射制御手段により前記X線管によるX線の照射が停止されてから開始されるまでの間に、前記使用状況記憶手段に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のX線検査装置。
  5. 前記複数のフィラメントの各々の断線を判別する断線判別手段(77)を備え、
    前記フィラメント選択手段が、前記断線判別手段により断線が判別されたフィラメントを除いて、前記使用状況記憶手段に記憶された使用時間が最も短いフィラメントを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のX線検査装置。
  6. 前記フィラメント選択手段により選択されたフィラメントを特定する情報を表示する表示手段(5)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のX線検査装置。
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