JP4530523B2 - X線異物検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの各品種の被検査物に対し、X線を曝射したときのX線の透過量から被検査物中の異物を検出するX線異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線異物検出装置は、搬送ライン上を順次搬送されてくる例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの各品種の被検査物にX線を曝射し、この曝射したX線の透過量から被検査物中に金属、ガラス、石、骨などの異物が混入しているか否かを検出する装置である。
【0003】
この種のX線異物検出装置において、被検査物を透過してくるX線は、X線を光に変換するシンチレータと、光を電気信号に変換するフォトダイオードから構成されるラインセンサによって検出される。ラインセンサは、被検査物の搬送方向と直交する方向にライン状に整列して複数のフォトダイオードが配置され、このフォトダイオード上にシンチレータが設けられたアレイ状に構成されたものである。
【0004】
ところで、上記ラインセンサにおけるフォトダイオードは、受光量に応じて電流を出力するが、X線の照射によりダメージを受け、受光していない状態でも電流(暗電流)を出力する特性を有している。この電流は、X線の照射時間により増大する傾向を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、フォトダイオードにおける暗電流が増大しても、ソフト的に暗電流が無いものと見なしてオフセットすることにより使用することも可能であったが、暗電流が一定量を越えると使用できないという問題があった。
【0006】
ところで、被検査物にX線を曝射するX線発生器にも当然寿命があるが、この種のX線異物検出装置では、X線発生器から出射されるX線がラインセンサの受光面に合わせてスリットにより絞り込んだ状態で被検査物に曝射されるので、正確なX線量を測定することができなかった。そこで、従来は、ラインセンサの感度が鈍った場合、X線発生器またはラインセンサの一方を交換し、そのときの画像を見てX線発生器またはラインセンサのどちらが寿命であるかを判断していた。このため、寿命かどうか判らない状態でラインセンサを交換していることがあり得た。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ラインセンサの寿命を事前に知ることができるX線異物検出装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係るX線異物検出装置は、X線発生器9から被検査物2にX線を曝射し、このX線の曝射に伴って前記被検査物を透過してくるX線をX線検出器10で検出し、該X線検出器の検出に基づく前記X線の透過量から前記被検査物中の異物の有無を検査するX線異物検出装置1において、
前記X線検出器が前記X線を光に変換するシンチレータ22と、該シンチレータにより変換された光を電気信号に変換するフォトダイオード21とを有するアレイ状のラインセンサ23からなり、
前記シンチレータの一部に照射されるX線を遮蔽するように前記X線発生器と前記シンチレータとの間のX線が通る軌跡上に配設されたマスク部材24と、
前記X線発生器がX線を放射していない状態での前記フォトダイオードの暗電流と、前記マスク部材でX線が遮蔽された前記シンチレータの下部に位置する前記フォトダイオードの暗電流とを比較し、その差が予め設定された値を越えたときに前記ラインセンサを寿命と判定する制御手段13とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明に係るX線異物検出装置は、X線発生器9から被検査物2にX線を曝射し、このX線の曝射に伴って前記被検査物を透過してくるX線をX線検出器10で検出し、該X線検出器の検出に基づく前記X線の透過量から前記被検査物中の異物の有無を検査するX線異物検出装置1において、
前記X線検出器が前記X線を光に変換するシンチレータ22と、該シンチレータにより変換された光を電気信号に変換するフォトダイオード21とを有するアレイ状のラインセンサ23からなり、
前記フォトダイオードの一部がX線の照射されないダミーのフォトダイオード21Cで構成され、
前記X線発生器がX線を放射していない状態での前記フォトダイオードの暗電流と、前記ダミーのフォトダイオードの暗電流とを比較し、その差が予め設定された値を越えたときに前記ラインセンサを寿命と判定する制御手段13とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明に係るX線異物検出装置は、請求項1又は2のX線異物検出装置において、
前記制御手段13は、前記ラインセンサ23が寿命と判定されたときに、前記ラインセンサが寿命で交換が必要な旨の表示及び又は前記ラインセンサが寿命である旨のアラーム音又はアラーム表示の出力を制御することを特徴とする。
【0011】
本発明のX線異物検出装置1は、X線発生器9がX線を放射していない状態で、X線が照射される位置のフォトダイオード21Aの暗電流と、X線が全く照射されない位置のフォトダイオード21B(21C)の暗電流とを比較し、その差が設定値以上となったときにラインセンサ23が寿命であると判定する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるX線異物検出装置の全体構成を示すブロック図、図2は同X線異物検出装置の外観を示す斜視図である。
【0013】
図1および図2に示すように、X線異物検出装置1は、搬送ラインの一部に設けられ、所定間隔をおいて順次搬送されてくる被検査物2中(表面も含む)に混入される異物の有無の検出するものである。図2に示すように、X線異物検出装置1は、搬送部3と異物検出部4とが装置本体1a内部に設けられ、設定入力部5と表示器6からなる操作パネル7が装置本体1aの前面上部に設けられている。
【0014】
図2に示すように、搬送部3は、例えば装置本体1aに対して水平に配置されたベルトコンベアで構成され、例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの各品種の被検査物2を搬送している。搬送部3は、駆動モータ8の駆動により予め設定された所定の搬送速度で図1の矢印方向に搬入口3aから搬入された被検査物2を搬出口3bへ搬出している。
【0015】
図1および図2に示すように、異物検出部4は、搬送される被検査物2を搬送路途中において異物を検出するもので、ベルトコンベア3の上方に所定高さ離れて設けられるX線発生器9と、ベルトコンベア3内にX線発生器9と対向して設けられるX線検出器10を備えて構成される。
【0016】
設定入力部5は、被検査物2の異物検査に関する各種設定や指示を与えるための複数のキーを備えている。特に図示はしないが、例えば装置運転の開始を指示するときに操作されるスタートキー、装置運転の停止を指示するときに操作されるストップキー、表示器6に表示される画像を固定表示するモードと、表示器6に表示される画像を被検査物2の動きに合わせてスクロール表示するモードのいずれかに選択的に画面を切り替えるときに操作される画面切替キーなどを備えている。
【0017】
X線発生器9は、金属製の箱体11内部に設けられる円筒状のX線管12を不図示の絶縁油により浸漬した構成であり、X線管12の陰極からの電子ビームを陽極ターゲットに照射させてX線を生成している。X線管12は、その長手方向が被検査物2の搬送方向(図1の矢印方向)と直交するように設けられている。X線管12により生成されたX線は、下方のX線検出器10に向けて、長手方向に沿った不図示のスリットを介して、略円錐状のX線を略三角形状のスクリーン状にして曝射するようになっている。
【0018】
X線検出器10は、被検査物2に対してX線が曝射されたときに、被検査物2を透過してくるX線を検出し、この検出したX線の透過量に応じた電気信号を出力している。
【0019】
ここで、図3は本発明によるX線異物検出装置1のラインセンサ(X線検出器10)の寿命判定に関わる構成の一例を示す図である。この図3において、X線検出器10は、例えばベルトコンベア3上を搬送される被検査物2の搬送方向(図1における矢印方向)と直交する方向にライン状に整列して配置された複数(例えば数百個)のフォトダイオード21と、フォトダイオード21上に設けられたシンチレータ22とを備えてアレイ状に一体形成されたラインセンサ23で構成される。
【0020】
そして、複数整列されたフォトダイオード21の一部(図3の例では右端部の1箇所のフォトダイオード21B)の上方に位置するシンチレータ22の表面には、例えば鉛等のX線を通さない材料からなるマスク部材24が被覆形成されている。すなわち、マスク部材24で被覆された部分はX線が照射されてもフォトダイオード21B上のシンチレータ22にX線が導かれない構成となっている。これにより、フォトダイオード21は、X線発生器9から放射されたX線が照射されるフォトダイオード21Aと、X線発生器9から放射されたX線が照射されず遮蔽されるフォトダイオード21Bの2つの部分で構成される。
【0021】
上記構成によるラインセンサ23では、被検査物2に対してX線発生器9からX線が曝射されると、被検査物2を透過してくるX線をシンチレータ22で受けて光に変換する。さらにシンチレータ22で変換された光は、その下部に配置されるフォトダイオード21Aによって受光される。そして、各フォトダイオード21Aは、受光した光を電気信号に変換して出力する。このときの電気信号は、図1に示す制御手段13に入力される。なお、マスク部材24で覆われたシンチレータ22及びフォトダイオード21Bの部分にはX線が曝射されないため、フォトダイオード21Bからは暗電流が図1に示す制御手段13の比較判定手段13aに入力される。
【0022】
図3において、制御手段13の比較判定手段13aには、X線発生器9がX線を放射していないときの各フォトダイオード21Aからの暗電流とフォトダイオード21Bからの暗電流が入力される。この比較判定手段13aでは、フォトダイオード21A,21B両者の暗電流を比較し、その差が予め設定された値を越えたときにラインセンサ23が寿命であると判定して判定信号を出力している。そして、比較判定手段13aによりラインセンサ23が寿命と判定されると、制御手段13の制御により表示器6に対してラインセンサ23が寿命で交換が必要な旨を表示(例えば「ラインセンサが寿命です。交換して下さい。」)したり、アラーム音を出力してラインセンサ23が寿命である事をユーザーに知らせたりする。
【0023】
また、制御手段13には、設定入力部5の所定のキー入力により、装置運転の開始・停止を制御したり、表示器6に表示されるX線曝射時の被検査物2の画像を固定表示する固定表示モードと、前記画像を被検査物2の動きに合わせてスクロール表示するスクロール表示モードのいずれかに選択的に画面を切り替えるべく表示器6の画面切替を制御している。
【0024】
そして、制御手段13では、被検査物2を透過したX線の透過量に応じた電気信号と、予め設定された異物混入判別用のX線透過量のしきい値を比較し、その比較結果に基づいて被検査物2中に金属、ガラス、石、骨などの異物が混入されているか否かを判別し、この判別結果から被検査物2の良否を判定し、被検査物2が良品又は不良品であるかを示す選別信号を外部出力している。また、被検査物2の検査データや検査結果データ、表示データなどに基づいて例えばX線曝射時の被検査物2の画像、良否判定判定表示や検査結果表示などが表示器6に表示される。
【0025】
上記のように構成されるX線異物検出装置1では、まず、被検査物2の異物検査を行うに前に、装置1の主電源が投入されると、自動的にラインセンサ23の寿命判定処理が実行される。すなわち、装置1の主電源投入時にはX線発生器9からのX線の放射を停止しておき、このX線が放射されていない状態でフォトダイオード21A,21Bの暗電流が制御手段13の比較判定手段13aに入力される。比較判定手段13aでは、全てのフォトダイオード21Aからの暗電流と、フォトダイオード21Bからの暗電流とを比較し、その差が予め設定された値を越えたときにラインセンサ23が寿命であると判定する。そして、ラインセンサ23が寿命と判定されると、制御手段13の制御のもとにラインセンサ23の交換が必要な旨が表示器6にコメント表示される他、アラーム音によって報知される。ここで、ラインセンサ23が寿命と判定された場合には、ラインセンサ23を新しいものと交換する。
【0026】
その後、X線発生器9が駆動され、被検査物2がベルトコンベア3の搬入口3aより搬入されると、その搬送過程において被検査物2にX線発生器8からX線が曝射される。このX線の曝射に伴って被検査物2を透過してくるX線はX線検出器9によって検出される。そして、制御手段13は、X線検出器9によって検出されたX線の透過量に応じた電気信号に基づいて被検査物2中に異物が混入している否かを判別し、この判別結果から良品又は不良品を示す選別信号を外部出力する。そして、上記検査を終えた被検査物2は、制御手段13から出力される選別信号に応じて良品と不良品とに選別される。
【0027】
このように、本例のX線異物検出装置1では、X線が照射される位置のフォトダイオード21Aの暗電流と、X線が全く照射されない位置のフォトダイオード21Bの暗電流とを比較し、その差が設定値以上となったときにラインセンサ23が寿命であると判定している。
【0028】
したがって、本例のX線異物検出装置1によれば、ラインセンサ23の寿命を定量的に事前に予測することが可能となり、故障前にラインセンサ23を交換することができる。しかも、上記ラインセンサ23の寿命判定は主電源投入時に実行されるので、被検査物2の異物検査を始める前にラインセンサ23の状態を知り、異物検査前にラインセンサ23の交換を適宜行うことができる。また、ラインセンサ23が寿命と判定された場合には、ラインセンサ23が寿命で交換が必要な旨の表示やラインセンサ23が寿命である旨のアラーム音が出力されるので、ラインセンサ23の交換時期をユーザーに知らせて即座に対処するように促すことができる。
【0029】
また、上記ラインセンサ23の寿命判定にあたって、各フォトダイオード21A,21Bは温度によって出力値も変化するが、各フォトダイオード21A,21Bはアレイ状に一体的に構成され、同じ環境条件下で暗電流の比較が行われるので、ラインセンサ23の寿命をより正確に予測することができる。
【0030】
ところで、上述した実施の形態では、シンチレータ22上に直接マスク部材24を設ける構成としているが、X線発生器9とシンチレータ22との間のX線が通る軌跡上(例えばX線発生器9が設けられる箱体11のスリット側)に設けることも可能である。
【0031】
また、図4に示すように、フォトダイオード21の不使用領域(X線が照射されない領域)にダミーのフォトダイオード21Cを一体形成し、このダミーのフォトダイオード21Cと使用領域におけるフォトダイオード21Aの暗電流を比較し、その差が設定値以上となったときにラインセンサ23が寿命であると判定するように構成してもよい。
【0032】
さらに、上記実施の形態では、ラインセンサ23の寿命判定を電源投入時に自動的に行う構成として説明したが、設定入力部5の所定のキー操作によりラインセンサ23の寿命判定を自動的に行うため保守モードを設けることもできる。この場合、保守モードが選択されると、制御手段13がX線発生器9からのX線の照射を一時的に停止制御し、X線が照射される位置のフォトダイオード21Aの暗電流と、X線が全く照射されない位置のフォトダイオード21B(又は21C)の暗電流とを比較し、その差が設定値以上となったときにラインセンサ23が寿命であると判定される。この構成によれば、ユーザーが必要に応じて適宜ラインセンサ23の状態を把握することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、X線が照射される位置のフォトダイオードの暗電流と、X線が全く照射されない位置のフォトダイオードの暗電流とを比較し、その差が設定値以上となったときにラインセンサが寿命と判定する構成なので、ラインセンサの寿命を定量的に事前に予測することが可能となり、故障前にラインセンサを交換することができる。
【0034】
また、ラインセンサの寿命判定にあたって、各フォトダイオードは温度によって出力値も変化するが、各フォトダイオードはアレイ状に一体的に構成され、同じ環境条件下で暗電流の比較が行われるので、ラインセンサの寿命をより正確に予測することができる。
【0035】
さらに、ラインセンサが寿命と判定された場合には、ラインセンサが寿命で交換が必要な旨の表示やラインセンサが寿命である旨のアラーム音が出力されるので、ラインセンサの交換時期をユーザーに知らせて即座に対処するように促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線異物検出装置の全体構成を示すブロック図
【図2】本発明によるX線異物検出装置の外観を示す斜視図
【図3】本発明によるX線異物検出装置1のラインセンサの寿命判定に関わる構成の一例を示す図
【図4】本発明によるX線異物検出装置1のラインセンサの寿命判定に関わる構成の他の例を示す図
【符号の説明】
1…X線異物検出装置、2…被検査物、9…X線発生器、10…X線検出器、13…制御手段、21,21A,21B…フォトダイオード、21C…ダミーのフォトダイオード、22…シンチレータ、23…ラインセンサ、24…マスク部材。
Claims (3)
- X線発生器(9)から被検査物(2)にX線を曝射し、このX線の曝射に伴って前記被検査物を透過してくるX線をX線検出器(10)で検出し、該X線検出器の検出に基づく前記X線の透過量から前記被検査物中の異物の有無を検査するX線異物検出装置(1)において、
前記X線検出器が前記X線を光に変換するシンチレータ(22)と、該シンチレータにより変換された光を電気信号に変換するフォトダイオード(21)とを有するアレイ状のラインセンサ(23)からなり、
前記シンチレータの一部に照射されるX線を遮蔽するように前記X線発生器と前記シンチレータとの間のX線が通る軌跡上に配設されたマスク部材(24)と、
前記X線発生器がX線を放射していない状態での前記フォトダイオードの暗電流と、前記マスク部材でX線が遮蔽された前記シンチレータの下部に位置する前記フォトダイオードの暗電流とを比較し、その差が予め設定された値を越えたときに前記ラインセンサを寿命と判定する制御手段(13)とを備えたことを特徴とするX線異物検出装置。 - X線発生器(9)から被検査物(2)にX線を曝射し、このX線の曝射に伴って前記被検査物を透過してくるX線をX線検出器(10)で検出し、該X線検出器の検出に基づく前記X線の透過量から前記被検査物中の異物の有無を検査するX線異物検出装置(1)において、
前記X線検出器が前記X線を光に変換するシンチレータ(22)と、該シンチレータにより変換された光を電気信号に変換するフォトダイオード(21)とを有するアレイ状のラインセンサ(23)からなり、
前記フォトダイオードの一部がX線の照射されないダミーのフォトダイオード(21C)で構成され、
前記X線発生器がX線を放射していない状態での前記フォトダイオードの暗電流と、前記ダミーのフォトダイオードの暗電流とを比較し、その差が予め設定された値を越えたときに前記ラインセンサを寿命と判定する制御手段(13)とを備えたことを特徴とするX線異物検出装置。 - 前記制御手段(13)は、前記ラインセンサ(23)が寿命と判定されたときに、前記ラインセンサが寿命で交換が必要な旨の表示及び又は前記ラインセンサが寿命である旨のアラーム音又はアラーム表示の出力を制御する請求項1又は2記載のX線異物検出装置。
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