JP5843696B2 - ヘッドレスト本体のロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックの頂部で前後に傾動調整可能なヘッドレスト本体のロック機構に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2008−253335号公報がある。この公報に記載されたヘッドレストには、シートバックの頂部に装着されるステーを具備した傾動ユニットが開示されている(上記公報の図7,8参照)。この傾動ユニットは、カバー部材内に収容された扁平なヘッドレストフレームを有し、このヘッドレストフレームは、ヘッドレストフレームの傾動を可能にするロック機構を介してステーの上部に連結されている。また、特開平9−249056号公報には、ロック機構として、ロックアームの係合ピンが遊挿可能な係合孔を有する解除レバーが、枢支ピンによる後端の枢着のもとでスライドレールに枢着され、係合孔の周縁への係合ピンの係合により、解除レバー、ロックアーム間が連動可能となっている。
特開2008−253335号公報 特開平9−249056号公報
前述した従来技術では、特にロック機構としては、ロック解除方向への解除レバーの回動時に、特定の遊びの範囲での先行した解除レバーの回動後に係合孔の周縁が係合ピンに係合するように、係合孔の形状が係合ピンとの間で遊びのある四角形状に形成されているので、ロック解除操作の際に、ロック解除操作力が重く、ロック解除操作しずらい点が有る。
本発明は、簡単な構成によりロック解除力を軽くして、ロック解除操作力の低減化が図られるヘッドレスト本体のロック機構を提供することを目的とする。
本発明は、 前後に傾動調整可能なヘッドレストにおいて、
シートバックに固定されるステーと、このステーに対して傾動調整可能なヘッドレスト本体とを備え、
ステーに固定されたベースギアと、ヘッドレスト本体に設けてベースギアに係合可能な係止歯を形成して上下方向である係合解方向に回動可能なロックギアと、
このロックギアをベースギアに対して解除方向に操作する解除操作レバーとを有し、
解除操作レバーは、ヘッドレスト本体に回動可能に取り付けられ、この解除操作レバーに形成した係合孔にロックギアに設けた係合ピンが遊挿して成り、
解除操作レバーを押圧することにより、解除操作レバーが回動して解除操作レバーの係合孔に遊挿してなるロックギアの係合ピンが係合孔の周縁に押圧されて解除方向に移動することにより、ロックギアがベースギアに対して係合解除方向に回動し、ヘッドレスト本体の傾動調整可能となるヘッドレスト本体のロック機構において、
解除操作レバーの係合孔の周縁におけるロックギアの係合ピンとの接触面は、ロックギアの回動中心と係合ピンの中心とを結ぶ線に対して、ベースギアの係止歯方向且つ前記ロックギアの回動中心方向に高く傾斜する一面からなる傾斜面としたことを特徴とするヘッドレスト本体のロック機構である。
かかるヘッドレスト本体のロック機構では、ヘッドレスト本体のロックを解除する際、着座者が解除操作レバーを押圧すると、解除操作レバーが回動して解除操作レバーの係合孔に遊挿してなるロックギアの係合ピンは、解除操作レバーの係合孔の周縁に接触押圧されて解除方向に移動するが、この際、係合孔の周縁は係合ピンとの接触面を、ロックギアの回動中心と係合ピンの中心とを結ぶ線に対して、ベースギアの係止歯方向且つ前記ロックギアの回動中心方向に高く傾斜する一面からなる傾斜面としているので、係合ピンが係合孔の傾斜面に沿って円滑に解除方向に移動し、この係合ピンの移動により、ロックギアがベースギアに対して解除方向に回動するので、ヘッドレスト本体の傾動調整が可能となる。
本発明によれば、簡単の構成により、ロック解除力を軽くして、ロック解除操作力の低減化が図られる。
本発明に係るヘッドレストを適用したシートバックを示す斜視図である。 図1に示すヘッドレストのII−II線断面図である。 傾動ユニットを示す斜視図である。 図3に示す要部のロック状態の側面図である。 図3に示す要部のロック解除状態の側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るヘッドレスト本体のロック機構の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示されるように、ヘッドレストHRは、傾動調整可能なヘッドレスト本体3と、ヘッドレスト本体3の底部から突出するステー1と、からなる。ステー1は、シートバックSBの頂部から抜き差しが可能であると共に、乗員の頭部の位置に合わせるように、シートバックSBに対して差し込み量を調整することができる。
図2及び図3に示されるように、ステー1は、シートバックSBの頂部に設けられた装填孔(不図示)内に差し込まれる左右一対の縦軸部と、各縦軸部の上部で前方に折り曲げられた延長軸部と、各延長軸部間を掛け渡す横軸部1aと、からなる。
ヘッドレスト本体3の傾動は、ステー1を具備してなる傾動ユニットが利用されている。この傾動ユニットは、ヘッドレスト本体3内にヘッドレスト傾動機構収容部を有し、このヘッドレスト傾動機構収容部内には、ヘッドレストフレーム7やヘッドレスト傾動機構が収容されている。
また、ヘッドレスト本体3のヘッドレストフレーム7には、回転軸21が固定され、ステー2の横軸部1aにはベースギア8が固定され、このベースフレーム7はベースギア8に対して回転軸21により回動可能に軸着されている。そして、ヘッドレスト傾動機構によってベースブラケット7がベースギア8に対して回転軸21を中心に傾動ユニットを傾動させることができる。ベースギア8には、後述するロックギア9が係合する係合歯20が形成されている。ヘッドレスト本体3のロック状態が解除されている際には、回動軸21において進行方向後側方向への付勢力が例えば弾性材(図示せず)により付与されている。
このヘッドレスト傾動機構収容部は、カバー部材で覆われ、カバー部材の開口端は、底板によって塞がれている。ヘッドレスト本体1において、カバー部材は、パッド材5で覆われ、パッド材5は、表皮材4で覆われている。この表皮材4の開口端は、カバー部材の底板の周縁に縫着されている。これによって、この底板は、ヘッドレスト本体1の底部として利用されることになる。
図2〜図4に示されるように、ベースブラケット7には、ベースギア8に係合可能な係止歯を形成したロックギア9が上下方向に回動可能に回動軸17により取り付けられている。このロックギアはその基端がベースブラケット7に回動可能に軸着されて、先端にベースギア8の係合歯20に係合する係止歯19が形成されている。ロックギアは、その先端の係止歯19がベースギア8の係合歯20に係合すべく付勢力、例えば弾性材である引張りバネ(図示せず)により付勢されている。ロックギアの先端側には係合ピン18が突出固定して設けられている。
解除操作レバー11は、その操作部2がヘッドレスト本体3の側面に設けられている。そして、解除操作レバー11は、下階部12と上階部13の階段状から成り、上階部13の基端がヘッドレストフレーム7に回動可能に回動軸15により軸着して成り、更に、上階部13の先端部14には係合孔22が形成されている。解除操作レバー11の操作部2を押圧すると回動軸15を回動点として上階部13が上方向に移動すべく形成されている。
解除操作レバー11の先端部14はロックギア9と平行に形成され、係合孔22にロックギアの係合ピン18が遊挿してなる。すなわち、係合ピン18と係合孔22の周縁との間には遊ぶ、隙間を設けている。
この係合孔22は四角形で、係合ピン18との接触面である係合孔22の周縁の一面が傾斜面16として形成されている。従って、傾斜面16は、平坦面に対して係合ピン18の移動量が大になり、解除操作レバー11の操作部2の押圧ストロークが長くなるが、後述するように、解除操作レバー11の操作力が軽くなる。
かかるヘッドレスト本体のロック機構によれば、図4に示す様に、ヘッドレスト本体3は付勢力により後側方向に付勢されているが、ヘッドレスト本体3側のロックギア9の先端の係止歯19がステー側のベースギア8の係合歯20に係合すべく付勢されているので、ヘッドレスト本体3側のロックギア9の係止歯19がステー側のベースギア8の係合歯20に係合してヘッドレスト本体3はロック状態となっている。
ロック解除する際には、図5に示す様に、解除操作レバー11の操作部2を押圧すると、解除操作レバー11は、回動軸15を回動点として上階部13が上方向に移動する。解除操作レバー11の先端部14はロックギア9と平行に形成され、係合孔22にロックギアの係合ピン18が遊挿しているが、係合孔22が上方向に移動することにより、ロックギアの係合ピン18との接触面16である係合孔22の傾斜面16に係合ピン18が接触して、更に、係合孔22が上方向に移動すると、ロックギア9はベースギア8方向に付勢されているが、係合孔22の周縁である傾斜面16に沿って係合ピン18が上方向に移動し、ロックギア9とベースギア8との係合状態が解除する。
以上の傾斜面16は、一面からなり、ロックギア9の回動中心17Aと係合ピン18の中心18Aとを結ぶ線(図示では仮想線)に対して、図4,5に示すように、左上がりに傾斜する構成、即ち、ベースギア8の係止歯20方向且つ前記ロックギアの回動中心方向に高く傾斜する一面からなる傾斜面から成っているので、係合ピン18の移動係合孔22の周縁である傾斜面16に沿って係合ピン18が上方向に円滑に移動する。この様に、係合孔22の周縁の一面に傾斜面16を形成する簡単の構成で、解除操作レバー11の操作力が軽くなる。
その為、ヘッドレスト本体3の傾動調整が可能となり、傾動調整が終了した後は、解除操作レバー11の押圧を解除すると、ロックギア9はベースギア8に係合方向に付勢されているので、図4に示す様に、ヘッドレスト本体3側のロックギア9の係止歯19がステー側のベースギア8の係合歯20に係合してヘッドレスト本体3はロック状態となる。
1はステー、2は解除操作レバー、7はヘッドテストフレーム、8はベースギア、9はロックギア、16は係合孔の傾斜面、18は係合ピン、22は係合孔

Claims (2)

  1. 前後に傾動調整可能なヘッドレストにおいて、
    シートバックに固定されるステーと、このステーに対して傾動調整可能なヘッドレスト本体とを備え、
    ステーに固定されたベースギアと、ヘッドレスト本体に設けてベースギアに係合可能な係止歯を形成して上下方向である係合解方向に回動可能なロックギアと、
    このロックギアをベースギアに対して解除方向に操作する解除操作レバーとを有し、
    解除操作レバーは、ヘッドレスト本体に回動可能に取り付けられ、この解除操作レバーに形成した係合孔にロックギアに設けた係合ピンが遊挿して成り、
    解除操作レバーを押圧することにより、解除操作レバーが回動して解除操作レバーの係合孔に遊挿してなるロックギアの係合ピンが係合孔の周縁に押圧されて解除方向に移動することにより、ロックギアがベースギアに対して係合解除方向に回動し、ヘッドレスト本体の傾動調整可能となるヘッドレスト本体のロック機構において、
    解除操作レバーの係合孔の周縁におけるロックギアの係合ピンとの接触面は、ロックギアの回動中心と係合ピンの中心とを結ぶ線に対して、ベースギアの係止歯方向且つ前記ロックギアの回動中心方向に高く傾斜する一面からなる傾斜面としたことを特徴とするヘッドレスト本体のロック機構。
  2. 前記解除操作レバーは、下階部と上階部の階段状から成り、上階部の基端が前記ヘッドレスト本体のヘッドレストフレームに回動可能に回動軸により軸着されると共に、前記上階部の先端部に前記係合孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト本体のロック機構。
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