JP5239838B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックとヘッドレストを備える乗物用シートに関する。
乗物用シートは、例えば、シートバックと、そのシートバックのサポートに組付けられるステーと、ステーを介してシートバックに取付けられるヘッドレストを有している(特許文献1参照)。ヘッドレストは、ステーの上部に取付けられる基部材と、基部材に前後動可能に連結される移動部材と、移動部材を基部材に対して前方へ付勢する付勢部材と、移動部材を初期位置に保持するロック装置と、ロック装置をロック解除する解除機構を有している。解除機構は、ステーに挿入される作動部材を有している。
シートバックには、ケーブルが設けられている。ケーブルの端部は、サポートに仮係止された状態でサポートにステーが組付けられることでステーに本係止される。そしてケーブルの端部は、ステー内において作動部材の端部に当接する。したがってケーブルを操作することで作動部材が操作され、ロック装置がロック解除される。これにより移動部材が付勢部材によって前方に移動し、ヘッドレストが使用者の頭部に近接する。
国際公開第2008/026362号パンフレット
しかしケーブルは、外側から視認できないシートバック内においてサポートからステーに係止される。また作動部材は、外側から視認できないステー内においてケーブルと当接する。そのためこれら組付作業が確実に行われたことを確認することが容易でない。そこで本発明は、組付作業の確認ができる乗物用シートを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える乗物用シートであることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、シートバックに設けられるケーブルと、ヘッドレストに設けられかつステー内においてケーブルの端部と当接され得る作動部材を有している。作動部材には、組付確認部材が接続され、組付確認部材は、ヘッドレストの外側に配設され得る警告部を有している。ケーブルの端部がサポートに仮係止された状態で、サポートにステーが組付けられると、ケーブルの端部がステーに本係止され、かつケーブルの端部が作動部材を押し、作動部材に連動して組付確認部材の警告部がヘッドレストの外側から内側に移動する。
したがってステーをサポートに組付けると、組付確認部材の警告部がヘッドレストの外側から内側へ移動する。これにより組付作業の確認をすることができる。すなわちケーブルの端部がサポートからステーに係止したことと、ケーブルの端部が作動部材に当接したことを確認することができる。これにより組付作業を確実に行うことができる。
請求項2に記載の発明によると、組付確認部材は、ステーの外側においてステーに沿って延出し、ヘッドレストの内側から外側に延出し、該端部に警告部を有している。したがって組付確認部材は、既存のヘッドレストの開口部からステーとともにヘッドレストの外方に延出する。また組付確認部材がステーに沿って移動することで、組付確認部材の警告部が安定良くヘッドレストの外側から内側に移動し得る。
請求項3に記載の発明によると、組付確認部材は、樹脂製の板材でかつ可撓し得る厚さに設定されている。したがって組付確認部材は、紐等に比べて形状が保持され得る。そのためステーをサポートに組付ける前に組付確認部材がヘッドレスト内に入り込んでしまうことが防止され得る。一方、組付確認部材は、所定の可撓性を備えるためにヘッドレスト内の他の部材を避けつつヘッドレストに容易に組み付けられ得る。
請求項4に記載の発明によると、ヘッドレストは、ステーに取付けられる基部材と、基部材に対して前後動可能に連結される移動部材と、移動部材を基部材に対して前方へ付勢する付勢部材と、移動部材を基部材に対して初期位置に保持する初期位置保持機構と、初期位置保持機構をロック解除する解除機構を有している。ケーブルは、インナケーブルと、そのインナケーブルが挿通されるアウタケーブルを有し、インナケーブルがサポートからステーに係止され、アウタケーブルが解除機構の一部材である作動部材に対して操作可能に当接する。アウタケーブルが作動部材を操作することで、解除機構によって初期位置保持機構がロック解除され、移動部材が付勢部材によって前方に移動する。したがってヘッドレストが使用者の頭部に近接して、ヘッドレストが使用者の鞭打ちを抑制し得る。
本発明の実施の形態を図1〜9にしたがって説明する。乗物用シート1は、図1に示すように自動車等の乗物に搭載されるシートであって、シートクッション9とシートバック2とヘッドレスト3を有している。シートクッション9とシートバック2の間には、これらを角度調整可能に連結するリクライニング装置20が設けられる。
シートバック2は、図1に示すように枠状のフレーム2aと、フレーム2aに装着されるパッド2fと、パッド2fの外表面を覆う表皮2gを有している。フレーム2aは、左右一対のサイドフレーム2bと、サイドフレーム2bの上部間を連結するアッパフレーム2cと、サイドフレーム2bの下部間を連結するアンダーフレーム2dを有している。
ヘッドレスト3は、図1,2に示すように基部材10と、基部材10に対して前後動する移動部材11を有している。基部材10の左右両側の取付部10cには、ステー4が取付けられる。移動部材11は、前部材11aと後部材11dを有している。前部材11aと後部材11dは、組付けられることで箱状になって基部材10を収容する。移動部材11の外周には、図示省略パッドと表皮が装着される。前部材11aと基部材10の間には、これらを相対的に移動可能に連結する連結機構22が設けられる。
連結機構22は、図2,8に示すように前部材11aと基部材10を回動可能に連結する連結リンク12と、スライド可能に連結するスライド機構23を有している。連結リンク12は、一対の連結部12aと回動軸12bを有している。連結部12aは、ピン15によって基部材10側に回動可能に連結される。回動軸12bは、前部材11aに設けられた取付部11bに回動可能に取付けられる。
スライド機構23は、図2,8に示すようにピン14とスライド溝10aを有している。ピン14は、前部材11aの裏面に形成された一対の突部11cに挿通される。スライド溝10aは、基部材10の左右の壁部10bに貫通孔状に形成される。スライド溝10aは、上下および前後方向に略円弧状に延出しており、ピン14が挿通され、ピン14を移動可能に案内支持する。
基部材10には、図2,8に示すように移動部材11を後位置である初期位置(通常使用位置)に保持する初期位置保持機構24と、移動部材11を前方に付勢する付勢部材13が設けられている。付勢部材13は、コイルスプリングであって、上端部13aがピン15に係止され、下端部13bがピン14に係止される。付勢部材13は、移動部材11が初期位置に保持された状態で弾性的に伸ばされる。
初期位置保持機構24は、図8,9に示すように基部材10に回動可能に取付けられる第一フック16と第二フック17を有している。第一フック16は、付勢部材26によって時計回りに付勢されて第二フック17に係止する。第二フック17は、ピン14を保持して、移動部材11を初期位置に保持する。第一フック16が付勢部材26に抗して反時計回りに回転された場合は、第二フック17が付勢部材27によって反時計回りに回転し、ピン14を解放する。これによりピン14が付勢部材13によってスライド溝10aに沿って前上方に移動し、移動部材11が前上方に移動する。
ヘッドレスト3には、図2に示すように初期位置保持機構24を解除する解除機構25が設けられている。解除機構25は、作動部材6と操作軸部材19を有している。作動部材6は、金属製の棒部材であって、本体部6aと折返し部6bと係止部6cを一体に有している。本体部6aは、図6に示すようにステー4の軸孔4aに挿通されて、端部6a1がステー4の下端部近傍に位置する。折返し部6bは、本体部6aの上端部から折返して、ステー4の左側において下方に延出する。係止部6cは、折返し部6bの下端から操作軸部材19側に延出して操作軸部材19のアーム19aに係止される。
操作軸部材19は、図2に示すように筒形状であって、基部材10の貫通孔10dに回動可能に取付けられる。操作軸部材19は、一端部外周面から後方に延出するアーム19aと、中央部外周面から上方に突出する凸部19bを有している。アーム19aは、図6,7に示すように端部近傍に上下に長い長穴19cを有している。長穴19cには、作動部材6の係止部6cが上下動可能に係止される。作動部材6が上方に移動した場合、作動部材6がアーム19aを上方に引っ張り、操作軸部材19が反時計回りに回転する。そして操作軸部材19の凸部19bが第一フック16を押す。これにより初期位置保持機構24がロック解除され得る。
図2,6に示すように作動部材6には、組付確認部材7が接続される。7は、略透明の樹脂製の板材であって、可撓できる厚さ(例えば0.2〜1mm)に設定されている。組付確認部材7は、作動部材6の折返し部6bの下部に取付けられて右側に延出する取付部7cと、取付部7cの端部から下方に延出する本体部7aを有している。本体部7aは、ステー4の前面に沿って延出して、端部に赤色などの目立つ色が付された警告部7bを有している。
作動部材6は、図6に示すように自重によって下方に付勢されることで、ステー4の一部、例えば上端等に当たる。この時、係止部6cが長穴19cの下部に位置する。組付確認部材7の警告部7bは、ステー4と前部材11aの隙間3aを通って移動部材11の下側に位置する。したがって警告部7bは、外側から視認され得る状態になる。
後述するようにステー4をサポート5に組付けた場合は、図7に示すように作動部材6がケーブル8の端部8a1に当たって押し上げられる。この時、係止部6cが長穴19cの上部に移動するために、操作軸部材19を操作することなく作動部材6が上方に移動する。組付確認部材7は、作動部材6に追従して上方に移動する。これにより警告部7bが移動部材11の外側から内側に移動する。
図1に示すようにシートバック2のアンダーフレーム2dには、検知装置21が取付けられる。検知装置21は、傾動部材21aとリンク21bとアーム21cを有している。傾動部材21aは、下端部を支点として上端部が前後に傾動する。リンク21bは、前端部が傾動部材21aの上部に連結され、傾動部材21aの前後動に連動して後端部が上下動する。アーム21cは、リンク21bの後端部に連結され、リンク21bの回動に連動してピン21c1を中心に回動する。
アーム21cの先端部には、図1に示すようにケーブル8のインナケーブル8bが連結される。したがって乗物が後方から衝撃を受け、使用者の体重が慣性力によってシートバック2に加わると、傾動部材21aがその力によって後方に傾動する。そしてリンク21bの後部が上方に移動し、アーム21cが反時計回りに回動し、アーム21cがインナケーブル8bを下方に引っ張る。
ケーブル8は、図1,3に示すようにインナケーブル8bと、インナケーブル8bが挿通されるアウタケーブル8aを有している。アウタケーブル8aの下端部は、アンダーフレーム2dに取付けられる。インナケーブル8bの下端部は、アーム21cに取付けられる。アウタケーブル8aは、上部に一対のスリット8a1を有している。スリット8a1は、アウタケーブル8aの軸中心を挟んだ両側面に形成され、軸方向に延出している。
インナケーブル8bの上端部には、図3に示すようにピン8cが取付けられる。ピン8cは、金属製であって、インナケーブル8bの上部に略直交している。ピン8cの両端部は、アウタケーブル8aのスリット8a1を貫通している。したがってピン8cは、スリット8a1によって上下動可能に案内支持される。ケーブル8の上端部は、図4に示すように先ずピン8cによってシートバック2に設けられたサポート5に仮係止される。続いて、図5に示すようにサポート5にステー4を挿入することで、ステー4に本係止される。
図1,3に示すようにシートバック2のアッパフレーム2cに一対のブラケット2eが取付けられ、ブラケット2eにサポート5が取付けられる。ブラケット2eは、金属製であって断面長方形の筒形状を有している。サポート5は、樹脂製であって筒形状を有しており、ブラケット2eに嵌合される。
サポート5は、図3,4に示すように軸孔5aと一対の張出部5dを有している。張出部5dは、軸孔5aを挟んだサポート5の外周面の両側位置から径方向に張出し、サポート5の下端部から上方に延出している。サポート5には、ピン8cが挿通される一対の案内溝5bと一対の仮係止溝5cが形成されている。案内溝5bは、軸孔5aから張出部5dに張出し、かつサポート5の下端から張出部5dに沿って上方に延出している。
仮係止溝5cは、図3,4に示すようにサポート5の軸孔5aと外周面を貫通しており、第一スリット部5c1と第二スリット部5c2を有している。第一スリット部5c1は、案内溝5bから連続して上下方向に延出している。第二スリット部5c2は、第一スリット部5c1の上端部から曲線状に折り返して下方に延出している。
サポート5に装着されるステー4は、金属製であって、図2,3に示すように筒形状を有している。左側のステー4の下部には、ケーブル8が係止される一対の本係止溝4bが形成されている。本係止溝4bは、ステー4の左右両側に形成されており、ステー4の外周面と軸孔4aを貫通している。本係止溝4bは、ステー4の下端から上方および水平方向に曲線状に延出している。
図3,4に示すようにケーブル8をサポート5に仮係止する場合は、ケーブル8をサポート5の下方から挿入する。これによりピン8cが案内溝5bと仮係止溝5cに案内されて移動して、ピン8cが第二スリット部5c2に仮係止される。その結果、ケーブル8は、サポート5に対して脱落不能になる。
次に、図4,5に示すようにステー4をサポート5に挿入する。これによりステー4の本係止溝4bにピン8cを受け入れられ、ピン8cが本係止溝4bに沿って移動する。ピン8cは、回転しつつ上下動して、本係止溝4bの基端部から先端部に移動する。同時にピン8cは、仮係止溝5cの第二スリット部5c2から第一スリット部5c1または案内溝5bに移動する。これによりピン8cは、本係止溝4bに係止する。かくしてケーブル8は、サポート5からステー4に係止移動する。
図4,5に示すようにステー4の軸孔4aには、予め作動部材6の本体部6aが挿通されている。この時、本体部6aの先端は、本係止溝4bの近傍に位置する。ステー4をサポート5に挿入すると、ケーブル8がステー4の軸孔4aに突入し、本体部6aの先端がケーブル8の端部8a1によって押し上げられる。これにより図6,7に示すように作動部材6とともに組付確認部材7が上方に移動し、警告部7bがヘッドレスト3の外側から内側へ移動する。したがって作業者は、警告部7bが見えていれば、ステー4がサポート5に組付前もしくは組付不十分と判断できる。一方、警告部7bが見えなければ、ステー4がサポート5に組付けが十分でないと判断できる。
上記のようにしてケーブル8がステー4に係止され、ケーブル8が作動部材6と当接する。したがって図1に示すように検知装置21がインナケーブル8bを引っ張ると、インナケーブル8bが下方に引っ張られる。しかしインナケーブル8bの上端部がステー4に係止されているため、アウタケーブル8aがインナケーブル8bに対して相対的に上方に移動する。これによりアウタケーブル8aが作動部材6を押し上げ、初期位置保持機構24が解除される(図7参照)。かくして図8,9に示すように付勢部材13の付勢力によって移動部材11が前方に移動し、ヘッドレスト3が使用者の頭部に近接する。その結果、ヘッドレスト3によって使用者の鞭打ちが抑制され得る。
以上のように、図6,7に示すように作動部材6には、組付確認部材7が接続され、組付確認部材7は、ヘッドレスト3の外側に配設され得る警告部7bを有している。ケーブル8の端部8a1がサポート5に仮係止された状態で、サポート5にステー4が組付けられると、ケーブル8の端部8a1がステー4に本係止され、かつケーブル8の端部8a1が作動部材6を押し、作動部材6に連動して組付確認部材7の警告部7bがヘッドレスト3の外側から内側に移動する。
したがってステー4をサポート5に組付けると、組付確認部材7の警告部7bがヘッドレスト3の外側から内側へ移動する。これにより組付作業が確実に行われたことを確認することができる。すなわちケーブル8の端部8a1がサポート5からステー4に係止したことと、ケーブル8の端部8a1が作動部材6に当接したことを確認することができる。これにより組付作業を確実に行うことができる。
また組付確認部材7は、図6,7に示すようにステー4の外側においてステー4に沿って延出し、ヘッドレスト3の内側から外側に延出し、該端部に警告部7bを有している。したがって組付確認部材7は、既存のヘッドレスト3の開口部11eからステー4とともにヘッドレスト3の外方に延出する。また組付確認部材7がステー4に沿って移動することで、組付確認部材7の警告部7bが安定良くヘッドレスト3の外側から内側に移動し得る。
また組付確認部材7は、図2に示すように樹脂製の板材でかつ可撓し得る厚さに設定されている。したがって組付確認部材7は、紐等に比べて形状が保持され得る。そのためステー4をサポート5に組付ける前に組付確認部材7がヘッドレスト3内に入り込んでしまうことが防止され得る。一方、組付確認部材7は、所定の可撓性を備えるためにヘッドレスト3内の他の部材を避けつつヘッドレスト3に容易に組み付けられ得る。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)上記実施の形態では、ステー4がサポート5に挿入される。しかしステーにサポートが挿入される形態であっても良い。
(2)上記実施の形態のケーブル8は、インナケーブル8bとアウタケーブル8aを有しており、インナケーブル8bがピン8cによってサポート5からステー4に係止されている。しかしアウタケーブルにピンが設けられ、アウタケーブルがサポートからステーに係止され、インナケーブルがステー内を移動する形態であっても良い。あるいは一本線状のケーブルであっても良い。
(3)上記実施の形態のケーブル8は、力を伝達するケーブルである。しかしケーブルが電気を流すためのケーブル等であっても良い。
(4)上記実施の形態の組付確認部材7は、樹脂製の板材である。しかし組付確認部材が紐部材であっても良い。
(5)上記実施の形態の組付確認部材7は、作動部材6とともに上方に移動し、警告部7bがヘッドレスト3に上方へ引き込まれている。しかし警告部がヘッドレストの左右部等から突出しており、作動部材とともに組付確認部材が移動することで、警告部がヘッドレストの外側から内側へ引き込まれる形態であっても良い。
(6)上記実施の形態の組付確認部材7は、ステー4をサポート5に組付けることで全ての部分がヘッドレスト内に移動する。しかし組付確認部材が略透明であって、一部に赤色などの色が施された警告部を有しており、ステーをサポートに組付けることで少なくとも警告部がヘッドレストの外側から内側へ移動する形態であっても良い。
乗物用シートの一部斜視図である。 ヘッドレストの分解斜視図である。 サポート近傍における乗物用シートの一部分解斜視図である。 組付途中におけるサポートとケーブルとステーの一部斜視図である。 組付完了時におけるサポートとケーブルとステーの一部斜視図である。 ステーをサポートに組付ける前のヘッドレストの断面図である。 ステーをサポートに組付けた際のヘッドレストの断面図である。 移動部材が初期位置に保持された際のヘッドレストの断面図である。 移動部材が前方位置に移動した際のヘッドレストの断面図である。
符号の説明
1…乗物用シート
2…シートバック
3…ヘッドレスト
4…ステー
5…サポート
6…作動部材
7…組付確認部材
7b…警告部
8…ケーブル
8a…アウタケーブル
8b…インナケーブル
10…基部材
11…移動部材
13…付勢部材
21…検知装置
24…初期位置保持機構
25…解除機構

Claims (4)

  1. シートバックと、そのシートバックのサポートに組付けられるステーと、前記ステーを介して前記シートバックに取付けられるヘッドレストと、前記シートバックに設けられるケーブルと、前記ヘッドレストに設けられかつ前記ステー内において前記ケーブルの端部と当接され得る作動部材とを有する乗物用シートであって、
    前記作動部材には、組付確認部材が接続され、前記組付確認部材は、前記ヘッドレストの外側に配設され得る警告部を有し、
    前記ケーブルの端部が前記サポートに仮係止された状態で、前記サポートに前記ステーが組付けられると、前記ケーブルの端部が前記ステーに本係止され、かつ前記ケーブルの端部が前記作動部材を押し、前記作動部材に連動して前記組付確認部材の前記警告部が前記ヘッドレストの外側から内側に移動することを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    組付確認部材は、ステーの外側において前記ステーに沿って延出し、ヘッドレストの内側から外側に延出し、該端部に警告部を有することを特徴とする乗物用シート。
  3. 請求項1または2に記載の乗物用シートであって、
    組付確認部材は、樹脂製の板材でかつ可撓し得る厚さに設定されていることを特徴とする乗物用シート。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の乗物用シートであって、
    ヘッドレストは、ステーに取付けられる基部材と、前記基部材に対して前後動可能に連結される移動部材と、前記移動部材を前記基部材に対して前方へ付勢する付勢部材と、前記移動部材を前記基部材に対して初期位置に保持する初期位置保持機構と、前記初期位置保持機構をロック解除する解除機構を有し、
    ケーブルは、インナケーブルと、そのインナケーブルが挿通されるアウタケーブルを有し、前記インナケーブルがサポートから前記ステーに係止され、前記アウタケーブルが前記解除機構の一部材である作動部材に対して操作可能に当接し、前記アウタケーブルが前記作動部材を操作することで、前記解除機構によって前記初期位置保持機構がロック解除され、前記移動部材が前記付勢部材によって前方に移動することを特徴とする乗物用シート。

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