JP5840214B2 - 振動発電を行う波動歯車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、減速動作のために繰り返し撓められる可撓性外歯歯車の撓み動作を利用して振動発電を行う波動歯車装置に関する。
一般的に、波動歯車装置は、円環状の剛性内歯歯車と、この内側に同軸状に配置された可撓性外歯歯車と、この内側に嵌めた波動発生器とを有している。可撓性外歯歯車には、フラット形、カップ形およびシルクハット形と呼ばれるものがある。フラット形の可撓性外歯歯車は、可撓性の円筒部における円形外周面に外歯が形成された構成となっている。カップ形およびシルクハット形の可撓性外歯歯車は、可撓性の円筒部と、この円筒部の後端から半径方向に延びている円盤状のダイヤフラムと、円筒部の前端開口側の外周面部分に形成した外歯とを備えている。可撓性外歯歯車の円筒部の前端開口側の部分は波動発生器によって非円形状、一般的には楕円状に撓められ、その楕円状曲線の長軸方向の両端部において外歯が剛性内歯歯車の内歯に噛み合っている。
カップ形状の可撓性外歯歯車では、円筒部から半径方向の内側にダイヤフラムが延びており、ダイヤフラムの内周縁にボスが一体形成されている。シルクハット形状の可撓性外歯歯車では、円筒部から半径方向の外側にダイヤフラムが広がっており、ダイヤフラムの外周縁に円環状のボスが一体形成されている。
いずれの形状の可撓性外歯歯車においても、外歯が形成されている円筒部が波動発生器によって繰り返し半径方向に撓められる。また、カップ形状あるいはシルクハット形状の可撓性外歯歯車では、その円筒部における外歯が形成されている前端開口側の部分が波動発生器によって楕円状に撓められる。このため、可撓性外歯歯車の円筒部は、楕円状に撓められた状態においてその楕円状曲線の長軸を含む断面で切断した場合に、外歯の歯筋方向に沿って、ダイヤフラムの側の端から前端開口に向けて撓み量が漸増している。楕円状曲線の短軸を含む断面で切断した場合には、逆に、ダイヤフラム側の端から前端開口に向けて撓み量が漸減している。したがって、波動発生器の回転に伴って、可撓性外歯歯車の各部分には、ダイヤフラム側の端を中心として前端開口の側が繰り返し半径方向の外方および内方に撓められるコーニングと呼ばれる撓み動作が発生する。
可撓性外歯歯車を楕円状に撓めるための波動発生器としては、一般的に、楕円状輪郭をした剛体からなるカム板を、ボールベアリングを介して可撓性外歯歯車の円筒部の前端開口の側に嵌め込んだ構造のものが用いられている。ボールベアリングは、その外輪および内輪が半径方向に撓み可能であり、ウエーブベアリングと呼ばれている。楕円状輪郭のカム板を用いる代わりに、圧電素子を利用して可撓性外歯歯車を楕円状に撓めるように構成された波動発生器も知られている。この形式の波動発生器を備えた波動歯車装置は特許文献1、2に開示されている。
一方、波動歯車装置と同一の原理によって減速動作を行う摩擦係合式波動装置も知られており、特許文献2に記載されている。このような摩擦係合式波動装置においても、その可撓性リングは波動発生器によって半径方向に撓められており、波動発生器の回転に伴って可撓性リングの各部は繰り返し半径方向に撓められる。
特開平02−261944号公報 特開2007−71242号公報
このように、波動歯車装置の可撓性外歯歯車および摩擦係合式波動装置の可撓性リングは、波動発生器によって各部分が繰り返し半径方向に撓められる。本発明は、可撓性外歯歯車、可撓性リングの撓み動作に着目してなされたものであり、その課題は、可撓性外歯歯車、可撓性リングの撓み動作を利用して発電を行うことのできる波動歯車装置および摩擦係合式波動装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、円環状の剛性内歯歯車と、前記剛性内歯歯車の内側に同軸状に配置された半径方向に撓み可能な可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車の内側に同軸状に配置された波動発生器とを有し、前記波動発生器によって、前記可撓性外歯歯車は半径方向に撓められて前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合っており、前記波動発生器の回転に伴って前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車の噛み合い位置が円周方向に移動すると、これら両歯車の間には、これら両歯車の歯数差に応じた相対回転が発生する波動歯車装置において、
前記可撓性外歯歯車には振動発電部が配置されており、
前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性外歯歯車の撓み動作によって発電を行うものであり、
前記可撓性外歯歯車は、可撓性の円筒部と、この円筒部の後端から半径方向に延びている円盤状のダイヤフラムと、前記円筒部の前端開口の側の外周面部分に形成された外歯とを備え、前記円筒部の前記前端開口の側の部分が前記波動発生器によって非円形に撓められており、
前記振動発電部は、前記可撓性外歯歯車における前記円筒部の前端を前記外歯よりも前方に延長させることによって形成された円筒部分の外周面あるいは内周面に貼り付けられていることを特徴としている。
ここで、振動発電部としては、圧電効果を利用した圧電素子、静電容量変化を利用した素子、または、電磁誘導を利用した素子を用いることができる。いずれの素子を用いる場合においても、波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる可撓性外歯歯車の撓み動作によって、素子に撓み変化、静電容量変化あるいは磁力変化が繰り返し発生して発電が行われる。
また、可撓性外歯歯車がフラット形状の場合には、その円筒部における外歯が形成された部分の一方の端あるいは両端を軸線方向に延長させ、延長させた部分に圧電素子などの
発電用の素子を取り付けて、円筒部の撓み動作に伴って繰り返し歪等が変動するようにすればよい
さらに、発電用の素子からは配線が引き出されるので、発電用の素子を取り付けた可撓性外歯歯車を回転しないように支持し、剛性内歯歯車を回転自在の状態で支持し、当該剛性内歯歯車から減速回転出力を取り出すことが望ましい。
さらにまた、波動歯車装置の使用形態として、波動発生器が一定連続回転速度で回転駆動される時間が短く、安定的な発電が困難な場合が多い。また、可撓性外歯歯車の撓み動作における撓み変動の周波数が低く、発電用の素子による発電効率が低い場合がある。そこで、振動発電部による発電電力を蓄える蓄電部を配置し、電力を蓄えて、当該蓄電部から安定した電力を外部に出力できるようにすることが望ましい。
次に、本発明は摩擦係合式波動装置にも同様に適用可能である。すなわち、本発明は、円形内周面に摩擦係合内周面が形成されている剛性リングと、前記剛性リングの内側に同軸状に配置され、円形外周面に摩擦係合外周面が形成されている可撓性リングと、前記可撓性リングの内側に同軸状に配置した波動発生器とを有し、前記波動発生器によって、前記可撓性リングは半径方向に撓められて前記剛性リングに部分的に摩擦係合しており、前記波動発生器の回転に伴って両リングの摩擦係合位置が円周方向に移動すると、両リングの間に、両リングの前記摩擦係合内周面と前記摩擦係合外周面の周長差に応じた相対回転が発生する摩擦係合式波動装置において、
前記可撓性リングには振動発電部が配置されており、
前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性リングの撓み動作によって発電を行うものであり、
前記可撓性リングは、可撓性の円筒部と、この円筒部の後端から半径方向に延びている円盤状のダイヤフラムと、前記円筒部の前端開口の側の外周面部分に形成された前記摩擦係合外周面とを備え、前記円筒部の前記前端開口の側の部分が前記波動発生器によって非円形に撓められており、
前記振動発電部は、前記可撓性リングにおける前記円筒部の前端を前記摩擦係合外周面よりも前方に延長させることによって形成された円筒部分の外周面あるいは内周面に貼り付けられていることを特徴としている。
この場合においても、振動発電部としては、圧電効果を利用した圧電素子、静電容量変化を利用した素子、または、電磁誘導を利用した素子を用いることができる。いずれの素子を用いる場合においても、波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる可撓性リングの撓み動作によって素子の歪、静電容量、磁力が繰り返し変動して発電が行われる。
また、可撓性リングがフラット形の場合には、その円筒部における摩擦係合面が形成された部分の一方の端あるいは両端を軸線方向に延長させ、延長させた部分に圧電素子などの発電用の素子を取り付けて、円筒部の撓み動作に伴って繰り返し歪等が変動するようにすればよい
さらに、発電用の素子からは配線が引き出されるので、発電用の素子を取り付けた可撓性リングを回転しないように支持し、剛性リングを回転自在の状態で支持し、当該剛性リングから減速回転出力を取り出すことが望ましい。
さらにまた、波動装置の使用方法として、波動発生器が一定連続回転速度で回転駆動される時間が短く、安定的な発電が困難な場合がある。また、可撓性リングの撓み動作における撓みの周波数が低く、発電用の素子による発電効率が低い場合がある。振動発電部による発電電力を蓄える蓄電部を配置し、電力を蓄えて、当該蓄電部から安定した電力を外部に出力できるようにすることが望ましい。
本発明の波動歯車装置では、その可撓性外歯歯車の円筒部の撓み動作を利用して発電を行う圧電素子などの発電用の素子を備えた振動発電部が備わっている。したがって、極めて簡単な構成により発電機能を備えた波動歯車装置を廉価に実現できる。同様に、極めて簡単な構成により発電機能を備えた摩擦係合式波動装置を廉価に実現できる。
本発明を適用したカップタイプの波動歯車装置の構成図および正面図である。 図1の波動歯車装置の可撓性外歯歯車の撓み状況を示すための説明図である。(a)は変形前の可撓性外歯歯車の縦断面の状態を示し、(b)は楕円状に変形した可撓性外歯歯車の長軸を含む位置における縦断面の状態を示し、(c)は楕円状に変形した可撓性外歯歯車の短軸を含む位置における縦断面の状態を示し、(d)は圧電素子の貼り付け位置における可撓性外歯歯車の撓み状態を誇張して示す説明図である。 カップ形状の可撓性外歯歯車における圧電素子の貼り付け位置を示す説明図である。 本発明を適用したシルクハット型の波動歯車装置を示す構成図である。 本発明を適用したフラット型の摩擦係合式波動装置を示す構成図および正面図である。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明を適用した実施の形態1に係るカップタイプの波動歯車装置を示す概略構成図であり、図1(b)はその概略正面図である。これらの図に示すように、波動歯車装置1は、円環状の剛性内歯歯車2と、その内側に配置された可撓性外歯歯車3と、この内側に嵌め込まれた楕円状輪郭の波動発生器4とを有している。剛性内歯歯車2と可撓性外歯歯車3は共にモジュールmの平歯車である。また、両歯車の歯数差は2n(nは正の整数)、本例では2枚(n=1)であり、剛性内歯歯車2の方が多い。可撓性外歯歯車3は楕円状輪郭の波動発生器4によって楕円状に撓められ、その外歯34が楕円状の長軸L1方向の両端部分において剛性内歯歯車2の内歯24に噛み合っている。
波動発生器4を回転すると、両歯車2、3の噛み合い位置が周方向に移動し、両歯車の歯数差に応じた相対回転が両歯車2、3の間に発生する。本例では、波動発生器4が不図示のモータに連結固定され、可撓性外歯歯車3が不図示の固定側部材に固定されて回転しないように支持されており、剛性内歯歯車2が不図示の負荷側部材に固定されている。波動発生器4から入力される高速入力回転が、剛性内歯歯車2から減速回転出力として取り出されて、不図示の負荷側部材に伝達される。
可撓性外歯歯車3はカップ形状のものであり、可撓性の円筒部31と、その後端31bに連続して半径方向の内側に広がる円盤状のダイヤフラム32と、ダイヤフラム32の内周縁に連続している円環状のボス33と、円筒部31の前端開口31aの側の外周面部分に形成した外歯34とを備えている。楕円状輪郭の波動発生器4は、可撓性外歯歯車3の円筒部31における前端開口31aの側の外歯形成部分の内側に嵌め込まれている。波動発生器4によって楕円状に撓められている円筒部31は、そのダイヤフラム側の後端31bから前端開口31aに向けて、半径方向の外側あるいは内側への撓み量が漸増している。
可撓性外歯歯車3には振動発電部5が配置されており、振動発電部5には、当該振動発電部で発生する電力を蓄えるための蓄電部6が接続されている。蓄電部6から電力が供給可能となっている。振動発電部5は、波動発生器4の回転に伴って繰り返し撓められる可撓性外歯歯車3の撓み動作によって変位して発電を行う圧電素子7を備えている。圧電素子7は、可撓性外歯歯車3の円筒部31における外歯34に対してダイヤフラム32の側に隣接した外周面部分に、当該外周面部分と一体となって変位するように貼り付けられている。例えば、当該外周面部分において円周方向に複数の圧電素子7が貼り付けられている。
図2は波動歯車装置1の可撓性外歯歯車3の撓み状況を示すための説明図である。図2(a)は変形前の可撓性外歯歯車3の縦断面の状態を示し、図2(b)は楕円状に変形した可撓性外歯歯車3の長軸を含む位置における縦断面の状態を示し、図2(c)は楕円状に変形した可撓性外歯歯車3の短軸を含む位置における縦断面の状態を示し、図2(d)は圧電素子の貼り付け位置における可撓性外歯歯車3の撓み状態を誇張して示す説明図である。なお、図2(a)〜(c)の実線はカップ形状の可撓性外歯歯車3を示し、破線は後述の図4に示すシルクハット形状の可撓性外歯歯車の場合を示す。
円筒部31における楕円状曲線の長軸L1を含む断面位置では、図2(b)に示すように、外側への撓み量が後端31bから前端開口31aへの距離に略比例して漸増し、楕円状曲線の短軸L2を含む断面位置では、図2(c)に示すように、内側への撓み量が、後端31bから前端開口31aへの距離に略比例して漸増している。
したがって、円筒部31の前端開口31a側の外周面部分に形成されている外歯34も、その歯筋方向における各軸直角断面において撓み量が変化している。すなわち、外歯34の歯筋方向におけるダイヤフラム側の後端34bから前端開口31a側の前端34aに向けて、楕円状曲線の長軸L1を含む断面内で、後端31bからの距離に略比例して撓み量が漸増している。
ここで、外歯34の歯筋方向における任意の位置の軸直角断面において、楕円状に撓められる前の当該外歯34の歯底リムの厚さ方向の中央を通る円をリム中立円と呼び、楕円状に撓められた後の歯底リムの厚さ方向の中央を通る曲線を楕円状リム中立線と呼ぶものとすると、楕円状リム中立線の長軸位置におけるリム中立円に対する長軸方向の撓み量は、κを撓み係数として、2κmnである。
すなわち、可撓性外歯歯車3の外歯34の歯数をZ、剛性内歯歯車2の内歯24の歯数をZ、波動歯車装置1の減速比をR(=Z/(Z−Z)=Z/2n)とし、可撓性外歯歯車3のピッチ円直径mZを減速比Rで除した値(mZ/R=2mn)を長軸方向の正規の撓み量wとする。波動歯車装置1は、一般に、その可撓性外歯歯車3の歯筋方向における波動発生器4のウエーブベアリングのボール中心の位置において、正規の撓み量(=2mn)で撓むように設計される。撓み係数κは、可撓性外歯歯車3の歯筋方向の各軸直角断面における撓み量wを正規の撓み量で除した値を表す。したがって、外歯34において、正規の撓み量が得られる位置の撓み係数はκ=1であり、これよりも少ない撓み量wの断面位置の撓み係数はκ<1となり、これよりも多い撓み量wの断面位置の撓み係数はκ>1となる。
図2(d)に示すように、圧電素子7が貼り付けられている可撓性外歯歯車3の外周面部分も、波動発生器4の回転に伴って半径方向に繰り返し撓められる。したがって、各圧電素子7も円筒部31の撓み動作に伴って半径方向に繰り返し撓められるので、その圧電効果によって発電を行う。例えば、1枚の圧電素子7に着目すると、最も湾曲量の多い7Aの状態から最も湾曲量の少ない7Bの状態の間で繰り返し撓められ、これに伴って発電を行う。圧電素子7の発電電流は例えばインバータ8を介して直流電流に変換された後に蓄電部6に供給され、ここに蓄えられる(図1参照)。
蓄えられた電力は、波動発生器4を回転駆動するためのモータの駆動用電力の一部として利用でき、非常用電源として利用することもできる。あるいは、波動歯車装置1に各種のセンサが搭載されている場合には、それらのセンサの駆動用電源として利用することができる。さらには、波動発生器を手動操作によって回転駆動できるようにしておけば、非常時等における手動発電装置として波動歯車装置1を利用することも可能である。
なお、可撓性外歯歯車3における圧電素子7の貼り付け位置は本例とは異なる位置とすることも可能である。例えば、図3に示すように、円筒部31からダイヤフラム32に掛けての外周面部分7(1)、ダイヤフラム32の表面部分7(2)に圧電素子7を取り付けることができる。あるいは、円筒部31の前端を外歯34よりも前方に延長させ、この延長部分の円形外周面あるいは円形内周面を圧電素子7の取り付け部分7(3)とすることもできる。さらに、円筒部31の円形内周面、ダイヤフラム32の内側の表面に圧電素子7を取り付けることも可能である。
(実施の形態2)
図4は本発明を適用した実施の形態2に係るシルクハットタイプの波動歯車装置を示す概略構成図である。シルクハットタイプの波動歯車装置100の基本構成はカップタイプの波動歯車装置1と同様であり、剛性内歯歯車102と、可撓性外歯歯車103と、波動発生器104を備えている。可撓性外歯歯車103はシルクハット形状のものであり、可撓性の円筒部131と、その後端131bに連続して半径方向の外側に広がる円盤状のダイヤフラム132と、ダイヤフラム132の外周縁に連続している円環状のボス133と、円筒部131の前端開口131aの側の外周面部分に形成した外歯134とを備えている。外歯134は剛性内歯歯車102の内歯124に撓み可能である。楕円状輪郭の波動発生器104は、可撓性外歯歯車103の円筒部131における前端開口131aの側の外歯形成部分の内側に嵌め込まれている。波動発生器104によって楕円状に撓められている円筒部131は、そのダイヤフラム側の後端131bから前端開口131aに向けて、半径方向の外側あるいは内側への撓み量が漸増している。
可撓性外歯歯車103には振動発電部105が配置されており、振動発電部105には、当該振動発電部で発生する電力を蓄えるための蓄電部106が接続されており、この蓄電部106から電力を供給可能となっている。振動発電部105は、波動発生器104の回転に伴って繰り返し撓められる可撓性外歯歯車103の撓み動作によって変位して発電を行う圧電素子107を備えている。圧電素子107は、可撓性外歯歯車103の円筒部131における外歯134に対してダイヤフラム132の側に隣接した外周面部分に、当該外周面部分と一体となって変位するように、貼り付けられている。例えば、当該外周面部分において円周方向に複数の圧電素子107が貼り付けられている。圧電素子107の発電電流は振動発電部105のインバータ108において直流電流に変換された後に蓄電部106に供給され、ここに蓄えられる。
なお、可撓性外歯歯車103における圧電素子107の貼り付け位置は、例えば、図4において想像線で示すように、円筒部131からダイヤフラム132に掛けての外周面部分107(1)、ダイヤフラム132の表面部分107(2)とすることができる。あるいは、円筒部131の前端を外歯134よりも前方に延長させ、この延長部分の円形外周面あるいは円形内周面を圧電素子107の取り付け部分107(3)とすることもできる。さらに、円筒部131の円形内周面、ダイヤフラム132の内側の表面に圧電素子107を取り付けることも可能である。
(実施の形態3)
図5(a)は本発明を適用した実施の形態3に係るフラットタイプの摩擦係合式波動装置の概略構成図であり、図5(b)はその概略正面図である。摩擦係合式波動装置200は、円環状の第1、第2剛性リング201、202と、これら第1、第2剛性リング201、202の内側に同軸状態に配置された可撓性リング203と、可撓性リング203の内側に嵌めた楕円状輪郭の波動発生器204とを備えている。第1、第2剛性リング201、202の円形内周面はそれぞれ第1摩擦係合面224、225となっており、可撓性リング203の円形外周面にも摩擦係合面234が形成されている。
波動発生器204は可撓性リング203を楕円状に撓めており、これによって、当該可撓性リング203の摩擦係合面234が第1、第2剛性リング201、202の第1、第2摩擦係合面224、225に対して円周方向において部分的に摩擦係合している。波動発生器204を回転すると、これらの摩擦係合位置が円周方向に移動する。
ここで、第1剛性リング201の第1摩擦係合面224の周長は可撓性リング203の摩擦係合面234の周長よりも長いので、波動発生器204の回転に伴って、第1剛性リング201と可撓性リング203の間には周長差に応じた相対回転が発生する。これに対して、第2剛性リング202の第2摩擦係合面225の周長は可撓性リング203の摩擦係合面234の周長と同一であるので、これら第2剛性リング202と可撓性リング203の間には相対回転が発生せず常に一体となって回転する。
本例では、第2剛性リング202が不図示の固定側部材に固定されて回転しないように支持されており、第1剛性リング201が不図示の負荷側部材に連結されている。したがって、波動発生器204がモータなどによって高速回転すると、第1剛性リング201の側から減速回転出力が取り出されて負荷側部材に伝達される。
ここで、可撓性リング203には振動発電部205が配置されており、振動発電部205には、当該振動発電部205で発生する電力を蓄えるための蓄電部206が接続されており、蓄電部206から電力を供給可能となっている。振動発電部205は、波動発生器204の回転に伴って繰り返し撓められる可撓性リング203の撓み動作によって変位して発電を行う圧電素子207と、ここで発生した発電電流を直流に変換して蓄電部206に供給するためのインバータ208とを備えている。
本例では、可撓性リング203は、可撓性の円筒部231と、この外周面に形成されている摩擦係合面234と、円筒部231における第2剛性リング202の側の端から外方に延長(突出)している円筒部分232が備わっており、この円筒部分232の外周面には、当該円筒部分232と一体となって変位するように、複数の圧電素子207が貼り付けられている。なお、圧電素子207を円筒部分232の内周面に貼り付けることも可能である。
(その他の実施の形態)
なお、上記の例は、本発明をカップタイプおよびシルクハットタイプの波動歯車装置に適用した例であるが、本発明をフラットタイプの波動歯車装置に対しても同様に適用可能である。
また、上記の例は本発明をフラットタイプの摩擦係合式波動装置に適用した例であるが、本発明をカップタイプ、シルクハットタイプの摩擦係合式波動装置に対しても同様に適用可能である。

Claims (10)

  1. 円環状の剛性内歯歯車と、前記剛性内歯歯車の内側に同軸状に配置された半径方向に撓み可能な可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車の内側に同軸状に配置された波動発生器とを有し、前記波動発生器によって、前記可撓性外歯歯車は半径方向に撓められて前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合っており、前記波動発生器の回転に伴って前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車の噛み合い位置が円周方向に移動すると、これら両歯車の間には、これら両歯車の歯数差に応じた相対回転が発生する波動歯車装置において、
    前記可撓性外歯歯車には振動発電部が配置されており、
    前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性外歯歯車の撓み動作によって発電を行うものであり、
    前記可撓性外歯歯車は、可撓性の円筒部と、この円筒部の後端から半径方向に延びている円盤状のダイヤフラムと、前記円筒部の前端開口の側の外周面部分に形成された外歯とを備え、前記円筒部の前記前端開口の側の部分が前記波動発生器によって非円形に撓められており、
    前記振動発電部は、前記可撓性外歯歯車における前記円筒部の前端を前記外歯よりも前方に延長させることによって形成された円筒部分の外周面あるいは内周面に貼り付けられていることを特徴とする波動歯車装置。
  2. 円環状の第1、第2剛性内歯歯車と、これらの第1、第2剛性内歯歯車の内側に同軸状に配置された半径方向に撓み可能な可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車の内側に同軸状に配置された波動発生器とを有し、前記波動発生器によって、前記可撓性外歯歯車は半径方向に撓められて前記第1、第2剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合っており、前記第1剛性内歯歯車の歯数は前記可撓性外歯歯車よりも多く、前記第2剛性内歯歯車の歯数は前記可撓性外歯歯車と同一であり、前記波動発生器の回転に伴って前記第1、第2剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車の噛み合い位置が円周方向に移動すると、前記可撓性外歯歯車と第1剛性内歯歯車との間には、これら両歯車の歯数差に応じた相対回転が発生し、前記可撓性外歯歯車と前記第2剛性内歯歯車とは一体回転する波動歯車装置において、
    前記可撓性外歯歯車には振動発電部が配置されており、
    前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性外歯歯車の撓み動作によって発電を行うものであり、
    前記可撓性外歯歯車は、可撓性の円筒部と、この外周面に形成されている外歯と、前記
    円筒部における前記第2剛性内歯歯車の側の端から外方に延長している円筒部分とを備え、
    前記円筒部分の外周面あるいは内周面には、当該円筒部分と一体となって変位するように、前記振動発電部が貼り付けられていることを特徴とする波動歯車装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記振動発電部は圧電素子であることを特徴とする波動歯車装置。
  4. 請求項1において、
    前記可撓性外歯歯車は回転しないように支持されている固定側部材であり、
    前記剛性内歯歯車は回転自在の状態で支持されている回転出力部材であることを特徴とする波動歯車装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記振動発電部による発電電力を蓄える蓄電部を有していることを特徴とする波動歯車装置。
  6. 円形内周面に摩擦係合内周面が形成されている剛性リングと、前記剛性リングの内側に同軸状に配置され、円形外周面に摩擦係合外周面が形成されている可撓性リングと、前記可撓性リングの内側に同軸状に配置した波動発生器とを有し、前記波動発生器によって、前記可撓性リングは半径方向に撓められて前記剛性リングに部分的に摩擦係合しており、前記波動発生器の回転に伴って両リングの摩擦係合位置が円周方向に移動すると、両リングの間に、両リングの前記摩擦係合内周面と前記摩擦係合外周面の周長差に応じた相対回転が発生する摩擦係合式波動装置において、
    前記可撓性リングには振動発電部が配置されており、
    前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性リングの撓み動作によって発電を行うものであり、
    前記可撓性リングは、可撓性の円筒部と、この円筒部の後端から半径方向に延びている円盤状のダイヤフラムと、前記円筒部の前端開口の側の外周面部分に形成された前記摩擦係合外周面とを備え、前記円筒部の前記前端開口の側の部分が前記波動発生器によって非円形に撓められており、
    前記振動発電部は、前記可撓性リングにおける前記円筒部の前端を前記摩擦係合外周面よりも前方に延長させることによって形成された円筒部分の外周面あるいは内周面に貼り付けられていることを特徴とする摩擦係合式波動装置。
  7. 円環状の第1、第2剛性リングと、これら第1、第2剛性リングの内側に同軸状態に配置された可撓性リングと、可撓性リングの内側に嵌めた楕円状輪郭の波動発生器とを備えており、前記第1、第2剛性リングの円形内周面はそれぞれ第1、第2摩擦係合面が形成され、前記可撓性リングの円形外周面には第3摩擦係合面が形成されており、前記波動発生器は前記可撓性リングを半径方向に撓めて当該可撓性リングの前記第3摩擦係合面が前記第1、第2剛性リングの第1、第2摩擦係合面に対して円周方向において部分的に摩擦係合しており、前記波動発生器を回転すると、これらの摩擦係合位置が円周方向に移動し、
    前記第1剛性リングの前記第1摩擦係合面の周長は前記可撓性リングの前記第3摩擦係合面の周長よりも長く、前記波動発生器の回転に伴って、前記第1剛性リングと前記可撓性リングの間には周長差に応じた相対回転が発生し、前記第2剛性リングの第2摩擦係合面の周長は前記可撓性リングの前記第3摩擦係合面の周長と同一であるので、これら第2剛性リングと可撓性リングの間には相対回転が発生せず一体となって回転する摩擦係合式波動装置において、
    前記可撓性リングには振動発電部が配置されており、
    前記振動発電部は、前記波動発生器の回転に伴って繰り返し撓められる前記可撓性リングの撓み動作によって発電を行うものであり、
    前記可撓性リングは、可撓性の円筒部と、この外周面に形成されている前記第3摩擦係合面と、前記円筒部における前記第2剛性リングの側の端から外方に延長している円筒部分が備わっており、
    前記円筒部分の外周面あるいは内周面には、当該円筒部分と一体となって変位するように、前記振動発電部が貼り付けられていることを特徴とする摩擦係合式波動装置。
  8. 請求項6または7において、
    前記振動発電部は圧電素子であることを特徴とする摩擦係合式波動装置。
  9. 請求項6において、
    前記可撓性リングは回転しないように支持されている固定側部材であり、
    前記剛性リングは回転自在の状態で支持されている回転出力部材であることを特徴とする摩擦係合式波動装置。
  10. 請求項6ないし9のうちのいずれかの項において、
    前記振動発電部による発電電力を蓄える蓄電部を有していることを特徴とする摩擦係合式波動装置。
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