JP2003164169A - ベルト圧電発電機 - Google Patents
ベルト圧電発電機Info
- Publication number
- JP2003164169A JP2003164169A JP2001392820A JP2001392820A JP2003164169A JP 2003164169 A JP2003164169 A JP 2003164169A JP 2001392820 A JP2001392820 A JP 2001392820A JP 2001392820 A JP2001392820 A JP 2001392820A JP 2003164169 A JP2003164169 A JP 2003164169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- piezoelectric ceramic
- pressing roller
- piezoelectric
- power generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多量の発電専用の圧電セラミック素子を必要と
する圧電発電機において、個々に作成される従来の圧電
セラミック素子を多量に用いようとすると、それを保持
管理するためには、多くの部品と、扱いの手間がかかっ
て非経済的であった。 【解決手段】多量の圧電素子を一つにまとめ上げたと同
一の性能を有するベルト状の発電用圧電セラミックベル
トを、交互の入れ子状に並べた内外周の２列のローラー
間を波状変形の強制走行をさせることによって、安定し
た電力を継続して発電できることとなった。。
する圧電発電機において、個々に作成される従来の圧電
セラミック素子を多量に用いようとすると、それを保持
管理するためには、多くの部品と、扱いの手間がかかっ
て非経済的であった。 【解決手段】多量の圧電素子を一つにまとめ上げたと同
一の性能を有するベルト状の発電用圧電セラミックベル
トを、交互の入れ子状に並べた内外周の２列のローラー
間を波状変形の強制走行をさせることによって、安定し
た電力を継続して発電できることとなった。。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧電発電に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、発電用圧電セラミックベルトを連
続走行させて継続的に電気エネルギーを取り出す発電機
はなかった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】多量の発電専用圧電セ
ラミック素子を必要とする圧電発電機において、個々に
作成された圧電セラミック素子を多量に用いようとする
と、それを保持管理するためには、多くの部品と、扱い
の手間がかかって非経済的であった。 【０００４】本発明は、無公害、かつ、電力需要現場に
密着した圧電発電装置の構造を簡略化すると同時に高効
率化して、発電効率をより高めることを目的としてい
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、多量の圧電素子を一つにまとめ上
げたと同一の性能を有するベルト状の発電用圧電セラミ
ックベルトを、交互の入れ子状に並べた内外周の２列の
ローラー間を波状変形の強制走行をさせることによっ
て、継続的に電気エネルギーを発生させようとするもの
である。 【０００６】 【発明実施の形態】発明実施の形態を図面を参照して説
明する。図１は本発明に用いる発電用圧電セラミックベ
ルト１の斜視図で、２は陽極電極、３は陰極電極であ
る。 【０００７】図２及び図３は、本発明の基本構造を簡略
に示した模式断面図と模式斜視図であって、１は発電用
圧電セラミックベルト、２は陽極電極、３は陰極電極、
４は外周押しローラ、５は内周押しローラ、６は集電子
である。 【０００８】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 【０００９】ベルト状圧電セラミック薄板の外内周両面
の同一の位置に同一寸法形状の電極を一定の間隔をおい
て設けた発電用圧電セラミックベルト１を、交互の入れ
子状に並べた電気絶縁材質を用いた外周押しローラ４と
内周押しローラ５の間に波状となるようにセット。 【００１０】外周押しローラ４と内周押しローラ５に挟
まれた発電用圧電セラミックベルト１の、各押しローラ
に押された凸湾曲面上に、ばね性を持った集電子６をベ
ルト面から離れることがないようにセットしている。 【００１１】発電用圧電セラミックベルト１は部分的に
湾曲変形圧力を加えられると、その部分に電気エネルギ
ーを発生する性質を持っている。 【００１２】従って、外周押しローラ４と内周押しロー
ラ５に挟まれた発電用圧電セラミックベルト１を走行さ
せると、該発電用圧電セラミックベルト１は外周押しロ
ーラ４と内周押しローラ５によって蛇行走行を強制さ
れ、全外周押しローラ４と内周押しローラ５の押され部
位に差しかかった発電用圧電セラミックベルト１のその
部位には、押された方向に応じたプラスまたはマイナス
の電気エネルギーが電極上に発生することとなる。 【００１３】この発電用圧電セラミックベルト１電極上
に発生した電気エネルギーは、押しローラに押された該
発電用圧電セラミックベルト１の凸湾曲面上に離れるこ
とがないようにセットセットされた各集電子６によって
自動的に捕集されるところとなる。 【００１４】これによって、外周押しローラ４と内周押
しローラ５の間に挟まれた発電用圧電セラミックベルト
１を連続的に走行させることによって、連続、継続的に
発電することができる。
続走行させて継続的に電気エネルギーを取り出す発電機
はなかった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】多量の発電専用圧電セ
ラミック素子を必要とする圧電発電機において、個々に
作成された圧電セラミック素子を多量に用いようとする
と、それを保持管理するためには、多くの部品と、扱い
の手間がかかって非経済的であった。 【０００４】本発明は、無公害、かつ、電力需要現場に
密着した圧電発電装置の構造を簡略化すると同時に高効
率化して、発電効率をより高めることを目的としてい
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、多量の圧電素子を一つにまとめ上
げたと同一の性能を有するベルト状の発電用圧電セラミ
ックベルトを、交互の入れ子状に並べた内外周の２列の
ローラー間を波状変形の強制走行をさせることによっ
て、継続的に電気エネルギーを発生させようとするもの
である。 【０００６】 【発明実施の形態】発明実施の形態を図面を参照して説
明する。図１は本発明に用いる発電用圧電セラミックベ
ルト１の斜視図で、２は陽極電極、３は陰極電極であ
る。 【０００７】図２及び図３は、本発明の基本構造を簡略
に示した模式断面図と模式斜視図であって、１は発電用
圧電セラミックベルト、２は陽極電極、３は陰極電極、
４は外周押しローラ、５は内周押しローラ、６は集電子
である。 【０００８】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 【０００９】ベルト状圧電セラミック薄板の外内周両面
の同一の位置に同一寸法形状の電極を一定の間隔をおい
て設けた発電用圧電セラミックベルト１を、交互の入れ
子状に並べた電気絶縁材質を用いた外周押しローラ４と
内周押しローラ５の間に波状となるようにセット。 【００１０】外周押しローラ４と内周押しローラ５に挟
まれた発電用圧電セラミックベルト１の、各押しローラ
に押された凸湾曲面上に、ばね性を持った集電子６をベ
ルト面から離れることがないようにセットしている。 【００１１】発電用圧電セラミックベルト１は部分的に
湾曲変形圧力を加えられると、その部分に電気エネルギ
ーを発生する性質を持っている。 【００１２】従って、外周押しローラ４と内周押しロー
ラ５に挟まれた発電用圧電セラミックベルト１を走行さ
せると、該発電用圧電セラミックベルト１は外周押しロ
ーラ４と内周押しローラ５によって蛇行走行を強制さ
れ、全外周押しローラ４と内周押しローラ５の押され部
位に差しかかった発電用圧電セラミックベルト１のその
部位には、押された方向に応じたプラスまたはマイナス
の電気エネルギーが電極上に発生することとなる。 【００１３】この発電用圧電セラミックベルト１電極上
に発生した電気エネルギーは、押しローラに押された該
発電用圧電セラミックベルト１の凸湾曲面上に離れるこ
とがないようにセットセットされた各集電子６によって
自動的に捕集されるところとなる。 【００１４】これによって、外周押しローラ４と内周押
しローラ５の間に挟まれた発電用圧電セラミックベルト
１を連続的に走行させることによって、連続、継続的に
発電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に用いる発電用圧電セラミックベルトの
斜視図である。 【図２】本発明の模式断面図である。 【図３】本発明の部分斜視図である。 【符号の説明】 １ 圧電セラミックベルト ２、３、 電極 ４ 外周押しローラー ５ 内周押しローラー ６ 集電子
斜視図である。 【図２】本発明の模式断面図である。 【図３】本発明の部分斜視図である。 【符号の説明】 １ 圧電セラミックベルト ２、３、 電極 ４ 外周押しローラー ５ 内周押しローラー ６ 集電子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 走行する発電用圧電セラミックベルト１
を、交互の入れ子状に並べた電気絶縁材質を用いた外周
押しローラ４と内周押しローラ５の間に波状に挟んで、
ローラ間を強制される波状走行によって発電用圧電セラ
ミックベルト１に発生する電気エネルギーを陽電極２、
陰電極３の各表面から、ばね性を有した集電子６によっ
て集電するベルト圧電発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001392820A JP2003164169A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ベルト圧電発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001392820A JP2003164169A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ベルト圧電発電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003164169A true JP2003164169A (ja) | 2003-06-06 |
| JP2003164169A5 JP2003164169A5 (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=19188699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001392820A Pending JP2003164169A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ベルト圧電発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003164169A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013541312A (ja) * | 2010-09-07 | 2013-11-07 | ムラタ エレクトロニクス オーワイ | 集電装置構造及び方法 |
| WO2014162923A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 発電装置及びその製造方法 |
| JPWO2013038463A1 (ja) * | 2011-09-16 | 2015-03-23 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 振動発電を行う波動歯車装置 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09191663A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧電フィルムによる波力発電台船 |
| JPH09275688A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Terumo Corp | 生体エネルギー蓄電装置 |
| JPH10285957A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 波力発電装置 |
| JPH11330582A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Murata Mfg Co Ltd | 発電装置 |
| JP2000012916A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Seiko Instruments Inc | 熱電素子及び発電装置 |
| JP2003152238A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | Michio Tsujiura | 多電極圧電セラミック |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001392820A patent/JP2003164169A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09191663A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧電フィルムによる波力発電台船 |
| JPH09275688A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Terumo Corp | 生体エネルギー蓄電装置 |
| JPH10285957A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 波力発電装置 |
| JPH11330582A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Murata Mfg Co Ltd | 発電装置 |
| JP2000012916A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Seiko Instruments Inc | 熱電素子及び発電装置 |
| JP2003152238A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | Michio Tsujiura | 多電極圧電セラミック |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013541312A (ja) * | 2010-09-07 | 2013-11-07 | ムラタ エレクトロニクス オーワイ | 集電装置構造及び方法 |
| US9647577B2 (en) | 2010-09-07 | 2017-05-09 | Murata Electronics Oy | Power collector structure and method |
| JPWO2013038463A1 (ja) * | 2011-09-16 | 2015-03-23 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 振動発電を行う波動歯車装置 |
| WO2014162923A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 発電装置及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Wang et al. | Progress in nanogenerators for portable electronics | |
| US9595894B2 (en) | Triboelectric nanogenerator for powering portable electronics | |
| CN110474559B (zh) | 一种复合型摩擦发电机 | |
| JP2010081724A5 (ja) | ||
| US20050082949A1 (en) | Piezoelectric generator | |
| JP2009266533A (ja) | 燃料電池ユニット | |
| CN108493322B (zh) | 环形热电材料发电器的热电偶单元及环形热电材料发电器 | |
| JP2003164169A (ja) | ベルト圧電発電機 | |
| CN111049426A (zh) | 一种压电式多方向、宽频带振动能量收集装置 | |
| CN102820806A (zh) | 双叉指电极式压电微能源发生器 | |
| KR101218272B1 (ko) | 압전소자를 이용한 발전장치 | |
| CN112187098A (zh) | 一种多方向宽频带压电能量收集器 | |
| CN112019084A (zh) | 一种基于3d打印技术制作的多接触层摩擦纳米发电机 | |
| CN104426426A (zh) | 液压压电发电机 | |
| JP2003164169A5 (ja) | ||
| CN202797092U (zh) | 一种复合压电微能源发生器 | |
| CN211950746U (zh) | 一种基于摩擦纳米发电的风能发电装置 | |
| JP3700016B2 (ja) | 燃料電池用の金属セパレータの製造方法 | |
| Hussain et al. | Flexible triboelectric nanogenerator based on paper, PET and aluminum | |
| JPH05266914A (ja) | 固体酸化物燃料電池発電装置 | |
| CN108023108B (zh) | 一种大功率液流电池正极一体化结构 | |
| KR101128103B1 (ko) | 자가 발전기 | |
| JP2007109550A5 (ja) | ||
| RU139815U1 (ru) | Пьезогенератор | |
| RU2264687C2 (ru) | Пьезогенератор |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041122 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080513 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080922 |
|
| A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20090303 |