JP5839793B2 - スルーアンカ - Google Patents

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Description

本発明は、車両乗員に装着されるシートベルトウェビングの挿通用として使用されるスルーアンカに関する。
下記特許文献1に記載されたスルーアンカに相当するベルト連結用金具では、金属プレートの貫通孔の周囲に樹脂成形材料が一体成形されており、ウェビングが挿通されることで、樹脂成形材料にウェビングが摺動可能に支持されている。
また、ベルト連結用金具は、ウェビングが滑らかに摺動する必要があると共に、ウェビングの摺動による磨耗を低減させる必要がある。このため、一般に、樹脂成形材料は、摩擦係数が低くかつ耐摩耗性が高い比較的高級な樹脂で製作されている。
しかしながら、このベルト連結用金具では、樹脂成形材料が金属プレートの下側部分の貫通孔内周から外周端面を被覆している。このため、比較的高級な樹脂である合成樹脂材の使用量が多くなっている。
これにより、金属プレートに樹脂成形材料を成形する際には、樹脂成形材料の使用量が多く、成形時間が長く、かつ、樹脂成形材料の成形設備が大型になる。しかも、樹脂成形材料の成形不良が発生した際や車両廃棄時のベルト連結用金具の処理は、比較的高級な樹脂の使用量が多い樹脂成形材料を金属プレートから分別するのは煩雑であるため、損失コストが高い。
特開2001−138862号公報
本発明は、上記事実を考慮し、コストを低減できるスルーアンカを得ることが目的である。
請求項1に記載のスルーアンカは、車両の乗員に装着されるウェビングが挿通される貫通孔が形成された本体部材と、前記本体部材を表裏から挟んだ状態で前記本体部材の外周端面全体を残して前記貫通孔の周囲に固定されると共に、前記本体部材の外周端面に一体に連結されず、前記ウェビングを摺動可能に支持する摺動支持部材と、前記本体部材の前記貫通孔の周囲における前記摺動支持部材により挟まれる部分に設けられ、前記摺動支持部材を係止する係止部と、を備えている。
請求項2に記載のスルーアンカは、車両への取付部を備えると共に、乗員装着ウェビング用の貫通孔が形成された本体部材と、前記本体部材の貫通孔内周及び貫通孔の周縁に配置されて前記ウェビングの摺動案内用とされ、前記本体部材を表裏から挟んで前記本体部材へ取り付けられると共に、前記本体部材の外周端面に一体に連結されない摺動支持部材と、前記本体部材の前記貫通孔の周囲における前記摺動支持部材により挟まれる部分に設けられ、前記摺動支持部材を係止する係止部と、を備えている。
請求項3に記載のスルーアンカは、請求項1又は請求項2に記載のスルーアンカにおいて、前記本体部材及び前記摺動支持部材の少なくとも一方に組み付けられ、前記本体部材を被覆する被覆部材を備えている。
請求項4に記載のスルーアンカは、請求項3に記載のスルーアンカにおいて、前記被覆部材が前記摺動支持部材の外周端面を被覆する。
請求項5に記載のスルーアンカは、請求項3又は請求項4に記載のスルーアンカにおいて、前記被覆部材が前記本体部材を前記貫通孔の全周外側において被覆する。
請求項1に記載のスルーアンカでは、本体部材に貫通孔が形成されており、車両の乗員に装着されるウェビングが貫通孔に挿通される。本体部材の貫通孔の周囲に摺動支持部材が固定されており、摺動支持部材がウェビングを摺動可能に支持する。
ここで、摺動支持部材が本体部材の外周端面全体を残して固定されている。このため、摺動支持部材の使用量を少なくでき、コストを低減できる。
請求項2に記載のスルーアンカでは、車両への取付部を備える本体部材に、乗員装着ウェビング用の貫通孔が形成されている。本体部材の貫通孔内周及び貫通孔の周縁に摺動支持部材が配置されており、摺動支持部材はウェビングの摺動案内用とされている。
ここで、摺動支持部材が、本体部材を表裏から挟んで、本体部材へ取り付けられる。このため、摺動支持部材が本体部材の貫通孔内周から外周端面を包囲する場合と異なり、摺動支持部材を本体部材から容易に剥離して分別できる。これにより、損失コストを低くできて、コストを低減できる。
請求項1及び請求項2に記載のスルーアンカでは、本体部材の貫通孔の周囲に係止部が設けられており、係止部は摺動支持部材を係止する。このため、本体部材に対する摺動支持部材の位置ズレを抑制できる。
請求項3に記載のスルーアンカでは、本体部材及び摺動支持部材の少なくとも一方に被覆部材が組み付けられており、被覆部材は本体部材を被覆する。このため、被覆部材を変更することで見栄えを容易に変更できる。
請求項4に記載のスルーアンカでは、被覆部材が摺動支持部材の外周端面を被覆する。このため、被覆部材が摺動支持部材の外周端面を隠蔽可能にできる。
請求項5に記載のスルーアンカでは、被覆部材が本体部材を貫通孔の全周外側において被覆する。このため、被覆部材を変更することで見栄えを効果的に変更できる。
本発明の実施の形態に係るスルーアンカを示す車両取付状態における車幅方向内方から見た正面図である。 本発明の実施の形態に係るスルーアンカのアンカプレート及びガイドピースを示す車両取付状態における車幅方向内方から見た正面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るスルーアンカの各部を示す車両取付状態における車幅方向内方から見た正面図であり、(A)は、アンカプレートを示す図であり、(B)は、アンカプレートから分離された状態のガイドピースを示す図であり、(C)は、カバーを示す図である。 本発明の実施の形態に係るスルーアンカを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスルーアンカのアンカプレートからガイドピースが分離された状態を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るスルーアンカを示す断面図であり、(A)は、図1のA−A線断面図であり、(B)は、図1のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態に係るスルーアンカのカバーを示す車両取付状態における車幅方向外側から見た斜視図である。
図1には、本発明の実施の形態に係るスルーアンカ10(ウェビング吊持具)が車両取付状態における車幅方向内方から見た正面図にて示されており、図4には、スルーアンカ10の分解斜視図が示されている。なお、図面では、スルーアンカ10が車両に取り付けられた場合の車両前方を矢印FRで示し、車幅方向内方を矢印INで示し、上方を矢印UPで示している。
本実施の形態に係るスルーアンカ10は、所謂スリップジョイント(ショルダアンカ)として所謂3点式シートベルト装置に用いられており、車両(自動車)の乗員着座用シート(図示省略)の車幅方向外側かつ車両後側における車体の上部における所要位置に配置されている。
図1、図2、図3(A)、図5及び図6(A)に示す如く、スルーアンカ10は、本体部材(強度部材)として金属(鋼材)製で板状のアンカプレート12を有しており、アンカプレート12は、プレス打抜き加工によって製作されている。図6(A)に示す如く、アンカプレート12は、縦断面上下中間部が屈曲されて、この屈曲部より下側が車幅方向内側へ向かう方向に傾斜されている。
アンカプレート12は、略矩形板状の本体部12Aの上部が、略半円形板状の突出部12Bとされており、突出部12Bは本体部12Aの車両前後方向中央部から上側に突出されている。
アンカプレート12の上側部(本体部12Aの上部から突出部12Bの範囲)には、取付部としての円形状の固定孔14が貫通形成されており、アンカプレート12は、固定孔14に嵌入されたボルト(図示省略)によって、車体の所要位置に回動可能に固定される(取り付けられる)。このため、スルーアンカ10は、このボルトを中心として車両前後方向へ回動可能にされた状態で、車体の所要位置に固定される。
アンカプレート12の上下方向中間部の屈曲部には、車幅方向から見てU字状の貫通孔16が貫通形成されており、貫通孔16の中央部は、車両前後方向に延伸されると共に、貫通孔16の車両前側端部及び車両後側端部は、上方へ略直角に延伸されている。
図6の(A)及び(B)に示す如く、アンカプレート12の車幅方向内側面及び車幅方向外側面には、貫通孔16の中央部の上側及び下側に、係止部としての断面三角形状の係止溝18が形成されており、係止溝18は、貫通孔16の中央部に沿って長尺状となっている。なお、係止溝18の最大深さは、例えば0.1mm以上1.5mm以下にされている。
アンカプレート12の下端部(本体部12Aの下端部)には、車両前後方向中央部において、位置決め手段を構成する円形状の係合孔20が貫通形成されており、係合孔20は、後に説明するカバー36の係合突起42Aに対応している。さらに、アンカプレート12の車幅方向外側下端部には、図6(B)に示す如く、係合孔20の車両前側及び車両後側において、位置決め手段を構成する円柱状の係合柱22が形成されており、係合柱22は、後に説明するカバー36の係止孔48に対応している。
図1、図2、図3(B)、図4、図5及び図6(A)に示す如く、アンカプレート12の下側部(本体部12Aの上下方向中間部)には、摺動支持部材(挿通部)としての樹脂製のガイドピース24が一体成形(インサート成形)によって成形されており、ガイドピース24は、アンカプレート12の貫通孔16の全周(貫通孔16の周方向全体の周縁及び内周面)を車幅方向内側及び車幅方向外側から被覆している。ガイドピース24は、貫通孔16の全周近傍のみに配置されており、ガイドピース24は、アンカプレート12の外周端面12C全体を露出部12Dとしてガイドピース24が設けられていない部分を残している。図6の(A)及び(B)に示す如く、ガイドピース24の一部は、アンカプレート12の係止溝18に侵入しており、これにより、ガイドピース24が、係止溝18に係止され、ずれなく固定されている。
ガイドピース24には、車幅方向から見てU字状の挿通孔26が貫通形成されており、挿通孔26は、アンカプレート12の貫通孔16内に配置されると共に、貫通孔16に比べて小さい略相似形状にされている。ガイドピース24は、挿通孔26の全周外側において、図6の(A)及び(B)に示す如く、車幅方向に沿った断面がU字形状にされており、ガイドピース24では、挿通孔26の下側面が、摺動面28(支持面)とされて、摺動面28の車幅方向に沿った断面が半円形状に湾曲されている。
挿通孔26の中央部(貫通孔16の中央部)には、長尺帯状のウェビング30が長手方向へ移動可能に挿通(通過)される。ウェビング30の挿通孔26より車幅方向外側(車外側)の基端側は、スルーアンカ10の下側に延出されて、巻取装置(図示省略)に巻き取られており、巻取装置は、乗員着座用のシートの車幅方向外側かつ下側に固定されると共に、ウェビング30を巻取方向へ付勢している。ウェビング30の挿通孔26より車幅方向内側(車室側)の先端側は、スルーアンカ10の下側に延出されて、シートの車幅方向外側かつ下側に固定されている。このため、ウェビング30が巻取装置による付勢力によって挿通孔26の摺動面28に接触されて折り返し状態で支持(吊持)されており、ウェビング30が挿通孔26に対し長手方向へ移動される際には、ウェビング30が摺動面28を摺動して案内される。なお、挿通孔26の中央部の幅寸法L(アンカプレート12の挿通孔26より下側部分の肉厚方向と挿通孔26中央部の長手方向(車両前後方向)とに垂直な方向の寸法、図6(A)参照)は、挿通孔26の中央部の長手方向全体(長手方向中央部のみ又は長手方向両端部のみでもよい)において、ウェビング30の肉厚以上かつウェビング30の肉厚の2倍以下にされている。
ウェビング30は、スルーアンカ10(挿通孔26)より先端側において、タング(図示省略)に挿通されており、タングは、ウェビング30の長手方向に沿って移動可能とされている。シートの車幅方向内側かつ下側には、バックル(図示省略)が取り付けられており、ウェビング30が巻取装置から付勢力に抗して引き出されて、バックルにタングが係合されることで、ウェビング30がシートに着座した乗員(図示省略)に装着される。
ウェビング30が乗員に装着された際には、ウェビング30のスルーアンカ10(挿通孔26)より先端側がスルーアンカ10から車両前斜め下方へ延出されると共に、スルーアンカ10が車両前側へ回動される。さらに、車両の緊急時(衝突時等)には、ウェビング30の巻取装置からの引き出しが巻取装置によってロックされる。
ガイドピース24は、摩擦係数が低く、かつ、耐摩耗性、剛性及び耐熱性が高い比較的高級な樹脂(例えばPOM樹脂)により製作されている。これにより、ガイドピース24の摺動面28をウェビング30が滑らかに摺動されると共に、ウェビング30の摺動による摺動面28の磨耗が低減されている。
ガイドピース24の車幅方向内側上端部には、上側部分の全周において、段部を介して薄肉とされた嵌合溝32が形成されて嵌合手段となっている。嵌合溝32は、後に説明するカバー36の嵌合部58に対応している。ガイドピース24の車幅方向内側端部には、下側部分の全周において、嵌合手段を構成する板状の挿入部34が形成されており、挿入部34は、ガイドピース24の車幅方向内側端部から外周外側に挿通孔26から離れる方向へ庇状に突出されて、アンカプレート12との間に隙間を設け後に説明するカバー36の挿入溝60に対応している。
図1、図3(C)、図4、図6(A)及び図7に示す如く、アンカプレート12の車幅方向内側には、被覆部材としての略C字形板状のカバー36が設けられている。カバー36は、ガイドピース24よりも比較的低級な樹脂(例えばPP樹脂又はABS樹脂)により構成されている。カバー36に下部には、車両前後方向から見て断面略L字状の収容部36Aが形成されており、収容部36Aは、車幅方向内側に突出されて、アンカプレート12の屈曲部より下側部分が収容されている。
収容部36A内の下面には、位置決め手段を構成する矩形板状の当接板38が形成されている。当接板38の上面には、車幅方向内側端において、位置決め手段を構成する矩形板状の一対の押圧版40と矩形板状の係合板42とが突出形成されており、係合板42は、一対の押圧版40間に配置されている。係合板42には、円柱状の係合突起42Aが形成されており、係合突起42Aは、係合板42から車幅方向外側へ突出されて、アンカプレート12の係合孔20に対応している。係合板42の車幅方向内側面には、車両前側端及び車両後側端において、三角形板状の補強リブ44が形成されており、補強リブ44は、当接板38及びカバー36と一体にされて、係合板42を補強している。
当接板38の上面には、車幅方向外側端において、位置決め手段を構成する矩形板状の一対の係止板46が突出形成されており、一対の係止板46は、それぞれ一対の押圧版40と車幅方向において対向されている。係止板46には、円形状の係止孔48が貫通形成されており、係止孔48は、アンカプレート12の係合柱22に対応している。係止板46の車幅方向外側面には、車両前側端及び車両後側端において、三角形板状の補強リブ50が形成されており、補強リブ50は、当接板38及びカバー36と一体にされて、係止板46を補強している。
カバー36の上部には、車両前側部及び車両後側部において、組付手段を構成する組付爪52(ファスナー)が所定数(本実施の形態では合計4つ)形成されており、組付爪52は、カバー36から車幅方向外側へ突出されて、アンカプレート12の外周に対応している。
カバー36の当接板38には、アンカプレート12の下端面(外周端面12Cの下端)が当接されている。さらに、カバー36の係合突起42Aは、カバー36の係合板42の一時的な弾性変形により、アンカプレート12の係合孔20に嵌入されており、カバー36の係止孔48には、カバー36の押圧版40及び係止板46の一時的な弾性変形により、アンカプレート12の係合柱22が嵌入されている(図6(B)参照)。しかも、アンカプレート12の下端は、カバー36の係合板42及び一対の押圧版40と一対の係止板46との間に車幅方向において挟持されている。これにより、カバー36がアンカプレート12に対し上下方向両側、車両幅方向両側及び車両前後方向両側において位置決めされている。
カバー36の組付爪52は、一時的な弾性変形により、アンカプレート12の外周部(本体部12Aの上側の外周部)に係合されており、これにより、カバー36のアンカプレート12に対する上側、車両幅方向両側及び車両前後方向両側への移動が制限されている。
以上により、カバー36が、アンカプレート12に組み付けられて、アンカプレート12に対する上下方向両側、車両幅方向両側及び車両前後方向両側への移動を規制されている。
カバー36は、アンカプレート12の固定孔14の周囲を除く部分の車幅方向内側を被覆しており、カバー36は、アンカプレート12の当該部分の外周端面12C全体からアンカプレート12の外側へ延出されている。このため、ウェビング30がアンカプレート12に接触してダメージを受けることが防止されている。また、カバー36の上部には、車両前側部及び車両後側部において、略三角形状の延出部54が設けられており、延出部54はアンカプレート12の本体部12Aから上側へ延出されている。
カバー36の上下方向中間部には、車幅方向から見て略U字状の通過孔56が貫通形成されており、通過孔56は、ウェビング30通過(挿通)用とされている。
カバー36には、通過孔56の上側部分の全周において、嵌合手段を構成する板状の嵌合部58が形成されており、嵌合部58は、カバー36の車幅方向内側部分から通過孔56側に薄肉とされて突出されて、ガイドピース24の嵌合溝32に対応し、この嵌合溝32の車幅方向内側を嵌合部58のガイドピース24側への挿入部位32Aとしている。カバー36には、通過孔56の下側部分(収容部36Aの上端)の全周において、嵌合手段を構成する挿入溝60が形成されており、挿入溝60は、カバー36の車幅方向内側及び通過孔56側に開放されて、ガイドピース24の挿入部34に対応し、この挿入溝60の車幅方向内側を挿入部34のカバー36側への挿入部位60Aとしている。
カバー36の嵌合部58は、ガイドピース24の挿入部位32Aに挿入されると共に、カバー36の挿入部位60Aには、ガイドピース24の挿入部34が挿入されている。これにより、カバー36の嵌合部58の車幅方向内側面がガイドピース24の嵌合溝32近傍部位の車幅方向内側面と同一平面上に配置されると共に、カバー36の収容部36Aの挿入溝60近傍における車幅方向内側面がガイドピース24の摺動面28と同一曲面上に配置されて、カバー36がガイドピース24に嵌合されている。
カバー36は、不透明材にされており、アンカプレート12及びガイドピース24のカバー36によって被覆された部分は、車室側(車幅方向内側)から視認不能にされている。特に、カバー36の嵌合部58がガイドピース24の挿入部位32Aを被覆することで、ガイドピース24の嵌合溝32の外周及びアンカプレート12の車幅方向内側面(表面)が車室側から視認不能にされている。さらに、カバー36の挿入部位60Aがガイドピース24の挿入部34とアンカプレート12との隙間に挿入されることで、アンカプレート12の車幅方向内側面が車室側から視認不能にされている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のスルーアンカ10では、アンカプレート12の貫通孔16の周囲にガイドピース24が成形されており、ガイドピース24の挿通孔26にウェビング30が長手方向に沿って移動可能に挿通されて、ガイドピース24の摺動面28にウェビング30が摺動可能に支持される。
ここで、ガイドピース24が、アンカプレート12の貫通孔16の全周のみに配置されて、アンカプレート12の外周端面12C全体を露出させている。このため、比較的高級な樹脂により成形されるガイドピース24の使用量を少なくできる。これにより、アンカプレート12にガイドピース24を成形する際には、ガイドピース24の成形樹脂使用量を少なくできると共に、成形時間を短くでき、かつ、ガイドピース24の成形設備を小型化できる。しかも、仮に、ガイドピース24の成形不良が発生した際や車両廃棄時のスルーアンカ10の処理は、比較的高級な樹脂により成形されるガイドピース24をアンカプレート12から分別できなくても、損失コストを低くできる。したがって、スルーアンカ10のコストを低減できる。しかも、スルーアンカ10の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、ガイドピース24が、アンカプレート12を表裏(車幅方向内側面及び車幅方向外側面)から挟んで、アンカプレート12へ取り付けられる。このため、ガイドピース24がアンカプレート12の貫通孔16内周から外周端面12Cを包囲する場合と異なり、アンカプレート12の外周端面がアンカプレート12上に配置されるため、ガイドピース24の成形不良が発生した際や車両廃棄時のスルーアンカ10の処理は、比較的高級な樹脂により成形されるガイドピース24をアンカプレート12から容易に剥離して分別できる。これにより、損失コストを一層低くできて、コストを一層低減できる。
さらに、ガイドピース24がアンカプレート12の外周端面12Cを被覆する場合と異なり、ガイドピース24の外周部に成形バリが発生することを抑制できると共に、ガイドピース24の成形後の収縮によりガイドピース24が破壊されることを抑制できる。しかも、ガイドピース24がアンカプレート12の外周端面12Cを被覆する場合と異なり、ガイドピース24の成形金型の移動によりガイドピース24に傷が生じることを抑制できる。
また、アンカプレート12の貫通孔16の周囲に係止溝18が形成されており、ガイドピース24が係止溝18に侵入して係止されている。このため、ガイドピース24の成形後の収縮のバラツキやガイドピース24の当該収縮によるガタ付きの発生を抑制できると共に、スルーアンカ10の使用時の温度変化による変形等を抑制でき、アンカプレート12に対するガイドピース24の位置ズレを抑制できる。これにより、ガイドピース24の挿通孔26の幅寸法Lの精度を高くでき、ウェビング30の挿通孔26に対する長手方向への移動性能を高くできると共に、ウェビング30の挿通孔26内での折り重なりや挿通孔26長手方向一側への偏り(所謂ジャミング)が発生することを抑制できる。
さらに、アンカプレート12及びガイドピース24にカバー36が組み付けられており、カバー36はアンカプレート12及びガイドピース24の車幅方向内側(車室側)を挿通孔26の全周外側において被覆する。このため、カバー36がアンカプレート12を隠蔽できる。さらに、例えば、仮にガイドピース24の外周端面(アンカプレート12に対する露出部分)に成形バリが発生しても、カバー36が成形バリを隠蔽できる。これにより、スルーアンカ10の見栄えを向上できる。しかも、組み付けるカバー36を変更することで、スルーアンカ10の見栄えを容易かつ効果的に変更できる。特に、色違いのカバー36を組み付けるのみで、アンカプレート12は同一部品を用いても、スルーアンカ10の色を車室内の色調に容易に対応させることができる。
さらに、カバー36は比較的低級な樹脂により略板状に成形されている。しかも、カバー36が破損した際には、カバー36を交換すれば、アンカプレート12及びガイドピース24は交換する必要がなく再利用できる。このため、依然として、スルーアンカ10のコストを低くできると共に、スルーアンカ10を小型かつ軽量にできる。
なお、本実施の形態では、アンカプレート12に係止部として長尺凹状で断面三角形状の係止溝18を形成した。しかしながら、アンカプレート12に係止部を分散配置させたり格子状に配置して形成してもよい。さらに、アンカプレート12に凸状の係止部を形成してもよい。また、係止部は、多角形(三角形、矩形、台形、五角形、六角形等)、円形、楕円形、半円形又は半楕円形等の柱状や錘状、半球状又は半楕円球状等でもよく(先端が切断されて先端面が軸方向に対して垂直にされ又は傾斜された形状でもよく、アンカプレート12に対し軸方向が起立されても平行にされてもよい)、係止部の断面形状は、多角形状(三角形状、矩形状、台形状、五角形状、六角形状等)、半円形状又は半楕円形状等でもよい。しかも、アンカプレート12に孔状の係止部を貫通形成してもよく、例えばアンカプレート12が肉厚方向へ変位された曲げ形状にされてアンカプレート12の車幅方向内側面や車幅方向外側面に凹状の係止部や凸状の係止部を形成してもよい。
さらに、本実施の形態では、アンカプレート12の車幅方向内側面及び車幅方向外側面に貫通孔16の上側及び下側において係止部を設けた。しかしながら、アンカプレート12の車幅方向内側面及び車幅方向外側面の何れか一方に係止部を設けてもよく、また、貫通孔16の周縁に係止部を設けてもよい。さらに、アンカプレート12の貫通孔16の上側及び下側の一方に係止部を設けてもよく、また、アンカプレート12の貫通孔16全周に係止部を設けてもよい。しかも、アンカプレート12の車幅方向内側面及び車幅方向外側面の少なくとも一方の全体に係止部を設けてもよい。
また、本実施の形態において、ガイドピース24の摺動面28の車幅方向内側面及び車幅方向外側面の少なくとも一方に長尺の凸部又は凹部を所定数設けてもよい。この場合、凸部又は凹部を車幅方向に対して傾斜させるのが好ましい。また、摺動面28の車両前後方向中央線に対して対称に配置してもよい。さらに、隣り合う凸部の高さは、同一にされても異なってもよい。しかも、高さが異なる凸部を車両前後方向に交互に配置したり、凸部の高さを車両前後方向中央側の凸部程徐々に高く又は低くしてもよい。また、各凸部を長手方向中央(車幅方向中央)において同一の最大高さにしてもよく、さらに、凸部の高さを凸部の長手方向に沿って波状又は階段状等に変化させたり、凸部の高さを凸部の長手方向中央から長手方向両端へ向けて徐々に高く又は低くしてもよい(隣り合う各凸部の高さは当該各凸部の同一車幅方向位置において同一でも異なってもよい)。
さらに、本実施の形態では、ガイドピース24をアンカプレート12に一体成形した。しかしながら、ガイドピース24をアンカプレート12と別に成形した後にアンカプレート12に固定してもよい。この場合、ガイドピース24を複数の構成部品で構成し、かつ、各構成部品毎にアンカプレート12に組み付けて、各構成部品を超音波溶着等によって物理的に締結するのが好ましい。これにより、車両の衝突時に乗員によりウェビング30が引っ張られても、ガイドピース24がアンカプレート12から外れないようにできる。さらに、スルーアンカ10の処理は、各構成部品の締結を解除するのみで、アンカプレート12からガイドピース24を分別できて、アンカプレート12を再利用できる。
また、本実施の形態では、カバー36がアンカプレート12の車幅方向内側面を被覆する。しかしながら、カバー36がアンカプレート12の外周端面12C全体を追加的に被覆してもよく、更には、カバー36がアンカプレート12の固定孔14に嵌入されたボルト及びアンカプレート12の車幅方向外側面を含むアンカプレート12の略全体を被覆してもよい。
さらに、本実施の形態では、アンカプレート12の下端面をカバー36の当接板38の上面に当接させた。しかしながら、アンカプレート12の下端面をカバー36の当接板38の上面に当接させなくてもよい。さらに、カバー36の当接板38の上面に、例えば、車両前側端部と車両後側端部とにおいて、断面が三角形状、矩形状(正方形状や台形状を含む)又は半円形状等の当接リブを車幅方向に沿って形成してもよい。この場合、当接リブはアンカプレート12の下端面が当接されて必要に応じて収縮変形されることで、アンカプレート12及びカバー36の寸法誤差が吸収される。
また、本実施の形態では、カバー36を一体部品とした。しかしながら、カバー36を複数の分割部品(例えば上下方向又は車両前後方向での分割部品)により構成してもよい。この場合、各分割部品を他の分割部品、アンカプレート12及びガイドピース24の少なくとも1つに組み付ける。
さらに、本実施の形態では、スルーアンカ10をスリップジョイントに適用した。しかしながら、スルーアンカ10をタングに適用してもよい。
10 スルーアンカ
12 アンカプレート(本体部材)
12C 外周端面
14 固定孔(取付部)
16 貫通孔
18 係止溝(係止部)
24 ガイドピース(摺動支持部材)
30 ウェビング
36 カバー(被覆部材)

Claims (5)

  1. 車両の乗員に装着されるウェビングが挿通される貫通孔が形成された本体部材と、
    前記本体部材を表裏から挟んだ状態で前記本体部材の外周端面全体を残して前記貫通孔の周囲に固定されると共に、前記本体部材の外周端面に一体に連結されず、前記ウェビングを摺動可能に支持する摺動支持部材と、
    前記本体部材の前記貫通孔の周囲における前記摺動支持部材により挟まれる部分に設けられ、前記摺動支持部材を係止する係止部と、
    を備えたスルーアンカ。
  2. 車両への取付部を備えると共に、乗員装着ウェビング用の貫通孔が形成された本体部材と、
    前記本体部材の貫通孔内周及び貫通孔の周縁に配置されて前記ウェビングの摺動案内用とされ、前記本体部材を表裏から挟んで前記本体部材へ取り付けられると共に、前記本体部材の外周端面に一体に連結されない摺動支持部材と、
    前記本体部材の前記貫通孔の周囲における前記摺動支持部材により挟まれる部分に設けられ、前記摺動支持部材を係止する係止部と、
    を備えたスルーアンカ。
  3. 前記本体部材及び前記摺動支持部材の少なくとも一方に組み付けられ、前記本体部材を被覆する被覆部材を備えた請求項1又は請求項2記載のスルーアンカ。
  4. 前記被覆部材が前記摺動支持部材の外周端面を被覆する請求項3記載のスルーアンカ。
  5. 前記被覆部材が前記本体部材を前記貫通孔の全周外側において被覆する請求項3又は請求項4記載のスルーアンカ。
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