JP5837181B2 - 容器充填装置 - Google Patents

容器充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5837181B2
JP5837181B2 JP2014504464A JP2014504464A JP5837181B2 JP 5837181 B2 JP5837181 B2 JP 5837181B2 JP 2014504464 A JP2014504464 A JP 2014504464A JP 2014504464 A JP2014504464 A JP 2014504464A JP 5837181 B2 JP5837181 B2 JP 5837181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
rotating body
contents
placement
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014504464A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013136370A1 (ja
Inventor
ロサレス ミゲル アンヘル ナバロ
ロサレス ミゲル アンヘル ナバロ
良文 森田
良文 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Foods Holdings Co Ltd
Original Assignee
Nissin Foods Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Foods Holdings Co Ltd filed Critical Nissin Foods Holdings Co Ltd
Publication of JPWO2013136370A1 publication Critical patent/JPWO2013136370A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5837181B2 publication Critical patent/JP5837181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B5/00Packaging individual articles in containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, jars
    • B65B5/04Packaging single articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/42Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation
    • B65B43/46Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation using grippers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B23/00Packaging fragile or shock-sensitive articles other than bottles; Unpacking eggs

Description

本発明は、容器充填装置に関し、特に、脆弱な内容物を容器に充填する装置に関する。
従来、麺塊などの脆弱な内容物が壊れないように、内容物の上から容器を被せ、この容器を180°反転させる充填装置が知られている。そして、このような充填装置において内容物が容器に充填された後、容器は充填装置から搬送装置へ移される。
たとえば、内容物が充填された容器を反転する際に、容器の落下を防止するため、容器は周囲からアームなどにより押さえられている。そして、容器が搬送装置の上に達すると、アームは容器を放す。これにより、容器は、充填装置から搬送装置へ落下し、搬送装置に収容されて搬送される(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平4−311409号公報 実公平6−50321号公報 特開2006−131255号公報
しかしながら、このような従来技術では、アームを動作させる制御システムが必要となる。このため、充填装置は、構造が複雑なる上、サイズが大きくなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、単純かつ小型の容器充填装置を提供することを目的としている。
本発明のある形態に係る、容器充填装置は、内容物を供給する第1供給装置と、前記第1供給装置により供給された前記内容物が載せられる載置部を有し、かつ軸中心に回転して前記載置部の向きを変化させる回転体と、上方を向く前記載置部に載せられた前記内容物に上から容器を被せる第2供給装置と、前記回転体に設けられ、かつ前記第2供給装置により前記内容物に被せられた前記容器と係合する係合部と、を備える。ここで、前記回転体により前記容器が所定角度回転されることにより、前記容器と前記係合部との係合が外れる。
この構成によれば、回転体が軸中心に回転し、載置部の向きが変化する。載置部が水平になって上を向くと、この載置部に第1供給装置から内容物が載せられる。さらに、載置部に載せられた内容物に上から容器が第2供給装置によって被せられる。このとき、容器が係合部により係合されて、回転体により容器が回転する。このため、回転時に容器が落下することが防止されながら、容器の向きが変えられる。そして、容器が所定角度回転されることによって、容器が係合部から外れる。
このように、係合部は係合およびこの解除に際して作動しないことにより、係合部を動作させる必要がない。このため、容器充填装置は、構造が単純であって、かつサイズが小型化する。
容器充填装置は、前記係合部との係合が外された前記容器を滑り落とす下り勾配の溝部を有するスライダと、前記溝部を滑り落ちた前記容器を収容する収容部を有する搬送装置と、をさらに備えてもよい。
この構成によれば、容器と係合部との係合が外れると、容器が回転体の載置部から離れる。このとき、回転体により容器が回転されて、内容物は容器の底の方へ移動しているため、容器の底の方が重い。よって、載置部から離れた容器は、底が下なるように傾き、下り勾配の溝部を滑り落ちる。そして、容器は、底から収容部に収容されて、搬送装置により次の工程へ搬送される。
容器充填装置では、前記係合部は前記回転体の前記軸方向に複数設けられ、複数の前記係合部の間に前記載置部が配されてもよい。
この構成によれば、容器が、回転体の係合部により軸方向から係合される。このため、容器は、軸方向と垂直な方向、つまり回転方向へ移動することが可能な状態で、回転体に取り付けられる。よって、回転体が所定角度まで回転すると、容器は載置部に対して回転方向に移動し、容器は係合部から簡単に外れることができる。
容器充填装置は、前記容器の胴部を受ける受け部、をさらに備えてもよい。ここで、前記受け部により受け止められた前記容器と前記係合部との係合が外れる。
この構成によれば、載置部に容器が載せられた回転体が回転すると、載置部は回転方向に移動する。しかし、容器が受け部に当たると、容器の胴部は受け部により支え止められる。この容器は回転方向に移動が可能なため、容器は載置部および係合部に対してずれ、容器と係合部との係合が簡単に外れることができる。
容器充填装置は、前記回転体は前記回転方向に4つの前記載置部を有し、前記受け部は前記回転体により90°回転された前記容器の胴部を受けてもよい。
この構成によれば、回転体の4つの載置部にそれぞれ内容物および容器が供給される。よって、回転体が1回転する際に、4つの充填処理を連続して行うことができ、処理能力が向上する。
また、回転体により容器が90°回転すると、容器の開口は鉛直を向く。ここで、容器の胴部が受け部により支えられると、容器は載置部に対してずれながら、回転する載置部に従って開口は上側を向く。そして、容器が係合部から外れると、容器は、底を下にして、スムーズにスライダの溝部を滑り落ちることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、単純かつ小型の容器充填装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施形態1に係る容器充填装置の概要を示す斜視図である。 図1の容器充填装置に用いられる第1供給装置を示す斜視図である。 図1の容器充填装置に用いられる回転軸を示す斜視図である。 図3の回転軸の一部を示す拡大側面図である。 図1の容器充填装置に用いられる第2供給装置を示す斜視図である 図1の容器充填装置に用いられるスライダを示す斜視図である。 図1の容器充填装置に用いられる搬送装置を示す斜視図である。 図1の容器充填装置において、第1供給装置で内容物が移送される状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、回転軸に内容物が移動した状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、回転軸上の内容物に容器を被せる状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、回転軸の係合部に容器のフランジが係合される状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、容器が載せられた回転軸が回転している状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、容器が載せられた回転軸が回転している状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、容器がスライダ上を移動している状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、容器がスライダ上を移動している状態を説明するための図である。 図1の容器充填装置において、容器が搬送装置の搬送プレートに収容される状態を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
図1は、容器充填装置100の概要を示す斜視図である。なお、わかりやすくするために、回転体20のシャフト、スプロケットおよび第1供給装置10の動力源となるモータなどは図面において省略されている。
以下では、便宜上、回転体20の回転軸に平行な方向を「軸方向」と言う。軸方向に対し垂直な方向であって、図1の矢印で示される内容物2を運搬する方向を「運搬方向」と言う。内容物2が運搬されていく方向を「下流」と言い、下流の反対方向を「上流」と言う。
容器充填装置100は、容器1に内容物2を詰める装置である。
容器1は、天面が開口する円錐台形状、いわゆるカップ形状を有する。容器1の開口縁の径は底面の径より大きく設定される。容器1の開口縁には、外周全体に亘り外側に突出するフランジが設けられる。
内容物2は、麺塊などの固形物である。麺塊は、油熱または熱風を用いて麺の塊を乾燥させられ、一定の形状を有する物である。麺塊の大きさは、容器1の中に納まる大きさであればよい。
図2は、容器充填装置100に用いられる第1供給装置10を示す斜視図である。
第1供給装置10は、麺塊を回転体20に連続的に供給する装置である。たとえば、第1供給装置10には移送プレート11および移送バー12を有するコンベアが用いられる。
移送プレート11は、平面状の板であって、水平または傾斜する。移送プレート11が傾斜する場合、移送プレート11は、その下流端が上流端より低くなるように傾く。移送プレート11上には複数、この実施例では10列の移送路14が設けられる。移送路14は、2つの仕切り13の間に配される。移送路14は運搬方向に延び、移送路14の幅は内容物2の幅より少し大きく設定される。
移送バー12は、棒状部材である。移送バー12の長手方向は、移送路14に対し垂直、つまり軸方向である。移送バー12の長さは移送プレート11の幅とほぼ同じ長さに設定される。移送バー12は、1本であっても、複数であってもよい。移送バー12が複数である場合、各移送バー12の間には所定の間隔が設けられている。移送バー12は、牽引手段により引っ張られて運搬方向に移動する。牽引手段としては、たとえば、移送バー12を引っ張るひも15、ひも15の向きを変えるローラ16、およびひも15をけん引するモータ(図示せず)がある。
図3は、容器充填装置100に用いられる回転体20を示す斜視図である。図4は回転体20の一部を示す拡大側面図である。
回転体20は、内容物2および容器1の向きを変える装置である。回転体20としては、たとえば、多角形、この実施例では8角形の形状の面を有する柱体が用いられる。回転体20は、運搬方向に回転する中心となる回転軸を含む。回転軸には、回転動力源(図示せず)による回転力を回転体20に伝道するシャフト(図示せず)が設けられる。回転体20は、複数、この実施例では4個の載置領域21を有する。載置領域は、平面形状であって、互いに間隔を隔てて配置される。図2に示すように、最も上の位置にある載置領域21が移送プレート11と同じ高さになるように、回転体20は配される。また、最も上の位置にある載置領域21の上流端は、移送プレート11の下流端に平行でかつ近傍に配置される。この載置領域21の上流端と移送プレート11の下流端との間の隙間から内容物2が落ちないように、隙間の距離は内容物2の径より小さく設定される。
複数、この実施例では11個の係合部22が各載置領域21上に設けられる。各係合部22は、軸方向に間隔を隔てて設けられ、載置領域21の上流端から下流端までの全長に亘り運搬方向に延びる。係合部22は、図4に示すように、載置領域21に対して垂直に立ち上がる。係合部22は幅狭部およびその上に配される幅広部を含む。幅狭部の幅は一定である。隣接する2つの幅狭部の間隔は、容器1のフランジの径より少し大きく設定される。幅広部の幅は載置領域21に近づくほど大きくなるように、幅広部は傾斜する。幅広部の開口縁では、隣接する2つの幅広部の間隔は、フランジの径と同じまたは少し大きく設定される。そして、この間隔は、載置領域21に近づくほど小さくなる。幅広部の下端では、フランジの径より小さく、かつ容器1の開口縁の径より少し大きく設定される。このため、後述するように(図11)、係合部22は、容器1のフランジと係合する係合手段として機能する。
載置部23は、各係合部22の間に設けられ、回転体20の軸方向において2つの係合部22の間に介在する。1つの載置領域21における載置部23の数は移送路14の数に一致し、この実施例では10個の載置部23が各載置領域21に形成される。載置部23が移送路14にそれぞれ繋がるように、載置部23の間隔および幅は移送路14の間隔および幅と同じに設定される。
図5(a)は、容器充填装置100に用いられる第2供給装置30を示す斜視図である。図5(b)は、第2供給装置30と、内容物2が載せられた回転体20とを示す斜視図である。
第2供給装置30は、回転体20の上方に配され、上方を向く載置部23に載せられた内容物2に上から容器1を被せる装置である。第2供給装置30は、基体31、およびその上面に接続された複数、この実施例では10個の吸引ユニット32を有する。図5(a)に示すように、基体31の上面が上を向いている状態から、図5(b)に示すように、基体31の上面が下を向く状態に、基体31の向きは変えられる。また、基体31は上下動し、下を向く吸引ユニット32が回転体20の近傍になる位置まで基体31が下降する。
吸引ユニット32は、円錐台形状であって、中に容器1が嵌る形状を有する。吸引ユニット32は、中に吸引孔(図示せず)を含む。図5(b)に示すように、吸引ユニット32は、下を向いた際に載置部23とそれぞれ対向するように配置される。
図6は、容器充填装置100に用いられるスライダ40を示す斜視図である。
スライダ40は、回転体20により向きを変えられた容器1を受け、容器1を滑り落とす部分である。スライダ40は、平面形状である。スライダ40の上流端は、たとえば、水平方向を向き鉛直になった載置領域21の下流端に平行でかつ近接するように配置される。スライダ40は、その下流端が上流端より低くなるように傾斜する。スライダ40は、複数、この実施例では10本の溝部41を有する。
各溝部41は、直線状かつ下り勾配であって、スライダ40の上流端から下流端までの全長に亘り設けられる。溝部41の長さが容器1の長さより長く設定されると、容器1は溝部41の中で滑り落ちる。各溝部41は、回転体20の各載置部23に繋がるように、軸方向に等間隔で配される。溝部41は、内側に容器1が収まる大きさに設定される。
スライダ40の上流端には、溝部41によって形成される弧状の窪み部42が、この実施例は10個設けられている。後述するように、この窪み部42は、回転体20により所定角度、たとえば90°に回転された容器1の胴部を受ける受け部として機能する。また、窪み部42が容器1を受け止めると、受け止めた容器1のフランジと係合部22との係合が外れるため、係合解除部としても機能する。
図7は、容器充填装置100に用いられる搬送装置50を示す斜視図である。
搬送装置50は、内容物2を収容した容器1を運ぶための装置である。搬送装置50としては、たとえば、レール51および複数の搬送プレート52を有するコンベアが用いられる。複数の搬送プレート52は運搬方向に並べられる。レール51は、モータ(図示せず)などが連結され、搬送プレート52を運搬方向に移動させる。搬送プレート52は、軸方向に長く、複数の収容部53を含む。
複数、この実施例では10個の収容部53が、軸方向に配列される。収容部53は、移送プレート11に設けられた穴である。収容部53の径は、容器1の状態の径より大きく、かつシリンジの径より小さく設定される。収容部53の深さは、容器1の高さより大きく設定される。
このように構成される容器充填装置100では、以下のように、容器1に内容物2が充填される。
図8は、内容物2が第1供給装置10で移送される状態を説明するための図である。図9は、内容物2が回転体20に移動した状態を説明するための図である。図10は、内容物2に容器1を被せる状態を説明するための図である。図11(a)〜図11(c)は、容器1のフランジが回転体20の係合部22に係合される状態を説明するための図である。図12および図13は、容器1が載せられた回転体20が回転している状態を説明するための図である。図14および図15は、容器1がスライダ40上を移動している状態を説明するための図である。図16は、容器1が搬送装置50の搬送プレート52に収容される状態を説明するための図である。
なお、容器1に内容物2を充填する処理は連続して行われるため、説明する処理の内容物2や容器1に加えて、この処理に先行する処理と後続する処理との内容物2や容器1なども各図面に記載されている場合がある。つまり、図9および図10では、先行する処理の容器1が記載されている。図14〜図16では、後続する処理の容器1が記載されている。
図1、図2および図8に示すように、複数、この実施例では10個の内容物2が各移送路14に配置される。移送バー12が移送プレート11上を移動すると、内容物2は移送バー12に押されて下流側へ移動する。内容物2は移送プレート11の下流端に達したとき、最も上に位置する載置部23は、水平になり、移送プレート11と同じ高さになる。このため、移送路14が載置部23とそれぞれ一続きになる。
移送バー12は、移送プレート11の下流端を過ぎて、載置部23の上流端まで移動する。これにより、内容物2は、移送路14からこれと繋がった載置部23に載せられる。なお、内容物2が移送路14から載置部23へ移る間、載置部23が停止するように、回転体20が間欠的に回転することが望ましい。
図5(a)に示すように、吸引ユニット32は、上方を向いた状態で、容器1を吸引する。容器1は、上側に開口し、吸引ユニット32に保持される。そして、図5(b)に示すように、吸引ユニット32が下方を向くように、第2供給装置30の基体31が回転しながら、基体31は下降する。このとき、吸引ユニット32により保持された容器1は載置部23に載せられた内容物2の上にそれぞれ位置する。そして、図10に示すように、容器1が内容物2に被さると、第2供給装置30は吸引を停止する。
ここで、図11(a)に示すように、開口が下を向いた状態で、容器1が内容物2の上から被さる。これにより、図11(b)に示すように、内容物2は開口から容器1の中に入る。このとき、係合部22の上側では隣接する2つの幅広部の間隔がフランジの径と同じまたはそれより大きいため、この幅広部の間隔にフランジは入る。そして、フランジが載置部23に近づくほど、台形状の幅広部の間隔は、狭くなり、フランジの径と同じまたはそれより小さくなる。このため、フランジは幅広部の傾斜に沿って縮み、フランジの径は幅広部の間隔に応じて小さくなる。このため、容器1は変形しながら、フランジが載置部23に近づく。そして、図11(c)に示すように、フランジが幅狭部に達すると、幅狭部の間隔はフランジの径と同じまたは大きいため、縮んでいたフランジは元の大きさまで広がる。これにより、フランジは載置部23と係合部22との間に嵌り、軸方向と載置部23に対し垂直な方向とにおける容器1の移動が留められる。また、容器1は回転方向へ移動することができる。
図12に示すように、回転体20が回転し、載置部23が水平から鉛直に傾いていく。これにより、傾斜する載置部23を滑る力を容器1は受ける。ただし、回転による遠心力でフランジが係合部22に引っ掛かり、容器1は載置部23からほぼ滑り落ちることなく傾けられる。そして、回転体20により容器1が90°回転して、載置部23が鉛直になると、容器1の外面がスライダ40の上流端の窪み部42に当たる。これにより、窪み部42は容器1の胴部を受ける。
図13に示すように、回転体20がさらに回転し、台座は回転方向へ移動していくが、容器1の回転方向への移動が窪み部42により阻止される。ただし、容器1の回転方向への移動は可能である。このため、フランジが係合部22と載置部23との間に嵌りながら、容器1は載置部23に沿ってずれていく。
図14に示すように、フランジが係合部22と載置部23との間から外れると、フランジと係合部22との係合が解かれて、容器1の載置部23から離れる。
また、図13および図14に示すように、載置部23が鉛直から下方を向く方向へ傾いていくと、載置部23に対向する容器1の開口は上方を向くように傾斜していく。これにより、容器1に収容されている内容物2は底の方へ移動し、容器1は底の方が重くなる。よって、フランジが係合部22と載置部23との間から外れると、容器1の底が降下し溝部41上に当たり、容器1の胴部が溝部41に沿う。
図15に示すように、容器1は、重い底を下にして、溝部41内を滑り落ちる。
容器1は、溝部41を滑り落ちたら、容器1の底から搬送プレート52の収容部53に嵌る。収容部53の径はフランジの径より小さいため、フランジは収容部53の縁に支持されて、容器1は搬送プレート52に保持される。搬送プレート52上の容器1は、搬送されて、開口を蓋で覆う工程などに移される。
以上の構成によれば、フランジが係合部により係合された状態で、容器1が回転軸により回転される。このため、容器1の落下が防止されながら、容器1の向きが変えられる。
また、窪み部42により容器1の回転方向への動きが阻止されることにより、容器1が載置部23に対してずれ、フランジが係合部22から外れる。このため、係合部22は、係合およびこの解除に対する動作をする必要がない。このため、容器充填装置100は、構造が単純であって、かつサイズが小型化する。
さらに、隣接する係合部22は軸方向からフランジを挟むため、容器1が回転方向に移動可能に回転体20に保持される。よって、回転体20により回転する容器1は窪み部42により簡単に回転方向と反対方向に押されて、容器1が載置部23から簡単にずれて、フランジが係合部22から外れ易くなる。
また、スライダ40の溝部41の下に搬送プレート52の収容部53がそれぞれ配置されているため、溝部41を滑り落ちた容器1が収容部53に収まる。このように、回転軸などの充填部から搬送装置50へ動力を必要とせずに容器1を移すことができる。
さらに、スライダ40の上部にある窪み部42が受け部として機能するため、受け部により受けられた容器1がスライダ40の溝部41上をスムーズに滑り落ちることができる。また、窪み部42と溝部41とが一体に設けられているため、製品コストが抑えられ、かつサイズの小型化が図られる。
また、直線状の溝部41を容器1が滑り落ちることにより、容器1は、底が下になるように方向付けられる。よって、容器1が溝部41の下まで移動すると、容器1は底からスムーズに運搬装置の収容部53に収容される。この収容部53に嵌った容器1は上側に開口するため、容器1の開口に蓋が容易に付けられる。
なお、上記実施の形態では、円錐台形状の容器1が用いられたが、円筒形状などの容器であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、4つの載置領域21を有する回転体20が用いられたが、載置領域21の数はこれに限定されない。たとえば、回転体20に設けられる載置領域21の数は、1つでもよいし、2つ以上であってもよい。なお、載置領域21の数が増えるほど、回転体20の径を大きくすることが望ましい。
また、上記実施の形態では、回転体20に8角柱が用いられたが、回転体20の形状はこれに限定されない。回転体20において、載置部以外の部分は平面であってもよいし、曲面であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、載置部23は平面形状で形成されたが、内容物2が乗る形状であればよい。たとえば、載置部は窪み形状であってもよい。
また、上記実施の形態では、係合部22は容器1のフランジと係合した。ただし、容器1と係合部22と係合位置はフランジに限定されない。
さらに、上記実施の形態では、第1供給装置10および運搬装置にはコンベアが用いられたが、内容物2および容器1を運搬する装置はこれに限定されない。
また、上記実施の形態によれば、スライダ40の溝部41の開口縁が受け部として利用された。ただし、受け部とスライダ40とが別々に設けられてもよい。
さらに、上記実施の形態では、搬送プレート52に底のない孔が収容部53として用いられたが、底がある窪みが収容部53として用いられてもよい。
また、上記実施の形態において、水平および鉛直はほぼ水平およびほぼ鉛直をそれぞれ含む。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の容器充填装置100は、単純かつ小型の容器充填装置100等として有用である。
1 容器
2 内容物
10 第1供給装置
11 移送プレート
20 回転体
22 係合部
23 載置部
30 第2供給装置
40 スライダ
41 溝部
42 窪み部(受け部)
50 搬送装置
53 収容部
100 容器充填装置

Claims (4)

  1. 内容物を供給する第1供給装置と、
    前記第1供給装置により供給された前記内容物が載せられる載置部を有し、かつ軸中心に回転して前記載置部の向きを変化させる回転体と、
    上方を向く前記載置部に載せられた前記内容物に上から容器を被せる第2供給装置と、
    前記回転体に設けられ、かつ前記第2供給装置により前記内容物に被せられた前記容器と係合する係合部と、
    前記回転体により回転されている前記容器の動きを阻止する係合解除部と、を備え
    記容器の回転方向への動き前記係合解除部により阻止されて、前記容器と前記係合部との係合が外れる、容器充填装置。
  2. 前記係合部との係合が外された前記容器を滑り落とす下り勾配の溝部を有するスライダと、
    前記溝部を滑り落ちた前記容器を収容する収容部を有する搬送装置と、をさらに備える請求項1記載の容器充填装置。
  3. 前記係合部は前記回転体の軸方向に複数設けられ、複数の前記係合部の間に前記載置部が配される、請求項1または2に記載の容器充填装置。
  4. 前記回転体は前記回転方向に4つの前記載置部を有し、
    前記係合解除部は前記回転体により90°回転された前記容器の胴部を受ける、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の容器充填装置。
JP2014504464A 2012-03-15 2012-03-15 容器充填装置 Active JP5837181B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/001832 WO2013136370A1 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 容器充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013136370A1 JPWO2013136370A1 (ja) 2015-07-30
JP5837181B2 true JP5837181B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=49160346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014504464A Active JP5837181B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 容器充填装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9828122B2 (ja)
JP (1) JP5837181B2 (ja)
CN (1) CN104169171B (ja)
MX (1) MX347383B (ja)
WO (1) WO2013136370A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104554845A (zh) * 2015-01-05 2015-04-29 尚宝泰机械科技(昆山)有限公司 一种方便面切断机的输出机构
JP6355569B2 (ja) * 2015-01-13 2018-07-11 シブヤパッケージングシステム株式会社 物品充填装置
CN108439313A (zh) * 2018-04-02 2018-08-24 瞿仁芬 一种化妆品加工用包装传输装置
CN110142070A (zh) * 2019-05-14 2019-08-20 上海长海医院 移液器吸头填装装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3892874A (en) * 1970-08-10 1975-07-01 Momofuku Ando Method of manufacturing seasoned instant cooking noodles packed in a container
US4166139A (en) * 1976-07-22 1979-08-28 Toyo Suisan Kaisha, Ltd. Method of producing instant cupped noodles
US4802324A (en) * 1988-04-14 1989-02-07 Minnesota Automation, Inc. Vertical cartoning assembly and method
JPH0650321Y2 (ja) * 1990-10-12 1994-12-21 四国化工機株式会社 塊状物の充填装置
JP2559911B2 (ja) * 1991-03-01 1996-12-04 日清食品株式会社 油揚げ麺塊の製造方法
JPH04311409A (ja) 1991-04-05 1992-11-04 Nissin Food Prod Co Ltd カップ入即席麺充填装置
JPH0650321A (ja) 1992-07-30 1994-02-22 Nippon Cable Syst Inc ブッシュ入りシ−ルドアウタ−ケ−シングおよびその組み付け方法
JPH0761410A (ja) * 1993-08-26 1995-03-07 Kanto Plant Service Kk 円錐体の箱詰め機
US5588282A (en) * 1994-11-10 1996-12-31 Hartness International, Inc. Continuous motion case packing apparatus and method
US6571532B1 (en) * 1994-11-10 2003-06-03 Hartness International, Inc. Continuous motion case packing apparatus and method
JP4297266B2 (ja) * 2003-12-03 2009-07-15 株式会社冨士製作所 麺入り容器の搬送装置
JP4319608B2 (ja) 2004-11-05 2009-08-26 日清食品ホールディングス株式会社 容器取り出し供給装置
WO2007034257A1 (en) * 2005-09-20 2007-03-29 Campatents B.V. Method and device for fillling containers
JP4651046B2 (ja) * 2007-10-04 2011-03-16 株式会社シンセイ カップの高速送り装置
JP5479588B2 (ja) * 2010-06-17 2014-04-23 日清食品ホールディングス株式会社 麺線処理装置及び処理方法
CN201849673U (zh) 2010-10-13 2011-06-01 南京浦园冰淇淋机械制造有限公司 雪糕产品整理装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013136370A1 (ja) 2013-09-19
CN104169171B (zh) 2016-08-24
US9828122B2 (en) 2017-11-28
US20150027084A1 (en) 2015-01-29
MX2014009545A (es) 2014-11-10
CN104169171A (zh) 2014-11-26
MX347383B (es) 2017-04-25
JPWO2013136370A1 (ja) 2015-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10486889B2 (en) Drug feeder
BRPI0711437A2 (pt) método para empacotamento de objetos alimentados em pacotes, e sistema para empacotamento de objetos alimentados em pacotes
JP5837181B2 (ja) 容器充填装置
EP3476777B1 (en) Feeding system
CN105711870A (zh) 自动装箱流水线
CN104891081A (zh) 物品支撑装置
WO2018128133A1 (ja) 薬剤フィーダ
JP2008179466A (ja) 錠剤搬送装置
JP2018090265A (ja) カートニング装置、及び、カートニングシステム
JP2005008186A (ja) 自動箱詰め装置およびその物品押し込み装置
JP6517545B2 (ja) 袋供給装置及び袋供給システム
JP6395223B2 (ja) 箱詰め装置および箱詰め方法
JP5985242B2 (ja) シート状物品の自動装填装置並びにシート状物品の供給装置
JP6753056B2 (ja) 容器整列搬送装置
JP6207856B2 (ja) ワーク搬送システム
JP2010155647A (ja) 箱詰装置
JP2006131255A (ja) 容器取り出し供給装置
JP2012158340A (ja) 商品集積装置
JP2017065912A (ja) 物品収容システム
JP2010155648A (ja) 姿勢変更装置
JP2012001374A (ja) ターンテーブル及びそれを用いたターンコンベア並びにコンベア用受け皿
JP7403257B2 (ja) 装置および方法
JP4969228B2 (ja) 個別包装薬剤自動供給装置
CN205675658U (zh) 一种物料传送装置
WO2019198243A1 (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5837181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250