JP5835751B2 - 医療用吸収性骨創傷止血材及びその調製方法 - Google Patents
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Description
また、本発明は、吸収性骨創傷止血・治癒促進材料の調製方法を提供することを目的とする。
上記母材は、オリゴ糖、又は、多糖、又は、オリゴ糖と多糖との混合物であり、
上記補助剤として、
(1)多価アルコールの内の一種又は復数種と、
(2)植物油の内の一種又は復数種と、
(3)乳化剤の内の一種又は復数種と、を含む医療用吸収性骨創傷止血材。
補助剤は、(1)多価アルコールの内の一種と、(2)植物油の内の一種と、(3)乳化剤の内の一種と、を含むことが好ましい。
(1)多糖を溶媒で洗浄し乾燥させることにより不純物と微生物を除去し、オリゴ糖を溶解させて濾過することにより不純物と微生物を除去する母材前処理と、
(2)処方量の補助剤を反応釜に入れ、密封して真空化した後、30〜50℃に加熱してから、0.5〜2時間保温しながら攪拌する処理と、
(3)処方量の母材を反応釜に入れ、密封して真空化した後、40〜80℃に加熱してから、2〜6時間保温しながら攪拌する処理と、
(4)反応釜内の混合物をモールドに注入してから、直ちに0〜4℃の条件で0.5〜2時間冷却させることにより、固体ブロック状の最終製品が得られる処理と、
(5)最終製品を包装した後、照射又はエチレンオキサイドによる滅菌を行う処理と、を含む。
本発明に係る医療用吸収性骨創傷止血材は、固体ブロック状材料であるので、便利に使用でき、望ましい硬度と靱性と粘度を有し、止血効果が良いことに加えて、血液を濃縮し血液中の血小板、赤血球、血液凝固タンパクを集めることができるため、自然血液凝固時間を短縮させ止血速度を上げる。また、人間の体で分解可能で、且つ分解後の成分は人間の体に対する副作用がないので、骨損傷部に使用の止血薬による癒着不能、細菌感染や拒絶反応など合併症を防ぎ、人体組織に刺激を与えることがなく、安全性が高い。また、母材と補助剤は、いずれも中国国内外の医学界で広く使用されている薬用補助材であるので、安全性が高く、生体適合性がよく、コストが適切であり、調製方法も簡単であるため、安全性が確保され臨床的実行価値を有する。
カルボキシメチルセルロースをアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。麦芽糖を蒸留水に溶解させ濾過した後、硬化物≧75%のマルトースシロップに濃縮した。
23gの医療用グリセリン、3gのツイーン80(Tween80)、及び10gのオリーブ油を反応釜に入れ、密封させて真空度10KPaになるように真空化した後、50℃に加熱してから、30分間保温しながら攪拌した。それから、38gのカルボキシメチルセルロースと、麦芽糖26g含有のマルトースシロップとを反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度10KPaの条件で80℃に加熱し、2時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃の冷蔵庫に入れて120分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料A)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
ヒドロキシプロピル澱粉をアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。ショ糖を蒸留水に溶解させた後、濾過して不純物を除去し、粉末に乾燥させた。12gのグリセリン、0.5gのポリソルベート、及び7.5gの精製コーン油を反応釜に入れ、密封して真空度20KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、120分間保温しながら攪拌した。それから、63gのヒドロキシプロピル澱粉と17gのショ糖を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度20KPaの条件で40℃に加熱し、6時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに2℃冷蔵庫に入れて90分間置いていた。これにより、いかなる形に成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料B)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、エチレンオキサイドにより滅菌した。
カルボキシメチル澱粉をアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。31gのグリセリン、2gのツイーン80、および9gの大豆油を反応釜に入れ、密封して真空度30KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、60分間保温しながら攪拌した。それから、58gのカルボキシメチル澱粉を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度30KPaの条件で50℃に加熱し、4.5時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに0℃の冷蔵庫に入れて30分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料C)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、エチレンオキサイドにより滅菌した。
果糖を蒸留水に溶解させた後、濾過して不純物を除去し、粉末に乾燥させた。15gの甘油、1gのポリソルベート、及び7gの水素添加ヒマシ油を反応釜に入れ、密封して真空度30KPaになるように真空化した後、50℃に加熱してから、30分間保温しながら攪拌した。それから、77gの果糖を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度30KPaの条件で40℃まで冷却し、1.5時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃冷蔵庫に入れて120分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料D)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
アルファ化デンプンをアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。麦芽糖を蒸留水に溶解させ濾過した後、硬化物≧75%のマルトースシロップに濃縮した。16gのグリセリン、1gのツイーン80、及び10gの精製コーン油を反応釜に入れ、密封して真空度10KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、30分間保温しながら攪拌した。それから、63gのアルファ化デンプンと、麦芽糖10g含有のマルトースシロップを反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度10KPaの条件で50℃に加熱し、3.5時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃の冷蔵庫に入れて120分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料E)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、エチレンオキサイドにより滅菌した。
デキストリンをアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。ショ糖を蒸留水に溶解させた後、濾過して不純物を除去し、粉末に乾燥させた。13gのグリセリン、1gのポリソルベート、及び10gの精製コーン油を反応釜に入れ、密封して真空度30KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、90分間保温しながら攪拌した。それから、60gのデキストリンと16gのショ糖を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度30KPaの条件で50℃に加熱し、4時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃冷蔵庫に入れて60分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料F)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
薬学的に許容される澱粉をアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。20gのグリセリン、10gのプロピレングリコール、0.3gのポリソルベートと0.3gのスクロース脂肪酸エステル及び29.4gの精製コーン油を反応釜に入れ、密封して真空度30KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、90分間保温しながら攪拌した。それから、40gの薬学的に許容される澱粉を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度30KPaの条件で50℃に加熱し、4時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃冷蔵庫に入れて60分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料G)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
ヒドロキシプロピル澱粉をアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。ショ糖を蒸留水に溶解させた後、濾過して不純物を除去し、粉末に乾燥させた。21gのグリセリン、3gのポリソルベートと3gの精製コーン油及び3gのオリーブ油を反応釜に入れ、密封して真空度30KPaになるように真空化した後、30℃に加熱してから、90分間保温しながら攪拌した。それから、52gのヒドロキシプロピル澱粉と18gのショ糖を反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度30KPaの条件で50℃に加熱し、4時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃冷蔵庫に入れて60分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料H)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
カルボキシメチルセルロースをアルコールで洗浄し、粉末に乾燥させた。麦芽糖を蒸留水に溶解させ濾過した後、硬化物≧75%のマルトースシロップに濃縮した。
1.5gの医療用グリセリン、0.5gのツイーン80、及び3gのオリーブ油を反応釜に入れ、密封して真空度20KPaになるように真空化した後、40℃まで加熱してから、60分間保温しながら攪拌した。それから、45gのカルボキシメチルセルロースと、麦芽糖50g含有のマルトースシロップとを反応釜に入れ、密封して真空化した後、真空度20KPaの条件で60℃に加熱し、5時間低速撹拌を行った。反応釜内のペーストを取り出してポリ四フッ化エチレン製のモールドに注入してから、速やかに4℃の冷蔵庫に入れて120分間置いていた。これにより、いかなる形にも成形可能な、一定の機械的強度を有する固体ブロック状の物(試料I)が得られた。最後に、得られた産物を個別に密封包装し、放射線滅菌を行った。
実験目的:吸収性骨創傷止血・治癒促進材料によるウサギの頭蓋骨止血効果及び治癒への影響を観察する
試料:試料A、試料B、試料C、試料D、試料E、試料F、市販の骨蝋。
試験方法:
成熟した健全な体重2.0〜2.5kgのニュージーランドウサギを24匹用意し、それぞれに対して欠損穴4つを作り、ランダムに対照群(Control)、試料A群、試料B群、試料C群、試料D群、試料E群、試料F群、骨蝋群(Bonewax)、などの8群に分け、1群あたり骨欠損部12個があった。ニュージーランドウサギは、3%ペントバルビタールナトリウム溶液(1ml/kg)を耳翼辺縁静脈から投与されて麻酔状態となり、腹臥位にして手足を手術台に固定した。頭の中央を矢状に約4cm切開し、骨膜を完全に剥ぎ、頭頂骨を充分露出させた。頭蓋骨の中央線の両側で、直径6mmの電気ドリルを用いてそれぞれ円形欠損穴を2個作り、上記欠損穴は、頭頂骨層(欠損部の骨の厚さは一致である)を貫通して中央線を跨がないように作らせた。ランダムに欠損部に上記吸収性骨創傷止血・治癒促進材料または骨蝋の1種を塗り、対照群はどんな材料も使用しなかった。手術では、吸収性縫合糸を用いて骨膜と頭皮を縫合し、無菌条件で包んだ後、ケージで6週間飼育した。手術後、感染予防のためには、3d続いて毎日ゲンタマイシン40Uを筋肉注射で投与した。動物の一般状態を毎日観察した。
手術では、各試料の止血効果を観察し、止血成功数と止血成功率を記録した。手術後の6週間後、動物を空気塞栓で殺し、各骨創傷止血・治癒促進材料試料と骨蝋試料の残存状況を観察した。元の欠損部の周辺から少なくとも1.5cm拡張した頭蓋骨部分、それと繋がっている骨膜と硬脳膜と共に採取し、サンプルとした。頭蓋骨サンプルを70%のアルコールで24時間固定した。骨治癒評価:すべての欠損部を全体的に観察し、骨の治癒状況に対して治癒評価(healing score)を行い、治癒評価基準:0=目に見える欠損はない;1=少しの欠損が見える;2=中等度の欠損が見える;3=広範囲の欠損が見える。
吸収性骨創傷止血・治癒促進材料の試料としての試料A、試料B、試料C、試料D、試料E、試料F、及び骨蝋をそれぞれ塗り、1分間後観察した結果、すべては止血効果があった。その内、試料Dを用いた一つの欠損部は1分間効果的に止血した後、再び出血したので、止血失敗と記録されていた。再び出血するなら、止血失敗と記録した。対照群では、創傷を1分間以上押したが止血できなかった。対照群に比べて、試料A、試料B、試料C、試料D、試料E、試料F、及び骨蝋のいずれも、出血量を著しく減少させ(P<0.01)、止血時間が短かった。
実験目的:吸収性骨創傷止血・治癒促進材料による犬の長骨治癒への影響を観察する。
実験方法:成熟した健全な犬を10匹用意し、犬の手足の長骨で円形欠損穴(犬の手足にそれぞれ一個の欠損穴を作った)を4つ作り、合計で40個の欠損穴があった。手術では、試料C、試料E、試料Hである三種類の吸収性骨創傷止血・治癒促進材料を使い、各群に対してランダムに一種の試料を塗った。対照群、試料C群、試料E群、試料H群、及び骨蝋群などの5群に分け、1群あたり骨欠損部8個があった。手術後の6週間後、動物を殺し、元の欠損部の周辺から少なくとも1.5cm拡張した大腿骨部分を採取し固定し、固定された骨標本をパラフィンで包み、切片を作り、蛍光顕微鏡の紫外光下で観察し、撮影した。カルセインとテトラサイクリンの2種類の蛍光標識物質は新生骨の骨質と前の骨質(鉱化しなかった骨質)との境界で結合し、線型の蛍光が現れ、そのため、2本の蛍光標識線の間の距離は6週間の鉱物質沈積速度(mineral apposition rate, MAR)を示し、それを利用して骨芽細胞の活性すなわち骨の成長速度を反映することができる。
結果:6週間後、鉱物質沈積速度を観察した結果、試料C群、試料E群及び試料H群は、対照群と骨蝋群より著しく速かった(P<0.05)。表4を参照されたい。
Claims (8)
- 重量%で、40〜95%の母材および5〜60%の補助剤からなる固体ブロック状の医療用吸収性骨創傷止血材であって、
前記母材は、オリゴ糖又は多糖又はオリゴ糖と多糖との混合物であり、
前記オリゴ糖は、麦芽糖、イソマルトース、カップリングシュガー、大豆糖、ガラクトース、果糖、ショ糖、木糖、水素還元により製造されるマルチトール、水素還元により製造される大豆糖アルコール、水素還元により製造されるガラクチトール、水素還元により製造されるフルクチトール、水素還元により製造される糖アルコール、及び水素還元により製造されるキシリトールの中から選ばれる1種であり、
前記オリゴ糖は、分子量が160〜20,000、常温での粘着能が50〜700g.mmであり、
上記補助剤は、
(1)多価アルコールの内の一種又は複数種と、
(2)植物油の内の一種又は複数種と、
(3)乳化剤の内の一種又は複数種と、
を含み、
前記多価アルコールは、医療用グリセリン及びプロピレングリコールの中から選ばれる1種以上であり、
前記植物油は、オリーブ油、大豆油、水素添加大豆油、水素添加ヒマシ油及び精製コーン油の中から選ばれる1種以上であり、
前記乳化剤は、大豆リン脂質、トゥイーン、ポリソルベート、及びシュークロース脂肪酸エステルの中から選ばれる1種以上であり、
重量%で、前記補助剤の全量に対して、多価アルコールが30〜70%、植物油が20〜60%、乳化剤が1〜10%を占めることを特徴とする医療用吸収性骨創傷止血材。 - 重量%で、前記オリゴ糖と多糖との混合物の全量に対して、オリゴ糖が10〜90%、多糖が10〜90%を占めることを特徴とする請求項1に記載の医療用吸収性骨創傷止血材。
- 前記多糖は、カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、アルファ化デンプン、薬学的に許容される澱粉、デキストリン、及びデキストリン誘導体の中から選ばれる1種であり、
前記デキストリン誘導体は、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、カルボキシメチル−β−シクロデキストリン、スルホブチルエーテル−β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンの中から選ばれる1種であり、
前記多糖は、分子量が10,000〜1,000,000、吸水率が5を超え、常温での粘着能が10〜300g.mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用吸収性骨創傷止血材。 - 前記吸収性骨創傷止血材は、接着強度≧0.08mPa、水浸漬時の接着強度≧0.03mPa、吸水度≧0.5ml/gであることを特徴とする請求項1に記載の医療用吸収性骨創傷止血材。
- 化学混合とラテックス混合の方法により、40〜80℃の条件で処方量の母材と補助剤とを混合させ、冷却させた後、固体ブロック状の物を形成し、包装して滅菌する、ことを特徴とする請求項1から4にいずれか一項記載の医療用吸収性骨創傷止血材の製造方法。
- 前記化学混合とラテックス混合は、
(1)多糖を溶媒で洗浄し乾燥させることにより不純物と微生物を除去し、オリゴ糖を溶解させて濾過することにより不純物と微生物を除去する母材前処理と、
(2)処方量の補助剤を反応釜に入れ、密封して真空化した後、30〜50℃に加熱してから、0.5〜2時間保温しながら攪拌する処理と、
(3)処方量の母材を反応釜に入れ、密封して真空化した後、40〜80℃に加熱してから、2〜6時間保温しながら攪拌する処理と、
(4)反応釜内の混合物をモールドに注入してから、直ちに0〜4℃の条件で0.5〜2時間冷却させることにより、固体ブロック状の最終製品が得られる処理と、
(5)最終製品を包装した後、照射又はエチレンオキサイドによる滅菌を行う処理と、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の医療用吸収性骨創傷止血材の製造方法。 - 前記真空化した後の真空度は10〜30KPaであることを特徴とする請求項6に記載の製造方法。
- 人間又は動物の骨組織創傷止血、及び人間又は動物の骨組織創傷治癒に利用可能なものの製造のための請求項1から4にいずれか一項記載の医療用吸収性骨創傷止血材の使用。
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