JP5827620B2 - スレーブデバイスに対する一意的なアドレスの割当て - Google Patents

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Description

本発明は、一般には、シリアルバスのアドレス指定技法に関する。
一部のシリアルバスプロトコルは、バスに取り付けられる各デバイスが、一意的なアドレスにより識別されることを必要とする。業界標準のインターインテグレーテッドサーキット(「IC」)バスは、そのようなバスの例である。ICバス上のデバイスは、マスタデバイスまたはスレーブデバイスのいずれかとして動作され得る。マスタデバイスは、クロック信号を発生させ、マスタデバイスとスレーブデバイスとの間のデータ転送を制御する。マスタデバイスは、nビットのスレーブデバイスのバスアドレス、ならびに、読み出しもしくは書き込みの動作を指示するための方向ビットを含む、いくつかのビット(典型的には1バイト)の情報を、バスを介して転送することにより、スレーブデバイスをアドレス指定する。特定のスレーブデバイスのバスアドレスは、デバイスが製造されるときに決定されることがよくある。すなわち、スレーブデバイスのバスアドレスのビットは、スレーブデバイスにおいて固定(すなわち「ハードワイヤード」)である。同じアドレスを共有する2つ以上の同一のスレーブデバイスが、バスに接続されるならば、スレーブデバイスは、マスタデバイスにより個々にアクセスされ得ない。したがって、バスに結合される各スレーブデバイスは、それ自体の一意的なバスアドレスを、適切なバス動作のために有することが必要とされる。
一意的なアドレスを割当てるための1つの機構では、DIPスイッチまたはジャンパブロックのコネクタを使用することで、ユーザによりビットがセットされることが可能になる。シリアルバス上の同一のスレーブデバイスを区別する別の方法は、チップセレクトまたはチップイネーブルを使用することであるが、これは、スレーブデバイス上に少なくとも1つの余分なピンの割り当てを必要とし、したがって、そのデバイスのコストおよび複雑度を増大させる。ユーザ(例えば、モジュールまたはシステムの設計者)はさらに、同じバスアドレスを用いて複数のデバイスを選択するためのマルチプレクサ、システムの全体のコストおよびボード空間の必要条件を増やすことになる解決法を使用する場合がある。
一態様では、全体的に、本発明はデバイスを対象とする。デバイスは、デバイス用のバスアドレスのコンフィギュレーション可能部を提供するための記憶デバイスを含む。デバイスは、出力と、デバイスが少なくとも1つの他のそのようなデバイスとともにシリアルバスに結合されるときに、デバイス用の一意的なサブアドレスとしてコンフィギュレーション可能部を構成するために、出力の状態を決定し、その状態を使用するための、記憶デバイスおよび出力に結合される回路とを、さらに含む。
本発明の実施形態は、以下の特徴の1つまたは複数を含み得る。回路は、制御回路と、制御回路と出力との間に結合される比較器回路を含み得る。比較器回路は、出力が外部プルアップ抵抗に接続されるときに第1の論理レベルで、そして出力が外部プルアップ抵抗に接続されないときに第2の論理レベルで、状態を提供するための比較器回路出力を有する。制御回路は、コンフィギュレーション可能部を構成するために、比較器回路出力から状態を決定し、その状態を使用する。
本発明の前述の特徴は、本発明自体と同様に、図面の以下の詳細説明から、より十分に理解され得る。
シリアルバスに結合される、マスタデバイスおよび2つの同一のスレーブデバイス(モータドライバデバイスが示されている)を含むシステムのブロック図である。 例示的な実施形態による、モータドライバ用の一意的なバスアドレスを決定するための、制御回路および比較器回路の形態でのデバイス識別子のサポートを含む、(図1からの)モータドライバのスレーブデバイスのブロック図である。 固定部およびコンフィギュレーション可能部(すなわちサブアドレス)を有するように規定される、一意的なバスアドレス用の例示的なフォーマットを示す。 例示的な実施形態による、(図2に示される)比較器回路の概略図である。 スレーブデバイスの出力で、出力が外部プルアップ抵抗に結合されるときに形成される、例示的な分圧器回路の概略図である。 一意的なバスアドレスのコンフィギュレーション可能部のコンフィギュレーションを含む、例示的なパワーアップシーケンスを図示する流れ図である。 図6Aで図示されるパワーアップシーケンスを実行するために使用される例示的な制御回路のブロック図である。 一意的なバスアドレスのコンフィギュレーション可能部のコンフィギュレーションを実行するために使用される代替の例示的な制御回路のブロック図である。 イメージスタビライザアプリケーションを制御するために、(図1からの)2つのモータドライバを使用するシステムのブロック図である。 4つの同一のスレーブデバイスが、4つのそれぞれのサブアドレスで構成されるシステムを示すブロック図である。
図1を参照すると、システム10が、シリアルバス16に結合されるマスタデバイス(または「マスタ」)12、および2つの同一のスレーブデバイス14a、14bを含む。シリアルバス16は、インターインテグレーテッドサーキット(「IC」)バスとして示される。ICバスプロトコルは、双方向データラインを使用し、ICバスマスタにより制御される複数のスレーブデバイスをサポートする同期シリアルバスプロトコルである。ICバスは、「SCL」と呼ばれる(かつ、マスタにより発生されるクロック信号を搬送する)クロックワイヤ(またはライン)、および「SDA」と呼ばれるデータワイヤ(またはライン)を含む、2つのワイヤからなる。このように、シリアルバス16は、ICバスSDAデータラインとしてのデータライン18、およびICバスSCLクロックラインとしてのクロックライン20を含むように実現される。マスタデバイス12およびスレーブデバイス14a、14bは、ICバスプロトコルに従って動作するように設計される。各スレーブデバイスは、nビットのバスアドレスを有し、それによってマスタデバイス12によりアドレス指定される。バスアドレスビットの数「n」は、例えば、図3を参照して後で説明されるように、7(n=7)、または、所与の設計に対して適切な、他の何らかのビットの数であってよい。
スレーブデバイス14a、14bは、VDDライン23を介して電源電圧VDD22に、および、アース接続24を介してシステムのアースに、さらに結合される。バイパスコンデンサ26が、各スレーブデバイスの外部VDDとアース接続との間に設けられる。あるいは、バイパスコンデンサ26は、各スレーブデバイスにおいて内部デカップリングコンデンサの方が選択されるならば、不要となり得る。内部デカップリングコンデンサは、例えば、「Methods and Apparatus for Sensor Having Capacitor On Chip(オンチップコンデンサを有するセンサのための方法および装置)」という名称で発明者William P.Taylorによって2006年4月14日に出願され、現在は、2009年8月11日に発行され、本出願の譲受人であるAllegro Microsystems, Inc.に譲渡された米国特許第7,573,112号である、米国特許出願第11/279,780号で説明されるタイプの構造であってよい。
1つの例示的な実施形態では、図示のように、スレーブデバイスは、各外部モータ(またはアクチュエータ)28a、28b、例えばボイスコイルモータ(VCM)などのリニアモータを駆動するために使用されるモータドライバである。モータ28aおよびモータ28bは、それぞれライン32および34により指示されるように、アプリケーション30内の構造または物体の運動を制御する。アプリケーション30は、単一のアプリケーションである場合があり、または、それぞれが異なる機能もしくは活動を実行するための専用である2つのアプリケーション、例えば、各アプリケーションがスレーブデバイスおよびモータの異なるものにより制御される、(破線により区分することによって指示されるような)アプリケーション36およびアプリケーション38である場合がある。コントローラ(例えばマイクロコントローラ)またはプロセッサであり得るマスタデバイス12は、別個の制御ラインすなわちバス39を介してアプリケーション30にさらに結合される。そのようには図示されないが、アプリケーションは、またはより具体的には、専用プロセッサ、例えば信号プロセッサ、および/もしくはメモリなどの、アプリケーションの1つもしくは複数の構成要素は、スレーブデバイスとしてもまた実現され得る。そのように実現されるならば、そのアプリケーションのスレーブデバイスは、バス39の代わりに、(データライン18およびクロックライン20への接続を伴う)バス16を介して、マスタデバイス12に結合されることになる。
図示される例では、モータ28aは、コイル40aおよび(棒磁石として示される)永久磁石42aを用いて実現され、モータ28bは、コイル40bおよび永久磁石42bを用いて実現される。コイル40aは、出力ライン44aおよび46aを介して、デバイス14aに接続される。コイル40bは、そのそれぞれの出力ライン、出力ライン44b、46bを介して、デバイス14bに接続される。
デバイス14a、14bの1つ、例えばデバイス14bの出力は、図示のように、外部構成要素48を介してVDDに結合される。図示されるシステムでは、構成要素は、プルアップ抵抗「Rext」48として示される。一方の端部で、抵抗48は、VDDライン23に接続される。反対の端部で、抵抗48は、デバイス14bの出力ライン44bに接続される。各デバイス14a、14bの出力に、(単一の抵抗48として示されるだけであるが、1つまたは複数の抵抗により設けられる場合がある)そのような抵抗が存在すること、または存在しないことが、一意的なデバイス識別子を決定するために使用され、それによって、後でさらに詳細に説明されるように、各デバイスは、マスタデバイス12により個々にアクセスされ得る。
Cバスのクロックラインとデータラインの両方に必要なプルアップ抵抗は、(簡単のために)図1から省略されている。マスタデバイス12およびアプリケーション30用の、電源およびアースの接続もまた、省略されている。
図2を参照すると、モータドライバ14a(または14b)は、磁界センサ50として示されるモーションセンサ、(ここでは全ブリッジまたはHブリッジのドライバとして示される)コイルドライバ52、および、インターフェース54として集合的に指示される様々な制御回路を含む。磁界センサ50は、感知デバイス56、例えば、ホール効果素子もしくは何らかの種類の磁気抵抗(MR)素子、ならびに、感知デバイス出力ライン59a、59bにより感知デバイスに結合される増幅器58を含む。インターフェース54の制御回路は、制御回路60、ならびにバスインターフェース62および出力制御回路64を含む。バスインターフェース62は、デバイス14aに関連付けられるバスアドレス68を記憶するための記憶デバイス66を含む。記憶デバイス66は、任意の適したタイプの記憶デバイス、例えば、レジスタ、またはEPROMのようなメモリデバイスであってよい。制御回路60は、図6A〜6Cを参照して後で説明されるように、バスアドレスのコンフィギュレーションを含む、様々な制御機能をサポートするための回路を含む。さらに、比較器回路70が、モータドライバ14aに含まれる。任意には、デバイス14aは、デバイス14aがそれ自体を較正することを可能にする較正制御回路72をさらに含み得る。
さらに図2を参照すると、インターフェース54として示されるデバイス14aの部分は、コイルドライバ52を(図1からの)コントローラ12とインターフェースし、磁界センサ50をコイルドライバ52に結合する働きをする。インターフェース54は、磁界センサ50の出力、センサ出力74を受信し、その入力を、コイルドライバ52に付与されるべきコイルドライバ信号84a、84b、84c、84dを生成するために、バス入力のSDA80およびSCL82にそれぞれ接続される、入力のバスライン76およびバスライン78を介して、バスインターフェース62で受信されるデバイス入力信号とともに使用する。コイルドライバの出力信号は、それぞれコイルドライバ出力ライン90および92上の、出力のOut1 86およびOut2 88に提供される。入力80、82および出力86、88に加えて、デバイス14aは、入力、すなわち、VDD端子94およびGND端子96として示される、外部電源およびアースに接続するための端子をさらに有する。コイルドライバ52は、VDDライン98を介してVDD端子に、および、GND接続100を介してGND端子に結合される。デバイス14aの他のサブ回路が、図で指示されるように、これらのVDDおよびGNDの端子に結合される。
比較器回路70は、比較器回路入力ライン104経由で、ノード「A」(ノード102)でブリッジ出力ライン90に結合される。比較器回路出力ライン106は、比較器回路70を制御回路60内の制御論理に結合する。較正制御回路72がさらに、1つまたは複数の較正制御ライン108により、インターフェース54内の回路に接続される。
さらに図2を参照すると、コイルドライバ52は、ごく少数の例を挙げると、ボイスコイルモータ、振動モータ、シャッタトリガ、偏光フィルタ、スピーカの制御などの、小型リニアモータのリニアモータ駆動および制御に特によく適しているものである。この実施形態では、コイルドライバ52は、Hブリッジ(または全ブリッジ)回路として実現される。このタイプのコイルドライバは、双方向の電流の流れを考慮するものであり、それによって、リニアモータが、順方向および逆方向に動作することが可能になる。第1の出力86は、外部コイル(図1からのコイル40a)の一方の端部に接続し、第2の出力88は、外部コイルの他方の端部に接続する。図示される実施形態では、Hブリッジ回路52は、(図ではそれぞれS1、S2、S3、S4とも名付けられている)4つの固体スイッチ110a、110b、110c、110dで構成される。S1およびS4が閉状態である(かつ、S2およびS3が開状態である)とき、電流は、コイル40aを通って一方向に、第1の出力86から第2の出力88へ流れる。S1およびS4を開状態にし、S2およびS3を閉状態にすると、電流が、コイル40aを通って逆方向に、第2の出力88から第1の出力86へ流れるようになる。
磁界センサ50は、知られている技法および設計によって実現され得る。センサは、感知デバイス56の磁界信号から出力74でのセンサ出力を発生させるために集合的に動作する、様々な他の回路を含み得ることが理解されよう。例えば、感知デバイス56により発生される磁界信号を増幅するための増幅器58に加えて、センサ50は、チョッパ安定化、自動利得制御(AGC)およびオフセット調整などの他の特徴を含むように実現され得る。
感知デバイス56は、ホール効果感知素子である場合があり、または、磁気抵抗(MR)感知素子などの、ホール効果感知素子のもの以外の形態をとる場合があることが理解されよう。MR感知素子は、次のものに限らないが、異方性磁気抵抗(AMR)デバイス、巨大磁気抵抗(GMR)デバイス、トンネル磁気抵抗(TMR)デバイス、ならびに、ヒ化ガリウム(GaAs)もしくはインジウム化合物、例えばアンチモン化インジウム(InSb)などの、ケイ素以外の半導体材料で作製されるデバイスを含む、任意のタイプのMRデバイスで作製され得る。感知素子は、単一の素子を含む場合があり、または、別法として、様々なコンフィギュレーション、例えば、半ブリッジもしくは全(ホイートストン)ブリッジで配列される2つ以上の素子を含む場合がある。
デバイス14aは、様々な回路素子が上に形成される半導体基板を含む集積回路(IC)の形態で設けられ得る。ICは、VDD入力すなわち端子94、GND端子96、SDA入力80、SCL入力82、Out1出力86およびOut2出力88のそれぞれに対応するための少なくとも1つのピンを有することになる。ICの機能性、すなわち、その中に含まれる回路素子は、特定のアプリケーションに適するように変更され得ることが理解されよう。
磁界センサおよびコイルドライバが図2に示されるが、各スレーブデバイス14a、14bは、内蔵のモータドライバなしのセンサ、または、内蔵のセンサなしのモータドライバであり得る。例えば、スレーブデバイスは、同じ感知機能または異なる感知機能を実行するセンサであり得る。それぞれの同一のセンサは、(例えば、位置、近接度、変位、速度、方向、およびそれらの微分係数に関する)運動/モーション、光、圧力、応力/ひずみ、温度等などの、システム10の所望のアプリケーションにより必要とされるような、特定の物理パラメータを、検出または測定するのに適しているものであってよい。実行されるべき感知のタイプに適している、任意のセンサ構造は、それが、ごく少数の例を挙げると、電磁気的、光学的、容量性、抵抗性、または圧電のものであろうと、同様に使用され得る。他のタイプの回路が、これらのタイプの回路の代わりに、またはそれらに加えて使用され得る。さらに、図示されるようなリニアモータまたはアクチュエータであることに加えて、モータ28a(およびモータ28b)は、回転モータであってよく、または、別法として、何らかの他のタイプの機械もしくはシステム(例えば、典型的な産業用、自動車用、または民生用のアプリケーションで見受けられるもの)で置換され得る。
再び図1を参照すると、この図は、システム10の機能的な区分のみを図示することが意図されているということが理解されよう。ICとして構成されるならば、デバイス14a(またはデバイス14b)は、モータ28a(またはデバイス14b用のモータ28b)の磁石/コイルアセンブリ内に実装され得る、または組み込まれ得る。一タイプの磁石/コイルアセンブリでは、磁石は、固定コイルに対して運動することができる。別のタイプの磁石/コイルアセンブリは、固定磁石および可動コイルを代わりに使用することができ、または、位置の変化によって磁界強度の変化を生成することができる他の何らかの機構で置換され得る。モータは、前述のように、リニアモータの代わりに回転モータであってよい。図2でのモータの図示は、単に簡素な表現であることが意図されていることが理解されよう。基本的なモータの構造では、モータは、典型的には、ロータおよびステータを含むことになることが理解されよう。ロータは、多極の永久磁石を含むことになり、ステータは、コイル、およびコイルに接続されるモータ制御回路が中に存在するアセンブリを含むことになる。図示されるアプリケーションでは、モータ制御回路は、デバイス14a(または14b)として実現される。
動作において、マスタデバイス12は、SDAデータライン18を介してスレーブバスアドレスを送出することにより、スレーブデバイス14a、14bの1つを対象とする通信(例えばコマンド)を開始する。図1〜2で図示されるもののようなモータ制御のアプリケーションでは、そのコマンドは、運動に対する要求であり、必要な運動の量(および、設計が双方向の運動をサポートするならば、方向)を指示する場合がある。インターフェース54は、ブリッジ52を制御するために、要求をブリッジドライバ信号84a〜84dに変換する。ブリッジ52は、ブリッジ出力ライン90、92の1つを介して提供され、外部コイルに付与される駆動電流信号を生成する。コイルは、通電されるとき、磁石と相互作用し、磁石の運動を引き起こす。磁石およびコイルにより発生される磁界の強度は、実際に行われた運動に関するフィードバックとして、センサ50により感知される。駆動電流信号は、運動がコントローラ12により要求されたものと一致するまで調整され得る。
各スレーブデバイスは、それ自体の一意的なバスアドレスを有し、それによって、デバイスは、バスアドレス指定のみにより(すなわち、何らかの追加的なハードウェアのセレクトピンまたはイネーブルピンなしで)選択され得る。それぞれの同一のデバイスが、(集積回路すなわち「IC」ではあり得ることだが)それが製造された時点で完全に固定であるアドレスを有することになっているならば、2つのそのようなデバイスを同じバス上に存在させることは、可能ではないということになる。
図3は、(図2からの)バスアドレス68に対する例示的なフォーマットを示す。バスアドレス68は、ベース部120および可変(すなわちコンフィギュレーション可能)部122を含む。ベース部120は、デバイス14aにおいて、製造の時点で固定である。ベース部120内の各ビットは、バスアドレスのベース部に対する所定のビット定義に従って、VDDまたはGNDに連結される(すなわち、それぞれ「1」または「0」に対してハードワイヤードである)。可変部122は、デバイス出力がハイインピーダンスにある所定の時間区間の間に、例えばパワーアップの間に、(図2に示される)出力Out1 86の状態に基づいて、デバイス14aによりセットされる。図示される例では、バスアドレス68は、アドレスビットA0からA6の7ビットアドレスであり、A0が最下位ビットであり、A6が最上位ビットである。7ビットアドレスでは、A1からA6の6ビットが、固定ベース部120に対応し、最下位ビットA0として示される単一のビットが、可変部122に対応する。可変部は、後で考察されるように、2ビット以上を含むように実現され得る。
したがって、同一のデバイス14a、14bが、(図1に示される)バス16上に存在することを可能にするために、各デバイスは、デバイスの内部回路において固定(すなわち「ハードワイヤード」)であるビットと、パワーアップの間に、デバイスによりコンフィギュレーションすなわちセットされる少なくとも1つのビットとの組み合わせであるアドレスを使用する。コンフィギュレーション可能(すなわち可変)ビットは、各デバイスのバスアドレスを、バス上の他のデバイス(または、2つ以上であるならば、複数のデバイス)のものと競合しない一意的なアドレスにするために、ハイまたはローにセットされ得る。
可変ビット(または複数のビット)は、デバイス識別子(またはID)またはサブアドレスと呼ばれ得る。上記で考察されたように、バスアドレス68のベース部120およびコンフィギュレーション可能部122は、制御ユニット54内のバスインターフェース62の記憶デバイス66内に設けられる。記憶デバイスは、(前述のように、レジスタ、または他の記憶素子、例えば、EEPROMのような不揮発性メモリ素子などの)単一のデバイスである場合があり、または、2つ以上のタイプ、例えば、固定ビットを提供するための第1のタイプ、および、記憶セルとしてのフリップフロップなどの、可変情報を記憶することに適している第2のタイプの回路もしくはデバイスを表す場合がある。コンフィギュレーション可能部122内の可変ビットの状態は、デバイスの対応する出力86が、外部抵抗(すなわち、図1の抵抗48)を介してVDDに結合されるか否かに基づいてセットされる。スレーブデバイスのバスアドレスのすべてのビットがセットされた後で、スレーブデバイス14a、14bは、バスアクセスの際に、それが、完全なバスアドレスであらかじめプログラミングされているならばそうなるのと同じように動作する、すなわち、バスインターフェース62内のデコーダ論理が、マスタ12からバス16を介して受信されるスレーブデバイスのバスアドレスを、デバイス14a、14bに(例えば、図2に示されるような、バスインターフェース62内の記憶デバイス66などの記憶デバイスに)記憶されるバスアドレス68と比較することになる。
デバイス14a、14bの顧客すなわちユーザは、バスアドレス68のベース部120(すなわち「ベースアドレス」)が与えられることになり、各デバイス14a、14bを、「0」(または「1」)を加えたベースアドレスを有するとして規定するように、マスタ12内のソフトウェアを実現することになる。すなわち、マスタ12は、デバイス14a、14bの一方を、「0」を加えたベースアドレスにより、および、他方のデバイスを、「1」を加えたベースアドレスによりアドレス指定するようにプログラミングされることになる。そのバスアドレスの可変部122が「1」にセットされるデバイスは、抵抗48などの外部プルアップがその出力86に接続されるデバイスということになる。図1のシステムの例では、そのデバイスは、たまたまデバイス14bである。
図4を参照すると、比較器回路70の詳細が示される。回路70は、図2からのノード「A」102と制御回路60との間に結合される。回路70は、(ノードA102に接続される)ライン104に対応する第1の比較器入力と、第2の比較器入力132とを有する比較器130を含む。比較器130は、比較器出力ライン106に対応する比較器出力を有する。比較器出力ライン106は、制御回路60に接続される。ノードA104とGNDとの間に結合されるのは、第1の抵抗(「R1」)134である。第2の比較器入力132は、分圧器回路136に接続される。分圧器回路136は、第2の抵抗(「R2」)138と、第3の抵抗(「R3」)140とを含み、これらは、ノード「B」142で電圧を提供する分圧器を形成するために、VDDとGNDとの間で相互に結合される。ノードB142での電圧は、VDDの第1の所定の比率、R3/(R2+R3)である。それは、第2の比較器入力132で、閾値ベースの基準電圧(「閾値電圧」)として使用される。
図5を参照すると、分圧器回路150として示される第2の分圧器回路が示される。ノード「A」102で、外部抵抗48に結合されるまさにその出力(Out1)86が、抵抗R1 134を介してアースに連結される。外部抵抗48と内部抵抗R1 134との接続により、VDDの第2の所定の比率、R1/(Rext+R1)である、ノードA102での電圧を生成する分圧器が形成される。
次に、図5と関連して図4を参照すると、比較器130は、その第1および第2の入力で、ノードA102での電圧値、およびノードB142での閾値電圧を受ける。図4の図示される実施態様では、閾値電圧は、分圧器回路136によりセットされる。比較器130は、所定の区間の間、例えばパワーアップの間、ノードA102での電圧値を監視する。ノードA102での電圧値が、ノードB142での閾値電圧の値より高いとき、比較器出力106は、外部抵抗48の存在を指示する、第1の論理レベル(例えば「1」)を提供する。そうでない場合は、比較器出力106は、外部抵抗がデバイスのOut1出力86で接続されていないことを指示する、第2の論理レベル(例えば「0」)を提供する。
(外部抵抗48および内部抵抗R1 134により形成される)第2の分圧器回路150が、ノードA102でのノード電圧を第1の値、例えばVDD/2にセットするように設計されるならば、分圧器回路136は、ノードB142でのノード電圧(比較器の閾値電圧)を、第1の値より低い、好ましくは第1の値の半分である第2の値にセットするように設計され得る。したがって、ノードA102でのノード電圧が、VDD/2の値にセットされるならば、ノードB142でのノード電圧は、例えば、VDD/4の値にセットされ得る。高い値のついた抵抗、例えば200Kオームが、分圧器回路150の抵抗48および134のために選択されるべきである。
図6Aを参照すると、(図3からの)バスアドレス68のコンフィギュレーション可能部122を構成する(図2からの制御回路60により実行される)パワーアップシーケンス160が示される。それは、電源電圧VDDがスレーブデバイスに付与されるときに、パワーアップの起動から開始する(ブロック162)。パワーアップが行われるとき、デバイスの内部回路は、(図2に示される)デバイスの出力のOut1 86およびOut2 88がハイインピーダンス状態にある、すなわちディスエーブルされる、リセット状態に保持される(ブロック164)。より具体的には、スイッチ110a〜110dのすべてが開状態であり、それによって、(また図2に示される)ブリッジ52がディスエーブルされ、出力は「浮動」状態のままにされる。回路60は、内部VDDバス上の電源電圧VDDのランプアップを、そのバス上のVDDの値をVDD閾値と比較することにより監視する(ブロック166)。VDD閾値は、通常のデバイスの動作のために十分な電圧レベルである。パワーアップの立ち上がり時間を測定するためのタイマベースの機構が、閾値ベースの機構の代わりに使用され得ることが理解されよう。VDDが、VDD閾値に到達した、すなわち、VDD閾値以上(「≧」)であると判定されるならば(ブロック168)、比較器出力106の値が、記憶デバイス68の適切な位置、すなわち、デバイスのバスアドレス68の可変部122に対応する位置に記憶される(すなわち、提供される)(ブロック170)。制御回路60は、(ブロック172で)デバイスをリセットから解放し、パワーアップシーケンスを終結させる(ブロック174)。他の活動が、パワーアップシーケンスの一部として同様に行われ得ることが理解されよう。
図6Bは、図6Aに図示されるパワーアップシーケンスを実行するために使用される、(図2からの)制御回路60の例示的な実施形態を示す。パワーアップ回路180および制御論理182が、回路60に含まれる。パワーアップ回路180は、VDDが所定のVDD閾値にいつ到達したかを判定するVDD監視回路184を含む。一実施態様では、回路184は、入力185として、VDDであり得る信号、または、所定の換算係数によってVDDに追従する、分圧器186により生成される信号(すなわち、分圧され低下したVDD)を受けることができる。回路184の実施態様に応じて、回路184は、VDD閾値(「VDDThres190」)として使用するために、基準発生器188により発生される基準電圧をさらに受ける場合がある。パワーアップ回路180は、(「パワー良好」と名付けられる)制御信号192を、制御論理182、および、((図2からの)出力制御回路64を含む)他のサブ回路に提供する。パワーアップの開始時では、制御信号192は、(図6A、ブロック164に図示されるような、出力がディスエーブルされる、すなわち、ハイインピーダンス状態に保持されるようにするリセットなどの)初めに想定された状態に対応する第1の論理レベルにあり、次いで、入力185上のVDDの値が、所定の閾値電圧に到達するとき、第2の状態に対応する第2の論理レベルに遷移する。VDD監視回路184は、いくつかの異なる方法で、例えば、入力185と190とを比較するための比較回路のタイプとして、または、入力185のみを必要とする電流減算回路として実現され得る。より一般的には、パワーアップ回路180は、任意の数の知られている技法によって、例えば、従来のパワーオンリセット(POR)回路技法を使用して実現され得る。
さらに図6Bを参照すると、ライン192が、制御論理182に対して、VDDが通常のデバイスの動作のために十分なレベルに到達したことを指示した後で、制御論理182は、それが比較器出力106で「認知する」「0」または「1」の値を、(コンフィギュレーション部セット信号194によって)バスアドレスのコンフィギュレーション可能部122に提供する。コンフィギュレーション可能部122をセットすることに続いて、制御論理182は、デバイスの他の部分の適切な初期化および/またはコンフィギュレーションを可能にするための、適切な制御信号(または複数の信号)を提供し、例えば、通常の動作のために、ブリッジおよびその出力、すなわち(図2からの)出力86、88をセットするために、(ブリッジ制御196によって)出力制御回路64に信号を送る。
前述のように、バスアドレスのコンフィギュレーションは、任意の所定の時間区間の間に行われ得る。それは、図6A〜6Bに図示され、それらを参照して上記で説明されたように、パワーアップシーケンスの一部として行われる必要はない。代わりに、それは、出力が使用されず、バスアドレスがまだ必要とされないとき、クロック信号により規定される所定の時間区間などの、異なる所定の時間区間の間に行われ得る。例えば、(図1からの)コントローラ12が、スレーブデバイスとの通信を開始する準備ができていない、または、その他の点でビジーである、もしくは利用不可能であるならば、アプリケーションは、デバイスのバスアドレスが、パワーアップが完了された直後に利用可能であることを必要としない場合がある。そのような筋書では、「低速」クロック信号、すなわち、短いまたは低いデューティサイクル(すなわち、50%未満のデューティサイクルを有する)、および/または低いクロック速度(デバイスが動作する通常のクロック速度より低い、例えば、約100mHzから100Hzの範囲内の、またはさらに低いもの)を有するクロック信号が、バスアドレスのコンフィギュレーション活動をイネーブルするために、出力がディスエーブルされてい間に生じるように使用され得る。
次に図6Cに移ると、図2からの制御回路60の代替の実施形態では、制御回路60は、バスアドレスのコンフィギュレーションを可能にするために、クロック発生器により発生されるクロック信号を使用するように実現され得る。図6Cに制御回路60’として示される、制御回路60のこの代替の実施形態は、クロック発生器200および制御論理182’を含む。クロック発生器200は、「低速」クロック信号202を制御論理182’に提供する。クロック発生器200は、低速クロック信号202を制御論理182’に提供する低速クロック発生器、または、低速クロック信号202と同様に、クロック信号を通常の、より高いクロック速度で発生させるクロック発生器である場合があり(例えば、クロック発生器200は、通常の、より高速のクロックから低速クロックを生成することができる)、低速クロック202を制御論理182’に提供する。クロック発生器202が、専用の低速クロック発生器であるならば、他のクロック信号または複数の信号は、どこか他の所で発生されることになる。制御論理182’に対して、クロック信号202は、コンフィギュレーションイネーブルとして働く。制御論理182’は、クロック信号202に応答して、図6Bに示される制御論理182に関して前に説明されたコンフィギュレーション活動を実行する。すなわち、制御論理182’は、比較器出力106を取得し、コンフィギュレーション部セット信号194によって、コンフィギュレーション可能部122に値を提供する。このように、クロック信号202は、制御論理182’が、比較器出力106で指示される一意的なサブアドレスを獲得することを可能にするために、図6Bに示される「パワー良好」信号192の代わりに使用される。図示されないが、クロック信号202は、「パワー良好」信号192が、パワーオンVDD閾値が到達されたことを指示する場合に限り、制御論理182’に提供されるゲートクロック信号であってよい。この追加的なクロック制御は、信号192と202の両方が入力として提供される、ANDゲートなどのゲート論理を必要とする。
一実施態様では、クロック論理182’は、エッジトリガの制御回路であり、クロック信号202の立ち上がりまたは立ち下がりの遷移に応答する。そのエッジベースの遷移により、時間区間が開始し、その時間区間の間に、制御論理182’が、バスアドレスのコンフィギュレーション、ならびに、バスアドレスのコンフィギュレーションが行われる間、ブリッジおよびブリッジ出力がディスエーブルされるようにする、(図2に示される、出力制御回路64を介した)ブリッジおよびブリッジ出力の制御を含む、その活動を実行する。別の可能な実施態様では、クロック信号202は、短いデューティサイクルのクロック信号である場合があり、クロック論理182’は、クロック信号のデューティサイクルにより制御され得る。この第2の実施態様では、制御論理182’は、クロック信号202が第1の論理レベル(例えばハイレベル)に移行するときにその活動を開始し、クロック信号202が第2の論理レベル(例えばローレベル)に移行するときにそれらの活動を終了する。このように、クロック信号202のデューティサイクルが、バスアドレスのコンフィギュレーションが行われる所定の時間区間の継続時間を規定するために使用され得る。図示されないが、クロック信号のデューティサイクルは、さらに、ブリッジおよびブリッジ出力が、バスアドレスのコンフィギュレーションのためにディスエーブルされ、その後、動作状態に復帰されるように、ブリッジおよびブリッジ出力を制御するために使用され得ることが理解されよう。ブリッジ出力が、ディスエーブルされる、すなわち、ハイインピーダンスにあるとき、出力86のような、(図2からの)比較器回路70に接続される出力が、それが(図1および5に示される)外部抵抗Rext48に結合されるか否かに応じて、GNDに、またはVDDの所定の比率に定まることになる。
上述されたように、内部的に開始されようと、外部的に、例えば、デバイス上の制御ピンによってであろうと、他の所定の時間区間が、同様に企図される。例えば、内部的または外部的に開始されるリセット動作が、上記で考察されたパワーアップおよびクロックベースの技法とまさに同じ方法で、バスアドレスのコンフィギュレーションを可能にするために使用され得る。
上述されたような特徴を伴うモータドライバのスレーブデバイス14a、14bは、種々のアプリケーションで使用され得る。一例は、典型的には、デジタルスチルカメラのような高解像度カメラ、または携帯電話(すなわちカメラ付き携帯電話)で見受けられるイメージスタビライザである。イメージスタビライザは、運動(特に、手ぶれによるカメラの運動)を検出するためのジャイロスコープなどのデバイスを使用することができる。コントローラは、モータの駆動機構によって適切な補正の処置を取るために、検出された運動を使用する。
図7は、図1からのアプリケーション30が、ここではイメージスタビライザアプリケーション30’として示され、各モータが、アプリケーション30’に対して、(ライン32’、34’により指示される)異なる直線運動制御を提供するということを除いて、図1でのシステム10と同じであるシステム10’を示す。より具体的には、イメージスタビライザは、(図示されない)光学アセンブリおよびモータ28a、28bに、光学アセンブリのレンズの直線運動を、レンズ位置を調整するために制御させる。モータドライバ14a、14bは、それらの各モータ28a、28bを制御する。
コントローラ12は、検出された運動に基づいて、運動の2つの次元(すなわち軸)、例えば「x」および「y」の次元で必要な補整を決定し、適切なコマンドを適切なモータドライバに送出する。その特定のデバイスは、要求される補整運動を提供するために、コイル/磁石アセンブリを駆動する。
各デバイス14a、14bは、「x」または「y」などの1次元での運動を制御する。示される例では、モータドライバ14aが、出力ライン44a(または46a)を介して、モータ28aに、x次元の運動制御をイメージスタビライザアプリケーション30に提供させる出力信号を提供し、モータドライバ14bが、出力ライン44b(または46b)を介して、モータ28bに、y次元の運動制御をイメージスタビライザアプリケーション30’に提供させる出力信号を提供する。
図1または図7に図示されるもののような、2つの出力ピンが、比較的低い抵抗値のコイルに接続される全ブリッジのモータドライバのアプリケーションでは、出力ピンは、本質的には相互に短絡される。出力が事実上相互に連結される、そのようなアプリケーションは、2つの同一のデバイスを一意的に識別するために、出力の一方または他方を使用することができる。各デバイスで単一出力のハーフブリッジドライバを用いると、2つのデバイスのみが、同様に一意的に識別され得る。しかしながら、一般には、図8に図示されるように、N個の独立した出力が存在するならば、2が、サポートされ得る一意的なサブアドレスの数であり、Nは、(図3からの)サブアドレス122内のビットの数に対応する。
図8は、(スレーブデバイス210として集合的に指示される)同一のスレーブデバイス14a’、14b’、14c’、14d’の群が、マスタ12およびアプリケーション(複数可)30に結合されるシステム10’’を示す。スレーブデバイス14a’、14b’、14c’、14d’は、各サブアドレス122a、122b、122c、122dで構成される。各スレーブデバイスは、出力212として示される2つの独立した出力を有する。したがって、適切なサブアドレスでデバイスを構成するために、1つ、両方、またはゼロの、それらの出力への接続が、ここでは、一方の出力での外部抵抗48a(または48a’)、および、他方の出力での外部抵抗48b(または48b’)として示される、(図1からの抵抗48のような)外部抵抗に結合され得る。内部的には、スレーブデバイス14a’〜14d’は、図2での出力86のような、両方の出力212が、(図2に示される)比較器回路70のような比較器回路により監視されるということを除いて、図2に示されるスレーブデバイス14aと同じである。したがって、各スレーブデバイス14a’〜14d’は、比較器回路70のような2つの比較器回路を有し、各比較器回路は、2つの出力212のそれぞれの1つと制御回路60(図2)との間に結合される。出力接続すなわちラインは、ここでは、各スレーブデバイス14a’、14b’、14c’、14d’に対する出力接続214、216として示される。デバイス14a’は、出力接続214、216を介してその出力に接続される外部抵抗を有さず、その結果、アドレスコンフィギュレーションの回路および論理は、そのサブアドレス122aを「00」に構成することになる。デバイス14b’は、その出力の一方が、(出力接続214で)1つの外部抵抗、外部抵抗48aに接続され、その結果、そのサブアドレス122bは、「01」として構成されることになる。デバイス14c’は、その出力の他方が、(出力接続216で)1つの外部抵抗、外部抵抗48bに接続され、その結果、そのサブアドレス122cは、「10」にセットされることになる。デバイス14d’は、その出力の両方が、出力接続214、216で、それぞれ、複数の外部抵抗、外部抵抗48a’、48b’に接続される。その結果、そのサブアドレス122dは、「11」にセットされることになる。この例は、一方の特定の出力が、サブアドレス内のLSBに対応するが、他方の出力が、その代わりにLSBに対応するように選択され得るということを想定する。
本明細書で説明されるバスアドレスのコンフィギュレーションの技法は、所定の時間区間の間、ハイインピーダンス状態にされる出力を有する任意のスレーブデバイスに適応可能であり得る。必要とされるもののすべては、シリアルバス上に存在するスレーブデバイスの少なくとも1つの少なくとも1つの出力に結合される、抵抗48のようなプルアップ抵抗などの外部構成要素、および、そのデバイスを一意的に識別するために、その所定の区間の間、それぞれの独立した出力の状態を使用することができる、各デバイス内の内部回路である。それは、すでにICインターフェースが提供されている種々の特殊機能集積回路、例えば、メモリチップ、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器およびリアルタイムクロックのいずれか1つを含む、プロセッサまたはコントローラなどのマスタデバイスにより制御されるべき任意のタイプのデバイスであり得る。
シリアルバス(例えば、図1および7にシリアルバス16として示されるシリアルバス)は、バスを介して送信されるバスアドレスを使用して、バスに取り付けられるバス「スレーブ」デバイスを識別するバス「マスタ」を含む、任意のシリアルバスであってよい。したがって、一意的なバスアドレスのコンフィギュレーションの技法は、ICに加えて、他のシリアルバス技術に適用可能であり得る。
本明細書に記載されるすべての参照は、ここに、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本発明の好適な実施形態を説明し、今や、それらの概念を組み込む他の実施形態が使用され得ることが、当業者には明らかとなろう。したがって、これらの実施形態は、開示された実施形態に限定されるべきでなく、むしろ、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲によってのみで限定されるべきであると考えられる。

Claims (24)

  1. シリアルバスに接続されたマスタデバイスと少なくともひとつのスレーブデバイスを有するシステムにおいてスレーブデバイスとして使用のデバイスであって、
    前記シリアルバスを通りマスタデバイスからの通信を受取るために前記シリアルバスと接続し、その通信に応答して信号を発生し、前記マスタデバイスが前記デバイスをアドレス指定するバスアドレスを提供する記憶デバイスを含む、インターフェースと、前記バスアドレスは固定ベース部とコンフィギュレーション可能部を有し、
    前記デバイスの出力信号が前記インターフェースで発生された信号に応答して提供される出力と、
    前記出力に結合されて前記出力がディスエーブルされている時に前記出力の状態を決定し、前記出力の状態が提供される比較器回路出力を有する、比較器回路と、
    前記記憶デバイスと前記比較器回路出力の間に結合され、前記比較器回路出力に提供される前記状態を使用して前記デバイス用の一意的な識別子として前記コンフィギュレーション可能部を構成する、制御回路と、
    を備えるデバイス。
  2. 前記比較器回路出力は、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されるときに第1の論理レベルで、および、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されないときに第2の論理レベルで、前記状態を提供する、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記比較器回路は、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されるときに電源電圧の第1の所定の比率として規定される第1の電圧を受けるための第1の入力と、所定の閾値電圧に対応する第2の電圧を受けるための第2の入力とを有する比較器を備える、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記比較器は、前記第1の電圧と前記第2の電圧とを比較し、前記第1の電圧が前記第2の電圧より高いとき、前記比較器回路出力で、前記出力の前記状態として前記第1の論理レベルを提供するように動作可能である、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記第1の電圧は、第1のプルダウン抵抗と前記外部プルアップ抵抗の間のノードにおいて、前記出力がその外部プルアップ抵抗に接続されるときに提供される、請求項3に記載のデバイス。
  6. 前記第2の電圧は、前記電源電圧の第2の所定の比率として規定される、請求項3に記載のデバイス。
  7. 前記電源電圧の前記第2の所定の比率は、前記電源電圧の前記第1の所定の比率より低い、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記制御回路は、電源電圧閾値がパワーアップシーケンスの間に到達されたときに、前記比較器回路出力で提供される前記状態を決定するように動作可能である、請求項2に記載のデバイス。
  9. 前記出力は、前記パワーアップシーケンスの間、ディスエーブルされる、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記制御回路は、クロック信号を発生させるためのクロック発生器と、前記クロック発生器に結合される制御論理とを備え、前記クロック信号は前記制御論理をイネーブルして、前記出力がディスエーブルされる間に比較器回路出力で提供される前記状態を決定するように使用可能である、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記デバイスにより制御されるモータの運動を検出し、前記検出された運動に基づいて、前記インターフェースにセンサ出力信号を提供するための、前記インターフェースに結合されるセンサをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記センサは、磁界センサを備える、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記インターフェースと前記出力の間に結合され、外部モータのコイルを駆動するためのコイルドライバをさらに備える、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記インターフェースと前記出力の間に結合され、外部モータのコイルを駆動するためのコイルドライバをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  15. 前記デバイスは、ICスレーブデバイスとして動作するように構成される、請求項1に記載のデバイス。
  16. 前記バスアドレスは、7ビットICバスアドレスであり、前記コンフィギュレーション可能部は、前記7ビットICバスアドレスの最下位ビットを含む、請求項15に記載のデバイス。
  17. シリアルバスに結合されたマスタデバイスと少なくともひとつのスレーブデバイスを備えたシステムであって、
    シリアルバスと、
    前記シリアルバスに結合されたマスタデバイスと、
    前記シリアルバスに結合された少なくともひとつのスレーブデバイスと、を備え、
    各前記スレーブデバイスは、
    前記シリアルバスを通りマスタデバイスからの通信を受取るために前記シリアルバスと接続し、その通信に応答して信号を発生し、前記マスタデバイスが前記スレーブデバイスをアドレス指定するバスアドレスを提供する記憶デバイスを含む、インターフェースと、前記バスアドレスは固定ベース部とコンフィギュレーション可能部を有し、
    前記デバイスの出力信号が前記インターフェースで発生された信号に応答して提供される少なくともひとつの出力と、
    前記少なくともひとつの出力に結合されて前記出力がディスエーブルされている時に前記少なくともひとつの出力の状態が提供される比較器回路出力を有する、比較器回路と、
    前記記憶回路と前記比較器回路出力の間に結合され、前記比較器回路出力に提供される前記状態を使用して前記少なくともひとつのスレーブデバイス用の一意的な識別子として前記コンフィギュレーション可能部を構成する、制御回路と、
    を備える、
    システム。
  18. 前記比較器回路出力は、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されるときには第1の論理レベルそして、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されないときには第2の論理レベルで、前記状態を提供する、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記比較器回路は、前記出力が外部プルアップ抵抗に接続されるときには電源電圧の第1の所定の比率として規定される第1の電圧を受けるための第1の入力と、所定の閾値電圧に対応する第2の電圧を受けるための第2の入力を有する比較器とを備える、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記制御回路は、電源電圧閾値がパワーアップシーケンスの間に到達されたときに、前記比較器回路出力で提供される前記状態を決定するように動作可能である、請求項18に記載のシステム。
  21. 前記制御回路は、クロック信号を発生させるためのクロック発生器と、前記クロック発生器に結合される制御論理とを備え、前記クロック信号は前記制御論理をイネーブルして、前記出力がディスエーブルされる間に前記比較器回路出力で提供される前記状態を決定するように使用可能である、請求項18に記載のシステム。
  22. 各スレーブデバイスは、2以上のスレーブデバイスを備え、各前記2以上のスレーブデバイス用の前記少なくともひとつの出力はN個の出力を含み、各前記2以上のスレーブデバイス用の前記バスアドレスの前記コンフィギュレーション可能部は、N個のビットを含む、請求項17に記載のシステム。
  23. 前記少なくともひとつのスレーブデバイスは、第1のモータドライバと第2のモータドライバとを備えた2以上のスレーブデバイスを含み、前記第1のモータドライバは、第1のモータに結合され、前記第1のモータに制御を提供し、前記第2のモータドライバは、第2のモータに結合され、前記第2のモータに制御を提供し、前記第1のモータドライバは、前記第1のモータに第1の次元における構造の運動を制御させる出力信号を提供するために、前記マスタデバイスにより制御され、前記第2のモータドライバは、前記第2のモータに第2の次元における前記構造の運動を制御させる出力信号を提供するために、前記マスタデバイスにより制御される、請求項17に記載のシステム。
  24. シリアルバスに接続されたマスタデバイスと少なくともひとつのスレーブデバイスを有するシステムにおいてモータドライバスレーブデバイスとして使用のデバイスであって、
    前記シリアルバスを通りマスタデバイスからの通信を受取り、前記通信に基づいて信号を発生し、制御回路と、前記シリアルバスに接続するバス入力とのバスインターフェースを含むインターフェースと、前記バスインターフェースは、前記マスタデバイスが前記デバイスをアドレス指定するバスアドレスを提供する記憶デバイスを含み、前記バスアドレスは固定ベース部とコンフィギュレーション可能部を有し、
    前記インターフェースに結合され、前記インターフェースで発生された信号に応答してコイルドライバ出力信号を生成する、コイルドライバと、
    前記コイルドライバの出力信号が外部のモータのコイルを駆動するために提供される出力と、
    前記出力に結合されて前記出力がディスエーブルされている時に前記出力の状態を決定し、前記出力の状態が提供される比較器回路出力を有する、比較器回路と、
    前記記憶デバイスと前記比較器回路出力の間に結合され、前記比較器回路出力に提供される前記状態を使用して前記デバイス用の一意的な識別子として前記コンフィギュレーション可能部を構成する、制御回路と、
    を備えるデバイス。
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