JP5824940B2 - 定着装置、加熱装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、定着ベルトの温度が低下し且つ温度検知センサで測定された感温磁性部材の温度が基準設定温度まで到達しているとき、電動シリンダを動作させて、感温磁性部材を定着ベルトの内周面に接触させる定着装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
請求項3に記載の発明は、前記変形部材は、形状記憶合金により形成されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、循環移動が可能に設けられ、記録材上の画像を当該記録材に定着する定着部材と、少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、を備え、前記定着部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、前記加熱手段は、前記定着部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該定着部材の前記加熱を行い、前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする定着装置である。
請求項6に記載の発明は、循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、少なくも一部が前記供給部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記供給部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、を備え、前記被加熱部材移動手段は、熱を受けることで変形する変形部材を利用することで、前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させることを特徴とする加熱装置である。
請求項7に記載の発明は、循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、少なくも一部が前記供給部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記供給部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、を備え、前記供給部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、前記加熱手段は、前記供給部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該供給部材の前記加熱を行い、前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする加熱装置である。
請求項8に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、を備え、前記定着部材移動手段は、前記第2の速度で前記定着部材を移動させた後、当該定着部材を当該第2の速度よりも大きい第3の速度で移動させ、前記定着部材が前記第2の速度で移動している際に、予め定められた電力を前記加熱手段に供給するとともに、当該定着部材が前記第3の速度で移動している際に、当該予め定められた電力よりも大きい電力を当該加熱手段に供給する電力供給手段を備える画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、を備え、前記被加熱部材移動手段は、熱を受けることで変形する変形部材を利用することで、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させることを特徴とする画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、を備え、前記定着部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、前記加熱手段は、前記定着部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該定着部材の前記加熱を行い、前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする画像形成装置である。
請求項12に記載の発明は、前記被加熱部材移動手段は、前記定着部材による記録材への画像の定着処理が開始された後に、且つ、前記加熱手段により加熱されている前記被加熱部材が予め定められた温度に達した後に、当該被加熱部材の当該定着部材への再度の前記接触を行うことを特徴とする請求項11記載の定着装置である。
請求項14に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、前記定着部材に対し進退可能に設けられた被加熱部材と、前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材による記録材への画像の定着処理が行われる前、前記加熱手段により加熱されている当該定着部材に対し、予め定められた時間または前記被加熱部材が予め定められた温度に達するまで、当該被加熱部材の少なくとも一部を接触させるとともに、当該予め定められた時間の経過後または当該被加熱部材が当該予め定められた温度に達した後、当該定着部材から当該被加熱部材を離間させ、当該定着部材による記録材への画像の定着処理が開始された後、当該被加熱部材を当該定着部材に再度接触させる被加熱部材移動手段と、前記被加熱部材の前記定着部材への再度の前記接触がなされる前、当該定着部材を第1の速度で移動させるとともに、当該被加熱部材の当該定着部材への再度の当該接触がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、を備える画像形成装置である。
請求項15に記載の発明は、請求項11又は12において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする定着装置である。
請求項16に記載の発明は、請求項13において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする加熱装置である。
請求項17に記載の発明は、請求項14において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項18に記載の発明は、請求項11又は12において、前記被加熱部材を前記定着部材に接触させたままの状態を維持するか、当該定着部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする定着装置である。
請求項19に記載の発明は、請求項14において、前記被加熱部材を前記定着部材に接触させたままの状態を維持するか、当該定着部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項20に記載の発明は、請求項13において、前記被加熱部材を前記供給部材に接触させたままの状態を維持するか、当該供給部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする加熱装置である。
請求項2の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、定着部材に向けて被加熱部材を移動させる機構の簡略化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、変形部材を単一の部材で構成できるようになる。
請求項4の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、定着部材の速やかな昇温が可能となる。
請求項5の発明によれば、被加熱体に熱を供給する供給部材の温度低下に伴い生じうる加熱処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、加熱処理の処理効率を向上させることができるようになる。
請求項6の発明によれば、被加熱体に熱を供給する供給部材の温度低下に伴い生じうる加熱処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、供給部材に向けて被加熱部材を移動させる機構の簡略化を図ることができる。
請求項7の発明によれば、被加熱体に熱を供給する供給部材の温度低下に伴い生じうる加熱処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、供給部材の速やかな昇温が可能となる。
請求項8の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、定着処理の処理効率を向上させることができるようになる。
請求項9の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、定着部材に向けて被加熱部材を移動させる機構の簡略化を図ることができる。
請求項10の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができ、また、定着部材の速やかな昇温が可能となる。
請求項11の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができる。
請求項12の発明によれば、被加熱部材の定着部材への再度の接触が、被加熱部材の温度が低い状態でなされることを防止することができる。
請求項13の発明によれば、被加熱体に熱を供給する供給部材の温度低下に伴い生じうる加熱処理の処理効率の低下を抑制することができる。
請求項14の発明によれば、画像を記録材に定着する定着部材の温度低下に伴い生じうる定着処理の処理効率の低下を抑制することができる。
請求項15の発明によれば、被加熱部材の定着部材への再度の接触を、より速いタイミングで行なうことができるようになる。
請求項16の発明によれば、被加熱部材の供給部材への再度の接触を、より速いタイミングで行なうことができるようになる。
請求項17の発明によれば、被加熱部材の定着部材への再度の接触を、より速いタイミングで行なうことができるようになる。
請求項18の発明によれば、被加熱部材の温度が高い場合には被加熱部材を定着部材に接触させたままの状態とすることができるようになる。
請求項19の発明によれば、被加熱部材の温度が高い場合には被加熱部材を定着部材に接触させたままの状態とすることができるようになる。
請求項20の発明によれば、被加熱部材の温度が高い場合には被加熱部材を供給部材に接触させたままの状態とすることができるようになる。
図1は、本実施形態の形態に係るプリンタ10を示した図である。
画像形成装置の一例としてのプリンタ10は、プリンタ10の本体を構成する筐体12を備えている。またプリンタ10は、光走査装置54を備えている。ここでこの光走査装置54は、筐体12に固定されている。またプリンタ10には、光走査装置54に隣接する位置に、光走査装置54の動作、および、プリンタ10の各部の動作を制御する制御ユニット50が設けられている。さらに、プリンタ10には、プリンタ10の各部、各装置に対して電力を供給する電源ユニット95が設けられている。
画像形成動作が開始されると、各感光体ドラム20Y〜20Kの表面が帯電ローラ22Y〜22Kによって帯電される。そして、出力画像に対応した光ビーム60Y〜60Kが、光走査装置54から、帯電後の感光体ドラム20Y〜20Kの表面に照射される。これにより、感光体ドラム20Y〜20K上には、各色の画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、現像器24Y〜24Kからトナーが供給され、感光体ドラム20Y〜20K上にはY色〜K色のトナー像が形成される。
図2〜図4は、定着装置100を説明するための図である。
図2に示すように、定着装置100は筐体120を備えている。ここでこの筐体120には、搬送されてきた用紙Pを進入させるための第1開口120A、定着処理が終了した用紙Pを排出するための第2開口120Bが形成されている。また定着装置100には、筒状且つ無端状に形成され循環移動を行う定着ベルト102が設けられている。ここで、定着ベルト102は、この定着ベルト102の長手方向に沿った中心軸を中心として図中矢印A方向に回転できるようになっている。
図5は、定着ベルト102の断面構成等を示した図である。同図(a)に示すように、定着ベルト102は、基層124、発熱層126、弾性層128、および離型層130を有している。なお、定着ベルト102の内周面側から外周面側に向かって、基層124、発熱層126、弾性層128、離型層130の順に設けられている。ここで本実施形態における定着ベルト102は、直径が30mm、長手方向(幅方向)における長さが370mmとなっている。
離型層130は、用紙P上のトナーT(図2参照)と定着ベルト102との接着力を弱めて、用紙Pを定着ベルト102から剥離し易くする。離型層130としては、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリイミド樹脂などを用いることができる。なお本実施形態ではPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)を用いている。また本実施形態では、離型層130の厚さを30μmとしている。
図2に示すように、定着ベルト102の内側には、感温磁性部材114が設けられている。被加熱部材の一例としてのこの感温磁性部材114は、定着ベルト102の内周面に倣うように円弧形状を有して形成されるとともに、定着ベルト102の内周面に対向するように配置されている。また感温磁性部材114は、定着ベルト102を挟み励磁コイル110に対向して配置されている。また感温磁性部材114は、定着ベルト102の内周面に対して進退可能に設けられている。付言すると、図2における上下方向に移動可能に設けられている。
同図(a)に示すように、感温磁性部材114は、後述する感温特性を有し基層となる感温層115と、感温層115の表面に積層された発熱層117とを有している。なお、本実施形態では、発熱層117を設けた場合を示したが、感温層115だけで必要な発熱量が得られる場合には発熱層117を省略することができる。
図2に示すように、感温磁性部材114の内側には誘導体118が設けられている。この誘導体118は表皮深さ以上の厚さを有している。また誘導体118は、固有抵抗の小さい非磁性金属であることが望ましく、例えば銀、銅、アルミニウムなどを用いることができる。これらの材料を選択して表皮深さ以上の厚さにすれば、誘導体118に磁界が作用した場合には上記発熱層117より渦電流が流れやすくなる。ここで誘導体118は、感温磁性部材114の内周面と対向する円弧部118Aと、円弧部118Aと一体で形成される柱部118Bとにより構成されている。
図7を参照し定着装置100についてさらに説明する。同図に示すように、定着装置100の一方の端部側には第1側板152が設けられ、他方の端部側には第2側板154が設けられている。また、第1側板152の内壁面には第1支持部材156が固定され、第2側板154の内壁面には第2支持部材158が固定されている。ここで、第1支持部材156は、第1側板152に固定される平板部156Aと、平板部156Aから突出するように設けられるとともに筒状に形成された突出部156Bと、平板部156Aおよび突出部156Bを貫通する貫通穴156Cとを備えている。また、第2支持部材158も同様に、第2側板154に固定される平板部158A、平板部158Aから突出する突出部158B、平板部158Aおよび突出部158Bを貫通する貫通穴158Cを備えている。
ここで、図10(a)は、感温磁性部材114の温度が、透磁率変化開始温度以下の場合の状態を示しており、図10(b)は、感温磁性部材114の温度が、透磁率変化開始温度以上の場合の状態を示している。
ここで、図11のグラフG1は、本実施形態の定着装置100の時間−温度曲線である。また、グラフG2は、比較例の時間−温度曲線である。詳細には、G2は、感温磁性部材114と定着ベルト102との接触がなされない定着装置100における時間−温度曲線である。
一方、比較例における定着装置100では、上記のとおり、感温磁性部材114と定着ベルト102との接触がなされない。このため、感温磁性部材114から定着ベルト102への熱の供給がなされず、温度ドループD2(温度T4(<温度T3))まで温度が低下する。
本図に示す定着装置100では、感温磁性部材114の一端部114A(定着ベルト102の回転方向上流側に位置する一端部)にシャフトSHが通されており、この感温磁性部材114は、一端部114Aを中心に回転(揺動)できるようになっている。なおシャフトSHは、誘導体118の一方の側面に取り付けられた第1支持部材271によって支持されている。また本実施形態では、誘導体118の他方の側面に第2支持部材272が取り付けられている。ここで第2支持部材272は、感温磁性部材114の他端部114Bの下部まで延びている。また本実施形態では、感温磁性部材114の他端部114Bと第2支持部材272との間に変形部材260が設けられている。
図13に示す変形部材260は、複数の部品により構成されている。より具体的に説明すると、同図(b)に示すように、変形部材260には、感温磁性部材114の他端部114Bに接触して設けられるとともにこの他端部114Bに対して進退可能に設けられたシャフト状の進退部材263が設けられている。ここでこの進退部材263の長手方向における中央部には、進退部材263の径方向に向かって突出する突出部263Aが設けられている。
上記では、変形部材260がコイルスプリング状に形成された場合を例示したが、変形部材260は、同図に示すように板状に形成することもできる。なおこの板状の変形部材260は、一端が誘導体118の側面に固定され、この側面から感温磁性部材114の他端部114Bに向かって延びるように設けられ、且つ、他端がこの他端部114Bに固定されている。
図15は、加熱装置を説明するための図である。なお、上述した実施形態と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付与しその説明を省略する。
まず、励磁コイル202に対し図示しない通電手段によって通電され、励磁コイル202の周囲に磁界が発生する。加熱ベルト204は、上記定着ベルト102と同様に、この磁界による電磁誘導作用で発熱する。また、感温磁性部材206の発熱層もこの磁界による電磁誘導作用で発熱する。ここで、感温磁性部材206は、加熱ベルト204と間に隙間を有した状態で配置されているため、加熱ベルト204の熱が感温磁性部材206に伝わりにくくなっている。これにより、加熱ベルト204の温度が短時間で上昇する。
図16は、定着装置100の他の一形態を示した図である。
図16に示す定着装置100では、定着ベルト102の内側にフレーム65を設けるとともに、このフレーム65に対し、板状に形成され且つ定着ベルト102の内周面に倣うような湾曲が付与された誘導体118を取り付けている。ここで本図における構成では、このように誘導体118が板状に形成されており、本図における定着装置100は、図2等にて示した定着装置100に比して軽量となっている。なお、フレーム65は複数枚の板金(不図示)を組み合わせることで形成されており、フレーム65に相当する部分が無垢の金属材料などで形成されている場合に比べ更なる軽量化が図られている。
図19は、感温磁性部材114に形成されるスリットを示した図である。図19(a)は、感温磁性部材114がフレーム65に設置された状態の側面図であり、(b)は、(a)の上方(z方向)から見た平面図である。図19に示す感温磁性部材114には、磁界Hによって発生する渦電流Iの流れる方向に直交する複数のスリット114sが形成されている。このようにスリット114sを形成した場合、スリット114sが無い場合には感温磁性部材114の長手方向の全体に亘って大きな渦となって流れる渦電流I(図19(b)の破線参照)が、スリット114sにより分断される。
図20は、定着装置100の他の実施形態を示した図である。なお、同図(B)は、同図(A)にて示す定着装置100の上部を矢印XXB方向から眺めた場合の図である。
ここで図21を参照し、伝達機構300について詳細に説明する。
図21は、図20の(A)における矢印XXI方向から伝達機構300を眺めた場合の図である。
図21に示すように、伝達機構300には、定着ベルト102を外周面に接触した状態で設けられ定着ベルト102を回転駆動する定着ベルト駆動ロール390、加圧ロール104からの回転駆動力を定着ベルト駆動ロール390に伝達する第1の伝達ギヤ部材393および第2の伝達ギヤ部材395が設けられている。なお、図21では、定着装置100の一方の端部領域に設けられた伝達機構300を図示しているが、伝達機構300は、定着装置100の双方の端部領域に設けられている(図21では一方の端部領域の伝達機構300を図示)。
ワンウェイクラッチ396は、加圧ロール104から定着ベルト駆動ロール390への回転駆動力の伝達を停止するように作用する。
電源の投入等がなされると、制御ユニット50(図1参照)は、不図示のモータを駆動し加圧ロール104を回転させる。そしてこのように加圧ロール104が回転すると、伝達機構300を介して加圧ロール104から定着ベルト102へ回転駆動力が伝達され、定着ベルト102も回転するようになる。また、制御ユニット50は、熱供給部材613に設けられた発熱体613Bに電力を供給する。これにより、発熱体613Bが発熱する。また、発熱体613Bから熱供給部材613(熱供給部材613の基材613A)への伝熱が行われるようになり、熱供給部材613が加熱されるようになる。
また、上記では、伝達機構300を設けることで、定着ベルト102の回転を行うようにしたが、例えば、加圧ロール104を回転させる上記のモータに加え、張架ロール612を回転駆動させるモータ(以下、「張架ロール用モータ」と称する)を設ければ、伝達機構300を設けないでも、電源投入直後等における定着ベルト102の回転が可能となる。なお、この場合、定着ベルト102と加圧ロール104とが接触すると、張架ロール用モータにかかる負荷トルクが増えるため、定着ベルト102と加圧ロール104とが接触した後は、張架ロール用モータの駆動を停止し、加圧ロール104を回転させるモータによって定着ベルト102を回転させることが好ましくなる。
また、感温磁性部材114等が定着動作を実施して間もない状態で次の定着指示があった場合などは、感温磁性部材114等が定着動作時の余熱で既に温度が高くなっている場合もあるため、感温磁性部材114等を接触させる時間は短くて済むか(例えば1.5秒)、または接触させる必要のない温度まで達している場合もある。さらに、連続した定着動作直後などであれば、感温磁性部材114等が定着ベルト102の定着設定温度まで達している場合には、接触させた状態のままで定着動作が可能になり(離間不要)、この場合には定着初期から単位時間当たりに定着可能な用紙Pの枚数を増やすことが可能になる。
Claims (20)
- 循環移動が可能に設けられ、記録材上の画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記定着部材移動手段は、前記第2の速度で前記定着部材を移動させた後、当該定着部材を当該第2の速度よりも大きい第3の速度で移動させ、
前記定着部材が前記第2の速度で移動している際に、予め定められた電力を前記加熱手段に供給するとともに、当該定着部材が前記第3の速度で移動している際に、当該予め定められた電力よりも大きい電力を当該加熱手段に供給する電力供給手段を備える定着装置。 - 循環移動が可能に設けられ、記録材上の画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記被加熱部材移動手段は、熱を受けることで変形する変形部材を利用することで、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させることを特徴とする定着装置。 - 前記変形部材は、形状記憶合金により形成されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
- 循環移動が可能に設けられ、記録材上の画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記定着部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、
前記加熱手段は、前記定着部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該定着部材の前記加熱を行い、
前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする定着装置。 - 循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、
少なくも一部が前記供給部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記供給部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、
を備え、
前記供給部材移動手段は、前記第2の速度で前記供給部材を移動させた後、当該供給部材を当該第2の速度よりも大きい第3の速度で移動させ、
前記供給部材が前記第2の速度で移動している際に、予め定められた電力を前記加熱手段に供給するとともに、当該供給部材が前記第3の速度で移動している際に、当該予め定められた電力よりも大きい電力を当該加熱手段に供給する電力供給手段を備える加熱装置。 - 循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、
少なくも一部が前記供給部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記供給部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、
を備え、
前記被加熱部材移動手段は、熱を受けることで変形する変形部材を利用することで、前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させることを特徴とする加熱装置。 - 循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、
少なくも一部が前記供給部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記供給部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記供給部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、
を備え、
前記供給部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、
前記加熱手段は、前記供給部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該供給部材の前記加熱を行い、
前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする加熱装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記定着部材移動手段は、前記第2の速度で前記定着部材を移動させた後、当該定着部材を当該第2の速度よりも大きい第3の速度で移動させ、
前記定着部材が前記第2の速度で移動している際に、予め定められた電力を前記加熱手段に供給するとともに、当該定着部材が前記第3の速度で移動している際に、当該予め定められた電力よりも大きい電力を当該加熱手段に供給する電力供給手段を備える画像形成装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記被加熱部材移動手段は、熱を受けることで変形する変形部材を利用することで、前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させることを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、
少なくも一部が前記定着部材から離れた状態で設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記被加熱部材を前記定着部材に向けて移動させる被加熱部材移動手段と、
前記定着部材を第1の速度で移動させるとともに、前記被加熱部材の前記移動がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備え、
前記定着部材は、電磁誘導による加熱が可能な導電層を有し、
前記加熱手段は、前記定着部材の前記導電層と交差する交流磁界を生成することで当該定着部材の前記加熱を行い、
前記被加熱部材の加熱は、前記加熱手段により生成される前記交流磁界によって行なわれることを特徴とする画像形成装置。 - 循環移動が可能に設けられ、記録材上の画像を当該記録材に定着する定着部材と、
前記定着部材に対し進退可能に設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記定着部材による記録材への画像の定着処理が行われる前、前記加熱手段により加熱されている当該定着部材に対し、予め定められた時間または前記被加熱部材が予め定められた温度に達するまで、当該被加熱部材の少なくとも一部を接触させるとともに、当該予め定められた時間の経過後または当該被加熱部材が当該予め定められた温度に達した後、当該定着部材から当該被加熱部材を離間させ、当該定着部材による記録材への画像の定着処理が開始された後、当該被加熱部材を当該定着部材に再度接触させる被加熱部材移動手段と、
前記被加熱部材の前記定着部材への再度の前記接触がなされる前、当該定着部材を第1の速度で移動させるとともに、当該被加熱部材の当該定着部材への再度の当該接触がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備える定着装置。 - 前記被加熱部材移動手段は、前記定着部材による記録材への画像の定着処理が開始された後に、且つ、前記加熱手段により加熱されている前記被加熱部材が予め定められた温度に達した後に、当該被加熱部材の当該定着部材への再度の前記接触を行うことを特徴とする請求項11記載の定着装置。
- 循環移動が可能に設けられ、被加熱体に熱を供給する供給部材と、
前記供給部材に対し進退可能に設けられた被加熱部材と、
前記供給部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記供給部材による被加熱体の加熱処理が行われる前、前記加熱手段により加熱されている当該供給部材に対し、予め定められた時間または前記被加熱部材が予め定められた温度に達するまで、当該被加熱部材の少なくとも一部を接触させるとともに、当該予め定められた時間の経過後または当該被加熱部材が当該予め定められた温度に達した後、当該供給部材から当該被加熱部材を離間させ、当該供給部材による被加熱体の加熱処理が開始された後、当該被加熱部材を当該供給部材に再度接触させる被加熱部材移動手段と、
前記被加熱部材の前記供給部材への再度の前記接触がなされる前、当該供給部材を第1の速度で移動させるとともに、当該被加熱部材の当該供給部材への再度の当該接触がなされた後の当該供給部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる供給部材移動手段と、
を備える加熱装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
循環移動が可能に設けられ、前記画像形成手段により記録材上に形成された画像を当該記録材に定着する定着部材と、
前記定着部材に対し進退可能に設けられた被加熱部材と、
前記定着部材および前記被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記定着部材による記録材への画像の定着処理が行われる前、前記加熱手段により加熱されている当該定着部材に対し、予め定められた時間または前記被加熱部材が予め定められた温度に達するまで、当該被加熱部材の少なくとも一部を接触させるとともに、当該予め定められた時間の経過後または当該被加熱部材が当該予め定められた温度に達した後、当該定着部材から当該被加熱部材を離間させ、当該定着部材による記録材への画像の定着処理が開始された後、当該被加熱部材を当該定着部材に再度接触させる被加熱部材移動手段と、
前記被加熱部材の前記定着部材への再度の前記接触がなされる前、当該定着部材を第1の速度で移動させるとともに、当該被加熱部材の当該定着部材への再度の当該接触がなされた後の当該定着部材を当該第1の速度よりも大きい第2の速度で移動させる定着部材移動手段と、
を備える画像形成装置。 - 請求項11又は12において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする定着装置。
- 請求項13において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする加熱装置。
- 請求項14において、前記予め定められた時間を前記被加熱部材の温度に応じて変えることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項11又は12において、前記被加熱部材を前記定着部材に接触させたままの状態を維持するか、当該定着部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする定着装置。
- 請求項14において、前記被加熱部材を前記定着部材に接触させたままの状態を維持するか、当該定着部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項13において、前記被加熱部材を前記供給部材に接触させたままの状態を維持するか、当該供給部材から当該被加熱部材を離間するかを、当該被加熱部材の温度に応じて制御することを特徴とする加熱装置。
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