JPH0627853A - 熱定着機 - Google Patents

熱定着機

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Publication number
JPH0627853A
JPH0627853A JP18348292A JP18348292A JPH0627853A JP H0627853 A JPH0627853 A JP H0627853A JP 18348292 A JP18348292 A JP 18348292A JP 18348292 A JP18348292 A JP 18348292A JP H0627853 A JPH0627853 A JP H0627853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
heat fixing
fixing roll
pressure roll
pressure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18348292A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Hida
道雄 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP18348292A priority Critical patent/JPH0627853A/ja
Publication of JPH0627853A publication Critical patent/JPH0627853A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常時は離れていて、熱定着ロールがある一定
温度以上になった時に熱定着ロールに加圧ロールを一定
の力で押し付けることを可能とする。 【構成】 所定間隔を持って対向配置された熱定着ロー
ル2と加圧ロール1とを備え、熱定着ロール2が所定温
度に加熱されると加圧ロール1が熱定着ロール2を押圧
する押付力付勢手段が、熱定着ロール2の近傍に設けら
れ、かつ所定温度になると予め記憶させておいた形状に
伸びるようにした一方端が固定された形状記憶合金製バ
ネ7と、このバネ7の他方端をその一方端に固定し、か
つその他方端を加圧ロール1の軸5に嵌合させた回動自
在なレバー8とで形成されているすることを特徴とす
る。 【効果】 形状記憶合金製バネが所定温度になるとレバ
ーが回動して加圧ロールは熱定着ロールを押さえ付ける
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱定着機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の熱定着機は図3に示すように、加
圧ロール1を熱定着ロール2に押付けるためにコイルバ
ネ3を用いて押付力を与えていたり、または図4に示す
ように、両ロール1、2間の取付位置を固定することに
より、加圧ロール表面の可撓性材料の弾性力を用いて押
付力を与えていた。なおこれらの図において4、5は軸
であり、6はヒータランプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、加圧
ロールをバネ力等により常時熱定着ロールに押付けてい
るため、加圧ロール表面の可撓性材料が永久変形を起こ
し易く、加圧ロールの寿命が短い欠点があった。また、
加圧ロールの長寿命化を図るために、加熱していない時
に加圧ロールを熱定着ロールから引き離す装置も考えら
れるが、構成部品が多岐にわたり、原価高となる欠点が
あった。
【0004】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、熱定着ロールがある一定温度以下になった時に熱定
着ロールと加圧ロールとを引き離し、かつ熱定着ロール
がある一定温度以上になった時に熱定着ロールに加圧ロ
ールを一定の力で押し付けることを可能とした熱定着機
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、押付力付勢
手段を、熱定着ロールの近傍に設けられ、かつ所定温度
になると予め記憶させておいた形状に伸びるようにした
一方端が固定された形状記憶合金製バネと、このバネの
他方端をその一方端に固定し、かつその他方端を加圧ロ
ールの軸に嵌合させた回動自在なレバーとで形成するこ
とにより、達成される。
【0006】
【作用】上記手段を設けたので、形状記憶合金製バネが
所定温度になるとレバーが回動して加圧ロールは熱定着
ロールを押さえ付けるようになる。
【0007】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0008】〔実施例 1〕図1および図2には本発明
の一実施例が示されている。なお従来と同じ部品には同
じ符号を付したので説明は省略する。本実施例では押付
力付勢手段を、熱定着ロール2の近傍に設けられ、かつ
所定温度になると予め記憶させておいた形状に伸びるよ
うにした一方端が固定された形状記憶合金製バネ7と、
このバネ7の他方端をその一方端に固定し、かつその他
方端を加圧ロール1の軸5に嵌合させた回動自在なレバ
ー8とで形成した。このようにすることにより形状記憶
合金製バネが所定温度になるとレバー8が回動して加圧
ロール1は熱定着ロール2を押さえ付けるようになっ
て、熱定着ロール2がある一定温度以下になった時に熱
定着ロール2と加圧ロール1とを引き離し、かつ熱定着
ロール2がある一定温度以上になった時に熱定着ロール
2に加圧ロール1を一定の力で押し付けることを可能と
した熱定着機を得ることができる。
【0009】すなわち熱定着ロール2は熱伝導性のよい
材料、例えばアルミニウム合金や銅合金の表面にフッ素
樹脂等をコーテイングされていて、軸4を中心にして矢
印の方向に回動(駆動系は図示せず)し、熱定着ロール
2の内部にはヒータランプ6が設置されている。加圧ロ
ール1は軸5に合成ゴムまたはスポンジゴム等の可撓性
材料をライニングしており、軸5の両端はレバー8によ
って支承されて回転可能となっている。レバー8は支点
9を中心にして回転可能となっており、加圧ローラ1の
反対側に形状記憶合金製バネ7が取り付けられている。
形状記憶合金製バネ7の他方端はレバー8に固定されて
いて、熱定着ロール2と加圧ロール1とが間隙gとなる
ように設定しておく。ヒータランプ6に通電し熱定着ロ
ール2を内部から加熱し、その表面温度を約170℃に
保持する過程において、熱定着ロール2の近傍に設置さ
れた形状記憶合金製バネ7も同時に加熱される。
【0010】この形状記憶合金製バネ7の設定長さを8
0℃でL2(L2>L1(ただしL1は伸長前の長さ(図1
参照)))(図2参照)とし、L2−L1=ΔLとする
と、レバー8はΔLだけ支点9を中心にして、時計方向
に回転する。加圧ロール1の表面はレバー8のレバー長
をL3(支点9とバネ7側間の距離)、L4(加圧ロール
1の軸5と支点9との間の距離)とすると、ΔL×L4
/L3=g´だけ変位する。ここでg<g´になるよう
にΔL、L4、L3を設定し、g´−g=Δgとすると、
加圧ロール1の表面の可撓性材料はΔgだけ撓み、材料
の弾性に応じた押付力を発生する。
【0011】熱定着ロール2を図中矢印の方向に駆動す
ると、加圧ロール1は図中矢印の方向に従動される。こ
の状態で熱溶融性トナーまたは熱溶融性インク10を付
着させた記録媒体11を矢印の方向に通すと、熱定着ロ
ール2表面の熱エネルギーと加圧ロール1の押付力とに
よって、熱溶融性トナーまたは熱溶融性インク10は記
録媒体11上に定着される。
【0012】長時間記録媒体11が入ってこない時や装
置電源を切断する時に発生する指令信号によってヒータ
ランプ6の通電を停止すると、熱定着ロール2が徐冷さ
れると共に、形状記憶合金製バネ7も徐冷されて、予め
設定された温度80℃近辺になると形状記憶効果によ
り、図2から図1の状態に戻り、熱定着ロール2と加圧
ロール1との間は間隙gとなる。
【0013】このように本実施例によれば熱定着ロール
が加熱されている間は加圧ロールが熱定着ロールに押付
けられ、熱定着ロールが加熱されていない間は加圧ロー
ルと熱定着ロールとが所定の間隙を持って離れているの
で、加圧ロールの寿命を長くすることができる。
【0014】また、形状記憶合金製バネとレバーとによ
って、加圧ロールと熱定着ロールとの相対位置を簡単に
制御できるので、安価な熱定着機を提供できる。
【0015】
【発明の効果】上述のように本発明は、押付力付勢手段
を、熱定着ロールの近傍に設けられ、かつ所定温度にな
ると予め記憶させておいた形状に伸びるようにした一方
端が固定された形状記憶合金製バネと、このバネの他方
端をその一方端に固定し、かつその他方端を加圧ロール
の軸に嵌合させた回動自在なレバーとで形成したので、
形状記憶合金製バネが所定温度になるとレバーが回動し
て加圧ロールは熱定着ロールを押さえ付けるようになっ
て、熱定着ロールがある一定温度以下になった時に熱定
着ロールと加圧ロールとを引き離し、かつ熱定着ロール
がある一定温度以上になった時に熱定着ロールに加圧ロ
ールを一定の力で押し付けることを可能とした熱定着機
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱定着機の一実施例の側面図である。
【図2】同じく一実施例の加圧ロールが熱定着ロールに
押付けられた状態を示す側面図である。
【図3】従来の熱定着機の側面図である。
【図4】従来の熱定着機の他の例の側面図である。
【符号の説明】
1…加圧ロール、2…熱定着ロール、5…軸、7…形状
記憶合金製バネ、8…レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を持って対向配置された熱定着
    ロールと加圧ロールとを備え、前記熱定着ロールが所定
    温度に加熱されると前記加圧ロールが押付力付勢手段を
    持って前記熱定着ロールを押圧するようにされている熱
    定着機において、前記押付力付勢手段が、前記熱定着ロ
    ールの近傍に設けられ、かつ所定温度になると予め記憶
    させておいた形状に伸びるようにした一方端が固定され
    た形状記憶合金製バネと、このバネの他方端をその一方
    端に固定し、かつその他方端を前記加圧ロールの軸に嵌
    合させた回動自在なレバーとで形成されていることを特
    徴とする熱定着機。
JP18348292A 1992-07-10 1992-07-10 熱定着機 Withdrawn JPH0627853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18348292A JPH0627853A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 熱定着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18348292A JPH0627853A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 熱定着機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627853A true JPH0627853A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16136588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18348292A Withdrawn JPH0627853A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 熱定着機

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Cited By (4)

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JP2011059467A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Ricoh Co Ltd テンション付与装置、ベルト装置および画像形成装置
US7957219B2 (en) 2006-05-02 2011-06-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for elevation focus control of acoustic waves
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US9147714B2 (en) 2012-11-30 2015-09-29 Samsung Display Co., Ltd. Organic electroluminescence device

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005