JPH05249855A - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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Publication number
JPH05249855A
JPH05249855A JP5033492A JP5033492A JPH05249855A JP H05249855 A JPH05249855 A JP H05249855A JP 5033492 A JP5033492 A JP 5033492A JP 5033492 A JP5033492 A JP 5033492A JP H05249855 A JPH05249855 A JP H05249855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat roller
roller
heating element
recording paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5033492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Yoshizu
邦弘 吉津
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Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Isotec Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Isotec Ltd
Priority to JP5033492A priority Critical patent/JPH05249855A/ja
Publication of JPH05249855A publication Critical patent/JPH05249855A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】トナー像が転写された記録媒体に、そのトナー
像を熱定着させるための熱定着装置に関し、熱源をオン
してから短時間でヒートローラの温度を上昇させて、ウ
ォームアップ時間を短縮することができる熱定着装置を
提供することを目的とする。 【構成】加圧ローラ11との間に記録媒体100を挟ん
で回転駆動される円筒状断面のヒートローラ13と、上
記ヒートローラ13に上記記録媒体100との接触部よ
り回転方向手前の位置で接触するように配置された発熱
体18とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トナー像が転写され
た記録媒体に、そのトナー像を熱定着させるための熱定
着装置に関する。
【0002】電子写真装置等においては、記録媒体上に
トナー像を転写しただけでは、何かに触れただけでトナ
ーが記録媒体上で移動したり落ちてしまうので、圧接加
熱等によってトナー像を記録媒体上に定着させる必要が
ある。
【0003】
【従来の技術】この種の熱定着装置は従来一般には、熱
源となるハロゲンランプを金属製筒状のヒートローラの
中心軸部に配置して、そのハロゲンランプから放射され
る熱によってヒートローラを加熱していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱源であるハロゲンラ
ンプからヒートローラへの伝熱は、空気を介して熱輻射
及び対流によって行われるものである。したがって、ハ
ロゲンランプを点灯させてからヒートローラの温度が熱
定着に必要なレベルに上昇するまでの時間(ウォームア
ップ時間)が相当に長くかかり、装置の電源スイッチを
入れてから使用できるようになるまでに時間がかかる欠
点があった。
【0005】そこで本発明は、熱源をオンしてから短時
間でヒートローラの温度を上昇させて、ウォームアップ
時間を短縮することができる熱定着装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の熱定着装置は、実施例を説明するための図
1に示されるように、加圧ローラ11との間に記録媒体
100を挟んで回転駆動される円筒状断面のヒートロー
ラ13と、上記ヒートローラ13に上記記録媒体100
との接触部より回転方向手前の位置で接触するように配
置された発熱体18とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ヒートローラ13は、記録媒体100と接触す
る手前の位置で発熱体18と接触し、発熱体18の熱が
ヒートローラ13に直接の熱伝導によって伝達されて、
ヒートローラ13が加熱される。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
プリンタや複写機などに用いられる電子写真方式のプリ
ンタを示しており、図中1は、一定速度で回転駆動され
る感光ドラムである。
【0009】感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の
表面を一様に帯電させる帯電器2の次に、画像光をレー
ザビーム又は発光ダイオードアレイなどで感光ドラム1
の表面に照射する露光装置3が配置されていて、それに
よって感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
【0010】4は、感光ドラム1の表面に形成された静
電潜像を現像してトナー像にするための現像器であり、
そこで形成されたトナー像は、転写器5によって記録用
紙100に転写される。
【0011】6は、感光ドラム1表面を除電するための
除電器。7は、感光ドラム1表面に残ったトナーをクリ
ーニングするためのクリーナ。10は、記録用紙100
にトナー像を定着させるための熱定着器である。
【0012】図1及び図3はその熱定着器10を示して
いる。なお、図1の断面図示部分は、図3におけるA−
A断面とB−B断面とを合わせて示している。図中11
は、耐熱性のある弾性部材によって形成されて回転自在
に軸支された加圧ローラであり、12はその軸受けであ
る。
【0013】13は加圧ローラ11に圧接された円筒状
のヒートローラであり、加圧ローラ11との間に記録用
紙100を挟み付けて、モータ14によって回転駆動さ
れる。15,16は、モータ14の駆動力をヒートロー
ラ13に伝達する歯車。17は、ヒートローラ13の軸
受けである。
【0014】ヒートローラ13は、例えばアルミニウム
合金などのように、熱容量が小さくて熱伝導率が良い金
属材料で形成されている。18は、例えばニクロム線な
どからなる発熱体であり、ヒートローラ13の加圧ロー
ラ11との圧接部より回転方向手前の位置(ヒートロー
ラ13の回転角度で例えば45度手前の位置)におい
て、ヒートローラ13内周面にほぼ全幅にわたって接触
するように配置されている。ただし発熱体18の外面に
は、フッ素樹脂コーティング18aが施されている。
【0015】発熱体18は、ヒートローラ13の加熱が
不要な両端部ではヒートローラ13の内周面から離れた
中心軸位置を通り、図示されていない断熱固定部材に固
定されている。したがって、ヒートローラ13が回転し
ても、発熱体18は回動しない。
【0016】ヒートローラ13の幅方向のほぼ中央位置
であって、発熱体18が配置された位置よりさらに回転
方向手前の位置には、ヒートローラ13の表面温度を受
けて動作するサーモスタット20が、ヒートローラ13
の表面に対向して配置されている。
【0017】また、発熱体18と発熱体用電源21との
間にはスイッチ22が介装されている。そして、サーモ
スタット20の出力信号が制御部23に入力され、その
信号に対応して制御部23から出力される制御信号によ
ってスイッチ22の開閉が制御されて、ヒートローラ1
3の温度が一定に維持される。また、モータ14の動作
なども制御部23によって制御される。
【0018】このように構成された実施例の熱定着装置
においては、発熱体18によって加熱されたヒートロー
ラ13と加圧ローラ11との間を記録用紙100が圧接
されながら通過する間に、トナー像が記録用紙100に
熱定着される。
【0019】このヒートローラ13の加熱は、発熱体1
8からヒートローラ13への直接の熱伝導によって行わ
れるので、加熱開始から短時間で、ヒートローラ13の
発熱体18との接触部周辺の温度が熱定着に必要なレベ
ルに上昇する。
【0020】そして、ヒートローラ13が回転すること
によって、ヒートローラ13の加熱された部分が記録用
紙100を圧接して、記録用紙100に対するトナー像
の熱定着が行われ、発熱体18と接触して加熱されるヒ
ートローラ13の部分が、順次記録用紙100圧接部に
移動する。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば発熱体18はヒートローラ13の内
周部の各所に配置してもよく、また、場合によってはヒ
ートローラ13の外面に配置してもよい。
【0022】また、本発明はプリンタ以外の電子写真装
置に適用してもよく、電子写真装置以外であってもトナ
ー像を記録媒体に熱定着させることが必要な種々の装置
に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の熱定着装置によれば、発熱体の
熱が、ヒートローラに対して直接の熱伝導によって伝達
されるので、発熱体を発熱状態にすれば短時間でヒート
ローラが加熱されて、短いウォームアップ時間で熱定着
可能な状態になる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の熱定着装置の正面図である。
【図2】実施例のプリンタの構成図である。
【図3】実施例の熱定着装置の構成図である。
【符号の説明】
11 加圧ローラ 13 ヒートローラ 18 発熱体 100 記録用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧ローラ(11)との間に記録媒体(1
    00)を挟んで回転駆動される円筒状断面のヒートロー
    ラ(13)と、 上記ヒートローラ(13)に上記記録媒体(100)と
    の接触部より回転方向手前の位置で接触するように配置
    された発熱体(18)とを設けたことを特徴とする熱定
    着装置。
JP5033492A 1992-03-09 1992-03-09 熱定着装置 Withdrawn JPH05249855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033492A JPH05249855A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033492A JPH05249855A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 熱定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05249855A true JPH05249855A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12856021

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5033492A Withdrawn JPH05249855A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 熱定着装置

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JP (1) JPH05249855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115157851A (zh) * 2022-06-27 2022-10-11 扬州市祥华新材料科技有限公司 一种高精度电化铝烫金装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518