JP5819344B2 - 携帯型エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクを備えた携帯型エンジンに関し、特に防音ケースに収納された携帯型エンジン発電機の燃料ドレイン装置に適用して有効な技術に関する。
近隣に電源のない屋外での活動を支援するため携帯型エンジン発電機が提供されている。携帯型エンジン発電機は様々な用途に使用されるが、例えば非常用あるいはアウトドア・レジャーなどにおける電源確保を目的として使用されるエンジン発電機は、比較的長い期間使用されずに保管されることがある。このような長期保管に際しては、ガソリンの劣化による燃料系の不調を発生させないため、燃料タンク内の燃料を外部へ抜き取ることが推奨される。
従来のエンジン発電機は、燃料タンク内の燃料を抜き取るための専用の構造が設けられていないため、タンクの燃料注入口のキャップを外して灯油ポンプを使用して燃料を抜き取ったり、燃料タンク内の燃料がなくなるまでエンジンを空運転させていた。
実開昭60−3969号公報 特開2001−27128号公報
しかし、灯油ポンプを使用して燃料タンクから燃料を抜き取る方法にあっては、タンクの形状が複雑であると底の部分の燃料を抜き取ることができないことがあるとともに、灯油ポンプを何度も操作する必要があり作業が面倒であるという課題がある。一方、燃料タンク内の燃料がなくなるまでエンジンを空運転させる方法は、ユーザに無駄なコスト負担を強いるとともに、温暖化の原因となるとされる二酸化炭素の発生原因となるため好ましくないという課題がある。
なお、燃料を抜き取る燃料抜取り装置を設けたエンジンに関する考案や燃料タンクからエンジンへ燃料を送るための燃料ポンプと燃料タンクとの間に燃料コックを設けたエンジン発電機に関する発明が提案されている(例えば特許文献1、2)。
しかるに、上記特許文献1の考案の燃料抜取り装置は、気化器内の燃料を抜き取るために工夫されたものであり燃料タンク内の燃料を抜き取ることはできない。
また、特許文献2に記載されている燃料コックを備えたエンジン発電機にあっては、搬送中に燃料タンクからシリンダ内へ燃料が流れ込むのを防止することはできるものの、燃料タンク内の燃料を外部へ抜き取ることはできないという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃料タンク内の燃料を容易に外部へ抜き取ることができる携帯型エンジンを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関と、燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクから前記内燃機関へ燃料を送る燃料ポンプとを備えた携帯型エンジンにおいて、
前記燃料タンクと前記燃料ポンプとの間に、燃料を送るU字状の燃料パイプを設け、該燃料パイプの燃料通路の最も低い部位に、前記燃料パイプ内の燃料を外部へ排出可能な燃料ドレイン装置を設けるようにした。
上記構成によれば、U字状の燃料パイプの燃料通路の最も低い部位に、燃料ドレイン装置を配設しているので、長期保管に際して燃料ドレイン装置を操作するによって燃料タンクおよび燃料パイプ内に残留している燃料をすべて抜き取ることができる。
また、望ましくは、前記燃料ドレイン装置は、前記燃料パイプの燃料通路の最も低い部位に連通されたドレインパイプと、前記燃料パイプ内の燃料が流れる経路を前記燃料通路と前記ドレインパイプ側とに切換え可能なコックと、該コックを外部から操作可能な操作手段とを備え、前記ドレインパイプは下方へ向かって突出するように構成する。
下方へ向かって突出するドレインパイプを設けているため、燃料タンクおよび燃料パイプ内に残留している燃料を、自重によって外部へ流出させることができる。
また、望ましくは、前記内燃機関と前記燃料タンクと前記燃料ポンプとを四方から覆う防音ケースを備え、前記防音ケースの底壁の、前記ドレインパイプの下端と対向する部位に開口が形成されているように構成する。
内燃機関および燃料タンクが防音ケースに収納されている場合に、燃料ドレイン装置のドレインパイプから防音ケースの底壁の開口を通して燃料を外部へ流出させることができ、ドレインパイプから流出した燃料が防音ケースの底に溜まるのを防止できる。
さらに、望ましくは、前記防音ケースの底壁は断面が波形をなすように形成され、該波形の頭部に前記開口が形成され、前記ドレインパイプの下端が前記開口内に位置するように前記燃料ドレイン装置が配設されているように構成する。
これにより、ドレインパイプの下端が防音ケースの底壁よりも低く接地面よりも高くなるので、燃料パイプから抜き取られた燃料を確実に外部へ排出させることができる。また、ドレインパイプの下端が地面等に接触して詰まったり異物が侵入したりするのを回避することができる。
また、望ましくは、前記防音ケースの側壁には開口部が形成され、該開口部にはカバー部材が着脱可能に装着され、少なくとも前記操作手段は前記カバー部材が装着される前記開口部の縁部の内側に配設されているように構成する。
これより、コックを操作する操作手段が防音ケースの開口部に露出する状態を回避して、運転中に誤って操作されるのを防止することができる。また、燃料ドレイン装置が、防音ケースの開口部近傍に配置されることとなるため、コックと操作手段との関係を視認しながら操作手段を操作することができ、誤操作を回避することができる。
また、望ましくは、前記燃料ドレイン装置は取付け部を備え、該取付け部は前記防音ケースの前記開口部の縁部の内面側に固定可能であって、前記開口部の縁部の外表面に前記操作手段の操作方法を示すピクトグラムが凹凸表記されているように構成する。
これより、コックを操作する操作手段の近傍に操作方法を示すピクトグラムが表記されることとなるので、安価な構造で容易に操作方法を理解させることができる。
さらに、望ましくは、前記操作手段は、先端面にマイナスドライバーの先端が係合可能な溝が形成され、前記操作手段の先端面が前記取付け部の表面よりもケース内側に位置するように構成する。
コックを操作する操作手段はノブのようなもので構成することも可能であるが、マイナスドライバーで操作する構成とすることにより、ユーザが誤って操作することでドレインパイプから燃料が意図せずに流出してしまうのを防止することができる。
特に、燃料パイプの途中に別途開閉コックを設ける場合には、ドレイン用コックの操作レバーと開閉コックの操作レバーを混同して誤って操作するおそれがある。上記構成によれば、ユーザが誤ってドレイン用コックの操作手段を操作してしまうのを防止することができる。さらに、前記操作手段の先端面が取付け部の表面よりもケース内側に位置するよう構成されているので、より一層誤操作を防止できるとともにゴミや水等の異物が侵入するのを抑制することができる。
本発明によれば、燃料タンク内の燃料を容易に外部へ抜き取ることができる携帯型エンジンを実現することができる。また、これにより、温暖化対策上好ましくない二酸化炭素の発生を伴うエンジンの空運転を行うことなく、燃料タンクを空にすることができるという効果がある。
図1は本発明の実施形態に係る携帯型エンジン発電機の概略を示すもので、(A)はサイドカバーを装着した状態、(B)はサイドカバーを外した状態を示す斜視図である。 図2は燃料タンクと燃料ポンプおよび燃料パイプの関係を示す概略構成図である。 図3は本実施例における燃料ドレイン装置の詳細を示す拡大斜視図である。 図4は操作レバーの操作方法を明示する表記の例を示す拡大図である。 図5はドレインパイプと防音ケースの底壁との関係を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明を適用して好適なエンジンの一例としての携帯型エンジン発電機の概略を示すもので、(A)はサイドカバーを装着した状態、(B)はサイドカバーを外した状態を示す斜視図である。
図1(B)に示すように、本実施形態の携帯型エンジン発電機10は、空冷式ガソリンエンジンのような内燃機関(以下、エンジン本体と称する)11と、該エンジン本体11により回転駆動され発電を行う発電体(図示省略)を有する。また、エンジン発電機10は、エンジン本体11に供給されるガソリンなどの燃料を貯留する燃料タンク13、エンジンに供給される燃料を気化するキャブレタ14(気化器)等を有し、これらを収容し覆う筐状の防音ケース15が設けられている。
防音ケース15は、上部に握手部15Aが設けられているとともに、キャブレタ14や点火プラグの点検や修理等のメンテナンスを容易にするための開口部15Bがケースの側部に形成され、該開口部15Bを閉塞可能なカバー15Cが設けられている。なお、このカバー15Cは防音ケース15に対して、着脱可能に構成されている。
特に限定されるものではないが、この実施形態のエンジン発電機10においては、防音ケース15内部のほぼ中央に、シリンダヘッドが上部に位置する姿勢でエンジン本体11が配置されている。そして、このエンジン本体11の下部に、クランク軸(図示省略)がほぼ水平な姿勢で図の左右方向に配置されている。なお、以下便宜上、図1の右側方向を前方、図1の左側方向を後方と定義して説明する。
エンジン本体11下部のクランク軸の前方側に発電体(図示省略)が装着され、さらにその前方側に、リコイルスタータや冷却用のファン(図示省略)が装着されている。また、上記発電体(図示省略)の上方に上記燃料タンク13が配置され、エンジン本体11の後方側にマフラー(図示省略)が配置されている。
また、防音ケース15内の、上記燃料タンク13の近傍であってリコイルスタータや冷却用のファンの上方に、燃料をエンジン本体11へ供給する燃料ポンプ17が設けられ、燃料ポンプ17の後方(図1では左方)にキャブレタ14が設けられている。そして、燃料タンク13および燃料ポンプ17の下方には、始端が上記燃料タンク13の底部に結合され、終端が上記燃料ポンプ17に結合され、燃料タンク13から燃料ポンプ17へ燃料を送る燃料パイプ18(図2参照)が設けられている。
本実施形態のエンジン発電機10は、防音ケース15すなわち機器全体の小型化を図るべく無駄な空間が生じないように、燃料タンク13の形状や各構成部品の配置を決定している。そのため、燃料パイプ18は、発電体(図示省略)の下方を迂回するように全体としてU字状に形成されており、図1(B)のように、防音ケース15からカバー15Cを外したとしても、開口部15Bからは見えにくくなっている。そこで、燃料タンク13と燃料ポンプ17および燃料パイプ18の関係が分かる概略構成図を図2に示す。
図2に示すように、燃料パイプ18は全体としてほぼU字状に形成され、該U字状の燃料パイプ18の最も低い位置に、燃料を下方へ流出させるための燃料ドレイン装置20が設けられている。また、燃料ポンプ17の先(下流側)には、キャブレタ(気化器)14が設けられているとともに、燃料パイプ18の燃料ポンプ17に近い部位には、開閉用のコック19が設けられている。エンジン発電機10を搬送する際には、この開閉用コック19を閉めておくことにより、燃料ポンプ17が停止した状態で、燃料タンク13内の燃料が燃料パイプ18を介してキャブレタ14へ流れ込むのを防止することができる。
図3には、本実施例における燃料ドレイン装置20の拡大斜視図が示されている。図3に示すように、燃料タンク13より垂下された燃料パイプ18は、ケースの奥部から開口部15B側へ引き出された後、前方(図2の右方)へ接曲されており、その接曲部に燃料ドレイン装置20が設けられている。燃料ドレイン装置20は、燃料の流れる方向を切り換えるドレインコック21と、該ドレインコック21を外部より操作する操作手段22と、ドレインコック21及び操作手段22を防音ケース15の壁面に装着するための取付け部23とを備える。本実施例においては、ドレインコック21は回転式レバーコックであり、レバーの代わりにネジ(以下、コック操作ネジと称する)を操作手段22としている。
なお、燃料ドレイン装置20が設けられる位置は、防音ケース15の側部に着脱可能に取り付けられるカバー15Cで覆われる開口部15Bの下端縁部の内側である。このような位置に燃料ドレイン装置20が配設されることにより、開口部15Bを塞ぐようにカバー15Cを装着した際に、燃料ドレイン装置20特にコック操作ネジ22の先端部分がカバー15Cで覆われることとなる。その結果、取付け部23と操作手段22との間にゴミや雨水等の異物が侵入するのを防止することができる。
コック操作ネジ22は、先端面にマイナスドライバーの先端が係合可能なマイナス溝が形成されているとともに、先端面が取付け部23の表面より突出しないように構成されている。さらに、燃料ドレイン装置20には、排出口を構成するドレインパイプ24が下方へ向かって突出するように形成されている。そして、コック操作ネジ22の先端面の溝にマイナスドライバーの先端を係合させて回すと、コック操作ネジ22が回転して、燃料パイプ18内の燃料を、本来のパイプに沿って流す状態と、ドレインパイプ24から排出させる状態とに切り換わるように構成されている。
上記取付け部23にはネジ穴23aが形成されており、防音ケース15の側壁内面に形成されているネジ挿通穴を介し、固定用ネジ25で螺合させる。これによって、燃料ドレイン装置20が防音ケース15の底壁側面に固定される。具体的には、防音ケース15の底壁側面に、先端にネジ挿入穴を有する位置決め穴(図示省略)が設けられており、この位置決め穴に上記取付け部23に設けられた位置決めピンを係合させ、固定用ネジ25を螺合させることで、位置決めと固定を同時に行うことができる。
さらに、上記防音ケース15の底壁部の側面には、図4に示すように、コック操作ネジ22の操作方法を明示するピクトグラムと説明文字が、樹脂成型による凹凸で表記されている。このような凹凸表記が形成されていることにより、操作方法が理解し易くなる。また、コック操作ネジ22の先端面にマイナスドライバーの先端が係合可能なマイナス溝が形成されかつ先端面が取付け部23の表面より突出しないように構成されていることにより、ユーザが誤ってドレインコック21を操作してしまうのを防止できる。
さらに、本実施形態においては、ドレインパイプ24から流出した燃料が防音ケース15の外部へ確実に排出されるように、防音ケース15の底壁を工夫している。具体的には、図5に示すように、防音ケース15の底壁を波形に形成して、波の頭の部位に、ドレインパイプ24の外形よりも若干大きな開口15aを形成し、該開口15aにドレインパイプ24の先端(下端)を臨ませるようにしている。
このような構造を採用することで、エンジン発電機が斜面に設置され機器全体が傾いていたとしても、ドレインパイプ24から流出した燃料が防音ケース15の内部に漏れて、ケース底部に溜まるのを回避することができる。これとともに、ドレインパイプ24の先端(下端)の位置が底壁の接地面よりも高くなり、ドレインパイプ24の先端から異物が入りにくくすることができる。
また、防音ケース15の底壁の下面には、滑り止めを兼ねたゴムパッド30が貼付されている。これにより、防音ケース15の底壁が直接地面に触れないようにして、ケース内部にゴミや水等の異物を浸入しにくくしている。
なお、上記実施形態では、本発明を、防音ケースを備えた携帯型エンジン発電機に適用した場合について説明したが、本発明は、防音ケースを備えた携帯型エンジン発電機に限定されるものではない。本発明は、例えば、防音ケースを備えていないエンジン発電機や発電機を有しない汎用エンジンにも利用することができる。
10 携帯型エンジン発電機
11 内燃機関(エンジン本体)
13 燃料タンク
14 キャブレタ
15 防音ケース
15A 握手部
15B 防音ケースの開口部
15C 着脱可能なカバー
17 燃料ポンプ
18 燃料パイプ
19 開閉用コック
20 燃料ドレイン装置
21 ドレインコック
22 コック操作ネジ(操作手段)
23 取付け部
24 ドレインパイプ

Claims (7)

  1. 燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関と、燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクから前記内燃機関へ燃料を送る燃料ポンプとを備えた携帯型エンジンであって、
    前記燃料タンクと前記燃料ポンプとの間に、燃料を送るU字状の燃料パイプを備え、該燃料パイプの燃料通路の最も低い部位に、前記燃料パイプ内の燃料を外部へ排出可能な燃料ドレイン装置を備え、
    前記燃料ドレイン装置は、前記燃料パイプの燃料通路の最も低い部位に連通されたドレインパイプと、前記燃料パイプ内の燃料が流れる経路を前記燃料通路と前記ドレインパイプ側とに切換え可能なコックと、該コックを外部から操作可能な操作手段とを備えたことを特徴とする携帯型エンジン。
  2. 記ドレインパイプは下方へ向かって突出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型エンジン。
  3. 前記内燃機関と前記燃料タンクと前記燃料ポンプとを四方から覆う防音ケースを備え、前記防音ケースの底壁の、前記ドレインパイプの下端と対向する部位に開口が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型エンジン。
  4. 前記防音ケースの底壁は断面が波形をなすように形成され、該波形の頭部に前記開口が形成され、前記ドレインパイプの下端が前記開口内に位置するように前記燃料ドレイン装置が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の携帯型エンジン。
  5. 前記防音ケースの側壁には開口部が形成され、該開口部にはカバー部材が着脱可能に装着され、少なくとも前記操作手段は前記カバー部材が装着される前記開口部の縁部の内側に配設されていることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯型エンジン。
  6. 前記燃料ドレイン装置は取付け部を備え、該取付け部は前記防音ケースの前記開口部の縁部の内面側に固定可能であって、前記開口部の縁部の外表面に前記操作手段の操作方法を示すピクトグラムが凹凸表記されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯型エンジン。
  7. 前記操作手段は、先端面にマイナスドライバーの先端が係合可能な溝が形成され、前記操作手段の先端面が前記取付け部の表面よりもケース内側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の携帯型エンジン。
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