JP5913278B2 - 携帯型エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型エンジンに関する。
近年、近隣に電源のない屋外での活動を支援するために携帯型エンジン発電機が提供されている。このような携帯型エンジン発動機においてはエアベント管の端部が外気に直接触れるように露出しているものが知られている
(例えば特許文献1参照)。
特開平8−246955号公報
しかしながら、上述した携帯型エンジン発電機のようにエアベント管が露出していると、アスファルトからの輻射熱、風など大気の影響を受けやすく、塵芥によって目詰まりしてしまうおそれもある。
そこで、本発明の課題は、周囲環境から受ける影響を抑制し、エアベント管の目詰まりを抑制することである。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明に係る携帯型エンジンは、
エンジン本体と、
前記エンジン本体に供給される燃料を気化するキャブレタと、
前記キャブレタのフロート室を外気に連通させるためのエアベント管と、
前記エンジン本体、前記キャブレタ及び前記エアベント管を収納するケース本体と、
前記ケース本体の一側面を覆うサイドカバーと、を備える携帯型エンジンにおいて
前記エアベント管の端部は、前記ケース本体における前記サイドカバーにより覆われた領域に形成されていて、
前記ケース本体と、前記ケース本体に取り付けられた前記サイドカバーとが係合することで、前記領域は、前記ケース本体に収納された少なくとも前記エンジン本体とは隔離されており、
当該携帯型エンジンの使用状態における上下方向に従って上下方向を規定する場合、前記領域における下端部のみに外気と連通する連通口が設けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、ケース本体におけるサイドカバーにより覆われた領域が外気と連通していて、この領域にエアベント管の端部が設けられているので、エアベント管自体が外気との連通状態を維持したままサイドカバーによって覆われる。これにより、周囲環境からのエアベント管に対する影響を抑制することができ、エアベント管の目詰まりを抑制することができる。
また、ケース内の内燃機関とは前記領域が隔離されているので、内燃機関からの熱がエアベント管に直接影響しにくくすることができる。
また、前記領域における下端部に外気と連通する連通口が設けられているので、連通口への風雨の影響を抑制することができ、前記領域内への風雨の侵入を防止することができる。
本発明によれば、周囲環境から受ける影響を抑制することができ、エアベント管の目詰まりを抑制することができる。
本発明を適用して好適なエンジンの一例としての携帯型エンジン発電機の概略を示す説明図である。 本実施形態のケース本体における下部領域近傍の構成を示す斜視図である。 本実施形態のサイドカバーにおける下部領域に対向する部分の構成を示す斜視図である。 本実施形態のサイドカバーをケース本体に取り付けた際の下部領域近傍の位置関係を模式的に示す断面図である。
以下に本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明を適用して好適なエンジンの一例としての携帯型エンジン発電機の概略を示すもので、(A)はサイドカバーを装着した状態、(B)はサイドカバーを外した状態を示す斜視図である。
図1(B)に示すように、本実施形態の携帯型エンジン発電機10は、空冷式ガソリンエンジンのような内燃機関(以下、エンジン本体と称する)11と、該エンジン本体11により回転駆動され発電を行う発電体(図示省略)を有する。また、エンジン発電機10は、エンジン本体11に供給されるガソリンなどの燃料を貯留する燃料タンク13、エンジンに供給される燃料を気化するキャブレタ14(気化器)等を有し、これらを収容し覆う筐状のケース本体15が設けられている。
ケース本体15は、上部に握手部15Aが設けられているとともに、キャブレタ14や点火プラグの点検や修理等のメンテナンスを容易にするための開口部15Bがケースの側部に形成され、該開口部15Bを閉塞可能なサイドカバー15Cが設けられている。なお、このサイドカバー15Cはケース本体15に対して、着脱可能に構成されている。
特に限定されるものではないが、この実施形態のエンジン発電機10においては、ケース本体15内部のほぼ中央に、シリンダヘッドが上部に位置する姿勢でエンジン本体11が配置されている。そして、このエンジン本体11の下部に、クランク軸(図示省略)がほぼ水平な姿勢で図の左右方向に配置されている。なお、以下便宜上、図1の右側方向を前方、図1の左側方向を後方と定義して説明する。
エンジン本体11下部のクランク軸の前方側に発電体(図示省略)が装着され、さらにその前方側に、リコイルスタータや冷却用のファン(図示省略)が装着されている。また、上記発電体(図示省略)の上方に上記燃料タンク13が配置され、エンジン本体11の後方側にマフラー(図示省略)が配置されている。
また、ケース本体15内の、上記燃料タンク13の近傍であってリコイルスタータや冷却用のファンの上方に、燃料をエンジン本体11へ供給する燃料ポンプ17が設けられ、燃料ポンプ17の後方にキャブレタ14が設けられている。そして、燃料タンク13及び燃料ポンプ17の下方には、始端が上記燃料タンク13の底部に結合され、終端が上記燃料ポンプ17に結合され、燃料タンク13から燃料ポンプ17へ燃料を送る燃料パイプ18が設けられている。
また、ケース本体15におけるサイドカバー15Cにより覆われる部分には、その下部領域15Fに、キャブレタ14のフロート室(図示省略)を外気に連通させるためのエアベント管19の端部20が露出して設けられている。
図2はケース本体15における下部領域15F近傍の構成を示す斜視図である。
図2に示すように、下部領域15Fは他の部分から内側へと窪んだ凹形状になっている。この下部領域15Fのサイドカバー15Cに対向する面には、エアベント管19の端部20及びサイドカバー15Cを固定するためのネジ穴21が設けられている。下部領域15Fの上部には、外側に向けて突出した凸部22が開口部15Bの前端から後端まで延在している。
図3はサイドカバー15Cにおける下部領域15Fに対向する部分の構成を示す斜視図である。
図3に示すように、サイドカバー15Cであって、下部領域15Fに対向する部分には、ネジ穴21に連通し、ネジが挿通される貫通孔31が設けられている。また、貫通孔31の上方には、凸部22に係合する溝部32がサイドカバー15Cの前端から後端にかけて形成されている。
図4はサイドカバー15Cをケース本体15に取り付けた際の下部領域15F近傍の位置関係を模式的に示す断面図である。
図4に示すように、サイドカバー15Cをケース本体15に取り付けた際においては、サイドカバー15Cの溝部32内にケース本体15の凸部22が係合しているため、下部領域15Fと、凸部22よりも上方部分とが隔離されることになる。凸部22よりも上方部分においてはエンジン本体11が配置されているため、下部領域15Fとエンジン本体11とが隔離される。
また、サイドカバー15Cをケース本体15に取り付けた状態であると、サイドカバー15Cの下端部と、ケース本体15との間に隙間23が形成されるようになっている。サイドカバー15Cによって覆われた下部領域15Fにおいても隙間23によって外気と連通することになる。つまり、隙間23が本発明に係る連通口である。
以上のように本実施形態によれば、ケース本体15におけるサイドカバー15Cにより覆われた一部の領域(下部領域15F)が外気と連通していて、この領域にエアベント管19の端部20が設けられているので、エアベント管19自体が外気との連通状態を維持したままサイドカバー15Cによって覆われる。これにより、周囲環境からのエアベント管19に対する影響を抑制することができ、エアベント管19の目詰まりを抑制することができる。
また、ケース本体15内のエンジン本体11とは下部領域15Fが隔離されているので、エンジン本体11からの熱がエアベント管19に直接影響しにくくすることができる。
また、下部領域15Fにおける下端部に外気と連通する連通口(隙間23)が設けられているので、連通口への風雨の影響を抑制することができ、下部領域15F内への風雨の侵入を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
10 携帯型エンジン発電機
11 エンジン本体(内燃機関)
13 燃料タンク
14 キャブレタ
15 ケース本体
15A 握手部
15B 開口部
15C サイドカバー
15F 下部領域
17 燃料ポンプ
18 燃料パイプ
19 エアベント管
20 端部
22 凸部
23 隙間(連通口)
32 溝部

Claims (1)

  1. エンジン本体と、
    前記エンジン本体に供給される燃料を気化するキャブレタと、
    前記キャブレタのフロート室を外気に連通させるためのエアベント管と、
    前記エンジン本体、前記キャブレタ及び前記エアベント管を収納するケース本体と、
    前記ケース本体の一側面を覆うサイドカバーと、を備える携帯型エンジンにおいて
    前記エアベント管の端部は、前記ケース本体における前記サイドカバーにより覆われた領域に形成されていて、
    前記ケース本体と、前記ケース本体に取り付けられた前記サイドカバーとが係合することで、前記領域は、前記ケース本体に収納された少なくとも前記エンジン本体とは隔離されており、
    当該携帯型エンジンの使用状態における上下方向に従って上下方向を規定する場合、前記領域における下端部のみに外気と連通する連通口が設けられていることを特徴とする携帯型エンジン。
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