JP2008274777A - 発電装置におけるキャニスタ配設構造 - Google Patents

発電装置におけるキャニスタ配設構造 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料タンク内からの蒸発燃料を吸着して、大気への拡散を防止する吸着剤を備えた発電装置において、吸着剤のパージ特性を向上させ、この吸着剤の寿命を向上させるようにする。
【解決手段】発電装置1は、発電機8を駆動するエンジン9と、エンジン9の排気15用マフラー46をこのマフラー46の外方側から覆うマフラーカバー48と、エンジン9に供給される燃料を貯留する燃料タンク50と、燃料タンク50内から生じる蒸発燃料51用の吸着剤52を収容するキャニスタ53とを備える。キャニスタ53内を大気側と連通させる連通孔54を形成すると共に、このキャニスタ53をエンジン9の吸気系部材14に連通させる。キャニスタ53の連通孔54を、マフラー46の近傍に、かつ、マフラーカバー48におけるマフラー46側の内面近傍に開口させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電装置におけるキャニスタ配設構造に関し、より詳しくは、エンジン用の燃料タンク内から生じる蒸発燃料を吸着する吸着剤を収容したキャニスタの配設構造に関するものである。
上記蒸発燃料の吸着剤を収容するキャニスタを備えた装置として、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記装置はエンジンと、このエンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタとを備えている。また、このキャニスタ内を大気側と連通させる連通孔が形成されると共に、このキャニスタは上記エンジンの吸気系部材に連通させられている。
そして、上記エンジンは燃料タンクからの燃料供給により駆動して、所定の駆動力を出力する。この場合、上記したように、吸着剤とこれを収容したキャニスタとは、一般に、次のように働く。即ち、上記燃料タンクでは蒸発燃料がほぼ常時発生している。そして、上記エンジンの停止時やアイドリングなど低速駆動時には、上記蒸発燃料はそのほとんどが上記吸着剤に吸着されて、大気への拡散が防止される。
一方、エンジンの中速、高速駆動時には、上記エンジンの吸気系部材内の負圧が大きくなる。このため、この負圧により上記キャニスタの連通孔を通しこのキャニスタ内に大気側から空気が吸入される。すると、上記燃料タンクで生じて上記キャニスタに向かって流動してきた蒸発燃料は、上記のように連通孔を通しキャニスタ内に吸入された空気と共に上記吸気系部材内に吸入され、ここからエンジンに供給されて燃焼に供される。また、前記のように吸着剤に吸着されていた蒸発燃料は、上記連通孔を通しキャニスタ内に吸入された空気により、上記吸着剤から離脱(パージ)させられ、上記と同様にして、エンジンにて燃焼に供される。
特開平07−34985号公報
ところで、上記蒸発燃料を吸着剤に吸着させたまま長期間放置した場合や、この吸着剤を長期間に渡り使用したことにより、この吸着剤に対する蒸発燃料の吸着、離脱を幾度となく繰り返した場合には、上記吸着剤からの蒸発燃料の離脱率(パージ特性)が低下して、吸着剤の性能が低下するという寿命上の問題点が生じてくる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、燃焼タンク内からの蒸発燃料を吸着して、大気への拡散を防止する吸着剤を備えた発電装置において、上記吸着剤のパージ特性を向上させ、この吸着剤の寿命を向上させるようにすることである。
請求項1の発明は、発電機8を駆動するエンジン9と、このエンジン9の排気15用マフラー46をこのマフラー46の外方側から覆うマフラーカバー48と、上記エンジン9に供給される燃料12を貯留する燃料タンク50と、この燃料タンク50内から生じる蒸発燃料51用の吸着剤52を収容するキャニスタ53とを備え、このキャニスタ53内を大気側と連通させる連通孔54を形成すると共に、このキャニスタ53を上記エンジン9の吸気系部材14に連通させた発電装置において、
上記キャニスタ53の連通孔54を、上記マフラー46の近傍に、かつ、上記マフラーカバー48における上記マフラー46側の内面近傍に開口させたことを特徴とする発電装置におけるキャニスタ配設構造である。
請求項2の発明は、上記キャニスタ53を上記エンジン9の上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の発電装置におけるキャニスタ配設構造である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、発電機を駆動するエンジンと、このエンジンの排気用マフラーをこのマフラーの外方側から覆うマフラーカバーと、上記エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタとを備え、このキャニスタ内を大気側と連通させる連通孔を形成すると共に、このキャニスタを上記エンジンの吸気系部材に連通させた発電装置において、
上記キャニスタの連通孔を、上記マフラーの近傍に、かつ、上記マフラーカバーにおける上記マフラー側の内面近傍に開口させている。
ここで、上記エンジンの排気を通過させることによって加熱された上記マフラーからの輻射熱や、この輻射熱が上記マフラーカバーの内面に反射した熱により、上記キャニスタの連通孔の周りの空気は加熱されて高温となる。
このため、上記エンジンの停止やアイドリングなど低速駆動時に、上記キャニスタ内の吸着剤に蒸発燃料が吸着された状態から、上記エンジンが中、高速駆動した場合には、この駆動によって大きくなる上記吸気系部材内の負圧により、上記キャニスタの連通孔を通しこのキャニスタ内に上記した高温の空気が吸入される。すると、この空気により、上記キャニスタ内の吸着剤が効果的に加熱されて、この吸着剤に上記のように吸着されていた蒸発燃料は上記吸着剤から効果的に離脱(パージ)させられる。そして、上記蒸発燃料は上記吸気系部材内に吸入され、ここからエンジンに供給されて燃焼に供される。
よって、上記高温の空気により吸着剤からの蒸発燃料の離脱率が向上し、つまり、パージ特性が向上することから、その分、吸着率も向上し、この結果、吸着剤の寿命の向上が達成される。
また、上記のように吸着剤のパージ特性が向上する分、この吸着剤を少なくしてキャニスタを小型にできる。そして、このキャニスタの小型化は、小型化が強く要求されて余剰空間が狭い発電装置にとって極めて有益である。
請求項2の発明は、上記キャニスタを上記エンジンの上方に配置している。
このため、上記エンジンの輻射熱や、このエンジンで加熱されたこのエンジン周りの上昇熱気流により上記キャニスタ内の吸着剤が加熱されて、この吸着剤に吸着されていた蒸発燃料の離脱が助長される。よって、上記パージ特性がより向上し、吸着剤の寿命の向上がより確実に達成される。
本発明の発電装置におけるキャニスタ配設構造に関し、燃焼タンク内からの蒸発燃料を吸着して、大気への拡散を防止する吸着剤を備えた発電装置において、上記吸着剤のパージ特性を向上させ、この吸着剤の寿命を向上させるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、発電装置は、発電機を駆動するエンジンと、上記エンジンの排気用マフラーをこのマフラーの外方側から覆うマフラーカバーと、上記エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタとを備える。このキャニスタ内を大気側と連通させる連通孔が形成されると共に、このキャニスタが上記エンジンの吸気系部材に連通させられる。上記キャニスタの連通孔を、上記マフラーの近傍に、かつ、上記マフラーカバーにおける上記マフラー側の内面近傍に開口させる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、持ち運び可能な発電装置である。また、説明の便宜上、矢印Frを前方として以下説明する。
上記発電装置1は地面や床面など作業面上に設置可能とされる機枠2を備えている。この機枠2は、その下端部を構成する機台3と、この機台3の前、後端に支持されてそれぞれ上方に突出する前後一対のハンドル4と、上記機枠2の左右各側端部を構成し、上記前、後ハンドル4に架設される左右一対の連結バー5とを備えている。
上記機台3には、交流発電機8を駆動する4サイクルのエンジン9が支持されている。このエンジン9は、動力を出力するエンジン本体10と、このエンジン本体10に空気11と燃料12とによる混合気13を供給する吸気系部材14と、上記混合気13がエンジン本体10で燃焼させられた後の燃焼ガスを排気15として外部に排出する排気系部材16とを備えている。
上記エンジン本体10は、クランク軸19を支持するクランクケース20と、このクランクケース20に突設されるシリンダ21と、このシリンダ21に軸方向に摺動可能に嵌入されるピストン22と、上記クランク軸19とピストン22とを互いに連動連結させる連接棒23と、上記シリンダ21の突出端部に形成された吸、排気通路24,25を開閉可能とする吸、排気弁26,27と、上記シリンダ21の突出端部に形成された動弁室28に収容された上記吸、排気弁26,27を、適宜、開閉弁動作させる不図示の動弁機構とを備えている。また、上記シリンダ21内の燃焼室30に放電部が臨む点火プラグ31が設けられている。
上記吸気系部材14は、上記吸気通路24に連通するよう連接される気化器35、吸気管36、およびエアクリーナ37を備え、これら35〜37の内部は上記吸気通路24に連通する他の吸気通路38とされている。上記気化器35は、上記他の吸気通路38の開度を可変とするスロットル弁40と、このスロットル弁40を駆動するステップモータであるアクチュエータ41と、上記スロットル弁40よりも上流側で、上記他の吸気通路38の開度を可変とするチョーク弁42と、このチョーク弁42を駆動するステップモータであるアクチュエータ43とを備えている。
上記排気系部材16は、上記排気通路25に連通するよう連接される排気管45およびマフラー46を備え、これら45,46の内部は上記排気通路25に連通する他の排気通路47とされている。上記マフラー46をこのマフラー46の外側方近傍から全体的に覆うマフラーカバー48が設けられている。このマフラーカバー48は、上記マフラー46の側壁に複数(4つ)の締結具49により固着されている。
上記マフラーカバー48にはその内外を連通させる複数の連通孔48aが形成されている。これら連通孔48aを通し、上記マフラー46の周りで加熱された空気が発電装置1の外側方に排出される一方、この排出に誘引されることにより、温度の低い空気が上記マフラー46の周りに供給され、このマフラー46が空冷される。
上記気化器35を通して上記エンジン9に供給される燃料12を貯留する燃料タンク50が上記エンジン9の上方近傍に設けられている。上記燃料タンク50内の燃料12から生じる蒸発燃料51を吸着する吸着剤52と、この吸着剤52を収容するキャニスタ53とが設けられている。上記吸着剤52は活性炭とされる。上記キャニスタ53は、断面矩形の直方体箱形状とされ、前後方向に長く延びる姿勢で、上記発電装置1の外側端部に配置されている。
上記キャニスタ53の長手方向の一端部に、このキャニスタ53内を大気側と連通させる連通孔54が形成されている。上記燃料タンク50内の上端部を上記キャニスタ53の長手方向の他端部内に連通させる連通路57が設けられている。また、上記キャニスタ53の上記他端部内を上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に連通させる他の連通路58が設けられている。また、上記動弁室28を上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に連通させるブローバイガス通路59が設けられている。上記各通路57〜59はそれぞれ可撓性のゴムチューブにより形成されている。
上記キャニスタ53は、上記エンジン9のエンジン本体10の上方近傍に配置されている。上記燃料タンク50の外側部下面には、外側方かつ下方に向かって開く凹所61が形成され、この凹所61に上記キャニスタ53が収容されて、締結具62により前記機枠2の連結バー5に支持されている。
上記キャニスタ53の連通孔54は、上記マフラー46の後上端部の後方近傍に、かつ、上記マフラーカバー48における上記マフラー46側の内面近傍において、下方に向かって開口させられている。
上記エンジン9を始動可能とするスタータモータ65、上記点火プラグ31を適宜放電させる点火装置66、上記エンジン9のエンジン本体10の温度を検出する温度センサー67、上記エンジン9のエンジン本体10のクランク軸19の回転数を検出する回転数センサー68が設けられている。
また、上記温度センサー67と回転数センサー68との各検出信号を入力して、上記各アクチュエータ41,43や点火装置66を電子的に制御する制御装置69と、上記発電機8による発電電力の一部を上記制御装置69を通し入力して充電する一方、上記制御装置69を介し上記各アクチュエータ41,43や点火装置66等に電力を供給するバッテリ70と、このバッテリ70からスタータモータ65や制御装置69等への電力供給を断接するメインスイッチ71と、上記バッテリ70から上記メインスイッチ71を通し上記スタータモータ65への電力供給を断接するスタータスイッチ72とが設けられている。また、上記制御装置69には、上記発電機8による発電電力の他部を外部の負荷73に対し出力する出力部74が設けられている。
上記制御装置69の制御によりエンジン9が駆動すると、外部の空気11が上記吸気系部材14を通してエンジン9内に向かうよう吸入される。また、上記気化器35により燃料12が上記吸入空気11に供給されて混合気13が生成され、上記エンジン9にて燃焼に供される。一方、上記エンジン9の燃焼で生じた燃焼ガスは排気15として上記排気系部材16を通り外部に排出される。このようにして、このエンジン9の駆動が続行され、このエンジン9により上記発電機8が駆動させられて、この発電機8が発電電力を出力する。そして、この電力は、上記制御装置69の出力部74を通して負荷73に対し出力可能とされる。
上記の場合、吸着剤52とキャニスタ53とは次のように働く。即ち、上記燃料タンク50では蒸発燃料51がほぼ常時発生している。そして、上記エンジン9の停止時やアイドリングなど低速駆動時には、上記蒸発燃料51はそのほとんどが上記連通路57を通し上記吸着剤52に吸着されて、大気への拡散が防止される。
一方、上記エンジン9の中、高速時には、上記吸気系部材14内の負圧が大きくなる。このため、この負圧により上記キャニスタ53の連通孔54を通しこのキャニスタ53内に大気側から空気76が吸入される。すると、上記燃料タンク50で生じ上記連通路57を通して上記キャニスタ53に向かって流動してきた蒸発燃料51は、上記のように連通孔54を通しキャニスタ53内に吸入された空気76と共に上記他の連通路58を通し上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に吸入され、ここからエンジン9に供給されて燃焼に供される。また、前記のように吸着剤52に吸着されていた蒸発燃料51は上記連通孔54を通しキャニスタ53内に吸入された空気76により、上記吸着剤52から離脱(パージ)させられ、上記と同様にして、エンジン9にて燃焼に供される。
また、上記エンジン9の駆動中において、動弁室28に生じるブローバイガス77は、上記ブローバイガス通路59を通して上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に吸入され、ここからエンジン9に供給されて燃焼に供される。また、上記キャニスタ53内に生じた水78は上記連通孔54を通り外部に排出される。
上記構成によれば、キャニスタ53の連通孔54を、上記マフラー46の近傍に、かつ、上記マフラーカバー48における上記マフラー46側の内面近傍に開口させている。
ここで、上記エンジン9の排気15を通過させることによって加熱された上記マフラー46からの輻射熱や、この輻射熱が上記マフラーカバー48の内面に反射した熱により、上記キャニスタ53の連通孔54の周りの空気76は加熱されて高温となる。
このため、上記エンジン9の停止やアイドリングなど低速駆動時に、上記キャニスタ53内の吸着剤52に蒸発燃料51が吸着された状態から、上記エンジン9が中、高速駆動した場合には、この駆動によって大きくなる上記吸気系部材14内の負圧により、上記キャニスタ53の連通孔54を通しこのキャニスタ53内に上記した高温の空気76が吸入される。すると、この空気76により、上記キャニスタ53内の吸着剤52が効果的に加熱されて、この吸着剤52に上記のように吸着されていた蒸発燃料51は上記吸着剤52から効果的に離脱(パージ)させられる。そして、上記蒸発燃料51は上記吸気系部材14内に吸入され、ここからエンジン9に供給されて燃焼に供される。
よって、上記高温の空気76により吸着剤52からの蒸発燃料51の離脱率が向上し、つまり、パージ特性が向上することから、その分、吸着率も向上し、この結果、吸着剤52の寿命の向上が達成される。
また、上記のように吸着剤52のパージ特性が向上する分、この吸着剤52を少なくしてキャニスタ53を小型にできる。そして、このキャニスタ53の小型化は、小型化が強く要求されて余剰空間が狭い発電装置1にとって極めて有益である。
また、前記したように、キャニスタ53を上記エンジン9のエンジン本体10の上方に配置している。
このため、上記エンジン本体10の輻射熱や、このエンジン本体10で加熱されたこのエンジン本体10周りの上昇熱気流により上記キャニスタ53内の吸着剤52が加熱されて、この吸着剤52に吸着されていた蒸発燃料51の離脱が助長される。よって、上記パージ特性がより向上し、吸着剤52の寿命の向上がより確実に達成される。
なお、以上は図示の例によるが、上記キャニスタ53の連通孔54は、上記マフラー46とマフラーカバー48との間の空間に開口させてもよい。
発電装置の側面図である。 発電装置の全体線図である。 発電装置の背面図である。
符号の説明
1 発電装置
2 機枠
8 発電機
9 エンジン
10 エンジン本体
11 空気
12 燃料
13 混合気
14 吸気系部材
15 排気
16 排気系部材
45 排気管
46 マフラー
47 排気通路
48 マフラーカバー
48a 連通孔
49 締結具
50 燃料タンク
51 蒸発燃料
52 吸着剤
53 キャニスタ
54 連通孔
57 連通路
58 連通路
59 ブローバイガス通路
61 凹所
62 締結具
76 空気
77 ブローバイガス
78 水

Claims (2)

  1. 発電機を駆動するエンジンと、このエンジンの排気用マフラーをこのマフラーの外方側から覆うマフラーカバーと、上記エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタとを備え、このキャニスタ内を大気側と連通させる連通孔を形成すると共に、このキャニスタを上記エンジンの吸気系部材に連通させた発電装置において、
    上記キャニスタの連通孔を、上記マフラーの近傍に、かつ、上記マフラーカバーにおける上記マフラー側の内面近傍に開口させたことを特徴とする発電装置におけるキャニスタ配設構造。
  2. 上記キャニスタを上記エンジンの上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の発電装置におけるキャニスタ配設構造。
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