JP2008274775A - 発電装置におけるキャニスタ取付構造 - Google Patents

発電装置におけるキャニスタ取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン用の燃料を貯留する燃料タンクから生じる蒸発燃料と、エンジンから生じるブローバイガスとを共にエンジンの吸気系部材に導入させるようにした発電装置において、この発電装置の構成を簡単にできるようにすると共に、その形成作業が容易にできるようにする。
【解決手段】発電装置1は、発電機8を駆動するエンジン9と、燃料タンク50内から生じる蒸発燃料51用の吸着剤52を収容するキャニスタ53と、吸着剤52から離脱した蒸発燃料51をエンジン9の吸気系部材14に導入する蒸発燃料導入パイプ58と、エンジン9で生じるブローバイガス77を吸気系部材14に導入するブローバイガス導入パイプ59とを備える。蒸発燃料導入パイプ58の一端部58aをキャニスタ53に連結し、蒸発燃料導入パイプ58の他端部58bをブローバイガス導入パイプ59の中途部に連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電装置におけるキャニスタ取付構造に関し、より詳しくは、エンジン用の燃料タンク内から生じる蒸発燃料を吸着する吸着剤を収容したキャニスタ取付構造に関するものである。
上記蒸発燃料の吸着剤を収容するキャニスタを備えた装置として、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記装置はエンジンと、このエンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタと、上記吸着剤から離脱した蒸発燃料を上記エンジンの吸気系部材に導入する蒸発燃料導入パイプとを備えている。また、このキャニスタ内を大気側と連通させる連通孔が形成されている。
そして、上記エンジンは燃料タンクからの燃料供給により駆動して、所定の駆動力を出力する。この場合、上記したように、吸着剤とこれを収容したキャニスタとは、一般に、次のように働く。即ち、上記燃料タンクでは蒸発燃料がほぼ常時発生している。そして、上記エンジンの停止時やアイドリングなど低速駆動時には、上記蒸発燃料はそのほとんどが上記吸着剤に吸着されて、大気への拡散が防止される。
一方、エンジンの中速、高速駆動時には、上記エンジンの吸気系部材内の負圧が大きくなる。このため、この負圧により上記キャニスタの連通孔を通しこのキャニスタ内に大気側から空気が吸入される。すると、上記燃料タンクで生じて上記キャニスタに向かって流動してきた蒸発燃料は、上記のように連通孔を通しキャニスタ内に吸入された空気と共に上記蒸発燃料導入パイプを通って吸気系部材内に導入され、ここからエンジンに供給されて燃焼に供される。また、前記のように吸着剤に吸着されていた蒸発燃料は、上記連通孔を通しキャニスタ内に吸入された空気により、上記吸着剤から離脱(パージ)させられ、上記と同様にして、エンジンにて燃焼に供される。
また、エンジンが駆動するときには、通常、燃焼室から動弁室などにガスが漏出する。このガスはブローバイガスといわれるもので燃料の未燃分を含んでいる。このため、従来、このブローバイガスを上記吸気系部材に導入可能とさせるブローバイガス導入パイプを設けたものがある。これによれば、上記ブローバイガスは上記ブローバイガス導入パイプを通して吸気系部材に導入された後、エンジンで燃焼させられ、大気への上記ブローバイガスの放出が防止される。
特開平07−34985号公報
ところで、上記した従来の技術を発電装置に適用したとすると、前記燃料タンクから生じる蒸発燃料を吸気系部材に導入する蒸発燃料導入パイプと、エンジンで生じたブローバイガスを同上吸気系部材に導入するブローバイガス導入パイプとを上記吸気系部材に連結させるための連結部が個別に設けられることとなる。このため、エンジンの構成が複雑となり、また、この発電装置の形成作業も煩雑になるおそれがある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、エンジン用の燃料を貯留する燃料タンクから生じる蒸発燃料と、上記エンジンから生じるブローバイガスとを共にエンジンの吸気系部材に導入するようにした発電装置において、この発電装置の構成を簡単にできるようにすると共に、その形成作業が容易にできるようにすることである。
請求項1の発明は、発電機8を駆動するエンジン9と、このエンジン9に供給される燃料12を貯留する燃料タンク50と、この燃料タンク50内から生じる蒸発燃料51用の吸着剤52を収容するキャニスタ53と、上記吸着剤52から離脱した蒸発燃料51を上記エンジン9の吸気系部材14に導入する蒸発燃料導入パイプ58と、上記エンジン9で生じるブローバイガス77を上記吸気系部材14に導入するブローバイガス導入パイプ59とを備えた発電装置において、
上記蒸発燃料導入パイプ58の一端部58aを上記キャニスタ53に連結し、上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部58bを上記ブローバイガス導入パイプ59の中途部に連結したことを特徴とする発電装置におけるキャニスタ取付構造である。
請求項2の発明は、上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部を上記ブローバイガス導入パイプ59の中途部における上部に連結したことを特徴とする請求項1に記載の発電装置におけるキャニスタ取付構造である。
請求項3の発明は、上記エンジン9を支持して作業面G上に載置可能とされる機台3を設け、この機台3がほぼ水平に延びるブラケット3dを備え、このブラケット3dの上方域に上記キャニスタ53を配置して上記機台3に取り付けたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の発電装置におけるキャニスタ取付構造である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、発電機を駆動するエンジンと、このエンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタと、上記吸着剤から離脱した蒸発燃料を上記エンジンの吸気系部材に導入する蒸発燃料導入パイプと、上記エンジンで生じるブローバイガスを上記吸気系部材に導入するブローバイガス導入パイプとを備えた発電装置において、
上記蒸発燃料導入パイプの一端部を上記キャニスタに連結し、上記蒸発燃料導入パイプの他端部を上記ブローバイガス導入パイプの中途部に連結している。
このため、上記蒸発燃料は上記蒸発燃料導入パイプと上記ブローバイガス導入パイプの下流側部分とを通して上記吸気系部材に吸入される一方、上記ブローバイガスは上記ブローバイガス導入パイプを通して上記吸気系部材に吸入され、それぞれエンジンの燃焼に供される。
そして、上記構成によれば、発電装置における蒸発燃料導入パイプと上記ブローバイガス導入パイプとの各端部を共に上記エンジンの吸気系部材に連結させることに比べ、この吸気系部材における導入パイプの連結部が少なくて足りる。よって、その分、上記発電装置の構成を簡単にでき、かつ、これに伴い、その形成作業が容易にできるという効果が生じる。
しかも、上記効果は、蒸発燃料導入パイプの一端部をブローバイガス導入パイプの中途部に連結すること、つまり、パイプ同士の連結により達成されるのであり、これは簡単な作業である。よって、エンジンの形成作業がより確実に容易にでき、また、上記キャニスタを後付けで設ける場合、吸気系部材に導入パイプの連結部を新たに設けないで足りる分、上記したキャニスタの後付けが容易にできる。
請求項2の発明は、上記蒸発燃料導入パイプの他端部を上記ブローバイガス導入パイプの中途部における上部に連結している。
このため、上記ブローバイガス導入パイプ内においてブローバイガスの液化により生じる油分や水分が、上記ブローバイガス導入パイプの中途部から上記蒸発燃料導入パイプの他端部内に入り込む、ということは防止される。よって、上記油分等がこの蒸発燃料導入パイプを通りキャニスタ内に浸入する、ということが防止され、このキャニスタ内の吸着剤の性能が良好に保たれる。
請求項3の発明は、上記エンジンを支持して作業面上に載置可能とされる機台を設け、この機台がほぼ水平に延びるブラケットを備え、このブラケットの上方域に上記キャニスタを配置して上記機台に取り付けている。
このため、上記キャニスタは、通常、薄板構造であって、外力により破損し易いものではあるが、エンジンの持ち運び時などに、これを落下させるなどして、上記作業面側の突起部などから上記キャニスタに外力が付加されようとしても、この外力の付加は上記ブラケットによって防止される。よって、上記キャニスタを、他の構成部品とのコンパクトな配置の都合上、上記発電装置の下端部に配置したとしても、上記キャニスタが外力によって破損する、ということは防止される。
本発明の発電装置におけるキャニスタ取付構造に関し、エンジン用の燃料を貯留する燃料タンクから生じる蒸発燃料と、上記エンジンから生じるブローバイガスとを共にエンジンの吸気系部材に導入するようにした発電装置において、この発電装置の構成を簡単にできるようにすると共に、その形成作業が容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、発電装置は、発電機を駆動するエンジンと、このエンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタと、上記吸着剤から離脱した蒸発燃料を上記エンジンの吸気系部材に導入する蒸発燃料導入パイプと、上記エンジンで生じるブローバイガスを上記吸気系部材に導入するブローバイガス導入パイプとを備える。上記蒸発燃料導入パイプの一端部を上記キャニスタに連結し、上記蒸発燃料導入パイプの他端部を上記ブローバイガス導入パイプの中途部に連結する。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、持ち運び可能な発電装置である。また、説明の便宜上、矢印Frを前方として、下記する左右とは上記前方に向かっての方向をいうものとする。
上記発電装置1は地面や床面など作業面G上に設置可能とされる機枠2を備えている。この機枠2は、その下端部を構成する機台3と、この機台3の前、後端に支持されてそれぞれ上方に突出する前後一対のハンドル4と、上記機枠2の左右各側端部を構成し、上記前、後ハンドル4に架設される左右一対の連結バー5とを備えている。
また、上記機台3は、それぞれ前後方向に延びる左右一対の側部メンバ3aと、これら各側部メンバ3aに架設されてこれらを互いに結合する前後一対のクロスメンバ3bと、前後方向かつほぼ水平に延びて、上記各クロスメンバ3bの上面に締結具3cにより取り付けられる板金製の板状ブラケット3dとを備えている。このブラケット3dは、上記発電装置1の外側下端部に配置されている。
上記機台3には、交流発電機8を駆動する4サイクルのエンジン9が支持されている。このエンジン9は、動力を出力するエンジン本体10と、このエンジン本体10に空気11と燃料12とによる混合気13を供給する吸気系部材14と、上記混合気13がエンジン本体10で燃焼させられた後の燃焼ガスを排気15として外部に排出する排気系部材16とを備えている。
上記エンジン本体10は、クランク軸19を支持するクランクケース20と、このクランクケース20に突設されるシリンダ21と、このシリンダ21に軸方向に摺動可能に嵌入されるピストン22と、上記クランク軸19とピストン22とを互いに連動連結させる連接棒23と、上記シリンダ21の突出端部に形成された吸、排気通路24,25を開閉可能とする吸、排気弁26,27と、上記シリンダ21の突出端部に形成された動弁室28に収容された上記吸、排気弁26,27を、適宜、開閉弁動作させる不図示の動弁機構とを備えている。また、上記シリンダ21内の燃焼室30に放電部が臨む点火プラグ31が設けられている。
上記吸気系部材14は、上記吸気通路24に連通するよう連接される気化器35、吸気管36、およびエアクリーナ37を備え、これら35〜37の内部は上記吸気通路24に連通する他の吸気通路38とされている。上記気化器35は、上記他の吸気通路38の開度を可変とするスロットル弁40と、このスロットル弁40を駆動するステップモータであるアクチュエータ41と、上記スロットル弁40よりも上流側で、上記他の吸気通路38の開度を可変とするチョーク弁42と、このチョーク弁42を駆動するステップモータであるアクチュエータ43とを備えている。
上記排気系部材16は、上記排気通路25に連通するよう連接される排気管45およびマフラー46を備え、これら45,46の内部は上記排気通路25に連通する他の排気通路47とされている。上記マフラー46をこのマフラー46の外側方近傍から全体的に覆うマフラーカバー48が設けられている。このマフラーカバー48は、上記マフラー46の側壁に複数(4つ)の締結具49により固着されている。
上記マフラーカバー48にはその内外を連通させる複数の連通孔48aが形成されている。これら連通孔48aを通し、上記マフラー46の周りで加熱された空気が発電装置1の外側方に排出される一方、この排出に誘引されることにより、温度の低い空気が上記マフラー46の周りに供給され、このマフラー46が空冷される。
上記気化器35を通して上記エンジン9に供給される燃料12を貯留する燃料タンク50が上記エンジン9の上方近傍に設けられている。上記燃料タンク50内の燃料12から生じる蒸発燃料51を吸着する吸着剤52と、この吸着剤52を収容するキャニスタ53とが設けられている。上記吸着剤52は活性炭とされる。上記キャニスタ53は樹脂製であって、断面矩形の直方体箱形状とされ、前後方向に長く延びる姿勢で、上記発電装置1の外側下端部に配置されている。また、上記キャニスタ53は、上記機台3のブラケット3dの上方域に配置され、このブラケット3dに締結具55により取り付けられている。この場合、上記キャニスタ53のほぼ全体がその下方から上記ブラケット3dにより覆われている。
上記キャニスタ53の長手方向の一端部に、このキャニスタ53内を大気側と連通させる連通孔54が形成されている。上記燃料タンク50内の上端部を上記キャニスタ53の長手方向の他端部内に連通させる蒸発燃料導入パイプ57が設けられている。また、上記キャニスタ53の上記他端部内を上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に連通させる他の蒸発燃料導入パイプ58が設けられている。また、上記動弁室28を上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に連通させるブローバイガス導入パイプ59が設けられている。上記各導入パイプ57〜59はそれぞれ可撓性のゴムチューブにより形成されている。
より具体的には、上記他の蒸発燃料導入パイプ58一端部58aは上記キャニスタ53の長手方向の他端部に連結され、上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部58bはブローバイガス導入パイプ59の中途部に連結されている。この場合、このブローバイガス導入パイプ59の中途部は分断され、この両分断部と上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部58bとがT型の管継手60により互いに連結されている。
上記エンジン9を始動可能とするスタータモータ65、上記点火プラグ31を適宜放電させる点火装置66、上記エンジン9のエンジン本体10の温度を検出する温度センサー67、上記エンジン9のエンジン本体10のクランク軸19の回転数を検出する回転数センサー68が設けられている。
また、上記温度センサー67と回転数センサー68との各検出信号を入力して、上記各アクチュエータ41,43や点火装置66を電子的に制御する制御装置69と、上記発電機8による発電電力の一部を上記制御装置69を通し入力して充電する一方、上記制御装置69を介し上記各アクチュエータ41,43や点火装置66等に電力を供給するバッテリ70と、このバッテリ70からスタータモータ65や制御装置69等への電力供給を断接するメインスイッチ71と、上記バッテリ70から上記メインスイッチ71を通し上記スタータモータ65への電力供給を断接するスタータスイッチ72とが設けられている。また、上記制御装置69には、上記発電機8による発電電力の他部を外部の負荷73に対し出力する出力部74が設けられている。
上記制御装置69の制御によりエンジン9が駆動すると、外部の空気11が上記吸気系部材14を通してエンジン9内に向かうよう吸入される。また、上記気化器35により燃料12が上記吸入空気11に供給されて混合気13が生成され、上記エンジン9にて燃焼に供される。一方、上記エンジン9の燃焼で生じた燃焼ガスは排気15として上記排気系部材16を通り外部に排出される。このようにして、このエンジン9の駆動が続行され、このエンジン9により上記発電機8が駆動させられて、この発電機8が発電電力を出力する。そして、この電力は、上記制御装置69の出力部74を通して負荷73に対し出力可能とされる。
上記の場合、吸着剤52とキャニスタ53とは次のように働く。即ち、上記燃料タンク50では蒸発燃料51がほぼ常時発生している。そして、上記エンジン9の停止時やアイドリングなど低速駆動時には、上記蒸発燃料51はそのほとんどが上記蒸発燃料導入パイプ57を通し上記キャニスタ53に導入され、上記吸着剤52に吸着されて、大気への拡散が防止される。
一方、上記エンジン9の中、高速時には、上記吸気系部材14内の負圧が大きくなる。このため、この負圧により上記キャニスタ53の連通孔54を通しこのキャニスタ53内に大気側から空気76が吸入される。すると、上記燃料タンク50で生じ上記蒸発燃料導入パイプ57を通して上記キャニスタ53に向かって流動してきた蒸発燃料51は、上記のように連通孔54を通しキャニスタ53内に吸入された空気76と共に上記他の蒸発燃料導入パイプ58と上記ブローバイガス導入パイプ59の下流側部分とを通して上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に吸入され、ここからエンジン9に供給されて燃焼に供される。また、前記のように吸着剤52に吸着されていた蒸発燃料51は、上記連通孔54を通しキャニスタ53内に吸入された空気76により、上記吸着剤52から離脱(パージ)させられ、上記と同様にして、エンジン9にて燃焼に供される。
また、上記エンジン9の駆動中において、上記動弁室28に生じたブローバイガス77は、上記ブローバイガス導入パイプ59を通して上記吸気系部材14のエアクリーナ37内に導入され、ここからエンジン9に供給されて燃焼に供される。また、上記キャニスタ53内に生じた水78は上記連通孔54を通り外部に排出される。
上記構成によれば、蒸発燃料導入パイプ58の一端部58aを上記キャニスタ53に連結し、上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部58bを上記ブローバイガス導入パイプ59の中途部に連結している。
このため、上記蒸発燃料51は上記他の蒸発燃料導入パイプ58と上記ブローバイガス導入パイプ59の下流側部分とを通して上記吸気系部材14に吸入される一方、上記ブローバイガス77は上記ブローバイガス導入パイプ59を通して上記
吸気系部材14に吸入され、それぞれエンジン9の燃焼に供される。
そして、上記構成によれば、発電装置1における蒸発燃料導入パイプ58と上記ブローバイガス導入パイプ59との各端部を共に上記エンジン9の吸気系部材14に連結させることに比べ、この吸気系部材14における導入パイプの連結部が少なくて足りる。よって、その分、上記発電装置1の構成を簡単にでき、かつ、これに伴い、その形成作業が容易にできるという効果が生じる。
しかも、上記効果は、蒸発燃料導入パイプ58の一端部58aをブローバイガス導入パイプ59の中途部に連結すること、つまり、パイプ同士の連結により達成されるのであり、これは簡単な作業である。よって、エンジン1の形成作業がより確実に容易にでき、また、上記キャニスタ53を後付けで設ける場合、吸気系部材14に導入パイプの連結部を新たに設けないで足りる分、上記したキャニスタ53の後付けが容易にできる。
また、前記したように、蒸発燃料導入パイプ58の他端部を上記ブローバイガス導入パイプ59の中途部における上部に連結している。
このため、上記ブローバイガス導入パイプ59内においてブローバイガス77の液化により生じる油分や水分が、上記ブローバイガス導入パイプ59の中途部から上記蒸発燃料導入パイプ58の他端部58b内に入り込む、ということは防止される。よって、上記油分等がこの蒸発燃料導入パイプ58を通りキャニスタ53内に浸入する、ということが防止され、このキャニスタ53内の吸着剤52の性能が良好に保たれる。
また、前記したように、エンジン9を支持して作業面G上に載置可能とされる機台3を設け、この機台3がほぼ水平に延びるブラケット3dを備え、このブラケット3dの上方域に上記キャニスタ53を配置して上記機台3に取り付けている。
このため、上記キャニスタ53は、通常、薄板構造であって、外力により破損し易いものではあるが、エンジン1の持ち運び時などに、これを落下させるなどして、上記作業面G側の突起部などから上記キャニスタ53に外力が付加されようとしても、この外力の付加は上記ブラケット3dによって防止される。よって、上記キャニスタ53を、他の構成部品とのコンパクトな配置の都合上、上記発電装置1の下端部に配置したとしても、上記キャニスタ53が外力によって破損する、ということは防止される。
なお、以上は図示の例によるが、上記ブローバイガス導入パイプ59はクランクケース20内で生じるブローバイガス77を上記吸気系部材14に導入するものであってもよい。また、上記導入パイプ57〜59は可撓性の樹脂チューブや金属製パイプであってもよい。また、上記ブラケット3dはパンチングメタルや格子状のものであってもよい。また、上記キャニスタ53は機台3の側部メンバ3aやクロスメンバ3bに取り付けてもよい。また、上記ブラケット3dは、上記キャニスタ53のほぼ全体をその下方から覆う必要はなく、一部のみを覆うものであってもよい。
発電装置の側面図である。 発電装置の全体線図である。 発電装置の背面図である。 図1のIV−IV線矢視図である。
符号の説明
1 発電装置
2 機枠
3 機台
3d ブラケット
8 発電機
9 エンジン
10 エンジン本体
11 空気
12 燃料
13 混合気
14 吸気系部材
15 排気
16 排気系部材
20 クランクケース
28 動弁室
45 排気管
46 マフラー
47 排気通路
48 マフラーカバー
48a 連通孔
49 締結具
50 燃料タンク
51 蒸発燃料
52 吸着剤
53 キャニスタ
54 連通孔
57 蒸発燃料導入パイプ
58 蒸発燃料導入パイプ
58a 一端部
58b 他端部
59 ブローバイガス導入パイプ
76 空気
77 ブローバイガス
78 水
G 作業面

Claims (3)

  1. 発電機を駆動するエンジンと、このエンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンク内から生じる蒸発燃料用の吸着剤を収容するキャニスタと、上記吸着剤から離脱した蒸発燃料を上記エンジンの吸気系部材に導入する蒸発燃料導入パイプと、上記エンジンで生じるブローバイガスを上記吸気系部材に導入するブローバイガス導入パイプとを備えた発電装置において、
    上記蒸発燃料導入パイプの一端部を上記キャニスタに連結し、上記蒸発燃料導入パイプの他端部を上記ブローバイガス導入パイプの中途部に連結したことを特徴とする発電装置におけるキャニスタ取付構造。
  2. 上記蒸発燃料導入パイプの他端部を上記ブローバイガス導入パイプの中途部における上部に連結したことを特徴とする請求項1に記載の発電装置におけるキャニスタ取付構造。
  3. 上記エンジンを支持して作業面上に載置可能とされる機台を設け、この機台がほぼ水平に延びるブラケットを備え、このブラケットの上方域に上記キャニスタを配置して上記機台に取り付けたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の発電装置におけるキャニスタ取付構造。
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