JP5812750B2 - エレベータの出入り口装置およびその三方枠固定装置 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの乗り場出入り口を昇降路側から見た斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を昇降路側から見た斜視図、図3は図1のIII−III矢視断面図、図4は図1のIV−IV矢視断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの三方枠固定装置の構成を説明する斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を示す正面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの三方枠固定装置を用いた三方枠の据え付け方法を説明する斜視図、図8はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの三方枠固定装置を用いた三方枠の据え付け方法を説明する上面図である。
本体部11は、鋼材を用いて作製され、長さ方向の一端から背面側に延設された引っ掛け部12と、断面長方形の穴形状とし、かつ穴方向を長さ方向として、本体部11を貫通するように形成されたガイド穴13と、を有する。そして、第1雌ねじ部としての雌ねじ部14が、ガイド穴13の穴方向中央位置で、断面長方形の穴形状の両短辺で構成されるガイド穴13の両側部に開口するように、本体部11に形成されている。取付金15は、平板状の鋼材をL字状に折り曲げて作製され、細長穴16が穴の長軸方向を取付金15の折り曲げ部と直交する方向としてL字状の基部15aに形成され、雌ねじ部17が起立片15bに形成されている。そして、一対の取付金15が、起立片15bを本体部11の長さ方向の他側に向けて、長さ方向に離間して、かつガイド穴13の断面長方形の穴形状の長辺の長さ方向に離間して、本体部11の表面に取り付けられている。取付金15のそれぞれは、取付ボルト18を基部15aにあけられた細長穴16に通して本体部11に締着固定されており、取付ボルト18の締着を緩めることで、本体部11の長さ方向における取付位置が調節可能となっている。
縦枠7は、ステンレスなどの鋼板を屈曲成形して作製され、図3に示されるように、壁躯体3の乗り場側壁面の開口部4の縁部と開口部4を構成する側壁に取り付けられた三方枠固定装置10とを覆う形状に成形された縦枠主枠部7aと、縦枠主枠部7aの昇降路側端部にねじ27により締着固定され、縦枠主枠部7aと壁躯体3との隙間および固定腕22を覆う縦枠カバー部7bと、を有する。また、縦枠主枠部7aの背面には、2対のL字状の固定金具9が三方枠固定装置10の取付金15のそれぞれに対応するように取り付けられている。
図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの三方枠固定装置の構成を説明する斜視図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を示す断面図である。なお、図10は図3に相当する断面図である。
また、三方枠固定装置10Aが、開口部4の他方の側壁に上下方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、縦枠7が、同様に、三方枠固定装置10Aを介して開口部4の他方の側壁に取り付けられる。また、三方枠固定装置10Aが、開口部4の上壁に間口方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、上部横枠8が、同様に、三方枠固定装置10Aを介して開口部4の上壁に取り付けられる。これにより、一対の縦枠7と上部横枠8とが門型状となって開口部4に設置される。その後、壁躯体3の乗り場側壁面にモルタル29の吹き付け仕上げを施して、出入り口装置の据え付けが完了する。
この実施の形態2によれば、第2位置決めボルト32を雄ねじ部30に締着しているので、固定金20Aと本体部11Aとの固定が強固となり、三方枠固定装置10Aの壁躯体3への取付強度が高められる。
また、雄ねじ部30が互いに半ピッチずらして2列に配列されているので、固定金20Aの延出長さを細かく調整できる。
図11はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの三方枠固定装置の構成を説明する斜視図、図12はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を示す断面図である。なお、図12は図3に相当する断面図である。
また、三方枠固定装置10Bが、開口部4の他方の側壁に上下方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、縦枠7が、同様に、三方枠固定装置10Bを介して開口部4の他方の側壁に取り付けられる。また、三方枠固定装置10Bが、開口部4の上壁に間口方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、上部横枠8が、同様に、三方枠固定装置10Bを介して開口部4の上壁に取り付けられる。これにより、一対の縦枠7と上部横枠8とが門型状となって開口部4に設置される。その後、壁躯体3の乗り場側壁面にモルタル29の吹き付け仕上げを施して、出入り口装置の据え付けが完了する。
この実施の形態3によれば、通しボルト37と受け台35に形成された雄ねじ部36との締着により固定金20Bと本体部11Bとが固定されているので、固定金20Bの延出長さをさらに細かく調整できる。
図13はこの発明の実施の形態4に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を昇降路側から見た要部斜視図、図14はこの発明の実施の形態4に係るエレベータの三方枠固定装置を乗り場出入り口の壁躯体に取り付けた状態を示す断面図である。なお、図14は図3に相当する断面図である。
また、三方枠固定装置10Cが、開口部4の他方の側壁に上下方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、縦枠7が、同様に、三方枠固定装置10Cを介して開口部4の他方の側壁に取り付けられる。また、三方枠固定装置10Cが、開口部4の上壁に間口方向に所定距離離反して2つ取り付けられ、上部横枠8が、同様に、三方枠固定装置10Cを介して開口部4の上壁に取り付けられる。これにより、一対の縦枠7と上部横枠8とが門型状となって開口部4に設置される。その後、壁躯体3の乗り場側壁面にモルタル29の吹き付け仕上げを施して、出入り口装置の据え付けが完了する。
この実施の形態4によれば、アンカーボルト39とナット40との締着により固定金20Cが壁躯体3に固定されているので、三方枠固定装置10Cと壁躯体3との取付強度が大きくなる。
Claims (7)
- エレベータの乗り場の壁躯体にあけられた開口部に取り付けられて三方枠を該壁躯体に固定するエレベータの三方枠固定装置であって、
長さ方向を上記壁躯体の厚み方向に一致させて、上記壁躯体の上記開口部を構成する壁面に背面を向けて設置される上記本体部と、
上記本体部の昇降路側端部から上記本体部の背面側に延出し、上記壁躯体の昇降路側壁面と相対する引っ掛け部と、
穴の深さ方向を上記本体部の長さ方向として上記本体部に形成され、上記本体部の乗り場側端部に開口するガイド穴と、
基部および該基部の端部から延出する固定腕からなるL字状に作製され、該固定腕が上記壁躯体を挟んで上記引っ掛け部と相対するように該基部を昇降路側から上記ガイド穴に挿入し、上記ガイド穴の穴の深さ方向に移動可能に上記本体部に取り付けられる固定金と、
上記基部を上記本体部に締着固定する固定部材と、
上記引っ掛け部と上記固定腕とを上記壁躯体に緊締する緊締部材と、
上記本体部の上記背面と反対側のおもて面に立設された取付金と、
上記三方枠の上記壁躯体の上記開口部を構成する壁面側の面に取り付けられた固定金具を上記取付金に締着固定する締着部材と、を備えたことをと特徴とするエレベータの三方枠固定装置。 - 上記固定部材は、上記基部の上記ガイド穴の穴の深さ方向の端面および上記壁躯体の上記開口部を構成する壁面側の面を除く面に上記ガイド穴の穴の深さ方向に凹凸を繰り返して形成された係止部と、上記ガイド穴に挿入された上記基部の係止部に臨むように上記本体部に形成された第1雌ねじ部と、上記第1雌ねじ部に螺着されて上記係止部の凹部に係合して上記基部の上記ガイド穴の穴の深さ方向の移動を規制する第1位置決めボルトと、から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの三方枠固定装置。
- 上記固定部材は、上記基部に上記ガイド穴の穴の深さ方向に少なくとも1列に並んで形成された複数の第2雌ねじ部と、上記第2雌ねじ部の各列に対応するように上記本体部に形成された第1貫通穴と、上記第1貫通穴に挿通されて上記第2雌ねじ部に螺着され、上記基部の上記ガイド穴の穴の深さ方向の移動を規制する第2位置決めボルトと、から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの三方枠固定装置。
- 上記固定部材は、上記基部の上記壁躯体の上記開口部を構成する壁面と反対側の面の固定腕側に立設され、第2貫通穴が形成された基台と、上記本体部の上記背面と反対側のおもて面に上記基台と相対するように立設され、第3雌ねじ部が上記第2貫通穴と同軸に形成された受け台と、上記第2貫通穴に遊嵌状態に挿通されて上記第3雌ねじ部に螺着され、上記基部の上記ガイド穴の穴の深さ方向の移動を規制する通しボルトと、から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの三方枠固定装置。
- 上記緊締部材は、上記固定腕に形成された第4雌ねじ部と、上記第4雌ねじ部に螺着されて上記引っ掛け部との間に上記壁躯体を締着する押さえボルトと、から構成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のエレベータの三方枠固定装置。
- 上記固定腕を上記壁躯体に固定するアンカーボルトを備え、
上記固定部材と上記緊締部材が、上記基部の上記壁躯体の上記開口部を構成する壁面と反対側の面の固定腕側に立設され、第2貫通穴が形成された基台と、上記本体部の上記背面と反対側のおもて面に上記基台と相対するように立設され、第3雌ねじ部が上記第2貫通穴と同軸に形成された受け台と、上記第2貫通穴に遊嵌状態に挿通されて上記第3雌ねじ部に螺着され、上記基部の上記ガイド穴の穴の深さ方向の移動を規制する通しボルトと、から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの三方枠固定装置。 - 一対の縦枠、および上部横枠からなる三方枠が、エレベータの乗り場の壁躯体にあけられた開口部に取り付けられてなるエレベータの出入り口装置において、
上記縦枠および上部横枠が、それぞれ、上記壁躯体の乗り場側壁面の上記開口部の縁部と該壁躯体の該開口部を構成する側壁又は上壁を覆う主枠部と、上記主枠部の上記壁躯体の上記開口部を構成する側壁側又は上壁側の面に取り付けられた固定金具と、該主枠部と該壁躯体との昇降路側隙間を塞ぐカバー部と、を備え、
上記請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のエレベータの三方枠固定装置が、上記壁躯体にあけられた上記開口部を構成する一対の上記側壁および上記上壁のそれぞれに、該側壁の上下方向および該上壁の間口方向に離間して、取り付けられ、
それぞれの上記主枠部が、上記締着部材により上記固定金具を上記エレベータの三方枠固定装置の上記取付金のそれぞれに締着固定されて、上記開口部に門型状に配設され、
上記カバー部が、上記主枠部のそれぞれの昇降路側端部に締着固定されて、該主枠部と該壁躯体との昇降路側隙間を塞いでいることを特徴とするエレベータの出入り口装置。
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