JP5811124B2 - 画像処理装置及びリモート端末並びに制御プログラム並びに制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びリモート端末並びに制御プログラム並びに制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、処理に応じた音の出力や画面の表示が可能な画像処理装置と当該画像処理装置のリモート操作が可能なリモート端末とを含む画像処理システムに関する。
ファクシミリ(以下、FAXと記す。)装置やMFP(Multi Function Peripheral)などの画像処理装置では、処理に応じた音(例えば、FAX通信音や操作音、処理の完了通知音、音声ガイダンスなど)を出力したり、処理に応じた画面(例えば、FAX通信画面や印刷画面など)を表示したりすることにより、処理の状況をユーザが把握できるようにしている。
また、近年の画像処理装置は、スマートフォンやタブレット端末などの端末(以下、リモート端末と呼ぶ。)によるリモート操作を可能にする機能も搭載されており、画像処理装置とリモート端末とを無線LAN(Local Area Network)などを介して接続することにより、離れた場所に設置された画像処理装置をリモート操作することができる。
上記リモート操作に関する技術ではないが、複数の装置がLANを介して接続されたシステムの制御に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、留守番電話機能およびISDN端末機能を有するサーバーと、コーデック変換機能および音声信号をスピーカに出力せしめる機能を有するクライアント端末とを備え、前記サーバーが受信した音声メッセージを、LANを介して前記クライアント端末にメールし、この音声メッセージをクライアント端末のスピーカから出力せしめるようにしたLANシステムが開示されている。
特開平5−244292号公報
特許文献1の技術は、サーバーが受信した音声をクライアント端末から出力するものであり、リモート端末が指示した処理に応じて画像処理装置から出力される音をリモート端末で再生するものではない。そのため、リモート端末を操作するユーザは画像処理装置で実行される処理の状況(FAX通信が正常に開始されたか、正常に終了したかなど)を把握することができず、画像処理装置の近くで音を確認するなどの手間が生じる。
また、画面の表示に関しても同様であり、リモート端末が指示した処理に応じて画像処理装置に表示される画面をリモート端末に表示することができないため、リモート端末を操作するユーザは画像処理装置で実行される処理の状況(FAX通信がどの程度進行しているかなど)を把握することができず、画像処理装置の近くで画面を確認するなどの手間が生じる。
また、複数の処理が同時並行に実行可能な画像処理装置において、処理の内容や種類に関わらず、処理に応じた音の出力や画面の表示を画像処理装置又はリモート端末の一方で行ったり、各々の処理に応じた音の出力や画面の表示を画像処理装置及びリモート端末の双方で行ったりすると、処理を指示した装置側(画像処理装置またはリモート端末)で処理の状況を適切に把握することができなくなってしまうという問題も生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、処理を指示したユーザが処理の状況を適切に把握することができる画像処理装置及びリモート端末並びに制御プログラム並びに制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置であって、自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、操作部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させることを特徴とする。
本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末であって、前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させることを特徴とする。
本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置で動作する制御プログラムであって、前記画像処理装置は、自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、操作部と、を備え、前記画像処理装置を、前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させる制御部として機能させることを特徴とする。
また、本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末で動作する制御プログラムであって、前記リモート端末は、前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部を備え、前記リモート端末を、前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させる制御部として機能させることを特徴とする。
また、本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置における制御方法であって、前記画像処理装置は、自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、操作部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させることを特徴とする。
また、本発明の一側面は、複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末における制御方法であって、前記リモート端末は、前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させることを特徴とする。
本発明の画像処理システム及び画像処理装置並びにリモート端末によれば、処理を指示したユーザが処理の状況を適切に把握することができる。
その理由は、画像処理装置からの指示により画像処理装置で処理を実行する場合は、指示された処理に応じた通知の出力を画像処理装置上で行い、リモート端末からの指示により画像処理装置で処理を実行する場合は、指示された処理に応じた通知の出力をリモート端末上で行い、かつ、指示された処理に応じた通知の出力を画像処理装置上で行わない、又は、指示された処理以外の処理に応じた通知の出力をリモート端末上で行わないようにするからである。また、複数の処理が実行される場合に、リモート端末から指示された処理以外の処理に応じた通知の出力を画像処理装置上で行ったり、複数のリモート端末によってリモート操作される場合に、自端末から指示した処理に応じた通知の出力のみをそのリモート端末上で行ったりするからである。
本発明の第1の実施例に係る画像処理システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るリモート端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るリモート端末の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る画像処理装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るリモート端末の処理を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る画像処理装置の処理を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係るリモート端末の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る画像処理装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係るリモート端末の処理を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る画像処理装置の処理を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る画像処理システムの他の処理を模式的に示す図である。
背景技術で示したように、リモート端末を用いることにより、離れた場所に設置された画像処理装置をリモート操作(離れた位置からの遠隔操作)することができる。しかしながら、リモート端末側では、リモート端末から指示した処理に応じた音の出力や画面の表示が行われないため、ユーザは画像処理装置の近くに行って音や画面を確認しなければ処理の状況を把握することができない。
また、複数の処理が同時並行に実行可能な画像処理装置において、全ての処理に応じた音の出力や画面の表示を画像処理装置又はリモート端末の一方で行ったり、各々の処理に応じた音の出力や画面の表示を画像処理装置及びリモート端末の双方で行ったりすると、処理を指示した装置側(画像処理装置またはリモート端末)で処理の状況を適切に把握することができなくなってしまう。
そこで、本発明の一実施の形態では、画像処理装置は、処理が指示された場合に、画像処理装置からの指示であるかリモート端末からの指示であるかを判別し、画像処理装置からの指示の場合は、指示された処理に応じて生成される情報(通知音や通知画面(単なるメッセージも含む)などであり、これらを総称して通知と呼ぶ。)の出力を画像処理装置側で行い、リモート端末からの指示の場合は、指示された処理に応じた通知の出力をリモート端末側で行うようにする。また、リモート端末からの指示の場合は、指示された処理に応じた通知の出力を画像処理装置側で行わないようにしたり、指示された処理以外の処理に応じた通知の出力をリモート端末側で行わないようにしたりする。
これにより、リモート端末では、自端末から指示した処理に応じて出力される音や表示される画面を、自端末上で確認することができるため、画像処理装置から離れた場所で画像処理装置をリモート操作する場合であっても、自端末から指示した処理に応じて画像処理装置で実行される処理の状況を確実に把握することができる。また、リモート端末から指示した処理に応じた音の出力や画面の表示が画像処理装置上では行われないか、リモート端末から指示した処理以外の処理に応じた音の出力や画面の表示がリモート端末側では行われないため、処理の混合を防止して、処理の状況を適切に把握することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る画像処理システム及び画像処理装置並びにリモート端末について、図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本実施例の画像処理システムの構成を模式的に示す図であり、図2は、本実施例の画像処理装置の構成を示すブロック図、図3は、本実施例のリモート端末の構成を示すブロック図である。また、図4及び図5は、リモート端末及び画像処理装置の処理を示すフローチャート図であり、図6及び図7は、リモート端末及び画像処理装置の処理を模式的に示す図である。
図1に示すように、本実施例の画像処理システムは、リモート操作の対象となる装置(本実施例では、FAX装置やMFPなどの画像処理装置10とする。)と、リモート操作を行う1又は複数の端末(リモート端末30と呼ぶ。)と、を備えており、画像処理装置10と1又は複数のリモート端末30とは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められる無線LAN等の通信ネットワークを介して接続されている。なお、図1では、画像処理装置10と1又は複数のリモート端末30とが通信ネットワークを介して直接、接続される構成を示しているが、画像処理装置10と1又は複数のリモート端末30とがルータなどを介して接続される構成としてもよい。以下、各装置について説明する。
[画像処理装置]
図2に示すように、本実施例の画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、記憶部14、ネットワークI/F部15、補助記憶装置I/F部16、無線LANモジュール17、読取部18、画像処理部19、ファクシミリ部20、表示部21、操作部22、スピーカ23などで構成される。
CPU11は、制御プログラムをROM12やHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部14から読み出し、RAM13に展開して実行する。特に、本実施例では、画像処理装置10に接続される端末で実行されるWebブラウザ上で画像処理装置10の操作を可能にするWebサービスを提供するWebアプリケーションをROM12や記憶部14から読み出し、RAM13に展開して実行することにより、画像処理装置10がWebサーバとしても機能する。
上記CPU11とROM12とRAM13と記憶部14などで制御部が構成され、制御部は、ユーザが画像処理装置10を操作するための画面(以下、UI(User Interface)操作画面と呼ぶ。)を生成し、その画面を自装置の表示部21やリモート端末30の表示部に表示させ、UI操作画面による操作を受け付ける。そして、操作を受け付けた時に、その操作が、自装置に表示したUI操作画面による操作であるか、リモート端末30に表示されたUI操作画面による操作であるかを判別し、自装置に表示したUI操作画面による操作であると判断した場合は、処理に応じた音や声を自装置のスピーカ23から出力させ、リモート端末30のUI操作画面による操作であると判断した場合は、処理に応じた音や声のデータ(以下、音データと呼ぶ。)をリモート端末30に転送し、必要に応じて、自装置のスピーカ23の出力設定をOFFにする制御などを行う。
ネットワークI/F部15は、電話回線に接続するためのFAX通信モデムなどで構成され、FAXデータ通信のための信号の変調/復調処理などを実施する。
補助記憶装置I/F部16は、必要に応じて、外部の記憶装置との接続を行う。
無線LANモジュール17は、NIC(Network Interface Card)などで構成され、リモート端末30とのネットワーク通信を可能にする。そして、上記UI操作画面の情報や画像処理装置10で実行する処理に応じた音データなどをリモート端末30に送信したり、リモート端末30からUI操作画面の操作情報などを受信したりする。なお、本実施例では、画像処理装置10とリモート端末30とを無線LANで接続する構成とするが、接続方法は無線LANに限定されず、近距離無線通信規格の1つであるBluetooth(登録商標)などを用いることもできる。その場合は、無線LANモジュール17に代えて、Bluetooth(登録商標)通信モジュールなどを利用すればよい。
読取部18は、原稿台上の原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
画像処理部19は、リモート端末30や他のクライアント端末から受信した文書データの各ページのデータをラスタライズして画像データに変換したり、読取部18により読み取られた画像データや、印刷ジョブに基づいてラスタライズされた画像データに対し、エッジ強調処理や、スムージング処理、色変換処理等の画像処理を行ったりする。
ファクシミリ部20は、FAX通信制御、受信した画像データのコーデック/デコーデック処理などを実施する。また、画像処理装置10が、MFPの一部として構成されている場合は、MFP本体との通信制御などを実施する。
表示部21は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、UI操作画面やスピーカ23の出力設定画面などを表示する。操作部22は、ハードキーや表示部21上に形成された格子状の透明電極からなるタッチセンサなどで構成され、画像処理装置10に実行させる処理の指示やスピーカ23の出力設定などに関するユーザ操作の受付を可能にする。
スピーカ23は、通知(本実施例では音や声)を出力する出力部であり、画像処理装置10で実行する処理に応じた音や声(例えば、FAX通信音や操作音、処理の完了通知音、音声ガイダンスなど)を出力する。
[リモート端末]
図3に示すように、本実施例のリモート端末30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶部34、無線LANモジュール35、表示部36、操作部37、スピーカ38などで構成される。
CPU31は、制御プログラムをROM32やHDDなどの記憶部34から読み出し、RAM33に展開して実行する。特に、本実施例では、Webブラウザ上で画像処理装置10の操作を可能にするWebアプリケーションをROM32や記憶部34から読み出し、RAM33に展開して実行することにより、Webクライアントとしても機能する。
上記CPU31とROM32とRAM33と記憶部34などで制御部が構成され、制御部は、画像処理装置10から音データを受信したら、その音データに基づく音をスピーカ38から出力させる制御などを行う。
無線LANモジュール35は、NICなどで構成され、画像処理装置10との通信を可能にする。そして、画像処理装置10からUI操作画面情報や音データなどを受信したり、UI操作画面の操作情報などを画像処理装置10に送信したりする。なお、上述したように、画像処理装置10とリモート端末30との接続方法は無線LANに限定されず、Bluetooth(登録商標)などを用いることもできる。その場合は、無線LANモジュール35に代えて、Bluetooth(登録商標)通信モジュールなどを利用すればよい。
表示部36は、LCDなどで構成され、リモート端末30で動作するアプリケーションの一覧画面、画像処理装置10をリモート操作するUI操作画面などを表示する。操作部37は、ハードキーや表示部36上に形成された格子状の透明電極からなるタッチセンサなどで構成され、上記一覧画面でのアプリケーションの選択、UI操作画面での画像処理装置10に実行させる処理の指示などを可能にする。
スピーカ38は、通知(本実施例では音や声)を出力する出力部であり、画像処理装置10から送信された音データに基づいて、画像処理装置10で実行している処理に応じた音や声(例えば、FAX通信音や操作音、処理の完了通知音、音声ガイダンスなど)を発音する。
なお、図2及び図3の構成は一例であり、画像処理装置10とリモート端末30とが無線を介して通信可能であり、画像処理装置10及びリモート端末30にスピーカを備え、画像処理装置10のスピーカで出力される音が、リモート端末30で出力可能な構成であればよい。
以下、本実施例の画像処理システムの動作について説明する。まず、本実施例のリモート端末30の動作について、図4のフローチャート図及び図6の模式図を参照して説明する。リモート端末30の制御部は、CPU31がROM32やHDDなどの記憶部34に記憶された制御プログラムを実行することにより、図4のフローチャートに示す処理を実現する。
ユーザは、操作部37を操作して、画像処理装置用のアプリケーションを起動させる。例えば、図6(a)に示すようなアプリケーション一覧画面を表示部36表示させ、ユーザはその中から画像処理装置10のイラスト(図の○で囲んだイラスト)を選択する。すると、リモート端末30の制御部は、画像処理装置用のアプリケーションを起動させる(S101のYes)。
次に、図6(b)に示すように、制御部は、無線LANモジュール35を用いて、画像処理装置10との無線接続を行う(S102)。そして、図6(c)に示すように、制御部は、画像処理装置10からUI操作画面の情報を取得して、表示部36にUI操作画面を表示させ(S103)、ユーザは、UI操作画面を操作して、画像処理装置10のリモート操作(例えば、FAX送信など)を実施する。その際、制御部は、リモート操作で指示した処理に応じた音データを画像処理装置10から取得し、その音データに基づく音や声をスピーカ38から出力させる。具体的には、リモート操作によりFAX送信が指示された場合には、制御部は、その指示に基づいて画像処理装置10で処理されるFAX通知音の音データを画像処理装置10から取得し、スピーカ38から出力させる。その後、画像処理装置10のリモート操作が終了したら、制御部は、画像処理装置10との無線接続を解除し(S104)、一連の処理を終了する。
なお、画像処理装置10との無線接続を解除するタイミングとして、UI操作画面に操作終了を指示するスイッチやアプリケーションの一覧画面に戻るスイッチを配置し、そのスイッチが操作されたら画像処理装置10との無線接続を解除するようにしてもよいし、予め定めた所定時間、リモート操作が行われなかったら画像処理装置10との無線接続を解除するようにしてもよい。
次に、本実施例の画像処理装置10の動作について、図5のフローチャート図及び図7の模式図を参照して説明する。画像処理装置10の制御部は、CPU11がROM12やHDDなどの記憶部14に記憶された制御プログラムを実行することにより、図5のフローチャートに示す処理を実現する。
画像処理装置10の制御部は、リモート端末30との無線接続を行い(図示省略)、UI操作画面の操作を検知したら、そのUI操作がリモート端末30のUI操作画面上での操作であるかを判断し(S201)、UI操作が自装置の表示部21のUI操作画面上での操作であれば、そのUI操作に応じた処理を実行する。その際、図7(a)に示すように、待機状態(リモート端末30との無線接続待ちの状態)では画像処理装置10のスピーカ23の出力設定はONになっており、その出力設定は維持されているため、図7(b)に示すように、自装置の表示部21でのUI操作に応じた処理を実行する際に出力される音(例えば、FAX通信音や操作音、処理の完了通知音、音声ガイダンスなど)はスピーカ23から出力される。
一方、UI操作がリモート端末30のUI操作画面上での操作であれば(S201のYes)、制御部は、スピーカ23から出力される音データを、UI操作を行ったリモート端末30に転送し、必要に応じて、自装置のスピーカ23の出力設定をOFFにする制御を実施する(S202)。その結果、図7(c)に示すように、UI操作に応じた処理を実行する際に出力される音はUI操作を行ったリモート端末30から出力され、必要に応じて画像処理装置10からは出力されないようになる。
その後、制御部は、リモート端末30がリモート操作を解除したことを検知したら(S203のYes)、スピーカ23の出力設定をONにし、自装置での音出力禁止状態を解除する(S204)。
なお、画像処理装置10が、リモート端末30のUI操作画面で指示された処理(例えば、FAX)の他に、画像処理装置10のUI操作画面で指示された処理(例えば、コピー)を実行している場合は、画像処理装置10のスピーカ23の出力設定をOFFする制御に代えて、リモート端末30から指示された処理(例えば、FAX)以外の処理(例えば、コピー)に応じた音をスピーカ23から出力させてもよい。つまり、画像処理装置10のUI操作画面で指示された処理に応じた音をスピーカ23から出力させつつ、リモート端末30から指示された処理に応じた音をスピーカ23から出力させない制御を行っても良い。
このように、本実施例の画像処理システムでは、リモート端末30のスピーカ38から処理に応じた音を出力させることにより、リモート端末30を操作しているユーザが画像処理装置10から離れた場所にいる場合でも、画像処理装置10で実行している処理の状態を確実に把握することができる。その結果、画像処理装置10に出向いて処理の状態を確認する手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、リモート端末30から指示された処理に応じた音は画像処理装置10のスピーカ23から出力させないことにより、リモート端末30及び画像処理装置10の双方から音が出力されることによる混乱を未然に防止することができ、更に、画像処理装置10の近くにいるユーザに迷惑をかけることがなくなり、ユーザの利便性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る画像処理システム及び画像処理装置並びにリモート端末について、図8乃至図12を参照して説明する。図8及び図9は、リモート端末及び画像処理装置の処理を示すフローチャート図であり、図10乃至図12は、リモート端末及び画像処理装置の処理を模式的に示す図である。
前記した第1の実施例では、画像処理装置10のスピーカ23から出力される音をリモート端末30から出力させるようにして、ユーザが画像処理装置10から離れた場所にいる場合でも画像処理装置10で実行される処理の状況を把握できるようにしたが、音だけでは、画像処理装置10で実行される処理の詳細な状況を十分に把握できない場合もある。例えば、FAX送信を行う場合、FAX送信状況(FAX送信の進行度合いなど)を表示部21に表示することができるが、第1の実施例では、リモート端末30ではFAX送信状況を目視により確認することができないため、ユーザは処理の詳細な状況を十分に把握できない。そこで、本実施例では、処理に応じて画像処理装置10の表示部21に表示される画面をリモート端末30の表示部36に表示させるようにする。
その場合、画像処理装置10及びリモート端末30の基本構成は第1の実施例の図2及び図3と同様であるが、画像処理装置10の制御部は、自装置に表示したUI操作画面から処理を指示された場合は、処理に応じた音や声をスピーカ23から出力させると共に、若しくは音や声をスピーカ23から出力させる代わりに、処理の状況を知らせる画面を自機の表示部21に表示させる。また、画像処理装置10の制御部は、リモート端末30のUI操作画面から処理を指示された場合は、処理に応じた音データと共に、若しくは音データに代えて、処理の状況を知らせる画面の情報をリモート端末30に転送し、リモート端末30の制御部は、処理に応じた音や声をスピーカ38から出力させると共に、若しくは音や声をスピーカ38から出力させる代わりに、受信した情報に基づいて表示部36に画面を表示させる制御を行う。すなわち、本実施例では、画像処理装置10及びリモート端末30の表示部及びスピーカが通知を出力する出力部として機能する。
以下、本実施例の画像処理システムの動作について説明する。まず、本実施例のリモート端末30の動作について、図8のフローチャート図及び図10の模式図を参照して説明する。リモート端末30の制御部は、CPU31がROM32やHDDなどの記憶部34に記憶された制御プログラムを実行することにより、図8のフローチャートに示す処理を実現する。
ユーザは、操作部37を操作して、画像処理装置用のアプリケーションを起動させる。例えば、第1の実施例と同様にアプリケーションの一覧画面を表示させ、図10(a)に示すように、その中から画像処理装置10に実行させる機能(ここでは、図の○で囲んだFAX機能)を選択する。リモート端末30の制御部は、FAX機能が選択されたことを検知したら(S301のYes)、画像処理装置10に使用可能な回線有無の問い合わせを行う(S302)。
使用可能回線がない場合は(S303のNo)、制御部は、各々の回線の使用状況や使用可能回線がないこと知らせるメッセージなどが記述された画面情報を画像処理装置10から受け取り、当該画面(図10(b)参照)を表示部36に表示させる。一方、使用可能回線がある場合は(S303のYes)、制御部は、使用可能回線を使用して画像処理装置10に実行させる処理に関する設定画面情報を画像処理装置10から受け取り、当該設定画面(図10(c)参照)を表示部36に表示させる。
そして、ユーザは、操作部37を操作して、宛先を設定(電話帳から選択、又は、電話番号を直接入力)したり、FAX送信するファイルを設定(一覧から選択、又は、ファイル名を直接入力)したりする。その後、ユーザが上記設定画面のSTARTボタンなどを押下するなどして通信開始を指示すると、制御部は、画像処理装置10との通信を開始し(S304のYes)、画像処理装置10からFAX通信の音データや通信状況の画面情報を受信する(S305)。
次に、制御部は、スピーカ38の出力設定を判定する(S306)。スピーカ38の出力設定がONになっている場合は、図10(d)に示すように、制御部は、FAX通信音をスピーカ38から出力させると共に、通信状況の画面を表示部36に表示させる(S307)。一方、スピーカ38の出力設定がOFFになっている場合は、制御部は、通信状況の画面を表示部36に表示させる(S308)。そして、制御部は、FAX通信を監視し(S309)、FAX通信が終了するまで、S306に戻って、FAX通信音の出力や通信状況の表示を継続/更新し、図10(e)に示すように、FAX通信が終了したら、一連の処理を終了する。なお、スピーカ38の出力設定は、リモート端末のユーザにより予めONまたはOFFに設定されている。
次に、本実施例の画像処理装置10の動作について、図9のフローチャート図及び図11の模式図を参照して説明する。画像処理装置10の制御部は、CPU11がROM12やHDDなどの記憶部14に記憶された制御プログラムを実行することにより、図9のフローチャートに示す処理を実現する。
第1の実施例と同様に、画像処理装置10の制御部は、リモート端末30との無線接続(図示省略)を行い、UI操作画面の操作を検知したら、そのUI操作がリモート端末30のUI操作画面上での操作であるかを判断する。UI操作が自装置の表示部21のUI操作画面上での操作であれば、そのUI操作に応じた処理を実行する。その際、自装置の表示部21でのUI操作に応じた処理を実行する際に出力される音(例えば、FAX通信音や操作音、処理の完了通知音、音声ガイダンスなど)をスピーカ23から出力させ、処理の状況を知らせる画面を表示部21に表示させる。具体的には、自装置においてFAX送信が指示された場合には、制御部は、その指示に基づいて処理されるFAX通知音をスピーカ23から出力させると同時に、FAX通信の実行状況を示す画面(例えば図10(d)の様な画面)を表示部21に表示させる。
一方、リモート端末30のUI操作画面上での操作(ここでは、FAXの指示)であれば、図11(a)に示すように、必要に応じて、自装置のスピーカ23の出力設定をOFFにする。また、リモート端末30によってリモート操作されている時に、画像処理装置10からは操作できないようにする場合は、必要に応じて、自装置の表示部21をOFFにする。
次に、制御部は、リモート端末30から使用可能回線の有無の問い合わせを受信したら(S401のYes)、使用可能回線があるかを判断し(S402)、図11(b)に示すように、使用可能回線の有無をリモート端末30に通知する。使用可能回線がない場合は、各々の回線の使用状況や使用可能回線がないこと知らせるメッセージなどが記述された画面情報をリモート端末30に送信して使用不可を通知し(S404)、一連の処理を終了する。
一方、使用可能回線がある場合は、制御部は、使用可能回線を使用するための設定画面情報をリモート端末30に送信する(S403)。そして、制御部は、リモート端末30からFAX通信の開始指示を受信したら(S405のYes)、図11(c)に示すように、リモート端末30からの指示に応じて使用されている回線のFAX通信音の音データや通信状況を知らせる画面の情報をリモート端末30に送信する(S406)。そして、制御部は、FAX通信の終了を監視し(S407)、FAX通信が終了するまで、S406に戻って、FAX通信音の音データや通信状況の画面情報をリモート端末30に送信し、FAX通信が終了したら、一連の処理を終了する。
なお、本実施例でも、画像処理装置10が、リモート端末30のUI操作画面で指示された処理(例えば、FAX)の他に、画像処理装置10のUI操作画面で指示された処理(例えば、コピー)を実行している場合は、画像処理装置10のスピーカ23の出力設定をOFFにせず、リモート端末30から指示された処理(例えば、FAX)以外の処理(例えば、コピー)に応じた音をスピーカ23から出力させてもよい。つまり、画像処理装置10のUI操作画面で指示された処理に応じた音をスピーカ23から出力させつつ、リモート端末30から指示された処理に応じた音をスピーカ23から出力させない制御を行っても良い。同様に、画像処理装置10の表示部21をOFFにせず、リモート端末30から指示された処理(例えば、FAX)以外の処理(例えば、コピー)に応じた画面を表示部21に表示させてもよい。つまり、画像処理装置10のUI操作画面で指示された処理に応じた画面を表示部21に表示させつつ、リモート端末30から指示された処理に応じた画面を表示部21に表示させない制御を行っても良い。より具体的には、画像処理装置10とリモート端末30から異なる回線を使ったFAX送信が指示された場合に、画像処理装置10からの指示に関するFAX送信の実行状況を示す画面を表示部21に表示させつつ、リモート端末30からの指示に関するFAX送信の実行状況を示す画面を表示部21に表示させない制御を行っても良い。
このように、本実施例の画像処理システムでは、リモート端末30の表示部36に、リモート端末30のUI操作画面で指示された処理に応じた画面を表示させたり、スピーカ38から処理に応じた音を出力させたりすることにより、リモート端末30を操作しているユーザが画像処理装置10から離れた場所にいる場合でも、画像処理装置10で実行している処理の状態を確実に把握することができる。その結果、画像処理装置10に出向いて処理の状態を確認する手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、リモート端末30から指示された処理に応じた音は画像処理装置10のスピーカ23から出力させないことにより、リモート端末30及び画像処理装置10の双方から音が出力されることによる混乱を未然に防止することができ、更に、画像処理装置10の近くにいるユーザに迷惑をかけることがなくなり、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記実施例では、1台のリモート端末30が画像処理装置10をリモート操作する場合について説明したが、複数台のリモート端末30が画像処理装置10をリモート操作する場合についても同様に適用することができる。例えば、図12に示すように、FAX通信が可能な回線が複数(ここではN回線)ある場合において、複数台(ここではN台)のリモート端末30がそれぞれ異なる回線に関するリモート操作を行っている場合、各々のリモート端末30に使用回線に応じたFAX通信音を出力させたり、使用回線に応じた通信状況の通知画面を表示させたりすることができる。
具体的には、リモート端末Aには使用回線1のFAX通信音のみを出力させたり、使用回線1の通信状況の通知画面のみを表示させたりし、リモート端末B、Cには使用回線1のFAX通信音や通信状況の通知画面を出力させずに、リモート端末Bには回線2、リモート端末Cには回線4のFAX通信音や通信状況の通知画面を出力させる。このような制御を行うことにより、複数台のリモート端末30を用いて画像処理装置10をリモート操作する場合であっても、ユーザは、自分が利用するリモート端末で指示した処理に関する通知と、他のリモート端末で指示した処理に対する通知との混同を未然に防止することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御方法は適宜変更可能である。
例えば、上記各実施例では、画像処理装置10から取得した音データや画面情報に基づいて、リモート端末30上で音の出力や画面の表示を行う構成としたが、リモート端末30が、画像処理装置10から処理の状況を示す情報を取得し、その情報に基づいて音や画面を生成し、リモート端末30で生成した音を出力したり、リモート端末30で生成した画面を表示したりすることもできる。
また、上記各実施例では、画像処理装置10が提供するUI操作画面をリモート端末30に表示してリモート操作を行う構成としたが、リモート端末30自身が生成した操作画面でリモート操作を行う場合も、操作に応じた指示情報を画像処理装置10に送信することにより、本発明の制御を同様に適用することができる。
また、上記各実施例では、リモート端末30でFAX装置やMFPなどの装置をリモート操作する場合について記載したが、処理に応じた音の出力や画面の表示を行う任意の装置をリモート操作する場合に対して、本発明の制御を同様に適用することができる。
本発明は、処理に応じた音を出力したり、処理状況を知らせる画面を表示したりする処理装置、特にFAX装置やMFPなどの画像処理装置、及び、当該処理装置をリモート操作するリモート端末、並びに、処理装置とリモート端末が無線接続された処理システムに利用可能である。
10 画像処理装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶部
15 ネットワークI/F部
16 補助記憶装置I/F部
17 無線LANモジュール
18 読取部
19 画像処理部
20 ファクシミリ部
21 表示部
22 操作部
23 スピーカ
30 リモート端末
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 記憶部
35 無線LANモジュール
36 表示部
37 操作部
38 スピーカ

Claims (19)

  1. 複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置であって、
    自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、
    操作部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、
    前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、
    前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定の処理は、ファクシミリ送信処理である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記通知は、ファクシミリ通信音である、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記通知は、ファクシミリ送信の実行状況を示す画面である、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 2つ以上の前記所定の処理を同時並列で実行可能であり、
    前記制御部は、前記2つ以上の所定の処理のうち、前記リモート端末から指示された前記所定の処理以外の所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像処理装置
  6. 2つ以上の前記リモート端末のそれぞれの指示により、2つ以上の前記所定の処理を同時並列で実行可能であり、
    前記制御部は、前記2つ以上の所定の処理のそれぞれについて、当該所定の処理を指示した前記リモート端末に、当該所定の処理に応じた通知のみを出力させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像処理装置
  7. 前記制御部は、自装置の操作画面の情報を前記リモート端末に送信し、前記操作画面を用いたリモート操作を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の画像処理装置。
  8. 前記所定の処理に応じた通知の出力とは、前記所定の処理に応じた音の出力、及び/又は、前記所定の処理に応じた画面の表示である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  9. 複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末であって、
    前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、
    前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させる、
    ことを特徴とするリモート端末。
  10. 前記所定の処理は、ファクシミリ送信処理である、
    ことを特徴とする請求項に記載のリモート端末。
  11. 前記通知は、ファクシミリ通信音である、
    ことを特徴とする請求項10に記載のリモート端末。
  12. 前記通知は、ファクシミリ送信の実行状況を示す画面である、
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載のリモート端末。
  13. 前記画像処理装置は2つ以上の所定の処理が同時並列で実行可能であり、
    前記制御部は、前記2つ以上の所定の処理のうち、前記リモート端末から指示した前記所定の処理以外の所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させない、
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載のリモート端末。
  14. 前記制御部は、前記画像処理装置から操作画面の情報を取得し、前記操作画面に対するユーザの操作に従って、前記画像処理装置をリモート操作する、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一に記載のリモート端末。
  15. 前記所定の処理に応じた通知の出力とは、前記所定の処理に応じた音の出力、及び/又は、前記所定の処理に応じた画面の表示である、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のリモート端末。
  16. 複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置で動作する制御プログラムであって、
    前記画像処理装置は、
    自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、
    操作部と、を備え、
    前記画像処理装置を、
    前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、
    前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、
    前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させる制御部として機能させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  17. 複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末で動作する制御プログラムであって、
    前記リモート端末は、
    前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部を備え、
    前記リモート端末を、
    前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、
    前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させる制御部として機能させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  18. 複数の処理が実行可能であり、リモート操作のためのリモート端末と接続可能な画像処理装置における制御方法であって、
    前記画像処理装置は、
    自装置で実行される処理に応じた通知を出力する出力部と、
    操作部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の処理のうちの所定の処理を実行するとき、実行される当該所定の処理が、自装置が備える前記操作部からの指示により実行されるものであるか、前記リモート端末からの指示により実行されるものであるかを判断し、
    前記操作部からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記出力部から出力させ、
    前記リモート端末からの指示により前記所定の処理を実行する場合は、前記実行される所定の処理に応じた通知を、前記出力部から出力させずに前記リモート端末に出力させる、
    ことを特徴とする制御方法。
  19. 複数の処理が実行可能であり、実行される処理に応じた通知を出力可能な第1の出力部を有する画像処理装置をリモート操作するリモート端末における制御方法であって、
    前記リモート端末は、
    前記画像処理装置で実行される処理に応じた通知を出力可能な第2の出力部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記リモート端末からの指示により、前記複数の処理のうちの所定の処理が前記画像処理装置で処理が実行される場合は、
    前記実行される所定の処理に応じた通知であって前記第1の出力部からは出力されない前記通知に関する情報を前記画像処理装置から取得し、前記実行される所定の処理に応じた通知を前記第2の出力部から出力させる、
    ことを特徴とする制御方法。
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