JP5807913B2 - ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 - Google Patents
ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5807913B2 JP5807913B2 JP2012165933A JP2012165933A JP5807913B2 JP 5807913 B2 JP5807913 B2 JP 5807913B2 JP 2012165933 A JP2012165933 A JP 2012165933A JP 2012165933 A JP2012165933 A JP 2012165933A JP 5807913 B2 JP5807913 B2 JP 5807913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- blank
- blank material
- rear end
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
請求項1,8,9の発明では、前のブランク材の後端部に対して帯材の前端部を板厚方向にずらした状態で帯材を前方に送給して、帯材の前端部を前のブランク材の後端部に重なる位置に配置する。そして、帯材の前端部を板厚方向に押圧して、帯材の前端係合部と前のブランク材の後端係合部を凹凸係合させ、その状態で、帯材を前方に送給して、その帯材で前のブランク材を前方に押す。即ち、本発明では、帯材の前端が前のブランク材の後端を乗り越え各係合部を凹凸係合した状態で、帯材を前方に送給し、その帯材で前のブランク材を押すようになっている。
請求項2の発明では、ブランク材を帯材から切り離すときにダイとの間で帯材を挟んで固定するワーク押さえを帯材押圧手段に兼用し、帯材を送給する帯材送給装置をずらし送給手段と係合送給手段に利用したので、既存のブランク材供給装置を利用することが可能になる。
請求項3の発明では、帯材ずらし手段としての従直動部材が、ワーク押さえに押されて原点位置に位置決めされて、帯材の前端部を前のブランク材の後端部と同一面内に配置する一方、ワーク押さえが帯材から離間したときには、第2弾性部材の弾発力によってパンチホルダ側の作動位置に移動し、帯材の前端部を板厚方向にずらした状態に保持する。本発明の構成によれば、ワーク押さえの駆動源、即ち、パンチホルダの駆動源を利用して、前のブランク材の後端部に対して帯材の前端部を板厚方向にずらす動作を行うことが可能になる。
請求項4の発明によれば、帯材の前端部を板厚方向にずらすときに、帯材が幅方向に傾くことが抑えられるので、帯材の送給が安定する。
請求項5の発明によれば、従直動部材が原点位置と作動位置とに移動するときに確実に材を保持して、前者の場合は、帯材の前端部を前のブランクの後端部と同一面内に配置することができると共に、後者の場合は、帯材の前端部を板厚方向にずらすことができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図16を用いて説明する。図1に示すように、本実施形態のフォーミングマシン100は、ベース基板80の前面に設けられた心金81の回りに、メインツール駆動機構82と複数のサブツール駆動機構83とを放射状に備え、各ツール駆動機構82,83には、心金81に向かって進退する加圧ツール82T、83Tが設けられている。また、心金81の側方には、心金81へ向けて短冊状のブランク材91(図10(A)参照)を供給するブランク材供給装置10が備えられている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 帯材送給装置(ずらし送給手段、係合送給手段)
20 プレス機
22 切断パンチ(パンチ)
30 ワーク押さえ(帯材押圧手段)
31 第1圧縮コイルバネ(第1弾性部材)
41 パンチホルダ
50 ダイ
55 帯材ガイドピン(帯材ずらし手段、従直動部材)
56 第2圧縮コイルバネ(第2弾性部材)
90 帯材
91,91V ブランク材
91A 前のブランク材
92 前端係合部
92M 前端面(当接平坦面)
93 後端係合部
93M 後端面(当接平坦面)
94 傾斜ガイド面
100 フォーミングマシン
Claims (9)
- 帯材を送給してから停止し、その帯材を打ち抜いて前記帯材の前端側の一部をブランク材として切り離すと共に、そのブランク材の後端部に後端係合部を形成する一方、前記帯材の前端部に前端係合部を形成し、その後、次に切り離すブランク材分の前記帯材を送給しながら、その帯材で前のブランク材を前方に押す動作を繰り返して、前後の両端部に前記前端係合部と前記後端係合部とを有した前記ブランク材を間欠的に送給するブランク材供給装置であって、
前記前端係合部と前記後端係合部とを、板厚方向で同一面内に収めて凹凸係合可能な構造に形成するブランク材供給装置において、
前記前端係合部と前記後端係合部のうち一方の係合部に、前記帯材の幅方向に凹んだ係合凹部を形成すると共に、他方の係合部に、前記帯材の幅方向に突出して前記係合凹部に受容される係合突部を形成し、
前記帯材で前記前のブランク材を押す前に、前記前のブランク材の後端部に対して前記帯材の前端部を板厚方向にずらした状態に保持する帯材ずらし手段と、
前記前のブランク材の後端部に対して板厚方向にずらされた前記帯材の前端部が、前記前のブランク材の後端部に重なるまで前記帯材を送給して、前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部における前記係合突部と前記係合凹部とを板厚方向に重ねるずらし送給手段と、
前記ずらし送給手段にて送給された前記帯材の前端部を板厚方向に押圧して、前記係合突部を前記係合凹部に受容させることで、前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部とを凹凸係合させる帯材押圧手段と、
前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部とが凹凸係合した状態で、次に切り離すブランク材分の前記帯材を送給する係合送給手段とを備えたことを特徴とするブランク材供給装置。 - 前記帯材から前記ブランク材を切り離しかつ前記前端係合部と前記後端係合部とを形成するためのパンチ及びダイと、
前記パンチを保持して前記帯材の板厚方向に直動するパンチホルダと、
前記パンチホルダに対してその直動方向と同じ方向に直動可能に取り付けられて第1弾性部材により前記ダイに向けて付勢され、前記パンチより先に前記帯材に当接して前記ダイとの間で前記帯材を挟んで固定すると共に、前記第1弾性部材を撓ませながら前記パンチが前記帯材を打ち抜く位置まで直動することを許容するワーク押さえと、
前記帯材を長手方向に送給可能な帯材送給装置とを備え、
前記ワーク押さえを前記帯材押圧手段とし、
前記帯材送給装置を前記ずらし送給手段及び前記係合送給手段として利用したことを特徴とする請求項1に記載のブランク材供給装置。 - 前記ダイに対して前記パンチホルダの直動方向と同じ方向に直動可能に取り付けられて第2弾性部材により前記パンチホルダに向けて付勢され、前記パンチホルダ側の端部に前記帯材を板厚方向に挟んで保持可能な帯材保持手段を備えると共に、前記ワーク押さえに押されて保持している前記帯材の前端部が前記前のブランク材と同一面内に配置されることを許容する一方、前記パンチが前記帯材からブランク材を切り離してから前記パンチと共に前記ワーク押さえが前記帯材から離間したときには、前記第2弾性部材の弾発力によって前記パンチホルダ側に移動し、前記前のブランク材の後端部に対して前記帯材の前端部を板厚方向にずらした状態に保持する従直動部材を、前記帯材ずらし手段として設けたことを特徴とする請求項2に記載のブランク材送給装置。
- 前記従直動部材は、前記帯材の前端部の両側部と当接して前記パンチホルダ側の作動位置に移動することを特徴とする請求項3に記載のブランク材供給装置。
- 前記従直動部材は、前記帯材を幅方向で両方向から挟み、前記帯材の両側部を受容して板厚方向の移動を規制する板厚方向規制溝を前記帯材保持手段として備えたことを特徴とする請求項4に記載のブランク材供給装置。
- 前記前のブランク材と前記帯材とに、前記帯材の送給方向と直交して、前記係合送給手段にて前記帯材が送給されたときに互いに当接する当接平坦面を形成することを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のブランク材供給装置。
- 前記前端係合部と前記後端係合部とに、前記ブランク材がリング状に曲げられときに当接して、前記前端係合部と前記後端係合部とを前記ブランク材の幅方向で互いに離れるように案内する傾斜ガイド面を形成することを特徴とする請求項6に記載のブランク材供給装置。
- 請求項1乃至7のうち何れか1の請求項に記載のブランク材供給装置を備え、
前記ブランク材供給装置により供給された前記ブランク材をリング状に成形することを特徴とするフォーミングマシン。 - 帯材を送給してから停止し、その帯材を打ち抜いて前記帯材の前端側の一部をブランク材として切り離すと共に、そのブランク材の後端部に後端係合部を形成する一方、前記帯材の前端部に前端係合部を形成し、その後、次に切り離すブランク材分の前記帯材を送給しながら、その帯材で前のブランク材を前方に押す動作を繰り返して、前後の両端部に前記前端係合部と前記後端係合部とを有した前記ブランク材を間欠的に送給するブランク材供給方法であって、
前記前端係合部と前記後端係合部とを、板厚方向で同一面内に収めて凹凸係合可能な構造に形成して前記ブランク材を送給するブランク材供給方法において、
前記前端係合部と前記後端係合部のうち一方の係合部に、前記帯材の幅方向に凹んだ係合凹部を形成すると共に、他方の係合部に、前記帯材の幅方向に突出して前記係合凹部に受容される係合突部を形成し、
前記帯材で前記前のブランク材を押す前に、前記前のブランク材の後端部に対して前記帯材の前端部を板厚方向にずらす帯材ずらし工程と、
前記前のブランク材の後端部に対して板厚方向にずらされた前記帯材の前端部が、前記前のブランク材の後端部に重なるまで前記帯材を送給して、前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部における前記係合突部と前記係合凹部とを板厚方向に重ねるずらし送給工程と、
前記前のブランク材の後端部に重ねられた前記帯材の前端部を板厚方向に押圧して、前記係合突部を前記係合凹部に受容させることで、前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部とを凹凸係合させる帯材押圧工程と、
前記前のブランク材の前記後端係合部と前記帯材の前記前端係合部とが凹凸係合した状態で、次に切り離すブランク材分の前記帯材を送給する係合送給工程と、を備えたことを特徴とするブランク材供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012165933A JP5807913B2 (ja) | 2012-07-26 | 2012-07-26 | ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012165933A JP5807913B2 (ja) | 2012-07-26 | 2012-07-26 | ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014024090A JP2014024090A (ja) | 2014-02-06 |
JP5807913B2 true JP5807913B2 (ja) | 2015-11-10 |
Family
ID=50198260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012165933A Active JP5807913B2 (ja) | 2012-07-26 | 2012-07-26 | ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5807913B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925549B1 (ja) * | 1968-12-23 | 1974-07-01 | ||
JPS5662016A (en) * | 1979-10-26 | 1981-05-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of working threadless coupling |
JPS5677008A (en) * | 1979-11-27 | 1981-06-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Cold rolling method |
JPS60148685A (ja) * | 1984-01-11 | 1985-08-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 鋼材の熱間接合方法 |
JPH0716719B2 (ja) * | 1989-08-22 | 1995-03-01 | 有限会社柿生精密 | 順送り絞りプレスの為のストリップ材及びその為のプレス方法並びにその為のプレス型 |
JPH0538595A (ja) * | 1991-08-01 | 1993-02-19 | Nkk Corp | 鋼帯接続方法 |
JPH09285900A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 材料接合装置 |
DE59700614D1 (de) * | 1997-02-08 | 1999-12-02 | Volkswagen Ag | Umformteil mit einer bereichsweise ausgebildeten Mehrfachblechstruktur |
JP3472536B2 (ja) * | 2000-09-04 | 2003-12-02 | クリーン電工株式会社 | プレス機械用の長尺材料連続供給方法及び長尺材料連続供給装置 |
JP4804920B2 (ja) * | 2003-01-30 | 2011-11-02 | ティーエス プレシジョン株式会社 | 細長体の成形装置 |
-
2012
- 2012-07-26 JP JP2012165933A patent/JP5807913B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014024090A (ja) | 2014-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10155302B2 (en) | Stapler | |
JP2008044187A (ja) | 連結ステープル及びステープルカートリッジ | |
CN106465574B (zh) | 引脚元件安装机及引脚元件安装方法 | |
KR100768971B1 (ko) | 스테이플러의 클린처장치 | |
JP4579782B2 (ja) | 金属帯状体の送り装置 | |
EP2628579B1 (en) | Stapler | |
JP5807913B2 (ja) | ブランク材供給装置、それを備えたフォーミングマシン及びブランク材供給方法 | |
US9539634B2 (en) | Die apparatus and control method | |
US20230398709A1 (en) | Cutting system | |
JP2007054901A (ja) | 切断装置 | |
KR102266027B1 (ko) | 트윈링 커팅장치 | |
WO2019021409A1 (ja) | ファスナーストリンガー製造装置 | |
WO2019021413A1 (ja) | ファスナーストリンガー製造装置 | |
JP5704278B2 (ja) | 綴じ装置 | |
JP5671668B2 (ja) | クリアランス調整機構 | |
JP4420208B2 (ja) | ステープラーのクリンチャ装置 | |
CN108244775B (zh) | 拉头供给装置 | |
CN100418704C (zh) | 带有可释放的订书钉成形装置的可释放的订书钉盒 | |
CN206366587U (zh) | 超薄件冲裁切割模具 | |
WO2019053761A1 (ja) | ファスナーストリンガー製造装置 | |
KR100789520B1 (ko) | 스테이플러 | |
CN111802754B (zh) | 拉链组装设备 | |
JP2010046683A (ja) | ベンドピアス加工装置 | |
CN117816811A (zh) | 一种折边模具结构 | |
JP2012086502A (ja) | 綴じ機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140430 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150408 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5807913 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |