JP5806010B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
本実施形態に係るタイヤ1の概略構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るタイヤ1のタイヤ径方向及びトレッド幅方向に沿った断面図である。図2は、図1におけるビード部3の拡大図である。
本実施形態に係るビード部3の概略構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
本実施形態に係るビード部3を構成する部材の位置関係について、図2及び図3を参照しながら説明する。図3は、図1におけるビード部3の拡大図である。すなわち、図3では、正規内圧を有し、正規荷重が負荷されたタイヤ1のタイヤ径方向及びトレッド幅方向に沿った断面図である。
タイヤ1によれば、カーカス本体部分30Aとカーカス折返し部分30Bとの間には、第1ビードフィラー50が設けられており、トレッド幅方向においてカーカス折返し部分30Bの外側には、第2ビードフィラー60が設けられており、トレッド幅方向において第2ビードフィラー60の外側には、ゴムチェーファー70が設けられており、第2ビードフィラー60とゴムチェーファー70との間に、ゴム層80が設けられており、サイドゴム80は、リムフランジ210とトレッド幅方向において重なる位置にまで達しており、ゴム層80の剛性は、第2ビードフィラー60の剛性及びゴムチェーファー70の剛性よりも小さく、ゴムチェーファー70は、タイヤ1の外側表面に露出する。
上述した実施形態に係る変形例について、図4を参照しながら説明する。図4は、変形例に係るタイヤにおけるビード部3のタイヤ径方向及びトレッド幅方向に沿った断面図である。図4において、変形例に係るタイヤは、正規内圧を有し、正規荷重が負荷されている。なお、上述した実施形態と同様の部分は、適宜省略する。
本発明の効果を確かめるために、以下の測定を行った。実施例1は、図3のビード部の構成のタイヤである。実施例2は、図4のビード部の構成のタイヤである。
各タイヤをドラム試験機に装着し、荷重をかけた状態で走行させた。各タイヤの走行距離を測定した。各タイヤそれぞれ内圧を変えて、走行距離を測定した。
各タイヤをドラム試験機に装着し、60km/hの速度で24時間走行させた後に、リムライン位置にあるカーカス層の表面の温度を測定した。結果を表1に示す。比較例1の結果を基準(100)として、その他のタイヤの結果を指数で表示している。なお、数値が高いほど、温度が高い。
各タイヤの質量を測定した。結果を表1に示す。比較例1の結果を基準(100)として、その他のタイヤの結果を指数で表示している。なお、数値が高いほど、質量が大きい。
本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。
Claims (8)
- 1対のビードコアと、前記1対のビードコア間に跨るトロイダル形状を有するカーカス層とを備え、小型トラックに適用されるタイヤであって、
前記カーカス層は、前記1対のビードコア間に跨るカーカス本体部分と、前記1対のビードコアでトレッド幅方向の外側に折り返されるカーカス折返し部分とを含み、
前記カーカス本体部分と前記カーカス折返し部分との間には、第1ビードフィラーが設けられており、
前記トレッド幅方向において前記カーカス折返し部分の外側には、第2ビードフィラーが設けられており、
前記トレッド幅方向において前記第2ビードフィラーの外側には、ゴムチェーファーが設けられており、
前記第2ビードフィラーと前記ゴムチェーファーとの間に、ゴム層が設けられており、
前記ゴム層は、前記タイヤが組み付けられるリムに設けられるリムフランジと前記トレッド幅方向において重なる位置にまで達しており、
前記ゴム層の剛性は、前記第2ビードフィラーの剛性及び前記ゴムチェーファーの剛性よりも小さく、
前記ゴムチェーファーは、前記タイヤの外側表面に露出し、
前記第1ビードフィラーは、タイヤ径方向における前記第1ビードフィラーの外側端である第1ビードフィラー外側端を含み、
前記トレッド幅方向において、第1ビードフィラー外側端の外側には、第2ビードフィラーが設けられ、かつ、
前記第1ビードフィラー外側端が前記ゴムチェーファー外側端よりも前記タイヤ径方向の内側に位置し、
タイヤ径方向における前記ビードコアの内側端を基準とした場合に、
前記タイヤ径方向における前記第2ビードフィラーの外側端の高さがB2であり、
前記タイヤ径方向における前記ゴムチェーファーの外側端の高さがG1であり、
前記G1は、前記B2より高いタイヤ。 - 損失正接(tanδ)を、貯蔵剪断弾性率(G’)に対する損失剪断弾性率(G’’)の比(G’’/G’)として定義した場合、前記第2ビードフィラーの損失正接は、前記第1ビードフィラーの損失正接よりも小さく、かつ、前記第1ビードフィラーの損失正接は、前記ゴムチェーファーの損失正接よりも小さい請求項1に記載のタイヤ。
- 前記ゴム層の内側端は、前記ビードコアの内側端よりも前記タイヤ径方向の外側に位置する請求項1又は2に記載のタイヤ。
- タイヤ径方向における前記ビードコアの内側端を基準とした場合に、
前記タイヤ径方向における前記リムフランジの高さがH1であり、
前記タイヤ径方向における前記第2ビードフィラーの外側端の高さがB2であり、
前記B2は、前記H1の1.3倍以上、かつ、前記H1の3.0倍以下である請求項1から3の何れか1項に記載のタイヤ。 - タイヤ径方向における前記ビードコアの内側端を基準とした場合に、
前記タイヤ径方向における前記リムフランジの高さがH1であり、
前記タイヤ径方向における前記第1ビードフィラーの外側端の高さがB1であり、
前記B1は、前記H1の1.3倍以上、かつ、前記H1の3.0倍以下である請求項1から4の何れか1項に記載のタイヤ。 - 前記タイヤは、前記カーカス層に沿って延び、前記トレッド幅方向において前記1対のビードコアの外側に跨るトロイダル形状を有するカーカスダウン層を備え、
前記カーカスダウン層は、前記トレッド幅方向において前記カーカス折返し部分と前記第2ビードフィラーとの間に位置する請求項1から5の何れか1項に記載のタイヤ。 - 前記タイヤは、前記ビードコアと前記カーカス層との間に設けられるナイロンコード層を備え、
前記ナイロンコード層は、前記トレッド幅方向において前記カーカス本体部分と前記ビードコアとの間に位置するナイロンコード内側部分と、前記トレッド幅方向において前記ビードコアと前記カーカス折返し部分との間に位置するナイロンコード外側部分とを含み、
前記ナイロンコード外側部分は、タイヤ径方向における前記ナイロンコード外側部分の外側端を含み、
前記タイヤ径方向における前記ビードコアの内側端を基準とした場合に、
前記タイヤ径方向における前記リムフランジの高さがH1であり、
前記タイヤ径方向における前記ナイロンコード外側部分の外側端の高さがF1であり、
前記F1は、前記H1の0.5倍以上、かつ、前記H1の1.5倍以下である請求項1から6の何れか1項に記載のタイヤ。 - タイヤ径方向における前記ビードコアの内側端を基準とした場合に、
前記タイヤ径方向における前記カーカス折返し部分の外側端の高さがP1であり、
前記タイヤ径方向における前記第2ビードフィラーの外側端の高さがB2であり、
前記P1は、前記B2よりも高い請求項1から7の何れか1項に記載のタイヤ。
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