JP5802675B2 - 放射線防護スラット装置 - Google Patents

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    • E06B5/18Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor for protection against air-raid or other war-like action; for other protective purposes against harmful radiation

Description

本発明は、放射線防護スラット装置に関し、特に、X線放射源、例えば放射線透視法において使用されるX線放射源によって放射されるX線放射線を遮蔽するための放射線防護スラット装置に関する。
放射線透視法によって生じる関係者の放射線被曝を可能な限り低く抑えるために、実務においては、すなわち制定された規則上の理由から、放射線の漏洩がまったく、または殆ど生じないようにX線室が設計される。このため、通常は放射線不透過性材料がX線室の建築に使用される。
また、多様な種類のX線防護手段が知られている。例えば特許文献1には、移動可能な取付台上の放射線防護カーテンの形式でX線に対して放射線防護するものが開示されている。この放射線防護カーテンは、横並びの互いに重なり合う形で配置されたいくつかの条片からなり、例えば鉛を含みうる。取付台は、放射線防護カーテンの支持バーを備える。このバーは、長さ方向に可動するように、かつ好ましくは任意の位置で固定可能なように取り付けられる。支持バーは、可撓性とし、およびオプションとしてレールにピボット接続することができる。
さらにまた、特許文献2には、それぞれの長さ方向の軸周りにピボット可能となるように支持手段上に配置された個別のスラットを備えるX線遮蔽システムが開示されている。このスラットは、互いに独立して個別に懸架される。
類似した装置が、特許文献3に開示されている。この文献においてもまた、X線放射線を遮蔽するためのカーテン用のスラットが開示されており、スラットは、プラスチック材料を用いて両面がコーティングされた連続する鉛プレートからなる。
また、特許文献4には、水平方向に変位可能なX線防護スラット・カーテンが開示されている。このカーテンは、開かれた位置および閉じられた位置に調整され得る。スラットは、個別に懸架される。このため、スラットが、それらの上側の端にある四角形の取付開口を使用してスラット・フックに引っ掛けられる。ガイドおよび据付けレールにおいて移動機構が提供され、それを使用してスラットをレールに沿って変位させることができ、かつそれに沿ってスラットを180°回転させることができる。この移動機構は、コードまたは電気モータを介して動作させることができる。個々のスラットは、両方の側面がプラスチック材料によって覆われたプレート形状の鉛インサートからなる。
特許文献5は、最終的に連結されて積重ね可能な要素からなり、特に放射能放射線に対する遮蔽壁を開示している。個々の要素の変位は用意されていない。これは、むしろ静的な常設式の遮蔽壁である。
特許文献6には、個別のスラットにそれぞれ1つのキャリッジが割当てられた放射線防護スラット・カーテンが開示されている。スラットは、このキャリッジから、それの長さ方向の軸周りに回転可能となるように懸架される。すべてのキャリッジは、支持輪郭内において列をなす形で配置され、同時に隣接する2つのキャリッジが2つのヒンジ・レバーを有するはさみ式のヒンジとして構成される。これら2つのヒンジ・レバーは、これらの端部のうちの一方において互いにヒンジ結合され、これらの端部のうちの他方においてキャリッジの1つにヒンジ結合される。すべてのはさみ式ヒンジのヒンジ・レバーは、鋭角となる第1の最終位置と、鈍角となる第2の最終位置との間において調整可能である。この放射線防護スラット・カーテンは、2つの駆動システムを備え、第1の駆動システムがカーテンの開閉のために設けられ、第2の駆動システムが、スラットの調整のために設けられる。類似した設計が特許文献7に開示されている。
さらに、例えば特許文献8にも、放射線防護手段が記載されている。この手段は、上側部分および下側部分からなる。上側部分は、光学的に透明な防護ガラスを有するが、下側部分は、防護カーテンを形成する可撓性材料からなる。防護ガラスは、鉛直方向に対して患者の方向に傾斜させることができる。防護カーテンを形成するスラットは、バンドを備えることができ、このバンドを用いて、各スラットを据付けレールに設けられた整合部品に取り付けることができる。
特許文献9は、放射線防護スラット・カーテン用のスラットに関する。すなわち、鉛のインサートがキャビティ内に挿入され、その中に保持されることが提案されている。
特許文献10には、放射線遮蔽ドア、特に、例えば空港等で使用されるようなX線検査システムのための放射線遮蔽ドアについて記載されている。この放射線遮蔽ドアはプレートを備え、このプレートの端面が伸縮自在なはさみの手法で結合されたレバーの役割を果たす。これらのプレートは、開かれた位置と閉じられた位置との間において調整され得る。プレートの一端に鉛フラップを備えることができ、この鉛フラップは、ドアが閉じられた状態において、2つのプレートの間の遷移領域が覆われることを担保することを意図する。
独国特許出願公報第DE 1 959 358 A1号明細書 独国特許出願公報第DE 27 49 826 A1号明細書 独国特許発明第DE 83 03 847 U1号明細書 独国特許発明第DE 93 13 473 U1号明細書 独国特許発明第DE 200 08 768 U1号明細書 独国特許発明第DE 200 13 658 U1号明細書 独国特許発明第DE 201 12 678 U1号明細書 独国特許発明第DE 297 06 321 U1号明細書 独国特許発明第DE 297 22 765 U1号明細書 国際公開第WO 2006/079472 A1号パンフレット
本発明の目的は、改善された放射線防護および柔軟な用途を可能にする、改善された放射線防護スラット装置を提供することとする。この目的は、特許請求の範囲の特徴により達成される。
本発明は、実質的に完全に閉じられた放射線防護エリアが提供されるように折り畳みカーテンの原理に従った放射線防護スラット装置を提供するという基本的なアイディアに基づいている。このため、この放射線防護スラット装置は、ガイドおよびこのガイドに沿って移動可能に配置されるいくつかの放射線防護スラットを備える。この装置は、スラットの変位および回転を行なうことによって開かれた状態から閉じられた状態まで変更することができ、隣接するスラットが、折り畳みカーテンを形成するように互いに重なり合い、かつ互いに有機的に連結される。
重なり合い、有機的に連結された隣接するスラット装置は、本発明による放射線防護スラット装置が放射線の漏洩を防止することを保証する。また、個々のスラットを互いに接続することは、スラットの間に入り込み得るものが皆無であること、したがって放射線が偶発的に漏洩することを効果的に防止できることを保証する。
好ましくは、スラットのあらゆる位置および/または向きにおいて、実質的に閉じられた放射線防護エリアが形成されるように重なり合うべくスラットが配置される。これは、まったく同一の放射線防護スラット装置が、異なる長さの移動経路に対して使用可能である点において、特に有利である。これは、柔軟な用途を保証する。隣接するスラットは、5°(放射線防護の開)と160°(放射線防護の閉)との間、好ましくは15°と145°との間において、変化し得る角度を好ましく囲い込む。これらのスラットは、その角度が100°より大きい場合、好ましくは120°より大きい場合に、閉じられた放射線防護エリアが形成されるように重なり合うべく好ましく配置される。好ましくは、囲い込まれた角度が80°より小さいとき、好ましくは60°より小さいときに、閉じられた放射線防護エリアがさらに形成される。
各スラットの少なくとも1つの長さ方向の辺を、角度を有するように構成するとさらに好ましい。放射線防護が完全に閉じられたときに、隣接するスラットが当該角度が付けられたエリアと実質的に平行になってそれにもたれ掛かる態様となるように、スラットが有する角度と、隣接するスラットとの間において形成される最大角度とは、互いに好ましく対応する。2つの隣接するスラットは、それらの形状および/またはサイズにおいて異なるように好適に構成される。2つの対向する長さ方向の辺において反対の方向に角度が付けられた、相対的に幅の広い第1のスラットを使用することが好ましい。好ましくは角度が付けられていない、より幅の狭い第2のスラットが、このような幅の広いスラットに隣接して配置される。
隣接するスラットは、取り外し可能に取り付けられたピボット・ピンにより、互いに好ましく接続される。このようなモジュール構造は、損傷した任意のスラットの個別の交換を可能にし、これにより休止期間が短くなることを保証する。
各スラットは、2つのカバー要素を好ましく備え、2つのカバー要素の間には、放射線不透過性材料および任意の充填材料を収容するためのキャビティが形成される。これに代えて、中に放射線不透過性材料が導かれる閉じられた中空型としてスラットを構成することもできる。好ましくは、スラットの2つのカバー要素が、実質的にまったく等しく設計されて、互いに関して点対称に配置される。したがって、構造においてまったく等しくなるように単一の型を用いて2つのカバー要素を製造することができる。2つのカバー要素、放射線不透過性材料、および任意の充填材料は、互いに接着されることが好ましい。これに加えて、またはこれに代えて、積極的なロックを用いて、またはさらなる固定具を使用してカバー要素を互いに接続することができる。
放射線防護スラットのためのガイドは、スラットのための懸架として好適に構成される。各スラットは、ボール‐ソケットジョイントまたはユニバーサル・ジョイントを介して好適にガイドに取り付けられる。これは、特に、スラットが偏りを生じる場合に、例えばスラットの1つまたは複数に対して人がぶつかったときにスラットが偏ることができ、ガイドが損傷を受けないという利点を伴う。スラットの変位および回転のためのガイドは、伸縮自在なはさみを好ましく備える。
放射線防護スラットは、モータにより好適に駆動される。スラットは、スラットが案内されており、かつモータと接続されているという事実から、平行移動および回転移動を同時に行なう。これに代えて、またはこれに加えて、この駆動を手動で実行することができる。このため、例えばクランク機構を備えることができる。好ましくは、例えば停電等の問題が生じた場合であっても、放射線防護スラットを開くことができるように緊急作動として手動動作モードが提供される。
好ましくは、この装置は、さらに、スラットが開かれた状態および/または閉じられた状態でスラットを固定、またはロックすることができる最終位置ロックを備える。最終位置ロックは、例えば、1つまたは複数の磁石を備えることができ、1つまたは複数の磁石を使用して、例えば隣接する壁に対して最後のスラットが固定される。しかし、これに代えて、例えばボールペンに使用されているような戻り止めメカニズム等の機械的なラッチまたはクロージャを使用することもできる。
有利なことに、本発明による放射線防護スラット装置は、本発明による放射線防護スラット装置が閉じられた状態にあり、かつ対応する信号がX線装置に送信されるときにのみこのX線装置が動作可能となるように、X線装置と通信するための手段を備えることができる。このような信号は、本発明による単純な方法で、すなわち放射線防護スラット装置が閉じられた位置にあるとき、常に生成することができる。このため、例えば駆動を停止するだけでなく、同時にX線装置に対して装置が閉じられていることを通知するエンド・スイッチを使用することができる。個々のスラットが、本発明に従って閉じられた放射線防護エリアを形成するように、互いに重なり合い、かつ有機的に連結される方法で配置されているため、このような単純なコントロール・メカニズムが、単純であるにもかかわらず放射線がこの放射線防護装置を通ってまったく漏洩しないことを、信頼性をもって保証することができる。
本発明は、特に、X線放射線との関連において述べられているが、そのほかの放射線、例えばレーザ放射線等を遮蔽するためにも適している。
以下、図面を参照し、好ましい実施態様を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
(A)は本発明による放射線防護スラット装置の閉じられた状態を示した正面図、側面図、および平面図であり、(B)は図1(A)の放射線防護スラット装置の開かれた状態を示した正面図、側面図、および平面図である。 (A)は本発明による放射線防護スラット装置の閉じられた状態を示した部分的な詳細斜視図であり、(B)は放射線防護スラット装置の開かれた状態を示した図2(A)と同様の部分的な詳細斜視図である。 (A)は図2(A)と同様であるがハウジング・カバーが取外された状態の、本発明による放射線防護スラット装置の駆動側を示した部分的な詳細斜視図であり、(B)は駆動側とは反対側の端部をより詳細に示した図3(A)と同様の斜視図であり、(C)は図3(A)と同様であるが、開かれた状態を示した斜視図である。 (A)はガイドおよび駆動要素を伴ったスラットの上側の端部を閉じられた状態で示した部分的な斜視図であり、(B)は図4(A)と同様であるが、開かれた状態を示した斜視図である。 本発明による放射線防護スラット装置に使用される駆動およびギア手段を示した斜視図である。 (A)は第1のスラット・タイプの個々の構成要素を示した分解側面図であり、(B)は第2のスラット・タイプの分解側面図であり、(C)は図6(A)によるスラットを通る断面図である。 本発明による放射線防護スラット装置の駆動およびガイド部品を収容するためのハウジングを示した側面図である。 本発明による放射線防護スラット装置の閉じられた状態を示した平面図である。 本発明による放射線防護スラット装置の部分的に閉じられた状態を示した平面図である。 本発明による放射線防護スラット装置の部分的に開かれた状態を示した平面図である。
図1(A)および図1(B)に、本発明による放射線防護スラット装置2の実施態様を図解する。図1(A)においては、本発明による放射線防護スラット装置2によって形成された折り畳みカーテン4が閉じられた位置にあり、図1(B)による図解においては、折り畳みカーテン4が開かれている。
放射線防護スラット装置2は、ハウジング6内に配置されるガイド8を備え、このガイドには移動可能に配置された、いくつかの放射線防護スラット10が取り付けられる。放射線防護スラット装置2は、スラット10の変位および回転を行なうことによって図1(B)に示される開かれた状態から図1(A)に示される閉じられた状態まで変更することができる。個々のスラットの異なる位置は、特に図1(A)および図1(B)に示された平面図を比較すれば明らかである。
好ましい実施態様によれば、放射線防護スラット装置2は、ハウジング6内に配置された駆動機構によって作動でき、それについては、特に図5により詳細に図解されている。これに代えて、またはこれに加えて、例えばクランク12を使用して手動作動を実現することができる。好ましくは、クランク12が、例えば停電が生じた場合の緊急作動用としてのみ提供される。
図2(A)および図2(B)には、図1(A)および図1(B)に図解した本発明による放射線防護スラット装置2が、斜視図の形でより詳細に示されている。この図から、特に、図2(A)に示されているとおりの閉じられた状態および図2(B)に示されているとおりの開かれた状態の両方において、スラット10が実質的に閉じられた放射線防護エリアを形成することが明らかになる。これは、スラット10の位置および/または向きにとらわれず当てはまる。
図2(A)および図2(B)には、さらに、ハウジングの側面部品14にある緊急ラッチ解除レバー16が図解されている。このラッチ解除レバー16を使用して、自動操作から手動操作へスラット装置2の操作を変更することができる。図示されている位置においては、例えば、装置が自動操作の状態である。装置は、例えば水平から垂直までのレバー16の90°の回転を行なうことによって、またはこれに代えて、例えばレバー16の180°の回転を行なうことによって手動操作へ変更できる。手動操作が望ましい場合には、折り畳みカーテン4を手動作動するためにハンド・クランク12を駆動ピン18に係合させることができる。代わりに、手動でスラット装置を変位させることができる。
個々の隣接するスラット10は、図2(A)および図2(B)の図解に従って互いに有機的に連結される。このため、例えば取り外し可能なピボット・ピン20が設けられる。個々のピボット・ピン20は、隣接する個々のスラットを互いにピン接合するため、隣接するスラット10の収容開口22、24内に挿入される。好都合な実施態様によれば、スラット10の収容開口22、24がスラットの輪郭において端部と端部とを接した形で設けられる。それにおいては、ピボット・ピン20の領域内に単なる凹部26が設けられ、それを通じてピボット・ピン20を収容開口22、24内に導入することができる。これに代えて、例えば、まっすぐなピンを備える3部品構成のプラスチックのヒンジをピボット・ピン20の代わりに使用することができる。この場合、スラットの輪郭の側方を加工する必要がなくなる。
したがって、図2(A)に示される実施態様においては、例えば次に述べる方法でスラット10aが隣接するスラット10bに接続される。スラット10aは実質的に連続する輪郭を構成し、この輪郭においては、長さ方向の縁に沿って収容開口22が設けられる。この輪郭は、有機的に連結される接合部の領域において、スラット10aの収容開口22内にピボット・ピン20を導入することができるように、例えば輪郭を削り取ることによって凹みが付けられてアクセス開口26が形成される。スラット10aと接続されるべきスラット10bもまた、ピボット・ピン20のための収容輪郭を構成し、この輪郭は、側面方向の縁に沿って延び、収容開口24を画定する。この外形は、スラット10bの長さの主要部分に沿って実質的に削り取られ、収容開口24が必要とされるピボット領域内にのみ存在する。すなわち、スラット10aおよび10bの側面方向の縁に沿って設けられたこれらの2つの輪郭は、ピボット・ピン20を収容するために互いに関して軸方向に整列させ、収容開口22、24が配置されるように、補完的に整合して互いに係合する突出部を形成する。これに加え、スラット10aの輪郭は、好ましくは収容開口22の上方で、容易にアクセス可能な方法でピボット・ピン20が導入できるようにピボット・ピン20の長さに対応する長さにわたって削り取られる。
この設計は、収容部から各スラットのピボット・ピン20を取除き、各スラットを取外すことができることから、システムが設置されているときでさえも個々のスラット10の交換を可能にする。
図2(A)に示されているとおり、隣接するスラットは、互いに交互に前側および後側に接続される。したがって、折り畳みカーテン4の一方の側のピボット・ピンの挿入または取外は、例えば、少なくとも部分的に閉じられた状態でそれを行なうことがおそらくは好都合となるが、反対側のピボット・ピンは、例えば、完全に開かれた状態において、おそらくはもっとも良好にアクセス可能となる。
図3(A)および図3(B)は、特に、本発明による折り畳みカーテンのガイドおよび駆動機構をより詳細に図解している。図3(A)は、基本的に駆動機構側を示しており、図3(B)は、この駆動機構側とは反対側をより詳細に示す。図3(A)から明らかなとおり、ハウジングは、放射線防護スラット装置の長さに沿ってハウジングの輪郭28を有し、このハウジングの輪郭28は、壁または天井への取り付けに適用される。ハウジングの輪郭28は、好ましくはアルミニウム押出し成形長尺材であり、任意の長さに作ることができる。カバー・プレート30が、ハウジングの輪郭28の2つの先端にそれぞれ備えられ、これらカバー・プレート30は、長さ方向においてハウジング6を閉じる。ハウジング6は、さらに、ハウジングの側面部品またはハウジング・カバー14を適応することが意図された、好ましくは連続する適応用棒材32を備える。この代替としては、短いピン(図示せず)のみ設けることで、ハウジング・カバー14を適応させる。連続する適応用棒材32と比較すると、これらのピンは、組立ておよび保守の間により容易にアクセス可能であるという利点を有する。好ましくは、ハウジング・カバー14(図2(A)、図2(B)、および図7参照)が溝34を用いて適応用棒材32の上に装着され、その後、ハウジング・カバー14とハウジングの輪郭28とを閉じるために、例えばねじを使用して上の方に組み合わされる。この装置は、図3(A)および図3(B)に図解されているとおり、側面からの内側のハウジング6への容易なアクセスを可能にする。
以下においてより詳細を説明するが、スラット10を適応させるために、ハウジング6内にガイド8が設けられる。ガイド8は、特に、ハウジングの輪郭28の長さに沿って実質的に延びたガイドレール36を備える。個々のスラット10は、このガイドレール36上において適切な適応手段38を介して長さ方向に変位可能かつ回転可能である。好ましくは、移動可能に案内されるスラット10の適応手段38が、ガイドレール36上に乗せられるガイド要素40を備え、好ましくは、ガイド要素40は線形ベアリングを有する。ガイド要素40もまた、ボール‐ソケット接合またはユニバーサル・ジョイント42を用いてスラット適応手段45と好適に接続される。好ましくは、力の発生、特に高い剪断力を許容するため、ユニバーサル・ジョイントまたはボール‐ソケット接合用に特有のベアリングが設けられる。ガイドレール36に対する個々のスラット10の取り付けによって、各スラット10が、ガイドレール36に沿って長さ方向に移動可能かつ回転可能となるように、さらにはユニバーサル・ジョイントまたはボール‐ソケット接合42に起因してピボット運動さえもできるように取り付けられる。
図3(A)において最も左側に図示されたスラット10は、残りのスラット10とは対照的に、ガイドレール36に沿って移動可能となるようには取り付けられず、ハウジングの輪郭28に固定的に直接嵌め込まれる。しかし、このスラットも、回転可能となるように、かつユニバーサル・ジョイントまたはボール‐ソケット接合42に起因してピボット運動可能となるように配置される。
好ましくは、ハウジング6内に、本発明による放射線防護スラット装置2を駆動するための電気モータ44が設けられる。この電気モータ44は、駆動要素50、例えばチェーンまたは歯付きベルト等を、より詳細が図5に示されるギア46をはじめ、モータ44とギア46の間に設けられた摩擦クラッチ48を介して駆動する。駆動要素50は、ギアの従動シャフト52からリターン・プーリー54まで実質的にガイドレール36に沿って延び、それが図3(B)に図解されている。好ましくは、テンショナー56がリターン・プーリー54のエリア内に設けられ、テンショナー56を使用して駆動要素50を適切な張力に調整することができる。
好ましくは、モータ44からスラット10への要素50を介した駆動運動の伝達のため、固定スラット(図3(A)の左側)から最も遠い、固定スラットの反対側のスラット10(図3(B)の右側)は、滑りキャリッジ58を介して駆動要素50に接続される。これは、クランプ60によって好適に実現することができる。図3(B)に示されている実施態様においては、固定スラットの反対側の、このスラットから最も遠いスラットを、軸方向に滑らかに走らせる態様で変位させることができるように、滑りキャリッジ58がガイド要素40に接続される。好ましくは、滑りキャリッジ58に突出部62が設けられ、この突出部62は、例えば、折り畳みカーテン4が閉じられた位置または開かれた位置に到達するときに折り畳みカーテン4の限界停止のためのセンサと協働する。
次に、滑りキャリッジ58によって駆動される最も遠いスラット10から残りの可動スラットへの駆動運動の伝達について、図4(A)および図4(B)を参照してより詳細に説明する。図4(A)および図4(B)は、適応要素およびガイド要素を備えるスラットの上端部分をより詳細に図解している。上述したとおり、適応要素45がスラット10の上端に取り付けられており、各スラットが回転およびスイベル運動することができるように、この適応要素45はユニバーサル・ジョイントまたはボール‐ソケット接合42を介してガイド要素40に接続される。
ガイド要素40は、ガイドレール36に沿って個々のスラット10を案内する。滑りキャリッジ58により移動が生じるスラットから移動可能に取り付けられた残りのスラット10へ、スラットの移動を伝達すため、図解されている実施態様においては、これらのスラット10は、有機的に連結されるストラット64によって相互接続される。有機的に連結された各ストラット64は、これらの中心位置に貫通孔66を備え、有機的に連結されたストラット64が関連付けされた各スラットと同一の回転軸周りに回転可能となるように、各スラット10の適用手段はこの貫通孔66を貫通する。移動可能に取り付けられたスラットの有機的に連結されたストラット64は、さらに、これらの両端に開口68を備える。隣接する有機的に連結されるストラット64は開口68で有機的に連結されるか、または互いにピン接合される。
すべてのスラット10が、この装置によって互いに結合され、この結果、滑りキャリッジ58によって最も遠くに位置するスラット10に伝達された線形の動きが、有機的に連結されたストラット64によって各スラット10へ実質的に同時に伝達される。この結果、折り畳みカーテンを閉じるために、すべてのスラット10は実質的に同時に駆動機構により長さ方向に移動され、回転運動される。
変位しないスラット10、すなわち滑りキャリッジ58とは反対側の駆動機構のエリア内にあるスラット10だけは、したがって、回転運動を受けるが、長さ方向の移動は受けない。図4(A)および図4(B)に図解されているとおり、回転運動は、隣接する有機的に連結されたアーム64に接続された、短くされた有機的に連結されたアーム70によって導かれる。
以下においては、図5を参照して好ましいギア46について説明する。図5に示されているとおり、電気モータ44は、ギア・ハウジング72に取り付けられており、ハウジング72内に配置された摩擦クラッチ48に接続される。モータの回転運動は、摩擦クラッチ48を介して、ベベル・ギア74によって入力シャフト76へ伝達される。入力シャフト76は、ギア対78を介して従動シャフト52と回転伝達関係にあり、これにおいて従動シャフト52には適切な出力速度が設定される。緊急ラッチ解除レバー16が作動された場合には、従動シャフト52上に備えられたギア対78のギアがギア82と係合するように、シャフト80を介したレバー16の回転によって変位される。例えばハンド・クランク12によるピン18の回転時に、駆動要素50を介して折り畳みカーテンを回転するために従動シャフト52が回転運動することができるように、ギア82は、ピン18(図3(C))と回転伝達関係にあるシャフト上に取り付けられている。
図6(A)、図6(B)、および図6(C)は、本発明による放射線防護スラット装置2において用いられるスラット10をより詳細に図解している。図6(A)に図示されているスラット10は、本発明による装置2に用いられる第1のタイプのスラットである。この第1のタイプのスラットは、本質的に、互いに関して点対称に配置される2つのまったく等しいカバー要素84を備え、例えばアルミニウム押出し成形長尺材から構成することができる。カバー要素84は、それらの長さ方向の辺に沿って互いに逆方向となる曲げを有する。それらの曲げのうちの1つのエリア内には、ピボット・ピン20のための収容開口24を形成する輪郭突出部86が設けられる。
図示されている実施態様においては、カバー要素84が、さらに、この曲げのエリア内においてU字形状となる。対向する曲げには、止め具88および凹み90が設けられる。止め具88および凹み90は、他方のカバー要素84のU字形の突出部の端部分92と係合するべく適合されている。これら2つのカバー要素は、したがって、互いにつなぎ留めまたは連結され積極的な嵌り合いを備えることができる。これら2つのカバー要素84の間には、これらの組立て状態においてキャビティが形成され、放射線不透過性材料94および任意の充填材料の層96がこのキャビティの中に挿入される。X線の場合においては、例えば放射線不透過性材料を鉛の層とすることができる。充填材料96は、必要なところにのみ設けられ、キャビティの隙間を埋める。これは、放射線不透過性材料94がキャビティ全体を埋め尽くす場合には充填材料96が不要となることを意味する。好ましくは、安定したスラット10を提供するために個別の層84、94、96、84が互いに接着される。これは、例えば図6(C)に断面図として図解されている。
図6(B)には、第2のタイプのスラット10が図示されており、これもまた、2つのまったく等しいカバー要素84からなり、互いの間において、放射線不透過性材料94および任意の充填材料96が配置されるキャビティを画定する。図6(B)によるところのカバー要素84もまた、U字形の端部分92を有するが、図6(A)に示されているとおりの第1のタイプのスラットのバージョンにおける場合とは異なり、これらは曲げられていない。この場合もまた、各U字形の端部分に、カバー要素84の溝98と係合する鉤留め突出部が設けられる。
U字形の各端部分92には、カバー要素の長さに沿って輪郭突出部86が形成されており、この輪郭突出部86は、隣接するスラット10の接続のために意図された、ピボット・ピン20のための収容開口22を画定する。図6(B)によるところの第2のタイプのスラット10の個々の層84、94、96、84もまた、互いに好適に接着され、溝98に鉤留めされた突出部とさらなる好ましい積極的な接続を備える。
本発明による放射線防護スラット装置の実施態様においては、これらの図面中に図解されているとおり、隣接する、図6(A)によるところの第1のタイプのスラット10および図6(B)によるところの第2のタイプのスラット10が互いに交互に置かれる。好ましくは、図6(A)および図6(B)に図解されているとおり、第1のタイプのスラットが第2のタイプのスラットよりわずかに幅広となる。これらのスラットの幅は、好ましくは20mmから900mmの間の範囲内であり、特に好ましくは100mmから300mmの間の範囲内となる。
本発明による放射線防護スラット装置の他の実施形態を図8〜図10に示す。図8は、本発明による放射線防護スラット装置によって形成される折り畳みカーテンを、閉じられた位置にある状態で図解しており、図9および図10による図解にある折り畳みカーテンは、部分的に閉じられているか、または開かれている。図10から明確に見ることができるであろうが、すべての2つの隣接するスラット10aおよび10bは、カーテンが折り畳まれた状態で鋭角αを形成し、ジョイント20の設計および構成に応じてこの角度αは、完全に折り畳まれた状態において30°より小さくすること、好ましくは15°より小さくすることができる。完全に広げられた状態においては、角度αが120°を超えて、好ましくは約125°〜約130°まで開くが、いくつかの実施態様においては140°、150°、または160°になることもある。
さらに、各スラットの少なくとも1つの長さ方向の側辺に角度が付けられることが好ましい。図8〜図10に示されている実施態様においては、第1のタイプのスラット10bの両方の長さ方向の側辺に角度が付けられ、第1のタイプのスラットと隣接する第2のタイプのスラット10aには角度が付けられていない。スラット10aとスラット10bは、カーテンの中で交互になっている。スラット内の角度付き領域の角度および隣接するスラットの間において形成される最大角度αは、放射線防護が完全に閉じられるとき(図8参照)、隣接するスラットが、角度付きエリアと実質的に平行になってもたれるように互いに好適に対応する。
閉じられた放射線防護エリアが、限界角度α以降において形成されるように重なり合ってスラット10aおよび10bが配置されることが好ましい。図9は、ちょうどこの限界角度に調整された状態を図示しており、スラット10aおよび10bの放射線不透過性材料(ハッチングを用いて図解されている)の間に、放射線100が通過する方向が厳密に1つだけ存在する。カーテンがさらに閉じられると、すなわちαが限界角度αより大きくなると、それから先はカーテンを通過する放射線がまったく存在しなくなる。この意味における放射線防護エリアは、好ましくは100°より大きい角度αを伴って、特に好ましくは120°より大きい角度を伴って形成される。図9から明らかなとおり、完全な防護が達成可能となる角度の範囲は、スラット内の角度をはじめ、角度が付けられた領域の長さを変更して調整することができる。有機的連結の寸法も同様に影響を有する。
本発明による放射線防護スラット装置は鉛直なスラット10を用いて図解されているが、スラット10は、水平またはそのほかの任意の装置とすることもできる。
本発明による放射線防護スラット装置は、それ自体の構成から柔軟に使用することができ、特に放射線防護応用のため、例えば部屋の仕切りとして、または窓の凹部を覆うために使用することが可能である。本発明によれば、放射線がスラット10を通過すること、または漏洩することが有効に防止され、この結果、柔軟で信頼性のある運用システムが提供される。
2 放射線防護スラット装置
4 折り畳みカーテン
6 ハウジング
8 ガイド
10 放射線防護スラット、スラット
18 駆動ピン
20 ピボット・ピン、ジョイント
36 ガイドレール
42 ボール‐ソケット接合、ユニバーサル・ジョイント
44 電気モータ
84 カバー要素
94 放射線不透過性材料
96 充填材料
100 放射線

Claims (15)

  1. ガイドおよび前記ガイドに沿って移動可能に配置されるいくつかの放射線防護スラットを備える、X線放射線を遮蔽するための放射線防護スラット装置であって、
    前記装置は、前記スラットの変位および回転を行うことによって開かれた状態から閉じられた状態まで変更することが可能であり、
    隣接するスラットが、互いに重なり合い、かつ互いに関節接続され、
    前記隣接するスラットは、変化することが可能な角度を囲い込み、
    前記装置は、第1のタイプのスラットおよび第2のタイプのスラットを備え、
    前記第1のタイプのスラットは、長さ方向の両方の側辺は曲げられることにより角度を有し、
    前記第2のタイプのスラットは、実質的に平板である放射線防護スラット装置。
  2. 前記隣接するスラットは、5°と160°の間の角度において変化することが可能な角度を囲い込む、請求項1に記載の放射線防護スラット装置。
  3. 前記隣接するスラットは、15°と145°の間の角度において変化することが可能な角度を囲い込む、請求項1に記載の放射線防護スラット装置。
  4. 前記スラットは、前記角度が100°より大きい場合に、閉じられた放射線防護エリアが形成されるように互いに重なり合うように配置される、請求項2または3に記載の放射線防護スラット装置。
  5. 前記スラットは、前記角度が120°より大きい場合に、閉じられた放射線防護エリアが形成されるように互いに重なり合うように配置される、請求項2または3に記載の放射線防護スラット装置。
  6. 隣接するスラットは、取り外し可能なピボット・ピンによって互いに接続される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  7. 各前記スラットは、2つのカバー要素を備え、
    前記2つのカバー要素の間に、放射線不透過性材料および任意の充填材料を収容するためのキャビティが形成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  8. 前記2つのカバー要素は、本質的に等しく、互いに関して点対称に配置される、請求項7に記載の放射線防護スラット装置。
  9. 前記カバー要素、前記放射線不透過性材料、および前記任意の充填材料は、互いに接着される、請求項7または8に記載の放射線防護スラット装置。
  10. 前記カバー要素は、係合して互いにさらに接続される請求項9に記載の放射線防護スラット装置。
  11. 隣接するスラットは、形状および/またはサイズにおいて異なる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  12. 前記ガイドは、前記スラットのための懸架として構成される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  13. 各前記スラットは、ボール‐ソケット接合またはユニバーサル・ジョイントを介して前記ガイドに取り付けられる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  14. 前記スラットの変位および回転は、モータを用いて、および代替としての手動により実行される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の放射線防護スラット装置と組合わされるX線装置であって、
    前記X線装置と前記放射線防護スラット装置との間における通信手段を備え、
    前記X線装置は、前記放射線防護スラット装置が閉じられた状態にある場合にのみ動作可能となる、X線装置。
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