JPH06125891A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH06125891A JPH06125891A JP4277059A JP27705992A JPH06125891A JP H06125891 A JPH06125891 A JP H06125891A JP 4277059 A JP4277059 A JP 4277059A JP 27705992 A JP27705992 A JP 27705992A JP H06125891 A JPH06125891 A JP H06125891A
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- rays
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はX線高電圧発生装置のメンテナンス
時に、X線管の下側に鉛板を挿入し忘れたり、挿入して
も、これが確実にロック位置まで挿入されていないと
き、これを検出してX線が出射されないようにし、これ
によってメンテナンス員の被曝を完全に防ぐ。 【構成】 架台4の回転部3に設けられたX線管17か
らX線を出射させたくないとき、前記架台4に搭載され
たマイクロスイッチ25によって前記X線管17の出力
側に設けられた鉛板保持部24に鉛板18が完全に挿入
されているかどうかを検出し、この鉛板18が前記鉛板
保持部24に完全挿入されていないとき、インターロッ
ク回路26によって共振インバータ15等の動作を停止
させてX線管17が駆動されないようにする。
時に、X線管の下側に鉛板を挿入し忘れたり、挿入して
も、これが確実にロック位置まで挿入されていないと
き、これを検出してX線が出射されないようにし、これ
によってメンテナンス員の被曝を完全に防ぐ。 【構成】 架台4の回転部3に設けられたX線管17か
らX線を出射させたくないとき、前記架台4に搭載され
たマイクロスイッチ25によって前記X線管17の出力
側に設けられた鉛板保持部24に鉛板18が完全に挿入
されているかどうかを検出し、この鉛板18が前記鉛板
保持部24に完全挿入されていないとき、インターロッ
ク回路26によって共振インバータ15等の動作を停止
させてX線管17が駆動されないようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線CT装置に係り、特
に、メンテナンス時に不必要なX線の被曝を防止する技
術に関する。
に、メンテナンス時に不必要なX線の被曝を防止する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】医療機器として使用されるCT装置で
は、X線高電圧発生装置と、X線管とを別々に配置する
とともに、これらの間を鉛でシールドしている。
は、X線高電圧発生装置と、X線管とを別々に配置する
とともに、これらの間を鉛でシールドしている。
【0003】これによって、X線高電圧発生装置のメン
テナンスを行なうとき、X線高電圧発生装置が高電圧を
発生してX線管からX線が出射されても、X線高電圧発
生装置と、X線管との距離が離れていることおよびこれ
らの間が鉛でシールドされていることからメンテナンス
員が不要なX線を浴びないようにしている。
テナンスを行なうとき、X線高電圧発生装置が高電圧を
発生してX線管からX線が出射されても、X線高電圧発
生装置と、X線管との距離が離れていることおよびこれ
らの間が鉛でシールドされていることからメンテナンス
員が不要なX線を浴びないようにしている。
【0004】ところが、近年、このようなHFG分離型
CT装置に対して、X線高電圧発生装置が架台上に搭載
されたHFG搭載型CT装置が開発され、各医療機関で
使用されるようになってきた。
CT装置に対して、X線高電圧発生装置が架台上に搭載
されたHFG搭載型CT装置が開発され、各医療機関で
使用されるようになってきた。
【0005】そして、このようなHFG搭載型CT装置
では、X線高電圧発生装置のメンテナンスを行なうと
き、X線高電圧発生装置が高電圧を発生してX線管から
X線が出射されても、メンテナンス員がX線を浴びない
ように、X線高電圧発生装置のメンテナンスを行なうと
き、X線管の下側に鉛板を挿入してメンテナンス員をX
線から保護している。
では、X線高電圧発生装置のメンテナンスを行なうと
き、X線高電圧発生装置が高電圧を発生してX線管から
X線が出射されても、メンテナンス員がX線を浴びない
ように、X線高電圧発生装置のメンテナンスを行なうと
き、X線管の下側に鉛板を挿入してメンテナンス員をX
線から保護している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、X線高電圧発生装置のメンテナンス時
に、X線管の下側に鉛板を挿入し忘れたり、挿入して
も、これが確実にロック位置まで挿入されていないこと
があり、このような場合、漏れたX線によってメンテナ
ンス員が被曝してしまうことがあった。
うな方法では、X線高電圧発生装置のメンテナンス時
に、X線管の下側に鉛板を挿入し忘れたり、挿入して
も、これが確実にロック位置まで挿入されていないこと
があり、このような場合、漏れたX線によってメンテナ
ンス員が被曝してしまうことがあった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、X線高電圧発
生装置のメンテナンス時に、X線管の下側に鉛板を挿入
し忘れたり、挿入しても、これが確実にロック位置まで
挿入されていないとき、これを検出してX線が出射され
ないようにすることができ、これによってメンテナンス
員の被曝を完全に防ぐことができるX線CT装置を提供
することを目的としている。
生装置のメンテナンス時に、X線管の下側に鉛板を挿入
し忘れたり、挿入しても、これが確実にロック位置まで
挿入されていないとき、これを検出してX線が出射され
ないようにすることができ、これによってメンテナンス
員の被曝を完全に防ぐことができるX線CT装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるX線CT装置は、架台に設けられたX
線高電圧発生装置によってX線管を駆動してこのX線管
からX線を出射させ、これを被検者に照射するととも
に、前記被検者を透過したX線を検出して前記被検者の
X線断面画像を生成するX線CT装置において、前記X
線管の出口側に設けられ、該X線管の出口側を機械的に
遮蔽・開放可能な遮蔽機構と、前記遮蔽機構が遮蔽か開
放かを検出するセンサと、メンテナンス時には、前記セ
ンサによって前記遮蔽機構が遮蔽状態でないことが検出
されている間、前記X線高電圧発生装置によるX線管の
駆動を禁止するインターロック回路とを備えたことを特
徴としている。
めに本発明によるX線CT装置は、架台に設けられたX
線高電圧発生装置によってX線管を駆動してこのX線管
からX線を出射させ、これを被検者に照射するととも
に、前記被検者を透過したX線を検出して前記被検者の
X線断面画像を生成するX線CT装置において、前記X
線管の出口側に設けられ、該X線管の出口側を機械的に
遮蔽・開放可能な遮蔽機構と、前記遮蔽機構が遮蔽か開
放かを検出するセンサと、メンテナンス時には、前記セ
ンサによって前記遮蔽機構が遮蔽状態でないことが検出
されている間、前記X線高電圧発生装置によるX線管の
駆動を禁止するインターロック回路とを備えたことを特
徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成において、架台に設けられたX線管
からX線を出射させたくないとき(メンテナンス時)、
前記架台に搭載されたセンサによってX線管の出力側に
設けられた遮蔽機構が遮蔽状態になっているかどうかが
チェックされ、これが遮蔽状態になっていないとき、イ
ンターロック回路によってX線高電圧発生装置の動作が
停止させられてX線管の駆動が禁止される。
からX線を出射させたくないとき(メンテナンス時)、
前記架台に搭載されたセンサによってX線管の出力側に
設けられた遮蔽機構が遮蔽状態になっているかどうかが
チェックされ、これが遮蔽状態になっていないとき、イ
ンターロック回路によってX線高電圧発生装置の動作が
停止させられてX線管の駆動が禁止される。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるHFG搭載型CT装置の
一実施例の要部を示す構成図である。
一実施例の要部を示す構成図である。
【0011】この図に示すHFG搭載型CT装置1は固
定部2と、回転部3とを有する架台4を備えており、架
台4によってX線を発生して、これを架台中央に配置さ
れた天板6上に乗せられている被検者7に照射し、これ
によってこの被検者7のX線データを収集してX線断面
画像を作成する。
定部2と、回転部3とを有する架台4を備えており、架
台4によってX線を発生して、これを架台中央に配置さ
れた天板6上に乗せられている被検者7に照射し、これ
によってこの被検者7のX線データを収集してX線断面
画像を作成する。
【0012】固定部2は外形が四角に、内形が円形に構
成された筐体8と、この筐体8内に設けられるモータ9
と、このモータ9の駆動力によって前記回転部3を回転
させるベルト10とを備えており、回転角度指示に応じ
てモータ9を動作させて前記回転部3を回転駆動する。
成された筐体8と、この筐体8内に設けられるモータ9
と、このモータ9の駆動力によって前記回転部3を回転
させるベルト10とを備えており、回転角度指示に応じ
てモータ9を動作させて前記回転部3を回転駆動する。
【0013】回転部3は前記固定部2の内側に回転自在
に填込まれる円筒状の筐体11と、この筐体11の外周
部分に設けられ、前記固定部2からの電力を取り込んだ
り、信号の授受を行なったりするスリップリング12
と、前記筐体11内に設けられ、X線発生指示に基づい
てX線発生指示信号等を生成するX線制御部14と、前
記筐体11内に設けられ、前記X線制御部14から出力
されるX線発生指示信号等に基づいて高周波信号を生成
する共振インバータ15と、前記筐体11内に設けら
れ、前記共振インバータ15から出力される高周波信号
を昇圧する高圧トランス16とを備えている。
に填込まれる円筒状の筐体11と、この筐体11の外周
部分に設けられ、前記固定部2からの電力を取り込んだ
り、信号の授受を行なったりするスリップリング12
と、前記筐体11内に設けられ、X線発生指示に基づい
てX線発生指示信号等を生成するX線制御部14と、前
記筐体11内に設けられ、前記X線制御部14から出力
されるX線発生指示信号等に基づいて高周波信号を生成
する共振インバータ15と、前記筐体11内に設けら
れ、前記共振インバータ15から出力される高周波信号
を昇圧する高圧トランス16とを備えている。
【0014】さらに、前記回転部3は前記筐体11内に
設けられ、前記高圧トランス16によって昇圧された高
周波信号によってX線を発生するX線管17と、前記筐
体11内の前記X線管17の下側に設けられ、メンテナ
ンス時等に筐体11外から鉛板18(図2参照)が挿入
されて前記X線管17から出射されるX線が筐体11外
に出ないようにする鉛板挿入部19と、前記筐体11内
に配置され、前記X線管17から出射され、天板6に乗
せられている被検者7を透過したX線を検出する検出器
20と、前記筐体11内に設けられ、前記検出器20に
よって検出されたX線のデータを収集するデータ収集部
21とを備えている。
設けられ、前記高圧トランス16によって昇圧された高
周波信号によってX線を発生するX線管17と、前記筐
体11内の前記X線管17の下側に設けられ、メンテナ
ンス時等に筐体11外から鉛板18(図2参照)が挿入
されて前記X線管17から出射されるX線が筐体11外
に出ないようにする鉛板挿入部19と、前記筐体11内
に配置され、前記X線管17から出射され、天板6に乗
せられている被検者7を透過したX線を検出する検出器
20と、前記筐体11内に設けられ、前記検出器20に
よって検出されたX線のデータを収集するデータ収集部
21とを備えている。
【0015】そして、スリップリング12を介して前記
固定部2から出力されるX線発生指示信号等に基づいて
共振インバータ15を共振させてX線管17からX線を
出射させて天板6上に乗せられている被検者7に照射さ
せるとともに、検出器20によって前記被検者7を透過
したX線を検出してデータ収集部21でこれを収集し、
前記スリップリング12を介して前記固定部2に供給す
る。
固定部2から出力されるX線発生指示信号等に基づいて
共振インバータ15を共振させてX線管17からX線を
出射させて天板6上に乗せられている被検者7に照射さ
せるとともに、検出器20によって前記被検者7を透過
したX線を検出してデータ収集部21でこれを収集し、
前記スリップリング12を介して前記固定部2に供給す
る。
【0016】前記鉛板挿入部19は図2に示す如くX線
管17と、ウエッジ22およびスリット板23との間に
設けられる一部が開口された箱状の鉛板保持部24と、
図3に示す如く前記鉛板保持部24の奥部に設けられ、
前記鉛板保持部24の開口部から鉛板18が挿入され
て、この鉛板18の先端が前記鉛板保持部24の奥に達
したとき、これを検出するマイクロスイッチ25とを備
えており、被検者7のX線画像を撮影するときには、鉛
板保持部24から鉛板18が抜き出されて、ステッピン
グモータによってスリット板23が駆動されて、被検者
7の体軸方向に0mm〜10mmの範囲でスリット幅が
制御され、前記X線管17から出射されたX線がスリッ
トを通過して被検者7に照射される。
管17と、ウエッジ22およびスリット板23との間に
設けられる一部が開口された箱状の鉛板保持部24と、
図3に示す如く前記鉛板保持部24の奥部に設けられ、
前記鉛板保持部24の開口部から鉛板18が挿入され
て、この鉛板18の先端が前記鉛板保持部24の奥に達
したとき、これを検出するマイクロスイッチ25とを備
えており、被検者7のX線画像を撮影するときには、鉛
板保持部24から鉛板18が抜き出されて、ステッピン
グモータによってスリット板23が駆動されて、被検者
7の体軸方向に0mm〜10mmの範囲でスリット幅が
制御され、前記X線管17から出射されたX線がスリッ
トを通過して被検者7に照射される。
【0017】そして、前記X線制御部14や前記共振イ
ンバータ15、前記高圧トランス16のメンテナンスを
行なうときには、鉛板保持部24の開口部から鉛板18
が挿入されて、この鉛板18の先端が前記鉛板保持部2
4の奥に達したとき、マイクロスイッチ25によってこ
れが検出されて挿入検出信号が生成され、これが図4に
示すインターロック回路26に供給される。
ンバータ15、前記高圧トランス16のメンテナンスを
行なうときには、鉛板保持部24の開口部から鉛板18
が挿入されて、この鉛板18の先端が前記鉛板保持部2
4の奥に達したとき、マイクロスイッチ25によってこ
れが検出されて挿入検出信号が生成され、これが図4に
示すインターロック回路26に供給される。
【0018】インターロック回路26は前記X線制御部
14の一部として構成されており、前記固定部2の筐体
8等に設けられているメンテナンス用スイッチ27がオ
ン状態にされているとき、前記マイクロスイッチ25か
ら挿入検出信号が出力されていなければ、X線制御部1
4からX線発生指示信号等が出力されるのを禁止して前
記共振インバータ15から高周波信号が出力されないよ
うにする。
14の一部として構成されており、前記固定部2の筐体
8等に設けられているメンテナンス用スイッチ27がオ
ン状態にされているとき、前記マイクロスイッチ25か
ら挿入検出信号が出力されていなければ、X線制御部1
4からX線発生指示信号等が出力されるのを禁止して前
記共振インバータ15から高周波信号が出力されないよ
うにする。
【0019】これによって、前記X線制御部14や前記
共振インバータ15、前記高圧トランス16等のX線高
電圧発生装置のメンテナンスを行なうとき、鉛板保持部
24の開口部から鉛板18が挿入されて、この鉛板18
の先端が前記鉛板保持部24の奥に達していない状態
で、X線を出射するように各スイッチを操作しても、X
線管17からX線が出射されないようにすることができ
る。
共振インバータ15、前記高圧トランス16等のX線高
電圧発生装置のメンテナンスを行なうとき、鉛板保持部
24の開口部から鉛板18が挿入されて、この鉛板18
の先端が前記鉛板保持部24の奥に達していない状態
で、X線を出射するように各スイッチを操作しても、X
線管17からX線が出射されないようにすることができ
る。
【0020】このようにこの実施例においては、鉛板保
持部24の開口部から鉛板18が挿入されて、この鉛板
18の先端が前記鉛板保持部24の奥に達したとき、マ
イクロスイッチ25によってこれを検出してX線管17
からX線が出射されないようにしたので、X線高電圧発
生装置のメンテナンス時に、X線管17の下側に鉛板1
8を挿入し忘れたり、挿入しても、これが確実にロック
位置まで挿入されていないとき、これを検出してX線が
出射されないようにすることができ、これによってメン
テナンス員の被曝を完全に防ぐことができる。
持部24の開口部から鉛板18が挿入されて、この鉛板
18の先端が前記鉛板保持部24の奥に達したとき、マ
イクロスイッチ25によってこれを検出してX線管17
からX線が出射されないようにしたので、X線高電圧発
生装置のメンテナンス時に、X線管17の下側に鉛板1
8を挿入し忘れたり、挿入しても、これが確実にロック
位置まで挿入されていないとき、これを検出してX線が
出射されないようにすることができ、これによってメン
テナンス員の被曝を完全に防ぐことができる。
【0021】また、上述した実施例においては、マイク
ロスイッチ25によって鉛板保持部24に鉛板18が挿
入されているかどうかを検出するようにしているが、光
センサや単なるスイッチによってこれを検出するように
しても、また鉛板18を鉛板保持部24に挿入した後、
鉛板18に設けられたロック機構30によってこれがロ
ックされたとき、前記ロック機構30部分に設けられた
スイッチ(図示は省略する)によってこれを検出するよ
うにしても良い。
ロスイッチ25によって鉛板保持部24に鉛板18が挿
入されているかどうかを検出するようにしているが、光
センサや単なるスイッチによってこれを検出するように
しても、また鉛板18を鉛板保持部24に挿入した後、
鉛板18に設けられたロック機構30によってこれがロ
ックされたとき、前記ロック機構30部分に設けられた
スイッチ(図示は省略する)によってこれを検出するよ
うにしても良い。
【0022】図5は本発明の第2実施例を示す構成図で
あり、同図(a) はX線管17を正面から見た図、同図
(b) はその側面図である。そして、前記した実施例では
鉛板18を完全に引抜いたり、挿入したりする構成とし
たが、この実施例では図5(b)に示すように、やや薄形
の鉛板32が引出された状態で固定可能となっている。
あり、同図(a) はX線管17を正面から見た図、同図
(b) はその側面図である。そして、前記した実施例では
鉛板18を完全に引抜いたり、挿入したりする構成とし
たが、この実施例では図5(b)に示すように、やや薄形
の鉛板32が引出された状態で固定可能となっている。
【0023】即ち、メンテナンス時には鉛板32を
「B」の位置まで挿入して固定する。これによってマイ
クロスイッチ31がオンとなってインターロック回路2
6が作動する。また、被検体にX線を曝射する際には鉛
板32を「B」の位置まで引出す。これによって、曝射
されたX線はウェッジ33を通過して出力される。
「B」の位置まで挿入して固定する。これによってマイ
クロスイッチ31がオンとなってインターロック回路2
6が作動する。また、被検体にX線を曝射する際には鉛
板32を「B」の位置まで引出す。これによって、曝射
されたX線はウェッジ33を通過して出力される。
【0024】このような構成によれば、鉛板32をメン
テナンスの度に取外すことはなく、所定長だけ引出せば
良い。従って、メンテナンス員の負担が軽減される。
テナンスの度に取外すことはなく、所定長だけ引出せば
良い。従って、メンテナンス員の負担が軽減される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線高電圧発生装置のメンテナンス時に、X線管の下側に
鉛板を挿入し忘れたり、挿入しても、これが確実にロッ
ク位置まで挿入されていないとき、これを検出してX線
が出射されないようにすることができ、これによってメ
ンテナンス員の被曝を完全に防ぐことができる。
線高電圧発生装置のメンテナンス時に、X線管の下側に
鉛板を挿入し忘れたり、挿入しても、これが確実にロッ
ク位置まで挿入されていないとき、これを検出してX線
が出射されないようにすることができ、これによってメ
ンテナンス員の被曝を完全に防ぐことができる。
【図1】本発明によるHFG搭載型のX線CT装置の一
実施例の要部を示す構成図である。
実施例の要部を示す構成図である。
【図2】図1に示す鉛板挿入部の詳細な構成例を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図3】図3に示す鉛板保持部の詳細な構成例を示す断
面図である。
面図である。
【図4】図1に示すHFG搭載型のX線CT装置の回路
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す構成図である。
1 HFG搭載型CT装置 2 固定部 3 回転
部 4 架台 6 天板 7 被検者 11 筐体 12 スリ
ップリング 14 X線制御部(X線高電圧発生装置) 15 共振インバータ(X線高電圧発生装置) 16 高圧トランス(X線高電圧発生装置) 17 X線管 18 鉛板 19 鉛板挿入部(遮
蔽機構) 20 検出器 21 データ収集部 24 鉛板保
持部 25 マイクロスイッチ(センサ) 26 インター
ロック回路 27 メンテナンス用スイッチ 31 マイクロスイ
ッチ 32 鉛板
部 4 架台 6 天板 7 被検者 11 筐体 12 スリ
ップリング 14 X線制御部(X線高電圧発生装置) 15 共振インバータ(X線高電圧発生装置) 16 高圧トランス(X線高電圧発生装置) 17 X線管 18 鉛板 19 鉛板挿入部(遮
蔽機構) 20 検出器 21 データ収集部 24 鉛板保
持部 25 マイクロスイッチ(センサ) 26 インター
ロック回路 27 メンテナンス用スイッチ 31 マイクロスイ
ッチ 32 鉛板
Claims (1)
- 【請求項1】 架台に設けられたX線高電圧発生装置に
よってX線管を駆動してこのX線管からX線を出射さ
せ、これを被検者に照射するとともに、前記被検者を透
過したX線を検出して前記被検者のX線断面画像を生成
するX線CT装置において、 前記X線管の出口側に設けられ、該X線管の出口側を機
械的に遮蔽・開放可能な遮蔽機構と、 前記遮蔽機構が遮蔽か開放かを検出するセンサと、 メンテナンス時には、前記センサによって前記遮蔽機構
が遮蔽状態でないことが検出されている間、前記X線高
電圧発生装置によるX線管の駆動を禁止するインターロ
ック回路と、 を備えたことを特徴とするX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277059A JPH06125891A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277059A JPH06125891A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125891A true JPH06125891A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17578217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277059A Pending JPH06125891A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06125891A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511050A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-03-28 | マヴィック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 放射線防護スラット装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4277059A patent/JPH06125891A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511050A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-03-28 | マヴィック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 放射線防護スラット装置 |
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