JP5794925B2 - グロメット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用のワイヤハーネス等を取付パネルに貫通状態で保持するために用いられるグロメットに関する。
例えば自動車用のワイヤハーネスを取付パネルに設けた嵌合孔に貫通させる際には、ワイヤハーネスの損傷防止及び嵌合孔の防水、防音等を目的として、嵌合孔にグロメットが設けられる。このグロメットは、嵌合孔に嵌合する嵌合筒部と、嵌合筒部と同軸で連設され、ワイヤハーネスが貫通する貫通筒部とからなる筒状体で、ワイヤハーネスを貫通筒部に貫通させた状態で、貫通筒部とワイヤハーネスとに跨ってテープ巻きすることで、ワイヤハーネスは取付パネルに貫通状態で保持される。
しかし、この貫通筒部は、一種類のワイヤハーネスの外径にのみ合わせた径となっているため、適用径外の小径のワイヤハーネスを使用する際には、予めワイヤハーネスにテープ巻きを行ったり、チューブを外装させたりして適用径にした上で、改めて貫通筒部に跨ってテープ巻きする作業を行っている。よって、工数が掛かる上、テープ巻きやチューブが余計に増えることでコストアップにも繋がってしまう。
そこで、1つのグロメットでも複数径のワイヤハーネスに対応可能とすべく、特許文献1には、ワイヤハーネスが貫通される管状の保持部を、リング状の空間を介して重なり、基部が連結するように形成された複数の径の保持部から形成して、小径のワイヤハーネスでは小径の保持部を利用してワイヤハーネスを保持させる一方、大径のワイヤハーネスでは、小径の保持部を拡径させてワイヤハーネスを保持させるようにしたゴム製のグロメットの発明が開示されている。
実開平5−19772号公報
ところが、特許文献1のグロメットにおいては、大径のワイヤハーネスを貫通させる際に小径の保持部を無理に拡開させる必要があるため、ワイヤハーネスを貫通させる際の抵抗が強く、大きな挿入力が必要となって作業性が低下する問題があった。
そこで、本発明は、工数やコストの増加を抑制できるのは勿論、大径のワイヤハーネスを貫通させる際に必要な挿入力を低減でき、作業性が良好となるグロメットを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、取付パネルに設けた嵌合孔に嵌着される嵌合筒部と、その嵌合筒部の前方に連設される貫通筒部とからなり、弾性材料からなるグロメットであって、貫通筒部の先端に、外側への折り返し部を形成すると共に、貫通筒部と折り返し部との間に、常態では前方に突出し、折り返し部を貫通筒部の前方へめくり戻した際には貫通筒部の内側へリング状に突出する肉厚部を形成したことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、予めワイヤハーネスにテープ巻きしたり、チューブを外装させたりすることなく、小径のワイヤハーネスに対応して適用できる。また、小径のワイヤハーネスであっても安定した防水性及び防音性が確保できる。一方、大径のワイヤハーネスを適用する場合、肉厚部が干渉しないので、大きな挿入力を必要としない。従って、工数やコストの増加を抑制できるのは勿論、大径のワイヤハーネスを貫通させる際に必要な挿入力を低減でき、作業性が良好となる。
グロメットの説明図である。 折り返し部をめくり戻した際のグロメットの説明図である。 大径のワイヤハーネスを適用したグロメットの説明図である。 小径のワイヤハーネスを適用したグロメットの説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、グロメットの一例を示す説明図で、グロメット1は、弾性材料であるゴム製であり、取付パネルに設けた嵌合孔に嵌着される大径の嵌合筒部2と、その嵌合筒部2に同軸で連設される小径の貫通筒部3とからなる。
貫通筒部3の先端には、外側への折り返し部4が連設されて二重筒形状となっており、貫通筒部3と折り返し部4との間は、貫通筒部3よりも肉厚で前方へ突出する肉厚部5となっている。
よって、この折り返し部4をめくるように前方へ裏返すと、図2に示すように、折り返し部4が貫通筒部3よりも前方へ突出すると共に、前方へ突出していた肉厚部5が貫通筒部3の内側へ移動してリング状に突出する。この突出した肉厚部5の先端により、貫通筒部3の内径よりも小径の内側保持部6が形成されるようになっている。
以上の如く構成されたグロメット1においては、貫通筒部3の内径と略等しい外径を有するワイヤハーネスを用いる場合は、図3に示すように、折り返し部4をそのままにした状態で、貫通筒部3に大径のワイヤハーネスW1を貫通させて、貫通筒部3及び折り返し部4ごとテープ巻きして固定する。7はテープ巻き部である。すると、貫通筒部3の内周面がワイヤハーネスW1の外周面に密着した状態で固定され、グロメット1とワイヤハーネスW1との密閉性が保たれる。
一方、貫通筒部3の内径よりも小さい外径を有するワイヤハーネスを用いる場合は、図4に示すように、折り返し部4を前方へめくり戻して肉厚部5を貫通筒部3の内側へ移動させた状態で、貫通筒部3に小径のワイヤハーネスW2を貫通させれば、貫通筒部3内では、肉厚部5の内側保持部6がワイヤハーネスW2の外周面に密着する。この状態で、折り返し部4及び貫通筒部3ごとワイヤハーネスW2にテープ巻きして固定すると、内側保持部6がワイヤハーネスW2に密着した状態で固定され、グロメット1とワイヤハーネスW2との密閉性が保たれる。
このように、上記形態のグロメット1によれば、貫通筒部3の先端に、外側への折り返し部4を形成すると共に、貫通筒部3と折り返し部4との間に、常態では前方に突出し、折り返し部4を貫通筒部3の前方へめくり戻した際には貫通筒部3の内側へリング状に突出する肉厚部5を形成したことで、予めワイヤハーネスW2にテープ巻きしたり、チューブを外装させたりすることなく、小径のワイヤハーネスW2に対応して適用できる。また、小径のワイヤハーネスW2であっても安定した防水性及び防音性が確保できる。一方、大径のワイヤハーネスW1を適用する場合、肉厚部5が干渉しないので、大きな挿入力を必要としない。従って、工数やコストの増加を抑制できるのは勿論、大径のワイヤハーネスW1を貫通させる際に必要な挿入力を低減でき、作業性が良好となる。
なお、肉厚部の形状は上記形態に限らず、折り返し部を前方へめくり戻した際に貫通筒部の内側へリング状に突出するものであれば、適宜変更可能である。
1・・グロメット、2・・嵌合筒部、3・・貫通筒部、4・・折り返し部、5・・肉厚部、6・・内側保持部、7・・テープ巻き部、W1・・大径のワイヤハーネス、W2・・小径のワイヤハーネス。

Claims (1)

  1. 取付パネルに設けた嵌合孔に嵌着される嵌合筒部と、その嵌合筒部の前方に連設される貫通筒部とからなり、弾性材料からなるグロメットであって、
    前記貫通筒部の先端に、外側への折り返し部を形成すると共に、前記貫通筒部と前記折り返し部との間に、常態では前方に突出し、前記折り返し部を前記貫通筒部の前方へめくり戻した際には前記貫通筒部の内側へリング状に突出する肉厚部を形成したことを特徴とするグロメット。
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