JP5794055B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドからインク滴を吐出することによって被記録媒体に画像記録を行うインクジェット記録装置に関し、より詳細にはインク供給部から記録ヘッドへインク供給管を介してインクを供給可能なインクジェット記録装置に関する。
記録ヘッドからインク滴を吐出して記録用紙などの被記録媒体に画像記録を行うインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置において、記録ヘッドは、キャリッジに搭載されており、記録ヘッド及びキャリッジなどによって記録部が構成されている。キャリッジは、モータなどの駆動源から駆動伝達されて、一定方向に往復動する。キャリッジの往復動に際して、記録ヘッドからインク滴が被記録媒体へ吐出される。これにより、被記録媒体に画像が記録される。
記録部には、記録部とは別の位置に設けられ、インクカートリッジが接続されるインク供給部からインクが供給される。インクの供給方式として、インク供給管を用いる方式がある。インク供給管は、インク供給部から記録部へインクを供給するための流路である。インク供給管は、キャリッジの往復動に追従する可撓性を有する。インク供給管は、キャリッジがインク供給部から最も離れた位置に対応する長さであり、キャリッジがインク供給部に最も近づく際には、例えば略U字形状に湾曲される。
記録部及びインク供給管が上記のように構成されているため、記録部と、キャリッジの往復動に追従して移動するインク供給管とは、キャリッジの移動に際して一定の領域を占有する。特に、インク供給管は、キャリッジの移動に追従して移動する過程において折れることのないように、湾曲部分の屈曲率を大きくする必要がある。そのため、インク供給管が占有する領域は大きくなる傾向にある。
また、インクジェット記録装置は、マイクロコンピュータなどで構成された制御部によって、全体の動作を制御されている。通常、制御部は、基板に実装されている。
特許文献1には、上述したキャリッジと、キャリッジに搭載された記録ヘッドと、上述したインク供給管に対応するチューブと、制御部を構成するメイン基板とを備えたインクジェット記録装置が開示されている。
特開2007−168095号公報
特許文献1に開示されたインクジェット記録装置において、キャリッジは平面視において装置の幅方向に移動可能であり、インク供給管はキャリッジの前方に配置されており、メイン基板はチューブの前方に配置されている。
ここで、上述したように、キャリッジ及びインク供給管は、キャリッジの移動に際して一定の領域を占有する。また、メイン基板も、一定の領域を占有する。そのため、インク供給管がキャリッジの前方に配置され、メイン基板がインク供給管の前方に配置された場合、インクジェット記録装置は前後方向に長くなってしまう。つまり、インクジェット記録装置の設置面積が大きくなってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、インク供給部から記録部へインクを供給するためのインク供給管が配置された構造であっても、装置の設置面積の拡大を小さく抑えることができる構造を提供することにある。
(1) 本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体の画像記録面に沿った方向に移動可能であって、インク滴を吐出することによって被記録媒体に画像を記録する記録部と、上記記録部に接続されて上記記録部にインクを供給するインク供給管と、上記インク供給管にインクを供給するインク供給部と、を備える。上記インク供給管は、可撓性を有し、且つ、上記記録部に第1端側が接続されて第1向きに延出され、上記第1向きとは異なる第2向きに向かって湾曲されて上記インク供給部に第2端側が接続され、上記記録部の移動に追従して姿勢変化する。少なくとも一部が平面視において、姿勢変化される上記インク供給管が占有可能な領域と重なる位置に配置されており、当該装置の動作を制御する制御部が取付けられた第1基板を備える。
平面視において、第1基板が占有する領域と、姿勢変化されるインク供給管が占有可能な領域とが、共用可能である。
(2) 平面視において、上記領域と重なる位置に配置されている上記第1基板の少なくとも一部は、上記領域の上方に配置されている。
第1基板がインク供給管よりも上側にあるため、インク供給管が破損した場合に、インク供給管から漏れ出たインクが第1基板に付着する可能性を低くすることができる。
(3) 上記記録部は、移動可能範囲のうちの第1位置に位置された状態で、その少なくとも一部が平面視において上記第1基板の下方であり、上記第1位置とは異なる第2位置に位置された状態で、平面視において上記第1基板と重ならない。
平面視において、第1位置に位置された記録部の少なくとも一部が第1基板の下方にある。そのため、平面視において、記録部が占有する領域と、第1基板が占有する領域とが、共用可能である。
また、記録部が第2位置に位置されることによって、第1基板を装置から取り外すことなく、記録部を装置から取り外すことができる。
(4) 本発明のインクジェット記録装置は、上記第1基板及び上記インク供給管の間に設けられており、上記第1基板が取付けられた金属製のプレートを更に備える。
第1基板とインク供給管との間にプレートが備えられているため、インク供給管が破損した場合にインク供給管から漏れ出たインクはプレートに付着する。これにより、インク供給管から漏れ出たインクが第1基板に付着する可能性を低くすることができる。
また、プレートは金属製であるため、第1基板において発生するノイズを小さくすることができる。
(5) 本発明のインクジェット記録装置は、上記インク供給管が配置されている側から上記プレートを支持する支持部を更に備える。上記支持部は、平面視における上記領域の外側に設けられている。
記録部の移動に追従して移動するインク供給管が、支持部に接触する可能性を低くすることができる。
(6) 上記支持部は、平面視における上記インク供給管の湾曲部分よりも外側の2箇所と、平面視における上記インク供給管の湾曲部分よりも内側の1箇所とにおいて、上記プレートを支持する。
本構成によれば、支持部は3箇所においてプレートを支持している。これにより、プレートの安定した支持が実現可能である。
(7) 本発明のインクジェット記録装置は、上記プレートにおける上記インク供給管側の面に貼り付けられたフィルム部材を更に備える。
本構成によれば、記録部の移動に追従して移動するインク供給管は、プレート自体に接触するのではなく、プレートに貼り付けられたフィルム部材に接触する。ここで、フィルム部材の表面は、金属製のプレートの表面よりも滑りやすい。よって、インク供給管がフィルム部材に接触した場合に、インク供給管の移動がフィルム部材との摩擦によって妨げられることを低減することができる。
(8) 本発明のインクジェット記録装置は、上記制御部に電力を供給する電力供給部を有する第2基板を更に備える。上記第2基板は、その少なくとも一部が平面視において上記領域と重なる位置に配置されている。上記第2基板と重なる当該領域では、複数の上記インク供給管が上下方向に並んで配置されている。
電力を供給する第2基板は発熱し易い。しかし、本構成によれば、記録部の移動に追従したインク供給管の移動によって、装置内部の空間に気流が発生する。これにより、発熱による第2基板の温度上昇を低減することができる。
(9) 上記インク供給管は、上下方向において、上記第1基板と上記第2基板との間に配置されている。
熱を発する第1基板と第2基板との間には、インク供給管が配置される。これにより、第1基板と第2基板とから発せられる熱を分散させることができる。
本発明によれば、平面視において、第1基板が占有する領域と、姿勢変化されるインク供給管が占有可能な領域とが、装置の幅方向及び奥行き方向において共用可能である。よって、装置の設置面積の拡大を小さく抑えることができる。
図1は、複合機10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、プリンタ部11の内部を前方左斜め上から見た斜視図である。 図4は、図3の分解斜視図である。 図5は、キャリッジ38が右端付近へ移動したときのプリンタ部11の平面図である。 図6は、キャリッジ38が左端付近へ移動したときのプリンタ部11の平面図である。 図7は、キャリッジ38が右端付近へ移動したときの記録部24とインク供給管30とカートリッジ装着部41とプレート70と第1基板80と第2基板81との位置関係を模式的に示した図であり、(A)には平面図が示されており、(B)には正面図が示されている。 図8は、キャリッジ38が左端付近へ移動したときの記録部24とインク供給管30とカートリッジ装着部41とプレート70と第1基板80と第2基板81との位置関係を模式的に示した図であり、(A)には平面図が示されており、(B)には正面図が示されている。 図9は、キャリッジ38が左端付近へ移動したときの状態と右端付近へ移動したときの状態とを重ねて表示したプリンタ部11の平面図である。 図10は、変形例1における記録部24とインク供給管30とカートリッジ装着部41とプレート70と第1基板80と第2基板81との位置関係を模式的に示した正面図である。 図11は、インクカートリッジ90及びカートリッジ装着部41を模式的に示す縦断面図である。 図12は、プリンタ部11の内部を前方右斜め上から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、本体開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10]
図1に示されるように、複合機10は、概ね薄型の直方体に形成されている。複合機10は、その上部に、記録用紙などの原稿に記録された画像をイメージセンサによって読み取って画像データを取得するスキャナ部12を備えている。また、複合機10は、その下部に、上記画像データなどに基づいて、記録用紙15(図2参照、本発明の被記録媒体の一例)に画像を記録するプリンタ部11(本発明のインクジェット記録装置の一例)を備えている。複合機10は、正面に本体開口13が形成された筐体14を有している。給紙トレイ20及び排紙トレイ21が、本体開口13から前後方向8に挿抜可能である。給紙トレイ20には、所望のサイズの記録用紙15が載置される。
スキャナ部12は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。なお、ここでは、スキャナ部12の詳細な説明は省略される。
図2に示されるように、プリンタ部11は、記録用紙15が通過する搬送路23と、給紙トレイ20に載置された記録用紙15を搬送路23へ給送する給紙ローラ25と、搬送路23に設けられており、給紙ローラ25によって搬送路23に給送された記録用紙15を搬送する搬送ローラ対63及び排出ローラ対66と、スキャナ部12によって原稿から読み取られた画像データなどに基づいて、記録用紙15に画像を記録するインクジェット記録方式の記録部24と、を備えている。
[搬送路23]
図2に示されるように、搬送路23は、給紙トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて記録部24の下方を通って排紙トレイ21に至る通路である。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する外側ガイド部材53及び内側ガイド部材54によって区画される空間である。記録用紙15は、搬送路23を図2に破線の矢印で示される向きである搬送向きに搬送される。
[搬送ローラ対63及び排出ローラ対66]
図2に示されるように、搬送路23における記録部24よりも搬送向きの上流側には、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる搬送ローラ対63が設けられている。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61のローラ面に圧接されている。これにより、搬送ローラ対63は、記録用紙15を挟持可能である。
搬送路23における記録部24よりも搬送向きの下流側には、排出ローラ64及び拍車65よりなる排出ローラ対66が設けられている。拍車65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64のローラ面に圧接されている。これにより、排出ローラ対66は、記録用紙15を挟持可能である。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送モータ(不図示)の回転駆動力が遊星ギヤなどから構成されている駆動伝達機構(不図示)を介して伝達されることによって、駆動される。回転駆動力が伝達された搬送ローラ61及び排出ローラ64は、ピンチローラ62及び拍車65との間に記録用紙15を挟持しつつ搬送向きへ搬送する。
[記録部24]
図2に示されるように、搬送路23の上側には、記録部24(本発明の記録部の一例)が配置されている。記録部24は、インクジェット方式の記録ヘッド37と、記録ヘッド37を搭載するキャリッジ38とを備えている。
図3〜図6に示されるように、キャリッジ38は、記録用紙15の搬送方向である前後方向8と直交する左右方向9に移動可能に以下で説明するガイドレール43、44に支持されている。換言すると、キャリッジ38は、記録用紙15の画像記録面に沿った方向に移動可能に一対のガイドレール43、44に支持されている。
ガイドレール43、44は、前後方向8において対向して配置されると共に、左右方向9に延設されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11を構成する各部材を支持するフレーム72に取り付けられている。キャリッジ38は、ガイドレール43、44を跨ぐようにして左右方向9に移動可能に載置されている。
ガイドレール44の上面には、駆動プーリ47(図6参照)と従動プーリ48(図5参照)と無端環状のベルト49(図5及び図6参照)とが配置されている。駆動プーリ47及び従動プーリ48は、ガイドレール44の左右方向9の両端付近に設けられている。駆動プーリ47及び従動プーリ48を架け渡すように、無端環状のベルト49が張架されている。駆動プーリ47の軸に、キャリッジ38を駆動させるためのキャリッジモータ(不図示)の駆動軸が連結されている。キャリッジモータの回転駆動力が駆動プーリに伝達されると、駆動プーリの回転によりベルト49が周運動する。
キャリッジ38は、その底面側においてベルト49に連結されている。これにより、ベルト49が周運動すると、キャリッジ38がガイドレール43、44上を左右方向9に移動する。つまり、キャリッジ38及びキャリッジ38に搭載された記録ヘッド37が左右方向9に移動される。
図2に示されるように、記録ヘッド37は、キャリッジ38の下面に配置されている。記録ヘッド37の下面には、複数個のノズルが形成されている。ノズルは、キャリッジ38の下面に露出されている。つまり、記録ヘッド37は、ノズルが形成されたノズル面36を有している。
後述するカートリッジ装着部41(図3〜図6参照)に装着されたインクカートリッジ90から各色のインクが、後述するインク供給管30(本発明のインク供給管の一例)を介して、記録部24へ供給される。キャリッジ38がスライドされる間に、各ノズルから各色インクが微小なインク滴として選択的に吐出される。これにより、プラテン67(図2参照)上を搬送される記録用紙15に画像が記録される。
[カートリッジ装着部41]
図1、図3、図4、及び図12に示されるように、プリンタ部11の前面52(図1参照)の右下部には、カートリッジ装着部41が設けられている。図1に示されるように、プリンタ部11の前面52の右下には、プリンタ部11の前面52の下端を軸として矢印55の方向に回動することによって開閉可能なカバー51が設けられている。カバー51が開かれることによって、図3、図4、及び図12に示されるように、カートリッジ装着部41は露出される。
図11に示されるように、カートリッジ装着部41には、インクカートリッジ90が挿抜可能である。インクカートリッジ90は、略直方体形状である。詳細には、インクカートリッジ90は、幅方向に細く、高さ方向と奥行き方向が幅方向よりも大きい扁平形状である。
インクカートリッジ90の内部には、空間であるインク室91が形成されている。インク室91には、インクが貯留される。インクカートリッジ90がカートリッジ装着部41に挿抜される際、インクカートリッジ90は、幅方向を左右方向9、高さ方向を上下方向7、且つ奥行き方向を前後方向8として挿抜される。
インクカートリッジ90の奥側の奥壁には、インク室91と連通されたインク供給口92が形成されている。インク供給口92は、インク供給バルブ93によって開閉可能に構成されている。
図3、図4、及び図12に示されるように、カートリッジ装着部41は、開口42を有する略直方体の箱状の部材である。カートリッジ装着部41は、開口42を前側として、プリンタ部11の筐体14の本体開口13の右側に取り付けられている。
インクカートリッジ90が開口42を通じてカートリッジ装着部41内へ挿抜される。カートリッジ装着部41の天面と底面とには、ガイド溝45が形成されている。インクカートリッジ90は、ガイド溝45に沿って挿抜される。本実施形態において、ガイド溝45は、カートリッジ装着部41の天面と底面とに、それぞれ4つずつ形成されている。本実施形態において、カートリッジ装着部41には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ90が挿抜可能である。
図11及び図12に示されるように、カートリッジ装着部41の奥面(後側の面)には、インクニードル94が形成されている。インクニードル94は、奥面において、カートリッジ装着部41に装着された各インクカートリッジ90のインク供給口92に対応する位置にそれぞれ配置されている。
図11に示されるように、インクニードル94は、カートリッジ装着部41の奥面と表裏をなす外面側でインク供給管30と接続されている。後述するように、各インクニードル94から後側へ引き出された各インク供給管30は、記録部24と連通されている。
インクカートリッジ90がカートリッジ装着部41に装着されると、カートリッジ装着部41に設けられたインクニードル94が、インクカートリッジ90に設けられたインク供給口92に挿入されてインク供給バルブ93を開く。これにより、インク室91に貯留されたインクが、インクニードル94へ流出され、インク供給管30を通って記録部24へ供給される。
[インク供給管30]
上述したように、各色インクを収容したインクカートリッジ90は、プリンタ部11のカートリッジ装着部41に装着されている。そして、図4〜図8に示されるように、カートリッジ装着部41からキャリッジ38へは、各色インクに対応した4本のインク供給管30が引き回されている。キャリッジ38へ引き回されたインク供給管30は、キャリッジ38に搭載された記録ヘッド37へ各色インクを供給する。
インク供給管30は、合成樹脂製であって、ストレート形状に形成されたチューブである。インク供給管30は、ストレート形状を保持する適度な腰(曲げ剛性)を有し、外力が付加されることにより撓む可撓性と、その外力が解除されたときに元の形状に復元する弾性とを有する。この可撓性及び弾性によって、インク供給管30は、キャリッジ38の往復動に追従して姿勢変化する。
図5及び図6に示されるように、カートリッジ装着部41の後側(図5の破線で囲まれた符号40で示された部分)から導出された各色のインク供給管30は、プリンタ部11に設けられたクリップ35に一旦固定されている。各インク供給管30は、クリップ35からキャリッジ38までの部分がプリンタ部11のフレーム72などに固定されずに自由に撓むことができ、この部分がキャリッジ38の往復動に追従して姿勢変化する。
インク供給管30は、クリップ35からキャリッジ38までの部分を、クリップ35から左向きに延びてから右向きに反転する略U字形状をなすように引き回されている。また、図4に示されるように、4本のインク供給管30は、上下方向7に積み重ねられている。換言すると、4本のインク供給管30は、上下方向7に並んで配置されている。
なお、4本のインク供給管30は、少なくとも図9において後述するインク供給管30の占有領域76のうち、第1基板80の下方に位置する領域において、上下方向7に並んで配置されていればよい。
以下の説明では、図5及び図6に示されるように、略U字形状に湾曲されたインク供給管30において、キャリッジ38に接続された第1端側94(本発明の第1端側の一例)から左向き(本発明の第1向きの一例)へ延出された部分が第1部分31と称され、第1部分31から右向き(本発明の第2向きの一例)へ向かって弾性的に湾曲された部分が第2部分32と称され、第2部分32から右向きへ延出されてクリップ35に固定された箇所までの部分が第3部分33と称され、第3部分33からカートリッジ装着部41のインクニードルに接続された第2端側95(本発明の第2端側の一例)までの部分が第4部分34と称される。
キャリッジ38が往復動すると、インク供給管30の第1部分31、第2部分32、及び第3部分33が追従して姿勢変化する。その姿勢変化によって、インク供給管30において第1部分31、第2部分32、及び第3部分33がそれぞれ占める領域が変化する。例えば、図5及び図7(A)に示されるように、キャリッジ38が図5における右端付近へ移動すると、第1部分31が占める領域が長くなり、第3部分33が占める領域が短くなる。一方、図6及び図8(A)に示されるように、キャリッジ38が図6における左端付近へ移動すると、第1部分31が占める領域が短くなり、第3部分33が占める領域が長くなる。
以上より、図9に示されるように、姿勢変化されるインク供給管30が占有可能な領域は、図9においてハッチングされた占有領域76(本発明の領域の一例)である。
キャリッジ38において、各インク供給管30の第1端側94はジョイント(不図示)に接続されている。なお、ジョイントはキャリッジ38の上カバー39(図3〜図6参照)に隠されて現れていない。ジョイントは、記録部24の内部において記録ヘッド37と連通されている。
以上より、本実施形態においては、インク供給管30の第2端側95が接続されるカートリッジ装着部41が、インク供給管30にインクを供給する本発明のインク供給部の一例である。
なお、本実施形態においては、カートリッジ装着部41にインクカートリッジ90が装着されることによって、インクが記録部24に供給可能となった。しかし、インクを記録部24に供給するための構成は、上述した構成に限らない。例えば、カートリッジ装着部41が配置されている位置に、カートリッジ装着部41の代わりに、インク供給管30と連通されたインクタンクが配置されてもよい。この場合、インク供給管30の第2端側95は当該インクタンクに接続される。よって、この場合、当該インクタンクが本発明のインク供給部の一例である。
[プレート70]
図3及び図4に示されるように、プリンタ部11には、鉄やステンレスなどの金属で構成されたプレート70(本発明のプレートの一例)が配置されている。プレート70は、前後方向8及び左右方向9の長さが上下方向7の長さよりも長い薄板形状の部材である。また、本実施形態において、プレート70には切り欠き71(図4参照)が形成されているが、プレート70は概ね矩形である。
プレート70における切り欠き71よりも左側の上面には、後述する第1基板80が取り付けられている。プレート70は、インク供給管30を上方から覆うように配置されている。つまり、図7及び図8に示されるように、プレート70は、インク供給管30の上側に配置されている。以上より、プレート70は、第1基板80及びインク供給管30の間に設けられている。
なお、本実施形態においてプレート70は概ね矩形であるが、矩形以外の形状であってもよい。また、プレート70には、切り欠き71の他、開口が形成されていたり、折り曲げが形成されていたりしてもよい。
プレート70には、少なくとも3箇所に孔が形成されている。本実施形態においては、3箇所に孔が形成されている。図4には、3つの孔のうちの2つ(孔27、28)が示されている。残りの1つの孔29(図9参照)は、図4に符号26で示された部分の隠れた位置に形成されている。詳述すると、図4に示されるように、プレート70には上側からカバー板83が被せられており、孔29はプレート70におけるカバー板83の下側に形成されている。なお、図9には、3つの孔27、28、29の全てが示されている。3つの孔27、28、29には、上側からビス(不図示)が貫通される。貫通されたビスは、後述するプリンタ部11のフレーム72に形成された凸部73、74、75(図4〜図6、及び図9参照)に形成された穴に螺合される。
[凸部73、74、75]
図4〜図6に示されるように、プリンタ部11のフレーム72には、上向きに突出する凸部73、74、75が設けられている。本実施形態では、図9に示されるように、凸部73、74、75は、前後方向8及び左右方向9において、つまり平面視において、占有領域76の外側に設けられている。
詳細には、図9に示されるように、凸部73、74は、平面視におけるインク供給管30の湾曲部分である第2部分32(本発明の湾曲部分の一例)よりも外側に設けられている。ここで、インク供給管30の湾曲部分よりも外側とは、湾曲部分が円弧である場合に当該円の中心が存在しない側である。つまり、本実施形態におけるインク供給管30の湾曲部分よりも外側とは、第2部分32の左側である。
また、凸部75は、平面視におけるインク供給管30の湾曲部分である第2部分32よりも内側に設けられている。ここで、インク供給管30の湾曲部分よりも内側とは、湾曲部分が円弧である場合に当該円の中心が存在する側である。つまり、本実施形態におけるインク供給管30の湾曲部分よりも内側とは、第2部分32の右側である。
以下に、本実施形態における凸部73、74、75によるプレート70の支持が説明される。また、凸部73、74、75の相対的な位置関係は、プレート70に形成された孔と同一である。また、凸部73、74、75の上面には、穴が形成されている。上側からプレート70の孔に貫通されたビスは、フレーム72の凸部73、74,75の上面に形成された穴に螺合される。
これにより、プレート70は、プリンタ部11のフレーム72の凸部73、74、75に支持される。換言すると、凸部73、74、75は、インク供給管30が配置されている側、つまり下側からプレート70を支持する。また、詳細には、凸部73、74、75は、平面視におけるインク供給管30の第2部分32よりも外側の2箇所(凸部73、74)と、平面視におけるインク供給管30の第2部分32よりも内側の1箇所(凸部75)とにおいて、プレート70を支持する。以上より、フレーム72の凸部73、74、75は、本発明の支持部32の一例である。
[第1基板80]
図3及び図4に示されるように、金属製のプレート70の上側には、第1基板80(本発明の第1基板の一例)がビスなどによって固定されている。第1基板80は、電子部品などを実装可能な公知のプリント基板である。制御部(不図示、本発明の制御部の一例)は、複合機10の動作を制御するものであり、基板80に取付けられたマイクロコンピュータや種々の電子部品により構成されている。
以下、制御部による複合機10の動作の制御の一例について説明する。複合機10の動作は、例えば、給紙ローラ25による記録用紙15の給送、搬送ローラ対63及び排出ローラ対66による記録用紙15の搬送、及びキャリッジ38の左右方向9への移動などである。上記の例の場合、制御部は、以下を実行することによって、複合機10の動作を制御する。つまり、制御部は、給紙ローラ25を回転させるための給紙モータ(不図示)を駆動させて、給紙ローラ25を回転させる。また、制御部は、上述した搬送モータを駆動させて、各ローラ対63、66を構成する搬送ローラ61及び排出ローラ64を回転させる。また、制御部は、上述したキャリッジモータを駆動させて、キャリッジ38を移動させる。
図4、図7、及び図8に示されるように、第1基板80は、左右方向9において、プレート70に形成された切り欠き71よりも左側に配置されている。また、第1基板80は、前後方向8において、概ねプレート70の前端から後端に亘って配置されている。
[フィルム部材96]
図7(B)及び図8(B)に示されるように、プレート70におけるインク供給管30側の面(本実施形態ではプレート70の下面)には、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどを材質とする薄膜状のフィルム部材96(本発明のフィルム部材の一例)が貼り付けられている。フィルム部材96の表面の摩擦は、小さいことが好ましい。なお、上に例示したポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの表面の摩擦は、一般的に鉄やステンレスなどの金属の表面の摩擦よりも小さい。
[第2基板81]
図3及び図4に示されるように、プリンタ部11の左端部且つ前端部には、第2基板81(本発明の第2基板の一例)が配置されている。なお、図3及び図4には、第2基板81は、公知のプリント基板である基板本体(不図示)と、基板本体を覆うカバー体82とで構成されている。基板本体には、第1基板80と同様に、電子部品などが取り付けられている。詳述すると、基板本体には、第1基板80に取り付けられた制御部を始め複合機10に搭載されている電動部品に電力を供給するために必要なコンデンサなどの電子部品(不図示)が取り付けられている。また、基板本体に取り付けられた電子部品は、第1基板80に取り付けられた電子部品や上記の電動部品と接続されている。これにより、基板本体に取り付けられた電子部品は、第1基板80に取り付けられた電子部品や上記の電動部品に電力を供給可能である。以上より、第2基板81の基板本体に取り付けられた電子部品は、本発明の電力供給部の一例である。
[記録部24、インク供給管30、第1基板80、及び第2基板81の配置位置]
図3、図4、図7(B)、及び図8(B)に示されるように、第1基板80はプレート70の上側に配置されている。また、図7(B)及び図8(B)に示されるように、プレート70はインク供給管30の上側に配置されている。つまり、第1基板80は、インク供給管30の上側に配置されている。また、上述したように、プレート70はインク供給管30の占有領域76を覆うように配置されている(図3、図7(A)、図8(A)、及び図9参照)。
以上より、図7(B)、図8(B)、及び図9に示されるように、第1基板80は、インク供給管30の占有領域76の上方に配置されている。本実施形態では、平面視において、第1基板80の左前の縁部がインク供給管30の占有領域76の外側に配置され、第1基板80のその他の部分がインク供給管30の占有領域76の上方に配置されている。しかし、平面視において、第1基板80の全面が、インク供給管30の占有領域76の上方に配置されていてもよい。つまり、第1基板80の少なくとも一部は、インク供給管30の占有領域76の上方に配置されている。
図3に示されるように、プレート70の左端はプリンタ部11の左端付近に配置されている一方、プレート70の右端はプリンタ部11の右端から所定の間隔を空けて配置されている。
これにより、図3及び図7に示されるように、キャリッジ38が右端付近の第2位置(本発明の第2位置に相当)へ移動すると、記録部24は、平面視でプレート70及びプレート70に支持された第1基板80と重ならない。つまり、記録部24は、上方に露出されている。
一方、キャリッジ38が第2位置よりも左側の第1位置(本発明の第1位置に相当)へ移動すると、例えば、図8に示されるように、キャリッジ38が左端付近へ移動すると、記録部24の前側、つまり記録部24の一部は、平面視でプレート70及びプレート70に支持された第1基板80の下方に位置する。つまり、記録部24の一部は、上方をプレート70及び第1基板80に覆われている。
なお、本実施形態では、第1位置へ移動した記録部24の一部が平面視においてプレート70及び第1基板80に覆われているが、第1位置へ移動した記録部24の全部が平面視においてプレート70及び第1基板80に覆われていてもよい。以上より、記録部24は、第1位置に位置された状態で、その少なくとも一部が平面視において第1基板80の下方であり、第2位置に位置された状態で、平面視において第1基板80と重ならない。
図8に示されるように、第2基板81の一部は、平面視においてインク供給管30の占有領域76の下方に配置されている。本実施形態においては、第2基板81の後側の部分が、平面視においてインク供給管30の占有領域76の下方に配置されている。なお、本実施形態では、第2基板81の一部が平面視において占有領域76の下方に配置されているが、第2基板81の全部が平面視において占有領域76の下方に配置されていてもよい。
以上より、第2基板81は、その少なくとも一部が平面視において占有領域76の下方に配置されている。つまり、本実施形態では、図7(B)及び図8(B)に示されるように、インク供給管30は、上下方向7において、第1基板80と第2基板81との間に配置されている。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、平面視において、第1基板80が占有する領域と、姿勢変化されるインク供給管30が占有可能な占有領域76とが、共用可能である。よって、複合機10の設置面積の拡大を小さく抑えることができる。
また、本実施形態によれば、第1基板80がインク供給管30よりも上側にあるため、インク供給管30が破損した場合に、インク供給管30から漏れ出たインクが第1基板80に付着する可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、平面視において、第1位置に位置された記録部24の少なくとも一部が第1基板80の下方にある。そのため、平面視において、記録部24が占有する領域と、第1基板80が占有する領域とが、共用可能である。
また、本実施形態によれば、記録部24が第2位置に位置されることによって、第1基板80を複合機10から取り外すことなく、記録部24を複合機10から取り外すことができる。
また、本実施形態によれば、第1基板80とインク供給管30との間にプレート70が備えられているため、インク供給管30が破損した場合にインク供給管30から漏れ出たインクはプレート70に付着する。これにより、インク供給管30から漏れ出たインクが第1基板80に付着する可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、プレート70は金属製であるため、第1基板80において発生するノイズを小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、凸部73、74、75は平面視におけるインク供給管30の占有領域の外側に設けられている。これにより、記録部24の移動に追従して移動するインク供給管30が、凸部73、74、75に接触する可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、凸部73、74、75は3箇所においてプレート70を支持している。これにより、プレート70の安定した支持が実現可能である。
また、本実施形態によれば、記録部24の移動に追従して移動するインク供給管30は、プレート70自体に接触するのではなく、プレート70に貼り付けられたフィルム部材96に接触する。ここで、フィルム部材96の表面は、金属製のプレート70の表面よりも摩擦が小さく滑りやすい。よって、インク供給管30がフィルム部材96に接触した場合に、インク供給管30の移動がフィルム部材96との摩擦によって妨げられることを低減することができる。
電力を供給する第2基板81は発熱し易い。しかし、本実施形態によれば、記録部24の移動に追従したインク供給管30の移動によって、複合機10内部の空間に気流が発生する。これにより、発熱による第2基板81の温度上昇を低減することができる。
また、本実施形態によれば、熱を発する第1基板80と第2基板81との間には、インク供給管30が配置される。これにより、第1基板80と第2基板81とから発せられる熱を分散させることができる。
[変形例1]
上述の実施形態においては、プレート70及び第1基板80は、図7(B)及び図8(B)に示されるように、インク供給管30よりも上側に配置されていたが、プレート70及び第1基板80は、図10(A)に示されるように、インク供給管30よりも下側に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、第2基板81は、図7(B)及び図8(B)に示されるように、インク供給管30よりも下側に配置されていたが、第2基板81は、図10(A)に示されるように、インク供給管30よりも上側に配置されていてもよい。
また、例えば、図10(B)に示されるように、第1基板80及び第2基板81の双方が、インク供給管30よりも下側に配置されていてもよい。
上述の実施形態及び変形例1より、第1基板80及び第2基板81の少なくとも一部は、平面視において、インク供給管30の占有領域76と重なる位置に配置されている。
変形例1によれば、平面視において、第1基板81が占有する領域と、インク供給管30が占有する領域とが、複合機10の前後方向8及び左右方向9において共用可能である。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
24・・・記録部
30・・・インク供給管
41・・・カートリッジ装着部
70・・・プレート
73・・・凸部
74・・・凸部
75・・・凸部
80・・・第1基板
81・・・第2基板
96・・・フィルム部材

Claims (8)

  1. 被記録媒体の画像記録面に沿った方向に移動可能であって、インク滴を吐出することによって被記録媒体に画像を記録する記録部と、
    上記記録部に接続されて上記記録部にインクを供給するインク供給管と、
    上記インク供給管にインクを供給するインク供給部と、を備え、
    上記インク供給管は、可撓性を有し、且つ、上記記録部に第1端側が接続されて第1向きに延出され、上記第1向きとは異なる第2向きに向かって湾曲されて上記インク供給部に第2端側が接続され、上記記録部の移動に追従して姿勢変化し、
    少なくとも一部が平面視において、姿勢変化される上記インク供給管が占有可能な領域と重なる位置に配置されており、当該装置の動作を制御する制御部が取付けられた第1基板と、
    上記第1基板及び上記インク供給管の間に設けられており、上記第1基板が取付けられた金属製のプレートと、
    上記プレートにおける上記インク供給管側の面に貼り付けられたフィルム部材と、を備えたインクジェット記録装置。
  2. 平面視において、上記領域と重なる位置に配置されている上記第1基板の少なくとも一部は、上記領域の上方に配置されている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 上記記録部は、移動可能範囲のうちの第1位置に位置された状態で、その少なくとも一部が平面視において上記第1基板の下方であり、上記第1位置とは異なる第2位置に位置された状態で、平面視において上記第1基板と重ならない請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 上記インク供給管が配置されている側から上記プレートを支持する支持部を更に備え、
    上記支持部は、平面視における上記領域の外側に設けられている請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 上記支持部は、平面視における上記インク供給管の湾曲部分よりも外側の2箇所と、平面視における上記インク供給管の湾曲部分よりも内側の1箇所とにおいて、上記プレートを支持する請求項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 上記制御部に電力を供給する電力供給部を有する第2基板を更に備え、
    上記第2基板は、その少なくとも一部が平面視において上記領域と重なる位置に配置されており、
    上記第2基板と重なる当該領域では、複数の上記インク供給管が上下方向に並んで配置されている請求項1からのいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 上記インク供給管は、上下方向において、上記第1基板と上記第2基板との間に配置されている請求項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 被記録媒体の画像記録面に沿った方向に移動可能であって、インク滴を吐出することによって被記録媒体に画像を記録する記録部と、
    上記記録部に接続されて上記記録部にインクを供給するインク供給管と、
    上記インク供給管にインクを供給するインク供給部と、を備え、
    上記インク供給管は、可撓性を有し、且つ、上記記録部に第1端側が接続されて第1向きに延出され、上記第1向きとは異なる第2向きに向かって湾曲されて上記インク供給部に第2端側が接続され、上記記録部の移動に追従して姿勢変化し、
    少なくとも一部が平面視において、姿勢変化される上記インク供給管が占有可能な領域と重なる位置において、当該領域の上方に配置されており、当該装置の動作を制御する制御部が取付けられた第1基板と、
    上記第1基板及び上記インク供給管の間に設けられており、上記第1基板が取付けられた金属製のプレートと、を備え、
    上記プレートは、少なくとも一部が平面視において、上記記録部の移動位置に関わらず、上記インク供給管と重なっているインクジェット記録装置。
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