JP5793608B1 - メダル検出装置及び遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
メダルを通過させるためのメダル通路と、
メダル通路に向かって光を出射するための発光部、及び、発光部から出射された光を発光部とはメダル通路を挟んで反対側で受けるための受光部を有する光センサと、
を備え、
受光部へ入射する光が遮断されたことに基づいて、メダル通路を通過するメダルの検出を行うメダル検出装置であって、
光センサをメダル通路に対して移動させることにより、発光部と受光部とを結ぶ光軸のメダル通路に対する向きを変化させるための光センサ移動手段が設けられたことを特徴とするメダル検出装置
を提供することによって解決される。
図1は、本発明に係るメダル検出装置を採用した回胴式遊技機100の前面を示した正面図である。図2は、図1の回胴式遊技機100における前扉を開いた状態を示した斜視図である。本実施態様の回胴式遊技機100は、図1に示すように、メダルを投入するためのメダル投入口101と、メダルを払い出すためのメダル払出口102と、その外周面に図柄が描かれた3本のリール103,104,105と、映像演出を行うための液晶ディスプレイ106と、照明演出を行うための発光ランプ(図示省略)と、音声演出を行うためのスピ−カー107等を備えたものとなっており、操作部として、1遊技当たりの最大枚数(通常3枚)のメダルをベットするためのマックスベットボタン108と、ベットするメダルを1枚ずつ増加するためのシングルベットボタン109と、リール103,104,105の回転を開始するためのスタートレバー110と、リール103,104,105の回転をそれぞれ停止するための3個のストップボタン111,112,113と、演出を切り替えるためのチャンスボタン114と、クレジットされたメダルを払い戻すための払戻しボタン115等を有するものとなっている。メダルのクレジット枚数は、遊技機筺体の前扉に設けられたクレジット表示部(図示省略)に表示されるようになっている。
メダル検出装置について、より具体的に説明する。図3は、後述する第一支持体13a及び第二支持体13cの双方が基準位置(後述する第一回動角度θ及び第二回動角度φの双方が0°となる位置)にある状態のメダル検出装置10を示した斜視図である。図4は、図3に示す基準位置から、第一支持体13aのみを回動した(第一回動角度θを+45°として第二回動角度φを0°のままとした)状態のメダル検出装置10を示した斜視図である。図5は、図4に示す状態から、第二支持体13cのみを回動した(第一回動角度θを+45°のままとして第二回動角度φを−30°とした)状態のメダル検出装置10を示した斜視図である。図6、図7及び図8は、それぞれ、図3、図4及び図5のメダル検出装置10を、メダル通路11を取り除いた状態で示した斜視図である。図9及び図10は、それぞれ、図3及び図4に示す状態のメダル検出装置10におけるメダル通路11に不正挿入具30を挿入し、y軸に垂直な平面で切断した状態を示した一部断面図である。図9及び図10においては、図示の便宜上、メダル通路11の隙間を実際のものより広く表している。本実施態様のメダル検出装置10は、図3〜5に示すように、メダル通路11と光センサ12と光センサ移動手段13とメダル通路支持体14とを備えたものとなっている。
メダル通路11は、図3〜5に示すように、メダル20を通過させるためのものとなっている。本実施態様のメダル検出装置10においては、メダル通路11を、メダル通路本体11aとメダル通路蓋体11bとで構成している。メダル通路本体11aは、その四隅部から突出して設けられた突片にネジを挿入することにより、メダル通路支持体14に対して固定されている。メダル通路本体11aは、底壁部11a1と底壁部11a1の両側縁から片側に突出する一対の側壁部11a2とで構成された断面溝型の部材によって形成されており、その溝内でメダル20を通過させることができるものとなっている。一方、メダル通路蓋体11bは、平板状の部材によって形成されており、メダル通路本体11aの溝内を通過するメダル20が飛び出ないように、メダル通路本体11aに蓋をするための部材となっている。
光センサ12は、図3〜5に示すように、メダル通路11を通過するメダル20に向かって光を出射するための発光部12aと、発光部12aから出射された光を発光部12aとはメダル通路11を挟んで反対側で受けるための受光部12bとで構成されている。光センサ12における発光部12a及び受光部12bは、環状体からなる第一支持体13aにおける対向する箇所に向かい合った状態で固定されている。この光センサ12は、メダル通路11を流れるメダル20が透光窓11a3を塞いで、光センサ12の発光部12aから出射した光が受光部12bで受光されなくなることにより、メダル20の通過を検知するものとなっている。光センサ12は、発光部12a及び受光部12bを備えた各種の透過型光電スイッチを使用することができ、通常、赤外発光ダイオードや赤色発光ダイオード等の発光ダイオードを光源とするものが用いられる。
光センサ移動手段13は、図3〜5に示すように、光センサ12の発光部12a及び受光部12bをメダル通路12に対して回転移動させることにより、発光部12aと受光部12bとを結ぶ光軸(光軸ベクトルA)のメダル通路11に対する向きを変化させるためのものとなっている。光センサ移動手段13は、光軸ベクトルAの向きを少なくとも2通りで変化させることが可能なものであればよいが、本実施態様のメダル検出装置10においては、光センサ12の発光部12a及び受光部12bを互いに直交する2本の軸(第一回転軸L及び第二回転軸M)を回転軸として回転移動させることにより、光軸ベクトルAの向きを三次元的な範囲(立体角の範囲)で変化させ、光軸ベクトルAの向きを多様かつ複雑に変化させることが可能なものとなっている。
メダル通路支持体14は、図3〜5に示すように、メダル通路11を支持するためのものとなっている。メダル通路支持体14の具体的な形態は、特に限定されないが、本実施態様のメダル検出装置10においては、環状体によって形成されており、その内側に配された第一駆動手段13bが第二回転軸M回りに回動しても、第一駆動手段13bや、これに取り付けられた第一支持体13aや光センサ12が、メダル通路支持体14に干渉することのないようにしている。
図3のメダル検出装置10では、光センサ移動手段13を構成する駆動手段として、独立した2つの駆動手段(第一駆動手段13bと第二駆動手段13d)を備えたものとなっていたが、光センサ移動手段13は、1つの駆動手段で構成してもよい。例えば、図3のメダル検出装置10において、第二駆動手段13dを削除し、第二支持体13cをメダル通路支持体14に一体的に固定した構成を採用することができる。この場合には、光センサ12の光軸ベクトルAは、第二回転軸M回りに回転することができなくなり、光軸ベクトルAの向きのバリエーションが少なくなるものの、図10に示すように、不正行為不可能状態を発現させることができるからである。また、図3のメダル検出装置10において、第一駆動手段13bを削除し、第二支持体13cを第一支持体13aに一体的に固定した構成を採用することもできる。この場合には、光センサ12の光軸ベクトルAは、第一回転軸L回りに回転することができなくなるものの、やはり不正行為不可能状態を発現させることができるからである。言うまでもなく、光センサ移動手段13を構成する駆動手段は、3つ以上とすることもできる。この場合には、光センサ12の光軸ベクトルAの向きをさらに多様化することが可能になる。
11 メダル通路
11a メダル通路本体
11a1 底壁部
11a2 側壁部
11a3 透光窓
11b メダル通路蓋体
12 光センサ
12a 発光部
12b 受光部
13 光センサ移動手段
13a 第一支持体
13b 第一駆動手段
13c 第二支持体
13d 第二駆動手段
14 メダル通路支持体
20 メダル
30 不正挿入具
31 薄板
32 受光部
33 発光部
34 発光部
35 受光部
50 発光式不正挿入具
51 薄板
52 発光素子
53 発光素子
60 メダル通路
61 光センサ発光部
62 光センサ受光部
63 光センサ発光部
64 光センサ受光部
100 回胴式遊技機
100a リール窓
101 メダル投入口
102 メダル払出口
103 リール
104 リール
105 リール
106 液晶ディスプレイ
107 スピーカー
108 マックスベットボタン
109 シングルベットボタン
110 スタートレバー
111 ストップボタン
112 ストップボタン
113 ストップボタン
114 チャンスボタン
115 払戻しボタン
120 メダルホッパー
130 メダルセレクタ
A 光軸ベクトル
L 第一回転軸
M 第二回転軸
Claims (12)
- メダルを通過させるためのメダル通路と、
メダル通路に向かって光を出射するための発光部、及び、発光部から出射された光を発光部とはメダル通路を挟んで反対側で受けるための受光部を有する光センサと、
を備え、
受光部へ入射する光が遮断されたことに基づいて、メダル通路を通過するメダルの検出を行うメダル検出装置であって、
光センサをメダル通路に対して移動させることにより、発光部と受光部とを結ぶ光軸のメダル通路に対する向きを変化させるための光センサ移動手段が設けられたことを特徴とするメダル検出装置。 - 所定契機が到来すると、前記光軸のメダル通路に対する向きが光センサ移動手段によって自動的に変化される請求項1記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサをメダル通路に対して回転移動させるものとされた請求項1又は2記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサをメダル通路のメダル通過方向に平行な軸を回転軸として回転移動させる請求項3記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサをメダル通路のメダル通過方向に傾斜した軸を回転軸として回転移動させる請求項3又は4記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサを互いに非平行な2本以上の軸を回転軸として回転移動させる請求項3〜5いずれか1つに記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサをメダル通路に対して所定角度ずつ回転移動させる請求項3〜6いずれか1つに記載のメダル検出装置。
- 光センサ移動手段が、光センサを支持するための第一支持体と、第一支持体をメダル通路に対して回転駆動するための第一駆動手段とを備えた請求項3〜7いずれか1つに記載のメダル検出装置。
- 第一支持体が、その内側にメダル通路が挿通した状態で配される環状体からなり、当該環状体における対向する箇所に発光部及び受光部が支持されるとともに、
第一駆動手段が、第一支持体の前記環状体に沿って設けられたリングモータとされ、第一支持体を前記環状体の周回方向に回転駆動する請求項8記載のメダル検出装置。 - 光センサ移動手段が、第一駆動手段を支持するための第二支持体と、第二支持体をメダル通路に対して回転駆動するための第二駆動手段とをさらに備えた請求項8又は9記載のメダル検出装置。
- 第二支持体が、第一駆動手段の外周部から外方に突出して設けられた軸体からなり、
第二駆動手段が、第二支持体の前記軸体をその軸心回りに回転させるモータとされた請求項10記載のメダル検出装置。 - 請求項1〜11いずれか1つに記載のメダル検出装置が、メダル投入口とメダルホッパーとを結ぶメダル通路のいずれかの箇所に設けられたことを特徴とする遊技機。
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JP2010233816A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Olympia:Kk | スロットマシン |
JP2014056568A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Outerwall Inc | コインカウンティングデバイスのための自動位置決めセンサ |
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2014
- 2014-11-19 JP JP2014234267A patent/JP5793608B1/ja not_active Expired - Fee Related
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