JP2008154874A - 遊技機 - Google Patents

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信人 平松
Kaoru Tsunoda
薫 角田
Yoshi Hatakeyama
善 畠山
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Abstract

【課題】リールに付着した埃等を取り除き、リールの視認性を向上する。
【解決手段】リール3L・3C・3Rを回転制御し、清掃スポンジ101L・101C・101Rを、回転するリール3L・3C・3Rの外周面に対して所定の圧力で接触させ、リール3L・3C・3Rの外周面の付着物を払拭する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、パチスロ遊技装置、パチンコ遊技装置、その他の遊技機に関するものである。
遊技機、例えば、パチスロ遊技装置は、複数の図柄が記されたリールを回転し、遊技者の操作により回転を停止する。そして、停止した結果、所定の図柄が入賞ライン上に停止すれば、メダル等の有価価値を払い出すようになっている。このため、遊技中、遊技者はリールに集中する。このリールは、静電気等により、表面に埃等が付着しやすく、それにより、リールの図柄の視認性が低下してしまうという問題があった。そこで、特許文献1及び2には、静電気の作用による表面の汚れを防ぐことが可能な遊技台が開示されている。
特開平11−156000号公報 特開2003−299765号公報
しかしながら、特許文献1及び2の発明では、静電気による埃等の付着を防ぐことはできても、リール表面の汚れを完全に防ぐことはできず、付着してしまった汚れを除去することができない。
そこで、本発明の目的は、リールに付着した埃等を取り除き、リールの視認性を向上する遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明は、変動する複数の図柄の停止態様に基づいて有価価値を払い出す遊技機において、外周面に複数の図柄を有するリールと、リールを回転制御するリール制御手段と、外周面の付着物を払拭する払拭手段と、払拭手段を、回転するリールの外周面に対して所定の圧力で接触させる接触手段とを備えている。
この構成によると、払拭手段をリールの外周面に接触させて、外周面の付着物を払拭できるようになっている。これにより、図柄は有価価値の払い出しを左右するため、遊技者に注目されることが多く、そのリールに付着する埃等を取り除くことで、遊技者に図柄をより明確に視認させることができる場合がある。
さらに、本発明は、前面側に位置する遊技者を検出する遊技者検出手段とを備え、接触手段は、遊技者検出手段により遊技者が検出された場合、払拭手段を外周面から隔離し、遊技者検出手段により遊技者が未検出の場合、払拭手段を外周面に対して接触させる構成としてもよい。
この構成によると、遊技機前面に遊技者が居る場合には、払拭手段が外周面から隔離され、遊技者が居ない場合に、払拭手段が外周面に対して接触するようになっている。即ち、遊技者による遊技が行われていない間に、リールの外周面の付着物を払拭するようになっている。これにより、払拭手段によりリールに圧力が付与され、リールの回転が不安定となり、遊技に支障をきたすおそれを低減できる。
また、本発明は、単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段と、単位遊技の終了後、開始信号の未検出状態の時間を計時する計時手段と
を備えており、接触手段は、平時は、払拭手段を外周面から隔離し、開始信号の未検出状態の時間が所定時間を超えた場合に、払拭手段を外周面に対して接触させる構成としてもよい。
この構成によると、平時は払拭手段が外周面から隔離されており、単位遊技の終了から所定時間、単位遊技を開始する開始信号が未検出の場合に、払拭手段を外周面に対して接触させるようになっている。即ち、一定時間遊技が行われているような場合に、遊技機が使用されていないと判断し、リールの付着物を除去するようになっている。これにより、払拭手段がリールに接触することで、リールの回転が不定回転を行い、遊技に支障をきたすおそれを低減できる。
さらに、本発明は、リールの回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、接触手段は、払拭手段を外周面に接触させる圧力が調整可能であり、払拭手段を外周面に接触させた状態で、回転速度が所定値以下となった場合、圧力を低くする構成としてもよい。
この構成によると、払拭手段を外周面に接触させる圧力が調整できるため、大きな圧力で接触させたために回転するリールを停止させてしまうおそれを低減できる。
本発明の実施の形態を図1ないし図9に基づいて以下に説明する。
(遊技機の構成)
本実施形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される有価価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体や有価価値としてメダルを用いて説明する。
図2は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述するが、液晶表示装置5の背面側に配置された3個のリール3L・3C・3Rの複数の図柄が視認可能に構成されており、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。尚、本実施形態においては、液晶表示装置5が、リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。また、液晶表示装置5については後に詳述する。
また、図1はキャビネット2の内部を示す正面図である。3個のリール3(3L・3C・3R)の上方には、リール清掃ユニット100が設けられている。リール清掃ユニット100は3個の清掃スポンジ101を有している。図1に示すように、3個の清掃スポンジ101が、リール3L・3C・3Rのそれぞれの上面部に対して接触及び隔離可能に設けられている。清掃スポンジ101がリール3に接触した状態で、リール3を回転させることで、リール3の外周面に付着した汚れ等が払拭されるようになっている。尚、清掃ユニット100については後に詳述する。
また、図1に示すように、除電ブラシ105がリール3Rの上面部の後方に接触するように設けられている。除電ブラシ105は、導電性を有する金属の繊維束120を備え、繊維束120がリール3Rに接触した状態で、リール3Rを回転させることで、リール3Rの帯電を防止する。これにより、帯電による埃等の吸着を防止することができる。また、リール3L・3Cについても、同様の除電ブラシ105が接触するように設けられている。
液晶表示装置5の背面側には、変動表示手段としての3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」及び「上チリ」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図4に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、センターライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている(図4参照)。これらランプ及び表示部も、リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。尚、内部当籤とは、入賞成立が可能な役をCPU31により抽籤することであり、内部当籤した入賞可能な役を内部当籤役といい、詳しくは後述する。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、ボーナス回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3R・3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。また、台座部10の前面部右側には、遊技者がキャビネット2前面方向に存在するか否かを検出するための遊技者検出センサ27が設けられている。遊技者検出センサ27については後述する。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
ここで、液晶表示装置5の構造について説明する。液晶表示装置5は、図5に示すように、保護ガラス52と表示板53とからなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、58a・58b、ランプホルダ59a〜59h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。この液晶表示装置5は、既に述べたように、リール3L・3C・3Rより手前側に設けられている。また、このリール3L・3C・3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス52及び表示板53は、透明な部材で構成されている。表示板53には、上述のBETランプ9a〜9c等に対応する位置に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板53の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル51における絵柄形成領域51bであり、表示板53の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル51における表示窓51aである(図4参照)。なお、正面パネル51に絵柄形成領域51bを形成せず、正面パネル51の全面を表示窓51aとしてもよい。この場合、表示板53に絵柄を形成しないか、又は、表示板53を省略すればよい。なお、表示板53の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル54は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。この透明液晶パネル54の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル54を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、リール3L・3C・3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、リール3L・3C・3Rに表示された識別情報(例えば、図柄)の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板55は、蛍光ランプ57a・57bからの光を透明液晶パネル54へ導き出す(透明液晶パネル54を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル54の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム56は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板35に導入された光を導光板55の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム56は、反射領域56A及び非反射領域(透過領域)56Bにより構成されている。
蛍光ランプ57a・57bは、導光板55の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ59により支持されている。この蛍光ランプ57a・57bから照射される光は、反射フィルム56の反射領域56Aで反射して透明液晶パネル54を照明する。
蛍光ランプ58a・58bは、反射フィルム56の裏側の上方位置及び下方位置にリール3L・3C・3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ58a・58bから出てリール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56Bへ入射した光は、透明液晶パネル54を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ57a・57bから照射され、反射フィルム56の反射領域56Aで反射した光と、蛍光ランプ58a・58bから照射され、リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56Bへ入射した光とが、透明液晶パネル54を照明する。従って、反射フィルム56の非反射領域56Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム56の反射領域56Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
遊技機1では、液晶表示装置5の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、遊技機1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム56を全て非反射領域56Bとするか、反射フィルム56を省略すればよい。
ここで、リール清掃ユニット100の構造について説明する。リール清掃ユニット100は、図3に示すように(3Rに対応するもののみ図示)、清掃スポンジ101と、回転軸102と、平歯車103と、ラック歯車104とを有している。
回転軸102は、外形状が略円柱状であり、回転軸102の中心軸がリール3の中心軸方向と平行に、水平にリール3の上方に備えられている。回転軸102は、後述のモータ110(図6参照)により、回転軸102の中心軸を軸として、回転可能となっている。
平歯車103は、外形状が略円板状であり、外周面に中心軸と平行な歯すじを有している。平歯車103は、中心軸に貫通する孔を有しており、その孔に回転軸102を挿通し、リール3L・3C・3Rに対応する箇所に固着されている。つまり、回転軸102と平歯車103と中心軸は一致しており、回転軸102が回転することで、平歯車103も共に回転するようになっている。
ラック歯車104は、外形状が長手方向を鉛直方向に持つ略直方体であり、後側の面の上部から中央にかけて、平歯車103と歯合する歯すじを有している。つまり、平歯車103が回転することで、平歯車103と歯合するラック歯車104は、鉛直上下方向に移動するようになっている。
清掃スポンジ101は、外形状が略直方体であり、上面中央にラック歯車104の下端面が固着されている。つまり、ラック歯車104が鉛直上下方向へ移動するのと共に、清掃スポンジ101が移動する。また、清掃スポンジ101が下方向に移動した際、リール3に接触するようになっている。
このように、リール清掃ユニット100は、回転軸102が後述のモータ110によって回転されることで、平歯車103が共に回転し、平歯車103に歯合するラック歯車104を鉛直上下方向に移動させることで、清掃スポンジ101を鉛直上下方向に移動させ、リール3に対して接触及び隔離することが可能になっている。また、清掃スポンジ101がリール3に接触後、さらに清掃スポンジ101を鉛直下方向に移動させることで、清掃スポンジ101がリール3に接触する圧力を調整することが可能となっている。
(遊技機の電気的構成:主制御回路)
上記の遊技機1は、図6に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のCPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(BETランプ9a・9b・9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ボーナス回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す上述のホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rと、回転軸102を回転駆動するモータ110がある。
本実施形態において、ステッピングモータ49(49L・49C・49R)及びモータ110は、1−2相励磁方式のステッピングモータであるが、本発明において、ステッピングモータの励磁方式は、特に限定されるものではなく、例えば、2相励磁方式、1相励磁方式等を採用することも可能である。また、ステッピングモータにかえて、DCモータを採用することとしてもよい。DCモータが採用される場合、サブCPU61には、偏差カウンタ、D/A変換器、サーボ増幅器が順に接続され、サーボ増幅器にDCモータが接続されることになる。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48、モータ110を駆動制御するモータ駆動回路112がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44、遊技者検出センサ27、時計IC28、インデックス検出回路112がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14Sは、それぞれ、1−BETボタン11、最大BETボタン12、C/Pボタン14の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。また、リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号から各リール3L・3C・3Rの回転速度を算出し、CPU31へ回転速度情報を含む信号を供給する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号に含まれるパルス速度(Hz)に、ステッピングモータのステップ角(°)を360(°)で割ったものを掛けることで、回転速度を算出する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
遊技者検出センサ27は所謂赤外線センサであり、赤外線LEDと光電トランジスタを有している。赤外線LED(Light Emitting Diode)は、反射型のフォトインタラプタであり、キャビネット前面方向に赤外線光を放出する。また、光電トランジスタは、受光した光量をデジタル値に変換する。遊技者検出センサ27は、赤外線LEDにより遊技者に対して放出された赤外線光が、光電トランジスタにより受光されたか否かで、遊技者がキャビネット2前面方向に存在するか否かを検出するようになっている。また、時計IC28は、CPU31からの要求に対し現在時刻データを返却するようになっている。
インデックス検出回路112は、回転中の回転軸102の位置を検出するものであり、さらに、回転軸102の脱調を検出可能である。回転軸102の脱調を検出した場合、CPU31は、モータ駆動回路112にフィードバックし、回転軸102を正常な位置に移動させる。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダルの枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルや、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。
また、上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、及びスピーカ21L・21Rからの音やLEDランプ29からの光の出力制御を行う。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位有価価値に対して遊技者に付与される有価価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『BB一般遊技状態』は、『一般遊技状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB一般遊技状態』は、30回の小役ゲーム又は3回のRB(レギュラーボーナス)を消化すると終了する。なお、『BB一般遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了するようにしてもよい。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『BB一般遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。RBの入賞は、一般遊技状態又はBB一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、『BB一般遊技状態』においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称し、その後のゲームを『JACゲーム』と称す。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
(図柄組み合せと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合せとメダルの払い出し枚数との関係について説明する。一般遊技状態においては、『BB』と、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『上チリの小役』と『下チリの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「赤7−赤7−赤7」、又は、「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB』は、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。これらのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカ、ベル、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚、6枚のメダルが払い出される。
BB一般遊技状態では、『RB』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『上チリの小役』と『下チリの小役』とに入賞する可能性がある。また、RB遊技状態においては、『再遊技』、『スイカ』、『ベル』、『上チリ・下チリ』の小役に入賞する可能性がある。スイカ、ベル、上下チリの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
上記の構成において、図7に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(A4:NO)、A4を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(A4:YES)、遊技開始信号を副制御回路72に送信すると共に、抽籤用の乱数を抽出する(A5)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(A6)。即ち、今回のゲームの遊技状態をBB一般遊技状態、RB遊技状態及び一般遊技状態の何れかにセットする。
そして、確率抽籤処理を行い(A7)、内部当籤役を決定する。続いて、停止テーブル群選択処理が実行される(A8)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のA10において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、内部当籤役や、遊技状態、停止テーブル群、内部当籤役に対応する図柄に係る情報を含む遊技情報信号を副制御回路72へ送信する。続いて、リール回転処理が行われる(A9)。具体的には、リール3L・3C・3Rを回転させ、所定速度(例えば、定速回転)に達した際に、リール停止許可信号を副制御回路72に送信する。リール停止許可信号には、所定速度に達した後、リール位置検出回路47が内部当籤役に対応する図柄が有効ライン(具体的には、センターライン8c)に位置したときに検出する検出信号が含まれる。
次に、リール回転停止処理が実行される(A10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、A9において決定(選択)された停止テーブル、停止操作位置及び停止制御位置に基づいて滑りコマ数を決定する。『滑りコマ数』は、停止ボタンが操作された後、リールが停止するまでの間に移動する図柄の数である(リールが停止するまでの間における図柄の移動量(移動距離)を示す)。なお、本実施の形態では『滑りコマ数』は「0」とする。即ち、停止ボタン7L・7C・7Rが操作されると同時にリールが停止する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリールが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(A11)。入賞判定とは、透過液晶パネル54を介して視認可能なリールの9つの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別する。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブルに基づいて入賞役を識別する。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(A12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者がC/Pボタン14を切り替えることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを選択することができる。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。
次に、現在の遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(A13)。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』でない場合には(A13:NO)、A2に戻る。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』である場合には(A13:YES)、ボーナス(BB,RB)の『遊技数チェック処理』を行う(A14)。この『遊技数チェック処理』では、RB遊技状態が発生した回数、BB一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックすると共に、BB一般遊技状態及びRB遊技状態間における遊技状態の移行(セット)を行う。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(A15)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、3回目のRB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判別する。また、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことによりRBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか否かを判別する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(A15:NO)、A2に戻る。一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(A15:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(A16)、A2に戻る。
(主制御回路71の動作:リール清掃処理ルーチン)
次に、図8に示すリール清掃処理ルーチンのフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。本ルーチンは、前述した図7に示すメインルーチンにおけるステップA2のゲーム終了時の初期化が行われることを契機として開始される。
初めに、CPU31は、メインルーチンにおいてステップA2のゲーム終了時の初期化が行われたか否かが判定される(B1)。ゲーム終了時の初期化が行われない場合(B1:NO)、リール清掃処理ルーチンを終了する。一方、ゲーム終了時の初期化が行われた場合(B1:YES)、時計IC28より現在時刻データを取得し、RAM33に「ゲーム終了時刻」として格納する(B2)。
次に、遊技者検出センサ27により、遊技者がキャビネット2前面方向に存在するか否かを検出する(B3)。遊技者が存在しない場合(B3:NO)、時計IC28より現在時刻データを取得し、RAM33に格納されている「ゲーム終了時刻」と比較する(B4)。ステップB4で比較した結果、ゲーム終了時刻から所定時間が経過しているか否かを判定する(B5)。所定時間が経過していない場合(B5:NO)、ステップB3からステップB5までの処理を繰り返す。
一方、ステップB5において、所定の時間が経過している場合(B5:YES)、ステップB4において、最後に取得した現在時刻を「清掃開始時刻」として、RAM33に格納する(B6)。次に、モータ駆動回路39にステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動させ、リール3L・3C・3Rを回転させると共に、モータ駆動回路112に、モータ110を駆動させ、回転軸102を回転し、清掃スポンジ101L・101C・101Rを回転するリール3L・3C・3Rに接触させる(B7)。
次に、遊技者がキャビネット2前面方向に存在するか否かを検出する(B8)。遊技者が存在しない場合(B8:NO)、メダルが投入されたか否かを検出する(B9)。具体的には、前述したメインルーチンにおけるステップA3のメダル投入処理が行われたか否かが判定される。メダル投入処理が行われていない場合(B9:NO)、現在時刻を取得し、RAM33に格納されている「清掃開始時刻」と比較する(B10)。ステップB9で比較した結果、清掃開始から所定時間が経過しているか否かを判定する(B11)。所定時間が経過していない場合(B11:NO)、リール3L・3C・3Rの回転速度に基づき、スポンジの接触圧力を調節する(B12)。つまり、清掃スポンジ101による圧力によってリール3L・3C・3Rの回転速度が遅くなってしまった場合、強い圧力で接触し続けることで、リール3L・3C・3Rを停止させてしまうおそれを回避するため、接触圧力を低下させるようにする処理をここで行う。その後、ステップB8からステップB12までの処理を繰り返す。
一方、ステップB8で遊技者が検出された場合(B8:YES)、ステップB9でメダル投入処理が行われた場合(B9:YES)、もしくは、ステップB10で所定時間が経過した場合(B11:YES)、リール3L・3C・3Rからスポンジを隔離し、リール3L・3C・3Rの回転を停止する(B13)。
また、ステップ13の終了後、もしくは、ステップB3で遊技者が検出された場合(B3:YES)、RAM33に格納されている「ゲーム終了時刻」及び「清掃開始時刻」を初期化し(B14)、リール清掃処理ルーチンを終了する。
(本実施形態の概要)
以上、説明したように、本実施の形態は、変動する複数の図柄の停止態様に基づいて有価価値を払い出す遊技機において、外周面に複数の図柄を有するリール(リール3L・3C・3R)と、リールを回転制御するリール制御手段(モータ駆動回路39、ステッピングモータ49L・49C・49R等)と、外周面の付着物を払拭する払拭手段(清掃スポンジ101L・101C・101R等)と、払拭手段を、回転するリールの外周面に対して所定の圧力で接触させる接触手段(リール清掃ユニット100)とを備えている構成にされている。
この構成によると、払拭手段をリールの外周面に接触させて、外周面の付着物を払拭できるようになっている。これにより、図柄は有価価値の払い出しを左右するため、遊技者に注目されることが多く、そのリールに付着する埃等を取り除くことで、遊技者に図柄をより明確に視認させることができる場合がある。
また、本実施の形態は、前面側に位置する遊技者を検出する遊技者検出手段(遊技者検出センサ27等)とを備え、接触手段は、遊技者検出手段により遊技者が検出された場合、払拭手段(清掃スポンジ101L・101C・101R等)を外周面から隔離し、遊技者検出手段により遊技者が未検出の場合、払拭手段を外周面に対して接触させる構成にされていてもよい。
この構成によると、遊技機前面に遊技者が居る場合には、払拭手段が外周面から隔離され、遊技者が居ない場合に、払拭手段が外周面に対して接触するようになっている。即ち、遊技者による遊技が行われていない間に、リールの外周面の付着物を払拭するようになっている。これにより、払拭手段によりリールに圧力が付与され、リールの回転が不安定となり、遊技に支障をきたすおそれを低減できる場合がある。
また、本実施の形態は、単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段(投入メダルセンサ22S等)と、単位遊技の終了後、開始信号の未検出状態の時間を計時する計時手段(時計IC28等)と
を備えており、接触手段は、平時は、払拭手段(清掃スポンジ101L・101C・101R等)を外周面から隔離し、開始信号の未検出状態の時間が所定時間を超えた場合に、払拭手段を外周面に対して接触させる構成にされていてもよい。
この構成によると、平時は払拭手段が外周面から隔離されており、単位遊技の終了から所定時間、単位遊技を開始する開始信号が未検出の場合に、払拭手段を外周面に対して接触させるようになっている。即ち、一定時間遊技が行われているような場合に、遊技機が使用されていないと判断し、リールの付着物を除去するようになっている。これにより、払拭手段がリールに接触することで、リールの回転が不定回転を行い、遊技に支障をきたすおそれを低減できる場合がある。
また、本実施の形態は、リールの回転速度を検出する回転速度検出手段(リール位置検出回路等)を備え、接触手段は、払拭手段(清掃スポンジ101L・101C・101R等)を外周面に接触させる圧力が調整可能であり、払拭手段を外周面に接触させた状態で、回転速度が所定値以下となった場合、圧力を低くする構成にされていてもよい。
この構成によると、払拭手段を外周面に接触させる圧力が調整できるため、大きな圧力で接触させたために回転するリールを停止させてしまうおそれを低減できる場合がある。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、リール清掃ユニット100によるリール3L・3C・3Rへの夫々の接触圧力の制御を全て同時に制御していたが、これに限定されることはない。例えば、リール3L・3C・3Rへの接触圧力の制御を夫々個別に行うようにしてもよい。
また、例えば、除電ブラシ105をリール3L・3C・3Rに夫々固定したままとしていたが、これに限定されることはない。例えば、清掃スポンジ101と同様に、リール3L・3C・3Rに対して接触及び隔離可能に設けるようにしてもよい。
また、例えば、リール清掃ユニット100の機構を図3に示すような、平歯車103と、ラック歯車104とを使用した機構としたが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すような、リール清掃ユニット100が、ウォームホイール及びウォームギアを用いることで、減速比を高くするものであってもよい。以下に構造を説明する。
図9に示すリール清掃ユニット100は、清掃スポンジ101と、ウォーム軸106と、ウォームホイール108と、回転鉛直軸109と、支持台114と、支持軸115とを有している。
ウォーム軸106は、外形状が略円柱状であり、ウォーム軸106の中心軸X1方向がリール3の中心軸方向と平行に、水平にリール3の上方に備えられている。ウォーム軸106は、後述のモータ110(図6参照)により、中心軸X1を軸として、回転可能となっている。ウォーム軸106は、リール3L・3C・3Rに対応する位置に、ウォーム部107を有している。ウォーム部107は、ねじ状の溝となっている。
ウォームホイール108は、外形状が鉛直方向を中心軸とする円板状であり、外周面にウォーム部107と歯合する溝を有している。つまり、ウォーム軸106が水平方向の軸を中心に回転することで、ウォームホイール108は、円板の鉛直方向の軸を中心に回転するようになっている。
回転鉛直軸109は、外形状が鉛直方向を中心軸とする略円柱状である。回転鉛直軸109の上面は、ウォームホイール108の下面中央に固着されている。ここで、回転鉛直軸109と、ウォームホイール108との中心軸が一致するようになっている(中心軸X2)。また、回転鉛直軸104Rは、外周面の中央から下端にかけてねじ状溝111を有している。
支持台114は、外形状が略直方体であり、回転鉛直軸109が挿入可能な孔を有している。孔の内壁面には、回転鉛直軸109のねじ状溝111と歯合する溝が設けられている。また、支持台114は、回転鉛直軸109の回転と共に、支持台114が回転するのを防ぐために、図示しないスライドに滑合されている。つまり、支持台114は、回転鉛直軸109が回転することで、スライドに沿って鉛直方向に上下移動するようになっている。
支持軸115は、外形状が鉛直方向を中心軸とする略円柱状である。支持軸115の上面は、支持台114の下面に固着されている。また、清掃スポンジ101は、外形状が略直方体であり、上面中央に支持軸115の下部が下端面が固着されている。
このように、リール清掃ユニット100は、ウォーム軸106が回転させることで、清掃スポンジ101を鉛直上下方向に移動させ、リール3に対して接触及び隔離することが可能になっている。また、清掃スポンジ101がリール3に接触後、さらに清掃スポンジ101を鉛直下方向に移動させることで、清掃スポンジ101がリール3に接触する圧力を調整することが可能となる構成にしてもよい。
また、図8に示す、清掃処理ルーチンにおいて、遊技者検出センサによる遊技者の検出を、例えば、3秒おきに2回行うなどとし、遊技者の誤検出を低減するものとしてもよい。
また、本実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合せられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
実施例の遊技機の内部を示す正面図。 実施例の遊技機の斜視図。 実施例のリール清掃ユニットの説明図。 実施例の遊技機の液晶表示装置の正面図。 液晶表示装置の概略構成を示す斜視図。 遊技機の主制御回路の構成を示すブロック図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 リール清掃処理ルーチンのフローチャートを示す図。 実施例のリール清掃ユニットの変形例を示す説明図。
符号の説明
1 遊技機
3L・3C・3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
11 1−BETボタン
13 最大BETボタン
22 メダル投入口
22S 投入メダルセンサ
27 遊技者検出センサ
28 時計IC
39 モータ駆動回路
47 リール位置検出回路
49L・49C・49R ステッピングモータ
71 主制御回路
100 リール清掃ユニット
101 清掃スポンジ
105 除電ブラシ

Claims (4)

  1. 変動する複数の図柄の停止態様に基づいて有価価値を払い出す遊技機において、
    外周面に前記複数の図柄を有するリールと、
    前記リールを回転制御するリール制御手段と、
    前記外周面の付着物を払拭する払拭手段と、
    前記払拭手段を、回転する前記リールの外周面に対して所定の圧力で接触させる接触手段と
    を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前面側に位置する遊技者を検出する遊技者検出手段とを備え、
    前記接触手段は、
    前記遊技者検出手段により遊技者が検出された場合、前記払拭手段を前記外周面から隔離し、前記遊技者検出手段により遊技者が未検出の場合、前記払拭手段を前記外周面に対して接触させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段と、
    前記単位遊技の終了後、前記開始信号の未検出状態の時間を計時する計時手段と
    を備えており、
    前記接触手段は、
    平時は、前記払拭手段を前記外周面から隔離し、前記開始信号の未検出状態の時間が所定時間を超えた場合に、前記払拭手段を前記外周面に対して接触させることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記リールの回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、
    前記接触手段は、
    前記払拭手段を前記外周面に接触させる圧力が調整可能であり、前記払拭手段を前記外周面に接触させた状態で、前記回転速度が所定値以下となった場合、前記圧力を低くすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020018619A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 静電気除去機構、回転体、電子機器、及び静電気除去方法

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