JP2008131967A - 遊技媒体貸出装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正な貸し出しを防止することができるようにする。
【解決手段】、メダル貸出装置60によるメダルの貸し出しが実行されてから、所定の期間、貸出ボタン63の押下によるメダルの貸し出しが無効となる。メダルの貸し出しが無効である間、液晶表示装置61に報知情報を表示すると共に、貸出ボタン63に設けられたLEDランプ103を消灯する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置及び遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に関するものである。
従来、所謂サンドと呼ばれる遊技媒体貸出装置は、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸し出すものであって、一般的にパチスロ機等の遊技機に1対1で対応するように設けられている。そして、このような遊技媒体貸出装置は、一度に所定枚数の遊技媒体を貸し出す構成にされている。
特許文献1には、CR(Card Reader)ユニットが搭載された遊技媒体貸出装置に接続された遊技機が開示されている。この遊技機においては、電子的に遊技価値が付与されたカード状の記憶媒体が遊技媒体貸出装置のスロットに挿入され、適当なボタンが押下されると、遊技機内部のホッパーからメダルが払い出されることにより、メダルの貸し出しが行われる。
特開2006−129990号公報
ところで、遊技媒体貸出装置からの遊技媒体の貸し出しは、遊技機における遊技の状況に応じて、ある程度の時間間隔をもって行われるものであるところ、遊技媒体貸出装置から所定の時間内において連続して遊技媒体の貸し出しが行われるような場合は、ゴト行為によって不正な貸し出しが行われている可能性が高い。よって、不正な貸し出しを防止することが望まれる。
本発明の目的は、不正な貸し出しを防止することが可能な遊技媒体貸出装置及び遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明の遊技媒体貸出装置は、外部からの操作に基づき、遊技媒体の貸し出しを要求する信号を送信する送信手段と、前記貸し出しを要求する信号を受信する受信手段と、前記貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段と、前記貸出実行手段が前記遊技媒体の貸し出しを実行後、所定の期間のカウントを行うカウント手段と、前記カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、前記貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段とを有していることを特徴とする。
上記の構成によれば、貸し出しが実行されてから、カウント手段が所定の期間をカウントするまで、貸し出しを要求する信号の受信が無効となる。例えば、貸し出しが実行された直後に、遊技媒体の貸し出しが要求されたとしても、所定の期間が経過するまで該貸し出しは実行されない。例えば、連続した不正な手段による貸し出しを要求する信号を貸出要求信号手段が受信した場合でも、所定期間内の2回目以降の該貸し出しを要求する信号は無効であり、連続して遊技媒体が貸し出されることがない。これにより、不正な貸し出しを最低限に防止することができる場合がある。
また、本発明の遊技媒体貸出装置は、貸し出しに関する情報を報知する報知手段と、前記報知手段を制御する報知制御手段とをさらに有し、前記貸し出しに関する情報は、前記受信手段による前記貸し出しを要求する信号の受信に基づいた情報、前記カウント手段によるカウントに基づいた情報、及び、前記無効手段による前記貸し出しを要求する信号の受信の無効に基づいた情報、の何れか1以上を含んでいることを特徴とする。
上記の構成によれば、遊技媒体貸出装置は、貸し出しに関する情報を能動的に外部へ報知する。例えば、貸し出しが実行された時間が報知される場合、所定の期間を経過せずに、ユーザが不正に貸し出しを実行しているとすると、管理者は、該不正を発見することは容易である。また、貸し出しが行われた回数を報知する場合、貸し出し回数が稼動時間に対し極端に多い場合、管理者は不正が行われている可能性を容易に発見することができる。これらにより、不正の監視を容易にする遊技媒体貸出装置を提供することができる場合がある。
また、例えば、貸し出しが無効にされているとき、次に貸し出しが実行可能になるまでの時間を報知する場合、次にいつ貸し出しが実行可能になるかわからないというユーザのストレスを軽減できる場合がある。
また、本発明の遊技媒体貸出装置は、発光手段と、前記発光手段の発光及び消灯の切り替えを制御する発光制御手段とをさらに有し、前記発光制御手段は、前記カウント手段がカウントを行う所定の期間内、前記発光手段を消灯させることを特徴とする。
上記構成によれば、カウント手段がカウントを行う所定の期間内、発光手段の発光を消灯させる。つまり、貸し出しが無効となっている場合は、発光手段は消灯している。これにより、ユーザが初心者であったとしても、貸し出しが無効となっていることを直感的に理解することができ、ユーザにとって、使いやすい遊技媒体貸出装置を提供できる場合がある。
また、本発明の遊技機は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、外部からの操作に基づき、前記遊技媒体の貸し出しを要求する信号を送信する送信手段と、前記貸し出しを要求する信号を受信する受信手段と、前記貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段と、前記貸出実行手段が前記遊技媒の貸し出しを実行後、所定の期間のカウントを行うカウント手段と、前記カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、前記貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段とを有していることを特徴とする。
上記構成によれば、貸し出しが実行されてから、カウント手段が所定の期間をカウントするまで、貸し出しを要求する信号の受信を無効となる。例えば、貸し出しが実行された直後に、遊技媒体の貸し出しが要求されたとしても、所定の期間が経過するまで該貸し出しは実行されない。つまり、連続した不正な手段による貸し出しを要求する信号を貸出要求信号手段が受信した場合でも、該貸し出しを要求する信号は無効であり、所定の期間内に連続して遊技媒体が貸し出されることがない。これにより、不正な貸し出しを最低限に防止することができる場合がある。
また、上記構成によれば、遊技機は遊技媒体を貸し出すための装置を内包しているため、遊技機の近傍に該装置を置く場合よりも省スペースになる場合がある。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図10に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体及び遊技価値をメダルとして説明する。また、本実施の形態にかかる遊技媒体貸出装置をメダル貸出装置として説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1およびメダル貸出装置60の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述するが、液晶表示装置5の背面側に配置された3個のリール3L・3C・3Rの複数の図柄が視認可能に構成されており、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。尚、本実施の形態においては、液晶表示装置5が、リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
液晶表示装置5の背面側には、3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」及び「Replay」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図2に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5の表示窓51aを介して、リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施の形態では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
液晶表示装置5の左側にある絵柄形成領域51bの背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプ及び表示部も、リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。尚、内部当籤とは、入賞成立が可能な役を後述のCPU31により抽籤することであり、CPU31により行われる抽籤を内部抽籤という。また、内部当籤した入賞可能な役を内部当籤役という。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、ボーナス回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図1に戻って、液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施の形態では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。また、メダル貸出装置60によるメダルの貸し出しが行われた場合には、メダル払出口15からメダルが払い出されることにより、メダルが貸し出される。なお、本実施の形態において、1回の貸し出しにより貸し出されるメダルの枚数は、千円分の50枚である。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3R・3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。これら2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方には、LEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
(液晶表示装置5)
ここで、液晶表示装置5の構造について説明する。液晶表示装置5は、図3に示すように、保護ガラス52と表示板53とからなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、58a・58b、ランプホルダ59a〜59h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。この液晶表示装置5は、既に述べたように、リール3L・3C・3Rより手前側に設けられている。また、このリール3L・3C・3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス52及び表示板53は、透明な部材で構成されている。表示板53には、上述のBETランプ9a〜9c等に対応する位置に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板53の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル51における絵柄形成領域51bであり、表示板53の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル51における表示窓51aである(図2参照)。なお、正面パネル51に絵柄形成領域51bを形成せず、正面パネル51の全面を表示窓51aとしてもよい。この場合、表示板53に絵柄を形成しないか、又は、表示板53を省略すればよい。なお、表示板53の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル54は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。この透明液晶パネル54の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル54を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、リール3L・3C・3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、リール3L・3C・3Rに表示された識別情報(例えば、図柄)の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板55は、蛍光ランプ57a・57bからの光を透明液晶パネル54へ導き出す(透明液晶パネル54を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル54の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム56は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板55に導入された光を導光板55の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム56は、反射領域56a及び非反射領域(透過領域)56bにより構成されている。
蛍光ランプ57a・57bは、導光板55の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ59により支持されている。この蛍光ランプ57a・57bから照射される光は、反射フィルム56の反射領域56aで反射して透明液晶パネル54を照明する。
蛍光ランプ58a・58bは、反射フィルム56の裏側の上方位置及び下方位置にリール3L・3C・3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ58a・58bから出てリール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56bへ入射した光は、透明液晶パネル54を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ57a・57bから照射され、反射フィルム56の反射領域56aで反射した光と、蛍光ランプ58a・58bから照射され、リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域56bへ入射した光とが、透明液晶パネル54を照明する。従って、反射フィルム56の非反射領域56bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム56の反射領域56aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
遊技機1では、液晶表示装置5の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、遊技機1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム56を全て非反射領域56bとするか、反射フィルム56を省略すればよい。
(メダル貸出装置60の機械的構成)
本実施の形態にかかる遊技システムにおけるメダル貸出装置60は、図1に示すように、上記のように構成された遊技機1に一対一で対応するように、遊技機1の側面に一体的に設けられている。
メダル貸出装置60の全体を形成している筐体65の正面上方には、カード給排出口62が設けられている。カード給排出口62の開口サイズは、遊技価値が電子的に記憶された記憶媒体であるカード200が通過可能な高さ及び幅に設定されている。そして、カード給排出口62は、筐体65の内部に設けられた図7のカード吸入排出機構101に連絡されている。カード吸入排出機構101は、カード200を筐体65内から排出して所定位置で停止及び保持する機能と、遊技者がカード200をカード給排出口62に差し込んだときに、このカード200を筐体65内に引き込む機能とを有している。
また、カード給排出口62の下方には、排出ボタン63が設けられている。排出ボタン63は、遊技者が押圧操作したときに、カード給排出口62に引き込まれたカード200を筐体65内から遊技者の意思で強制的に排出させるようになっている。
また、筐体65の正面略中央には、貸し出しに関する情報を報知する報知手段としての液晶表示装置61が設けられている。液晶表示装置61は、図4に示すように、メダル貸出装置60がメダルの貸し出しを停止している状態(貸出停止状態)である場合には、メダルの貸し出しが停止されている旨を報知するメッセージ、次に貸し出しが開始されるまでの時間、前回に貸し出しが行われた時刻、カード200を差し込んでからの貸出回数等を表示する。また、メダル貸出装置60がメダルの貸し出しを許可している状態(貸出許可状態)である場合には、メダル貸出装置60の取り扱い方法を示す画像等を表示する。
液晶表示装置61の下方には、貸出ボタン64が設けられている。この貸出ボタン64は、貸出許可状態においては、その操作が有効にされる一方、貸出停止状態においては、その操作が無効にされる。貸出許可状態において、貸出ボタン64が遊技者により押下されると、遊技機1の内部に設けられたホッパー40が駆動されることにより、カード200に記憶された遊技価値のうちの千円分のメダルが、遊技機1のメダル払出口15から払い出される。上述したように、本実施の形態において、千円分のメダルの枚数は50枚である。
また、貸出ボタン64には、LEDランプ103が設けられている。発光手段としてのLEDランプ103は、貸出許可状態においては、発光されるようになっており、貸出停止状態においては、消灯されるようになっている。これにより、LEDランプ103が発光しているときはメダルの貸し出しが可能であり、LEDランプ103が発光しているときはメダルの貸し出しが不可能であることを遊技者に直感的に理解させることができるようになっている。
なお、本実施の形態では、遊技価値を電子的に記憶したカード200をメダル貸出装置60のカード給排出口62を差し込むことによりメダルを借り入れるようになっているが、メダル貸出装置60に紙幣や硬貨の投入口を備え、紙幣や硬貨の投入口に投入することによりメダルを借り入れるようにしてもよい。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図5に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図5に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ボーナス回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71には、外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71とメダル貸出装置60との間で通信が行われる。主制御回路71が、外部集中端子板89を介して、メダル貸出装置60から、後述の貸出信号を受信した場合、ホッパー駆動回路41は、ホッパー40を制御して、要求された分のメダルを貸し出すようになっている。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図6に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示を制御する画像制御回路81、スピーカ21L・21Rから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチン等の制御プログラム等を格納している。
ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されていてもよい。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。LED駆動回路77は、サブCPU74からの制御指令に基づいて、LEDランプ29を制御する。音源IC78は、パワーアンプ79を制御し、スピーカ21L・21Rの音量を調節することができる。
(メダル貸出装置60の電気的構成)
上記のメダル貸出装置60は、筐体65の内部に、図7に示すメダル貸出制御回路90を有しており、このメダル貸出制御回路90により動作が制御されている。メダル貸出制御回路90は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ91を主たる構成要素としている。
また、メダル貸出制御回路90は、カード吸入排出駆動部96と、入力部97と、データ入出力部98と、画像制御回路99と、LED駆動回路102と、時計IC104とを有している。カード吸入排出駆動部96は、上述のカード吸入排出機構101に接続されており、カード吸入排出機構101に対して所定の動作を実行させるように電力を供給するようになっている。入力部97には、排出ボタン63及び貸出ボタン64からの各種信号が入力される。データ入出力部98は、カード給排出口62に挿入されたカード200との間で遊技価値のデータの入出力を行う。時計IC104は、マイクロコンピュータ91に現在時刻データを送信する機能を有する。尚、現在時刻データは、時、分、及び、秒の各データを有する。
貸出ボタン64が押下されると、送信手段としての入力部97は、その押下を読み取り、マイクロコンピュータ91に対して、メダルの貸し出しを要求する貸出要求信号を送信する。
報知制御手段としての画像制御回路99は、前述した報知手段としての液晶表示装置61の表示を制御し、前回貸し出しが行われた時刻、カード200を差し込んでからの貸出回数、次に貸し出しが可能になるまでの時間等を表示させる。
発光制御手段としてのLED駆動回路102は、前述した発光手段としてのLEDランプ103を制御し、貸出許可状態の場合は発光、貸出停止状態の場合は消灯させるように制御する。
マイクロコンピュータ91は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU92と、記憶手段であるROM94及びRAM93と、外部集中端子板89との間で双方向通信を行う通信部95とを有している。
ROM94は、後述の貸出停止制御処理ルーチン等のプログラムやデータを格納する。RAM93は、プログラムのデータ処理等に使用される。また、RAM93には、メダル貸出装置60の貸出状態(貸出許可状態もしくは貸出停止状態)、カード200が有する遊技価値のデータやカードを識別するためのID(以下カードID)、カード200が挿入されてからの貸出回数、時計IC104から取得した時刻データ等が記憶される。
CPU92は、メダル貸出装置60の状態を貸出許可状態と貸出停止状態との間で切り替える。また、受信手段としてのCPU92は、入力部97より、貸出要求信号を受信する。そして、貸出実行手段としてのCPU92は、貸出許可状態において、貸出要求信号を受信した場合に、カード200が有する遊技価値のうちの千円分をメダルとして貸し出すように、遊技機1に貸出信号を送信する。
また、カウント手段としてのCPU92は、時計IC104から取得した時刻データに基づいて、貸し出しが実行されてからの所定の期間のカウントを行う。そして、無効手段としてのCPU92は、貸し出しが実行された後、カウントの開始と共に、メダル貸出装置60の状態を貸出停止状態にする。貸出停止状態の場合、貸出要求信号を受信しても貸し出すことの無いようにプログラム制御すると共に、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給を停止することで貸出要求信号の受信を無効とする。これにより、貸出停止状態においては、メダルの貸し出しが停止される。一方、CPU92は、所定の期間のカウントが終了したと判断した場合に、メダル貸出装置60の状態を貸出許可状態にして、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給を行う。これにより、貸出許可状態においては、メダルの貸し出しが可能にされる。
このように、メダル貸出装置60において、貸し出しが実行されてから、所定の期間のカウントが終了するまで、メダル貸出装置60によるメダルの貸し出しが停止される。つまり、所定期間内での連続した貸し出しを制限することによって、不正な貸し出しを最低限に防止することができる。
また、メダルの貸し出しが可能になるまで、プログラム制御によって貸出要求信号の無効化されると共に、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給が停止される貸出停止状態にされるから、より確実に不正な貸し出しを防止することができる。
更に、CPU92は、貸出停止状態である間、液晶表示装置61にメダルの貸し出しが停止されている旨を報知するメッセージ、次に貸し出しが開始されるまでの時間、前回に貸し出しが行われた時刻、カード200を差し込んでからの貸出回数等を表示させる一方、貸出許可状態である間、液晶表示装置61にメダル貸出装置60の取り扱い方法等を示す画像を表示させる。
更に、CPU92は、貸出停止状態である間、LED駆動回路102にLEDランプ103を発光させる制御を行わせ、貸出許可状態である間、LED駆動回路102にLEDランプ103を消灯させる制御を行わせる。
このように、液晶表示装置61に表示される報知情報、及び、LEDランプ103の発光状態によって、メダル貸出装置60によるメダルの貸し出しが停止されていることが遊技者に報知されるから、メダルの貸し出しが行えないことに対するトラブルを回避することができるとともに、メダルの貸し出しが可能なタイミングで遊技者にメダルの貸し出しを行わせることができる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位遊技価値に対して遊技者に付与される遊技価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『内部当籤状態』は、『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤し、BB又はRBに入賞していない場合に発生し、基本的に、一又は複数のゲームにわたり、BB又はRBに対応する図柄組み合わせが入賞ライン上に沿って並ぶことが許容された遊技状態である。『一般遊技状態』においてBB、RBに内部当籤すると、その内部当籤役が持越役としてセットされ、以降のゲームに持ち越されるようになる。ここで、内部当籤役の持ち越しとは、次以降のゲームにおいてBB、RBに内部当籤しなくても、BB、RBに入賞できるようにすることである。具体的には、内部当籤状態では、BB、RBに内部当籤することはないが、内部当籤役が『なし(ハズレ)』となった場合にBB、RBに入賞できるようになっている。
『BB一般遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『内部当籤状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』又は『内部当籤状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB一般遊技状態』は、30回の小役ゲーム又は3回のRB(レギュラーボーナス)を消化すると終了する。なお、『BB一般遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了するようにしてもよい。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』又は『BB一般遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。RBの入賞は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』又は『BB一般遊技状態』において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、『BB一般遊技状態』においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称し、その後のゲームを『JACゲーム』と称す。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態及び内部当籤状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB』は、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。このときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
BB一般遊技状態では、RB、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。BB一般遊技状態では、BBに入賞する場合はない。また、RB遊技状態においては、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。また、RB遊技状態においては、『BB』、『RB』及び『再遊技(リプレイ)』に入賞する場合はない。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の遊技機1の構成において、図8に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図8のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において演出画像等の表示等を実施したり、スピーカ21L・21Rからの音の出力を実施したり、LEDランプ29による光の出力を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(A4:NO)、A4を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(A4:YES)、遊技開始信号を副制御回路72に送信すると共に、抽籤用の乱数を抽出する(A5)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(A6)。即ち、今回のゲームの遊技状態をBB一般遊技状態、RB遊技状態及び一般遊技状態の何れかにセットする。
そして、確率抽籤処理を行い(A7)、内部当籤役を決定する。続いて、停止テーブル群選択処理が実行される(A8)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のA10において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、内部当籤役や、遊技状態、停止テーブル群、内部当籤役に対応する図柄に係る情報を含む遊技情報信号を副制御回路72へ送信する。続いて、リール回転処理が行われる(A9)。具体的には、リール3L・3C・3Rを回転させ、所定速度(例えば、定速回転)に達した際に、リール停止許可信号を副制御回路72に送信する。リール停止許可信号には、所定速度に達した後、リール位置検出回路47が内部当籤役に対応する図柄が有効ライン(具体的には、センターライン8c)に位置したときに検出する検出信号が含まれる。
次に、リール回転停止処理が実行される(A10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、A9において決定(選択)された停止テーブル、停止操作位置及び停止制御位置に基づいて滑りコマ数を決定する。『滑りコマ数』は、停止ボタンが操作された後、リールが停止するまでの間に移動する図柄の数である(リールが停止するまでの間における図柄の移動量(移動距離)を示す)。なお、本実施の形態では『滑りコマ数』は「0」とする。即ち、停止ボタン7L・7C・7Rが操作されると同時にリールが停止する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリールが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(A11)。入賞判定とは、透過液晶パネル54を介して視認可能なリールの9つの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別する。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブルに基づいて入賞役を識別する。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(A12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者がC/Pボタン14を切り替えることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを選択することができる。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB又はRB遊技状態の発生を行う。
次に、現在の遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(A13)。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』でない場合には(A13:NO)、A2に戻る。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』である場合には(A13:YES)、ボーナス(BB,RB)の『遊技数チェック処理』を行う(A14)。この『遊技数チェック処理』では、RB遊技状態が発生した回数、BB一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックすると共に、BB一般遊技状態及びRB遊技状態間における遊技状態の移行(セット)を行う。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(A15)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、3回目のRB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判別する。また、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことによりRBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか否かを判別する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(A15:NO)、A2に戻る。一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(A15:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(A16)、A2に戻る。
(メダル貸出装置60の動作:貸出メインルーチン)
上記のメダル貸出装置60の構成において、図9に示す貸出メインルーチンのフローチャートを参照して、メダル貸出装置60のCPU92の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、メダル貸出装置60のCPU92は、図9に示す貸出メインルーチンを実行する前段階として、図示しない初期化処理を行う。具体的には、RAM93に記憶された前回貸し出し時間を初期化する処理や、前述したLEDランプ103を発光させる等の処理を行い、メダル貸出装置60をメダルの貸し出しが可能な状態にする。
初めに、貸出メインルーチンは、貸出ボタン64が押下され、入力部97による貸出要求信号を受信したか否かを判定する(B1)。貸出要求信号を受信していない場合(B1:NO)、貸出メインルーチンを終了する。一方、貸出要求信号を受信した場合(B1:YES)、貸出状態が貸出許可状態か否かを判定する(B2)。貸出状態が貸出許可状態でない場合(B2:NO)、つまり、貸出停止状態である場合、貸出メインルーチンを終了する。一方、貸出状態が貸出許可状態である場合(B2:NO)、カード吸入排出機構101にカード200が挿入されいるか否かが判定される(B3)、カード吸入排出機構101にカード200が挿入されいない場合(B3:NO)、貸出メインルーチンを終了する。
一方、カード吸入排出機構101にカード200が挿入されいる場合(B3:YES)、RAM93に記憶されているカードIDと、挿入されているカード200のカードIDが一致しているか否かを判定する(B4)。カードIDが一致しない(RAM93にカードIDが記憶されていない場合も含む)場合(B4:NO)、挿入されているカード200のカードIDをRAM93に格納する(B5)。次に、RAM93の貸出回数を0に初期化する(B6)。
B6の処理が終了、又は、B4の処理にてカードIDが一致すると判断された場合(B4:YES)、貸出信号を送信する(B7)。具体的には、貸し出すメダルの枚数を含む貸出信号を外部集中端子板89を介し、遊技機1の主制御回路71に送信し、遊技機1は貸出信号からメダル枚数を取得し、取得したメダル枚数をホッパー41から貸し出す。次に、貸出回数を1インクリメントする(B8)。具体的には、RAM93から貸出回数を取得し、取得した貸出回数に1を足し、足した結果をRAM93に格納する。そして、貸出停止信号を送信し(B9)、貸出メインルーチンを終了する。この貸出停止信号は、貸出メインルーチンとは別プロセスである後述の貸出停止制御処理ルーチンに送信され、貸し出される枚数の情報を含むものである。
(メダル貸出装置60の動作:貸出停止制御処理ルーチン)
上記のメダル貸出装置60の構成において、図10に示す貸出停止制御処理ルーチンのフローチャートを参照して、メダル貸出装置60のCPU92の制御動作について説明する。
初めに、CPU92は、貸出停止信号を受信したか否かを判定する(C1)。貸出停止信号を受信しない場合(C1:NO)、C1の処理を繰り返す。貸出停止信号を受信した場合(C1:YES)、メダル貸出装置60の状態を貸出許可状態から貸出停止状態に移行させ、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給を停止する(C2)。尚、『メダル貸出装置60の状態を貸出許可状態から貸出停止状態に移行させる』とは、RAM93に記憶されている貸出状態を貸出許可状態から貸出停止状態に更新する処理のことである。次に、LEDランプ103を消灯する(C3)。次に、時計IC104から現在時刻を取得し、RAM93に格納される(C4)。次に、カウントする時間(以下、カウント時間)の算出を行う(C5)。具体的には、貸出停止信号に含まれる貸出枚数を3で割り、4.1を掛けた値の小数点以下を切り捨てたものをカウント時間として算出し、RAM93に格納する。尚、ここで上記のようなカウント時間としたのは、メダルの最大BET枚数が3枚であり、1ゲームが約4.1秒である前提で決定したものであり、これに限定されることはない。例えば、カウント時間は、貸出枚数に基づいたものではなく、予め決められた時間とするものでもよいし、予め決められた複数のカウント時間から、貸出枚数に基づいて選択するものでもよい。
続いて、液晶表示装置61に表示する報知情報を構成する(C6)。具体的には、図4に示すように、貸出停止状態を示すメッセージと、貸出許可状態になるまでの時間と、貸し出しが行われた時刻と、現在までの貸出回数とを構成する。貸出停止状態を示すメッセージと、貸し出しが行われた時刻と、現在までの貸出回数はRAM93から取得される。また、貸出許可状態になるまでの時間は、RAM93に格納された現在時刻データと、時計IC104から取得された最新の現在時刻データと、C5の処理で算出したカウント時間から算出される。ここで、貸出許可状態になるまでの時間が0より小さくなる場合は、0とする。そして、構成した報知情報を画像制御回路99に送信し、画像制御回路99は、液晶表示装置61に報知情報を表示する(C7)。
次に、カウント時間が経過したか否かが判定される(C8)。カウント時間が経過したか否かは、C6で構成した、貸出許可状態になるまでの時間が0であるか否かで判定される。カウント時間が経過していない場合(C8:NO)、C6からC8までの処理が繰り返される。一方、カウント時間が経過した場合(C8:YES)、貸出状態を貸出可能状態に移行させると共に、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給を開始する(C9)。次に、報知情報の変更を行う(C10)。具体的には、C6の処理で構成された報知情報であったものを、メダルの貸し出しが行われていることを示すメッセージに変更する。次に、LEDランプ103を発光させ(C11)、C1の処理に戻り、再び貸出停止信号を受信するまで、待機状態となる。
C2からC9までの処理の間は、入力部97及びデータ入出力部98への電源の供給が停止され、さらに、無効貸出状態が「貸出停止状態」であり、貸出メインルーチンにおけるB3以降の処理で行われる貸し出しの実行は行われることはないため、入力部97からの貸出要求信号は無効となる。これにより、前述した無効手段を実現し、不正な貸し出しを最低限に防止することができる。
また、貸出停止状態を示すメッセージを表示するため、メダルの貸し出しが行えないことに対するトラブルを回避することができる。また、貸し出しが行われた時刻が表示されるため、カウント時間を経過せずに、遊技者が不正に貸し出しを実行しているとすると、管理者は、該不正を発見することは容易である。また、現在までの貸出回数を表示されるため、貸し出し回数が稼動時間に対し極端に多い場合、管理者は不正が行われている可能性を容易に発見することができる。これらにより、不正の監視を容易にすることができる。
また、LEDランプ103の消灯により、メダル貸出装置60によるメダルの貸し出しが停止されていることが遊技者に報知されるため、遊技者が初心者であったとしても、貸し出しが無効となっていることを直感的に理解することができる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本発明の第1の実施の形態の遊技媒体貸出装置は、外部からの操作に基づき、遊技媒体の貸し出しを要求する信号(貸出要求信号)を送信する送信手段(貸出ボタン63、入力部97等)と、貸し出しを要求する信号を受信する受信手段(CPU92等)と、貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段(ホッパー駆動回路41等)と、貸出実行手段が遊技媒体の貸し出しを実行後、所定の期間(カウント時間)のカウントを行うカウント手段(CPU92等)と、カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段(CPU92等)とを有している構成にされている。
上記構成によれば、貸し出しが実行されてから、カウント手段が所定の期間をカウントするまで、貸し出しを要求する信号の受信が無効となる。例えば、貸し出しが実行された直後に、遊技媒体の貸し出しが要求されたとしても、所定の期間が経過するまで該貸し出しは実行されない。例えば、連続した不正な手段による貸し出しを要求する信号を貸出要求信号手段が受信した場合でも、所定期間内の2回目以降の該貸し出しを要求する信号は無効であり、連続して遊技媒体が貸し出されることがない。これにより、不正な貸し出しを最低限に防止することができる。
また、本実施の形態の遊技媒体貸出装置は、貸し出しに関する情報を報知する報知手段(液晶表示装置61)と、報知手段を制御する報知制御手段(画像制御回路99等)とをさらに有し、貸し出しに関する情報は、受信手段による貸し出しを要求する信号の受信に基づいた情報(貸出許可状態になるまでの時間、現在までの貸出回数等)、カウント手段によるカウントに基づいた情報(貸出許可状態になるまでの時間等)、及び、無効手段による貸し出しを要求する信号の受信の無効に基づいた情報(貸出停止状態を示すメッセージ等)、の何れか1以上を含んでいることを所定の条件とする構成にされている。
上記の構成によれば、遊技媒体貸出装置は、貸し出しに関する情報を能動的に外部へ報知する。例えば、貸し出しが実行された時間が報知される場合、所定の期間を経過せずに、遊技者が不正に貸し出しを実行しているとすると、管理者は、該不正を発見することは容易である。また、貸し出しが行われた回数を報知する場合、貸し出し回数が稼動時間に対し極端に多い場合、管理者は不正が行われている可能性を容易に発見することができる。これらにより、不正の監視を容易にする遊技媒体貸出装置を提供することができる。
また、上記の構成によれば、例えば、貸し出しが無効にされているとき、次に貸し出しが実行可能になるまでの時間を報知する場合、次にいつ貸し出しが実行可能になるかわからないという遊技者のストレスを軽減できる。
また、本実施の形態の遊技媒体貸出装置は、発光手段(LEDランプ103)と、発光手段の発光及び消灯の切り替えを制御する発光制御手段(LED駆動回路102)とをさらに有し、発光制御手段は、カウント手段がカウントを行う所定の期間内、発光手段を消灯させることを所定の条件とする構成にされている。
上記の構成によれば、カウント手段がカウントを行う所定の期間内、発光手段の発光を消灯させる。つまり、貸し出しが無効となっている場合は、発光手段は消灯している。これにより、遊技者が初心者であったとしても、貸し出しが無効となっていることを直感的に理解することができ、遊技者にとって、使いやすい遊技媒体貸出装置を提供できる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を図11及び図12に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図11に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体及び遊技価値をメダルとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
本実施形態の遊技機1の機械的構成は、図11に示すように、台座部10の前面部の右領域に、カード給排出口62、排出ボタン63、及び、LEDランプ103を備えた貸出ボタン64を有している点で、第1の実施の形態と相違している。第1の実施の形態と相違する各構成は、第1の実施の形態にかかるメダル貸出装置60の名称を同じくする各構成と同様の機構を有するため、説明を省略する。
(遊技機1の電気的構成)
本実施形態の遊技機1の電気的構成は、第1の実施の形態にかかるメダル貸出装置60の有するメダル貸出制御回路90をキャビネット2の内部に有している点で、第1の実施の形態と相違している。第1の実施の形態と相違するメダル貸出制御回路90は、第1の実施の形態にかかるメダル貸出装置60の有するメダル貸出制御回路90と同様の電気的特徴を有するため、説明を省略する。ただし、メダル貸出制御回路90と主制御回路71とは、第1の実施の形態のように外部集中端子板89を介して接続されるのではなく、ケーブル等で直接接続されるようになっている。
(遊技機1の動作)
本実施形態の遊技機1の動作が、第1の実施の形態と異なるのは、図12に示すように、メダルの貸し出しに関する報知情報を、液晶表示装置61のような、専用の表示装置に表示するのではなく、演出画像等を表示するための液晶表示装置5の下部に表示するように動作する。具体的に言うと、貸出停止処理ルーチンにおけるC6の処理において構成した報知情報を、C7の処理において、画像制御IC82に送信し、その報知情報を液晶表示装置5に表示するように動作する。
以上、説明した第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と実質的に同様の効果を得ることができる。加えて、本実施の形態によると、遊技機1は、第1の実施の形態にかかるメダル貸出装置60を内包しているため、遊技機1の近傍にメダル貸出装置60を置く場合よりも省スペースとすることができる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本発明の第2の実施の形態の遊技機は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、外部からの操作に基づき、遊技媒体の貸し出しを要求する信号(貸出要求信号)を送信する送信手段(貸出ボタン63、入力部97等)と、貸し出しを要求する信号を受信する受信手段(CPU92等)と、貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段(ホッパー駆動回路41等)と、貸出実行手段が遊技媒体の貸し出しを実行後、所定の期間のカウントを行うカウント手段(CPU92等)と、カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段(CPU92等)とを有している構成にされている。
上記の構成によれば、貸し出しが実行されてから、カウント手段が所定の期間をカウントするまで、貸し出しを要求する信号の受信を無効となる。例えば、貸し出しが実行された直後に、遊技媒体の貸し出しが要求されたとしても、所定の期間が経過するまで該貸し出しは実行されない。つまり、連続した不正な手段による貸し出しを要求する信号を貸出要求信号手段が受信した場合でも、該貸し出しを要求する信号は無効であり、所定の期間内に連続して遊技媒体が貸し出されることがない。これにより、不正な貸し出しを最低限に防止することができる。
また、上記構成によれば、遊技機は遊技媒体を貸し出すための装置を内包しているため、遊技機の近傍に該装置を置く場合よりも省スペースとすることができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本発明の第1の実施の形態において、各種報知情報をメダル貸出装置60に設けた液晶表示装置61に表示していたが、この構成に限定されるものではなく、図12に示されるような、遊技機1の液晶表示装置5に表示するものであってもよい。また、スピーカ21L・21Rから報知情報を報知するものであってもよい。
また、上述の実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合わせの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合わせられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用して遊技を実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
第1の実施の形態に係るメダル貸出装置及び遊技機の斜視図。 遊技機の液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 遊技機の液晶表示装置の概略構成を示す斜視図。 メダル貸出装置の液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 遊技機の主制御回路の構成を示すブロック図。 遊技機の副制御回路の構成を示すブロック図。 メダル貸出装置のメダル貸出制御回路の構成を示すブロック図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 貸出メインルーチンのフローチャートを示す図。 貸出停止制御処理ルーチンのフローチャートを示す図。 第2の実施の形態に係る遊技機の斜視図。 遊技機の液晶表示装置の表示状態を示す説明図。
符号の説明
1 遊技機
41 ホッパー駆動回路
60 メダル貸出装置
61 液晶表示装置
63 貸出ボタン
89 外部集中端子板
92 CPU
97 入力部
98 データ入出力部
99 画像制御回路
102 LED駆動回路
103 LEDランプ
104 時計IC

Claims (4)

  1. 外部からの操作に基づき、遊技媒体の貸し出しを要求する信号を送信する送信手段と、
    前記貸し出しを要求する信号を受信する受信手段と、
    前記貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段と、
    前記貸出実行手段が前記遊技媒体の貸し出しを実行後、所定の期間のカウントを行うカウント手段と、
    前記カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、前記貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段と
    を有していることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 貸し出しに関する情報を報知する報知手段と、
    前記報知手段を制御する報知制御手段と
    をさらに有し、
    前記貸し出しに関する情報は、
    前記受信手段による前記貸し出しを要求する信号の受信に基づいた情報、前記カウント手段によるカウントに基づいた情報、及び、前記無効手段による前記貸し出しを要求する信号の受信の無効に基づいた情報、の何れか1以上を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 発光手段と、
    前記発光手段の発光及び消灯の切り替えを制御する発光制御手段と
    をさらに有し、
    前記発光制御手段は、
    前記カウント手段がカウントを行う所定の期間内、前記発光手段を消灯させることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出装置。
  4. 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、
    外部からの操作に基づき、前記遊技媒体の貸し出しを要求する信号を送信する送信手段と、
    前記貸し出しを要求する信号を受信する受信手段と、
    前記貸し出しを要求する信号を受信した場合、遊技媒体の貸し出しを実行する貸出実行手段と、
    前記貸出実行手段が前記遊技媒体の貸し出しを実行後、所定の期間のカウントを行うカウント手段と、
    前記カウント手段が所定の期間のカウントを終了するまで、前記貸し出しを要求する信号の受信を無効とする無効手段と
    を有していることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2856442A4 (en) * 2012-06-05 2016-02-17 Redbox Automated Retail Llc SYSTEM AND METHOD FOR SIMULTANEOUS ARTICLE RETRIEVAL AND VALIDATION OF TRANSACTIONS

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