JP5786828B2 - 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム - Google Patents

表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5786828B2
JP5786828B2 JP2012189073A JP2012189073A JP5786828B2 JP 5786828 B2 JP5786828 B2 JP 5786828B2 JP 2012189073 A JP2012189073 A JP 2012189073A JP 2012189073 A JP2012189073 A JP 2012189073A JP 5786828 B2 JP5786828 B2 JP 5786828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
list
screen
displayed
display means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012189073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048735A (ja
Inventor
和弘 冨安
和弘 冨安
洋一 来正
洋一 来正
岡田 卓也
岡田  卓也
健一 駒場
健一 駒場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012189073A priority Critical patent/JP5786828B2/ja
Priority to US14/012,228 priority patent/US20140068502A1/en
Priority to CN201310380373.1A priority patent/CN103677532B/zh
Publication of JP2014048735A publication Critical patent/JP2014048735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5786828B2 publication Critical patent/JP5786828B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/0485Scrolling or panning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text

Description

本発明は表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラムに関し、より特定的には、スクロール中の視認性が高い表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラムに関する。
近年、タブレットやスマートフォンなどの携帯情報端末が高機能化しており、個人がPC(Personal Computer)の代わりに携帯情報端末を所有している。携帯情報端末によれば、電子化された文書を任意の場所で自由に閲覧および編集することができる。携帯情報端末は、業務や生活の様々な場面で用いられるようになっている。
携帯情報端末の高機能化に伴い、画像形成装置と携帯情報端末とを備えた画像形成システムにおいて、画像形成装置と携帯情報端末とを連携させる技術が提案されている。具体的には、画像形成装置の操作パネルを着脱可能にしたり、携帯情報端末に操作パネルの表示画面と同じ画面を表示したりすることで、操作パネルや携帯情報端末などのユーザーインターフェースをリモートパネルとして、画像形成装置を遠隔操作する技術が提案されている。
画像形成装置は、リモートパネルにリストを表示している場合において、リモートパネルのタッチパネル上で指を払うようなフリック操作をユーザーから受け付けたときは、リストをスクロールして表示する。
ところで、画像形成装置は、リストを含む画面を複数の表示形態でリモートパネルに表示することが可能な場合がある。たとえば、リモートパネルが横向きの場合(リモートパネルの略矩形状の表示部の長辺が上下方向に存在している場合)、リモートパネルは横表示(表示する画面の長辺が表示部の長辺に対応するような表示)を行い、リモートパネルが縦向きの場合(リモートパネルの略矩形状の表示部の短辺が上下方向に存在している場合)、リモートパネルは縦表示(表示する画面の長辺が表示部の短辺に対応するような表示)を行う。リモートパネルが横表示を行う場合には、リモートパネルには通常の大きさの画面が表示される。一方、リモートパネルが縦表示を行う場合には、表示する画面の長辺がリモートパネルの表示部の短辺に対応するように、表示する画面が縮小されて表示される。このため、縦表示を行う場合には、横表示を行う場合に比べて、リモートパネルに表示される画面は小さくなる。
下記特許文献1および2には、従来の表示装置が開示されている。下記特許文献1には、略直方体形状をした縦長のカメラ本体を有するデジタルカメラが開示されている。このデジタルカメラの背面には、表示画面の長手方向と、カメラ本体の長手方向とが一致する向きで、LCDパネルが配置されている。撮影モードでは、表示画面の上方部分に撮影画像が表示される。再生時には、カメラ本体を90°回転させて横向きにする。再生モードでは、撮影画像の表示姿勢も90°回転し、表示画面の全画面に撮影画像が表示される。
下記特許文献2には、画像表示部に画像全体の一部領域が表示されている状態で、ユーザーによりフリック操作が画像表示部のタッチパネルでなされると、接触検知部がこれを検知し、移動量を算出する技術が開示されている。システム制御部は、画像表示部に表示される一部領域の画像全体に対する表示範囲が小さくなるに従って、フリック操作におけるタッチアップ時の速度に対する一部領域の移動幅を大きくする。下記特許文献2の技術では、画像の拡大率が大きくなるほど(画像全体に対する表示範囲が小さくなるほど)、移動速度を速くしている。
特開2006−166248号公報(特許第4411193号) 特開2011−034512号公報
従来の画像形成装置のリモートパネルでは、ジョブ履歴のようなリスト形式の項目を表示している状態でフリック操作を受け付けたときは、リストをスクロールして表示する。しかし、従来の画像形成装置のリモートパネルには、スクロール中の視認性が低いという問題があった。すなわち、リモートパネルがリストを含む画面を複数の表示形態で表示する場合であっても、リストのスクロール速度は表示形態とは無関係に決定されていた。このため、リストのスクロール中にリストに含まれる情報を視認することが困難となることがあった。
この問題は、画像形成装置のリモートパネルのみで起こる問題ではなく、リストを含む画面を複数の態様で表示部に表示する表示装置全般で起こり得る問題である。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、スクロール中の視認性が高い表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う表示装置は、表示部を備えた表示装置であって、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を表示部に表示する第1の表示手段と、第1の表示手段とは異なる態様で画面を表示部に表示する第2の表示手段と、リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付手段と、操作受付手段にてフリック操作を受け付けた場合に、画面が第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定してリストをスクロール表示する速度決定手段とを備え、第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、速度決定手段は、受け付けた所定のフリック操作に対する、第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する。
上記表示装置において好ましくは、速度決定手段は、さらに、第1の表示手段にて画面の全体を表示した場合の文字のサイズが、第2の表示手段にて画面の全体を表示した場合の文字のサイズよりも小さい場合、第2の表示手段にて画面の全体を表示した場合のリストの表示領域のスクロール方向の長さが、第1の表示手段にて画面の全体を表示した場合のリストの表示領域のスクロール方向の長さよりも長い場合、および第2の表示手段にて表示する画面のリストが、第1の表示手段にて表示する画面のリストの一部の情報を非表示としたものである場合のうち少なくともいずれか1つの場合に、受け付けた所定のフリック操作に対する、第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する。
上記表示装置において好ましくは、表示部の向きを判定する向き判定手段と、向き判定手段にて判定した向きに基づいて、第1および第2の表示手段のうちいずれにて画面を表示するかを決定する第1の表示決定手段とをさらに備え、第1の表示手段は、略矩形である表示部の短辺に画面の長辺が対応するように画面を表示し、第2の表示手段は、略矩形である表示部の長辺に画面の長辺が対応するように画面を表示する。
上記表示装置において好ましくは、第1の表示手段は、複数の情報の各々が第1の行数で表示されるように画面を表示し、第2の表示手段は、複数の情報の各々が第1の行数よりも多い第2の行数で表示されるように画面を表示する。
上記表示装置において好ましくは、第1および第2の表示手段は、略矩形である表示部の短辺に画面の長辺が対応するように画面を表示し、第1の表示手段は、画面の全体を表示した場合に、表示部の長辺に沿った方向のリストの表示領域の長さが第1の長さとなるように画面を表示し、第2の表示手段は、画面の全体を表示した場合に、表示部の長辺に沿った方向のリストの表示領域の長さが第1の長さよりも長い第2の長さとなるように画面を表示する。
上記表示装置において好ましくは、第1の表示手段は、リストに関するファイルのサムネイルをリストとともに表示し、第2の表示手段は、サムネイルを表示しない。
上記表示装置において好ましくは、表示装置を使用するユーザーの権限を特定する権限特定手段と、権限特定手段にて特定した権限に基づいて、第1および第2の表示手段のうちいずれにて画面を表示するかを決定する第2の表示決定手段とをさらに備え、第2の表示手段は、第1の表示手段にて表示する画面のリストの一部の情報を非表示とした態様で画面を表示する。
上記表示装置において好ましくは、第1の表示手段にて表示する画面のリストに含まれる文字のサイズは、第2の表示手段にて表示する画面のリストに含まれる文字のサイズと同じである。
上記表示装置において好ましくは、画面は、画像形成装置の各種の設定を行う設定画面である。
本発明の他の局面に従う表示装置の制御方法は、表示部と、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を表示部に表示する第1の表示手段と、第1の表示手段とは異なる態様で画面を表示部に表示する第2の表示手段とを備えた表示装置の制御方法であって、リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付ステップと、操作受付ステップにてフリック操作を受け付けた場合に、画面が第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定してリストをスクロール表示する速度決定ステップとを備え、第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、速度決定ステップにおいて、受け付けた所定のフリック操作に対する、第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する。
本発明のさらに他の局面に従う表示装置の制御プログラムは、表示部と、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を表示部に表示する第1の表示手段と、第1の表示手段とは異なる態様で画面を表示部に表示する第2の表示手段とを備えた表示装置の制御プログラムであって、リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付ステップと、操作受付ステップにてフリック操作を受け付けた場合に、画面が第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定してリストをスクロール表示する速度決定ステップとをコンピューターに実行させ、第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、速度決定ステップにおいて、受け付けた所定のフリック操作に対する、第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する。
本発明によれば、スクロール中の視認性が高い表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成システムの概略的な構成を示す図である。 MFP1の内部構成を示すブロック図である。 操作パネル15の構成を模式的に示す図である。 携帯情報端末100の内部構成を示すブロック図である。 第1の例において、リモートパネルが横向きの場合の表示画面を模式的に示す図である。 第1の例において、リモートパネルが縦向きの場合の表示画面を模式的に示す図である。 フリック操作とスクロール速度との関係を説明するための図である。 第1の例において、ログインを受け付けた場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。 第1の例において、リスト画面を表示した場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。 第2の例において、1行表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 第2の例において、2行表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 MFP1の動作の第2の例を示すフローチャートである。 第3の例において、通常表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 第3の例において、拡張表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 MFP1の動作の第3の例を示すフローチャートである。 第4の例において、サムネイル表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 第4の例において、サムネイル非表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 MFP1の動作の第4の例を示すフローチャートである。 固定記憶装置12に記録されるユーザー情報テーブルを模式的に示す図である。 第5の例において、表示制限しない態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 第5の例において、表示制限した態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。 第5の例において、ログインを受け付けた場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。 第5の例において、リスト画面を表示した場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態において、表示装置は、表示部を備えたものであればよく、たとえば画像形成装置本体に対して着脱可能な操作パネルを備えた画像形成装置、画像形成装置本体に固定された(取り外しが不可能な)操作パネルを備えた画像形成装置、または画像形成装置と無線通信または有線通信が可能な携帯情報端末(たとえばタブレットやスマートフォンなど)などであってもよい。
(画像形成システムの構成)
始めに、本実施の形態における画像形成システムの概略的な構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成システムの概略的な構成を示す図である。図1では、MFP1の操作パネル15が拡大して示されている。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成システムは、画像形成装置としてのMFP1と、携帯情報端末100とを備えている。MFP1は、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能などを備えている。MFP1は、その前面に操作パネル15を備えている。操作パネル15は、MFP1に関する各種情報を表示し、かつMFP1のオペレーション操作を受け付ける。操作パネル15は、MFP1本体(MFP1における操作パネル15を除く部分)に対して着脱可能である。携帯情報端末100は、MFP1と無線通信が可能である。
図2は、MFP1の内部構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、制御部11と、固定記憶装置12と、無線I/F13と、画像読取装置14と、操作パネル15と、画像出力装置16と、プリンタコントローラー17と、ネットワークI/F18と、近接判定装置19とを備えている。制御部11には、固定記憶装置12、無線I/F13、画像読取装置14、操作パネル15、画像出力装置16、プリンタコントローラー17、ネットワークI/F18、および近接判定装置19の各々がバスを介して接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、SRAM(Static Random Access Memory)23と、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory、不揮発性メモリ)24と、時計IC(Integrated Circuit)25とを含んでいる。CPU21は、ROM22に記憶された制御プログラムを実行する。ROM22は、MFP1の動作を制御する制御プログラムを格納する。SRAM23はCPU21の作業用のメモリである。NVRAM24はバッテリバックアップにより、画像形成に関わる各種の設定を記憶する。時計IC25は計時を行う。
固定記憶装置12は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)であり、ユーザー情報テーブル(図19)や、リストなどの各種情報を記憶している。
リストとは、文字で表された複数の情報を一定の形式に従って書き並べたものを意味しており、ジョブ履歴やアドレス帳などがこれに該当する。ジョブ履歴とは、MFP1で実行したジョブの履歴を記録したものであり、ジョブの実行時間、種類、設定などの情報を含んでいる。アドレス帳とは、ファクシミリやメールの送信先の候補、またはスキャンした画像の保存先の候補などを記録したものであり、送信先や保存先の候補の名前やファクシミリ番号などの情報を含んでいる。またリストは、ジョブリストや、MFP1のボックスなどに保存された文書のリストなどであってもよい。
無線I/F13は、たとえばBluetooth(登録商標)やIrDA(登録商標)などであり、外部機器との通信に用いられる。
画像読取装置14は、原稿画像を読み取る。
操作パネル15は、数字の入力を行うテンキー31と、各種ジョブの実行指示を受け付けるスタートキー32と、各種情報の画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部33と、表示部33の前面に配置されたタッチパネル34と、操作パネルの向きを判定する向き判定部35などを含んでいる。タッチパネル34は、表示部33へのタップやフリックなどの操作入力を受け付ける。向き判定部35は、表示部を支えるヒンジに設けられた角度センサーや、操作パネル15に加わる加速度を計測する加速度センサーなどにより、操作パネル15の向き(縦向きか横向きか)を判定する。
画像出力装置16は、複写画像を用紙上に形成する。
プリンタコントローラー17は、ネットワークI/F18により受信したプリントデータから複写画像を生成する。
ネットワークI/F18は、ネットワークケーブル4aを介してMFP1をネットワーク4に接続する。ネットワークI/F18は、携帯情報端末100などの外部機器との間で、各種の情報を送受信する。
近接判定装置19は、MFP1への人体の接近を検知する。
図3は、操作パネル15の構成を模式的に示す図である。
図3を参照して、操作パネル15は、各種数値の入力を受け付けるテンキー31と、各機能のジョブの実行を受け付けるスタートキー32と、各種設定項目やメッセージなどを表示する表示部33と、表示部33に重ねられており、ユーザーから各種設定を受け付けるタッチパネル34とを主に含んでいる。
図3では、操作パネル15は、たとえば、MFP1の各種機能(ここではコピー機能)の設定画面を表示部33に表示する。各種機能の設定画面は、特定の機能に関する各種設定を受け付ける各種キーを含んでいる。表示部33の左側には「ジョブ詳細」キーであるキーK1が表示される。キーK1が押下された場合には、操作パネル15は、固定記憶装置12に記憶されているジョブ履歴を表示部33に表示する。表示部33の下側には、「ファックス/スキャン」キーであるキーK2が設けられている。キーK2が押下された場合には、操作パネル15は、固定記憶装置12に記憶されているアドレス帳を表示部33に表示する。
図4は、携帯情報端末100の内部構成を示すブロック図である。
図4を参照して、携帯情報端末100は、制御部111と、ネットワークI/F112と、メモリ部113と、表示部114と、タッチパネル入力部115と、向き判定部116とを主に含んでいる。制御部111には、ネットワークI/F112、メモリ部113、表示部114、タッチパネル入力部115、および向き判定部116の各々が接続されている。
制御部111は、携帯情報端末100全体の制御を行う。制御部111は、携帯情報端末100の制御プログラムを実行するCPUと、制御プログラムなどを記憶するROMと、CPUの作業用のメモリであるRAMなどを含んでいる。
ネットワークI/F112は、携帯情報端末100をネットワーク4に有線接続または無線接続する。ネットワークI/F112は、MFP1との間で各種の情報を送受信する。
メモリ部113は、携帯情報端末100の稼動や使用をサポートするためのオペレーティングシステムのプログラムと、MFP1を操作するためのリモートパネルアプリのプログラムなどを記憶している。
表示部114は、LCDなどよりなり、制御部111の制御により各種情報を表示する。
タッチパネル入力部115は、携帯情報端末100に表示した画面の操作を受け付ける。
向き判定部116は、携帯情報端末100に加わる加速度などにより、重力方向に対する携帯情報端末100の向き(縦向きか横向きか)を判定する。
携帯情報端末100においてリモートパネルアプリが起動されると、MFP1は、リモートパネルアプリが起動された旨の通知を携帯情報端末100から受け付け、携帯情報端末100のユーザーの認証処理を行う。MFP1は、ユーザーの認証に成功した場合、そのユーザーのログイン処理を行ない、MFP1の所定の機能の利用を許可する。この場合携帯情報端末100は、操作パネル15の表示部33の表示画面と同様の画面(つまり、MFP1の操作画面)を表示部114に表示し、操作パネル15に設けられたハードウェアキーを表示部114に表示する。携帯情報端末100は、リモートパネルアプリが起動されている場合、ユーザーから受け付けた操作をMFP1に通知し、MFP1から受信した画面を表示部114に表示する。
本実施の形態の画像形成システムにおいて、操作パネル15または携帯情報端末100に各種情報を表示し、操作パネル15または携帯情報端末100からの操作を受け付ける。以降、操作パネル15や携帯情報端末100などのような、MFP1の各種情報を表示し、かつMFP1を遠隔操作可能なユーザーインターフェースを、リモートパネルと呼ぶことがある。
MFP1は、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面(以降、リスト画面と呼ぶことがある)を、異なる2つの態様でリモートパネルに表示する。MFP1は、このリストを一定の距離だけスクロールさせるフリック操作(画面を指で払う操作)の入力をリモートパネルから受け付けた場合に、このリスト画面が2つの態様のうちどちらの態様で表示されているかを判別し、その判別結果に基づいてリストのスクロール速度を決定する。
MFP1は、2つの異なる態様のうち、スクロールした場合にリストを視認しにくくなる方の態様でリスト画面を表示した状態でリストをスクロールする場合に、もう一方の態様でリスト画面を表示した場合に比べて、リストのスクロール速度をより遅くすることにより、スクロール中の視認性を向上する。
以降、MFPの動作の第1〜第5の例について順に説明する。第1〜第5の例では、MFPの各種の設定を行う設定画面において、リスト画面の表示態様が互いに異なっている。
(MFPの動作の第1の例)
第1の例では、MFP1は、向き判定部35または116にて判定したリモートパネルの向きに基づいて、縦表示と横表示との間でリスト画面の表示態様を切り替え、リスト画面の表示態様が縦表示か横表示かに基づいてスクロール速度を決定する。
図5は、第1の例において、リモートパネルが横向きの場合の表示画面を模式的に示す図である。図6は、第1の例において、リモートパネルが縦向きの場合の表示画面を模式的に示す図である。
図5および図6を参照して、リモートパネルはタッチパネル式の略矩形状の表示部を有している。リモートパネルには、スキャンの送信の設定を行うリスト画面(図3においてキーK2が押下された場合の画面)全体が表示されており、このリスト画面は、アドレス帳であるリストIM1と、リスト以外の各種情報IM2とを含む。リストIM1は、複数ページにわたる、多数の宛先の情報を含んでいるため、リスト画面におけるリストの表示領域にリスト全体を表示することができない。このため、リストIM1の右側にはスクロールバーが表示されており、リストIM1は、画面中縦方向(図5および図6中縦方向)にスクロール可能となっている。各種情報IM2はスクロール不可能である。
リストIM1の横方向には、アドレス帳に登録された1つの宛先に関する宛先の種類、名称、および宛先が表示されている。リストIM1の縦方向には、アドレス帳に登録された宛先が並んでいる。
MFP1は、異なる2つの表示態様でリスト画面をリモートパネルに表示する。1つ目の表示態様(横表示の態様)は、図5に示すように、リモートパネルが横向きの状態でユーザーによって保持された場合の表示態様である。すなわち、リモートパネルが横向きの状態では、リモートパネルの表示部の長辺L1およびL2が上下方向に存在し、リモートパネルの表示部の一方の長辺L1が、他方の長辺L2よりも高い位置に存在する。リモートパネルが横向きの状態で保持された場合、MFP1は横表示の態様でリスト画面を表示し、リモートパネルには通常の大きさの画面が表示される。すなわちMFP1は、リスト画面の長辺M1がリモートパネルの表示部の長辺L1およびL2に対応するように、リスト画面を表示する。横表示の態様では、リモートパネルの表示部全体を占めるようにリスト画面が表示され、リスト画面の文字も大きく表示される。
2つ目の表示態様(縦表示の態様)は、図6に示すように、横向きの状態のリモートパネルを90度回転することにより、リモートパネルが縦向きの状態でユーザーによって保持された場合の表示態様である。すなわち、リモートパネルが縦向きの状態では、リモートパネルの表示部の短辺L3およびL4が上下方向に存在し、リモートパネルの表示部の一方の短辺L3が、他方の短辺L4よりも高い位置に存在する。リモートパネルが縦向きの状態で保持された場合、MFP1はリモートパネルの向きに応じてリスト画面を正立に表示するために、縦表示の態様でリスト画面を表示する。すなわちMFP1は、リスト画面の長辺M1がリモートパネルの表示部の短辺L3およびL4に対応するように、リスト画面を縦方向および横方向に同じ倍率で縮小して表示する。
縦表示の態様では、リモートパネルの一部(たとえば上側)を占めるようリスト画面が表示され、リモートパネルの残りの部分(たとえば下側)には何も表示されない。縦表示の態様では横表示の態様に比べて文字のサイズが小さくなる。
MFP1は、リスト画面をリモートパネルに表示した状態で、リストIM1が表示された領域(フリック対象となる領域)に対してユーザーからフリック操作を受け付けると、フリック操作に応じた速度でリストIM1をスクロールさせる。第1の例では、MFP1は、リスト画面が横表示の態様で表示されているか、あるいは縦表示の態様で表示されているかを判別する。そしてMFP1は、リスト画面が縦表示の態様の場合には、スクロール速度を、横表示の態様の場合のスクロール速度よりも遅くする。
続いて、フリック操作とスクロール速度との関係について説明する。
図7は、フリック操作とスクロール速度との関係を説明するための図である。(a)は、フリック操作の始点および終点を示す図であり、(b)は、実際のスクロール速度と時刻との関係を示す図であり、(c)は、フリック速度とスクロール速度との関係を示す図である。
図7(a)を参照して、フリック操作は、始点P1から終点P2に向かって指または操作棒Fを払う(直線的に移動する)ことによって行われる。一般的に、フリック距離(始点P1から終点P2までの距離)LGが長いほどスクロールする距離が長くなる。
図7(b)を参照して、実際のスクロール速度は、典型的には、フリック操作を受け付けた時刻TM1から時刻TM2まで急激に加速し、時刻TM2から時刻TM3の間は一定であり、時刻TM3から時刻TM4まで急激に減速し、時刻TM4でゼロとなる。
本明細書において、スクロール速度とは、時刻T1から時刻T4までの間(スクロール中)のスクロールの平均速度VAまたは最高速度VMを意味している。
図7(c)を参照して、一般的に、フリック速度(指または操作棒の移動速度)が速いほど、スクロール速度は速くなる。第1の例における横表示の態様の場合のスクロール速度は、線LN1で示されている。第1の例における縦表示の態様の場合のスクロール速度は、線LN2で示されている。線LN1のスクロール速度と線LN2のスクロール速度とを同じフリック速度で比較すると、線LN2のスクロール速度は、全てのフリック速度の場合に、線LN1のスクロール速度よりも遅くなっている。
第1〜第5の例において、2つの表示態様でのスクロール速度を比較する場合、2つの表示態様の各々でユーザーから受け付けるフリック操作(フリック距離およびフリック速度)は同一であることを前提としている。
続いて、MFP1の動作の第1の例を示すフローチャートについて説明する。
図8は、第1の例において、ログインを受け付けた場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
図8を参照して、MFP1の制御部11は、ユーザーがログインした場合、そのユーザーのログイン処理を行ない(S1001)、リスト画面を表示する指示をリモートパネルから受け付ける(S1003)と、向き判定部35または116にてリモートパネルの向きを判定する(S1005)。続いて制御部11は、リモートパネルの向きに基づいて、リスト画面の表示態様を決定し(S1007)、その態様でリスト画面を表示し(S1009)、処理を終了する。
図9は、第1の例において、リスト画面を表示した場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
図9を参照して、MFP1の制御部11は、リスト画面を表示した状態で、リモートパネルの画面が押下されたか否かを判別し(S1)、押下されたと判別した場合には(S1でYES)、押下された位置がフリック対象となる領域であるか否かを判別する(S3)。
ステップS3において、フリック対象となる領域であると判別した場合(S3でYES)、制御部11は、受け付けた押下が所定方向のフリック操作であるか否かを判別する(S5)。
ステップS5において、所定方向のフリック操作であると判別した場合(S5でYES)、制御部11は、向き判定部35または116の判定結果に基づいて、リモートパネルの表示態様が横表示か縦表示かを判別する(S7)。
ステップS7において、横表示であると判別した場合(S7で「横」)、制御部11は、スクロール速度を速く設定して、受け付けた方向にリスト画面をスクロールさせ(S9)、処理を終了する。一方、ステップS7において、縦表示であると判別した場合(S7で「縦」)、制御部11は、スクロール速度を遅く設定してスクロールさせ(S11)、処理を終了する。
ステップS3において、フリック対象となる領域でないと判別した場合(S3でNO)、またはステップS5において、所定方向のフリック操作でないと判別した場合(S5でNO)、制御部11は通常のキー操作が行われたと判断し、そのキー操作に基づく処理を行い(S15)、処理を終了する。
リスト画面全体をリモートパネルに表示した場合、縦表示の態様でのリストIM1の文字のサイズは、横表示の態様でのリストIM1の文字のサイズよりも小さい。したがって、仮に、縦表示の態様でのスクロール速度を横表示の態様でのスクロール速度と同じにすると、縦表示の態様でのスクロール中にリストを視認することが困難になる。したがって、第1の例のように、縦表示の態様でのスクロール速度を、横表示の態様でのスクロール速度よりも遅く(制限する)することにより、縦表示の態様でのスクロール中のリストの視認性を向上することができる。
なお、MFP1は、向き判定部35または116による判定結果に基づく代わりに、表示態様の選択(たとえばリモートパネルに表示したソフトウェアキーの押下による選択)をユーザーから受け付け、その選択に基づいて、縦表示と横表示との間でリスト画面の表示態様を切り替えてもよい。
また、スクロール速度の設定を、縦表示の態様と横表示の態様とでの文字サイズの比率に対応して設定してもよく、あるいは単位時間あたりにスクロールする文字数(情報量)の比率に対応して設定してもよい。後者においてたとえば、横表示の態様に比べて縦表示の態様の方が、文字サイズが小さくあるいは文字サイズと文字間隔が小さくなることによりスクロール方向の単位長さあたりの文字数が2倍になるのであれば、当該スクロール方向へのスクロール速度を、横表示の態様に比べて縦表示の態様の方を1/2倍に設定する。
(MFPの動作の第2の例)
第2の例では、MFP1は、ユーザーから受け付けた表示態様の選択などに基づいて、リストの1つの情報を1行で表示する態様(1行表示の態様)と、2行で表示する態様(2行表示の態様)との間でリスト画面の表示態様を切り替え、リスト画面の表示状態がいずれの態様であるかに基づいてスクロール速度を決定する。
図10は、第2の例において、1行表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。図11は、第2の例において、2行表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。
図10および図11を参照して、リモートパネルはタッチパネル式の略矩形状の表示部を有している。リモートパネルには、ジョブ履歴のリスト画面(図3においてキーK1が押下された場合の画面)全体が表示されており、このリスト画面は、ジョブ履歴であるリストIM1と、リスト以外の各種情報IM2とを含む。リストIM1は、複数ページにわたる、MFP1で実行した多数のジョブの情報を含んでいるため、リスト画面におけるリストの表示領域にリスト全体を表示することができない。このため、リストIM1の右側にはスクロールバーが表示されており、リストIM1は、画面中縦方向(図10および図11中縦方向)にスクロール可能となっている。各種情報IM2はスクロール不可能である。なお、リスト画面には、表示態様を切り替えるためのソフトウェアキーがさらに表示されてもよい。
図10および図11のいずれの表示態様も、縦表示の態様であり、MFP1は、リスト画面の長辺M1がリモートパネルの表示部の短辺L3およびL4に対応するようにリスト画面を表示する。この場合、図6に示す縦表示の態様と同様に、リスト画面が横方向に縮小される。一方、MFP1は、リモートパネルの表示部の長辺L1およびL2に合わせて、リストIM1の表示領域を縦方向に拡大する。リストIM1の表示領域を縦方向に拡大する点で、図10および図11の表示態様は、図6の表示態様と異なっている。
1行表示の態様では、図10に示すように、リストIM1の横方向には、MFP1で実行された1つのジョブに関する各項目(すなわち番号、ジョブの種別、文書名または宛先、ジョブが登録された時間、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果)が1行で表示される。リストIM1の縦方向には、各ジョブが並べられる。1行表示の態様では、横方向の文字のサイズが小さくなる。
2行表示の態様では、図11に示すように、リストIM1の横方向には、MFP1で実行された1つのジョブに関する各項目が2行で表示される。具体的に、MFP1は、MFP1で実行された1つのジョブに関する番号を1行目および2行目に表示し、ジョブの種別、および文書名または宛先を1行目に表示し、ジョブが登録された時間、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果を2行目に表示する。リストIM1の縦方向には、各ジョブが並べられる。
2行表示の態様では、1つのジョブに関する情報を記載するスペースが増加するため、1行表示の態様に比べて文字のサイズが拡大され、横表示の態様(図5に示す態様)の場合とほぼ同じ文字のサイズで表示される。また、2行表示の態様では、1行表示の態様に比べて、リストの1行あたりの情報量が少なくなる。
MFP1は、リスト画面をリモートパネルに表示した状態で、リストIM1が表示された領域(フリック対象となる領域)に対してユーザーからフリック操作を受け付けると、フリック操作に応じた速度でリストIM1をスクロールさせる。第2の例では、MFP1は、リスト画面が1行表示の態様で表示されているか、あるいは2行表示の態様で表示されているかを判別する。そしてMFP1は、リスト画面が1行表示の態様で表示されている場合には、スクロール速度を、2行表示の態様で表示されている場合のスクロール速度よりも遅くする。
続いて、MFP1の動作の第2の例を示すフローチャートについて説明する。
図12は、MFP1の動作の第2の例を示すフローチャートである。
図12を参照して、MFP1の制御部11は、リスト画面を表示した状態で、リモートパネルの画面が押下されたか否かを判別し(S101)、押下されたと判別した場合には(S101でYES)、押下された位置がフリック対象となる領域であるか否かを判別する(S103)。
ステップS103において、フリック対象となる領域であると判別した場合(S103でYES)、制御部11は、受け付けた押下が所定方向のフリック操作であるか否かを判別する(S105)。
ステップS105において、所定方向のフリック操作であると判別した場合(S105でYES)、制御部11は、リモートパネルの表示態様が1行表示か2行表示かを判別する(S107)。
ステップS107において、2行表示であると判別した場合(S107で「2行」)、制御部11は、スクロール速度を速く設定して、受け付けた方向にリスト画面をスクロールさせ(S109)、処理を終了する。一方、ステップS107において、1行表示であると判別した場合(S107で「1行」)、制御部11は、スクロール速度を遅く設定してスクロールさせ(S111)、処理を終了する。
ステップS103において、フリック対象となる領域でないと判別した場合(S103でNO)、またはステップS105において、所定方向のフリック操作でないと判別した場合(S105でNO)、制御部11は通常のキー操作が行われたと判断し、そのキー操作に基づく処理を行い(S115)、処理を終了する。
リスト画面全体をリモートパネルに表示した場合、1行表示の態様の場合のリストIM1の文字のサイズは、2行表示の態様の場合のリストIM1の文字のサイズよりも小さく、1行表示の態様の場合の1行あたりの情報量は、2行表示の態様の場合の1行あたりの情報量よりも多い。したがって、仮に、1行表示の態様の場合のスクロール速度を2行表示の態様の場合のスクロール速度と同じにすると、1行表示の態様の場合のスクロール中にリストを視認することが困難になる。したがって、第2の例のように、1行表示の態様でのスクロール速度を、2行表示の態様でのスクロール速度よりも遅くすることにより、1行表示の態様でのスクロール中のリストの視認性を向上することができる。
なお、上述の第2の例では、1つ目の表示態様が、リストの1つの情報を1行で表示する態様であり、2つ目の表示態様が、リストの1つの情報を2行で表示する態様である場合について説明したが、1つ目の表示態様では、複数の情報の各々が第1の行数で表示されるようにリスト画面が表示され、2つ目の表示態様では、複数の情報の各々が第1の行数よりも多い第2の行数で表示されるようにリスト画面が表示されればよい。
(MFPの動作の第3の例)
第3の例では、MFP1は、ユーザーから受け付けた表示態様の選択などに基づいて、リストの表示領域が通常のサイズである態様(通常表示の態様)と、拡張したサイズである態様(拡張表示の態様)との間でリスト画面の表示態様を切り替え、リスト画面の表示状態がいずれの態様であるかに基づいてスクロール速度を決定する。
図13は、第3の例において、通常表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。図14は、第3の例において、拡張表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。
図13および図14を参照して、リモートパネルはタッチパネル式の略矩形状の表示部を有している。リモートパネルには、ジョブ履歴のリスト画面(図3においてキーK1が押下された場合の画面)全体が表示されており、このリスト画面は、ジョブ履歴であるリストIM1と、リスト以外の各種情報IM2とを含む。リストIM1は、複数ページにわたる、MFP1で実行した多数のジョブの情報を含んでいるため、リスト画面におけるリストの表示領域にリスト全体を表示することができない。このため、リストIM1の右側にはスクロールバーが表示されており、リストIM1は、画面中縦方向(図13および図14中縦方向)にスクロール可能となっている。各種情報IM2はスクロール不可能である。なお、リスト画面には、表示態様を切り替えるためのソフトウェアキーがさらに表示されてもよい。
図13および図14のいずれの表示態様も、縦表示の態様であり、MFP1は、リスト画面の長辺M1がリモートパネルの表示部の短辺L3およびL4に対応するようにリスト画面を表示する。この場合、図6に示す縦表示の態様と同様に、リスト画面が横方向に縮小される。
通常表示の態様では、図13に示すように、横方向の縮小率と同じ縮小率で、リスト画面が縦方向にも縮小されて表示される。通常表示の態様では、リモートパネルの一部(たとえば上側)を占めるようリスト画面が表示され、リモートパネルの残りの部分(たとえば下側)には何も表示されていない。通常表示の態様でリスト画面全体を表示した場合、リストの表示領域は、リモートパネルの表示部の長辺L1およびL2に沿った方向(スクロール方向)に沿う長さL11を有している。
拡張表示の態様では、図14に示すように、リモートパネルの表示部の長辺L1およびL2に合わせて、リストIM1の表示領域を縦方向(ここでは下方向)に拡張した表示態様である。拡張表示の態様では、リモートパネルの全体にリスト画面が表示され、表示部の下側のスペースが有効利用される。拡張表示の態様でリスト画面全体を表示した場合、リストの表示領域は、リモートパネルの表示部の長辺L1およびL2に沿った方向(スクロール方向)に沿う長さL12を有している。長さL12は長さL11よりも長い。なお、通常表示の態様および拡張表示の態様の各々で、リストの文字のサイズは同じである。
MFP1は、リスト画面をリモートパネルに表示した状態で、リストIM1が表示された領域(フリック対象となる領域)に対してユーザーからフリック操作を受け付けると、フリック操作に応じた速度でリストIM1をスクロールさせる。第3の例では、MFP1は、リスト画面が通常表示の態様で表示されているか、あるいは拡張表示の態様で表示されているかを判別する。そしてMFP1は、リスト画面が通常表示の態様で表示されている場合には、スクロール速度を、拡張表示の態様で表示されている場合のスクロール速度よりも遅くする。
続いて、MFP1の動作の第3の例を示すフローチャートについて説明する。
図15は、MFP1の動作の第3の例を示すフローチャートである。
図15を参照して、MFP1の制御部11は、リスト画面を表示した状態で、リモートパネルの画面が押下されたか否かを判別し(S201)、押下されたと判別した場合には(S201でYES)、押下された位置がフリック対象となる領域であるか否かを判別する(S203)。
ステップS203において、フリック対象となる領域であると判別した場合(S203でYES)、制御部11は、受け付けた押下が所定方向のフリック操作であるか否かを判別する(S205)。
ステップS205において、所定方向のフリック操作であると判別した場合(S205でYES)、制御部11は、リモートパネルの表示態様が通常表示か拡張表示かを判別する(S207)。
ステップS207において、拡張表示であると判別した場合(S207で「拡張」)、制御部11は、スクロール速度を速く設定して、受け付けた方向にリスト画面をスクロールさせ(S209)、処理を終了する。一方、ステップS207において、通常表示であると判別した場合(S207で「通常」)、制御部11は、スクロール速度を遅く設定してスクロールさせ(S211)、処理を終了する。
ステップS203において、フリック対象となる領域でないと判別した場合(S203でNO)、またはステップS205において、所定方向のフリック操作でないと判別した場合(S205でNO)、制御部11は通常のキー操作が行われたと判断し、そのキー操作に基づく処理を行い(S215)、処理を終了する。
拡張表示の態様では、通常表示の態様に比べて、1度に表示されるリストの情報量(項目数)が増加する。一方、拡張表示の態様では、スクロール方向の長さ(目で追う長さ)が確保されているため、フリック操作によるスクロール速度を速くしても、視認性を失わずにスクロール表示することが可能である。したがって、第3の例のように、通常表示の態様でのスクロール速度を、拡張表示の態様でのスクロール速度よりも遅くすることにより、通常表示の態様でのスクロール中のリストの視認性を向上することができる。
また、スクロール速度の設定を、通常表示の態様と拡張表示の態様とで、スクロール領域の一方の端部から他方の端部までのスクロール時間が同じになるような速度比に設定するようにしてもよい。たとえば拡張表示の態様に比べて通常表示の態様でのスクロール方向の長さが1/2倍になるのであれば、拡張表示での態様に比べて通常表示の態様でのスクロール速度を1/2倍にする。
(MFPの動作の第4の例)
第4の例では、MFP1は、ユーザーの操作(ユーザーから受け付けた表示態様の選択など)に基づいて、リストの特定の情報に関するサムネイルをリストとともに表示する態様(サムネイル表示の態様)と、サムネイルを表示しない態様(サムネイル非表示の態様)との間でリスト画面の表示態様を切り替え、リスト画面の表示状態がいずれの態様であるかに基づいてスクロール速度を決定する。
図16は、第4の例において、サムネイル表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。図17は、第4の例において、サムネイル非表示の態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。
図16および図17を参照して、リモートパネルはタッチパネル式の略矩形状の表示部を有している。リモートパネルには、ジョブ履歴のリスト画面(図3においてキーK1が押下された場合の画面)全体が表示されており、このリスト画面は、ジョブ履歴であるリストIM1と、リスト以外の各種情報IM2とを含む。リストIM1は、複数ページにわたる、MFP1で実行した多数のジョブの情報を含んでいるため、リスト画面におけるリストの表示領域にリスト全体を表示することができない。このため、リストIM1の右側にはスクロールバーが表示されており、リストIM1は、画面中縦方向(図16および図17中縦方向)にスクロール可能となっている。各種情報IM2はスクロール不可能である。なお、リスト画面には、表示態様を切り替えるためのソフトウェアキーがさらに表示されてもよい。
サムネイル表示の態様では、図16に示すように、リストIM1はリスト画面の左側に表示されている。リストIM1の横方向には、MFP1で実行された1つのジョブに関する番号、ジョブの種別、文書名または宛先、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果の各項目が表示される。リストIM1の縦方向には、各ジョブが並べられる。リストIM1の右側には、リストIM1に関するサムネイルTHが表示される。サムネイルTHは、たとえば、リストIM1の最上段に表示されているジョブで用いられた文書(ここでは、「0011」というジョブ番号のジョブの「サンプル」という文書名の文書)のサムネイルである。リストIM1がスクロールしてリストIM1の最上段に表示されるジョブが変わると、サムネイルTHの表示も変わる。サムネイルTHを表示することにより、ジョブ履歴から所望のジョブの情報が探しやすくなる。
サムネイル非表示の態様では、図17に示すように、リストIM1はリスト画面の中央に表示されている。リストIM1の横方向には、MFP1で実行された1つのジョブに関する番号、ジョブの種別、文書名または宛先、登録時間、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果の各項目が表示される。リストIM1の縦方向には、各ジョブが並べられる。
サムネイル表示の態様は、サムネイルTHを表示する点でサムネイル非表示の態様とは異なっている。また、サムネイル非表示の態様では、サムネイルを表示するスペースが不要であるので、サムネイル非表示の態様の場合のリストIM1の項目数は、サムネイル表示の態様の場合のリストIM1の項目数よりも多くてもよい。なお、サムネイル表示の態様およびサムネイル非表示の態様の各々で、リストの文字のサイズは同じである。
MFP1は、リスト画面をリモートパネルに表示した状態で、リストIM1が表示された領域(フリック対象となる領域)に対してユーザーからフリック操作を受け付けると、フリック操作に応じた速度でリストIM1をスクロールさせる。第4の例では、MFP1は、リスト画面がサムネイル表示の態様で表示されているか、あるいはサムネイル非表示の態様で表示されているかを判別する。そしてMFP1は、サムネイル表示の態様で表示されている場合には、スクロール速度を、サムネイル非表示の態様で表示されている場合のスクロール速度よりも遅くする。
図18は、MFP1の動作の第4の例を示すフローチャートである。
図18を参照して、MFP1の制御部11は、リスト画面を表示した状態で、リモートパネルの画面が押下されたか否かを判別し(S301)、押下されたと判別した場合には(S301でYES)、押下された位置がフリック対象となる領域であるか否かを判別する(S303)。
ステップS303において、フリック対象となる領域であると判別した場合(S303でYES)、制御部11は、受け付けた押下が所定方向のフリック操作であるか否かを判別する(S305)。
ステップS305において、所定方向のフリック操作であると判別した場合(S305でYES)、制御部11は、リモートパネルの表示態様がサムネイル表示かサムネイル非表示かを判別する(S307)。
ステップS307において、サムネイル非表示であると判別した場合(S307で「非表示」)、制御部11は、スクロール速度を速く設定して、受け付けた方向にリスト画面をスクロールさせ(S309)、処理を終了する。一方、ステップS307において、サムネイル表示であると判別した場合(S307で「表示」)、制御部11は、スクロール速度を遅く設定してスクロールさせ(S311)、処理を終了する。
ステップS303において、フリック対象となる領域でないと判別した場合(S303でNO)、またはステップS305において、所定方向のフリック操作でないと判別した場合(S305でNO)、制御部11は通常のキー操作が行われたと判断し、そのキー操作に基づく処理を行い(S315)、処理を終了する。
リスト画面にサムネイルを表示する場合に、ユーザーは、リストの情報とサムネイルとの両方の内容を確認するため、サムネイルを表示しない場合に比べて、リスト画面の情報を確認するのに時間を要する。したがって、第4の例のように、サムネイル表示の態様でのスクロール速度を、サムネイル非表示の態様でのスクロール速度よりも遅くすることにより、サムネイル表示の態様でのスクロール中のリストの視認性を向上することができる。
(MFPの動作の第5の例)
第5の例では、MFP1は、ログインしたユーザー(認証ユーザー)の権限に基づいて、リストの全情報を表示した態様(表示制限しない態様)とリストの一部の情報を非表示にした態様(表示制限した態様)との間でリスト画面の表示態様を切り替え、リスト画面の表示態様が表示制限しない態様か表示制限した態様かに基づいてスクロール速度を決定する。
図19は、固定記憶装置12に記録されるユーザー情報テーブルを模式的に示す図である。
図19を参照して、ユーザー情報テーブルには、MFP100を利用可能なユーザーの情報が記録されている。ユーザー情報テーブルの横方向(行方向)には、一人のユーザーの各種情報が並べられている。具体的には、一人のユーザーに関する「ID」、「パスワード」、「身分」、および「ジョブ履歴の表示権限」などの各項目が並べられている。
「身分」の項目には、そのユーザーがMFP1の管理者であるか、MFP1の一般ユーザー(public ユーザー)であるかが記載されている。なお、これら以外の身分(たとえばグループリーダーなど)が設けられてもよい。
「ジョブ履歴の表示権限」の項目には、そのユーザーがリモートパネルにジョブ履歴を表示した場合に、ジョブ履歴に含まれる情報のうち表示可能な情報(表示権限を有する情報)が記載されている。
図19のユーザー情報テーブルによれば、管理人は全てのジョブの表示権限を有しており、管理人がリモートパネルにジョブ履歴を表示する場合には、表示制限しない態様でジョブ履歴が表示される。また、一般ユーザーは自分のジョブのみの表示権限を有しており、一般ユーザーがリモートパネルにジョブ履歴を表示する場合には、表示制限した態様でジョブ履歴が表示される。具体的には、たとえば「3」というIDを持つユーザーは、「zwOj34」というパスワードを有し、一般ユーザーであることが分かる。またこのユーザーに対しては、他人のジョブが非表示の状態でジョブ履歴が表示されることが分かる。
たとえば、携帯情報端末100でリモートパネルアプリケーションが起動されると、MFP1は、リモートパネルアプリケーションが起動された旨の通知を携帯情報端末100から受け付け、携帯情報端末100から受け付けたIDおよびパスワードに基づいて、ユーザーの認証処理を行う。MFP1は、ユーザーの認証に成功した場合、そのユーザーのログイン処理を行ない、ユーザー情報テーブルを参照し、そのユーザーの身分を特定する。また、操作パネル15からのユーザーログイン時には、MFP1は、操作パネル15から受け付けたIDおよびパスワードに基づいて、ユーザーの認証処理を行う。MFP1は、ユーザーの認証に成功した場合、そのユーザーのログイン処理を行ない、ユーザー情報テーブルを参照し、そのユーザーの身分を特定する。MFP1は、リモートパネルにジョブ履歴を表示する場合に、ユーザー情報テーブルに記録されたそのユーザーの身分に基づいて、表示制限しない態様と表示制限した態様とのいずれの表示態様でリストを表示するかを決定する。
なお、ユーザー情報テーブルには、IDの代わりに、各ユーザーが使用するユーザーインターフェースの製品番号やIPアドレスなどが記録されていてもよい。さらに、ユーザー情報テーブルには、上記の第1〜第4の例におけるそのユーザーのリスト画面の表示態様が記録されていてもよい。この場合、制御部11は、ユーザー情報テーブルに記録された表示態様でリモートパネルにリスト画面を表示してもよい。
図20は、第5の例において、表示制限しない態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。図21は、第5の例において、表示制限した態様でリスト画面を表示する場合のリモートパネルの表示画面を模式的に示す図である。
図20および図21を参照して、リモートパネルはタッチパネル式の略矩形状の表示部を有している。リモートパネルには、ジョブ履歴のリスト画面(図3においてキーK1が押下された場合の画面)全体が表示されており、このリスト画面は、ジョブ履歴であるリストIM1と、リスト以外の各種情報IM2とを含む。リストIM1は、複数ページにわたる、MFP1で実行した多数のジョブの情報を含んでいるため、リスト画面におけるリストの表示領域にリスト全体を表示することができない。このため、リストIM1の右側にはスクロールバーが表示されており、リストIM1は、画面中縦方向(図20および図21中縦方向)にスクロール可能となっている。各種情報IM2はスクロール不可能である。
表示制限しない態様では、図20に示すように、MFP1で実行された1つのジョブに関する番号、ジョブの種別、文書名または宛先、ジョブの登録時間、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果の各項目の全ての情報が表示される。
表示制限した態様では、図21に示すように、MFP1で実行された1つのジョブに関する番号、ジョブの種別、文書名または宛先、ジョブの登録時間、ジョブの総枚数、およびジョブの実行結果の各項目のうち、文書名または宛先の項目の一部の情報が非表示になっている。非表示になっている情報は、ジョブ履歴を表示しているユーザー以外のジョブに関する情報である。
なお、表示制限しない態様および表示制限した態様の各々で、リストの文字のサイズは同じである。また表示しているリストの配置位置も同じである。また、リストにおいて非表示にする情報の種類は任意であり、リストの種類や情報の種類に応じて決められればよい。非表示する際には空白文字としてもよくダミーの文字やマークとしてもよい。
MFP1は、リスト画面をリモートパネルに表示した状態で、リストIM1が表示された領域(フリック対象となる領域)に対してユーザーからフリック操作を受け付けると、フリック操作に応じた速度でリストIM1をスクロールさせる。第5の例では、MFP1は、リスト画面が表示制限しない態様で表示されているか、あるいは表示制限した態様で表示されているかを判別する。そしてMFP1は、リスト画面が表示制限しない態様で表示されている場合には、スクロール速度を、表示制限した態様で表示されている場合のスクロール速度よりも遅くする。
図22は、第5の例において、ログインを受け付けた場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
図22を参照して、MFP1の制御部11は、ユーザーがログインした場合、そのユーザーのログイン処理を行ない(S1101)、ユーザー情報テーブルを参照し、そのユーザーの身分および表示権限を特定する(S1103)。次に制御部11は、ジョブ履歴を表示する指示をリモートパネルから受け付けると(S1105)、そのユーザーの表示権限に基づく表示態様で、リスト画面を表示し(S1107)、処理を終了する。
続いて、MFP1の動作の第5の例を示すフローチャートについて説明する。
図23は、第5の例において、リスト画面を表示した場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
図23を参照して、制御部11は、リスト画面を表示した状態で、リモートパネルの画面が押下されたか否かを判別し(S401)、押下されたと判別した場合には(S401でYES)、押下された位置がフリック対象となる領域であるか否かを判別する(S403)。
ステップS403において、フリック対象となる領域であると判別した場合(S403でYES)、制御部11は、受け付けた押下が所定方向のフリック操作であるか否かを判別する(S405)。
ステップS405において、所定方向のフリック操作であると判別した場合(S405でYES)、制御部11は、リモートパネルのユーザーの身分が管理者か一般ユーザーかを判別する(S407)。
ステップS407において、一般ユーザーであると判別した場合(S407で「一般」)、制御部11は、スクロール速度を速く設定して、受け付けた方向にリスト画面をスクロールさせ(S409)、処理を終了する。一方、ステップS409において、管理者であると判別した場合(S409で「管理者」)、制御部11は、スクロール速度を遅く設定してスクロールさせ(S411)、処理を終了する。
ステップS403において、フリック対象となる領域でないと判別した場合(S403でNO)、またはステップS405において、所定方向のフリック操作でないと判別した場合(S405でNO)、制御部11は通常のキー操作が行われたと判断し、そのキー操作に基づく処理を行い(S415)、処理を終了する。
セキュリティなどを目的として、MFP1にログインしたユーザーの身分に応じて、ジョブ履歴の各項目を表示と非表示との間で切り換え可能とする場合がある。この場合、ログインしているユーザーが管理者であると、ジョブ履歴の全部の内容が表示されるため、確認する内容が多くなり、高速でスクロールすると確認が難しくなる。一方、ログインしているユーザーが一般ユーザーであると、ジョブ履歴の一部の内容が非表示とされるため、確認する内容が少なくなり、高速でスクロールしても確認が可能になる。したがって、表示制限しない態様ではスクロール速度を遅くし、表示制限した態様ではスクロール速度を速くすることにより、スクロール中のリストの視認性を向上することができる。
なお、MFP1は、ログインしたユーザー(認証ユーザー)の権限に基づく代わりに、表示態様の選択をユーザーから受け付け、その選択に基づいてリスト画面の表示態様を切り替えてもよい。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態によれば、MFP1は、2つの異なる態様のうち、スクロールした場合にリストを視認しにくくなる方の態様でリスト画面を表示した状態で、リストをスクロールする場合に、リストのスクロール速度をより遅くすることにより、スクロール中の視認性およびリモートパネルの操作性を向上することができる。
[その他]
画像形成装置は、上記の第1〜第5の例のうち少なくともいずれか1つの例に従う動作を行うものであればよい。また、上記の第1〜第5の例を互いに組み合わせることも可能である。
上述の実施の形態では、MFP1の制御部11によって携帯情報端末100の画面の表示態様が制御される場合について示したが、携帯情報端末100は、携帯情報端末100自身のCPUの制御によって携帯情報端末100のリスト画面の表示態様を制御してもよい。表示装置は、画像形成装置の各種の設定を行うものである必要は無く、画像形成装置とは独立した表示を行うものであってもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 MFP
4 ネットワーク
4a ネットワークケーブル
11,111 制御部
12 固定記憶装置
13 無線I/F
14 画像読取装置
15 操作パネル
16 画像出力装置
17 プリンタコントローラー
18,112 ネットワークI/F
19 近接判定装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 NV−RAM
25 時計IC
31 テンキー
32 スタートキー
33,114 表示部
34 タッチパネル
35,116 向き判定部
100 携帯情報端末
113 メモリ部
115 タッチパネル入力部
F 操作棒
IM1 リスト
IM2 各種情報
K1,K2 キー
L1,L2 表示部の長辺
L3,L4 表示部の短辺
LG フリック距離
M1 リスト画面の長辺
P1 フリック操作の始点
P2 フリック操作の終点
TH サムネイル

Claims (11)

  1. 表示部を備えた表示装置であって、
    文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を前記表示部に表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段とは異なる態様で前記画面を前記表示部に表示する第2の表示手段と、
    前記リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段にてフリック操作を受け付けた場合に、前記画面が前記第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定して前記リストをスクロール表示する速度決定手段とを備え
    記第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ前記第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、前記速度決定手段は、受け付けた所定のフリック操作に対する、前記第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を前記第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する、表示装置。
  2. 前記速度決定手段は、さらに、
    前記第1の表示手段にて前記画面の全体を表示した場合の文字のサイズが、前記第2の表示手段にて前記画面の全体を表示した場合の文字のサイズよりも小さい場合、
    前記第2の表示手段にて前記画面の全体を表示した場合のリストの表示領域のスクロール方向の長さが、前記第1の表示手段にて前記画面の全体を表示した場合のリストの表示領域のスクロール方向の長さよりも長い場合、および
    前記第2の表示手段にて表示する画面のリストが、前記第1の表示手段にて表示する画面のリストの一部の情報を非表示としたものである場合
    のうち少なくともいずれか1つの場合に、受け付けた所定のフリック操作に対する、前記第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を前記第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部の向きを判定する向き判定手段と、
    前記向き判定手段にて判定した向きに基づいて、前記第1および第2の表示手段のうちいずれにて前記画面を表示するかを決定する第1の表示決定手段とをさらに備え、
    前記第1の表示手段は、略矩形である前記表示部の短辺に前記画面の長辺が対応するように前記画面を表示し、
    前記第2の表示手段は、略矩形である前記表示部の長辺に前記画面の長辺が対応するように前記画面を表示する、請求項に記載の表示装置。
  4. 前記第1の表示手段は、前記複数の情報の各々が第1の行数で表示されるように前記画面を表示し、
    前記第2の表示手段は、前記複数の情報の各々が前記第1の行数よりも多い第2の行数で表示されるように前記画面を表示する、請求項に記載の表示装置。
  5. 前記第1および第2の表示手段は、略矩形である前記表示部の短辺に前記画面の長辺が対応するように前記画面を表示し、
    前記第1の表示手段は、前記画面の全体を表示した場合に、前記表示部の長辺に沿った方向のリストの表示領域の長さが第1の長さとなるように前記画面を表示し、
    前記第2の表示手段は、前記画面の全体を表示した場合に、前記表示部の長辺に沿った方向のリストの表示領域の長さが前記第1の長さよりも長い第2の長さとなるように前記画面を表示する、請求項に記載の表示装置。
  6. 前記第1の表示手段は、リストに関するファイルのサムネイルをリストとともに表示し、
    前記第2の表示手段は、前記サムネイルを表示しない、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記表示装置を使用するユーザーの権限を特定する権限特定手段と、
    前記権限特定手段にて特定した権限に基づいて、前記第1および第2の表示手段のうちいずれにて前記画面を表示するかを決定する第2の表示決定手段とをさらに備え、
    前記第2の表示手段は、前記第1の表示手段にて表示する画面のリストの一部の情報を非表示とした態様で前記画面を表示する、請求項に記載の表示装置。
  8. 前記第1の表示手段にて表示する画面のリストに含まれる文字のサイズは、前記第2の表示手段にて表示する画面のリストに含まれる文字のサイズと同じである、請求項5〜7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記画面は、画像形成装置の各種の設定を行う設定画面である、請求項1〜のいずれかに記載の表示装置。
  10. 表示部と、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を前記表示部に表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは異なる態様で前記画面を前記表示部に表示する第2の表示手段とを備えた表示装置の制御方法であって、
    前記リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記操作受付ステップにてフリック操作を受け付けた場合に、前記画面が前記第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定して前記リストをスクロール表示する速度決定ステップとを備え
    記第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ前記第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、前記速度決定ステップにおいて、受け付けた所定のフリック操作に対する、前記第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を前記第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する、表示装置の制御方法。
  11. 表示部と、文字で表された複数の情報よりなるスクロール可能なリストを含む画面を前記表示部に表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは異なる態様で前記画面を前記表示部に表示する第2の表示手段とを備えた表示装置の制御プログラムであって、
    前記リストを所定の方向にスクロールさせるフリック操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記操作受付ステップにてフリック操作を受け付けた場合に、前記画面が前記第1および第2の表示手段のいずれにて表示されているかに基づいて、スクロール速度を決定して前記リストをスクロール表示する速度決定ステップとをコンピューターに実行させ
    記第1の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含み、かつ前記第2の表示手段にて表示する画面がリストに関するサムネイルを含まない場合に、前記速度決定ステップにおいて、受け付けた所定のフリック操作に対する、前記第1の表示手段にて表示したリストのスクロール速度を前記第2の表示手段にて表示したリストのスクロール速度よりも遅い速度に決定する、表示装置の制御プログラム。
JP2012189073A 2012-08-29 2012-08-29 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム Active JP5786828B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189073A JP5786828B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム
US14/012,228 US20140068502A1 (en) 2012-08-29 2013-08-28 Display device for displaying screen including scrollable list
CN201310380373.1A CN103677532B (zh) 2012-08-29 2013-08-28 显示包括能够滚动的列表的画面的显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189073A JP5786828B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014048735A JP2014048735A (ja) 2014-03-17
JP5786828B2 true JP5786828B2 (ja) 2015-09-30

Family

ID=50189285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012189073A Active JP5786828B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140068502A1 (ja)
JP (1) JP5786828B2 (ja)
CN (1) CN103677532B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5696721B2 (ja) * 2012-12-25 2015-04-08 コニカミノルタ株式会社 表示処理装置、画像形成装置、リモート画面の表示処理システム及び表示処理方法
JP6682183B2 (ja) 2014-11-14 2020-04-15 キヤノン株式会社 ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、コンピュータプログラム
JP6314923B2 (ja) * 2015-07-09 2018-04-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置
JP6512186B2 (ja) * 2016-03-30 2019-05-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及び表示制御プログラム
WO2019155811A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示制御装置、及び表示制御方法
JP2019181794A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、表示制御プログラム及び表示制御方法
JP7278743B2 (ja) * 2018-10-26 2023-05-22 キヤノン株式会社 画像処理装置、表示制御方法、およびプログラム
JP2020191521A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器および表示内容制御プログラム
CN111221460A (zh) * 2019-10-30 2020-06-02 维沃移动通信有限公司 一种内容滚动显示方法及电子设备
WO2023073933A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 京セラ株式会社 画像処理装置

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311174A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Hitachi Ltd 表示装置
JP2002182815A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Fujitsu Ltd 表示装置および表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2002279141A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 情報表示システム,情報表示方法,情報表示サーバ並びに情報表示プログラム
JP2002297344A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Minolta Co Ltd 画像出力装置
JP2003108487A (ja) * 2001-10-01 2003-04-11 Kenwood Corp 通信端末
JP2003150291A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Oki Electric Ind Co Ltd 携帯端末の画面表示制御方法及び装置
EP1553764A1 (en) * 2004-01-07 2005-07-13 Thomson Licensing S.A. System and process for selecting an item in a list of items and associated products
US7948448B2 (en) * 2004-04-01 2011-05-24 Polyvision Corporation Portable presentation system and methods for use therewith
JP2008020936A (ja) * 2004-10-18 2008-01-31 Riso Kagaku Corp プリンタサーバのジョブ情報管理方法、プリンタサーバ及びプリンタシステム
JP4548093B2 (ja) * 2004-11-01 2010-09-22 日本電気株式会社 携帯端末装置及び携帯端末装置の表示データ編集方法
US20060101162A1 (en) * 2004-11-08 2006-05-11 Opera Software Asa Method and device for adapting a computer program to a device on which it is installed
JP4687960B2 (ja) * 2005-06-16 2011-05-25 日本電気株式会社 メール一覧表示システム、方法、プログラム及び通信端末
KR100877829B1 (ko) * 2006-03-21 2009-01-12 엘지전자 주식회사 스크롤링 기능을 갖는 단말기 및 그 스크롤링 방법
JP2008018545A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9304675B2 (en) * 2006-09-06 2016-04-05 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging
US8213041B2 (en) * 2006-09-25 2012-07-03 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus provided with an image filing function for saving files in an organized manner
KR101119115B1 (ko) * 2006-10-18 2012-03-16 엘지전자 주식회사 스크롤 장치를 가진 이동통신 단말기 및 이를 이용한 입력신호 처리방법
US20080126191A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-29 Richard Schiavi System and method for tagging, searching for, and presenting items contained within video media assets
JP2008129781A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sky Kk スクロール制御システム
US8689132B2 (en) * 2007-01-07 2014-04-01 Apple Inc. Portable electronic device, method, and graphical user interface for displaying electronic documents and lists
US20080216125A1 (en) * 2007-03-01 2008-09-04 Microsoft Corporation Mobile Device Collaboration
JP5211530B2 (ja) * 2007-03-30 2013-06-12 富士ゼロックス株式会社 情報提供システム、情報提供装置、及びプログラム
JP4310358B2 (ja) * 2007-10-22 2009-08-05 シャープ株式会社 文字のスクロール表示装置、文字のスクロール表示方法、表示制御プログラムおよび記録媒体
JP4481339B2 (ja) * 2008-05-16 2010-06-16 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR101019039B1 (ko) * 2008-05-22 2011-03-04 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 단말기 및 데이터 검색 방법.
CN102203850A (zh) * 2008-09-12 2011-09-28 格斯图尔泰克公司 相对于用户而定向所显示的元素
US8644757B2 (en) * 2008-12-04 2014-02-04 Nokia Corporation Method and system for creation and control of virtual rendering devices
US20100269038A1 (en) * 2009-04-17 2010-10-21 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Variable Rate Scrolling
JP2011160167A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 記録再生装置
JP2012063880A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nec Corp スクロール制御装置、制御方法、及び、制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20140068502A1 (en) 2014-03-06
CN103677532B (zh) 2017-12-29
CN103677532A (zh) 2014-03-26
JP2014048735A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5786828B2 (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、および表示装置の制御プログラム
JP5962465B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、および画像処理方法
US9141269B2 (en) Display system provided with first display device and second display device
US9325868B2 (en) Image processor displaying plural function keys in scrollable state
JP2008310543A (ja) 画像選択装置および画像選択方法
JP6035985B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御プログラム、および画像処理システム
KR20110047816A (ko) 화상형성장치 및 화상형성장치의 타겟영역 확대 표시방법
CN109246327B9 (zh) 接受滚动操作的图像形成装置
WO2013080510A1 (en) Information processing apparatus, method for controlling display, and program therefor
JP2014160323A (ja) 表示装置および表示プログラム
JP5967917B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2019219792A (ja) 表示制御装置、画像形成装置、およびプログラム
US8982397B2 (en) Image processing device, non-transitory computer readable recording medium and operational event determining method
JP2011227397A (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
CN114063867A (zh) 图像处理装置、图像处理装置的控制方法和记录介质
JP2024025795A (ja) 画像処理装置
JPWO2017169630A1 (ja) 表示装置
JP6365529B2 (ja) 端末装置、情報表示方法及びプログラム
JP5853778B2 (ja) 印刷設定装置、印刷設定方法、印刷設定プログラムおよび記録媒体
JP5810498B2 (ja) 表示処理装置およびコンピュータプログラム
JP2015014888A (ja) 操作装置、画像形成装置、操作装置の制御方法、及びプログラム
JP6372116B2 (ja) 表示処理装置、画面表示方法およびコンピュータープログラム
JP7052842B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2019139679A (ja) 画像処理装置、画面取扱い方法、およびコンピュータプログラム
JP2013141110A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5786828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150